JP3330684B2 - 表面処理方法および表面処理装置 - Google Patents

表面処理方法および表面処理装置

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JP3330684B2 JP19189793A JP19189793A JP3330684B2 JP 3330684 B2 JP3330684 B2 JP 3330684B2 JP 19189793 A JP19189793 A JP 19189793A JP 19189793 A JP19189793 A JP 19189793A JP 3330684 B2 JP3330684 B2 JP 3330684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子材料や金属材料
などにより形成されたワーク表面に塗装、メッキなどに
より薄膜等を生成する表面処理方法および表面処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用機器のノーズ部や操作釦などの部
品の製造においては、ABSなどの高分子材料を射出成
形してノーズ部や操作釦などの形状のワークとした後
に、ワーク表面に静電塗装を行っている。この塗装によ
る薄膜等をワーク表面に剥離することなく形成するため
には、静電塗装の前処理としてワーク表面の洗浄工程が
必要になる。すなわち、塗装による薄膜等がワーク表面
に均一に且つ確実に密着できるように、ワーク表面に付
着したほこり、油、人の皮膚脂などを除去する洗浄が必
要である。従来この洗浄工程では、フロンを使用してい
たが、環境汚染の防止のためにフロンが使用できなくな
っている。このフロン洗浄に代わるものとして、純水や
アルコールを使用した洗浄工程が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、純水洗
浄やアルコール洗浄により、ワーク表面を洗浄する場
合、大規模な洗浄槽を設けることが必要になって、塗装
の前処理のための設備が大がかりになり、洗浄−塗装−
乾燥の全体の作業ラインが非常に長くなる。さらに純水
洗浄やアルコール洗浄ではワーク表面に付着した油や人
の皮膚脂などの有機化合物を確実に除去できない場合が
あり、塗装不良率が高くなる欠点がある。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、比較的小型の設備でワーク表面を充分に洗浄で
き、しかも塗装やメッキなどによる薄膜等の密着度を高
め、高品質な塗装品やメッキ品を得ることができるよう
にした表面処理方法および表面処理装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による表面処理方
法は、ワーク表面にイオン化された気体を吹き付け、ワ
ーク表面に帯電している静電気および静電気によって吸
着していたほこりを除去する第1の除電工程と、前記
ーク表面に紫外線を照射して有機化合物による汚れを除
する洗浄工程と、洗浄されたワークの表面に再度イオ
ン化された気体を吹き付け、紫外線照射によって帯電さ
せられた静電気および残存している前記有機酸化物を除
去する第2の除電工程と、前記ワークの表面を塗装する
処理工程と、塗装後の乾燥工程とを有することを特徴と
するものである。
【0006】また本発明による表面処理装置は、ワーク
表面にイオン化された気体を吹き付け、ワーク表面に帯
電している静電気および静電気によって吸着しているほ
こりを除去する第1の除電部と、前記ワーク表面に紫外
線を照射して有機化合物による汚れを除去する洗浄部
と、洗浄されたワークの表面に再度イオン化された気体
を吹き付け、紫外線照射によって帯電させられた静電気
および残存している前記有機酸化物を除去する第2の除
電部と、前記ワークの表面を塗装する処理部と、塗装後
の乾燥工程とを有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記手段では、まずワーク表面にイオン化され
た気体を吹き付け、ワーク表面に帯電された静電気を除
去するとともに、静電気により吸着されていたほこりな
どを気体の吹き付け圧により除去する。ほこりなどを除
去することによりワーク表面に紫外線照射の影となる部
分が残るのが防止される。
【0008】次に洗浄工程において、除電されたワーク
表面に紫外線を照射する。この紫外線照射により、ワー
ク表面の有機化合物の汚れが分解される。またワーク表
面に紫外線を照射すると、ワーク表面が適度に粗された
状態に改質され、塗装などによる薄膜等が密着しやすい
状態となる。ここで、紫外線により分解された有機化合
物の汚れをワーク表面から除去することが必要になる
が、これは、例えば洗浄工程においてオゾン(O3)を
生成できる波長の紫外線と、オゾンを分解できる波長の
紫外線を照射することにより行うことが可能である。オ
ゾンを生成し且つ分解すると酸化性の強い酸素原子
(O)が得られるため、ワーク表面にて有機化合物から
分解されたイオン、ラジカルなどがこの酸素原子と反応
し、有機酸化物や水や一酸化炭素となってワーク表面か
ら除去されやすくなる。また他の方法として紫外線によ
りオゾンを生成し、例えばマイクロ波や放電などにより
ワーク表面にてオゾンを分解してもよい。さらには紫外
線照射によりワーク表面の有機化合物の汚れを分解させ
た後に、ワーク表面をさらに洗浄槽などにより洗浄して
分解された汚れを除去してもよい。このようにして有機
化合物の汚れが除去され且つ表面が改質されたワーク表
面に塗装やメッキなどにより薄膜が生成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明の一実施例として静電塗装ラインを示
す平面図、図2はその正面図、図3は図2の右側面図、
図4、図5および図6は、それぞれ図2におけるIV−
IV、V−V、VI−VI線の断面図である。図1に示
すように、この静電塗装ラインは、除電・洗浄ブース
A、静電塗装ブースB、両ブースAとBとの連絡通路
C、セッティングゾーンD、乾燥炉E、および搬入・搬
出部Fとから構成されている。なお、符号Gは操作盤で
ある。この静電塗装ラインの全長Lはほぼ11m程度で
ある。前記除電・洗浄ブースAから搬入・搬出部Fにか
けてワーク通路が形成され、図2に示すワーク搬送台1
がこのワーク通路に沿うレール上を移動できるようにな
っている。ワーク搬送台1は一定のピッチにて配列さ
れ、ワーク通路に沿って周回駆動されるチェーン2によ
り、一定の速度で移動させられる。この移動速度は、例
えば搬入・搬出部Fから除電・洗浄ブースAへ搬入され
るワーク搬送台1が毎分1個程度である。
【0010】図7は、ワーク搬送台1の上端部分を拡大
して示している。ワーク搬送台1の最上部には円盤状の
テーブル1aが設けられ、このテーブル1a上に、複数
のワークWを載置したパレットPが設置される。この実
施例では、ワークWが、ABSなどの高分子材料により
射出成形された車載用音響機器の操作釦である。図4と
図5に示すように、除電・洗浄ブースA内には作業空間
10が設けられている。図3に示すように、除電・洗浄
ブースAには搬入口11が必要最小限の面積にて開口し
ており、ワーク搬送台1は、搬入・搬出部Fから搬入口
11を通過して作業空間10内に搬入される。
【0011】作業空間10内には、紫外線照射部材12
と、これを挟む両側に位置する第1と第2の除電ブロワ
ー13,14が設けられている。第1の除電ブロワー1
3、紫外線照射部材12、第2の除電ブロワー14は、
作業空間10内の共通の空間内にてワーク搬送台1の進
行方向に沿って並んで配置されている。紫外線照射部材
12は、ワークに対向する1個または複数個の低圧水銀
灯12aを有するものである。この低圧水銀灯12a
は、空気中の酸素(O2)を分解してオゾン(O3)を発
生させる185nm付近の波長の遠紫外線と、オゾンを
分解する254nm付近の波長の遠紫外線を発するもの
である。移動中のテーブル1a上に配置された複数個の
ワークW(図7参照)に対し遠紫外線がムラなく均等に
照射されるように、低圧水銀灯12aの高さや配置間隔
などが設定されている。
【0012】第1と第2の除電ブロワー13と14は同
じものであり、それぞれ作業空間10内の空気を陰イオ
ン化してワーク表面に吹き付け、ワーク表面に帯電した
静電気を除去するものである。図4と図5に示すよう
に、除電・洗浄ブースA内には、隔壁10aにより作業
空間10と分離された空気洗浄空間15が設けられてい
る。作業空間10と空気洗浄空間15のそれぞれはブー
スの下部にて連通されており、ブースの下部は水槽19
となっている。空気洗浄空間15の上部は排気ダクト1
6に連通され、この排気ダクト16は図示しない排気ポ
ンプに接続されている。また作業空間10の上部には清
浄空気通路17が設けられている。エアーコンディショ
ナから清浄空気通路17に清浄空気が送られ、前記排気
ダクト16からの吸引負圧により、清浄空気は、フィル
タ18を経て作業空間10内に導入され、空気洗浄空間
15から排気ダクト16を通って排気される。
【0013】空気洗浄空間15の下部には渦巻板21が
設けられ、空気清浄空間15内には複数枚のエリミネー
タ22が設けられている。第1の除電ブロワー13によ
り吹き落とされたほこり、紫外線照射部材12からの遠
紫外線により分解されて生成された有機酸化物など、さ
らに第2の除電ブロワー14により除去された汚れは、
水槽19内の水面に落下する。そして、空気の流れに沿
って水面が移動し、ほこりなどが水面と共に空気洗浄空
間15内に巻き上げられる。そしてエリミネータ22に
より水滴が捕えられ、空気のみが排気ダクト16から排
気される。またほこりや有機酸化物などを含んだ水は、
水槽19の底部に沈殿する。
【0014】図1、図2および図6に示すように、静電
塗装ブースBには、塗装作業空間25と、この塗装作業
空間25と隔壁25aを介して分離された空気洗浄空間
26が設けられている。両空間25と26の底部は互い
に連通し、この連通部に水槽27が設けられている。ま
た空気洗浄空間26の底部には渦巻板28が設けられ、
また空気洗浄空間26内には複数枚のエリミネータ29
が設けられている。塗装作業空間25の上部には、清浄
空気通路32が設けられ、その境界にはフィルタ33が
設けられている。また空気洗浄空間26の上部は排気ダ
クト31を介して排気ポンプに接続されている。塗装作
業空間25から空気洗浄空間26への空気の流れ、およ
び塗料ミストの沈殿機能は前記除電・洗浄ブースA内と
同じである。
【0015】塗装作業空間25には2組の塗装ノズル3
5と36が設けられている。塗装ノズル35は、移動機
構37によりワーク移動方向と直交する方向(図1と図
6の矢印X方向)へ往復移動させられる。同様に後段の
塗装ノズル36も移動機構38により、ワーク移動方向
と直交するX方向へ往復移動させられる。上記塗装ノズ
ル35が設けられている位置と塗装ノズル36が設けら
れている位置との間には、図7に示すワーク搬送台1の
テーブル1aを90度回転させる装置が設けられてい
る。ワーク搬送台1が塗装作業空間25内を移動すると
きに、まずX方向へ往復移動する塗装ノズル35により
ワーク搬送台1上の複数のワークWに対して一方向へ塗
料吹き付けが行われ、その直後にテーブルが90度回転
してそのまま前進し、後段の塗装ノズル36がX方向へ
往復移動して、ワークWに対しては前段のときと直交す
る方向で塗料の吹き付けが行われる。このようにワーク
Wに対して相対的に直交するニ方向に塗料が吹き付けら
れることにより、全てのワークWに対して均一な塗装が
行われる。
【0016】静電塗装ブースBの後段のセッティングゾ
ーンDは、図1にて(イ)で示す位置から(ロ)で示す
位置までのワーク通路の曲がり部(Uターン部)に設け
られているものであり、静電塗装ブースBを出たワーク
Wが、このセッティングゾーンDを通過する間に、塗料
が定着させられる。セッティングゾーンDは筒状の筐体
に囲まれた空間であるが、始点である(イ)の位置の筐
体側面にはフィルタ41,41が設けられ、また筐体上
面は排気ダクト42を経て排気ポンプに接続されてい
る。外部の空気がフィルタ41,41から筐体内に導入
され、さらに排気ダクト42から排気されることによ
り、静電塗装ブースB内の空間とセッティングゾーンD
内の空間との間にエアーカーテンが形成され、後段の乾
燥炉E内の熱気が静電塗装ブースB内に流入するのが防
止できる。
【0017】なお、上記のフィルタおよび排気ダクトと
同じものを連絡通路Cに設けることにより、静電塗装ブ
ースB内の塗料が、除電・洗浄ブースAに流入するのを
防止できるようになる。また乾燥炉Eは図1の(ロ)の
位置から搬入・搬出部Fへの出口付近まで延びるのもで
あり、電気加熱炉により構成されている。
【0018】次に上記静電塗装ラインを使用した塗装方
法について説明する。図7に示すように、複数個のワー
クWが載置されたパレットPは、搬入・搬出部Fに位置
しているワーク搬送台1のテーブル1a上に供給され
る。ワーク搬送台1はチェーン2により移動力を与えら
れてレール上を移動し、図3に示す搬入口11から、除
電・洗浄ブースAに入る。除電・洗浄ブースA内では、
一定の速度で移動するワークWの表面に向かって、第1
の除電ブロワー13から陰イオン化された空気が吹き付
けられる。このイオン化された空気によりワークWの表
面に帯電する静電気が除去される。静電気により吸着さ
れていたほこりなどはワーク表面から分離できる状態に
なり、空気の吹き付け力により落下させられる。除去さ
れたほこりなどは水槽19の底部に沈殿する。
【0019】次にワークWが紫外線照射部材12の下を
通過する際に、低圧水銀灯12aから遠紫外線が照射さ
れる。まず185nm付近の波長の紫外線により空気中
の酸素(O2)が分解されてオゾン(O3)が発生する。
また低圧水銀灯12aから同時に発せられる254nm
付近の波長の遠紫外線によりオゾンが分解され、酸化性
の強い酸素原子(O)が発生する。ワークWの表面に付
着している油、人の皮膚脂などの有機化合物の汚れは、
まず紫外線を吸収して光分解され、イオン、中性子また
はラジカルなどとなり、これが前記酸素原子(O)と反
応して有機酸化物や、一酸化炭素や水などとなってワー
クWの表面から除去される。またワークWの表面に紫外
線が照射されることにより、ワークWの表面が改質さ
れ、静電塗装の塗料がいっそう付着しやすい面粗さとな
るように適度に粗される。この表面の改質は、ワークW
が高分子材料により形成されている場合に顕著である。
【0020】紫外線洗浄後のワークWは、第2の除電ブ
ロワー14の下を通過する際に、再度陰イオン化された
空気が吹き付けられ、紫外線照射によりワーク表面に帯
電された静電気が除去される。またこの吹き付け圧によ
りワーク表面に残る有機酸化物などが完全に除去され
る。除電と洗浄が完了したワークは、ワーク搬送台1に
より連絡通路C内を経て静電塗装ブースB内へ送られ
る。静電塗装ブースB内の塗装作業空間25内では、移
動するワークWに対して、前段の塗装ノズル35が対向
してY方向へ移動し、ワーク表面に塗料が吹き付けられ
る。その直後にワーク搬送台1のテーブル1aが90度
回転させられ、同じくX方向へ移動する塗装ノズル36
により前段のときと直交する向きに塗料が吹き付けられ
る。
【0021】塗装の完了後に、ワーク搬送台1がセッテ
ィングゾーンDを移動する間に、ワークWの表面に吹き
付けられた塗料が定着する。そして乾燥炉Eにより塗料
が乾燥させられ、搬入・搬出部Fへ搬出される。除電・
洗浄ブースAでの紫外線洗浄により、ワーク表面の有機
化合物が確実に除去され、またワーク表面が適度な粗さ
に改質されるため、乾燥後の塗料の定着状態が良好とな
り、塗料剥がれが生じなくなる。
【0022】なお、上記実施例では、ワーク表面での薄
膜形成を塗装により行う場合を示しているが、メッキや
蒸着による薄膜形成を行う場合であっても、除電・洗浄
ブースAによる除電・洗浄が下地処理として有効なもの
となる。また、前記実施例では、低圧水銀灯からの紫外
線によりオゾンを生成しさらに紫外線によりオゾンを分
解しているが、他の方法としてオゾンを生成できる18
5nm付近の波長の紫外線のみをワーク表面に照射し、
さらにオゾンを紫外線以外の手段例えばマイクロ波や放
電により分解して、ワーク表面付近に酸化性の強い酸素
原子を生成してもよい。あるいは紫外線照射によりワー
ク表面に付着した有機化合物の汚れの分解と表面を粗ら
す改質のみを行い、有機化合物から分解されたものを、
アルコール洗浄や純水洗浄などにより除去してもよい。
この場合、有機化合物の汚れが分解されているため、簡
単な洗浄でワーク表面を清掃できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明では、イオンを含ん
だ気体をワークに吹き付け、ワーク表面の静電気を除去
して静電吸着されたほこりなどを除去している。よっ
て、その後の紫外線洗浄の際に紫外線の照射の影となる
部分がなくなり、ワーク表面全域にむらなく紫外線が照
射されるようになる。また紫外線照射によりワーク表面
の有機化合物を分解でき、また紫外線によりワーク表面
を改質することができて塗装やメッキなどによる薄膜が
ワーク表面に密着しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として静電塗装ラインを示す
平面図、
【図2】図1に示す静電塗装ラインの正面図
【図3】図2の右側面図、
【図4】図2のIV−IV線断面図、
【図5】図2のV−V線断面図、
【図6】図2のVI−VI線断面図、
【図7】ワーク搬送台を示す部分斜視図、
【符号の説明】
A 除電・洗浄ブース B 静電塗装ブース D セッティングゾーン E 乾燥炉 W ワーク 1 ワーク搬送台 10 作業空間 12 紫外線照射部材 12a 低圧水銀灯 13,14 除電ブロワー 15 空気洗浄空間 16 排気ダクト 17 清浄空気通路 18 フィルタ 25 塗装作業空間 26 空気洗浄空間 31 排気ダクト 32 清浄空気通路 33 フィルタ 35,36 塗装ノズル 37,38 移動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 富男 埼玉県北本市二ッ家1−333 有限会社 中嶋製作所内 審査官 瀬良 聡機 (56)参考文献 特開 昭61−75515(JP,A) 特開 平3−162561(JP,A) 特開 平3−287767(JP,A) 特開 平4−17673(JP,A) 特開 平4−45277(JP,A) 特開 平5−25611(JP,A) 特開 平5−68916(JP,A) 特開 平6−5379(JP,A) 特開 平6−349802(JP,A) 特開 平5−297335(JP,A) 特開 平3−71176(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58 B05D 3/04,7/02 C08J 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク表面にイオン化された気体を吹き
    付け、ワーク表面に帯電している静電気および静電気に
    よって吸着していたほこりを除去する第1の除電工程
    と、前記ワーク表面に紫外線を照射して有機化合物によ
    る汚れを除去する洗浄工程と、洗浄されたワークの表面
    に再度イオン化された気体を吹き付け、紫外線照射によ
    って帯電させられた静電気および残存している前記有機
    酸化物を除去する第2の除電工程と、前記ワークの表面
    を塗装する処理工程と、塗装後の乾燥工程とを有するこ
    とを特徴とする表面処理方法。
  2. 【請求項2】 ワーク表面にイオン化された気体を吹き
    付け、ワーク表面に帯電している静電気および静電気に
    よって吸着しているほこりを除去する第1の除電部と、
    前記ワーク表面に紫外線を照射して有機化合物による汚
    れを除去する洗浄部と、洗浄されたワークの表面に再度
    イオン化された気体を吹き付け、紫外線照射によって帯
    電させられた静電気および残存している前記有機酸化物
    を除去する第2の除電部と、前記ワークの表面を塗装す
    処理部と、塗装後の乾燥部とを有することを特徴とす
    る表面処理装置。
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