JP3328960B2 - 干渉計装置 - Google Patents
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Description
をレーザ干渉計を用いて検査するための干渉計装置に関
するものである。
ニュートンゲージ(乃至ニュートン原器)を用い、この
ニュートンゲージを通して被検物体であるレンズに光を
照射し、ニュートンゲージにおける基準面からの反射光
と、被検物体からの反射光とにより生じる干渉縞の本数
(通常、ニュートン本数と呼ばれる)を測定することに
より行われる。而して、検査の対象となる被検レンズに
ニュートンゲージを直接重ね合わせて、このニュートン
ゲージに照明光を照射し、ニュートンゲージの基準面か
らの反射光と、被検レンズの被検面からの反射光との間
で発生する干渉縞を肉眼で観察するのが最も簡易な検査
方式である。しかしながら、検査時において、ニュート
ンゲージを被検レンズに接触させるようにしているの
で、その取り扱いを慎重に行わないと、両者に傷等が発
生するおそれがある。特に、ニュートンゲージは繰り返
し使用されることから、極めて早期に全面にわたって傷
が累積することになり、ニュートンゲージを頻繁に交換
する必要がある。また、両者の重ね合わせ部に塵埃その
他の異物が入り込むと、干渉縞の観察を正確に行えなく
なり、このために、検査前に必ずその重ね合わせ面をク
リーニングする必要がある等といった種々の問題点があ
る。
て、被検レンズとを非接触状態にして検査するようにし
たものも知られている。即ち、この種の装置は、レーザ
発振器から出射されたレーザビームを、レーザビーム導
光用光学系を通して基準レンズに照射し、この基準レン
ズの基準面で一部を反射させると共に、透過光の一部を
基準レンズに対面する状態に装着した被検レンズの被検
面で反射させ、これら両反射光の間に生じる干渉縞を干
渉縞観察手段により観察するように構成したものであ
る。
ザ干渉計を用いれば、被検レンズを基準レンズと非接触
で検査できるので、ニュートンゲージを直接被検レンズ
と重ね合わせる方式に比較して、被検レンズにも、また
基準レンズにも傷が発生する不都合等を確実に防止され
る。しかしながら、前述した従来技術のものにあって
は、被検レンズに対してレーザビームを上方からまたは
水平方向から照射するようになっており、従ってその被
検面とは反対側の面を支持するか、または外周縁部をク
ランプさせるようにして支持させる構成とする必要があ
る。通常、レンズの厚みや外径寸法には多少の公差等が
ある関係から、レンズが装着される毎に干渉計本体とレ
ンズの被検面との間の位置調整を行わなければ、正確な
検査を行うことができなくなる。ここで、干渉計本体と
レンズとの間の位置調整は、干渉計本体を、その光軸方
向に移動させると共に、レンズを支持するマウント部を
光軸と直交する方向及び光軸に対して傾き方向の位置を
調整することにより行われる。そして、この干渉計本体
及びマウント部の位置調整は、たとえ同じレンズであっ
ても、1回の検査毎に行わなければならず、しかも干渉
計本体とマウント部との双方の位置調整を行わなければ
ならないことから、その作業が極めて面倒であり、かつ
熟練を必要とするものであり、従ってこの検査を自動化
することは極めて困難である等といった欠点がある。
するためになされたもので、その目的とするところは、
球面レンズを極めて簡易に、しかも連続的に同一の条件
下で検査できるようにすることにある。
ために、本発明は、導光用の開口を備えた定盤と、この
定盤の下面側に垂設した昇降ガイド手段と、この昇降用
ガイド手段に昇降可能に装着されて、基準レンズの基準
面を前記開口側に向けて配設した干渉計本体とを備え、
球面レンズからなる被検レンズの被検面の表面状態を検
査するための干渉計装置であって、前記定盤の上面側に
おける開口形成位置に設けられ、前記被検レンズを、そ
の被検面が前記基準レンズと対向するように支承するレ
ンズマウント部と、このレンズマウント部から突出する
ように設けられ、前記被検レンズの被検面の外周縁部の
近傍の部位を3点で受承するために、円周方向に同じ間
隔 に配置した3つの受承突起と、これら3つの受承突起
に前記被検レンズを設置した時に、この被検レンズの曲
率中心を前記干渉計本体から照射されるレーザ光の光軸
上に位置させるように、前記レンズマウント部を水平方
向に位置を微調整する微調整手段とを備える構成とした
ことをその特徴とするものである。
は、その被検面が基準レンズの焦点位置から曲率半径分
だけ離れた位置に配設されることから、被検面を支承す
るように構成すれば、レンズの被検面がいずれかの方向
に多少位置ずれしていたとしても、格別検査精度に影響
を与えることはない。そこで、被検レンズの被検面側を
支承させて、その下方に基準レンズを配設し、この基準
レンズの下方から上に向かうレーザビームを照射すれ
ば、同じ種類のレンズである限り、レンズ毎にレンズマ
ウント部と干渉計本体との間の位置調整を行う必要がな
くなる。
て、干渉計本体とレンズマウント部との位置合わせを行
う。この位置合わせは、当該の被検レンズ用のニュート
ンゲージを用い、このニュートンゲージをレンズマウン
ト部にセットして、干渉計本体を昇降ガイド手段により
上下動させながら、レーザ発振器からレーザ光を基準レ
ンズに向けて照射して、この基準レンズの基準面からの
反射光とニュートンゲージからの反射光との間の干渉縞
を観察する。そして、干渉縞が最小の本数(理想的には
0本)となった位置で、ニュートンゲージと干渉計本体
との相対位置合わせが完了する。ここで、両者間の正確
な位置合わせを行うために、レンズマウント部を定盤に
対して水平方向(X,Y方向)に位置の微調整を行える
ようにしている。これによって、球面レンズをレンズマ
ウント部に設置すると、曲率半径の中心は基準レンズに
よりレーザ光が収束される焦点位置に保持される。
と、干渉計本体とレンズマウント部との間の位置関係を
保った状態に保持して、ニュートンゲージをレンズマウ
ント部から取り外すと共に、被検レンズをレンズマウン
ト部に装着して、干渉縞を観察することによって、この
被検レンズの被検面の状態を検査できる。而して、レン
ズマウント部にレンズを順次交換してセットすることに
より、その検査を連続的に行うことができる。また、レ
ンズマウント部に被検レンズをセットした時には、この
被検レンズの自重が作用することから、被検レンズをレ
ンズマウント部に置くだけで、格別クランプ等を行わな
くとも、そのセット位置が安定する。
り、レンズマウント部にこの球面レンズが円周方向に等
間隔に設けた3つの支承突起で被検面が支承されること
から、レンズのセット位置が多少がずれたとしても、そ
の曲率半径の中心は基準レンズによってレーザ光が収束
される焦点位置に保持されるので、格別支障はない。し
かも、レンズマウント部は干渉計本体と位置合わせする
際に微調整を行うにしても、殆どその位置がずれること
はなく、実質的に定位置に位置している。従って、被検
レンズのレンズマウント部への着脱をロボット等による
ピックアンドプレイス手段により容易に行えるようにな
り、連続的に自動検査を行うことが可能となる。
に説明する。まず、図1において、1は干渉計本体を示
し、この干渉計本体1のケーシングは本体ケーシング1
aと、この本体ケーシング1aの上面に立設した筒体部
1bとを有する。本体ケーシング1aには、筒体部1b
と平行にHe−Neレーザ等からなるレーザ発振器2が
取り付けられる構成となっている。本体ハウジング1a
内には、反射ミラー3及びエクスパンダやダイバージャ
等を備えたレーザビーム導光用光学系4が設けられてい
る。レーザ発振器2からのレーザビームは、反射ミラー
3によって90°曲折せしめられて、レーザビーム導光
用光学系4を介することによってそのスポット径を広げ
ながら、ビームスプリッタ5に反射して再び90°方向
を転換して、筒体部1bの軸線方向に沿ってレーザ発振
器2から出射方向とは反対方向に向けて進行し、コリメ
ータレンズ6により平行光となされて、その前方に設け
た基準レンズ7に入射される。
面が球面形状となった基準面7bとなっており、入射面
7aは反射防止コーティングが施されている。基準レン
ズ7に入射されたレーザビームはその基準面7bで一部
が反射し、大部分はこの基準レンズ7を透過してその前
方位置にセットされている被検レンズ8の被検面8aに
入射され、その一部がこの被検面8aで反射する。そし
て、この被検面8aからの反射光と基準レンズ7の基準
面7bからの反射光とが干渉し合って干渉縞が生じる。
このように干渉縞を有する反射光はコリメータレンズ6
及びビームスプリッタ5を透過して、スクリーン9及び
干渉縞結像用レンズ10を介して撮像手段11に入射さ
れ、この撮像手段11により干渉縞の撮影が行われ、そ
の映像がモニタ装置12(図2参照)に表示できるよう
になっている。
計装置の本体機枠を示し、この本体機枠20の上部には
定盤21が装着されており、この定盤21と本体機枠2
0との間には防振部材22が介装されている。そして、
定盤21の下面には昇降ガイド手段23が垂設されてお
り、干渉計本体1はこの昇降ガイド手段23に昇降可能
に装着されている。昇降ガイド手段23は、図3からも
明らかなように、定盤21の下面に固着されたプレート
24に設けた左右一対のガイドレール25,25を有
し、このガイドレール25,25に昇降ブロック26が
昇降可能に装着されている。また、ガイドレール25と
平行にねじ軸27が設けられており、このねじ軸27の
下端部にはプーリ28が連結されている。プレート24
のガイドレール25を装着した側とは反対側には正逆回
転可能なパルスモータ等の駆動手段29が装着されてお
り、この駆動手段29にはプーリ30が連結され、また
このプーリ30とねじ軸27側のプーリ28との間には
タイミングベルト31が巻回して設けられている。さら
に、昇降ブロック26にはナット部32が固着して設け
られており、ねじ軸27はこのナット部32内に挿通さ
れている。従って、駆動手段29を作動させると、プー
リ30が回転し、この回転がタイミングベルト31を介
してプーリ28に伝達されて、ねじ軸27が、その軸回
りに回転して、昇降ブロック26が上下動せしめられ、
また駆動手段29を停止させると、昇降ブロック26は
その位置に保持されるようになっている。
て設けられるが、この干渉計本体1は、その本体ハウジ
ング1aが下方に位置し、筒状部1bがこの本体ハウジ
ング1aから上方に突出する状態に組み付けられる。従
って、レーザビームの光路としては、基準レンズ7への
入射光は下から上に向けて進行するようになる。そし
て、定盤21には、干渉計本体1の筒状部1bが対面す
る部位に筒状部1bを挿通させることができる大きさの
開口21aが形成されており、この開口21aの位置に
おける上面部には、レンズ支持部材40が設けられてい
る。
なように、基台41に設けたX軸ガイドレール42にガ
イドされる第1のテーブル43にY軸ガイドレール44
を設け、このY軸ガイドレール44によりガイドされる
第2のテーブル45とからなるXYテーブルを有し、こ
のXYテーブルを構成する第1及び第2のテーブル4
3,45はそれぞれマイクロメータヘッド46,47に
よって位置微調整可能となっている。また、第2のテー
ブル45には、高さ調整リング48がボルト等の手段に
よって固着して設けられている。この高さ調整リング4
8の外面にはねじが設けられており、この高さ調整リン
グ48のねじの部分にマウント保持体49が螺合されて
いる。そして、このマウント保持体49にはレバー50
が連結されており、このレバー50を回動させることに
よって、マウント保持体49の高さ位置を調整できるよ
うになっている。このマウント保持体49にはリング状
のレンズマウント51が螺挿されており、このレンズマ
ウント51に被検レンズ8が、その被検面8aの外周縁
近傍部位が当接するようにセットされる構成となってい
る。そして、マウント保持体49を回動させることによ
って、レンズマウント51の高さを調整する際に、レン
ズマウント51がそれに連動して回動しないように保持
するために、マウント保持体49は回動部49a,49
bと、この回動部49a,49b間にクランプされて、
レンズマウント51が直接螺合される保持体49cとか
ら構成され、保持体49cは高さ調整リング48に装着
した回り止めピン52により回り止めされている。な
お、基台41及び第1,第2のテーブル43,45には
定盤21の開口21aに対応する開口が設けられてい
る。
から、レンズマウント51では、被検レンズ8の被検面
8aを3点で支承させる。このために、図6及び図7に
示したように、レンズマウント51の上面51aを平坦
な状態となし、この上面51aの円周方向に120°ず
らせた位置に3個の受承突起61を突設するように構成
している。そして、これら3個の受承突起61相互間の
高さ位置は正確に調整されている。これによって、被検
レンズ8を極めて精度良くマウントできるようになり、
かつレンズマウントの加工が容易になる。ここで、この
受承突起61の先端部分に丸みを持たせておくことによ
り、被検レンズ8を装着する際に、この被検レンズ8に
傷が付く等といった不都合がなくなる。
設されており、この支持板33の上端部には台座部34
が連設されている。この台座部34は、定盤21の上部
位置をほぼ完全に覆うように配設されて、その上にモニ
タ装置12が設置されている。そして、定盤21から台
座部34までの間隔は、被検レンズ8をレンズマウント
51にセットしたり、それから取り外したりする作業の
作業性を損なわない程度で、可及的に狭くすることによ
って、この台座部34が邪魔になり、作業者がレンズマ
ウント51の位置に目を近付けることができないように
なされている。従って、台座部34は、モニタ装置12
の設置部としての機能と、作業者に対する安全機構とし
ての機能とを発揮させることができるようになってい
る。
成されるものであって、この干渉計装置を用いることに
よって、球面レンズのニュートン本数を測定するニュー
トンチェッカとして用いることができ、これによって球
面レンズの仕上げ精度の検査を行うことができる。
トン本数を測定するのに適した基準レンズ7を干渉計本
体1に装着しておき、レンズマウント51は、被検レン
ズ8の外径寸法に応じて、その外周縁近傍部を支承する
のに最適な寸法のものをマウント保持体49に取り付け
ておく。そこで、レンズマウント51にニュートンゲー
ジをセットする。ここで、ニュートンゲージは、被検レ
ンズ8の被検面8aの形状が理想状態に形成されいるも
のである。ただし、その材質は必ずしも被検レンズ8と
同じものではなくとも良い。
との位置関係が、被検レンズ8をセットした時に、ニュ
ートン本数の測定を行うのに最適な相対位置関係となる
ように調整する。この相対位置関係の調整は、昇降ガイ
ド手段23を作動させて干渉計本体1を上下動させ、ま
たマイクロメータヘッド46,47を操作して、レンズ
支持部材40を構成する第1,第2のテーブル43,4
5を微小移動させて、ニュートンゲージの水平方向の位
置を微調整する。さらには、昇降ガイド手段23による
干渉計本体1の上下動はかなりストロークが大きいため
に、干渉計本体1の高さを微細に調整できない場合に
は、レバー50を操作することによって、マウント保持
体49を微小量上下方向に動かすことによって、ニュー
トンゲージの高さ方向の位置を微調整する。そして、こ
の間にレーザ発振器2からレーザビームを出射させて、
基準レンズ7の基準面7bからの反射光とニュートンゲ
ージからの反射光とを撮像手段11に結像させて、この
像をモニタ装置12に表示させる。このモニタ装置12
に表示される像に干渉縞本数が最小の状態となると、相
対位置関係の調整が完了し、レンズマウント51と干渉
計本体1とが、被検レンズ8のニュートン本数の測定、
即ちニュートンチェックを行うことができる状態とな
る。従って、干渉計本体1及びレンズマウント51を当
該の位置において固定する。
51から取り外し、被検レンズ8をこのレンズマウント
51の上面51aに突設した3箇所の受承突起61上に
セットして、その被検面8aと基準レンズ7の基準面7
bとの間の干渉縞映像をモニタ装置12に表示し、この
映像におけるニュートン本数に応じて被検レンズ8の被
検面8aの仕上げ精度の検査を行うことができる。
aにおける外周縁近傍部が受承突起61に当接し、しか
もこの受承突起61に当接する方向に自重が作用するの
で、被検レンズ8を固定するためにクランプ等を行わな
くとも、それを安定的に保持できる。被検レンズ8は3
点設けた受承突起61に当接することになるが、この被
検レンズ8の光軸中心が、それに照射されるレーザビー
ムの光軸中心と一致しない場合がある。しかしながら、
被検レンズ8の被検面8aはレーザビームの焦点位置か
らその曲率半径の長さ分だけ離れた位置に配置されてい
るから、被検レンズ8がその被検面8a内で多少位置ず
れしていたとしても、球面レンズの測定が行われる限り
格別不都合は来さない。従って、このことは、レンズマ
ウント51と干渉計本体1との間で傾き角の調整を行う
必要がないことにもなり、レンズ支持部材40によって
微調整を行う際に、傾き角の調整機構を設ける必要がな
くなることを意味し、この微調整機構の簡略化が図られ
る。
らレーザビームを照射するようにして、被検レンズ8は
レンズマウント51上に載置するだけでセットでき、し
かもこのセット時に被検面8aのレンズマウント51へ
の当接位置が多少ずれたとしたとしても格別問題が生じ
ることがないことから、またニュートンゲージを用いて
一度干渉計本体1とレンズマウント51との間の相対位
置を調整しておけば、被検レンズ8をセットする毎に再
調整を行う必要がない。また、このことから、ロボット
等のピックアンドプレイス手段を用いてレンズマウント
51に被検レンズ8を連続的にセットしてそのニュート
ン本数の測定を行うことができるようになり、被検レン
ズ8の被検面8aの仕上げ精度の検査作業の自動化を図
ることができる。なお、レンズマウント51は微調整さ
れるようになっているが、干渉計本体1が装着されてい
る昇降ガイド手段23及びレンズマウント51が装着さ
れているレンズ支持部材40は共に、定盤21に装着さ
れているので、これらの組み付け誤差を最小限なものと
しておけば、レンズマウント51の微調整は殆ど必要な
いか、または極僅かなもので良いので、ピックアンドプ
レイス手段による被検レンズ8のレンズマウント51へ
のセット及び取り出しを行う位置が大きくずれるおそれ
はない。
面レンズの被検面の表面仕上げ状態をニュートン本数を
測定することにより行うに当って、ニュートンゲージを
レンズマウント部にセットして干渉計本体とレンズマウ
ント部との間の相対位置を調整する初期調整を行った後
に、実際に被検レンズのニュートン本数の測定を行う際
に、被検レンズをレンズマウント部の上にセットするだ
けで、この被検レンズをクランプすることなく安定的に
支承させることができ、また被検レンズをセットする毎
に干渉計本体とレンズマウント部との間の位置調整を行
うことがなくなり、ニュートン本数の測定を簡単な操作
で連続的に行うことができ、検査の自動化を図る上で非
常に都合が良い等といった諸効果を奏する。
ある。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 導光用の開口を備えた定盤と、この定盤
の下面側に垂設した昇降ガイド手段と、この昇降ガイド
手段に昇降可能に装着されて、基準レンズの基準面を前
記開口側に向けて配設した干渉計本体とを備え、球面レ
ンズからなる被検レンズの被検面の表面状態を検査する
ための干渉計装置において、 前記定盤の上面側における開口形成位置に設けられ、前
記被検レンズを、その被検面が前記基準レンズと対向す
るように支承するレンズマウント部と、 このレンズマウント部から突出するように設けられ、前
記被検レンズの被検面の外周縁部の近傍の部位を3点で
受承するために、円周方向に同じ間隔に配置した3つの
受承突起と、 これら3つの受承突起に前記被検レンズを設置した時
に、この被検レンズの曲率中心を前記干渉計本体から照
射されるレーザ光の光軸上に位置させるように、前記レ
ンズマウント部を水平方向に位置を微調整する微調整手
段とを備える構成としたことを特徴とする干渉計装置。 - 【請求項2】 前記微調整手段は、さらに前記レンズマ
ウント部の高さ位置を微調整することで、前記球面レン
ズと前記干渉計本体との間隔を微調整する高さ微調整手
段を含むものであることを特徴とする請求項1記載の干
渉計装置。 - 【請求項3】 前記定盤における導光用開口の上部に
は、前記レンズマウント部から所定間隔置いた位置に、
この定盤の上部位置を覆うように台座部を設ける構成と
したことを特徴とする請求項1記載の干渉計装置。 - 【請求項4】 前記定盤は防振部材を介して本体機枠上
に装着する構成としたことを特徴とする請求項1記載の
干渉計装置。
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