JP3332086B2 - 情報入力端末装置 - Google Patents

情報入力端末装置

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JP3332086B2
JP3332086B2 JP33170891A JP33170891A JP3332086B2 JP 3332086 B2 JP3332086 B2 JP 3332086B2 JP 33170891 A JP33170891 A JP 33170891A JP 33170891 A JP33170891 A JP 33170891A JP 3332086 B2 JP3332086 B2 JP 3332086B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個人識別情報が記憶さ
ている記憶媒体を使用して情報の入力が行われる情報入
力端末装置に係り、特に情報の既入力を表示するように
して、確実に情報が入力されたか否かをローカル(端末
装置側で)に確認できる情報入力端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータシステムが社会の各
分野に導入されつつあり、該システムの端末装置を利用
するにあたり、本人識別手段として個人識別情報(識別
番号等)が予め記憶され持ち運び可能とされた、磁気カ
ード、バーコード付カード、ICカード等の記憶媒体を
使用し、個人毎に該個人に関する情報(以下、個人情報
と記す)の入力が行われる情報入力端末装置が採用され
る傾向がある。
【0003】上記のような記憶媒体を入力手段に使用す
る情報入力端末装置においては、一般に記憶媒体を情報
入力端末装置の所定部に差し込んで、記憶媒体に予め記
憶されている個人識別情報を読み取らせ、その際該個人
識別情報とともに所望の個人情報を情報入力端末装置に
入力して記憶させることがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
情報入力端末装置においては、たとえ記憶媒体が上記端
末装置の所定部に差し込まれて所望の情報の入力が既に
なされていたとしても、一般に該記憶媒体自体には何ら
印刷等がなされないから、本当に差し込んで情報の入力
を行ったかどうか不安になることがあった。すなわち、
たった今行った動作を本人が忘れてしまうことがあった
からである(特に、日常習慣的に繰り返し行われる動作
に、この傾向がある)。このように、情報の既入力を確
認する手段がなかったのである。
【0005】このため、本人が記憶媒体を端末装置の所
定部に再び差し込んで、情報の再入力を行うようなこと
がなされてきた。この場合、既に情報の入力が行われて
いた場合には、二度目の入力動作は全く無駄な動作とな
り、その上端末装置またはホスト計算機の容量が有限で
あるメモリにも同一または同様の不必要な情報が記憶さ
れてしまうから、メモリの有効利用の妨げになっている
という問題があった。
【0006】また、プリンタを設けて、今し方行った動
作の確認のため端末装置に記憶されている情報をプリン
トアウトすることも行われていたが、既入力情報の確認
のためにプリンタを設け且つ操作することは、装置の活
用としては不経済であり又煩わしいという問題があっ
た。また、プリンタはメカ部を有し、装置全体の信頼性
を低下させるデメリットもある。
【0007】この場合、ローカルに(端末装置側で)、
今し方入力された情報を確認できる情報入力端末装置は
存在しなかったが、その代わりホスト計算機にオンライ
ンで照会するようなことがなされてきた。しかし、照会
とは、たった今入力動作が行われたかどうか、今し方入
力した情報が端末装置に確実に入力されているかどうか
を単に確認するためになされるものではなく、他の端末
装置からも転送され今までに蓄積された情報、さらには
何らかの業務処理がなされた情報の中から必要な情報を
得るためになされるものであり、その性格が異なるもの
である。
【0008】また、照会毎に、ホスト計算機のメモリに
入力されている個人識別情報に基づき、対応する個人情
報を検索して端末装置に対象となる個人情報を転送して
いたのでは時間がかかってしまい、単なる今し方入力さ
れた情報の確認のための操作としては待ち時間が長くな
ってしまうという問題があった。
【0009】本発明は、ローカルに、今し方本当に情報
の入力動作が行われ、確実に情報の入力がなされている
か否かを表示により確認することができ、その上メモリ
容量の削減化が図られ、装置の効率的活用がなされ、確
認表示までの待ち時間が短縮化される情報入力端末装置
を実現しようとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。情報入力手段1(図1の原理ブロック図を参
照、以下同じ)は、個人識別情報を有する記憶媒体(例
えば従業員番号を記憶する磁気カード等)が用いられ
て、個人識別情報および個人情報を入力する。
【0011】確認信号入力手段2は、例えば確認キーが
備えられ、上記個人情報が既に入力されているかどうか
を確認するための確認信号を入力する。記憶手段3は、
上記情報入力手段1から、入力される個人識別情報およ
び個人情報を記憶する。
【0012】表示手段4は、LCD(液晶表示装置)、
LED(発光ダイオード)表示パネル等が利用され、上
記記憶手段3に記憶されている情報を表示する。検索・
表示制御手段5は、上記確認信号が入力されるとともに
上記個人識別情報が入力された際、該個人識別情報に対
応する個人情報を上記記憶手段3に記憶されている情報
から検索し、上記表示手段4を制御して検索結果を表示
させる。
【0013】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。確認信
号入力手段2から確認信号が入力されずに、情報入力手
段1から個人識別情報および個人情報が入力されると、
該個人情報は該個人識別情報に対応して記憶手段3に記
憶される。また、確認信号入力手段2から確認信号が入
力されるとともに情報入力手段1から個人識別情報が入
力されると、検索・表示制御手段5は、該個人識別情報
に対応する個人情報を上記記憶手段3に記憶されている
情報から検索し、検索結果を表示させるよう表示手段4
を制御する。
【0014】従って、ローカルに(端末装置側で)、確
実に情報の入力がなされているか否かを表示により確認
することができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例を図2乃至図7を参照しながら
説明する。ここで、以下の説明では便宜上情報入力端末
装置が、使用される持ち運び可能な記憶媒体が、個人識
別情報として従業員番号が記憶される磁気カードであ
り、該磁気カードに磁気記録された個人識別情報を読み
取るカードリーダが付設されるタイムレコーダに適用さ
れた場合を例にとる。
【0016】図2は、第1の実施例の情報入力端末装置
であるカードリーダ付タイムレコーダの外観図である。
同図に示すように、カードリーダ付タイムレコーダ11
は、従業員各自が有する磁気カード13cが挿入される
磁気カードリーダ13(図3参照)のカード挿入部13
aと、情報および信号等を入力するテンキー15と、既
入力の情報等を表示する表示部20を備えている。
【0017】図3は、図2に示すカードリーダ付タイム
レコーダ11の構成を示すブロック図である。同図に示
すように、情報・信号入力部12は、磁気カードリーダ
13と、時刻計時部14と、テンキー15を有してい
る。
【0018】磁気カードリーダ13は、例えば従業員の
出勤・退勤時に各自有する磁気カード13c(図2参
照)がカード挿入部13a(図2参照)に挿入される
と、予め記憶されていた各個人別の従業員番号を読み取
る。時刻計時部14は、個人情報として例えば各従業員
の出勤・退勤時刻を記録するため、磁気カード13cが
カード挿入部13aに挿入された時刻を計時する。そし
て、磁気カード13cが挿入された時点における上記読
み取られまた計時された情報(従業員番号・時刻)は同
時にCPU(中央処理装置)16に出力される。
【0019】テンキー15は、そのキーの中の予め定め
られたキー15a(図2参照)が操作されると、情報
(この場合、時刻)の既入力を確認するための確認信号
となるトリガをCPU16に送出する(以下、上記予め
定められたキー15aを確認キーと記す)。さらに、テ
ンキー15は、上記トリガの送出に限らずキー操作がな
されることで、他の情報(従業員番号等)をCPU16
に入力することもできる。
【0020】ROM17には、CPU16が実行すべき
プログラムが格納される。RAM18には、ワークとし
ての領域、入力される情報(この場合、従業員番号、時
刻)を一時記憶するテーブルが設けられる。情報・信号
入力部12で読み取られ又計時されて入力された情報
(例えば、従業員番号,時刻)は、上記テーブルに格納
される。該テーブルは図4に示すようなものであり、例
えば個人識別情報として従業員番号と、個人情報として
該従業員番号毎に対応する出勤時刻、退勤時刻が格納さ
れる。
【0021】また、CPU16は、確認キー15aが操
作されるとともに、カード挿入部13aに磁気カード1
3cが挿入された場合には、今回のカード挿入は情報の
既入力を確認するための挿入であると判断し、入力され
た情報(従業員番号,時刻)のテーブルへの格納は行わ
ない。この場合、今回のカード挿入で読み取られ入力さ
れた従業員番号に基づき、以前に確認キー15aの操作
を伴わずにカード挿入された際に入力が行われて既に上
記テーブルに格納されている情報から、該従業員番号に
対応する対象情報(時刻)を検索する。そして、表示制
御部19を制御して、例えばLCD(液晶表示装置)、
LED(発光ダイオード)表示パネル等の種々のものを
利用して形成される表示部20に、検索結果である対象
情報を表示させる。
【0022】さらに図示していないが、誤操作等を報知
するためのアラームが付設されている。また、上記情報
入力端末装置であるカードリーダ付タイムレコーダ11
のCPU16は、回路インタフェースを介して図示しな
いホスト計算機のCPUに接続されていて、RAM18
のテーブルに一時記憶されていた情報は、所定日時の経
過とともに、該テーブルに先に格納されていた情報から
順次ホスト計算機の記憶部に移送される。この場合カー
ドリーダ付タイムレコーダ11にフロッピィディスク装
置を付設して、フロッピィディスクに順次記憶させるよ
うにしても良い。
【0023】次に、上記構成の第1の実施例のカードリ
ーダ付タイムレコーダ11において、CPU16の制御
により行われる情報の入力および情報の既入力の確認表
示の動作を、図5に示すフローチャートを参照しながら
説明する。
【0024】先ず、各従業員は磁気カード13cの挿入
が本当に行われたか不安になり、情報が確実に入力され
ているかについて確認を望む場合、テンキー15の確認
キー15aを操作する(S1)。次に、CPU16は、
確認キー15aが操作されたか否かを判別する(S
2)。
【0025】ここで、確認キー15aが操作された場
合、CPU16は今回は情報の既入力を確認するための
処理を実行すべきであると判断し、また確認キー15a
が操作されていない場合、CPU16は今回は情報の入
力のための処理を実行すべきであると判断する。
【0026】確認キー15aの操作があった場合(S
2、YES)、ステップS3に進み、各従業員は磁気カ
ード13cを挿入する。磁気カード挿入時、磁気カード
リーダ13により従業員番号が読み取られ、また時刻計
時部14により時刻が計時され、該従業員番号および時
刻はCPU16に入力される。次に、CPU16は、磁
気カード13cが挿入されたか否かを判別する(S
4)。磁気カード13cの挿入がなかった場合(S4、
NO)、ステップS11に進み、アラームで警報し、誤
操作を報知する。
【0027】磁気カード(13c)の挿入があった場合
(S4、YES)、ステップS2で確認キー15aが操
作されているから、CPU16は今回の磁気カード13
cの挿入は情報の既入力の確認のための挿入であると判
断しており、ステップS3の磁気カード13cの挿入時
に入力された情報(従業員番号,時刻)のテーブルへの
格納は行わない。そして、CPU16は入力された従業
員番号に基づき、従前に確認キー15aの操作を伴わず
に磁気カード13cが挿入された際に入力されて既にテ
ーブルに格納されている情報から、該従業員番号に対応
する対象時刻を検索する(S5)。
【0028】次に、ステップS6に進み、CPU16は
対象時刻がテーブル中に存在するか否かを判別する。存
在する場合(S6、YES。例えばホスト計算機側に移
送されていなければ、存在する)、表示制御部19を制
御して表示部20に検索結果である対象時刻を表示(S
7)して、終了する。何らかの原因により存在していな
い場合(S6、NO)、ステップS11に進み、アラー
ムで警報し異常を報知する。
【0029】図4に示すテーブルを参照して、さらに説
明する。例えば、確認キー15aの操作を伴わずに磁気
カード13cの挿入がなされると、情報・信号入力部1
2により挿入時点の従業員番号“11104 ”および(出
勤)時刻“9:24”の入力がなされる。そして、CPU
16により図4に示すようにテーブルに格納されている
ものとする。
【0030】今回、確認キー15aの操作がなされて
(S2、YES)、磁気カード13cが挿入される(S
4、YES)と、CPU16は、磁気カード13cの挿
入時(S3)入力される従業員番号、時刻のテーブルへ
の格納は行わず今回入力された従業員番号“11104 ”に
基づき、既に入力されテーブルに格納されている情報か
ら該従業員番号“11104 ”に対応する時刻“9:24”を
検索し(S5)、検索結果である該時刻“9:24”を表
示部20に表示させる(S7)。
【0031】再び、図5に示すフローチャートを参照し
て説明する。一方、確認キー15aが操作されていない
場合(S2、NO)、ステップS8に進み、各従業員は
磁気カード13cを挿入する。磁気カード13cの挿入
時磁気カードリーダ13により従業員番号が読み取ら
れ、また時刻計時部14により時刻が計時され、該従業
員番号および時刻はCPU16に入力される。
【0032】次に、CPU16は、磁気カード13cが
挿入されたか否かを判別する(S9)。磁気カード13
cの挿入がなかった場合(S9、NO)、磁気カード1
3cの挿入なしであり、そのまま終了する。
【0033】磁気カード13cの挿入かあった場合(S
9、YES)、ステップS2で確認キー15aが操作さ
れていないから、CPU16は今回の磁気カード13c
の挿入は情報の入力のための挿入であると判断してお
り、ステップS8の磁気カード13cの挿入時に入力さ
れた情報(従業員番号,時刻)をテーブルに格納(S1
0)して終了する。
【0034】このように、第1の実施例においては、確
認キー15aを操作するとともにに磁気カード13cを
挿入すれば、その磁気カード13cの挿入時に読み取ら
れ入力された従業員番号に基づき、確認キー15aの操
作を伴わずに磁気カード13cが挿入された時点に入力
されテーブルに格納されていた情報から、今回入力され
る従業員番号に対応する時刻が検索され、表示部20に
表示される。一方、確認キー15aの操作を伴わずに磁
気カード13cを挿入した場合は、その時点の従業員番
号及び時刻が入力されてテーブルに格納される。
【0035】この場合、確認キー15aが操作されると
ともに磁気カード13cが挿入される時には、従業員番
号,時刻はテーブルに格納されないから、メモリ容量の
削減化が図れる。また、検索結果は表示されるからプリ
ンタを用いて確認のためにプリントアウトする必要がな
く、装置の効率的活用ができる。さらに、ホスト計算機
に照会するのではなく、ローカルに(端末装置側で)、
今し方入力した情報の確認表示がなされるから、表示ま
での待ち時間が短縮化される。
【0036】上記第1の実施例では、確認キー15aの
操作により情報の既入力の確認信号を入力した後に、磁
気カード13cを挿入することで情報の既入力の確認表
示がなされているが、その変形例である次のような第2
の実施例も考えられる。第2の実施例のカードリーダ付
タイムレコーダ21の構成を示すブロック図は第1の実
施例と同様であるので、特には図示しない。
【0037】第2の実施例においては、確認キー15a
の操作の後、磁気カード13cをカード挿入部13aに
挿入する代わりにテンキー15のキー操作によりCPU
16に従業員番号が入力される。すなわち、CPU16
は磁気カード13cから読み取られた従業員番号の代わ
りに、テンキー15のキー操作により入力された従業員
番号に基づき、RAM18内のテーブルに既に格納され
ている情報から該従業員番号に対応する対象時刻の検索
を行う。
【0038】第2の実施例における情報の入力および情
報の既入力の確認表示のフローチャートを図6に示す。
図5に示す第1の実施例のフローチャートと異なるとこ
ろは、磁気カード13cを挿入するステップS3が、テ
ンキー15のキー操作により従業員番号を入力するステ
ップS3′となり、磁気カード13cの挿入の有無を判
別するステップS4が、テンキー15の操作により従業
員番号が入力されたか否かを判別するステップS4′と
なるところであり、他のステップは略同様である。
【0039】このように第2の実施例においても、ロー
カルに、今し方本当に情報の入力動作が行われ、確実に
情報の入力がなされているか否かを表示により確認でき
る。この場合、確認キー15aの操作後に磁気カード1
3cを挿入するのではなくテンキー15のキー操作によ
る従業員番号の入力で行われる。
【0040】さらに、第3の実施例を以下に説明する。
第3の実施例においては、情報の既入力の確認信号が確
認キー15aの操作によって入力されるのではなく、情
報の入力のため一旦磁気カード13cが挿入された後、
予め定められた秒数(例えば、30秒)以内に再度磁気カ
ード13cが挿入されることにより、確認信号の入力が
なされるように構成される。
【0041】即ち、第3の実施例では、CPU36は、
一旦磁気カード13cが挿入された後、定秒以内に再度
磁気カード13cが挿入された場合、今回の磁気カード
13cの挿入は情報の既入力の確認のための操作である
と判断し、上記再度の磁気カード挿入時に入力される従
業員番号および時刻をテーブルに格納せず、入力される
該従業員番号に基づき、対応する対象時刻の検索および
検索結果の表示、すなわち情報の既入力の確認表示の制
御を行うように構成されている。
【0042】このように、第3の実施例のカードリーダ
付タイムレコーダ31の構成が、図3に示す第1の実施
例のカードリーダ付タイムレコーダ11と異なるところ
は、CPU16が上記構成のCPU36に代わること
で、他の構成は略同様であるので、構成を示すブロック
図は特には図示しない。
【0043】第3の実施例におけるCPU36の制御に
より行われる情報の入力および情報の既入力の確認表示
の動作を、図7に示すフローチャートを参照しながら説
明する。
【0044】先ず、各従業員は、情報の入力または情報
の既入力の確認を望む場合、各自有する磁気カード13
cをカード挿入部13aに挿入する(S31)。磁気カ
ード13c挿入時、磁気カードリーダ13により従業員
番号が読み取られ、また時刻計時部14により時刻が計
時され、該従業員番号および時刻はCPU36に入力さ
れる。
【0045】次に、CPU36は、ステップS31の磁
気カード13cの挿入が、一旦挿入された後定秒以内の
再度の挿入であるか否かを判別する(S32)。ここ
で、磁気カード13cの挿入が定秒以内の再挿入である
場合、CPU36は今回は情報の既入力を確認するため
の処理を実行すべきであると判断し、また、定秒以内の
再挿入でない場合、CPU36は今回は情報の入力のた
めの処理を実行すべきであると判断する。
【0046】ここで、磁気カード13cの挿入が定秒以
内の再挿入であった場合(S32,YES)、CPU3
6は今回の磁気カード13cの挿入は情報の既入力の確
認のための挿入であると判断しており、ステップS31
の磁気カード13cの挿入時に入力された情報(従業員
番号,時刻)のテーブルへの格納は行わない。そして、
CPU36は入力された従業員番号に基づき、従前に定
秒以内の再挿入ではなく単独に磁気カード13cが挿入
された際に入力され既にテーブルに格納されている情報
から、該従業員番号に対応する対象時刻を検索する(S
33)。
【0047】次に、ステップS34に進み、CPU36
は対象時刻がテーブル中に存在するか否かを判別する。
存在する場合(S34、YES。例えばホスト計算機側
に移送されていなければ、存在する)、表示制御部19
を制御して表示部20に検索結果である対象時刻を表示
(S35)して終了する。何らかの原因により、存在し
ていない場合(S34、NO)、ステップS37に進
み、アラームで警報し異常を報知する。
【0048】一方、磁気カード13cの挿入が定秒以内
の再挿入でなかった場合(S32、NO)、CPU36
は今回の磁気カード13cの挿入は情報の入力のための
挿入であると判断しており、ステップS31の磁気カー
ド13cの挿入時に入力された情報(従業員番号,時
刻)をテーブルに格納(S36)して終了する。
【0049】このように、第3の実施例においても、第
1および第2の実施例と同様、ローカルに、今し方本当
に情報の入力動作が行われ、確実に情報の入力がなされ
ているか否かを表示により確認できる。この場合、一旦
磁気カード13cが挿入されてから定秒以内に再度磁気
カード13cが挿入されることにより行われる。
【0050】さらにまた、第3の実施例における定秒以
内の再度の磁気カード13cの挿入に代わって、定秒以
内にテンキー15のキー操作によって確認信号および従
業員番号を入力する第4の実施例も考えられる。
【0051】尚、上記第1乃至第4の実施例では、情報
入力端末装置がカードリーダ付タイムレコーダとして構
成された場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限
られることはなく、個人識別情報が記憶される記憶媒体
を使用して個人情報が入力される他の情報入力端末装置
にも適用されることは勿論である。その場合、記憶媒体
は、磁気カードの他にバーコード付カード、ICカード
等が用いられても良い。さらに、個人識別情報は従業員
番号に限られず他の識別番号等のような識別情報が用い
られても良い。さらにまた、表示される個人情報は実施
例のように時刻に限られることはない。
【0052】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、ローカ
ルに、今しがた本当に情報の入力動作が行われ、確実に
情報の入力がなされているか否かを表示により確認する
ことができる。この場合、情報の既入力の確認時には、
情報の格納は行われないからメモリ容量の削減化が図ら
れる。また、情報の該入力は表示により確認できるか
ら、わざわざ確認のためにプリントアウトする必要はな
く、装置の効率的活用ができる。さらに、ホスト計算機
に照会するのではなく、ローカルに確認表示がなされる
から、表示までの待ち時間が短縮化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】実施例のカードリーダ付タイムレコーダの外観
図である。
【図3】第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】RAM内のテーブルの内容例を示す図である。
【図5】第1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図6】第2の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】第3の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 情報入力手段 2 確認信号入力手段 3 記憶手段 4 表示手段 5 検索・表示制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/00 G07C 1/00 G06F 17/60

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人識別情報を有する記憶媒体を用いて
    情報の入力が行われる情報入力端末装置において、前記記憶媒体を用いて 前記個人識別情報および個人情報
    の入力が行われる情報入力手段(1)と、 前記個人情報の既入力を確認するための確認信号の入力
    が行われる確認信号入力手段(2)と 前記情報入力手段(1)から入力される前記個人識別情
    報および前記個人情報が記憶される記憶手段(3)と、 表示手段(4)と、 前記確認信号が入力されるとともに前記個人識別情報が
    入力された際、該個人識別情報に対応する前記個人情報
    を前記記憶手段(3)に記憶されている情報から検索
    し、前記表示手段(4)を制御して検索結果を表示させ
    る検索・表示制御手段(5)と、 を有することを特徴とする情報入力端末装置。
  2. 【請求項2】 前記確認信号入力手段(2)は確認キー
    を備え、該確認キーの操作により前記確認信号が入力さ
    れるとともに、前記記憶媒体を用いて個人識別情報が入
    力されて、検索・表示がなされることを特徴とする請求
    項1記載の情報入力端末装置。
  3. 【請求項3】 前記確認信号入力手段(2)は確認キー
    を備え、該確認キーの操作により前記確認信号が入力さ
    れるとともに、前記情報入力手段(1)に設けられたキ
    ーの操作により個人識別情報が入力されて、検索・表示
    がなされることを特徴とする請求項1記載の情報入力端
    末装置。
  4. 【請求項4】 前記確認信号の入力は、予め定められた
    定秒以内に前記記憶媒体を用いて個人識別情報が再入力
    されることにより行われて、検索・表示がなされること
    を特徴とする請求項1記載の情報入力端末装置。
  5. 【請求項5】 前記情報入力手段(1)から個人情報と
    して時刻が入力されるタイムレコーダであることを特徴
    とする請求項1乃至4の何れかに記載の情報入力端末装
    置。
  6. 【請求項6】 前記個人識別情報が従業員番号である磁
    気カードを前記記憶媒体として用いるカードリーダ付タ
    イムレコーダであることを特徴とする請求項5記載の情
    報入力端末装置。
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