JP3330542B2 - ディジタルtv受信機におけるntsc干渉信号検出/遮断装置及び方法 - Google Patents

ディジタルtv受信機におけるntsc干渉信号検出/遮断装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン発展副
委員会(ATSC)の標準による米国における地上放送
に用いられる、高精細度テレビジョン(HDTV)のよ
うなディジタルテレビジョン装置に係り、さらに詳しく
は国営テレビジョンシステム委員会(NTSC)の標準
による、アナログテレビジョン信号から発生する同一チ
ャネル干渉を検出するための回路を有する、ディジタル
テレビジョン受信機装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン発展副委員会(ATSC)
は1995年9月16日に発表したディジタルテレビジ
ョンの標準において、米国内の国営テレビジョン副委員
会(NTSC)がアナログテレビジョン空中波信号に主
に用いている、6MHz帯域幅のテレビジョンチャネル
内のディジタルテレビジョン(DTV)信号送信のため
の残留側波帯(VSB)信号を明示している。前記残留
側波帯(VSB)DTV信号のスペクトルは、まるで同
一チャネルのスペクトルがNTSCアナログTV信号を
干渉するように設計されている。これはNTSC同一チ
ャネル干渉アナログTV信号の輝度と色差成分エネルギ
ーの大部分が低くなる偶数倍で、前記NTSCアナログ
TV信号の1/4水平走査線比率の偶数倍の間で低くな
る、前記NTSCアナログTV信号の1/4水平走査線
比率の奇数倍の時、前記パイロット搬送波と前記DTV
信号の主要振幅変調側帯波周波数が位置することになさ
れる。NTSCアナログTV信号のビデオ搬送波はTV
チャネルの下限周波数から得たオフセット値1.25M
Hzである。DTV信号の搬送波は、TVチャネルの下
限周波数から得た約309,877.6KHzのDTV
搬送波信号を配列するために、NTSCアナログTV信
号の水平走査線比率の59.78倍をかけた値から得た
オフセット値である。従って、DTV信号の搬送波はT
Vチャネルの中間周波数から得た約2,690122.
4Hzになる。
【0003】ディジタルテレビジョン標準に現れた正確
な符号比率は(684/286)倍をかけた値であっ
て、NTSCアナログTV信号のビデオ搬送波から音声
搬送波オフセット値4.5MHzを得る。ここで、NT
SCアナログTV信号の水平走査線/符号数は684で
あり、NTSCアナログTV信号の水平走査線比率因子
の286を乗算してNTSCアナログTV信号に含まれ
たビデオ搬送波から4.5MHzの音声搬送波オフセッ
ト値を得る。前記符号比率は10.762238メガ符
号/秒であって、これはDTV搬送波信号から5.38
1119MHzだけ拡張されたVSB信号に含まれるこ
とができる。即ち、前記VSB信号はTVチャネルの下
限周波数から5.690997MHz拡張された帯域ま
で制限されうるものである。
【0004】一般に、米国内におけるディジタルHDT
V信号地上放送に関するATSC標準は16:9の比率
をもつ2種の高精細度TV形式の送信が全て可能であ
る。第1のHDTVディスプレイ形式は1920標本/
走査線と、2:1の飛び越し領域をもつ1080の活性
化水平走査線/30Hzフレーム形式を使用する。第2
のHDTVディスプレイ形式は1280輝度標本/走査
線と、順次走査されたTV映像/60Hzフレーム形式
を使用する。また、ATSC標準はNTSCアナログT
V信号と比較した時、正常的な解像度を有する4個のT
V信号を並列伝送するHDTVディスプレイ形式よりは
DTVディスプレイ形式の伝送方法を取っている。
【0005】米国内地上放送から残留側波帯振幅変調に
よって伝送されたDTVはそれぞれ313個の連続デー
タセグメントを含む連続データ領域を保って構成してい
る。前記データ領域は、それぞれ奇数で計数されるデー
タ領域と、データフレームを構成する偶数で計数される
データ領域が連続されるモジュロ−2が連続的に計数さ
れるものと見なされる。前記フレーム比率は20.66
フレーム/秒である。それぞれのデータセグメントは7
7.3マイクロ秒の間に活性化される。従って、符号比
率が10.78MHzであれば、832符号/データセ
グメントになる。
【0006】各データのセグメントは1本のラインに+
S,−S,−S,+Sを連続的にもつ4個の同期符号集
合を有する。前記+Sの値は最大陽性データ偏位下のレ
ベルであり、−Sの値は最大音声データ偏位上のレベル
である。各データ領域の初期ラインは、チャネルの等化
と多経路処理防止のための実験信号を符号化する同期符
号集合領域を含む。前記実験信号は511擬似雑音順次
標本(PN順次)に相次いで3個の63−PN順次標本
を連続する。前記領域同期コード内にある前記63−P
N順次標本の中間値は、奇数で計数されたデータ領域の
第1ラインの初期論理規則と、偶数で計数されたデータ
領域の第1ラインの第1論理規則によって伝送され、第
1と第2論理規則が互いに補数となる。
【0007】データライン内のデータは12個の挿入さ
れたトレリス符号を用いてトレリス符号化さされるが、
これらのそれぞれは1個のビットを符号化していない2
/3比率のトレリス符号である。前記挿入されたトレリ
ス符号は、露出した自動車の点火装置のような雑音源か
ら発生する突発状況を訂正するための誤り訂正対備策の
一環として設けられたもので、リードソロモンコーティ
ングである。前記リードソロモンコーティング結果値は
空中波伝送のために8レベル(3ビット/符号)の一次
元整列符号でコード化して伝送されるが、この時の伝送
はトレリスコーティング手続と識別される符号のプリコ
ード化無しでなされる。前記リードソロモンコーディン
グ結果値は有線TV放送の伝送のために16レベル(4
ビット/符号)の一次元整列符号にコード化して伝送さ
れるが、この時の伝送もプリコーディング無しでなされ
る。残留側波帯(VSB)信号はこれら固有の伝送波を
もっているが、これらの振幅は変調比率によって変化す
る。
【0008】前記固有搬送波は前述した変調比率による
固定振幅のパイロット搬送波で代置される。この固定振
幅のパイロット搬送波は、フィルタに供給されてその応
答としてVSB信号を供給する振幅変調側帯域を生成す
る平衡変調器に印加される電圧を変調する時、直流成分
をシフトして発生する。もし前記4ビット符号コーディ
ングの8つのレベルが搬送波変調信号として−7,−
5,−3,−1,+1,+3,+5,+7の正常値をも
つならば、前記パイロット搬送波は正常値1.25をも
つ。+Sの正常値は+5であり、−Sの正常値は−5で
ある。
【0009】DVTの先行技術分野において、送信時に
DTV放送に符号プリコーダの使用可否決定が要求され
たが、この符号プリコーダは符号発生回路を行い、符号
をプリコードフィルタリングするものである。放送局の
かかる決定は、NTSC放送局の要求と関係なく同一チ
ャネル干渉に左右される。前記符号プリコーダは同一チ
ャネル干渉NTSC信号を干渉することを防止するため
の、符号デコーダ回路の内部にあるデータスライサの使
用に先だって用いられた、コームフィルタを有するそれ
ぞれのDTV受信機に偶然捕らえられた符号のポストコ
ーディングを補完する。符号プリコーディングはデータ
ラインの符号同期集合あるいはデータ領域の同期データ
が伝送されるデータライン上では用いられない。
【0010】同一チャネル干渉はNTSC放送局から遠
く離れたところで除去されるが、一定の電離層条件が形
成されるか、或いは同一チャネル干渉の可能性が高い高
温の夏季になれば十中八九発生する。しかし、このよう
な干渉はNTSC放送局から発生する同一チャネルがな
ければ発生しない。もし、NTSCの干渉がその放送領
域内部にのみ局限されるならば、HDTV放送はNTS
C干渉とは別途により容易にHDV信号を運営するため
の符号プリコーダを使用することができる。また、この
ようになると、コームフィルタは、DTV受信機で完全
にマッチしたフィルタリングを行うための符号ポストコ
ーダとして用いられることができる。
【0011】もしNTSC信号干渉の排除または可能性
が稀であれば、トレリスデコーダ内の符号値誤りの原因
となるフラットスペクトル雑音が減少することになっ
て、DTV放送は符号プリコーダの使用を中断すること
により、各DTV受信機には符号ポストコーダが不要と
なるであろう。このような状況に対する放送局の認識が
なければ、NTSC信号の同一チャネル干渉は一部放送
受信地域に対する障害要件となり、有線放送の漏電を引
き起こし、NTSC受信機に不適な中間周波数映像障害
を生じさせ、アナログTV録画の結果をもっているディ
ジタルTV録画のためにマグネティックテープを使用し
なければならないか、或いは他の非正常状態の本質的な
問題が生じる虞がある。
【0012】1997年1月14日の米国特許登録番号
5,594,496をもつNielsenet aliiの「ディジタ
ルTV信号に含まれた同一チャネル干渉検出」を参照す
ると、領域同期コードを含むデータセグメントにおける
NTSC同一チャネル干渉検出器は、受信されたノイズ
と同一チャネル干渉が測定される符号コーディングと関
係のない周期をもつ、データ領域コームフィルタ応答を
得るために、データ領域コームフィルタリングを必要と
する。これら周期における前記データ領域コームフィル
タ応答は、NTSC同一チャネル干渉結果を遮断する、
さらに優れたコームフィルタリングを目的とする応答と
比較される。
【0013】もし信号レベルにおいて、相当な量の減少
を示すより優れたコームフィルタリング結果があれば、
前記信号はNTSC同一チャネル干渉の実際結果であ
り、符号デコーディングに先だってNTSC同一チャネ
ル干渉結果を遮断するためにコームフィルタリングが用
いられたと見なす。もしより優れたコームフィルタリン
グを用いて検出したノイズから相当な量の減少が見えな
ければ、前記ノイズはジョンソンノイズであり、NTS
C同一チャネル干渉結果を遮断するためにコームフィル
タリングを使用していないと見なす。その理由は差等的
に遅れた符号デコーディングにおけるコームフィルタリ
ングは、3dBまたはそれ以上に増加したジョンソンノ
イズと関連して線形的に組み合わせるためである。
【0014】現在のATSC DTV標準は符号プリコ
ーディングを使用する伝送方式を認めていない。アナロ
グTV信号を干渉する同一チャネルの遮断は、符号デコ
ーディングに関連したデータスライシングの処理後に、
トレリスデコーディング処理過程で行われるべきと判断
される。この処理過程は伝送時にプリコーディングが成
されるべきか否かを省略する。しかし、不幸ながらアナ
ログTV信号を干渉する同一チャネルは、データスライ
シング処理過程で誤りを生じさせるが、これは誤り訂正
デコーディングの手続、トレリスデコーディング、リー
ドソロモンデコーディングにさらに多くの負担を与える
ことになる。これらの誤りは放送区域の範囲を制限して
商業用DTV放送の輸入節減をもたらす。従って、現在
ATSCDTVの標準でDTV伝送時に符号プリコーデ
ィングを認めていないが、データスライシングに先だっ
て同一チャネルアナログTV信号防止を提供するのが望
ましい。
【0015】一般に、線形組合せは古典数式またはモジ
ュラ計算法による適用の可否によって意味が加減され
る。線形組合せに適用されて行われたモジュラ組合せは
モジュラ計算式で処理される。差等遅延を介した一連の
ディジタル符号と、差等的に遅れた区間の線形組合せ
と、HDTV受信機の先行技術に用いられた符号のポス
トコーディングによる例証をレコードしたコーディング
の類型を、本明細書で「第1類型の符号レコーディン
グ」と定義する。また、モジュラ組合せの遅延した結果
値をもつモジュラ組合せ自体を通じた一連のディジタル
符号と、HDTV送信機の先行技術に用いられた符号の
プリコーディングによる例証をレコードしたコーディン
グの類型を、本明細書で「第2類型の符号レコーディン
グ」と定義する。
【0016】アナログTV信号から派生する同一チャネ
ル干渉の問題は、過去受信機の電波妨害問題において受
信機の内部に適切なフィルタ回路を設置して解決したこ
とを察してみることができる。システムチャネルの活性
領域を超過しなければ、DTV変調時に信号伝送を遮断
することにより同一チャネル干渉を防止することがで
き、システムの遂行を信号の重畳問題として察してみる
ことができる。受信機内部のフィルタ回路は、アナログ
TV信号による同一チャネル干渉から派生するディジタ
ル信号を選択するために適用し、先だって言及したシス
テムチャネルのエネルギーを充分減少させるために、ア
ナログTV信号の相関関係と反相関関係特性を活用す
る。
【0017】アナログTV信号から派生した同一チャネ
ル干渉を察してみれば、これはDTV送信機とDTV受
信機との間でシステムチャネルに流入する。DTV送信
機における符号プリコーディングの使用または非使用
は、アナログTV信号から派生する同一チャネル干渉に
何の影響も全く与えない。DTV受信機において、同一
チャネル干渉が受信機の終端にわたるほど広くないた
め、システムチャネルを捕獲することができれば、これ
は同一チャネル干渉の上位エネルギースペクトル要素の
エネルギーを減少させるためのコームフィルタをもつデ
ータスライシング回路より好ましいものである。従っ
て、データスライシング中に発生する誤りを減らすこと
ができる。DTV放送局は搬送波周波数を正確に合わせ
なければならないが、これはTVチャネル割当下限周波
数に近接した310KHzとなる。従って、この搬送波
周波数は干渉に近い同一チャネルNTSCアナログTV
信号のビデオ搬送波から得た周波数の最適オフセット値
となる。この搬送波周波数の最適オフセット値は正確
に、NTSCアナログTV信号の水平走査線周波数(f
H)の59.75倍に相当する。
【0018】復調されたDTV信号に含まれた同一チャ
ネル干渉の結果は、NTSCアナログTV信号の水平走
査線周波数(fH)の59.75倍の時にビットを含
み、ディジタルHDTV搬送波とアナログTV信号を干
渉する同一チャネルのビデオ搬送波との間でヘテロダイ
ンによって発生し、ディジタルHDTV搬送波とアナロ
グTV信号を干渉する同一チャネルの色差副搬送波との
間でヘテロダインによって生成されたfHの287.7
5倍の時のビットであって、これらのビットはfHの5
9.75倍の時に5番目の高調波に近いビットである。
この結果値はディジタルHDTV搬送波とアナログTV
信号を干渉する同一チャネルのオーディオ搬送波との間
でヘテロダインによって生成された、fHの345.7
5倍に近いビットを包括するが、このビットはfHの5
9.75倍の時に6番目の高調波に近いビットである。
これらビットの高調波関係は正確に設計された単一コー
ムフィルタであって、差等遅延をもつ少数の符号を統合
している。DTV受信機内部のデータスライシングに先
だってNTSC除去コームィルタを使用することは付随
的に第1類型の符号レコーディングを行い、データスラ
イシングによる符号を修正するためである。
【0019】DTV受信機内部の第1類型の符号レコー
ディングによるデータスライシング動作は、第1類型の
符号レコーディング結果として得た符号の非破壊定量化
処理を行うが、これはデータ送信に関する限り、データ
定量化レベルは符号レベルとマッチするように設計され
るためである。定量化は第1類型の符号レコーディング
に関連したフィルタリングの後に残った同一チャネル干
渉アナログTV信号と識別されるが、その程度はコード
符号レベル間の段階よりは少ない。これは定量化処理過
程で微小な信号を消耗して優良の信号利得を得る現象捕
獲の一種である。
【0020】データ送信に関する限り、一連のディジタ
ルデータ符号はシステムチャネルの全体長さにわたって
なされる。第2類型の符号レコーディングが、DTV送
信機における符号プリコーディングで処理される時、差
等的に遅れた一連のデータ符号の付加的な組合せは、送
信電力を昇圧しないか或いはアナログTV信号の電波妨
害をより多く抑制するために平均内部符号距離を増加さ
せる、モジュラ原理に基づいてなされる。その代わり、
アナログTV信号の電波妨害を抑えるための基本メカニ
ズムは、自分の減衰器とDTV信号を対向させ、DTV
受信機側のコームフィルタリングによって提供されるよ
うになり、データスライサ内部の定量化の効果によって
抑えられた、コームフィルタ応答に含まれたアナログT
V信号の結果は直ちにコームフィルタを介して伝送され
る。
【0021】第1と第2類型の符号レコーディング処理
の進行順序は、一連の符号に対するコーディング配合が
信号の伝送度を減少させるのではないので、このような
状況でシステムチャネルを通じた信号伝送には別に影響
を及ぼさない。第1と第2類型の符号レコーディング処
理の進行順序は、第1類型の符号レコーディングと、連
続するデータスライシングとの間に重畳していない、第
2類型の符号がレコーディングされる間、同一チャネル
干渉アナログTV信号を防止するためのディジタル受信
機の受信力に別に影響を及ぼさない。このような見解は
本発明の基礎している一般的な事項で、1997年4月
15日の米国特許出願番号08/839,691をもつ
「NTSC同一チャネル干渉コーム適応形フィルタを有
するディジタルTV受信機」を引用参照した。
【0022】前記適応形フィルタ回路は、同一チャネル
干渉アナログTV信号の結果に影響され易い、前記一連
の2N−レベル符号を符号デコードするために受信す
る。この時のNは正の整数である。前記NTSC同一チ
ャネル干渉が検出されると、前記NTSC同一チャネル
干渉が、VSB−AM DTV信号を同時に検出して、
復旧された基底帯域信号の上で、符号デコーディングを
直接行うために用いられたデータスライシング処理過程
で発生した誤りの訂正が不可能なほど充分なエネルギー
をもっているか否かを判断する。
【0023】もし前記NTSC同一チャネル干渉が、誤
り訂正が不可能なほどの充分なエネルギーをもっていな
いと判断されると、前記基底帯域符号は符号デコーディ
ング結果を生成するために、第1データスライサを用い
て符号デコードされる。もし、前記NTSC同一チャネ
ル干渉が、誤り訂正が不可能なほどの充分なエネルギー
をもっていると判断されると、前記基底帯域信号は、第
2データスライサを用いて符号デコードされる前に、同
一チャネル干渉のエネルギーを減少させるために第1コ
ームフィルタを用いて濾過される。付随的に前記第1コ
ームフィルタは、前記第2データスライサから生成され
た前記符号デコーディング結果値に誤りを発生させる、
第1類型の符号レコーディング手続を行うことになる。
【0024】前記第2データスライサでデータスライシ
ングする前に行われる前記第1類型の符号レコーディン
グ手続は、NTSC同一チャネル干渉遮断に適したフィ
ルタに対するプリコーディング手続と見なされる。第2
コームフィルタは前記第2データスライサにおけるデー
タスライシング後、第2類型の符号レコーディング手続
を行って、第1類型の符号レコーディング手続を補償
し、符号デコーディング結果を生成するためのポストコ
ーディング手続を行う。
【0025】前記第1類型の符号レコーディング手続
は、差等的遅れを介した一連の入力符号と、差等的に遅
れた区間の第1線形組合せをレコードする。前記第2類
型の符号レコーディング手続は、第2データスライサで
復旧されて部分的に濾過された符号デコーディング結果
値をレコードする。前記第2類型の符号デコーディング
手続は、前記一連の入力符号に現れた差等的遅れと同様
の遅れをもつ、以前の符号デコーディング結果をフィー
ドバックして得た、部分的に濾過された符号デコーディ
ング結果値の第2線形組合せを用いる。データ領域同期
情報とデータセグメント同期情報が発生する間、前記D
TV受信機の内部にあるメモリから引き込まれた理想符
号デコーディング結果を確認するために、前記符号デコ
ーディング結果値を強制させることにより、後で符号化
された符号デコーディング結果値に含まれた走行誤りが
短縮される。前記第1、第2線形組合せの一方は減算処
理を行い、他方は加算処理を行う。
【0026】本発明の着目点は、前記最終的な符号デコ
ーディング結果が、NTSC同一チャネル干渉を抑える
ためにコームフィルタを使用せず、基底帯域の符号コー
ドをデータスライシングして得た中間符号デコーディン
グ結果値から選択した測定値よりは、NTSC同一チャ
ネル干渉を抑えるためにコームフィルタリングを行って
得た、後で符号化された符号デコーディング結果値から
選択された測定値を基準として修正されるようにするも
のである。前記決定は、それぞれのデータセグメントを
介した中間符号デコーディング結果に対応する、それぞ
れの後で符号化された符号デコーディング結果値を比較
して得る。前記中間符号デコーディング結果の対応値か
ら、後で符号化された符号デコーディング結果の実質的
差異(departure)が生じると見なされるが、これは
前記基底帯域にあるNT SCアーチファクト成分が現
れることに起因して、後で符号化された符号デコーディ
ング結果値が中間デコーディング結果値より優先的に選
択され、最終的な符号デコーディング結果値に含まれ、
それともそのような選択が間違ったことを情報として表
す。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はかか
る従来の技術の問題点を解決するためのもので、一定の
時間長さの符号区間をそれぞれもつ一連の2N−レベル
符号を提供するディジタルTV信号検出装置を含むディ
ジタルTV信号受信機に関するもので、前記一連の2N
−レベル符号は同一チャネル干渉アナログTV信号のア
ーチファクト成分と同時に生じ易く、前記Nは正の整数
を示す。前記符号はデータセグメント同期コードそれぞ
れのヘッダを有する連続的なデータセグメントにグルー
プ付けられ、前記データセグメントはデータ領域同期コ
ードを含むデータ領域それぞれの初期データセグメント
を有する連続的なデータ領域にグループ付けられ、デー
タ領域からデータ領域に変換される。前記ディジタルT
V信号受信機は、M個の単一コームフィルタを提供する
回路を含み、一連の2N−レベル符号に応答し、前記そ
れぞれの単一コームフィルタ応答は前記一連の2N−レ
ベル符号よりも同一チャネル干渉アナログTV信号のア
ーチファクト成分と同時に生じ難い
【0028】多数個の符号デコーダは前記ディジタルT
V信号受信機に含まれて、それぞれの符号デコーディン
グ測定結果値を生成する。前記多数個の符号デコーダの
中の第1符号デコーダは、測定された第1符号デコーデ
ィング結果値を直接的に前記一連の2N−レベル符号に
応答する。これら多数個符号デコーダのそれぞれは、測
定されたそれぞれの符号デコーディング結果値を生成し
てM個の単一コームフィルタのいずれか一つにそれぞれ
応答し、これらそれぞれの符号デコーディング測定結果
値はそれぞれのマッチしたフィルタリングに完全に後で
符号化され、前記それぞれの符号デコーディング測定結
果値から前記M個のいずれか一つの単一コームフィルタ
のそれぞれの応答を得る。前記第1符号デコーダに比べ
て、前記多数個の符号デコーダは最小限の第2符号デコ
ーダを含んで測定された第2符号デコーディング結果値
を生成する。
【0029】本発明によって、前記ディジタルTV信号
受信機は、前記測定された第1、第2符号デコーディン
グ結果値の間に差異(departure)があるか否かを検出
する回路を含み、それぞれの符号デコーディング測定結
果値から最適値を選択するための最適選択回路を含ん
で、同期コードの発生する時間における最終的な符号デ
コーディング結果値を生成する。前記最適選択回路によ
る前記最適値の選択は、前記それぞれの符号デコーディ
ング測定結果値の第1測定符号デコーディング結果値か
の現在の差異に依存する。
【0030】本発明の実施形態においてMは2であり、
多数個の符号デコーダは前記第1符号デコーダを除いた
第2符号デコーダのみを含んで、測定された第2符号デ
コーディング結果値を生成する。前記最適選択回路は本
発明の実施形態で次の形を取る。マルチプレクサを連結
して測定された第1、第2符号デコーディング結果値間
の選択可能性を提供して、同期コードの発生する区間に
おける最終的な符号デコーディング結果値を生成する。
前記測定された第1、第2符号デコーディング結果値間
差異に対して、二乗器を用いて二乗結果値を生成し、
これらの絶対測定値とし、平均器を用いて前記二乗結果
値の平均値を生成する。
【0031】しきい検出器は、前記二乗結果値の平均値
に応答し所定のしきい値を超過して、前記マルチプレク
サが前記測定された第2符号デコーディング結果値を選
択する条件を形成して、同期コードの発生するこれらの
区間における最終的な符号デコーディング結果値を生成
し、そうでなければ、前記マルチプレクサが前記測定さ
れた第1符号デコーディング結果値を選択して同期コー
ドの発生する区間で前記最終的な符号デコーディング結
果値を生成する条件を形成する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。図面回路の種々の部分に、
動作の結果が正しい順番通りにシミング(shimming)遅
れが挿入されるべきが、これは電子回路設計分野では広
く知られている事実である。そうでなければ、特定シミ
ング遅れ要求に関する非正常状態が発生するが、これに
対する言及は本明細書で省略した。
【0033】図1はディジタルTV信号受信機が訂正さ
れた誤りデータを復旧に用いることを示しているが、前
記データはディジタルビデオカセットレコードによるレ
コーディング、或いはMPEG−2デコーディングに適
したもので、TVセットにディスプレイするデータであ
る。図1のDTV信号受信機は受信アンテナ8からTV
放送信号を受信するが、その代わりに有線放送信号を受
信することもできる。
【0034】前記TV放送信号は装置の「終端」10に
入力信号として伝達される。一般に、前記装置の「終
端」10はラジオ−周波数TV信号を中間周波数TV信
号に変換するためのラジオ−周波数増幅器と第1デコー
ダを含んでおり、残留側波帯DTV信号に対する中間周
波数(IF)増幅器チェーン12の入力信号として伝達
される。前記DTV受信機はIF増幅器チェーン12の
多数変換形を優先的にして、DTV信号を増幅して第1
検出器によってUHF帯域に変換させるためのIF増幅
器と、前記増幅されたDTV信号をVHF帯域に変換さ
せるための第2検出器と、DTV信号を増幅して前記V
HF帯域に変換させるためのIF増幅器を含む。もし基
底帯域に対する復調が前記ディジタル部門で行われる
と、前記IF増幅器チェーン12は前記増幅されたDT
V信号を基底帯域に近い最終中間周波数帯域に変換させ
るために第3検出器を追加に含む。
【0035】優先的に、UHF帯域に対するIF増幅器
に表面音響波(SAW)フィルタが用いられ、チャネル
選択応答の形を作って隣接チャネルを除去する。前記S
AWフィルタは前記抑えられた残留側波帯(VSB)D
TV信号の搬送波周波数とパイロット搬送波から5.3
8MHz以上の周波数を速く除去して遮断するが、これ
が周波数と固定振幅になる。前記SAWフィルタはある
同一チャネル干渉アナログTV信号の周波数変調された
音響搬送波の量によって除去する。
【0036】前記IF増幅器チェーン12のある同一チ
ャネル干渉アナログTV信号のFM音響搬送波を除去す
るのは、前記最終IF信号が検出される時、前記搬送波
のアーチファクト成分が生成されることを防止し、基底
帯域の符号を復旧し、符号デコーディングが行われる間
に前記基底帯域符号のデータスライシングによるアーチ
ファクト成分干渉を防ぐすることができる。符号デコー
ディングが行われる間に前記基底帯域符号のデータスラ
イシングによる前記アーチファクト成分干渉防止は、デ
ータスライシングに先だってコームフィルタリングを行
うのがさらに望ましい。
【0037】前記IF増幅器チェーン12からの前記最
終IF出力信号は、複素復調器14に伝達されるが、こ
れは前記残留側波帯振幅変調DTV信号を前記最終中間
周波数帯域で復調して基底帯域信号の実数部と虚数部を
復旧する。前記ディジタル部分における復調は少数のメ
ガサイクル範囲で最終中間周波数帯域のアナログ−ディ
ジタル変換後になされるが、これは米国で1995.1
2.26に登録された米国特許番号5,479,449
の「HDTV受信機に含まれた、トラッカー(tracke
r)を有するディジタルVSB検出器」を参照した。他
の方法で、アナログ部門で復調がなされる場合、前記結
果は一般にアナログ−ディジタル変換をして向後手続を
容易にする。前記複素復調は優先的に、同位相(I)同
期復調と直角位相(Q)同期復調によってなされる。
【0038】一般に、前記同位相(I)同期復調手続は
8ビットまたはそれ以上の精密度を有し、Nビットのデ
ータをエンコードする2N−レベル符号を示す。一般
に、図1のDTV信号受信機が前記アンテナ12を介し
て前記空中波を受信する場合、2Nは8であり、図1の
DTV信号受信機が有線放送波を受信する場合、2Nは
16である。本発明の観点は、地上から空中に至る放送
波を受信するもので、図1において、受信された有線放
送波の伝送に対する符号デコーディングと誤り訂正デコ
ーディングを提供する前記DTV受信機の一部分は省略
した。
【0039】符号同期器と等化器回路16は最小限の前
記ディジタル化された前記同位相(Iチャネル)基底帯
域信号の実数部の標本を前記複素復調器14から受信
し、図1で前記DTV受信機の回路16は前記ディジタ
ル化された直角位相(Qチャネル)基底帯域信号の虚数
部の標本を受信することを示している。前記回路16は
受信された信号に含まれた二重像(ゴースト)と傾斜角
(チルト)を補償する、実効加重効果をもつディジタル
フィルタを備える。前記符号同期と等化回路16は振幅
等化とゴースト除去と同様に、符号同期または回転を行
う。符号同期に用いられる符号同期と等化回路は振幅等
化に先だって行われるが、これは米国出願番号5,47
9,449を参照した。
【0040】このような設計において、前記復調器14
は前記符号同期と等化回路16に基底帯域信号の実数と
虚数を含む過抽出された復調器の応答を伝達する。符号
同期後に、前記過抽出されたデータは1/10程度が取
り除かれるが、これは正常的な符号率における基底帯域
Iチャネル信号を抽出し、振幅等化とゴースト除去に用
いられたディジタルフィルタリングを通した標本率を減
らすためである。振幅等化が符号同期を行う符号同期と
等化回路における、回転または位相追跡またはディジタ
ル信号受信機の設計部門で広く知られている技術であ
る。
【0041】回路16の出力信号の各標本は10個また
はそれ以上のビットに分けられるが、効果的に一つのア
ナログ符号は(2N−8)レベルのいずれか一つをディ
ジタルで表すものである。前記回路16の出力信号は公
知の幾つかの方法の中の一つによって利得が制御された
もので、符号に対する理想的な段階のレベルが知られて
いる。このような利得制御の応答速度が著しく速いた
め、選択された利得制御の一つの方法は複素復調器14
で+1.25の正常レベルまで伝達される基底帯域信号
実数部の直流成分を調節する。一般に、このような利得
制御方法は米国特許出願番号5,479,449によく
現れており、1997.6.3に登録された米国特許番
号5,573,454の「ディジタルHDTV信号の受
信に対するラジオ受信機の自動利得制御」にさらに詳し
く現れており、本発明はこれを参照した。
【0042】回路16からの出力信号はデータ同期回路
18に入力信号として伝達されるが、これは等化された
基底帯域Iチャネルの信号から派生したデータ領域の同
期情報Fと、データセグメント同期情報Sを復旧する。
他の方法で、同期検出回路18に伝達される入力信号は
等化に先立って得ることもできる。
【0043】正常的な符号率において、回路16から出
力信号として伝達された、等化されたIチャネルの信号
標本は、NTSC除去コームフィルタ20の入力信号と
して伝達される。前記コームフィルタ20は一対の差等
的に遅れた一連の2N−レベル符号を生成するための第
1遅延装置201と、前記コームフィルタ20の応答を
生成するために差等的に遅れた一連の符号を線形的に組
み合わせるための第1線形組合せ器202を備える。米
国特許番号5,260,793に記述された内容を参照
すれば、前記第1遅延装置201は2N−レベル符号の
12周期と同一の遅延を提供し、前記第1線形組合せ器
202は加算器となる。前記コームフィルタ20の出力
信号のそれぞれの標本は10個またはそれ以上のビット
に分けられ、効果的に一つのアナログ符号は(4N−
1)=15レベルの一つをディジタルで表したものであ
る。
【0044】前記符号同期と等化回路16は自分の入力
信号の直流バイアス成分を制限するために設計されたと
見なされ、この直流バイアス成分は+1.25の正常化
されたレベルを有し、パイロット搬送波の検出による複
素復調器14から伝達された基底帯域信号の実数部に現
れる。従って、回路16の出力信号のそれぞれの標本は
コームフィルタ20の入力信号として印加され、効果的
に一つのアナログ符号は次の正常レベル、即ち−7,−
5,−3,−1,+1,+3,+5,+7のいずれか一
つをディジタルで表すものである。
【0045】これら符号レベルは奇数符号レベルとし、
000,001,010,011,100,101,1
10,111のそれぞれの中間符号デコーディング結果
を生成するために奇数レベルデータスライサ22から検
出される。コームフィルタ20の出力信号のそれぞれの
標本は、効果的に、一つのアナログ符号は次の正常レベ
ル、即ち−14,−12,−10,−8,−6,−4,
−2,0,+2,+4,+6,+8,+10,+12,
+14のいずれか一つをディジタルで表すものである。
これら符号レベルは偶数符号レベルとし、001,01
0,011,100,101,110,111,00
0,001,010,100,101,110,111
のそれぞれの中間符号デコーディング結果を生成するた
めに偶数レベルデータスライサ24から検出される。
【0046】このような意味における前記データスライ
サ22,24は「難しい解決」と銘ずるか、或いはビタ
ビ(Viterbi)デコーディング構造を行うのに用いられ
る「簡単な解決」と銘ずる。回路内における自分の位置
をシフトするためにマルチプレクサの連結を使用し、自
分のスライシング範囲を修正するためのバイアスを印加
し、前記奇数レベルデータスライサ22と偶数レベルデ
ータスライサ24を単一データスライサで代替する配列
が可能である。しかし、これら配列は動作が複雑なので
適しない。
【0047】次に、前記符号同期化等化回路16は、自
分の入力信号に含まれた直流バイアス成分を抑えるため
の方法を説明する。この時の直流バイアス成分は+1.
25の正常レベルを有し、パイロット搬送波検出による
複素復調器14から伝達された基底帯域信号の実数部に
現れる。他の方法として、前記符号同期と等化回路16
は自分の入力信号に含まれた直流バイアス成分を保つた
めに設計されたもので、これはある意味では回路16で
等化フィルタの設計を簡単にする。このような場合、奇
数レベルデータスライサで前記データスライシングレベ
ルは、自分の入力信号に含まれた前記データ過程を伴う
前記直流バイアス成分を計数してオフセット値として取
る。
【0048】前記回路(16)が偶数レベルデータスラ
イサ24でデータスライシングレベルと見なされる、非
連続性をもつ入力信号に含まれた直流バイアス成分を遮
断または保持するために設計されたとしても、前記第1
線形組合せ器202は加算器として提供される。しか
し、もし前記第1遅延装置201から伝達された差等的
遅れが選択されると、前記第1線形組合せ器202は加
算器となり、前記偶数レベルデータスライサ24で前記
データスライシングレベルは、自分の入力信号に含まれ
た前記データ過程を伴う、重なった直流バイアス成分を
計数してオフセット値として取る。
【0049】ポストコーディングフィルタ応答は、コー
ムフィルタ20のプリコーディングフィルタ応答として
生成するために、コームフィルタ26を前記データスラ
イサ22,24の後に使用する。前記コームフィルタ2
6は3つの入力をもつマルチプレクサ261、第2線形
組合せ器262、コームフィルタ20で第1遅延装置2
01と同一の遅延をもつ第2遅延装置とから構成され
る。前記第2線形組合せ器262は、もし前記第1線形
組合せ器202が減算器であれば、モジュロ−8加算器
となり、前記第1線形組合せ器202が加算器であれ
ば、モジュロ−8減算器となる。前記第1線形組合せ器
202と前記第2線形組合せ器262は、含まれた標本
率を支援するために線形組合せ動作速度を充分上昇させ
るためのそれぞれのROMで構成されることもできる。
前記マルチプレクサ261からの出力信号は、前記ポス
トコーディングコームフィルタ26から得た応答を伝達
し、前記第2遅延装置263によって遅れる。前記第2
線形組合せ器262は前記第2遅延装置263から得た
出力信号を有し、前記偶数レベルデータスライサ24か
らのプリコード化された符号デコーディング結果を組み
合わせる。
【0050】前記マルチプレクサ261の出力信号は、
制御器28からマルチプレクサ261に印加されたマル
チプレクサ制御信号の、第1、第2、第3状態の応答か
ら選択された時、マルチプレクサ261に印加された三
つの入力信号のいずれか一つを再生する。データ領域同
期情報Fと、前記等化された基底帯域Iチャネルの信号
から得たデータセグメント同期情報Sが前記データ同期
検出回路18で復旧される間、前記マルチプレクサ26
1の第1入力ポートは、制御器28内にあるメモリから
印加された理想的な符号デコーディング結果を受信す
る。
【0051】出力信号の最終コーディング結果と、制御
器28内にあるメモリから印加された理想的な符号デコ
ーディング結果をマルチプレクサ261から提供するた
めの条件を形成する間、前記制御器28は前記マルチプ
レクサ制御信号の第1状態をマルチプレクサ261に伝
達する。前記奇数レベルデータスライサ22は、出力信
号として中間符号デコーディング結果をマルチプレクサ
261の第2入力ポートに伝達する。マルチプレクサ2
61は、自分の出力信号である最終コーディング結果と
して中間符号デコーディング結果を再生するためにマル
チプレクサ制御信号の第2状態で条件が合わせられる。
前記第2線形組合せ器262は自分の出力信号として
で符号化された符号デコーディング結果を前記マルチプ
レクサ261の第3入力ポートに伝達する。マルチプレ
クサ261は、自分の出力信号である最終コーディング
結果として後で符号化された符号デコーディング結果を
再生するために、マルチプレクサ制御信号の第3状態で
条件が合わせられる。
【0052】データ同期検出回路18がデータ領域同期
情報Fとデータセグメント同期情報Sを復旧する間、制
御器28のメモリから伝達される理想的な符号デコーデ
ィング結果値をフィードバックさせることにより、前記
ポストコーディングコームフィルタから後で符号化され
符号デコーディング結果で発生する実行誤りは減少す
る。この部分は本発明の主要部分であって、追ってより
詳細に説明する。
【0053】3個の並列ビットグループに含まれた最終
的な符号デコーディング結果を含む、前記ポストコーデ
ィングコームフィルタ26にあるマルチプレクサ261
からの出力信号は、データインタリーバー32に適用す
るためのデータアセンブラー30で取り合わせられる。
前記データインタリーバー32は取り合わせられたデー
タを一連の並列データに整流して、トレリスデコーダ回
路34へ送る。一般に、トレリスデコーダ回路34は1
2トレリスデコーダを使用する。前記トレリスデコーダ
回路34から印加されたトレリスデコーディング結果
は、整流のためにデータデインタリーバー(de-interle
aver)回路36へ伝達される。
【0054】バイト分析回路38は前記データデインタ
リーバー36の出力信号を、データランダマイザ42に
伝達される訂正された一連の誤りバイトを生成するため
にリードソロモンデコーディングを行うリードソロモン
デコーダ回路40へ伝達して、リードソロモン誤り訂正
コーディングバイトに変換させる。前記データランダマ
イザ42は再生されたデータを他方の受信機(図示せ
ず)へ伝達する。完全なDTV受信機のもう一つはパケ
ット分類器、オーディオデコーダ、MPEG−2デコー
ダ、その他のものを含む。ディジタルテープレコーダ/
再生器で統合された前記DTV受信機のもう一つは、レ
コーディングに必要な形式でデータを変換させるための
回路を備えている。
【0055】同一チャネル干渉NTSC信号検出器44
は、同一チャネル干渉NTSC信号がデータスライサ2
2で行われたデータスライシングに含まれた訂正不可能
な誤りを生じさせるほど充分完璧な状態かが分かる制御
器28を提供している。もし検出器44が同一チャネル
干渉NTSC信号が充分完璧な状態でないことを示す
と、データ領域同期情報Fとデータセグメント同期情報
Sがデータ同期検出器回路18によって復旧される時を
除いた他の時に、前記制御器28は前記マルチプレクサ
制御信号の第2状態をマルチプレクサ261へ伝達す
る。このような条件は前記マルチプレクサ261が奇数
レベルデータスライサ22から伝達された中間符号デコ
ーディング結果を、自分の出力信号として再生するため
に用いられる。
【0056】もし検出器44がデータスライサ22によ
って行われるデータスライシングに含まれた訂正不可能
な誤りを生じさせるほど同一チャネル干渉NTSC信号
が充分完全な状態であることを示すと、データ領域同期
情報Fとデータセグメント同期情報Sがデータ同期検出
回路18によって復旧される時を除いた他の時に、前記
制御器28は前記マルチプレクサ制御信号の第3状態を
マルチプレクサ261へ伝達する。このような条件は前
記マルチプレクサ261が前記第2線形組合せ器262
から第2線形組合せ結果として伝達された、後で符号化
された符号デコーディング結果を、自分の出力信号とし
て再生するために用いられる。
【0057】図2は本発明が取っている一実施形態であ
って、前記同一チャネル干渉NTSC信号検出器44が
取ることのできる形式である。減算器441は奇数レベ
ルデータスライサ22から伝達された中間符号デコーデ
ィング結果と、前記第2線形組合せ器262から第2線
形組合せ結果として伝達された、後で符号化された符号
デコーディング結果を別に組み合わせる。もし同一チャ
ネル干渉NTSC信号が無視してもよい程の量であり、
基底帯域のIチャネル信号に含まれたランダムノイズが
無視するほどの量であれば、これら中間、後で符号化さ
れた符号デコーディング結果は類似である。従って、減
算器441からの出力信号差は少なくなるであろう。し
かし、もし同一チャネル干渉NTSC信号が相当な量で
あれば、一般に減算器441からの出力信号差は少なく
はならないであろう。ところが、時には信号差が多いも
のが出る場合もある。
【0058】前記減算器441からの出力信号差に含ま
れたエネルギーを測定する方法は、二乗器442をもつ
出力信号の差異値を二乗し、平均値回路443をもつ短
い区間にわたって二乗器応答の平均値を決定して得る。
前記二乗器442はROMを用いて行う。前記平均値回
路443は幾つかの適したディジタル標本を貯蔵するた
めの遅延ラインメモリと、現在遅延ラインメモリに貯蔵
されたディジタル標本を加え合わせる加算器を用いて行
われる。
【0059】前記平均値回路443で決定された、減算
器441からの出力信号差に含まされた短い区間に分布
されたエネルギーの平均値は、しきい検出器444を支
援するためにディジタル比較器に連結される。前記しき
い検出器444のしきい値は中間符号デコーディング結
果を伴うランダムノイズに含まれた、短い区間の平均値
差異と、減算器441に印加される後で符号化された
号デコーディング結果値を超過しないほど充分大きい。
もし同一チャネル干渉NTSC信号がデータスライサ2
2によって行われるデータスライシングに含まれた誤り
の訂正が不可能なほど充分大きければ、しきい値が超過
する。前記しきい検出器444はしきい値の超過可否を
制御器28が表すようにする。
【0060】前記二乗器442の他の実施形態は、前記
第1、第2符号デコーディング測定結果値の間の差異
対する絶対測定値を示す他の回路、例えば絶対値回路で
代替されることができる。速い計算のために、ROMを
用いて前記のような絶対値回路を行わせることができ
る。
【0061】図3は120種のNTSC除去コームフィ
ルタ20と、126種のポストコーディングコームフィ
ルタ26を用いる図1のディジタルTV信号受信機ブロ
ック構成の一部分を詳細に示している。減算器1202
はNTSC除去コームフィルタ120内で第1線形組合
せとして作用し、モジュロ−8加算器1262はポスト
コーディングコームフィルタ126内で第2線形組合せ
器として作用する。前記NTSC除去コームフィルタ1
20は第1遅延装置1201を用いて12個符号区間の
遅延を表し、且つ前記ポストコーディングコームフィル
タ126は第2遅延装置1263を用いて12個符号区
間の遅延を表す。
【0062】それぞれの前記遅延装置(1201,12
63)によって現れる12符号遅延は、アナログTVの
水平走査周波数fHの59.75倍の時のアナログTV
ビデオ搬送波結果の一サイクル遅延に近い。前記12符
号遅延はfHの287.75倍の時、アナログTV色差
副搬送波結果の5サイクルに近い。前記12符号遅延は
Hの345.75倍の時、アナログTV色差副搬送波
結果の6サイクルに近い。これは前記オーディオ搬送
波、ビデオ搬送波、周波数に対する、減算器1202の
差等的に組み合わせられた応答が、同一チャネル干渉を
遮断しようとする前記第1遅延装置1201によって差
等的に遅れた色差副搬送波に近いためである。しかし、
終端部が水平走査線を交差するところにあるビデオ信号
の一部分で、水平空間方向にある距離でアナログTVビ
デオ信号の相関関係程度は極めて低い。
【0063】マルチプレクサ261の1261種はマル
チプレクサ制御信号によって制御されるが、大部分の場
合、即ち前記データスライサ22からの出力信号に含ま
れた誤りの訂正が不可能なほどNTSC同一チャネル干
渉が不充分であると決定される時に第2状態にあり、前
記データスライサ22からの出力信号に含まれた誤りの
訂正が不可能な程度にNTSC同一チャネル干渉が充分
であると決定される大部分の場合には第3状態にあるこ
とになる。
【0064】前記マルチプレクサ1261は第3の状態
で制御信号となり、前記加算器1262のモジュロ−8
の合計にフィードバックされ、前記遅延装置1263で
12個の符号区間だけ遅れて加算器1262の被加数と
なる。これは単一誤りが走行誤りに波及する部分におけ
るモジュラ累算処理で、12個の全ての符号区間で誤り
が繰り返される。前記ポストコーディングコームフィル
タ126から後で符号化された符号デコーディング結果
に含まれた走行誤りは、各データセグメントの全体が領
域同期を含む間だけ、前記マルチプレクサ1261がそ
れぞれのデータセグメントの初期に4つの符号区間に対
する第1状態に置かれる時に短縮される。前記制御信号
が第1状態にある時、前記マルチプレクサ1261は制
御器28のメモリから伝達された出力信号理想符号デコ
ーディング結果を再生する。理想符号デコーディング結
果をマルチプレクサ1261の出力信号として誘導すれ
ば、走行誤りが停止する。4+69(12)符号/デー
タセグメントがあるため、前記理想符号デコーディング
結果は各セグメントの位相で4つの符号区間をスリップ
バックして、3個のデータセグメントより長く残る走行
誤りはなくなる。
【0065】図4は220種のNTSC除去コームフィ
ルタ20と、226種のポストコーディングコームフィ
ルタ26を使用する図1のディジタルTV信号受信機の
一部分に対するブロック構成を詳細に示している。前記
NTSC除去コームフィルタ220は第1遅延装置22
01を用いて6個の符号区間の遅延を表し、且つ前記ポ
ストコーディングコームフィルタ226は第2遅延装置
2263を用いて6個の符号区間の遅延を表す。それぞ
れの前記遅延装置2201,2263によって現れる6
個の符号遅延は、アナログTVの水平走査周波数fH
59.75倍の時のアナログTVビデオ搬送波結果の
0.5サイクル遅延に近く、fHの287.75倍の
時、アナログTV色差副搬送波結果の2.5サイクルに
近く、fHの345.75倍の時、アナログオーディオ
搬送波結果の3サイクルに近い。
【0066】加算器2202はNTSC除去コームフィ
ルタ220内で第1線形組合せ器として作用し、モジュ
ロ−8減算器2262はポストコーディングコームフィ
ルタ226内で第2線形組合せ器として作用する。前記
遅延装置2201,2263によって現れた前記遅延
は、前記遅延装置1201,1263に現れた遅れより
短いため、アナログTV搬送波周波数から変換された0
に近い周波数であっても狭帯域となり、減算器1202
によって差等的に組み合わせられた信号における良い相
関関係より、加算器2202によって追加的に組み合わ
せられた信号における反相関関係がより良好である。音
響搬送波遮断は前記NTSC除去コームフィルタ120
の応答より前記NTSC除去コームフィルタ220でさ
らに微弱である。
【0067】しかし、もしアナログTV信号を干渉する
同一チャネルの音響搬送波が表面音響フィルタリングま
たは中間周波数増幅器チェーン12にある音響トラップ
で遮断されると、コームフィルタ220の少ない音除去
は問題とならない。図3のNTSC除去コームフィルタ
120よりは図4のNTSC除去コームフィルタ220
を使用する間、同期チップに対する応答が除去される。
従って、トレリスデコーディングとリードソロモンコー
ディングにおける誤り訂正強化は実質的に減少趨勢にあ
る。
【0068】マルチプレクサ261の2261種はマル
チプレクサ制御信号によって制御されるが、大部分の場
合、即ち前記データスライサ22からの出力信号に含ま
れた誤りの訂正が不可能なほどNTSC同一チャネル干
渉が不充分であると決定される場合には第2状態にあ
り、前記データスライサ22からの出力信号に含まれた
誤りの訂正が不可能なほどNTSC同一チャネル干渉が
充分であると決定される大部分の場合には第3状態にあ
ることになる。
【0069】前記マルチプレクサ2261は第3の状態
で制御信号となり、前記減算器2262のモジュロ−8
の合計にフィードバックされ、前記遅延装置2263で
6個の符号区間だけ遅れて減算器2262の被加数とな
る。これは単一誤りが走行誤りに波及する部分における
モジュラ累算処理で、6個の全ての符号区間で誤りが繰
り返される。前記ポストコーディグコームフィルタ22
6から後で符号化された符号デコーディング結果に含ま
れた走行誤りは、各データセグメントの全体が領域同期
を含む間だけ、前記マルチプレクサ2261がそれぞれ
のデータセグメントの初期に4つの符号区間に対する第
1状態に置かれる時に短縮される。
【0070】前記制御信号が第1状態にある時、前記マ
ルチプレクサ2261は制御器28のメモリから伝達さ
れた出力信号理想符号デコーディング結果を再生する。
理想符号デコーディング結果をマルチプレクサ2261
の出力信号として誘導すれば、走行誤りが停止する。4
+138(6)符号/データセグメントがあるために、
前記理想符号デコーディング結果は各データセグメント
の位相で4つの符号区間をスリップバックして、2つの
データセグメントより長く残る走行誤りはなくなる。前
記走行誤りがより頻繁に繰り返されて前記12個の挿入
されたトレリスコードに二重に影響を及ぼすとしても、
実質的に前記ポストコーディングコームフィルタ226
に含まれた走行誤りに周期が持続される可能性は、前記
ポストコーディングコームフィルタ126の場合より少
ない。
【0071】図5は320種のNTSC除去コームフィ
ルタ20と326種のポストコーディングコームフィル
タ26を使用する図1のディジタルTV信号受信機の一
部を詳細に示している。前記NTSC除去コームフィル
タ320は1368符号区間の遅れを表す第1遅延装置
3201を使用するが、実質的にこれの遅れはアナログ
TV信号の2つの水平走査線の区間と同一であり、且つ
前記ポストコーディングコームフィルタ326は第2遅
延装置3263を用いて遅れを表す。前記NTSC除去
コームフィルタ320に含まれた第1線形組合せ器は減
算器3202となり、前記ポストコーディングコームフ
ィルタ326に含まれた第2線形組合せ器はモジュロ−
8加算器3262となる。
【0072】前記マルチプレクサ261の3261種は
マルチプレクサ制御信号によって制御されるが、この時
前記データスライサ32からの出力信号に含まれた誤り
の訂正が不可能なほどNTSC同一チャネル干渉が不充
分であると判断される大部分の場合には第2状態に置か
れ、前記データスライサ22からの出力信号に含まれた
誤りの訂正が不可能なほどNTSC同一チャネル干渉が
充分であると判断される大部分の場合には第3状態に置
かれることになる。前記DTV受信機はできる限り、前
記NTSC同一チャネル干渉で交差する走査線間の変化
を検出するための回路を備えており、前記制御器28は
このような条件の下で前記マルチプレクサ3261が第
3の状態に置かれることを保留させる。
【0073】前記マルチプレクサ3261は第3の状態
で制御信号となって、前記加算器3262のモジュロ−
8の合計にフィードバックされ、前記遅延装置3263
で1368個の符号区間だけ遅延して加算器3263の
被加数となる。これは単一誤りが走行誤りに波及する部
分におけるモジュラ累算処理で、1368個の全ての符
号区間で誤りが繰り返される。この符号コードの長さは
前記リードソロモンコードの単一ブロックの長さより長
いため、単一走行誤りはリードソロモンデコーディング
が行われる間容易に訂正される。前記ポストコーディン
グコームフィルタ326からの前記後で符号化された
号デコーディング結果に含まれた走行誤りは、各データ
セグメントの初期にある4つの符号区間と同様に、それ
ぞれのデータセグメントが含む領域同期の全体区間にわ
たって、前記マルチプレクサ3261が第1様態に置か
れることにより短縮される。
【0074】前記制御信号が第1状態にある時、前記マ
ルチプレクサ3261は前記制御器28のメモリから伝
達を受けた理想符号デコーディング結果を出力信号とし
て再生する。理想符号デコーディング結果をマルチプレ
クサ3261の出力信号にして誤り走行を中断させる。
NTSCビデオ領域の16.67×10-6秒期間はDT
Vデータ領域の24.19×10-6秒期間に対して位相
ずれを生じ、領域同期を含む前記DTVデータセグメン
トは結局NTSCフレーム画像全体を走査する。それぞ
れ684個の符号区間をもつNTSCフレーム画像には
525個のラインがあって計359,100個の符号区
間をもつ。これは領域同期を含んでいるDTVデータセ
グメントに含まれた832個符号区間の432倍より多
少少ないもので、一つ類推される事実は、走行誤りの持
続期間が432より長くなれば、DTVデータセグメン
トが領域同期を含んでいる間、前記マルチプレクサ32
61が理想符号デコーディングを再生してデータ領域が
消失してしまう。また、理想符号デコーディング結果を
用いる開始コードグループに関するデータセグメント
と、NTSCビデオ走査線間に位相ずれが生じる。コー
ド開始グループに含まれた4つの符号区間の89,77
5倍に相当する359,100個の符号区間が測定され
るが、これは89,775個の連続データセグメントに
対して走査された値である。
【0075】DTVデータ領域/313個のデータセグ
メントから類推される一つの事実は、走行誤りの持続期
間が287より長くなると、コード開始グループが行わ
れる間、前記マルチプレクサ3261が理想符号デコー
ディングを再生してデータ領域が消失してしまう。前記
2種の走行誤り防止法はそれぞれ独立的なので、誤りの
走行期間が200またはデータ領域より長くなる可能性
は稀れである。ここに加えて、もし走行誤りが循環する
時、NTSC同一チャネル干渉程度が低くなると、前記
マルチプレクサ3261が出力信号として前記データス
ライサ22の応答を再生する条件が形成され、前記誤り
は他の方法を採用する場合より速く訂正されることがで
きる。
【0076】図5はNTSC除去コームフィルタ320
が、アナログTV垂直同期パルスに対する応答から派生
した多量の復調結果を遮断してパルスを等化させること
と同様に、アナログTV水平同期パルスに対する応答か
ら派生した復調結果を遮断する一実施形態を示してい
る。
【0077】これら結果は多量のエネルギーを持ってい
る同一チャネル干渉である。2個の走査線周期にわたっ
てアナログTV信号のビデオ内容に含まれた走査線と走
査線との周期にわたってアナログTV信号のビデオ内容
に含まれた走査線と走査線との差異がある部分を除き、
前記NTSC除去コームフィルタ320はビデオ内容と
関係のない色相を遮断する。前記符号同期と等化回路1
6に含まれたトラッキングコームフィルタで遮断されな
い場合、前記アナログTV信号のFMオーディオ搬送波
は遮断される。大部分のアナログTV色相バースト結果
も前記NTSC除去コームフィルタ320で遮断され
る。さらに、前記NTSC除去コームフィルタ320に
よるフィルタリングは、トレリスデコーディング手続で
なされる前記NTSC干渉除去に対して「直角」を成
す。
【0078】図6は420種のNTSC除去コームフィ
ルタ20と426種のポストコーディングコームパルス
26を用いる図1のディジタルTV信号受信機の一部を
詳細に示している。前記NTSC除去コームフィルタ4
20は179,208符号区間の遅延を表す第1遅延装
置4201を使用するが、実質的にこれの遅れはアナロ
グTV信号の262水平走査線の周期と同一であり、且
つ前記ポストコーディングコームフィルタ426は第2
遅延装置4263を用いて遅延を表す。減算器4202
は、前記NTSC除去コームフィルタ420で含まれた
第1線形組合せ器として作用し、モジュロ−8加算器4
262は、前記ポストコーディングコームフィルタ42
6に含まれた第2線形組合せ器として作用する。
【0079】前記マルチプレクサ261の4261種は
マルチプレクサ制御信号によって制御されるが、この時
前記データスライサ22からの出力信号に含まれた誤り
の訂正が不可能なほどNTSC同一チャネル干渉が不充
分であると判断される大部分の場合には第2状態に置か
れ、前記データスライサ22からの出力信号に含まれた
誤りの訂正が不可能なほどNTSC同一チャネル干渉が
充分であると判断される場合には第3状態に置かれるこ
とになる。前記DTV受信機はできる限り、前記NTS
C同一チャネル干渉に含まれた領域と領域間の変化を検
出するための回路を備えており、前記制御器28はこの
ような条件の下で前記マルチプレクサ4261が第3の
状態に置かれることを保留させる。
【0080】前記マルチプレクサ4161は第3の状態
で制御信号となって、前記加算器4262のモジュロ−
8の合計にフィードバックされ、前記遅延装置4263
で179,208個の符号区間だけ遅延して加算器42
62の被加数となる。これは単一誤りが走行誤りに波及
する部分におけるモジュロ累算処理で、179,208
個の全ての符号区間で誤りが繰り返される。この符号コ
ードの長さは前記リードソロモンコードの単一ブロック
の長さより長いため、単一走行誤りはリードソロモンデ
コーディングが行われる間に容易に訂正される。前記ポ
ストコーディングコームフィルタ426からの前記後で
符号化された符号デコーディング区間と同様に、それぞ
れのデータセグメンの初期にある4つの符号区間と同様
に、それぞれのデータセグメントが含む領域同期の全体
区間にわたって、前記マルチプレクサ4261が第1状
態に置かれることにより短縮される。
【0081】前記制御信号が第1状態にある時、前記マ
ルチプレクサ4261は前記制御器28のメモリから伝
達を受けた理想符号デコーディング結果を出力信号とし
て再生する。理想符号デコーディング結果をマルチプレ
クサ4261の出力信号にして誤り走行を中断させる。
前記マルチプレクサ4261の出力信号に含まれた誤り
走行を除去するために要求されるデータ領域の最高値
は、実質的に前記マルチプレクサ3261に含まれた走
行誤りを除去するために要求される値と同一である。し
かし、この周期内で繰り返される誤りの回数は要素13
1によって低くなる。
【0082】図6のNTSC除去コームフィルタ420
が、アナログTV水平同期パルス応答から派生する全て
の復調結果を遮断することと同様に、アナログTV垂直
同期パルス応答から派生した大部分の復調結果を遮断す
る一実施形態を示している。これらの結果は高いエネル
ギーをもつ同一チャネル干渉である。また、前記NTS
C除去コームフィルタ420は、領域間またはライン間
の変化ではない、アナログTV信号のビデオ内容から発
生する結果を遮断して、それら水平空間周波数または色
彩と関係のない停止パターンを除去する。また、アナロ
グTVカラーバースト大部分の結果は、前記NTSC除
去コームフィルタ420の応答で遮断される。
【0083】図7は520種のNTSC除去コームフィ
ルタ20と526種のポストコーディングコームフィル
タ26を使用する図1のディジタルTV信号受信機の一
部を詳細に示している。前記NTSC除去コームフィル
タ520は718,200符号区間の遅れを表す第1遅
延装置5201を使用するが、実質的にこれの遅れはア
ナログTV信号の2フレーム周期と同一であり、且つ前
記ポストコーディングコームフィルタ526は第2遅延
装置5263を用いて遅れを表す。減算器5202は前
記NTSC除去コームフィルタ520に含まれた第1線
形組合せ器として作用し、モジュロ−8加算器5262
は前記ポストコーディングコームフィルタ526に含ま
れた第2線形組合せ器として作用する。
【0084】前記マルチプレクサ261の5261種は
マルチプレクサ制御信号によって制御されるが、この時
前記データスライサ22からの出力信号に含まれた誤り
の訂正が不可能なほどNTSC同一チャネル干渉が不充
分であると判断される大部分の場合には第2状態に置か
れ、前記データスライサ22からの出力信号に含まれた
誤りの訂正が不可能なほどNTSC同一チャネル干渉が
充分であると判断される大部分の場合には第3状態に置
かれることになる。前記DTV受信機はできる限り、前
記NTSC同一チャネル干渉に含まれた交差フレーム間
の変化を検出するための回路を備えており、前記制御器
28はこのような条件の下で前記マルチプレクサ526
1が第3の状態に置かれることを保留させる。
【0085】前記マルチプレクサ5261は第3の状態
で制御信号となって、前記加算器5262のモジュロ−
8の合計にフィードバックされ、前記遅延装置5263
で718,200個の符号区間だけ遅延して加算器52
62の被加数となる。これは単一誤りが走行誤りに波及
する部分におけるモジュラ累算処理で、718,200
個の全ての符号区間で誤りが繰り返される。この符号コ
ードの長さは前記リードソロモンコードの単一ブロック
の長さより長いため、単一走行誤りはリードソロモンデ
コーディングが行われる間に容易に訂正される。前記ポ
ストコーディングコームフィルタ526からの前記後で
符号化された符号デコーディング結果に含まれた走行誤
りは、各データセグメントの初期にある4つの符号区間
と同様に、それぞれのデータセグメントが含む領域同期
の全体区間にわたって、前記マルチプレクサ5261が
第1状態に置かれることにより短縮される。
【0086】前記制御信号が第1状態にある時、前記マ
ルチプレクサ5261は前記制御器28のメモリから伝
達を受けた理想符号デコーディング結果を出力信号とし
て再生する。理想符号デコーディング結果をマルチプレ
クサ5261の出力信号にして誤り走行を中断させる。
前記マルチプレクサ5261の出力信号に含まれた走行
誤りを除去するために要求されるデータ領域の最高値
は、実質的に前記マルチプレクサ3261に含まれた走
行誤りを除去するために要求される値と同一である。し
かし、この周期内で繰り返される誤りの回数は要素52
5によって低くなる。
【0087】図7のNTSC除去コームフィルタ520
が、アナログTV水平同期パルス応答から派生する全て
の復調結果を遮断するのと同様に、アナログTV垂直同
期パルス応答から派生した全ての復調結果を遮断する一
実施形態を示している。これら結果は高いエネルギーを
もつ同一チャネル干渉である。また、TV信号のビデオ
内容から発生する結果を遮断して、それら空間周波数ま
たは色彩と関係のない停止パターンを除去する。また、
アナログTVカラーバーストの全ての結果は前記NTS
C除去コームフィルタ520の応答で遮断される。
【0088】TVシステム設計分野に従事する人なら
ば、他の類型のNTSC除去コームフィルタ設計に活用
され得るアナログ信号における、図3〜図7に示した、
相関関係と反−相関関係との異なる特性が分かる。前記
従属された2つのNTSC除去コームフィルタ使用は公
知で、2Nレベルの基底帯域信号を(8N−1)データ
レベルに上昇させた。このようなフィルタは符号デコー
ディングをもつランダムなノイズ干渉に対する信号:雑
音比を制限すべきという決定にも拘わらず、特に悪性同
一チャネル干渉問題解決が要求されている。
【0089】図8は図1のマルチプレクサ261の構造
をより詳細に示すもので、このような回路で前記理想符
号デコーディング結果値を生成して前記マルチプレクサ
261に印加する。前記マルチプレクサ261は前記R
OM46、ROM48、ROM50の出力バッファレジ
ストを含んで前記マルチプレクサ261から3ビット広
(wide)出力バス2610を選択的に読み取る。前記マ
ルチプレクサ261は3相バッファ2611を追加に含
んで、理想符号デコーディング結果値が生成されない間
に前記マルチプレクサ2612の3ビット広出力を出力
バス2610へ伝達する。
【0090】前記NTSC同一チャネル干渉検出器44
に対する前記マルチプレクサ261の応答は「0」にな
るが、これはNTSC同一チャネル干渉が、前記データ
スライサ22から伝達された前記中間符号デコーディン
グ結果値に含まれた誤りを訂正できないほどの振幅とな
らなくて、前記中間符号デコーディング結果値を再生し
て前記3相データバッファ2611の入力信号とするこ
とを示す。前記NTSC同一チャネル干渉検出器44に
対する前記マルチプレクサ261の応答は「1」になる
のは、NTSC同一チャネル干渉が、前記データスライ
サ22から伝達された前記中間符号デコーディング結果
値に含まれた誤りを訂正できないほどの振幅となって、
前記プリコード化された符号デコーディング結果値を、
前記第2線形組合せ器262から再生して前記3相デー
タバッファ2611の入力信号とすることを示す。
【0091】前記出力バス2610に前記理想的な符号
デコーディング結果を伝達するための回路は、ROM4
6,48,50、符号クロックゼネレータ52、ROM
46,48,50のアドレスを指定するためのアドレス
カウンタ54、該カウンタ54をリセットするためのジ
ャムリセット回路56、ROM46,48,50が読み
取り可能な信号を発生させるためのアドレスデコーダ6
0,62,64、3相バッファ2611を制御するNO
Rゲート58から構成される。前記アドレスカウンタ5
4は前記符号クロックゼネレータ52における符号デコ
ーディング率を受信して入力パルスをカウントする。従
って、一つのデータフレーム内にある符号のそれぞれに
対するアドレスを連続的に与える。これらアドレスの中
から適度な部分をROM46,48,50の入力アドレ
スとする。
【0092】前記ジャムリセット回路56は、前記カウ
ンタ54をリセットして、データ領域同期情報Fとデー
タセグメント同期情報Sを図1のデータ同期検出回路1
8で速く復旧されるように適当な値とする。カウンタ5
4の構成は、より重要なビットをデータセグメント数/
データフレームでカウントするグループと、より重要で
ないビットをデータセグメント数/データフレームでカ
ウントするグループとに構成することが好ましい。この
ような構成はジャムリセット回路56の設計を単純化
し、アドレスデコーダ60,62,64に印加される入
力信号のビット幅を減らし、ROM46,48,50が
カウンタ54の一部アドレスとして容易にアドレスさ
れ、ROMアドレシングのビット幅を減らすことができ
る。
【0093】前記ROM46は、奇数領域同期セグメン
トに対する理想的な符号デコーディング結果を貯蔵し、
前記アドレスデコーダ60から「1」を受信したものに
対して選択的にイネーブルされる。前記ROM46はよ
り重要でないビットをデータセグメント数/データフレ
ームでカウントするグループによってアドレスされ、前
記アドレスデコーダ60は、より重要なビットをデータ
セグメント数/データフレームでカウントするグループ
に応答する。前記アドレスデコーダ60は、前記アドレ
スカウンタ54によって伝達されるアドレスのデータセ
グメント部分が、奇数領域同期セグメントのアドレスと
一致する場合にのみ「1」となる。
【0094】前記ROM48は偶数領域同期セグメント
に対する理想的な符号デコーディング結果を貯蔵し、前
記アドレスデコーダ62から「1」を受信したものに対
して選択的にイネーブルされる。前記ROM48はより
重要でないビットをデータセグメント数/データフレー
ムでカウントするグループによってアドレスされ、前記
アドレスデコーダ62は、より重要でないビットをデー
タセグメント数/データフレームでカウントするグルー
プに応答する。前記アドレスデコーダ62は前記アドレ
スカウンタ54によって伝達されるアドレスのデータセ
グメント部分が、偶数領域同期セグメントのアドレスと
一致する場合にのみ「1」となる。
【0095】前記ROM50はそれぞれの同期セグメン
ト初期で開始コードグループに対した理想的な符号デコ
ーディング結果を貯蔵し、前記アドレスデコーダ64か
ら「1」を受信して読み出した値は選択的にイネーブル
される。前記ROM50はカウンタ54出力の2つの無
意味なビットに応答し、前記アドレスデコーダ64はよ
り重要でないビットをデータセグメント数/データフレ
ームでカウントするグループに応答する。前記アドレス
デコーダ64は、前記アドレスカウンタ54によって伝
達されるデータ符号/アドレスのデータセグメント部分
が、開始コードグループの一部アドレスと一致する場合
にのみ「1」となる。
【0096】前記NORゲート58は、3つの入力連結
部分それぞれの一点で、アドレスデコーダ60,62,
64の応答を受信する。理想的な符号デコーディング結
果を得た時、アドレスデコーダ60,62,64のいず
れか一つはその出力信号として「1」を伝達し、前記N
ORゲート58が3相データバッファ2611に「0」
と応答するための条件が形成される。この条件で、前記
3相データバッファ2611は前記データバス2610
の前記ビットラインに高い電源のインピダンスを与えて
マルチプレクサ2611の信号が前記マルチプレクサ2
612から前記3ビット広帯域データバス2610に伝
達されない。
【0097】予測不可能な理想的符号デコーディング結
果に対するデータセグメント部分で、前記アドレスデコ
ーダ60,62,64のいずれも出力信号として「1」
を伝達せず、前記NORゲート58は前記3相データバ
ッファ2611に「1」と応答するための条件が形成さ
れる。この条件において、前記3相データバッファ26
11は前記データバス2610のビットラインに低い電
源のインピダンスを与えてマルチプレクサ2612の信
号が前記3ビット広帯域データバス2610に伝達され
る。
【0098】図9は前述したように、先行技術によって
それぞれの偶数レベルデータスライサを使用する、並列
を成す多数個の符号デコーダの動作のように、変形され
たディジタルTV信号受信機を示している。この時、N
TSC除去コームフィルタの他の類型は、NTSC除去
コームフィルタに先だって発表されたプリコーディング
を補償するそれぞれのポストコーディングコームフィル
タである。偶数レベルデータスライサA24は第1類型
のNTSC除去コームフィルタA20の応答を、第1類
型のポストコーディングコームフィルタA26に適用す
るためにプリコード化された符号デコーディング結果に
変換させる。
【0099】偶数レベルデータスライサB24は、第2
類型のNTSC除去コームフィルタB20の応答を、第
2類型のポストコーディングコームフィルタB26に適
用するためにプリコード化された符号デコーディング結
果に変換させる。偶数レベルデータスライサC24は、
第3類型のNTSC除去コームフィルタC20の応答
を、第3類型のポストコーディングコームフィルタC2
6に適用するためにプリコード化された符号デコーディ
ング結果にて変換させる。図9の構成要素番号の前に付
けられたA,B,Cは図3〜図7で適用している受信機
の一部のそれぞれに対応する1,2,3,4,5を区別
して付けたものである。
【0100】図9の符号デコーディング選択回路66は
訂正された符号デコーディングの最適値を理想符号デコ
ーディング結果値から前記トレリスデコーディング回路
34に適用し、前記データスライサ22から受信された
中間符号デコーディング結果から選択して、ポストコー
ディングコームフィルタA26,B26,C26から受
信された多様な後で符号化された符号コーディング結果
を示している。前記符号デコーディング結果の最適値は
前記ポストコーディングフィルタA26,B26,C2
6で合算処理して訂正するのに用いられる。
【0101】前記NTSC除去コームフィルタA20と
前記ポストコーディングコームフィルタA26回路は、
図7の前記NTSC除去コームフィルタ520とポスト
コーディングコームフィルタ526を改善した形であ
る。従って、これは718,200個の符号がそれぞれ
の2−ビデオフレーム遅延装置5201,5263に貯
蔵されるべきなので、費用の側面でメモリを考慮すべき
である。しかし、前記2−ビデオフレーム遅延装置52
01の記憶場所は短い区間を遅延させる遅延装置420
1,3201,2201,1201を実行する時に用い
られる。また、前記2−ビデオフレーム遅延にある記憶
場所はさらに短い遅延装置4263,3263,226
3,1263を実現するのに用いられることができる。
【0102】アナログTV同期パルス、等化パルス、カ
ラーバーストの応答から発生する高いエネルギーをもつ
復調結果は全て、前記NTSC除去コームフィルタA2
0が付加的に交番ビデオフレームを組み合わせる時に遮
断される。また、2つのフレームにわたって変換されて
いない、前記アナログTV信号のビデオ内容から派生し
た結果は遮断されてそれらの空間周波数またはカラーと
関係のない停止パターンを除去する。
【0103】優先的に考慮されるべき復調結果遮断の問
題は、前記アナログTV信号画像内の特定ピクセル地点
でフレームとフレームとの間の差異によって発生するこ
れらの復調結果である。これらの復調結果は内部的フレ
ームフィルタリング方法で遮断されることができる。前
記NTSC除去コームフィルタB20と前記ポストコー
ディングコームピクセルB26回路は水平方向の相関関
係に従属された残りの復調結果を遮断するために選択さ
れ、前記NTSC除去コームフィルタC20と前記ポス
トコーディングコームフィルタC26回路は垂直方向の
相関関係で従属された残りの復調結果を遮断するために
選択される。このような設計がどのようにさらに優れた
遂行をするか察してみよう。
【0104】もし、アナログTV信号を干渉する同一チ
ャネルの音響搬送波が、前記中間周波数増幅器チェーン
12で、表面音響波フィルタリングまたは音響トラップ
によって遮断されなければ、前記NTSC除去コームフ
ィルタB20と前記ポストコーディングコームフィルタ
B26回路は、このような類型の図3の前記NTSC除
去コームフィルタ120と前記ポストコーディングコー
ムフィルタ126回路を選択する。もしアナログTV信
号を干渉する同一チャネルの音響搬送波が、前記中間増
幅器チェーン12で、表面音響波フィルタリングまたは
音響トラップによって遮断されると、前記NTSC除去
コームフィルタB20と前記ポストコーディングコーム
フィルタB26回路は、このような類型の図4の前記N
TSC除去コームフィルタ220と前記ポストコーディ
ングコームフィルタ226回路を選択することになる。
その理由は互いに離れている6個の符号区間をもつビデ
オ構成要素間の反相関関係が、互いに離れている12個
の符号区間をもつビデオ構成要素間の相関関係よりさら
に良いためである。
【0105】前記同一領域で時間的に近接した走査線を
選択するか、それとも前記NTSC除去コームフィルタ
C20に含まれた現在の走査線で組み合わせられた前記
領域にある空間的に近接した走査線を選択するかの2つ
のいずれか一方のみが選択されるべきなので、前記NT
SC除去コームフィルタC20と前記ポストコーディン
グコームフィルタC26回路に対する最上の選択はより
簡単になる。通常、領域間のジャンプカットは前記コー
ムフィルタC20によるNTSC除去を少なくするため
に、同一領域で時間的に近接した走査線を選択するのが
より良い。このような選択で、前記NTSC除去コーム
フィルタC20と前記ポストコーディングコームフィル
タC26回路は図5の前記NTSC除去コームフィルタ
320と前記ポストコーディングコームフィルタ326
回路のような類型である。他の選択の、前記NTSC除
去コームフィルタC20と前記ポストコーディングコー
ムフィルタC26回路は、図6の前記NTSC除去コー
ムフィルタ420と前記ポストコーディングコームフィ
ルタ426回路のような類型である。
【0106】図9のディジタル受信機装置は、本発明の
追加並列データスライシング動作に使用するために変形
されたもので、それぞれに対する遂行はそれぞれのNT
SC除去コームフィルタ、偶数レベルデータスライサ、
ポストコーディングコームフィルタを従属的に連結して
行う。図9に2つの追加並列データスライシング動作を
示す一方、並列データスライシング動作の変形は、訂正
された符号デコーディング結果の測定を持続的に最適化
させる。
【0107】図9のより望ましい実施形態で、前記符号
デコーディング選択回路66はできる限り理想デコーデ
ィング結果値を最終デコーディング結果値として選択す
る。NTSC同一チャネル干渉が実際に測定された場
合、前記中間符号デコーディング結果値と前記多数のプ
リコード化された符号デコーディング結果値との差異
は、NTSC同一チャネル干渉に起因すると見なす。従
って、理想デコーディング結果値が利用できない場合、
前記符号デコーディング選択回路66による前記最終的
符号デコーディング結果値選択は、多数の後で符号化
された符号デコーディング結果値と異なるものとの比
較、前記中間デコーディング結果値との比較に依存する
ことができる。
【0108】前記事項が初期測定に望ましい理由は、N
TSC同一チャネル干渉が実際に得るのはこれら多数の
符号デコーディング結果値間の差異が、ノイズ介入条件
が形成される間に発生することができるためであるが、
前記条件は「白色」雑音レベルが実際に中間デコーディ
ング結果値より前記後で符号化された符号デコーディン
グ結果値にさらに多くの誤りを生じさせるほど充分な条
件である。NTSC同一チャネル干渉が存在するという
事実は、領域同期情報が生じる間、米国特許番号5,5
94,496または他のNTSC同一チャネル干渉除去
フィルタを使用するこれと類似の技術を用いて確認可能
である。しかし、優先的に、NTSC同一チャネル干渉
の強度が連続的な実時間上でモニタされ、NTSC同一
チャネル干渉レベルにおける変化がフェージング(fadi
ng)されるか、或いはビデオ内容にある変化が計数され
るかを察してみる。
【0109】図9は1997.3.21に出願された米
国特許出願番号08/821,945をもつ「ディジタ
ルTV受信機におけるNTSC干渉検出のためのインタ
キャリア信号使用」を参照して、前記NTSC同一チャ
ネル干渉に含まれた4.5MHzインタキャリアのレベ
ルを測定したモニタリングを示している。前記DTV信
号は装置の終端10でIFに変換されてNTSC信号に
対する準並列類型のIF増幅器チェーン68に印加され
る。NTSC信号に対する前記IF増幅器チェーン68
における増幅段階は、DTV信号に対する前記IF増幅
器チェーン12における類似の増幅段階に応答して、実
質的に線形利得を得、前記IF増幅器チェーン12にお
ける増幅段階に相応するものと同一の自動利得制御を有
する。前記IF増幅器チェーン68の周波数選択度は、
NTSCオーディオ搬送波の±250MHz以内、或い
はNTSCビデオ搬送波の±250KHz以内を中点と
してなされる。
【0110】前記IF増幅器チェーン68の周波数選択
度を測定するためのフィルタリング手続は、多数の変換
受信機回路を使用する場合、UHF IF増幅器でSA
Wフィルタリングを使用して行う。前記IF増幅器チェ
ーン68の応答は、インタキャリア検出器70に印加さ
れるが、これは変調されたNTSCビデオ搬送波を固有
搬送波として用いて前記NTSC搬送波をヘテロダイン
し、4.5MHzの搬送波周波数をもつインタキャリア
音響中間周波数信号を生成する。前記インタキャリア音
響IF信号はインタキャリア音響IF増幅器72によっ
て増幅されるが、これは4.5MHz IF増幅器72
が増幅されたインタキャリア音響IF信号をインタキャ
リア振幅検出器74に印加するものである。前記振幅検
出器74の応答はしきい検出器76に印加される。
【0111】もし前記NTSC同一チャネル干渉が、前
記データスライサ22によって行われた前記データスラ
イシングに誤りを生じるほど充分な強度になると、前記
しきい検出器76のしきい値は超過する。前記しきい検
出器76は前記符号デコーディング選択回路66を提供
してしきい値の超過可否を示す。もし前記表示が、前記
NTSC同一チャネル干渉が前記データスライサ22に
よって行われた前記データスライシングに誤りを生じさ
せるほど不充分な強度であることを表すと、前記符号デ
コーディング選択回路66が前記データスライサ22か
ら中間符号デコーディング結果値を選択して最終的な
号デコーディング結果値にして、理想符号デコーディン
グ結果値が現在の符号区間で可能でないようにする。
【0112】前記インタキャリア振幅検出器74におけ
る時間定数は、もし最適の遂行を探す場合そっと選択さ
れるべきである。分離された符号デコーディング誤りは
訂正可能なので、速い時間定数ををもつインタキャリア
振幅検出器74から出力信号の短いパルス除去は、中間
符号デコーディング結果値から最終的な符号デコーディ
ング結果値の選択スイッチングに対して制御信号を優先
的に生成して符号デコーディング結果値を後で符号化す
【0113】同一チャネル干渉アナログTV信号の前記
オーディオとビデオ搬送波との間にヘテロダインを有す
るインタキャリア信号誘導のために多様な回路配列が可
能である。このような配列の種類数は米国特許出願番号
08/821,945に示されている。
【0114】図11と図12は最終的な符号デコーディ
ング結果値を選択するために前記符号デコーディング選
択回路66に含まれた回路をより詳細に示している。図
10は図11と図12が互いにどのように備えられて前
記符号デコーディング選択回路66のブロック構成度を
完璧に提供するかを示す結合構成度である。前記符号デ
コーディング選択回路66は3ビット広幅出力データバ
ス78をもつが、これは図11の底部から図12の底部
を走行して図1に示したもの同様に、データアセンブラ
ー30、データインタリーバー32、トレリスデコーダ
回路34、データデインタリーバー36、バイト分析回
路38、リードソロモンデコーダ回路40、データデラ
ンダマイザ42を従属的に連結する、図11は図8と同
様の回路で、ROM(46,48,50)から理想符号
デコーディング結果値を読み取って前記出力データバス
78に印加する。
【0115】図12は最適測定選択回路を示すもので、
理想符号デコーディング結果値が不可能な場合の時間区
間で最終的な符号デコーディング結果値を選択するため
のものである。即ち、データセグメントまたはデータ領
域同期コード間の時間区間は前記DTV信号から提供さ
れる。図8の前記3相データバッファ2611と前記マ
ルチプレクサ2612は、図12の最適測定選択回路で
3相データバッファ080,A80,B80,C80に
よって代替される。前記3相データバッファ080はA
NDゲート082の応答が論理「1」になる条件となっ
て、前記中間符号デコーディング結果値が前記出力デー
タバス78上で、図9の前記奇数レベルデータスライサ
22から伝達されるようにする。
【0116】前記3相データバッファA80は、AND
ゲートA82の応答が論理「1」となる条件になって、
前記後で符号化された符号デコーディング結果値が前記
出力データバス78上で、図9の前記ポストコーディン
グコームフィルタA26から伝達されるようにする。前
記3相データバッファB80はANDゲートB82の応
答が論理「1」となる条件になって、前記後で符号化さ
れた符号デコーディング結果値が前記出力データバス7
8上で、図9の前記ポストコーディングコームフィルタ
B26から伝達されるようにする。前記3相データバッ
ファC80はANDゲートC82の応答が論理「1」と
なる条件になって、前記後で符号化された符号デコーデ
ィング結果値が前記出力データバス78上で、図9の前
記ポストコーディングコームフィルタC26から伝達さ
れるようにする。
【0117】図11の前記NORゲート58はその応答
をANDゲート(082,A82,B82,C82)に
伝達してそれらそれぞれの入力とし、よって前記3相バ
ッファ(080,A80,B80,C80)は、前記理
想符号デコーディング結果値が前記ROM46,48,
50の前記3相出力バッファのいずれか一つによって前
記データバス78上で現れない場合にのみ前記出力デー
タバス78のビットラインに低い電源のインピダンスを
示す条件が形成される。
【0118】図9のしきい検出器76からの前記出力信
号は、前記NTSC同一チャネル干渉が前記データスラ
イサ22によって行われた前記データスライシングに誤
りを生じさせるほど充分な強度をもつ時、論理「1」に
なる。図9のしきい検出器76からの前記出力信号はそ
れぞれのANDゲート(A82,B82,C82)の入
力信号として印加され、前記3相バッファ(A80,B
80,C80)は前記NTSC同一チャネル干渉が前記
データスライサ22によって行われた前記データスライ
シングに誤りを生じさせるほど充分な強度をもつ場合に
のみ、前記出力データバス78のビットラインに低い電
源のインピダンスを示す条件が形成される。
【0119】図9のしきい検出器76からのデータ出力
信号は前記ANDゲート082に入力信号として印加さ
れる前に相補され、前記3相バッファ080は前記NT
SC同一チャネル干渉が前記データスライサ22によっ
て行われた前記データスライシングに誤りを生じさせる
ほど不充分な強度をもつ場合にのみ、前記出力データバ
ス78のビットラインに低い電源のインピダンスを示す
条件が形成される。
【0120】図9の前記NTSC同一チャネル干渉が前
記データスライサ22によって行われた前記データスラ
イシングに誤りを生じさせるほど不充分な強度をもって
いることを示す、前記しきい検出器76からの出力信号
が論理「1」になる場合、図9のポストコーディングコ
ームフィルタ(A26,B26,C26)から印加され
た前記後で符号化された符号デコーディング結果値の中
からどのように選択がなされるかを察してみる。
【0121】絶対区間にある前記中間符号デコーディン
グ結果から最も大きな差異を有する前記後で符号化され
符号デコーディング結果は、そのような絶対的な差異
を示すと見なされるが、その理由は前記NTSC同一チ
ャネル干渉アーチファクト成分を抑えるにおいて、コー
ムフィルタの異なる後で符号化された符号デコーディン
グ結果値を使用するより、前記後で符号化された符号デ
コーディング結果を使用することがより効果的なことに
ある。従って、前記中間符号デコーディング結果間の差
異は前記データスライサによって伝達され、前記後で符
号化された符号デコーディング結果値は、図12の前記
ディジタル減算器(A84,B84,C84)によって
決定されたポストコーディングコームフィルタ(A2
6,B26,C26)によって伝達される。
【0122】これら差異値の絶対値は絶対値回路(A8
6,B86,C86)によって決定されて、前記データ
スライサ22によって伝達された前記中間符号デコーデ
ィング結果から再び伝達された、前記ポストコーディン
グコームフィルタ(A26,B26,C26)から伝達
された前記後で符号化された符号デコーディング結果値
絶対的な差異を決定する。前記絶対値回路(A86,
B86,C86)はROMを使用し、ビット相補と
「1」を追加することより速い計算速度を得る。減算と
絶対値処理を同時に行うためにROMを使用することが
より速い計算速度を得ることができる。
【0123】図12はディジタル比較器(A88,B8
8,C88)、前記3相バッファ(080,A80,B
80,C80)、前記ANDゲート(082,A82,
B82,C82)を含む最適測定選択回路を示してい
る。前記ディジタル比較器A88は前記ポストコーディ
ングコームフィルタA26によって伝達された前記後で
符号化された符号デコーディング結果の前記中間符号デ
コーディング結果からの差異が、前記ポストコーディン
グコームフィルタB26によって伝達された前記後で符
号化された符号デコーディング結果の前記中間符号デコ
ーディング結果からの絶対的な差異と同じか或いは超過
するかを決定して、同じであれば論理「1」を提供し、
超過すれば論理「0」を提供する。
【0124】前記ディジタル比較器B88は前記ポスト
コーディングコームフィルタB26によって伝達された
前記後で符号化された符号デコーディング結果の前記中
間符号デコーディング結果からの絶対的な差異が、前記
ポストコーディングコームフィルタC26によって伝達
された前記後で符号化された符号デコーディング結果の
前記中間符号デコーディング結果からの絶対的な差異
超過するかを決定して、超過すれば論理「1」を提供
し、超過しなければ論理「0」を提供する。前記ディジ
タル比較器C88は前記ポストコーディングコームフィ
ルタC26によって伝達された前記後で符号化された
号デコーディング結果の前記中間符号デコーディング結
果からの絶対的な差異が、前記ポストコーディングコー
ムフィルタA26によって伝達された前記後で符号化さ
れた符号デコーディング結果の前記中間符号デコーディ
ング結果からの絶対的な差異を超過するかを決定して、
超過すれば論理「1」を提供し、超過しなければ論理
「0」を提供する。
【0125】前記3相バッファA80が、前記出力デー
タバス78上で前記ポストコーディングコームフィルタ
A26によって伝達された前記後で符号化された符号デ
コーディング結果を主張し得る条件を形成するように、
前記ANDゲートA82の応答が論理「1」となるよう
にするため、前記ディジタル比較器A88は、前記ポス
トコーディングコームフィルタA26によって伝達され
た前記後で符号化された符号デコーディング結果の前記
中間符号デコーディング結果からの絶対的な差異が、前
記ポストコーディングコームフィルタB26によって伝
達された前記後で符号化された符号デコーディング結果
の前記中間符号デコーディング結果からの絶対的な差異
と同じか或いは超過するかを決定すべきであり、同時に
前記ディジタル比較器C88は前記ポストコーディング
コームフィルタC26によって伝達された前記後で符号
化された符号デコーディング結果の前記中間符号デコー
ディング結果からの絶対的な差異が前記ポストコーディ
ングコームフィルタA26によって伝達された前記後で
符号化された符号デコーディング結果の前記中間符号デ
コーディング結果からの絶対的な差異を超過しないかを
決定する。
【0126】前記3相バッファB80が、前記出力デー
タバス78上で前記ポストコーディングコームフィルタ
B26によって伝達された前記後で符号化された符号デ
コーディング結果を主張し得る条件を形成するように、
前記ANDゲートB82の応答が論理「1」となるよう
にするため、前記ディジタル比較器B88は、前記ポス
トコーディングコームフィルタB26によって伝達され
た前記後で符号化された符号デコーディング結果の前記
中間符号デコーディング結果からの絶対的な差異が、前
記ポストコーディングコームフィルタC26によって伝
達された前記後で符号化された符号デコーディング結果
の前記中間符号デコーディング結果からの絶対的な差異
を超えるかを決定すべきであり、同時に前記ディジタル
比較器A88は前記ポストコーディングコームフィルタ
A26によって伝達された前記後で符号化された符号デ
コーディング結果の前記中間符号デコーディング結果か
らの絶対的な差異が前記ポストコーディングコームフィ
ルタB26によって伝達された前記後で符号化された
号デコーディング結果の前記中間符号デコーディング結
果からの絶対的な差異と同じかまたは超過するかを決定
する。
【0127】前記3相バッファC80が、前記出力デー
タバス78上で前記ポストコーディングコームフィルタ
C26によって伝達された前記後で符号化された符号デ
コーディング結果を主張し得る条件を形成するように、
前記ANDゲートC82の応答が論理「1」となるよう
にするため、前記ディジタル比較器C88は、前記ポス
トコーディングコームフィルタC26によって伝達され
た前記後で符号化された符号デコーディング結果の前記
中間符号デコーディング結果からの絶対的な差異が、前
記ポストコーディングコームフィルタA26によって伝
達された前記後で符号化された符号デコーディング結果
の前記中間符号デコーディング結果からの絶対的な差異
と同じか或いは超過するかを決定すべきであり、同時に
前記ディジタル比較器B88は前記ポストコーディング
コームフィルタB26によって伝達された前記後で符号
化された符号デコーディング結果の前記中間符号デコー
ディング結果からの絶対的な差異が前記ポストコーディ
ングコームフィルタC26によって伝達された前記後で
符号化された符号デコーディング結果の前記中間符号デ
コーディング結果からの絶対的な差異を超過しないかを
決定する。
【0128】前記比較器(A88,B88,C88)の
いずれか一つの比較器のみ(図12の比較器A88)が
2つのそれぞれの入力が同じ値である場合に論理「1」
を印加し、前記3相データバッファ(A80,B80,
C80)のいずれも、前記絶対値回路(A86,B8
6,C86)の全てが同じものから伝達された前記絶対
的な差異に起因する低い電源のインピダンスから前記出
力データバス78のビットラインを駆動させることので
きない条件を避ける。
【0129】
【発明の効果】本発明の実施形態を通して上述したよう
に、前記ディジタルTV信号受信機は、ディジタルTV
信号検出装置、M個の単一コームフィルタを提供して前
記一連の2N−レベル符号に応答する回路、それぞれの
符号デコーディング測定結果値を生成する多数個の符号
デコーダ、それぞれの符号デコーディング測定結果値か
ら最適値を選択する最適測定選択回路、最終的な符号デ
コーディング結果値に応答して内部誤り訂正デコーディ
ング結果値を生成するトレリスデコーダ回路、内部誤り
訂正デコーディング結果値に応答して外部誤り訂正デコ
ーディング結果値を生成するリードソロモンデコーダ回
路、絶対値の平均を生成するための平均器、最終的な
号デコーディング結果値を生成するために連結されるマ
ルチプレクサ、同期コードが発生する区間で最終的な
号デコーディング結果値を生成させるしきい検出器、第
1、第2符号デコーディング測定結果値の間における
と、二乗結果値をこれらの差異の絶対値で表すための
二乗器を含む。
【0130】本発明は前記最終的な符号デコーディング
結果が、NTSC同一チャネル干渉を抑えるためにコー
ムフィルタを使用せず、基底帯域の符号コードをデータ
スライシングして得た中間符号デコーディング結果値か
ら選択した測定値よりは、NTSC同一チャネル干渉を
抑えるためにコームフィルタリングを行って得た後で符
号化された符号デコーディング結果値から選択された測
定値を基準として訂正されるようにするものである。前
記決定は、それぞれのデータセグメントを通した中間符
号デコーディング結果に対応する、それぞれの後で符号
化された符号デコーディング結果値を比較して得る。
【0131】前記中間符号デコーディング結果の対応値
から、後で符号化された符号デコーディング結果の実質
的な差異が発生すると見なされるが、これは前記基底帯
域にNTSCアーチファクト成分が現れることに起因し
て、後で符号化された符号デコーディング結果値が中間
デコーディング結果値より優先的に選択されて最終的な
符号デコーディング結果値に含まれ、そうでなければそ
のような選択が間違ったことを情報で表す。
【0132】米国で地上放送に用いられるディジタルT
Vシステムに適用されているディジタルTVシステム分
野で、PAL標準のようなNTSCよりは他の標準のア
ナログTV信号をもつ同一チャネル干渉が出願する。本
発明はこのような同一チャネル干渉に適した簡単な設計
であって、容易に変形し得る効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による、符号をデコードする前にNT
SC除去コームフィルタを使用し、符号をデコードした
後コームフィルタを後で符号化し、NTSC同一チャネ
ル干渉を遮断するための測定を行って得た符号デコーデ
ィング結果値と、NTSC同一チャネル干渉を遮断する
ための測定を行わずに得た符号デコーディング結果値と
を比較する、同一チャネル干渉検出器を使用するディジ
タルTV信号受信機のブロック構成図である。
【図2】 図1のディジタルTV受信機に用いられたN
STC同一チャネル干渉検出器を詳細に示すもので、前
記NTSC同一チャネル干渉検出器は同期コードが発生
する区間における最終の符号デコーディング結果値を生
成するために、多数の符号デコーディング結果値の中か
ら一番適した値を選択するための、最適の選択回路中の
一例を示すブロック構成図である。
【図3】 NTSC除去コームフィルタが12符号遅れ
を取る時、図1の前記ディジタルTV受信機の一部を詳
細に示しているブロック構成図である。
【図4】 NTSC除去コームフィルタが6符号遅れを
取る時、図1の前記ディジタルTV信号受信機の一部を
詳細に示しているブロック構成図である。
【図5】 前記NTSC除去コームフィルタが2−ビデ
オライン遅れを取る時、図1の前記ディジタルTV信号
受信機の一部を詳細に示すブロック構成図である。
【図6】 前記NTSC除去コームフィルタが262−
ビデオライン遅れを取る時、図1の前記ディジタルTV
信号受信機の一部を詳細に示すブロック構成図である。
【図7】 前記NTSC除去コームフィルタが2−ビデ
オフレーム遅れを取る時、図1の前記ディジタルTV信
号受信機の一部を詳細に示すブロック構成図である。
【図8】 データ同期区間において、所定の符号デコー
ディング結果値を生成するための図1のディジタルTV
信号受信機の一部を詳細に示すブロック構成図である。
【図9】 並列符号デコーディングを行うために多数個
のNTSC除去コームフィルタを使用するディジタルT
V信号受信機のブロック構成図である。
【図10】 図9で示した類型のディジタルTV信号受
信機に用いられる、適宜なコード選択回路を詳細に示す
図11と図12の結合構成図である。
【図11】 前述したデータ同期区間で符号デコーディ
ング結果値を算出するための図9のディジタルTV受信
機の回路構成を詳細に示すブロック構成図である。
【図12】 同期コードが発生する区間における最終の
符号デコーディング結果値を生成するために、多数の符
号デコーディング結果値の中から一番適した値を選択す
るための、最適の選択回路中の一例を含む、図9のディ
ジタルTV信号受信機を詳細に示すブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
8 受信アンテナ 10 装置の「終端」 12 中間周波数増幅器チェーン 14 複素復調器 16 符号同期回路と等化回路 18 データ同期回路 20 NTSC除去コームフィルタ 22 奇数レベルデータスライサ 24 偶数レベルデータスライサ 26 ポストコーディングコームフィルタ 28 制御器 30 データアセンブラー 32 データインタリーバー 34 トレリスデコーダ回路 36 データデインタリーバー 38 バイト分析回路 40 リードソロモンデコーダ回路 42 データランダマイザ 44 同一チャネル干渉NTSC信号検出器 46,48,50 ROM 52 符号クロックゼネレータ 54 アドレスカウンタ 56 ジャムリセット回路 58 NORゲート 60,62,64 アドレスデコーダ 66 符号デコーディング選択回路 68 準並列類型IF増幅器チェーン 70 インタキャリア検出器 72 インタキャリア音響IF増幅器 74 インタキャリア振幅検出器 76 しきい検出器 78 出力データバス 120 NTSC除去コームフィルタ 126 ポストコーディングコームフィルタ 201 第1遅延装置 202 第1線形組合せ器 220 NTSC除去コームフィルタ 226 ポストコーディングコームフィルタ 261 マルチプレクサ 262 第2線形組合せ器 263 第2遅延装置 320 NTSC除去コームフィルタ 326 ポストコーディングコームフィルタ 420 NTSC除去コームフィルタ 426 ポストコーディングコームフィルタ 441 減算器 442 二乗器 443 平均値回路 444 しきい検出器 520 NTSC除去コームフィルタ 526 ポストコーディングコームフィルタ 1201 第1遅延装置 1202 減算器 1261 マルチプレクサ 1262 加算器 1263 第2遅延装置 2201 第1遅延装置 2202 加算器 2261 マルチプレクサ 2262 減算器 2263 第2遅延装置 2610 出力バス 2611 3相バッファ 2612 マルチプレクサ 3201 第1遅延装置 3202 減算器 3261 マルチプレクサ 3262 加算器 3263 第2遅延装置 4201 第1遅延装置 4202 減算器 4261 マルチプレクサ 4262 加算器 4263 遅延装置 5201 第1遅延装置 5202 減算器 5261 マルチプレクサ 5262 加算器 5263 遅延装置 A20 第1類型NTSC除去コームフィルタ B20 第2類型NTSC除去コームフィルタ C20 第3類型NTSC除去コームフィルタ A24,B24,C24 偶数レベルデータスライサ A26 第1類型ポストコーディングコームフィルタ B26 第2類型ポストコーディングコームフィルタ C26 第3類型ポストコーディングコームフィルタ 080,A80,B80,C80 3相データバッファ 082,A82,B82,C82 ANDゲート A84,B84,C84 ディジタル減算器 A86,B86,C86 絶対値回路 A88,B88,C88 ディジタル比較器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DTV信号を受信する受信アンテナ(8)
    と、 前記DTV信号を復調することによって、Iチャネル信
    号標本とQチャネル信号標本とを出力する複素復調器(1
    4)と、 前記Iチャネル信号標本から同期情報F,Sを復旧する
    データ同期回路(18)と、 前記Iチャネル信号標本を遅延する第1遅延装置(201)
    と、 遅延されていないIチャネル信号標本と遅延されたIチ
    ャネル信号標本とを組み合わせる第1線形組合せ器(20
    2)と、 理想的な符号デコーディング結果と中間符号デコーディ
    ング結果とポストコード化された符号デコーディング結
    果とのうちのいずれか1つを最終符号デコーディング結
    果として出力するマルチプレクサ(261)と、 前記Iチャネル信号標本から奇数符号レベルを検出する
    ことによって、前記中間符号デコーディング結果を出力
    する奇数レベルデータスライサ(22)と、 前記第1線形組合せ器(202)の出力から偶数符号レベル
    を検出することによって、プリコード化された符号デコ
    ーディング結果を出力する偶数レベルデータスライサ(2
    4)と、 前記マルチプレクサ(261)の出力を遅延する第2遅延装
    置(263)と、 前記プリコード化された符号デコーディング結果と前記
    第2遅延装置(263)の出力とを組み合わせることによっ
    て、前記ポストコード化された符号デコーディング結果
    を出力する第2線形組合せ器(262)と、 同一チャネル干渉信号を検出する同一チャネル干渉信号
    検出器(44)と、 前記同期情報F,Sが復旧される間、前記理想的な符号
    デコーディング結果を出力するように前記マルチプレク
    サ(261)を制御し、かつ、前記同一チャネル干渉信号検
    出器(44)で検出された同一チャネル干渉信号が充分完全
    な状態でない場合、中間符号デコーディング結果を出力
    するように前記マルチプレクサ(261)を制御し、かつ、
    前記同一チャネル干渉信号検出器(44)で検出された同一
    チャネル干渉信号が充分完全な状態である場合、前記ポ
    ストコード化された符号デコーディング結果を出力する
    ようにマルチプレクサ(261)を制御する制御器(28)と、 前記最終符号デコーディング結果に基づいて再生データ
    を再生する処理回路(30〜42)と を具備することを特徴と
    するディジタルTV信号受信器。
  2. 【請求項2】 前記第1遅延装置(201)は、12個の符
    号区間の遅延を表し、 前記第1線形組合せ器(202)は、減算器であり、 前記第2遅延装置(263)は、12個の符号区間の遅延を
    表し、 前記第2線形組合せ器(262)は、加算器である ことを特
    徴とする請求項1記載のディジタルTV信号受信器。
  3. 【請求項3】 前記第1遅延装置(201)は、6個の符号
    区間の遅延を表し、 前記第1線形組合せ器(202)は、加算器であり、 前記第2遅延装置(263)は、6個の符号区間の遅延を表
    し、 前記第2線形組合せ器(262)は、減算器である ことを特
    徴とする請求項1記載のディジタルTV信号受信器。
  4. 【請求項4】 前記第1遅延装置(201)は、2本の水平
    走査線の区間の遅延を表し、 前記第1線形組合せ器(202)は、減算器であり、 前記第2遅延装置(263)は、2本の水平走査線の区間の
    遅延を表し、 前記第2線形組合せ器(262)は、加算器である ことを特
    徴とする請求項1記載のディジタルTV信号受信器。
  5. 【請求項5】 前記第1遅延装置(201)は、262本の
    水平走査線の区間の遅延を表し、 前記第1線形組合せ器(202)は、減算器であり、 前記第2遅延装置(263)は、262本の水平走査線の区
    間の遅延を表し、 前記第2線形組合せ器(262)は、加算器である ことを特
    徴とする請求項1記載のディジタルTV信号受信器。
  6. 【請求項6】 前記第1遅延装置(201)は、2フレーム
    周期の遅延を表し、 前記第1線形組合せ器(202)は、減算器であり、 前記第2遅延装置(263)は、2フレーム周期の遅延を表
    し、 前記第2線形組合せ器(262)は、加算器である ことを特
    徴とする請求項1記載のディジタルTV信号受信器。
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