JP2000259717A - 書籍管理システム、書籍管理端末及び書籍 - Google Patents

書籍管理システム、書籍管理端末及び書籍

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JP2000259717A
JP2000259717A JP5908199A JP5908199A JP2000259717A JP 2000259717 A JP2000259717 A JP 2000259717A JP 5908199 A JP5908199 A JP 5908199A JP 5908199 A JP5908199 A JP 5908199A JP 2000259717 A JP2000259717 A JP 2000259717A
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JP5908199A
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Hisashi Shigekusa
久志 重草
Takahiro Kurobe
高広 黒部
Tomohito Omori
智史 大森
Junichiro Kiuchi
潤一郎 木内
Sunao Fujimoto
直 藤本
Naoki Yamashita
直樹 山下
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Denso Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】返却期限管理などの書籍管理を適切に実行でき
るシステムを提供する。 【解決手段】書籍5の表紙5aか背表紙5bの少なくと
もいずれか一方に2次元コード7が記されているので、
書籍5を陳列した状態でも、2次元コード7が露出した
状態となる。そのため、書籍5を棚などに陳列した状態
のままで2次元コード7を書籍管理端末1にて読み取る
ことができ、従来のように書籍5を1冊ずつ取り出すと
いった面倒な作業は不要である。例えば書籍管理端末1
が管理コンピュータ50から当日が返却期限の書籍を示
す管理情報を受け取っておく。そして、書籍管理端末1
にて書籍5から2次元コード7を読み取っていくと、返
却期限対象書籍に該当していれその旨(要返却である
旨)が表示され、また警報音が発生させるので、ユーザ
はその書籍5が返却期限対象書籍であることを知り、そ
の書籍5を取り出して所定の返却作業を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書籍を大量に保管
管理する例えば書店や図書館などにおいて用いて有効な
書籍管理システム、当該システムに用いる書籍管理端末
及びそのシステムにおける管理対象として有効な工夫を
施した書籍に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】書籍に
は、例えば週刊、隔週発刊、月刊、旬刊、年刊などのよ
うに定期的に発行される書籍もあれば、不定期に発行さ
れる書籍もある。そして、例えば書店においては、定期
発行される雑誌類の現在号については、次号の発行時期
までが販売期間となるため、次号の発行までは店頭に陳
列して販売し、次号発行時点で売れ残っているものは出
版社に返却されるのが一般的である。
【0003】また、単行本類であっても一定期間店頭に
陳列し、売れ行きが悪いものはやはり出版社に返却し、
店頭には新刊本や売れ筋の書籍が陳列される。売れ筋の
書籍が品切れになることは販売の有力な機会を逸するこ
ととなるので書店側としては極力避けたいことである。
したがって、売れ筋の書籍は複数冊陳列される。当然な
がら、これらの書店に書籍を配給している側、すなわち
書籍流通センタや出版社においても、書店での売れ行き
に対応して書籍を適切に配給(流通)しなくてはならな
い。したがって、書籍の在庫を調べたり必要に応じて発
注したりという管理が必要となってくる。
【0004】このような書籍管理のための工夫として
は、例えば図8に示すように書籍の裏表紙101に書籍
の識別情報を表したバーコード103やISBNコード
105が印刷されていた。これらのコード103,10
5は、書籍の入荷時及び販売時において、例えばレジス
タに接続されたバーコードリーダやOCR(光学文字読
取装置)で読み取る。そして、販売時に読み取る毎に、
入荷時に読み取った数量から減算することで、現在、書
店内に陳列あるいは在庫として保管されている当該書籍
の数量を把握することができる。
【0005】なお、このようにして得た管理情報は、入
荷時や販売時において例えばコードの読み取り作業自体
を忘れたり、あるいは正常に読み取れなかったことに気
が付かなかったりすることに起因して、実際に書店内に
現存する書籍数量と一致しないこともあり得る。その場
合、例えば管理情報では残っていないはずの定期刊行書
籍が、次号の発行後においても書店内に残っているとい
う状況も発生し得る。このため、現品確認をときどき行
っているのであるが、この現品確認の際に、上述したバ
ーコードリーダやOCRを使用することはほとんどな
い。その理由は、既に陳列棚などに置かれた書籍を1冊
ずつ取り出して裏表紙のコードを読み取り、再び同じ場
所に戻すという作業が必要となるため、手間が掛かりす
ぎて現実的でないからである。
【0006】また、このようなバーコード103やIS
BNコード105とは別に、短冊状の注文票を書籍に挟
み込むことも一般的になされている。これは、上述した
ように販売時にバーコード103やISBNコード10
5を読み取ることで書店における在庫などの管理はでき
るが、補充のための発注はできないからである。そのた
め、注文先、書籍名、出版社、ISBNコード、価格な
どの所定の情報が印刷された注文票を販売時に抜き取
り、必要であれば、その注文票を用いて補充のための発
注を行うのである。
【0007】しかしながら、この注文票は、書籍が陳列
されている間に脱落したり、販売時に抜き取って保管し
ている間に紛失したりすることも想定されるため、必ず
しも確実な補充発注がなされるとは限らない。そこで、
本発明は、このような問題点を解決して、返却期限管理
や発注管理などの書籍管理を適切に実行できるシステム
を提供することを第1の目的とし、当該システムに用い
て有効な書籍管理端末を提供することを第2の目的と
し、さらに当該システムの管理対象として有効ならしめ
る工夫を施した書籍を提供することを第3の目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るためになされた請求項1記載の書籍管理システムの管
理対象である書籍の所定位置には、その書籍に関する所
定の情報である書籍情報を示す2次元コードが記されて
いる。この場合の所定位置とは、その書籍の一部であ
り、その書籍を陳列した場合に外部から視認可能な位置
である。したがって、例えば請求項4に示すように、書
籍の表紙、背表紙の少なくともいずれか一方に記されて
いることが好ましい。これは、書籍を陳列する際には、
通常その表紙か背表紙が見えるように配置するからであ
る。
【0009】ここで、「表紙、背表紙の少なくともいず
れか一方」としたのは、特に雑誌類などでは背表紙がな
いタイプのものが多いことを考慮したものである。もち
ろん、背表紙がある場合に、背表紙及び表紙の両方に2
次元コードを記してもよく、陳列時の配置パターンが多
くなる。そして、このように2次元コードを記すことに
よって、書店や図書館などにおいて、棚などに陳列した
状態のままで2次元コードを書籍管理端末にて読み取る
ことができるようになる。
【0010】なお、2次元コードを用いているため、例
えば図8に示したようなバーコード103と比べても格
段に小さなサイズで同様の情報を表すことができるた
め、背表紙においても十分記すことができる。また、表
紙自体は面積が広いが、題字や絵などが種々印刷される
ことが多い。従って、それらのレイアウトなどを崩すこ
とを避ける観点からも、小さなサイズで済む2次元コー
ドを用いる利点がある。
【0011】また、請求項5に示すように、2次元コー
ドを表紙に記す場合には、表紙の上寄りに記することが
好ましい。これは、例えば、図6に示すように、階段状
の陳列棚にあっては、書籍の下部は隠れてしまい、上部
だけが視認可能なように配置されるため、そのように配
置された場合でも対応できるようにするためである。
【0012】したがって、陳列された状態の書籍から、
書籍管理端末にて2次元コードを読み取る場合であって
も、従来のように書籍を1冊ずつ取り出すといった面倒
な作業は不要であり、露出している2次元コードを単に
書籍管理端末にて読み取らせればよい。そして、書籍管
理端末が2次元コードから解読した書籍情報を管理コン
ピュータ側へ送信すれば、管理コンピュータにて所定の
書籍管理情報として蓄積される。
【0013】このような書籍管理システムにおいて、書
籍管理端末は、管理コンピュータから書籍管理情報を受
け取って記憶しておくことができ、書籍から読み取った
2次元コードの示す書籍情報に対応する書籍管理情報を
用いた所定の管理処理を実行する。
【0014】この管理処理としては、例えば請求項2に
示す返却期限管理処理が挙げられる。この返却期限管理
処理は、管理対象の書籍が返却期限付きのものである場
合に実行されるものであり、書籍管理端末は、管理コン
ピュータから、当日が返却期限である書籍を示す期限リ
ストを受け取って記憶しておく。そして、書籍に記され
た2次元コードから読み取った書籍情報を期限リストと
照合することによって返却期限対象書籍であるか否かを
判断し、その結果を使用者に報知する。この報知の仕方
は、表示や音声によるものが考えられる。この報知によ
って当日が返却期限であることを知ったユーザは、該当
する書籍を棚などから取り出して、所定の返却作業を行
えばよい。
【0015】また、管理処理としては、例えば請求項3
に示す発注管理処理も挙げられる。この発注管理処理
は、管理対象の書籍が補充のために発注可能なものであ
り、書籍管理端末は、管理コンピュータから、補充が必
要となる下限在庫数を書籍毎に示す補充判定リストを受
け取って記憶しておく。そして、書籍に記された2次元
コードから読み取った書籍情報に対応する下限在庫数を
補充判定リストから読み出して表示する。その後、使用
者によって現品数が入力されると、発注管理用の付帯情
報として記憶しておく。
【0016】この書籍管理端末から発注管理用の付帯情
報として現品数を受け取った管理コンピュータは、現品
数を下限在庫数と比較する。現品数の方が少ない書籍に
関しては発注が必要であると判断し、在庫として確保可
能な上限を示す上限在庫数と現品数との差分を発注数と
して計算する。そして、所定の発注処理のために内部に
記憶、あるいは外部へ出力する。具体的な数値を例に取
って説明すると、例えば上限在庫数が20冊、下限在庫
数が10冊であるところに現品数が5であった場合に
は、20−5=15(冊)が発注数となる。つまり、品
切れを防ぐために最低10冊は確保しておきたい場合に
現状で5冊しかなければ、15冊発注するのである。な
お、上限在庫数の20冊は、下限在庫数の10冊より多
く確保しておきたいが、過度に在庫を抱えことを避ける
ためこの冊数としたものである。もちろん、理解を容易
にするために挙げた一具体例であり、このような数値に
限定されることはない。
【0017】以上説明した書籍管理システムによれば、
従来のようにバーコード103やISBNコード105
などを裏表紙101に印刷したり(図8参照)、短冊状
の注文票を用いたりして書籍を管理する場合に比べて、
返却期限管理や発注管理などの書籍管理を適切に実行で
きる。
【0018】一方、第2の目的を達成するためになされ
た請求項6に示す書籍管理端末は、管理コンピュータか
ら書籍管理情報を受け取って記憶しておき、読み取った
2次元コードの示す書籍情報に対応する書籍管理情報を
用いた所定の管理処理を実行する。この所定の管理処理
としては、請求項7に示す返却期限管理処理や請求項8
に示す発注管理処理があるが、これらについては、上述
した書籍管理システムについての説明中で述べているの
で、ここでは繰り返さない。このような書籍管理端末
は、上述した書籍管理システムに用いて有効である。
【0019】一方、第3の目的を達成するためになされ
た請求項9に示す書籍は、その書籍の一部であり、その
書籍を陳列した場合に外部から視認可能な位置に、その
書籍に関する所定の情報である書籍情報を示す2次元コ
ードが記されている。書籍を陳列する際には、表紙か背
表紙が見えるように配置することが一般的であるため、
そこに2次元コードを記せば、書店や図書館などにおい
て、棚などに陳列した状態のままで2次元コードを読み
取ることができる。また、2次元コードを表紙に記す場
合に表紙の上寄りに記せば、上述したように、図6に示
すような階段状の陳列棚に配置した場合でも、書籍を配
置した状態のままで確実に2次元コードを読み取ること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得るこ
とは言うまでもない。
【0021】図1(a)は実施例としての書籍管理シス
テムの概略構成図、同(b),(c)は2次元コード7
が所定位置に記された書籍5を示す説明図、同(d)は
2次元コード7の一例を示す説明図である。この2次元
コード7が記されている書籍5の所定位置とは、書籍5
の一部であり、その書籍5を陳列した場合に外部から視
認可能な位置である。本実施例では、図1(b)に示す
ように書籍5の表紙5aか、図1(c)に示すように書
籍5の背表紙5bの少なくともいずれか一方に記されて
いる。これは、書籍5を陳列する際には、通常その表紙
5aか背表紙5bが見えるように配置するからである。
なお、基本的には表紙5a及び背表紙5bの両方に記し
ておくことが好ましいと考えられるが、特に雑誌類など
では背表紙5bがないタイプのものが多いため、当然な
がら表紙5aのみに記すこととなる。
【0022】なお、本実施例では、2次元コード7とし
て、図1(d)に示すように、位置決めシンボルが1個
のQRコード(マイクロQRコードとも呼ばれる。)を
採用している。このマイクロQRコードについては、例
えば特開平10−214317号に詳しく開示されてい
る。そして、この2次元コード7は、記されている書籍
5に関する所定の書籍情報を示している。この書籍情報
として必須の情報としては、単行本の場合にはISBN
コード、月間(などの)雑誌の場合には雑誌コード、通
常の販売ルートには乗せない特殊な販売形態をとるもの
が発行者独自の管理コードなどが挙げられる。また、書
籍情報として付加的な情報としては、例えは販売価格や
書籍名などが挙げられる。なお、当然ながら2次元コー
ド7に記録する情報量が多くなるとコードサイズも大き
くなる。2次元コード7の表示スペースが限られている
場合には、上述の必須情報に関する書籍情報のみ含める
ようにすればよい。
【0023】さて、上述した2次元コード7の記された
書籍5を管理するために構成されたのが図1(a)の書
籍管理システムである。この書籍管理システムは、複数
台(ここでは2台だけ示す)の書籍管理端末1と、管理
コンピュータ50と、コード読取装置70の接続された
複数台(ここでは2台だけ示す)の電子レジスタ60と
で構成されている。電子レジスタ60は管理コンピュー
タ50と通信回線にて常に接続されているが、書籍管理
端末1の方は、管理コンピュータ50のデータ交換が必
要な場合にだけ接続される(図1(a)においては破線
にて示している)。
【0024】コード読取装置70は、バーコード又は2
次元コードを読み取る機能を備えており、読み取ったデ
ータを電子レジスタ60へ送る。電子レジスタ60は、
操作命令に予め関連付けられた複数のキーや数字などを
入力するためのテンキーなどを備え、操作されたキーに
応じた操作命令を出力するためのキーボードや、商品デ
ータに基づいて商品の値段や種類等を表示するための表
示装置、レシートを印刷するためのプリンタや、現金な
どを収納するためのキャッシュドロワ、管理コンピュー
タ50との間で取引データ等の各種データを送受信する
ための機能及びコード読取装置70からの読取データを
受信するための機能を備えた通信インターフェースなど
を備えている。
【0025】一方、書籍管理端末1は、図2に示すよう
に、制御回路10と、照明発光ダイオード(照明LE
D)11と、CCDエリアセンサ12と、増幅回路13
と、2値化回路14と、特定比検出回路15と、同期パ
ルス出力回路16と、アドレス発生回路17と、A/D
変換回路18と、画像メモリ20と、ブザー30と、ス
イッチ群31と、液晶表示器32と、通信I/F回路3
3と中心にして構成されている。
【0026】制御回路10は、CPU、ROM、RA
M、I/O等を備えたコンピュータシステムとして構成
され、ROMに記憶されているプログラムに従って後述
する読取処理等を実行し、書籍管理端末1の各構成を制
御している。照明LED11は、読取対象の光学情報で
あるバーコードや2次元コードに対して照明用の赤色光
を照射するものである。
【0027】CCDエリアセンサ12は、2次元的に配
列された複数の受光素子であるCCDを有しており、外
界を撮像してその2次元画像を水平方向の走査線信号と
して出力する。この走査線信号は増幅回路13によって
増幅されて2値化回路14及びA/D変換回路18に出
力される。
【0028】増幅回路13は、制御回路10から入力し
たゲインコントロール電圧に対応する増幅率で、CCD
エリアセンサ12から出力された走査線信号を増幅す
る。2値化回路14は、増幅回路13にて増幅された走
査線信号を、閾値に基づいて2値化し、特定比検出回路
15及び画像メモリ20に出力する。特定比検出回路1
5は、2値化回路14にて2値化された走査線信号の内
から所定の周波数成分比を検出し、その検出結果は画像
メモリ20に出力する。
【0029】一方、増幅回路13にて増幅された走査線
信号はA/D変換回路18にも出力される。A/D変換
回路18はアナログの走査線信号をディジタル信号に変
換して、画像メモリ20に出力する。CCDエリアセン
サ12では繰り返し画像を検出するので、その検出が繰
り返される度に、画像メモリ20内の画像データは更新
される。
【0030】同期パルス出力回路16は、CCDエリア
センサ12から出力される2次元画像データのパルスよ
り十分に細かい同期パルスを出力する。アドレス発生回
路17はこの同期パルスをカウントして、画像メモリ2
0に対するそれぞれのアドレスを発生させる。
【0031】一方、特定比検出回路15は、2値化回路
14からの信号における「1」から「0」への変化ある
いは「0」から「1」への変化を検出し、ある変化点か
ら次の変化点までの間に、同期パルス出力回路16から
出力された同期パルスをカウントすることにより、2次
元画像の中の明(1)の連続する長さ及び暗(0)の連
続する長さを求める。この長さの比から、読取対象の光
学情報が持つ特定のパターンに対応する比を検出する。
【0032】ブザー30は、例えば使用者に注意を促す
状況が生じた場合などに警告音を発声させるためのもの
である。スイッチ群31は、利用者が読取処理の開始を
指示するための読取スイッチや、テンキーあるいは各種
ファンクションキーを備えており、情報入力のために用
いられる。
【0033】液晶表示器32は、例えば2階調表示のL
CDとして構成されており、読み込んだ光学情報などを
表示するためなどに用いられる。通信I/F回路33
は、管理コンピュータ50との間で通信を行うものであ
り、例えば図示しない通信用発光素子を介してデータを
外部装置に送信したり、図示しない通信用受光素子を介
して外部装置からの信号(例えばシステムを動かすため
のプログラムや送信を待機する命令等)を受信する。も
ちろん、管理コンピュータ50と有線で接続する構成を
採用してもよい。
【0034】このような構成の書籍管理端末1は、所定
の書籍管理処理プログラムに基づいて、各書籍5に記さ
れた2次元コード7の読み取り、その読み取った2次元
コード7から書籍情報をデコードする。そして、書籍管
理端末1は、そのデコードした書籍情報を管理コンピュ
ータ50へ送信する。
【0035】書籍管理端末1から書籍情報が管理コンピ
ュータ50へ送信されると、管理コンピュータ50にて
所定の書籍管理情報として蓄積される。逆に、書籍管理
端末1は、管理コンピュータ50から書籍管理情報を受
け取って記憶しておくことができ、書籍5から読み取っ
た2次元コード7の示す書籍情報に対応する書籍管理情
報を用いた所定の管理処理を実行する。この管理処理と
して、返却期限管理処理及び発注管理処理について説明
する。
【0036】(A)まず、返却期限管理処理について説
明する。この処理は書籍管理端末1にて実行されるので
あるが、その処理の前提として、管理コンピュータ50
と接続して通信を行い、管理コンピュータ50から、予
め返却期限が当日である書籍のリスト(返却期限リス
ト)を書籍管理情報として受信し、記憶しておく。その
状態で図3のフローチャートに示す処理を行う。
【0037】図3の処理の最初のステップS10では、
書籍5の2次元コード7を読み取る。そして、2次元コ
ード7よりデコードした書籍情報を、管理コンピュータ
50から受け取った期限リストと照合し(S20)、返
却期限対象書籍に該当しているか否かを判断する(S3
0)。
【0038】返却期限対象書籍に該当している場合には
(S30:YES)、液晶表示器32にその旨(要返却
である旨)を表示し、ブザー30を鳴動させて警報音を
発生させる(S40)。これによって使用者は、今回2
次元コード7を読み取った書籍5が返却期限対象書籍で
あることを知り、その書籍5を取り出して所定の返却作
業を行うことができる。
【0039】一方、返却期限対象書籍に該当していない
場合には(S30:NO)、液晶表示器32にその旨
(返却不要である旨)を表示する(S50)。S40又
はS50の処理後はS60へ移行して、処理終了の入力
の有無を判断する。この処理終了の入力は、操作者がス
イッチ群31を介して行い、処理終了の入力がなければ
(S60:NO)、S10へ戻り、処理終了の入力があ
った場合には(S60:YES)、本処理ルーチンを終
了する。
【0040】(B)次に、発注管理処理について説明す
る。この処理は書籍管理端末1及び管理コンピュータ5
0にて実行されるのであり、図4が書籍管理端末1での
処理を示すフローチャート、図5が管理コンピュータ5
0での処理を示すフローチャートである。
【0041】まず、書籍管理端末1での処理について
説明する。この処理の前提として、管理コンピュータ5
0と接続して通信を行い、管理コンピュータ50から、
予め補充が必要となる下限在庫数を書籍毎に示す補充判
定リストを受け取って記憶しておく。
【0042】図4の処理の最初のステップS110で
は、書籍5の2次元コード7を読み取る。そして、2次
元コード7よりデコードした書籍情報を基に、管理コン
ピュータ50から受け取った補充判定リスト検索する
(S120)。そして、その書籍5に対応する下限在庫
数を補充判定リストから読み出して液晶表示器32に表
示する(S130)。
【0043】その後、使用者がスイッチ群31を介して
行う操作によって現品数が入力されると(S140)、
その現品数を当該書籍5に付帯する情報(発注管理用付
帯情報)として記憶しておく(S150)。S150の
処理後はS160へ移行して、処理終了の入力の有無を
判断し、処理終了の入力がなければ(S160:N
O)、S110へ戻り、処理終了の入力があった場合に
は(S160:YES)、本処理ルーチンを終了する。
【0044】続いて、管理コンピュータ50での処理
について説明する。図5の処理の最初のステップS21
0では、上述した図4の処理を実行した書籍管理端末1
から現品数(Y)を入力する(S210)。これは、上
述したように無線あるいは有線で書籍管理端末1と接続
した状態で行う。
【0045】そして、その書籍5(つまり現品数(Y)
の入力があった書籍5)について、下限在庫数(A)と
現品数(Y)とを比較し(S220)、下限在庫数
(A)よりも現品数(Y)が多いかどうかを判断する
(S230)。現品数(Y)の方が多い場合(A<Y)
には(S230:YES)、そのままS260へ移行す
るが、現品数(Y)が下限在庫数(A)以下の場合には
(S230:NO)、S240,S250の処理を実行
してからS260へ移行する。
【0046】まず、S240では、上限在庫数(B)と
現品数(Y)とから発注数(X)を計算する。具体的に
は、上限在庫数(B)から現品数(Y)を減算して発注
数(X)とする。そして、S250では、S240にて
計算した発注数(X)を、所定の発注処理のために内部
に記憶、あるいは外部へ出力する。
【0047】具体的な数値を例に取って説明すると、例
えば上限在庫数が20冊、下限在庫数が10冊であると
ころに現品数が5であった場合には、20−5=15
(冊)が発注数となる。つまり、品切れを防ぐために最
低10冊は確保しておきたい場合に現状で5冊しかなけ
れば、15冊発注するのである。なお、上限在庫数の2
0冊は、下限在庫数の10冊より多く確保しておきたい
が、過度に在庫を抱えことを避けるためこの冊数とした
ものである。
【0048】S230にて肯定判断、あるいはS250
の処理後に移行するS260では、処理終了の入力の有
無を判断し、処理終了の入力がなければ(S260:N
O)、S210へ戻り、処理終了の入力があった場合に
は(S260:YES)、本処理ルーチンを終了する。
【0049】このように本実施例においては、書籍5の
表紙5aか背表紙5bの少なくともいずれか一方に2次
元コード7が記されているので(図1(b),(c)参
照)、書籍5を陳列した状態でも、2次元コード7が露
出した状態となる。そのため、書店や図書館などにおい
て書籍5を棚などに陳列した状態のままで2次元コード
7を書籍管理端末1にて読み取ることができる。
【0050】また、2次元コード7を用いているため、
例えば図8に示したバーコード103と比べても格段に
小さなサイズで同様の情報を表すことができるため、背
表紙5bにおいても十分記すことができる。また、表紙
5a自体は面積が広いが、題字や絵などが種々印刷され
ることが多い。従って、それらのレイアウトなどを崩す
ことを避ける観点からも、小さなサイズで済む2次元コ
ード7を用いる利点がある。特に、図1(b)に示すよ
うに、表紙5aに記す場合には、表紙5aの上寄りに記
することが好ましい。これは、例えば、図6に示すよう
に、階段状の陳列棚にあっては、書籍5の下部は隠れて
しまい、上部だけが視認可能なように配置されるため、
そのように配置された場合でも表紙5aの上部に記され
た2次元コード7を読み取れるからである。
【0051】したがって、陳列された状態の書籍5か
ら、書籍管理端末1にて2次元コード7を読み取る場合
であっても、従来のように書籍5を1冊ずつ取り出すと
いった面倒な作業は不要であり、露出している2次元コ
ード7を単に書籍管理端末1にて読み取らせればよい。
そして、書籍管理端末1が2次元コード7から解読した
書籍情報を管理コンピュータ50側へ送信すれば、管理
コンピュータ50にて所定の書籍管理情報として蓄積さ
れる。
【0052】書籍管理端末1は、管理コンピュータ50
から書籍管理情報を受け取って記憶しておくことがで
き、書籍5から読み取った2次元コード7の示す書籍情
報に対応する書籍管理情報を用いた所定の管理処理を実
行する。なお、本実施例においては、管理コンピュータ
50と電子レジスタ60とを別の装置として説明した
が、コンピュータ機能が強化された電子レジスタ60も
実用化されてきているため、そのような電子レジスタ6
0を採用して管理コンピュータ50の機能も兼ねさせる
ような形態も採用できる。
【0053】この管理処理として図3を参照して説明し
た返却期限管理処理を実行すれば、ユーザ(管理を行い
たい書店や図書館のスタッフ)は、単に陳列されている
書籍5から2次元コード7を読み取っていくだけでよ
い。返却期限対象書籍に該当していれ(S30:YE
S)、液晶表示器32にその旨(要返却である旨)が表
示され、ブザー30にて警報音が発生させるので(S4
0)。これによってユーザは今回2次元コード7を読み
取った書籍5が返却期限対象書籍であることを知り、そ
の書籍5を取り出して所定の返却作業を行うことができ
る。
【0054】一方、管理処理として図4,5を参照して
説明した発注管理処を実行すれば、ユーザは陳列されて
いる書籍5から2次元コード7を読み取り、現品数を入
力するだけでよい。その後、書籍管理端末1から管理コ
ンピュータ50へ現品数が送信されると、それに基づい
て下限在庫数を下回っている書籍5については自動的に
発注数が計算され、所定の発注処理のために内部に記
憶、あるいは外部へ出力される(S240,S25
0)。
【0055】このように、本書籍管理システムによれ
ば、従来のようにバーコード103やISBNコード1
05などを裏表紙101(図8参照)に印刷したり、短
冊状の注文票を用いたりして書籍を管理する場合に比べ
て、返却期限管理や発注管理などの書籍管理を適切に実
行できる。
【0056】また、本書籍管理システムは図書館などに
おいても適用できる。例えば図書館においては、蔵書の
一部が開架式で陳列されており、大多数の蔵書は閉架式
で書庫に保管されている。開架式で陳列されているの
は、その書籍を入庫した当初の一定期間であり、所定の
陳列期間を過ぎたものは書庫に移され、新たに入庫した
書籍を代わって陳列することが一般的である。したがっ
て、上述した書店における返却期限管理と同様に、陳列
期間を過ぎた書籍を書庫へ移すための期限管理業務にお
いては、本システムが適用でき、また有効である。
【0057】[その他] (1)上述した実施例では、書籍管理の具体例として返
却期限管理や発注管理を説明したが、それ以外であって
も、書籍に関する情報に基づいて管理すべき処理に関し
ては、同様の効果を奏する。
【0058】(2)上述した実施例では、2次元コード
7として位置決めシンボルが1つのQRコード(図1参
照)を採用したが、それには限られず、例えば図7
(A)に示す位置決めシンボルが3つのQRコード、図
7(B)に示すデータコード、図8(C)に示すマキシ
コード、図7(D)に示すPDF417をはじめとして
種々のものを採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例としての書籍管理システムの概
略構成図、(b),(c)は2次元コードが所定位置に
記された書籍を示す説明図、(d)は2次元コードの一
例を示す説明図である。
【図2】書籍管理端末のブロック図である。
【図3】書籍管理端末にて実行される返却期限管理処理
を示すフローチャートである。
【図4】書籍管理端末にて実行される発注管理処理を示
すフローチャートである。
【図5】管理コンピュータにて実行される発注管理処理
を示すフローチャートである。
【図6】書籍が階段状の陳列棚に配置されている状態を
示す説明図である。
【図7】2次元コードの別実施例を示す説明図である。
【図8】従来技術としての書籍裏面に印刷されたバーコ
ード及びISBNコードを示す説明図である。
【符号の説明】
1…書籍管理端末 5…書籍 5a…表紙 5b…背表紙 7…2次元コード 10…制御回路 11…照明LED 12…CCDエリ
アセンサ 13…増幅回路 14…2値化回路 15…特定比検出回路 16…同期パルス
出力回路 17…アドレス発生回路 18…A/D変換
回路 20…画像メモリ 30…ブザー 31…スイッチ群 32…液晶表示器 33…通信I/F回路 50…管理コンピ
ュータ 60…電子レジスタ 70…コード読取
装置 101…裏表紙 103…バーコード 105…ISBNコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 智史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 木内 潤一郎 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 藤本 直 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 山下 直樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5B049 BB15 CC05 CC27 CC31 DD01 DD02 EE01 EE05 FF02 FF03 FF04 GG04 GG05 GG07 5B072 BB00 CC21 DD02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書籍の一部であり、当該書籍を陳列した場
    合に外部から視認可能な位置に、当該書籍に関する所定
    の情報である書籍情報を示す2次元コードを記してお
    き、 2次元コードの読取機能を有し携帯性のある書籍管理端
    末にて前記2次元コードを読み取り、前記書籍情報を解
    読し、 前記解読した書籍情報を前記書籍管理端末から管理コン
    ピュータ側へ送信し、当該管理コンピュータにて所定の
    書籍管理情報として蓄積可能な書籍管理システムであっ
    て、 前記書籍管理端末は、前記管理コンピュータから前記書
    籍管理情報を受け取って記憶しておき、読み取った2次
    元コードの示す書籍情報に対応する書籍管理情報を用い
    た所定の管理処理を実行すること、 を特徴とする書籍管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の書籍管理システムにおい
    て、 前記管理対象の書籍が返却期限付きのものであり、前記
    所定の管理処理として返却期限管理処理を行う場合に
    は、 前記書籍管理端末は、前記管理コンピュータから、当日
    が返却期限である書籍を示す期限リストを受け取って記
    憶しておき、前記書籍に記された2次元コードから読み
    取った書籍情報を前記期限リストと照合することによっ
    て返却期限対象書籍であるか否かを判断し、その結果を
    使用者に報知すること、 を特徴とする書籍管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の書籍管理システムにおい
    て、 前記管理対象の書籍が補充のために発注可能なものであ
    り、前記所定の管理処理として発注管理処理を行う場合
    には、 前記書籍管理端末は、前記管理コンピュータから、補充
    が必要となる下限在庫数を書籍毎に示す補充判定リスト
    を受け取って記憶しておき、前記書籍に記された2次元
    コードから読み取った書籍情報に対応する前記下限在庫
    数を前記補充判定リストから読み出して表示し、その
    後、使用者によって入力された現品数を発注管理用の付
    帯情報として記憶しておき、 一方、前記管理コンピュータは、前記書籍管理端末から
    前記発注管理用の付帯情報として現品数を受け取ると、
    当該現品数を前記下限在庫数と比較し、現品数の方が少
    ない書籍に関しては、在庫として確保可能な上限を示す
    上限在庫数と現品数との差分を発注数として計算し、所
    定の発注処理のために内部に記憶、あるいは外部へ出力
    すること、 を特徴とする書籍管理システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の書籍管理
    システムにおいて、 前記2次元コードは、書籍の表紙、背表紙の少なくとも
    いずれか一方に記されていること、 を特徴とする書籍管理システム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の書籍管理システムにおい
    て、 前記2次元コードが表紙に記されている場合には、表紙
    の上寄りに記されていること、 を特徴とする書籍管理システム。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の書籍管理システムに用い
    られ、2次元コードの読取機能を有し携帯性のある書籍
    管理端末であって、 管理コンピュータから書籍管理情報を受け取って記憶し
    ておき、読み取った2次元コードの示す書籍情報に対応
    する書籍管理情報を用いた所定の管理処理を実行するこ
    と、 を特徴とする書籍管理端末。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の書籍管理端末において、 前記管理対象の書籍が返却期限付きのものであり、前記
    所定の管理処理として返却期限管理処理を行う場合に
    は、 前記管理コンピュータから、当日が返却期限である書籍
    を示す期限リストを受け取って記憶しておき、前記書籍
    に記された2次元コードから読み取った書籍情報を前記
    期限リストと照合することによって返却期限対象書籍で
    あるか否かを判断し、その結果を使用者に報知するこ
    と、 を特徴とする書籍管理端末。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の書籍管理端末において、 前記管理対象の書籍が補充のため発注可能なものであ
    り、前記所定の管理処理として発注管理処理を行う場合
    には、 前記管理コンピュータから、補充が必要となる下限在庫
    数を書籍毎に示す補充判定リストを受け取って記憶して
    おき、前記書籍に記された2次元コードから読み取った
    書籍情報に対応する前記下限在庫数を前記補充判定リス
    トから読み出して表示し、その後、使用者によって現品
    数が入力されると、発注管理用の付帯情報として記憶し
    ておくこと、 を特徴とする書籍管理端末。
  9. 【請求項9】請求項1に記載の書籍管理システムの管理
    対象となる書籍であって、 当該書籍の一部であり、当該書籍を陳列した場合に外部
    から視認可能な位置に、当該書籍に関する所定の情報で
    ある書籍情報を示す2次元コードが記されていること、 を特徴とする書籍。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の書籍管理システムにお
    いて、 前記2次元コードは、書籍の表紙、背表紙の少なくとも
    いずれか一方に記されていること、 を特徴とする書籍。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の書籍管理システムに
    おいて、 前記2次元コードが表紙に記されている場合には、表紙
    の上寄りに記されていること、 を特徴とする書籍。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7176801B2 (en) 2004-01-27 2007-02-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Article management system and method
JP2010224994A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Haruya Inc 書籍返品業務支援システム
JP2016206814A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 株式会社ビジュアルジャパン 書籍情報出力装置
CN107369073A (zh) * 2017-07-21 2017-11-21 刘姗姗 一种共享图书系统与方法

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