JP3332504B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像形成装置Info
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Description
ァクシミリ装置等の画像形成装置に給紙カセットやマル
チトレイ等の記録紙収納部から記録紙を供給するための
シート給送装置に関する。
0及び図11に電子写真記録を用いた白黒LBP(レー
ザービームプリンタ)を示す。
小さくするために、記録紙収納部(給紙カセット)から
シート排出部へ至るまでのシートパスを屈曲させたU字
形タイプやS字形タイプの形状とした装置構成が多くと
られている。
の前面(図中左側面)に給紙カセット101を挿入する
ための給紙カセット挿入口100aと開閉可能なマルチ
給紙トレイ102が設けられ、給紙カセット101は給
紙カセット挿入口100aから装置本体内に挿入収納さ
れる。装置本体には、給紙カセット101から送り出さ
れる記録紙(以下シートという)Pに画像を形成するた
めの画像形成部103が設けられている。
1から給紙ローラ104により送り出されたシートPが
搬送ガイド105,106に沿ってレジストローラ対1
07に送られ、レジストローラ対107のニップ部に沿
って突き当れられることにより斜行取りがなされる。そ
の後、所定のタイミングでレジストローラ対107が回
転を開始してシートPは画像形成部103に送られる。
は、転写ローラ108と、プロセスカートリッジ109
内の像担持体としての感光ドラム110とからなる画像
転写部に給送され、シートPに画像が転写される。画像
が転写されたシートPは画像定着装置111に搬送され
て画像が定着され、定着されたシートPは排紙ローラ1
12によって装置天板を兼ねるフェイスダウントレイ1
13へ排出される。
を行う場合には、マルチ給紙トレイ102を開き、シー
トPを積載する。積載されたシートPはマルチ給紙ロー
ラ114により一枚ずつ送り出されて搬送ガイド115
に沿ってレジストローラ対107に送られる。その後
は、給紙カセット101からのシートPと同様の搬送が
行われる。
101やマルチ給紙トレイ102などの給紙部から排紙
部へ至る略垂直方向の搬送経路を境として、装置前面部
側(左側部位)が下側に設けた支点軸116を中心とし
て、プロセスカートリッジ109やスキャナー部117
を配設した装置本体側に対して2点鎖線で示したよう
に、装置左側へ略90。回動して開くことができるよう
になっている。
るマルチ給紙トレイ102、マルチ給紙ローラ114、
搬送ガイド115などのマルチ給紙ユニットや、一方の
レジストローラ107、転写ローラ108、画像定着装
置111、排紙ローラ112などが取り付けられてい
る。
態で図示しないロック手段により保持されており、ロッ
ク手段を解除することにより、略垂直方向搬送経路をほ
ぼ境として大きくf方向に解放することができる。
スカートリッジ109が装置本体の取り付け部に対して
g−h方向に着脱することができる。さらに、装置内の
搬送経路途中でのシートPの詰まり等の処理も容易に行
うことができる。
は、シートパスがS字タイプであり、給紙カセット12
1またはマルチ給紙トレイ122からシートPが送り出
される。装置本体の一側面に給紙カセット121の挿入
口120aとマルチ給紙トレイ122が設けられてお
り、給紙カセット121は全体が装置本体内に挿入収納
される。
1から給紙ローラ123により送り出されたシートPは
搬送ガイド124,125に沿って反転され、レジスト
ローラ対126に到達し、画像転写部128そして画像
定着装置129に搬送されて行く。画像定着装置129
を出たシートPは搬送ガイド130,131により反転
され搬送ローラ133、排出ローラ134により装置の
天板を利用したフェースダウントレイ135へ搬送、排
出される。
は、マルチ給紙トレイ122を開き、そこに積載したシ
ートPをマルチ給紙ローラ136により送り出して搬送
ガイド124,137に沿ってレジストローラ対126
に送り、それ以後は上記給紙カセット121からのシー
トPの給送と同様の搬送が行われる。
一部が開き、ここからg−h方向にプロセスカートリッ
ジ139の着脱操作が行え、さらに、装置内部でのシー
トPの詰まり等の処置もプロセスカートリッジ139を
取り外してから行うことができる。なお、定着後のシー
トP詰まりは背面カバー140を開くことで行われる。
種々のカラーLBPが生産されている。このカラーLB
P150においても装置全体の小型化が重要となってお
り、図12に示すよう、装置本体の下部に装着される給
紙カセット151の上方に転写ドラム152を配置する
ことにより小型化を図ったものが考案されている。
送り出されたシートPをU字タイプのシートパス153
により反転させて転写ドラム152まで搬送し、シート
Pを転写ドラム152に巻き付けて、感光ドラム154
から画像が転写されて画像形成が行われる。
LBP150では、転写ドラム152においてシートP
をグリッパ155により先端を把持して巻き付けるよう
になっており、図13に示すように、A部においてグリ
ップミス等によりシートP詰まりが生じた場合に、従来
のLBPのようにカセット装着側の側面150aを開閉
するようにして詰まったシートPを取り出そうとして
も、給紙部156やガイド157が邪魔となってA部ま
で手が届かず処理ができない場合が生じた。
を正面側(図中紙面に垂直方向)に引き出してジャム処
理を行う構造とすることが考えられるが、カラーLBP
では転写ドラム152と感光ドラム154との位置関係
が非常に重要であり、転写ドラム152を引き出す構成
とすると、ドラム152と154との位置合わせをする
ための特別な位置合わせ機構が必要となったり、引き出
すためのスライド機構の強度を高めなければならず、コ
スト高となり装置全体が大型化するなどの問題点が生じ
る。
もので、その目的とするところは、カラーLBPにおい
てシートP給送部から画像形成部までの間におけるジャ
ム処理を容易にすることにある。
する給紙カセットと、前記給紙カセットに収容されてい
るシートを送り出す給送ローラを具備するカセット給送
ユニットと、前記カセット給送ユニットの外側に配置さ
れ、マルチ給送トレイと、前記マルチ給送トレイに積載
されたシートを送り出すマルチ給送ローラと、を具備す
るマルチ給送ユニットと、前記マルチ給送ユニットを装
置本体に対して開閉可能に支持すると共に、前記カセッ
ト給送ユニットを装置本体から外部に移動可能に支持す
る支持手段と、前記カセット給送ユニットの外部への移
動を規制するロック手段と、を備え、前記ロック手段を
前記マルチ給送ユニットの内側に配置して、マルチ給送
ユニットを開いた後にロック手段を解除可能とすること
を特徴とするものである。
に画像形成部の近傍でジャム(シートの詰まり)が発生
しても、マルチ給送ユニットを開口すると共にカセット
給送ユニットを引き出すことにより、装置内にシートを
処理するための空間を大きくとることができるため、容
易に詰まったシートの除去ができる。
の縦断面図を示す。図2乃至図4は、図1のカラーLB
Pに装着されているシート給送装置のシート給送部の拡
大図であり、図2は、シート給送部がLBPに装着され
作動可能な状態にある図を示し、図3は、マルチ給紙ユ
ニットを回動して開いた状態を示し、図4は、シート給
送部全体を引き出した状態を示したものである。
る。この装置においては小型化が図られており、図1に
示すように各要素ユニットが適宜配置されている。
31と転写ドラム32の投影下に配置され、その全体が
装置本体に挿入収納されている。また、シート給送部3
3は給紙カセット4と転写ドラム32の図中右側(シー
トPの搬送方向の下流側近傍)に配置され、画像定着装
置8はシート給送部33の投影上に配置されている。
プとU字タイプとが組み合わされたタイプとなってお
り、実質的な設置面積をかなり小さくして装置全体の小
型化を実現している。
33aとカセット給送ユニット33bとの二つのシート
給送ユニットから構成されている。
セット4に収納されているシートPを送り出す給送ロー
ラ5と、給送ローラ5により送り出されたシートPを一
枚ずつ分離するためのリタードローラ(逆転ローラ)2
7を備えている。
により送り出されたシートPはリタードローラ27より
確実に1枚ずつ分離給送され、搬送ガイド18,19に
より反転されて搬送ローラ28、アイドラコロ29によ
りレジストローラ6へ送られる。
リッパ32fが設けられており、、レジストローラ6に
よって斜行取りされて所定のタイミングと速度で搬送さ
れてくるシートPの先端を把持するようになっている。
32gが接離可能に設けられており、シートPを静電吸
着ローラ32gと転写ドラム32とで挟み込むようにし
て転写ドラム32の外周に圧接し、かつ、静電吸着ロー
ラ32gと転写ドラム32との間に電圧を印加すること
により、誘電体であるシートPと転写ドラム32の誘電
体層32dに電荷を誘起し、シートPを転写ドラム32
の外周に静電吸着するように構成されている。
せる方法としては、前記静電吸着に限らず、空気による
吸引方法等で行っても良い。
回転に同期して像担持体としての回転感光ドラム2aを
図1の矢印方向へ回転させ、この感光ドラム2aに対し
て帯電手段2bによって感光ドラム2aの表面を均一に
帯電すると共に、スキャナー部1によりマゼンダ画像の
光照射を行い、感光ドラム2a上にマゼンダ潜像を形成
する。
1Mを駆動し前記感光ドラム2a上の潜像にマゼンダト
ナーが付着するように感光ドラム2aの帯電極性と同極
性で略同電位の電圧を印加してマゼンダを現像し、転写
ドラム32に前記マゼンダトナーと逆極性の電圧を印加
して感光ドラム2a上のマゼンダトナーを転写ドラム3
2上のシートPに転写する。
終了すると、次の現像器が回転移動し感光ドラム2aに
対向した位置に位置決めされ、マゼンダと同様にして、
シアン、イエロー、及びブラックの潜像形成及びトナー
転写を順次行い、シートP上にカラー現像を形成する
(この間、転写ドラム32は4回転する)。
ッパ32fから解除され、分離爪30の作動により転写
ドラム32から剥離して画像定着装置8へ搬送され(搬
送方向は反転する)、該画像定着装置8でトナー定着を
行った後に搬送ガイド21,22によって反転搬送さ
れ、排紙ローラ9によって装置天板を利用したフェース
ダウントレイ10へ排出される。
給送トレイ15からのシートPの給送を行う場合には、
マルチ給送トレイ15を開いてシートPを積載した後、
マルチ給送ローラ16が回転して分離パッド17と協働
してシートPを一枚ずつ分離給送し、搬送ローラ28、
アイドラコロ29によりレジストローラ6へ到達し、以
下、上述した給紙カセット4からの給紙と同様に搬送さ
れていく。
ッジ2及びマゼンダ、シアン、イエロー、ブラックの各
現像カートリッジ31M,31C,31Y,31Bkは
シートPの搬送方向と直角な方向(図1の紙面に垂直な
方向)へ着脱可能に支持されている。
給送ユニット33a及びカセット給送ユニット33bに
ついて詳細に説明する。
を中心に回動し、図2の状態から図3に示すように、外
側へ開くことができるようになっている。このマルチ給
送ユニット33aの両サイドにはロックリンク51が左
右同位相で支点軸52を中心に回動自在に設けらてお
り、また、マルチ給送ユニット開閉レバー54は支点軸
55を中心に回転自在に設けられている。
の間にはそれぞれ引っ張りばね56が掛けられており、
ロックリンク51はカセット給送ユニット33bの両サ
イドのロック溝53にそれぞれ嵌り込むことによってマ
ルチ給送ユニット33aをカセット給送ユニット33b
に固定している。
示すように、内側スライドガイド57と、位置決めピン
58,59と、突き当て部62とがそれぞれ左右両サイ
ドに配置されている。一方の位置決めピン58はシート
Pの搬送方向に平行に設けられており、他方の位置決め
ピン59はシートPの搬送方向と直交する方向にそれぞ
れ設けられている。
サイドにはロックレバー60が左右同位相で支点軸61
を中心に回転自在に設けられている。左右両方のロック
レバー60とカセット給送ユニット33bの間にはそれ
ぞれ引っ張りばね62が掛けられており、ロックレバー
60には支点軸61を中心として図2に示す矢印方向の
モーメント力Mが作用している。ロックレバー60に
は、先端にテーパー部60a及び60bが形成されてい
る。
の装置本体側の底板63の形状を示す斜視図である。
シート給送部33の押し込み量を規制するための切り起
こし部64が設けられており、両サイドには外側スライ
ドガイド65を取り付けるための切り起こし部67が設
けられている。突き当て用の切り起こし部64は、カセ
ット給紙ユニット33bを正規の位置に位置決めするた
めの基準面を形成し、該切り起こし部64には、カセッ
ト給送ユニット33bに設けた位置決めピン58が嵌入
するための嵌合穴68,69が形成されている。
るための丸穴であり、他方の嵌合穴69は上下方向のみ
を規制し、位置決めピン58の取り付け間隔の誤差を吸
収するために横長穴に形成されている。
ト33bに設けられたフロントローディングコネクタ7
0a(図7に図示)と結合するフロントローディングコ
ネクタ70bが設けられている。
セット給送ユニット33bに設けられた位置決めピン5
9が嵌り込むための嵌合溝71がそれぞれ設けられてい
る(上下方向のみ規制)。また、外側スライドガイド6
5には、滑りをよくするためのモールド部品66が嵌め
込まれている。
本体に位置決めされ収納された状態にある。このとき、
カセット給送ユニット33bに設けられた位置決めピン
58は装置本体の切り起こし部64に設けられた嵌合穴
68,69にそれぞれ嵌合し、また、位置決めピン59
は外側スライドガイド65に設けられた嵌合溝66にそ
れぞれ嵌合している。
図6に示すように、内側スライドガイド57と外側スラ
イドガイド65との間にx(y)=0.5mmから2m
m程度の隙間(遊び)が上下左右に設けられており、シ
ート給送部33は浮いた状態で位置決めされている。
設けられたロックレバー60のテーパー部60aは図示
しない本体装置側板より突き出て設けられた固定ピン7
2を引っ張りばね62の力で押さえつけ、その反力によ
ってカセット給送ユニット33bに設けられた突き当て
部62を装置本体底板63の切り起こし部64に押し付
けている。すなわち、シート給送部33は反力Fの分力
Faで両サイドがそれぞれ水平方向に押し込まれて位置
決め固定されることとなる。ここで、固定ピン72がな
い場合には、ロックレバー60は図2の二点鎖線の位置
(カセット給送ユニット33bに設けられたストッパ7
3に当たる位置)まで回転するようになっている。
バー54を二点鎖線の位置まで回転させると、ロックリ
ンク51が二点鎖線で示した位置まで回転しカセット給
送ユニット33bのロック溝53から開放され、マルチ
給送ユニット33aは支点軸20を中心に回動して開く
ことができる。
よってカセット給送ユニット33bと連結されており、
一定の角度開いた状態で止まる(図3の状態)。リンク
74に固定された軸75はマルチ給送ユニット33aに
開けられた穴(図示せず)を回転し、リンク74に開け
られた長穴76はカセット給送ユニット33bに固定さ
れた軸77をスライドしていく。また、リンク74とカ
セット給送ユニット33bの間には引っ張りばね78が
掛けられており、マルチ給送ユニット33aを開けると
きに急激に落下しないようにダンパーの役目を果たして
いる。
給送ユニット33aに取り付けられたマルチ外装カバー
80の内側に位置するので触れることができないように
なっている。図3に示すように、マルチ給送ユニット3
3aのマルチ外装カバー80を開いた状態にすることで
初めてロックレバー60に触れることができる。
60をカセット給送ユニット33bのストッパ79に当
たるまで回転させることにより、スライドロックを解除
することができる。そして、ロックレバー60をそのま
ま引くことで、シート給送部33全体を外部に引き出す
ことができる。
位置決めピン58,59はそれぞれ嵌合穴68,69及
び嵌合溝71から外れ、内側スライドガイド57は外側
スライドガイド65のモールド66上に落ちて滑ってい
く。このとき、フローティングコネクタ70a,70b
も外れていく。そして、シート給送部33は内側スライ
ドガイド57の切り起こし部81が外側スライドガイド
65のストッパ82に当たるまで引き出される(図4の
状態)。
ロックリンク51はカセット給送ユニット33bのテー
パー部83を滑ってロック溝53に落ち込み固定され
る。そして、シート給送部33を押していくと内側スラ
イドガイド57は外側スライドガイド65を滑ってい
き、やがて位置決めピン58,59は装置本体側の嵌合
穴68,69及び嵌合溝71に入り込んでいく。
置決めピン58がスムーズに嵌合穴68,69に入り込
むように位置決めピン58の先端にはテーパーが設けら
れている。このテーパーの寸法zは、内側スライドガイ
ド57と外側スライドガイド65との間の隙間の寸法
x,yよりも大きく設定されており、確実に位置決めピ
ン58が挿入されるようになっている。また、嵌合溝7
1の入口側上下に、位置決めピン59が挿入し易いよう
にテーパーが形成されている。
0bは確実に嵌り込むように位置決めピン58の近傍に
設けられており、フローティングコネクタ70a,70
bの結合される前に位置決めピン58と嵌合穴68,6
9の嵌合が開始されるように位置決めピン58の長さl
が設定されている。
に到達すると、ロックレバー60のテーパー部60bが
該固定ピン72を乗り越えてテーパー部60a側に落ち
込み、図2で示した反力によりシート給送部33は装置
本体側底板63の位置決め用切り起こし部64に押し付
けられて固定される。ロックレバー60のテーパー部6
0bはテーパー部60aよりも傾斜が緩やかに形成され
ており、固定ピン72が乗り越え易くなっており、乗り
越えた後はテーパー部60aによって固定ピン72が付
勢され、カセット給送ユニット33bが本体側の切り起
こし部64に突き当てられて、シート給送部33が正規
の位置に位置決めされる。
33の主断面図である。図8はマルチ給送ユニット33
aが閉じた状態を示し、図9はマルチ給送ユニット33
aが開いた状態を示している。
されたシートPはリタードローラ27で搬送され(重送
されたシートPは給紙カセット4へ戻される)、搬送ガ
イド18,19、フラッパ84によって反転される。そ
の後、搬送ローラ28、アイドラコロ29によってレジ
ストローラ6へ到達し、その後は前述のプロセスで搬送
される。
送ローラ5aにより送り出されたシートPはリタードロ
ーラ27aにより搬送ガイド87,88に沿って搬送さ
れ、装置本体底板63に開けられた長穴89を通過して
行く。シートPはその後、マルチ給送ユニット33aの
一部で構成された搬送ガイド86と搬送ガイド85に沿
って反転されて搬送され、フラッパ84によって搬送ロ
ーラ28とアイドラコロ29のローラ対にスムーズに案
内される。そして、シートPはレジストローラ6に到達
し、以下同様のプロセスで画像形成されて搬送されてい
く。
に軸91を中心にある範囲で回転可能に設けられ、マル
チ給紙ローラ16で給送されたシートPは搬送ガイド9
0と該フラッパ84の間を搬送されていく。これによ
り、給紙カセット4、オプション給紙カセット4a、マ
ルチ給送トレイ15からのそれぞれの搬送経路をスムー
ズに切換えている。
4aとも給紙カセット4,4aの装着は装置手前側(シ
ートP搬送方向に直角方向)から行われる。
状態を示し、オプション給紙カセット4aを含めシート
給送部33内でのジャム処理が簡単に行えることが分か
る。
効果を奏する。 (a) スライドガイド57,65は単なる案内溝であ
り、位置決めピン58,59によってシート給送部33
の位置決めを行う構成としたため、構造が簡単で安価で
ある。 (b) マルチ給送ユニット33aを開けなければ、シ
ート給送部33全体を引き出すことができないようにし
たため、まず、シート給送部33でのジャムを確認し、
ジャムが発生していない場合には、シート給送部33を
引き出して転写ドラム32下部でのジャムを確認するよ
うに、系統立てたジャム処理動作をさせることができる
ため、操作者に不要な動作をさせることがなくジャム処
理の操作性を向上させることができる。 (c) マルチ給送ユニット33aにオプションカセッ
ト4aからのシートの搬送ガイドの一部を設けることに
より、オプションカセット給送部でのジャム処理を容易
にすることができる。 (d) 装置本体側に設けた切り起こし部64(基準
面)にシート給送部33を突き当てるようにしたため、
シート給送部33と装置本体側の画像形成部にある転写
ドラム32等に対する位置決めが簡単な構成で正確に行
なうことができる。 (e) マルチ給送ユニット33aにフラッパ84を設
けることにより、給紙カセット4、オプションカセット
4a、マルチ給送ユニット33aからの3つのシート搬
送路をスムーズに切り替えることができ、ジャムの発生
を抑えることができる。 (f) 転写ドラムを引き出すことなくジャム処理が行
えるため、転写ドラムを引き出す機構が必要なくなり、
装置の小型化及びコストダウンが図れる。
した実施例に限定されるものではなく、例えば、複写
機、ファクシミリなどの他の形式の画像形成装置に適用
してもよい。
マルチ給送ユニットを開閉可能にすると共にカセット給
送ユニットを装置本体の外部に引き出せるようにしたた
め、画像形成部近傍でのジャム(シート詰まり)に対し
て、処理をするための空間が確保されるため、容易にジ
ャム処理を行うことができる。
ラーLBPの縦断面図
給送ユニットを開けた状態を示す拡大図
置から引き出した状態を示す拡大図
せるためのスライド機構を示す斜視図
めピンを示す図
備えた場合のシート給送部の拡大図
備えた場合のシート給送部で、マルチ給送ユニットを開
けた状態を示す図
にマルチ給送ユニットを開けた状態を示す図
Claims (8)
- 【請求項1】 シートを収容する給紙カセットと、 前記給紙カセットに収容されているシートを送り出す給
送ローラを具備するカセット給送ユニットと、前記カセット給送ユニットの外側に配置され、 マルチ給
送トレイと、前記マルチ給送トレイに積載されたシート
を送り出すマルチ給送ローラと、を具備するマルチ給送
ユニットと、 前記マルチ給送ユニットを装置本体に対して開閉可能に
支持すると共に、前記カセット給送ユニットを装置本体
から外部に移動可能に支持する支持手段と、前記カセット給送ユニットの外部への移動を規制するロ
ック手段と、 を備え、 前記ロック手段を前記マルチ給送ユニットの内側に配置
して、マルチ給送ユニットを開いた後にロック手段を解
除可能とする ことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 前記マルチ給送ユニットの開閉を規制す
る開閉ロック手段を有し、前記開閉ロック手段は、前記
カセット給送ユニットに係合することにより前記マルチ
給送ユニットが開くのを規制することを特徴とする請求
項1に記載のシート給送装置。 - 【請求項3】 前記カセット給送ユニットは、前記給送
ローラにより送り出されたシートを一枚ずつ分離する分
離手段と、前記分離手段により分離されて送られるシー
トの送り方向を反転する反転ガイド部と、を有し、 前記マルチ給送ユニットは、前記マルチ給送ローラによ
り送り出されたシートを一枚づつ分離するマルチ分離手
段を有し、前記マルチ給送ユニットから送り出されるシ
ートは前記反転ガイド部の下流側に合流することを特徴
とする請求項1に記載のシート給送装置。 - 【請求項4】 前記支持手段は、カセット給送ユニット
をスライド移動させるためのスライド機構を有し、前記
スライド機構は、装置本体側に設けられた固定ガイド
と、前記カセット給送ユニット側に設けられ、前記固定
ガイドに摺動可能な摺動ガイドと、を備え、 前記給送ローラによる前記給紙カセットからのシートの
送り出し方向と同一方向に前記カセット給送ユニットを
移動させるように支持する ことを特徴とする請求項1に
記載のシート給送装置。 - 【請求項5】 前記カセット給送ユニットは、装置本体
内で位置決めするための位置決め手段を有し、前記位置
決め手段は、装置本体または前記カセット給送ユニット
のいずれか一方に設けられた位置決めピンと、他方に設
けられた、前記位置決めピンが嵌合する嵌合部と、を備
え、 前記位置決めピンと前記嵌合部とが嵌合することにより
前記カセット給送ユニットを装置本体内の所定の位置に
位置決めすることを特徴とする請求項1に記載のシート
給送装置。 - 【請求項6】 前記給紙カセットは、前記カセット給送
ユニットによるシートの送り出し方向と直交する方向に
引き出し可能に設けられていることを特徴とする請求項
1に記載のシート給送装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
シート給送装置と、前記給紙カセット及び前記マルチ給
送ユニットから送り出されたシートに画像を形成するた
めの画像形成手段と、を具備したことを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項8】 前記装置本体の下側に、給紙カセットを
装着可能なオプション給送ユニットを連結可能とし、前
記オプション給送ユニットの給紙カセットから送り出さ
れたシートを搬送する搬送手段の一部を前記マルチ給送
ユニットの一部で構成することを特徴とする請求項7に
記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26252793A JP3332504B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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