JP3282296B2 - シリンドリカル光学素子測定用ホログラム干渉計装置 - Google Patents

シリンドリカル光学素子測定用ホログラム干渉計装置

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JP3282296B2
JP3282296B2 JP16334993A JP16334993A JP3282296B2 JP 3282296 B2 JP3282296 B2 JP 3282296B2 JP 16334993 A JP16334993 A JP 16334993A JP 16334993 A JP16334993 A JP 16334993A JP 3282296 B2 JP3282296 B2 JP 3282296B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばシリンドリカル
レンズ,シリンドリカルミラー等のシリンドリカル光学
素子におけるシリンドリカル面の表面状態を測定するた
めのホログラム干渉計装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、レンズその他の被検物の表面形
状を非接触で精密に測定するために干渉計が用いられ
る。この干渉計の代表的なものとしては、図10に示し
たようなフィゾー型の干渉計がある。
【0003】図中において、1は装置本体を示し、この
装置本体1は、本体ケーシング1aと、この本体ケーシ
ング1aの下面に垂設した筒体部1bとを有する。本体
ケーシング1aには、筒体部1bと平行にHe−Neレ
ーザ等からなるレーザ光源2が取り付けられる構成とな
っている。本体ハウジング1a内には、反射ミラー3,
発散レンズ4及びピンホール5を備え、レーザ光源2か
らのレーザビームは、反射ミラー3によって90°曲折
せしめられて、発散レンズ4を通り、この発散レンズ4
の集光位置に配置したピンホール5を通過後に発散して
そのスポット径を広げながら、ビームスプリッタ6に反
射して再び90°方向を転換して、筒体部1bの軸線方
向に沿ってレーザ光源2から出射方向とは反対方向に向
けて進行し、コリメータレンズ7により平行光束化され
て、その前方に設けた基準レンズ8に入射される。
【0004】基準レンズ8は、その入射面8aとは反対
面が例えば球面形状の基準面8bとなっており、入射面
8aは反射防止コーティングが施されている。基準レン
ズ8に入射されたレーザビームはその基準面8bで一部
が反射し、大部分はこの基準レンズ8を透過してその前
方位置にセットされている被検レンズ9の被検面9aに
入射され、その一部がこの被検面9aで反射する。そし
て、この被検面9aからの反射光と基準レンズ8の基準
面8bからの反射光とが干渉し合って干渉縞が生じる。
このように干渉縞を有する反射光はコリメータレンズ7
及びビームスプリッタ6を透過して、スクリーン10及
び干渉縞結像用レンズ11を介して撮像手段12に入射
され、この撮像手段12により干渉縞の撮影が行われ、
その映像がモニタ装置に表示できるようになっている。
【0005】また、近年においては、コンピュータ合成
ホログラムを用いることによって、測定対象となる被検
物の表面状態の測定を行うホログラム干渉計が実用化さ
れている。コンピュータ合成ホログラムは、ガラス基板
上にフォトレジスト膜を塗布し、このフォトレジスト膜
を電子ビームで走査させることによって、物体波と参照
波との干渉縞と同等の格子模様のホログラムパターンを
露光した後、それを現像することにより干渉縞を顕在化
させた光学素子である。このホログラム光学素子におけ
る干渉縞に参照波と同じ再生波を入射すると、物体波が
再生できる。このホログラムを用いた干渉法によれば、
特殊な形状の検査・測定が可能なこと等から、今後広い
用途が考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】而して、前述した図1
0の干渉計装置を用いたホログラム干渉計装置として、
本出願人は図11に示した構成のものを開発した。
【0007】このホログラム干渉計装置においても、前
述した干渉計装置の装置本体1と同様の構成のものが用
いられる。ただし、被検レンズ9に応じた基準レンズ8
は用いない。即ち、このホログラム干渉計装置では、基
準レンズ8を取り除いた装置本体1を、レーザ光源2
と、このレーザ光源2からのレーザ光を平行光束化して
出射し、また入射光を干渉縞の観察機構に導く光路を備
えた光源部と、撮像手段12等の観察部とを内蔵した光
源・観察部ユニットとしての機能を発揮する機構として
用いるので、以下においては、この光源・観察部ユニッ
トを1Lの符号を用いる。
【0008】而して、この光源・観察部ユニット1Lに
よって、レーザ光源2からのレーザ光はコリメータレン
ズ7の作用により平行光束化された状態で出射される。
この平行光は、まず第1の反射ミラー20に反射し、次
いで第2の反射ミラー21に反射させることによって、
レーザ光の光路を上方に向ける。そして、第2の反射ミ
ラー21からのレーザ光を第3の反射ミラー22により
一旦折り返した上で、さらにこの第3の反射ミラー22
で折り返されたレーザ光を第4の反射ミラー23に反射
させるようにしている。第4の反射ミラー23には、ホ
ログラム光学素子24が対向配設されている。このホロ
グラム光学素子24にレーザ光が入射されると、正反射
光と回折光とに分けられる。正反射光の光路には、この
正反射光に対して垂直となる基準反射面25aを有する
基準反射板25が配設される。また、回折光の光路には
被検物26が配置される。
【0009】以上のように構成することによって、光源
・観察部ユニット1Lにおけるレーザ光源2からのレー
ザ光束は、送光用光学系を構成する発散レンズ4,ピン
ホール5を通過した後に、ビームスプリッタ6に反射し
て、コリメータレンズ7により平行光束化させて、第1
〜第4の反射ミラー20〜23を経てホログラム光学素
子24に入射される。そして、被検物26の被検面26
aが、図示の如く、凹面の場合あっては、ホログラム光
学素子24から出る回折光はその中心軸線上の位置で一
旦集光させた後に発散して、この被検面26a全体に照
射され、集光点前の位置において、それからの反射光が
ホログラム光学素子24に戻る。なお、被検面26aが
凸面の場合には、この被検物26はホログラム光学素子
24の集光点の前側に配置される。そして、この被検物
26からの戻り光はホログラム光学素子24で反射し
て、元の平行光となってコリメータレンズ7に向かう。
一方、ホログラム光学素子24からの正反射光は基準反
射板25の基準反射面25aで反射して、戻り光はホロ
グラム光学素子24において再び反射してコリメータレ
ンズ7に向かう。
【0010】従って、ホログラム光学素子24のパター
ンが作用する被検物26の物体波光が基準反射板25か
らの参照波光と重なり合って相互に干渉作用を及ぼし
て、干渉縞が形成されることになる。この光はビームス
プリッタ6を透過して、コリメータレンズ7の後側焦点
位置に設けた干渉縞結像用結像レンズ11を介して撮像
手段12の結像面に干渉縞が結像する。
【0011】而して、ホログラム光学素子24の作用に
よって平面波と被検物26における被検面26aに対応
する非球面波との変換が行われ、干渉縞は平行光同士の
干渉の結果生成されたものであるから、極めて明瞭な干
渉縞模様が撮像手段12により撮像される。従って、こ
の撮像手段12の映像をディスプレイに表示する等によ
って、被検面26aの形状を極めて高い精度で測定でき
る。
【0012】ここで、表面形状が測定される被検物とし
ては、例えばレンズ等の精密光学部品がある。これら各
種のレンズのうち、シリンドリカル光学素子を被検物と
して、そのシリンドリカル面の表面仕上げ状態の測定を
行う場合には、ホログラム光学素子のホログラムパター
ンとしては、このシリンドリカル光学素子の母線方向に
平行な直線格子の縞模様としたものが用いられる。
【0013】ところで、被検物としてのシリンドリカル
光学素子は、その母線には均一な形状を有し、母線と直
交する方向は円弧状の曲面となっている。このような形
状を有するシリンドリカル光学素子はホログラム光学素
子に対して所定の方向及び位置に配置しなければ、正確
な測定を行うことができない。このために、被検物が装
着される試料台の方向及び位置を調整するための機構を
備える必要があり、しかもこの調整機構は、極めて微細
な調整を可能にするものでなければならない。然るに、
従来においては、このようにシリンドリカル光学素子に
適した微細位置決め機構を備える構成としたものは開発
されていないのが現状である。特に、近年においては、
複写機やファクシミリ等のように走査光学系を備えた装
置等において、シリンドリカル光学素子が多数用いられ
るが、このようなシリンドリカル光学素子の表面状態を
正確に測定できる干渉計装置の開発の要請は極めて強く
なってきている。
【0014】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であって、簡単な構成によって、シリンドリカル光学素
子の表面状態を容易に、しかも正確に測定できるように
することをその目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、レーザ光源からのレーザ光を平行光束化して出射す
る光源部と、干渉縞の観察部とを有する光源・観察部ユ
ニットと、光源部からのレーザ光を正反射光と回折光と
に分けるホログラム光学素子及びこのホログラム光学素
子からの正反射光を反射させる基準反射板を備えた干渉
計ユニットと、前記ホログラム光学素子の回折光の受光
位置に配置され、シリンドリカル光学素子からなる被検
物が設置される試料台を備えた被検物装着機構ユニット
とから構成され、この被検物装着機構ユニットは、上下
方向にスライド可能な昇降基台に、被検物の母線と直交
する方向及び回転方向に調整可能な水平面調整部材を設
け、さらにこの水平面調整部材に被検物の母線方向の角
度調整可能な傾動部材に装着した少なくとも4軸からな
る多軸調整手段を有し、この多軸調整手段に前記試料台
を設ける構成としたことをその特徴とするものである。
【0016】
【作用】シリンドリカル光学素子は、その母線方向にお
いては均一な形状を有し、この母線と直交する方向は曲
面形状となっている。そこで、以下においては、母線方
向に対して、この母線方向と直交する方向を曲面方向と
いう。
【0017】シリンドリカル光学素子の表面状態を測定
するには、ホログラム光学素子に対して、このシリンド
リカル光学素子を所定の位置及び方向となるように位置
決めしなければならない。即ち、まずホログラム光学素
子の集光位置から曲面の半径だけ離間(凹曲面の場合)
させるか、または近接(凸曲面の場合)させなければな
らない。また、曲面方向の中心軸線をホログラム光学素
子の中心軸線と一致させ、かつレンズの母線の方向とホ
ログラム光学素子のホログラムパターンにおける格子方
向とを平行に配置しなければならない。さらに、母線を
ホログラム光学素子の中心軸線と正確に直交する方向に
位置決めされなければならない。
【0018】以上のことから、被検物が設置される試料
台を多軸調整手段に装着するように構成している。この
多軸調整手段としては、まず昇降基台を備えているの
で、被検物を上下方向(以下、Z軸方向という)に位置
調整が可能となる。これによって、被検物がホログラム
光学素子の集光位置から曲面の半径分だけ離した位置に
位置決めできる。また、この昇降基台には、水平面にお
ける母線と直交する方向(以下、X軸方向という)及び
回転方向(以下、θ方向という)の水平面調整部材が設
けられているから、X軸方向に位置を調整することによ
って、被検物の中心軸はホログラム光学素子の中心軸と
一致するように調整でき、かつθ方向の位置を調整する
ことによって、被検物の母線方向をホログラム光学素子
のホログラムパターンにおける格子方向と一致させるこ
とができる。さらに、この水平面構成部材には傾動手段
が装着されており、この傾動手段によって、試料台を母
線方向における傾き方向(以下、チルト方向という)に
調整できるようになっているから、被検物の母線をホロ
グラム光学素子の中心軸と直交する方向の位置決めが行
われる。
【0019】このように、少なくとも4軸方向に調整可
能な多軸調整手段に試料台を装着することによって、試
料台に載置した被検物のホログラム光学素子に対する位
置合わせを極めて正確に行うことができる。従って、こ
れらの各調整部の調整を行うことによって、ホログラム
光学素子を用いた干渉計によって、シリンドリカル光学
素子の表面状態を容易に、しかも正確に測定できる。こ
こで、前述したX軸方向と直交する方向、即ち母線の方
向(以下、Y軸方向という)及び母線と直交するチルト
方向には、必ずしも調整する必要はないが、被検物のサ
イズがホログラム光学素子の測定範囲との関係から、こ
の被検物の全体形状を測定するには、これらの方向にも
調整できるようにするのが好ましい。
【0020】走査光学系に用いられるシリンドリカル光
学素子のように、母線方向にかなりの長さのものを測定
する場合には、試料台として、このシリンドリカル光学
素子の長さに合わせた長さのものを用いる。ただし、こ
の長尺シリンドリカル光学素子に対しては、測定可能な
範囲はその曲面方向では全体の測定は可能であるもの
の、母線方向においては、限られた一部しか測定できな
い。このために、この試料台をスライドガイド上に設置
することによって、母線方向に移動可能な構成となし、
試料台を適宜移動させながら、測定を行うことによっ
て、このシリンドリカル光学素子における全体の表面形
状の測定を行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず、図1及び図2において、30は定盤
を示し、この定盤30上には、ホログラム干渉計を構成
する光源・観察部ユニット31、干渉計ユニット32及
び被検物装着機構ユニット33が固定的に取り付けられ
て、この被検物装着機構ユニット33に載置した被検物
34が装着されて、この被検物34の表面形状の測定が
行われるようになっている。これら各ユニット31〜3
3はそれぞれ独立した構成として、各別に定盤30上に
設置されている。
【0022】光源・観察部ユニット31は、本体ケーシ
ング31aと筒体部31bとから構成されており、その
構成は、図10における基準レンズを取り除いた装置本
体、即ち光源・観察部ユニット1Lと全く同じ構成であ
る。また、干渉計ユニット32を構成する光学部材、即
ち光路引き回し用の第1〜第4の反射ミラー、ホログラ
ム光学素子及び基準反射板は図7に示したものと同じで
ある。従って、以下の説明においては、光源・観察部ユ
ニット31を構成する各部材及び干渉計ユニット32に
おける光学部材については、図10及び図11に示した
ものと同じ符号を用いて説明する。なお、光源・観察部
ユニット31においては、基準レンズや基準板等の基準
部材は装着されないが、基準レンズ等を用いた干渉計装
置として構成することも可能にするために、筒体部31
bの下端部には基準レンズ装着部31cが連設されてお
り、この基準部材装着部31cに基準レンズ等を装着す
れば、被検レンズや平行平面板等の測定を行うことがで
きるようにもなる。
【0023】以上の構成を有する光源・観察部ユニット
31は、その筒体部31bに連結部31dが連設されて
おり、この連結部31dは、定盤30に立設した支持ポ
スト35に昇降可能に連結されている。支持ポスト35
はねじ軸となっており、連結部31dはこの支持ポスト
35に沿って上下動させて、所望の高さ位置に調節した
状態で、ロックレバー36で固定できるようになってい
る。
【0024】次に、干渉計ユニット32はハウジング4
0を有し、このハウジング40は、所定の間隔離間させ
て定盤30に立設した一対の側壁40a,40aと、両
側壁40a,40a間に介装した周壁40bとから構成
される。そして、このハウジング40は、その側面形状
において、光源・観察部ユニット31側に向けて突出す
る下部張り出し部40Lと被検物装着機構ユニット33
方向に突出する上部張り出し部40Sとを有し、下部張
り出し部40Lが定盤30に固定されるようになってい
る。また、上部張り出し部40Sの底部は被検物装着機
構ユニット33の上部位置に延在されている。
【0025】ハウジング40の下部張り出し部40Lの
上部における光源・観察部ユニット31の筒体部31b
と対面する位置には、レーザ光を導くための透孔41が
形成され、第1の反射ミラー20はこの透孔41に対面
するように設けられている。また、上部張り出し部40
Sの下部、即ち被検物装着機構ユニット33における被
検物34が載置される部位であって、ホログラム光学素
子24からの回折光が当る部位にも透孔42が形成され
ている。
【0026】ここで、被検物34は、図3に示したシリ
ンドリカルレンズやシリンドリカルミラー等のシリンド
リカル光学素子であって、被検面34aはシリンドリカ
ル面である。このシリンドリカル面は、母線B方向とこ
の母線Bと直交する方向、即ち曲面R方向とがあり、こ
の被検面34aの表面状態の測定を行うためのホログラ
ム光学素子24におけるホログラムパターンは、母線方
向に平行な直線格子24Gとしたものが用いられる。而
して、この被検面34aの表面状態を正確に測定するに
は、母線Bと直線格子24Gとが平行で、しかも曲面R
の中心Oがホログラム光学素子24の光軸中心線A上
で、その集光位置と一致すると共に、ホログラム光学素
子24の光軸中心線Aに対して母線Bが垂直となるよう
に配置されていなければならない。
【0027】以上の点から、被検物装着機構ユニット3
3は多軸調整手段50を備え、被検物34が載置される
試料台51はこの多軸調整手段50に装着されて、試料
台51上に載置した被検物34を測定位置に位置決めで
きるようになされている。而して、被検物34は、その
被検面34aの母線Bを図2の左右方向に向けるように
して、この試料台51に設けた位置決め突部51aに当
接するように載置される。
【0028】この多軸調整手段50としては、まずZ軸
ステージを有する。このZ軸ステージは、定盤30にス
ライドガイド52を鉛直に立設し、このスライドガイド
52に、図4に示したように、昇降基台53が昇降可能
に装着されている。この昇降基台53は粗動スライド部
53aと微動スライド部53bとからなり、粗動スライ
ド部53aにはロックねじ54が装着され、また粗動ス
ライド部53aと微動スライド部53bとの間には、Z
軸調整用のねじ軸55(またはマイクロメータヘッド)
が装着されている。従って、ロックねじ54を緩める
と、この昇降基台53は、両スライド部53a,53b
を連動して昇降動作させることができ(粗動動作)、ま
たロックねじ54をスライドガイド52の側面に設けた
摩擦係合部52aに圧接させることによって、粗動スラ
イド部53aを固定した状態で、ねじ軸55を螺回すれ
ば、微動スライド部53bを粗動スライド部53aに対
して近接・離間する方向に微小移動させる(微動動作)
ことができるようになっている。
【0029】昇降基台53における微動スライド部53
bには、支持アーム56が延設されている。そして、こ
の支持アーム56にXY軸方向の水平位置を調整するX
Yステージとθ方向の調整を行うθステージとが装着さ
れる。これらの水平面調整部は、XY軸方向及びθ方向
の3軸の調整が可能であるが、被検物34の寸法によっ
ては、必ずしもY軸方向の調整は必要ではなく、従って
支持アーム56に装着されるのは、少なくともX軸方向
及びθ方向の水平面における2軸調整部材で構成されて
おれば良い。而して、支持アーム56には、Y軸方向に
ガイドレール57が設けられており、このガイドレール
57にはY軸テーブル58がY軸方向に移動可能に装着
されている。そして、このY軸テーブル58にはY軸調
整用のねじ軸59(またはマイクロメータヘッド)が装
着されて、このねじ軸59を螺回することによって、Y
軸テーブル58はY軸方向、即ち試料台51に被検物3
4を載置した時に、その母線Bの方向に微小移動させる
ことができるようになっている。そして、このY軸テー
ブル58にはX軸方向にガイドレール60が設けられて
おり、このガイドレール60上には、X軸テーブル61
が、X軸調整用のねじ軸62によりX軸方向に微小移動
可能に設けられている。
【0030】また、θステージはX軸テーブル61上に
設けられている。即ち、図5から明らかなように、X軸
テーブル61には、リング状の固定軸63が突設されて
おり、この固定軸63には、微動回転リング64が挿嵌
されている。そして、この微動回転リング64には回転
テーブル65に連設した回転軸65aが挿嵌されてい
る。固定軸63には、2箇所に長孔66,67が穿設さ
れており、一方の長孔66にはロックねじ68が螺挿さ
れている。このロックねじ68は、中間回転リング64
に螺挿されて、その先端部は回転軸65aに摩擦係合さ
せるようになっている。従って、このロックねじ68を
回転軸65aから離間させると、この回転軸65aが自
由に回転できるようになり、回転テーブル65はθ方向
の粗動回転動作を行わせることができる。また、他方の
長孔67からは微動回転リング64に連結した作動指片
69が延設されており、この作動指片69にはθ方向へ
の微動動作用のねじ軸70(またはマイクロメータヘッ
ド)の先端が当接し、反対方向からばね71により作動
指片69をねじ軸70に圧接する方向に付勢している。
従って、ロックねじ68により回転軸65aと微動回転
リング64とを一体化させた状態で、ねじ軸70を螺回
すると、長孔67の幅の範囲内で、微動回転リング64
と共に回転テーブル65の回転角を微調整できるように
なる。
【0031】このθステージを構成する回転テーブル6
5上には、図6及び図7に示したように、チルト方向調
整ステージが設けられている。このチルト方向調整ステ
ージは、略方形のチルト台72を有し、このチルト台7
2の中心部に球面継手73を設けて、この球面継手73
の球面部73aを回転テーブル65に設けた球面軸受7
4に挿嵌されている。そして、この球面継手73の配設
位置から母線B方向及びこの母線Bと直交する方向に所
定距離だけ離間した位置に一対のねじ軸75,76が回
転テーブル65の下方から螺挿されており、これら両ね
じ軸75,76はチルト台72の下面に設けた受け部7
7,78(受け部78は図面上表れない)に当接してい
る。そして、球面継手73を挟んでねじ軸75,76の
反対側の位置には、それぞれチルト台72と回転テーブ
ル65との間に圧縮ばね79,80が張設されている。
従って、ねじ軸75を螺回すれば、チルト台72は、チ
ルト軸T1 回りに傾動させることができる。このチルト
軸T1 は、ホログラム光学素子24の光軸中心線Aを通
り、かつ被検物の母線Bと直交する軸である。また、ね
じ軸75を螺回すると、チルト台72は、このチルト軸
1 と直交するチルト直交軸T2 回りに傾動させること
ができる。なお、このチルト直交軸T2 方向の調整は必
ずしも必要ではないが、ホログラム光学素子24の中心
軸線Aを正確に被検物34の中心位置に配置する必要が
ある場合等には、適宜ねじ軸76を螺回させて、チルト
直交軸T2 方向の傾き角を調整すれば良い。
【0032】本実施例は以上のように構成されるもので
あって、被検物34のシリンドリカル面からなる被検面
34aの表面状態を測定するには、この被検物34を、
その母線Bの方向をホログラム光学素子24のホログラ
ムパターンにおける格子方向に向けた状態にして試料台
51上にセットする。ここで、ホログラム光学素子24
は、第4の反射ミラー23からの入射光の角度から、そ
の格子方向は図2の左右方向となっており、従って、被
検物34も母線Bがこの左右方向を向くようにセットさ
れる。而して、試料台51は、前方側及び左右両側には
何等の部材もなく、開放された空間となっているから、
この被検物34の着脱作業を容易に行うことができる。
【0033】そこで、被検物34の表面形状を測定する
に当っては、まず、被検物34を理想形状に形成したサ
ンプルを用い、このサンプルを試料台51上にセットす
る。そして、ロックねじ54による昇降基台53を構成
する粗動スライド部53aのロックを解除して、昇降基
台53を大きく上下動させる。そして、ある程度目標と
なる位置まで移動させると、ロックねじ54を締め付け
て、昇降基台53の粗動スライド部53aを固定する。
この状態で、ねじ軸55を螺回することによって、微動
スライド部53bが微小量だけ上下して、Z軸方向に厳
格に位置決めされる。
【0034】而して、試料台51は、昇降基台53を微
動スライド部53bに設けた支持アーム56に連動する
から、以上のように、粗動スライド部53aでZ軸方向
に粗位置決めした後に、微動スライド部53bを微小量
だけ上下動させることにより、サンプルのZ軸方向の位
置決め、即ちサンプルのシリンドリカル面における曲面
Rの中心Oがホログラム光学素子24からの回折光の集
光位置と一致する位置に調整できる。なお、曲面Rの部
分の曲率半径が予め知られている場合には、昇降基台5
3の高さ位置を目盛りで表示し、またねじ軸55とし
て、マイクロメータヘッドのように目盛りを有する部材
を用いれば、このZ軸方向の位置調整は極めて容易に行
うことができる。
【0035】次に、前述した曲面Rの中心OがZ軸方向
において、ホログラム光学素子24の集光位置と同じ位
置であったとしても、その位置は水平方向にずれている
場合がある。ここで、シリンドリカル面である関係か
ら、曲面Rの中心Oは母線B方向において直線状とな
る。従って、水平面での母線Bと直交する方向、即ちX
軸方向の位置を調整しなければならない。このX軸方向
の位置調整は、ねじ軸62を螺回して、X軸テーブル6
1をガイドレール60に沿って移動させることにより行
うことができる。なお、Y軸方向の位置調整は必ずしも
行う必要はないが、被検面の中心をホログラム光学素子
24の中心軸線と一致させるようにする場合には、Y軸
テーブル58の位置調整も行う。
【0036】さらに、サンプルの母線Bとホログラム光
学素子24の直線格子24Gとを平行にするために、ね
じ軸70を螺回させて、回転テーブル65を回転させる
ことによって、θ方向の調整を行う。ここで、回転テー
ブル65は粗動動作と微動動作とを行うことができるよ
うになっているが、粗動動作は、初期調整の段階で行
い、この初期調整の段階で、試料台51とホログラム光
学素子24とが実質的に軸線が一致するように設定した
状態で、ねじ軸70が長孔67のほぼ中央位置になるよ
うに配置しておくことによって、比較的少ない角度回転
させることにより、容易にθ方向の調整を行うことがで
きる。
【0037】然る後に、サンプルの母線Bの傾きを調整
するチルト方向の調整を行う。このチルト方向の調整
は、ねじ軸75を螺回することによって、チルト台72
をチルト軸T1 回りに傾動させることによって、母線B
がホログラム光学素子24の中心軸線Aに対して直交す
る状態に位置決めされる。
【0038】以上の操作を行うことによって、被検物3
4がセットされる試料台51は正確に測定位置に配置さ
れたことになる。そこで、サンプルを試料台51から取
り外して、試料34をこの試料台51にセットして、ホ
ログラム光学素子24からの回折光を透孔42を介して
この被検物34の被検面34aに照射させて、この被検
面34aから反射させると共に、ホログラム光学素子2
4の正反射光を基準反射板26に反射せしめられる。ホ
ログラム光学素子24のホログラムパターンを作用させ
た被検物34の物体波光が基準反射板26からの参照波
光と重なりあって相互に干渉して、干渉縞が形成され
る。この干渉縞を撮像手段12により撮像することによ
って、被検物34におけるシリンドリカル面となった被
検面34aの表面状態を極めて正確に測定できる。
【0039】而して、被検物34の位置決めは、前述し
たように、Z軸調整,X軸調整,θ方向の調整及びチル
ト方向の調整の順に行うのが好ましい。特に、既知の曲
率半径のシリンドリカル面を持った被検物34を測定す
る場合には、Z軸調整は極めて容易であり、またX軸調
整及びθ方向の調整を行うには、少なくとも被検物34
の曲面Rの中心Oがホログラム光学素子24の集光位置
と同じ平面上になければ、これらの調整を円滑に行えな
い。X軸調整とθ方向の調整とは、いずれを先にしても
良いが、曲面Rの中心Oをホログラム光学素子24の光
軸中心線Aと一致させた状態で、母線Bの方向を調整す
るのが好ましい。さらに、チルト方向の調整は最後に行
うようにする。他の方向乃至位置の調整を行わない状態
でチルト方向の調整を行うと、曲面Rの中心Oの移動量
が大きくなるので、他の方向や位置の調整が困難にな
る。ともあれ、被検物34の位置決めは、撮像手段12
により干渉縞の撮影を行い、この干渉縞映像をディスプ
レイに表示して、干渉縞の数及びその形状を観察しなが
ら行うようにする。
【0040】また、被検物34の曲面Rの曲率半径が未
知のものである場合には、まず昇降基台53を上昇させ
て、被検物34を図11において仮想線で示したキャッ
ツアイポイントの位置に配置し、次いで実線で示した測
定位置まで移動させる。このキャッツアイポイントから
測定位置までの距離が曲面Rの曲率半径である。
【0041】次に、図8及び図9は本発明の第2の実施
例を示すもので、前述した第1の実施例と同一または均
等な部材については、それらと同じ符号を付して、その
説明を省略する。而して、本実施例においては、複写機
やファクシミリ等の走査光学系に用いられるように、長
尺のシリンドリカル光学素子を被検物34′として用い
たものが示されている。この被検物34′は、ホログラ
ム光学素子24からの回折光は、その長手方向の一部に
しか照射できない。この被検物34′の全体の表面状態
を測定するには、被検物34′をその母線方向に移動さ
せなければならない。
【0042】以上の要請に基づいて、試料台80は、Y
軸方向、即ち母線方向における往復移動手段81に装着
させるようにしている。このために、チルト台72に
は、Y軸方向に向けたスライドガイド82が装着されて
おり、試料台80はこのスライドガイド82に沿ってY
軸方向に移動可能となっている。そして、試料台80を
Y軸方向における所望の位置に安定的に保持するため
に、この試料台80にはロックねじ83が螺挿されてお
り、このロックねじ83をスライドガイド82の側面に
設けた摩擦板84に圧接させることによって、所定の位
置に安定的に固定できるようになる。なお、図中におい
て、85,86は試料台80がスライドガイド82から
逸脱しないように保持するストッパである。
【0043】このように構成すれば、試料台80をある
一定の位置において、前述した第1の実施例と同じ手法
で、Z軸調整,X軸調整,θ方向の調整及びチルト方向
の調整の順で位置及び方向の調整を行い、然る後に試料
台80を所定のピッチ間隔、好ましくは測定可能な範囲
分毎に移動させながら測定を行う。これによって、長尺
のシリンドリカル光学素子の全体を隈なく測定できるよ
うになる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ホログ
ラム干渉計装置における被検物装着機構ユニットは、上
下方向にスライド可能な昇降基台に、被検物の母線方向
及び回転方向に調整可能な水平面調整部材を設け、さら
にこの水平面調整部材に被検物の母線方向の角度調整可
能な傾動部材に装着した少なくとも4軸からなる多軸調
整手段を有し、この多軸調整手段に被検物が載置される
試料台を設ける構成としたので、簡単な機構によって、
シリンドリカル光学素子の表面状態を容易に、しかも正
確に測定できるようになる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すホログラム干渉計
装置の左側面であって、その干渉計ユニットのハウジン
グを断面にして示す図である。
【図2】一部を断面にして示す図1の正面図である。
【図3】シリンドリカル光学素子とホログラム光学素子
との位置関係を示す説明図である。
【図4】Z軸調整ステージの構成説明図である。
【図5】θステージの構成を示す横断面図である。
【図6】チルト方向調整ステージの平面図である。
【図7】図6のX−X断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示すホログラム干渉計
装置の被検物装着機構ユニットを示す左側面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】フィゾー型干渉計装置の原理説明図である。
【図11】ホログラム干渉計の原理説明図である。
【符号の説明】
2 レーザ光源 7 コリメータレンズ 24 ホログラム光学素子 25 基準反射板 30 定盤 31 光源・観察部ユニット 32 干渉計ユニット 33 被検物装着機構ユニット 34,34′ 被検物 50 多軸調整手段 51,80 試料台 52 スライドガイド 53 昇降基台 61 X軸テーブル 65 回転テーブル 72 チルト台 81 往復移動手段 82 スライドガイド

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源からのレーザ光を平行光束化
    して出射する光源部と、干渉縞の観察部とを有する光源
    ・観察部ユニットと、光源部からのレーザ光を正反射光
    と回折光とに分けるホログラム光学素子及びこのホログ
    ラム光学素子からの正反射光を反射させる基準反射板を
    備えた干渉計ユニットと、前記ホログラム光学素子の回
    折光の受光位置に配置され、シリンドリカル光学素子か
    らなる被検物が設置される試料台を備えた被検物装着機
    構ユニットとから構成され、この被検物装着機構ユニッ
    トは、上下方向にスライド可能な昇降基台に、被検物の
    母線と直交する方向及び回転方向に調整可能な水平面調
    整部材を設け、さらにこの水平面調整部材に被検物の母
    線方向の角度調整可能な傾動部材に装着した少なくとも
    4軸からなる多軸調整手段を有し、この多軸調整手段に
    前記試料台を設ける構成としたことを特徴とするシリン
    ドリカル光学素子測定用ホログラム干渉計装置。
  2. 【請求項2】 前記被検物装着ユニットにおける多軸調
    整手段は、昇降基台の高さ方向の調整部に被検物の母線
    と直交する方向の調整部を設け、またその上に回転方向
    の調整部を設けて、この回転方向の調整部に傾動部材を
    装着する構成としたことを特徴とする請求項1記載のシ
    リンドリカル光学素子測定用ホログラム干渉計装置。
  3. 【請求項3】 前記多軸調整手段に、被検物の母線方向
    に長手となったスライドガイドを設け、このスライドガ
    イド上には、前記試料台を被検物の母線方向に移動可能
    に装着する構成としたことを特徴とする請求項1記載の
    シリンドリカル光学素子測定用ホログラム干渉計装置。
  4. 【請求項4】 前記スライドガイドは、前記傾動部材に
    装着する構成としたことを特徴とする請求項1記載のシ
    リンドリカル光学素子測定用ホログラム干渉計装置。
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