JP3329757B2 - 鋳物砂の再生方法及び再生装置 - Google Patents

鋳物砂の再生方法及び再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳物砂の再生方法
及び再生装置に関する。本発明は、特に、使用済の鋳物
砂の表層部の粘結剤を剥離させて、鋳物砂を再生する方
法及び装置に関する。
【従来の技術】
【0002】鋳物砂はその表層部に粘結剤をコーティン
グしたものがあり、この鋳物砂は、砂粒の表層部の粘結
剤を剥離させた後、再度、粘結剤をコーティングするこ
とにより、反復使用している。この鋳物砂の再生方法に
おいて、従来、遠心力による砂摩耗を利用し、再生する
鋳物砂をドラムに入れた後、昇降式の蓋をして、密閉さ
れたドラムの中で鋳物砂を再生する方法及び装置は公知
である(特開平7−314082号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報に開示された方法によれば、再生装置が昇降蓋などの
可動部を具備する必要があり、装置が複雑になり、設備
の保守が必要であるという問題があった。また、鋳物砂
の処理量が大小によらず、また、鋳物砂の再生度の高低
によらず、一つの処理槽を用いて簡単な構造で対応でき
る再生装置がなかった。
【0004】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のである。そして、本発明の目的は、昇降蓋などの可動
する部品を使わずに、簡単な構造で鋳物砂を再生する方
法及び装置を提供することである。また、本発明の別の
目的は、鋳物砂の処理量が小さい場合でも、また、鋳物
砂の高い再生度を要求される場合でも、一つの処理槽で
簡単に鋳物砂の処理量及び鋳物砂の再生度を容易に制御
する鋳物砂の再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における鋳物砂の再生方法は、鋳物砂を処理
槽に投入して該処理槽内の空気圧を該処理槽外の空気圧
より低くして投入された鋳物砂を処理槽に維持して処理
を続ける工程と、該処理槽内の空気圧を処理槽外の空気
よりも高くして、該処理槽から鋳物砂を排出する工程
と、を含むことを特徴とする。
【0006】また、上記の目的を達成するために本発明
における鋳物砂の再生装置は、処理槽内に設けられると
共に投入した鋳物砂の砂粒の表面に付着した汚染物質の
一部を剥離させる剥離手段を有する鋳物砂の再生装置に
おいて、該処理槽から空気が吸い出される吸出し管と、
該処理槽に空気が吹込まれれる吹込み管と、該吸出し管
と該吹込み管を交互に開閉する切替手段と、を具備し、
上記吸出し管及び上記吹込み管と連動して、前記剥離手
段に設けられた隙間を介して、前記処理槽の内外を空気
が流入出可能にされていることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、空気圧により処理槽内の
鋳物砂の維持排出の制御をして簡単な構造で鋳物砂を再
生することができる。また、鋳物砂の処理量が小さい場
合でも、また、鋳物砂の高い再生度を要求される場合で
も、再生時間調整タイマ−により、一つの処理槽で簡単
に鋳物砂の再生度を容易に制御することができる。
【0008】本発明において鋳物砂とは、ケイ砂、ジル
コニア砂、ムライト砂など通常用いる鋳物砂である。ま
た、本発明において、鋳物砂は、スプレードライ造粒し
てキルン焼成した比較的細粒で、高い硬度を有する球形
のムライトサンドも含む。
【0009】本発明において処理槽とは、表層部に粘結
剤をコーティングした鋳物砂の砂粒の表層部の粘結剤を
擦れ合い若しくは剪断作用を生じさせ剥離させて、鋳物
砂の再生をおこなう処理をする槽をいう。
【0010】本発明において剥離手段は、公知の様々な
手段を用いることができる。たとえば、剥離手段は、鋳
物砂を高速回転する底円筒体内に投入して、鋳物砂同士
が擦れ合うことにより鋳物砂の砂粒の表面に付着した汚
染物質を剥離する方式がある。また、たとえば、更にこ
の回転ドラムより遠心力によって外方に飛び出しリング
に堆積した鋳物砂同士が、擦れ合ってさらに鋳物砂の砂
粒の表面に付着した汚染物質を剥離する方式を用いても
良い。また、本発明における剥離手段としては、受皿状
の回転ドラム内に回転ロ−ラを配置し、回転ドラムの内
壁面と回転ロ−ラとにより鋳物砂を加圧すると共に剪断
作用を生じさせ鋳物砂の砂粒の表面に付着した汚染物質
を剥離する方式を用いても良い。
【0011】上記のように公知の剥離手段を用いること
ができる。尚、燃焼式再生機の後に、本発明を組み合わ
せても良い。
【0012】本発明において処理槽内の空気圧を該処理
槽外の空気圧より低くするとは、たとえば、20mmA
qほど、処理槽外よりも低ければよい。処理槽内の圧力
を更に低くすると、流動槽から処理槽に流れる空気が増
すが鋳物砂の維持は変わらない。一方、処理槽の圧力を
大気に近づけると、砂が処理槽外に漏れやすくなるた
め、約20mmAqの差圧は必要である。また、間隙寸
法の変動により、流動層から処理槽へ流れる空気量は変
化するが、例えば、間隙は、約3mmから約15mmが好
適であり、特に約5から10mmがさらに好適である。
【0013】特に、本発明における剥離手段において、
鋳物砂を高速回転する底円筒体内に投入して、鋳物砂同
士が擦れ合うことにより鋳物砂の砂粒の表面に付着した
汚染物質を剥離し、この回転ドラムより遠心力によって
外方に飛び出す鋳物砂はリングに堆積した鋳物砂と鋳物
砂とが、擦れ合ってさらに鋳物砂の砂粒の表面に付着し
た汚染物質を剥離するものを用いた場合には、高速回転
する底円筒体と、リングとの間に設けた隙間から、空気
を流入、排出することにより、処理槽内の空気圧を該処
理槽外の空気圧より低くすることができる。処理槽内の
空気圧を該処理槽外の空気圧より低くする場合、鋳物砂
は、この隙間からは、落ちることがない。さらに、この
隙間の大きさは、空気圧との関係で変更が可能である。
【0014】本発明において空気吸引手段とは、空気を
吸引する手段であれば良く、たとえば、ブロアの吸引側
や集塵機を利用するのが好適である。本発明において空
気発生手段とは、ブロア等の低圧圧縮空気発生装置をい
う。なお、空気吸引手段と空気発生手段を一体にした装
置でも良い。
【0015】本発明において吹込み管とは、処理槽に対
して空気を吹き出す管をいう。本発明において吸出し管
とは、処理槽から空気を吸い出す管をいう。本発明にお
いて切替手段とは、たとえば、切換弁を用いることがで
きるが、必ずしも機械的に一体な構造である必要はな
く、電気信号により、吹込み管と吸出し管とを交互に開
閉できる機能を有していればよい。
【0016】本発明において鋳物砂を計量するのは、処
理時間との関係で処理能力及び再生砂の品位を一定に確
保にするためである。
【0017】本発明において鋳物砂の砂粒の表面に付着
した汚染物質とは、具体的には、アルカリフェノール、
フェノールウレタン、フラン等の自硬性用の樹脂や、ベ
ントナイト、でんぷん、シーコールなどの生砂用添加剤
がある。
【0018】本発明において微粉抜き手段とは、再生し
た鋳物砂の表面に付着している汚染物質を取り除いて処
理された鋳物砂の品位を一定にするものである。たとえ
ば、微粉抜き手段には流動層とダストフッドの組み合わ
せで、ダストフッド内の空気流を分級する砂の沈降速度
とすることにより、砂と汚染物質を分離する方法や、ブ
ラストチューブで吹き上げてタ−ゲットに衝突させ、慣
性力の差により砂と汚染物質を分離する方法などがあ
る。
【0019】本発明においては、円筒形の処理槽を用い
る場合、剥離手段も円筒形の側面を有すると好適であ
る。この選択により、処理槽と剥離手段のローターとリ
ングプレートとの間に隙間を設け、この隙間から、空気
を吹き出し、若しくは空気を吸い込み、空気循環経路を
容易に形成できる。剥離手段を2つ用いる場合には、円
形を重ねた処理槽とすると良い。
【0020】
【実施例1】以下、実施例に基づき発明を説明する。図
1及び図2は、サイクロンを用いた本発明にかかる鋳物
砂の再生装置の断面である。図1は、処理中の状態を示
し、図2は払い出しの状態を示している。図1におい
て、処理槽1は、その底部に鋳物砂を剥離するための剥
離手段2を有している。処理槽1は、上部に鋳物砂を投
入する投入口3を有し、また、処理槽1は、下部に鋳物
砂を排出する排出口4を有している。尚、空気の入出口
を兼ねている。該処理槽1は、上部において吹込み管5
を介して空気発生手段Pとしてのブロアに連通してい
る。該処理槽1は、また、上部において吸出し管6、及
びサイクロン7を介して空気吸引手段としての空気発生
手段のPの吸引側に連通している。また、処理槽1の上
部には砂投入口3に連通する計量ゲ−ト8Aを備えた砂
投入シュ−ト8が設けられている。さらに、前記吹込み
管5と、前記吸出し管6との連通を切り換える切替手段
9として、切り換え弁が設けられている。また、前記鋳
物砂の排出口4の下方には微粉抜き手段としての流動層
10及びダストフッドFの入り口を連通させ、さらに流
動層10の下部にはスリット板により仕切られた風箱1
0A及び砂出口11を設け、流動層10の上部は集塵手
段12を介して図示していない空気吸引手段に連通して
いる。そして流動層10の上部は、前記切替手段9によ
り、吸出し管6Aとの間を連通閉鎖を切り換えることが
できる。
【0021】図3は、実施例1に使用する剥離手段2の
詳細を説明する断面図である。図3において、剥離手段
2は、軸受13、ベルト・プーリー14を介しモーター
15によって高速回転する回転ドラム16が設けられて
いる。この回転ドラム16の内に鋳物砂Sを投入して、
鋳物砂同士が擦れ合うことにより鋳物砂Sの砂粒の表面
に付着した汚染物質を剥離するように構成されている。
そして、この回転ドラム16と固定リング17の間には
隙間Gがあり,この隙間Gから処理槽1へ空気が入出が
可能になっている。
【0022】以下、これらの構成を用いた場合の動きに
ついて説明する。図1は、鋳物砂の再生装置の処理中の
状態を示している。空気発生手段Pは運転されている。
また、回転ドラム16は軸受13、ベルト・プーリー1
4を介しモーター15で駆動されている。また,ダスト
フッドF上部のフランジは図示していない集塵ダクトに
連通しており、この集塵ダクトからは常に必要風量が排
風されている。切替手段9により処理槽1に対し吹込み
の状態になっている。
【0023】この間,切替弁9によって、処理槽1と吸
出し管6の間を開状態,吹込み管5と処理槽1の間を閉
状態,そして流動層10と吸出し管6Aの間を閉状態と
する。このとき、吸出し管6については、処理槽1の沈
降速度により砂と微粉を分級する。即ち,処理槽1の空
気は吸出し管6、サイクロン7、そして空気発生手段P
の吸引側へと吸出される。回転ドラム16と固定リング
17の間には隙間Gがあり,この隙間Gから処理槽1へ
空気が空気発生手段Pから流入している。
【0024】砂投入シュ−ト8内の鋳物砂Sは、計量ゲ
ート8Aでタイマー計量され処理槽1内に落下する。落
下した鋳物砂Sは処理槽1の下部で回転している回転ド
ラム16の遠心力で固定リング17に投射され固定リン
グ17内に溜まっている鋳物砂Sと衝突し砂粒の表面に
付着した汚染物質の一部が剥離する(図3参照)。回転
ドラム16と固定リング17の間の隙間Gから処理槽1
へ空気が流入している間,鋳物砂Sは隙間Gから外へ出
る事が出来ず処理槽1に保持され投射と衝突を繰返す事
になる。即ち,処理槽1に鋳物砂Sが保持されている時
間に比例して砂粒表面が磨かれる。よって求める精磨度
が得られる保持時間を設定する。
【0025】次ぎに、再生を終えた鋳物砂Sの払い出し
について、図2に基づき説明をする。この時,切替手段
9によって処理槽1と吸出し管6の間を閉状態,吹込み
管5と処理槽1の間を開状態,そして流動槽10と吸出
し管6Aの間を閉状態とする。即ち,流動層10の風箱
10Aの空気は、吹込み管5、切替手段9、そして処理
槽1へと吹込まれる。処理槽1へ吹込まれた空気は回転
ドラム16と固定リング17の間の隙間Gから,処理の
終わった鋳物砂Sを流動槽1へ押し出す。
【0026】そして、この時点では研磨された鋳物砂S
には剥離した微粉が付着しているので,微粉分を除去す
る必要がある。流動槽1に落下した処理砂はスリット板
10Bから吹き出すエアーで舞い上げられダストフッド
Fへ進む。ダストフッドF内は鋳物砂Sの沈降速度に合
せた風速に調整してあるので,微粉のみが気流に乗って
図示していない集塵機に集塵される。最終的には,研磨
され微粉抜きされた再生砂が再生鋳物砂が砂出口11か
ら出てくる。
【0027】尚、本実施例においては、吹込み管5と吸
出し管6,6Aを別別々に設けたが、同一の管で2つの
機能を果たすようにしても良い。なお、微粉は、サイク
ロン7により集塵される。
【0028】以上のように、実施例では、空気圧の調整
により処理槽内の鋳物砂の維持排出の制御をして鋳物砂
の再生度を容易に制御することができる。しかも本実施
例は、簡単な構造で鋳物砂を再生することができる。
【0029】
【実施例2】以下、実施例に基づき発明を説明する。図
4は、サイクロン7の代わりに集塵機41を用いた本発
明にかかる鋳物砂の再生装置の断面である。図4におい
て、実線は処理中の空気の流れの状態を示し、破線は払
い出しの際の空気の流れの状態を示している。
【0030】図4において、空気の吸出し管6、6Aに
集塵機41を用いていることの他は、同様の構成となっ
ている。
【0031】以下、上記の構成における動きは、実施例
1と同様である。ただし、吸出し管6は集塵機41に連
通していて、集塵機では集塵がされるため、砂塵などに
より空気発生手段Pが摩耗することが防止される。
【0032】以上のように、実施例2では、集塵機によ
り、ブロアの摩耗が防止できるという効果を有する。
【0033】
【実施例3】以下、実施例に基づき発明を説明する。図
5は、サイクロン7及び集塵機41なくしてダストフッ
ドFのみを用いた本発明にかかる鋳物砂の再生装置の断
面である。図5において、実線は処理中の空気の流れの
状態を示し、破線は払い出しの際の空気の流れの状態を
示している。
【0034】図5において、空気が循環しないこと及び
サイクロンや空気循環経路の集塵機を用いていない点に
特徴がある他は図1と同様の構成となっている。
【0035】以下、上記の構成における動きを説明す
る。図5において、吸出し管6の間を開状態,吹込み管
5と処理槽1の間を閉状態にして鋳物砂Sの再生処理を
する。そして、吸出し管6の間を閉状態,吹込み管5と
処理槽1の間を開状態にして再生処理した鋳物砂Sを払
い出しをする。また、図5における空気の流れは以下の
ようになる。再生時ゲ−トG1を開いて該ゲ−トG1か
ら間隙4を通り処理槽1を経由して開状態の吸出し管6
へ空気が流れる。吹出し管5は閉じられているのでダス
トフッドF内の風量はブロア風量と同量になる。このと
きダンパD2は閉じられているので集塵風量はブロア風
量とゲ−トG1と合計したものとなる。次ぎに砂排出時
には、ゲ−トG1を閉じ、吹込み管5を開き、吹出し管
6を閉じ、ダンパD2を開く。ブロアの空気の一部は流
動層経由一部の空気は吸出し管6からダストフッドFへ
流れる。このとき合計集塵風量が減少するので、この不
足分をダンパD2から補給する。
【0036】以上のように、実施例3では、サイクロン
や集塵機を減らすことができるので、より構造が簡単に
なる。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、空気圧により処理槽内の鋳物砂の維持排出の制御を
して簡単な構造で鋳物砂を再生することができる。ま
た、本発明は、鋳物砂の処理量が小さい場合でも、ま
た、鋳物砂の高い再生度を要求される場合でも、再生時
間調整タイマ−で空気圧による砂の維持排出を制御する
ことにより、一つの処理槽で簡単に鋳物砂の再生度を容
易に制御することができる。本発明は、これらの効果が
あり、業界に与える貢献は著大である。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の処理中の状態を示す断面概略図であ
る。
【図2】実施例1の払い出しの状態を示す断面概略図で
ある。
【図3】実施例1に用いる剥離手段を示す拡大断面概略
図である。
【図4】本発明の実施例2を示す断面概略図である。
【図5】本発明の実施例3を示す断面概略図である。
【符号の説明】
1 処理槽 2 剥離手段 3 投入口 4 排出口 5 吹込み管 6、6A 吸出し管 7 サイクロン 8 砂投入シュ−ト 9 切替手段 10 流動層 11 砂出口 12 集塵手段 13 軸受 14 ベルト・プーリー 15 モーター 16 回転ドラム 17 固定リング S 鋳物砂 P 空気発生手段 F ダストフッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22C 5/00 - 5/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳物砂の再生方法であって、鋳物砂を
    処理槽に投入して該処理槽内の空気圧を該処理槽外の空
    気圧より低くして投入された鋳物砂を処理槽に維持して
    処理を続ける工程と、該処理槽内の空気圧を処理槽外の
    空気よりも高くして、該処理槽から鋳物砂を排出する工
    程と、を含むことを特徴とする鋳物砂の再生方法。
  2. 【請求項2】 前記処理槽内の空気圧を該処理槽外の
    空気圧より低く維持する工程が、 空気発生手段、処理槽及び空気吸引手段を循環している
    空気によりなされることを特徴とする請求項1に記載の
    鋳物砂の再生方法。
  3. 【請求項3】 前記処理槽内の空気圧を該処理槽外の
    空気圧より低く維持する工程が、 空気発生手段、処理槽を介して流れる空気によりなされ
    ることを特徴とする請求項1に記載の鋳物砂の再生方
    法。
  4. 【請求項4】 前記処理槽内の空気圧を処理槽外の空
    気よりも高くして、該処理槽から鋳物砂を排出する工程
    が、空気発生手段からの空気を上方から下方へ供給する
    ことによりなされることを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれか一つの請求項に記載の鋳物砂の再生方
    法。
  5. 【請求項5】鋳物砂を処理槽内に落下させる工程と、落
    下した鋳物砂の砂粒の表面に付着した汚染物質の一部を
    剥離させる剥離工程と、剥離した鋳物砂を排出する工程
    と、を含む鋳物砂の再生方法において、少なくとも前記
    剥離工程において、該処理槽内に設けた剥離手段の回転
    ドラムと固定リングとの隙間から該処理槽へ空気発生手
    段から空気が流入し、処理槽の空気は吸出し管を介して
    空気が吸引されていることを特徴とする鋳物砂の再生方
    法。
  6. 【請求項6】鋳物砂を処理槽内に落下させる工程と、落
    下した鋳物砂の砂粒の表面に付着した汚染物質の一部を
    剥離させる剥離工程と、剥離した鋳物砂を排出する工程
    と、を含む鋳物砂の再生方法において、 少なくとも剥離した鋳物砂を排出する工程において、空
    気発生手段からの空気が吹込み管を介して処理槽へと吹
    込まれ、処理槽へ吹込まれた空気は前記回転ドラムと固
    定リングとの隙間から,鋳物砂を微粉抜き手段へ排出さ
    れることを特徴とする鋳物砂の再生方法。
  7. 【請求項7】処理槽内に設けられると共に投入した鋳物
    砂の砂粒の表面に付着した汚染物質の一部を剥離させる
    剥離手段を有する鋳物砂の再生装置において、該処理槽
    から空気が吸い出される吸出し管と、該処理槽に空気が
    吹込まれる吹込み管と、該吸出し管と該吹込み管を交互
    に開閉する切替手段と、を具備し、上記吸出し管及び上
    記吹込み管と連動して、前記剥離手段に設けられた隙間
    を介して、前記処理槽の内外を空気が流入出可能にされ
    ていることを特徴とする鋳物砂の再生装置。
  8. 【請求項8】底部に鋳物砂を剥離するための剥離手段を
    有し、上部に鋳物砂を投入する投入口を有し、下部に鋳
    物砂を排出する排出口を有する処理槽と、該処理槽に一
    端を連通し、空気発生手段に他端を連通する吹込み管
    と、該処理槽に一端を連通し、空気吸引手段に連通する
    吸出し管と、前記吹込み管と、前記吸出し管との連通を
    切り換える切替手段と、前記処理槽の排出口からの鋳物
    砂の微粉抜き手段と、を具備したことを特徴とする鋳物
    砂の再生装置。
  9. 【請求項9】前記微粉抜き手段が、処理槽の排出口に連
    通された流動層を含み、該流動層の下部に砂出口を設
    け、該流動層の上部を集塵手段を連通したことを特徴と
    する請求項8に記載の鋳物砂の再生装置。
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