JP3328122B2 - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板の製造方法

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JP3328122B2 JP28617495A JP28617495A JP3328122B2 JP 3328122 B2 JP3328122 B2 JP 3328122B2 JP 28617495 A JP28617495 A JP 28617495A JP 28617495 A JP28617495 A JP 28617495A JP 3328122 B2 JP3328122 B2 JP 3328122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性エネルギー線
照射による低コストで生産性の高いタックフリー化と熱
による本硬化からなる新しい多層プリント配線板用光・
熱硬化型アンダーコート剤及び層間絶縁接着剤層を有す
る銅箔を使用した、低コスト、短時間で製造できる簡素
化された難燃性多層プリント配線板の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】多層プリント配線板は、電子機器の小型
化、多機能化が進み、更に高密度化の方向に移行してい
る。即ち、回路の細線化、高多層化、バイアホールの小
径化、薄型化等の方向に進んでいる。従来、多層プリン
ト配線板を製造する場合、回路作製された内層回路基板
上にガラスクロス基材にエポキシ樹脂を含浸して半硬化
させたプリプレグシートを1枚以上重ね、更にその上に
銅箔を重ね熱盤プレスにて加熱一体成形するという工程
を経ている。しかし、この工程では含浸樹脂を熱により
再流動させ一定圧力下で硬化させるため、均一に硬化成
形するには1〜1.5時間は必要である。このように製
造工程が長くかかる上に、多層積層プレス及びガラスク
ロスプリプレグのコスト等により高コストとなってい
る。加えてガラスクロスに樹脂を含浸させる方法のため
層間厚の極薄化も困難であった。
【0003】近年、これらの問題を解決するため、熱盤
プレスによる加熱加圧成形を行わず、層間絶縁材料にガ
ラスクロスを用いない、ビルドアップ方式による多層プ
リント配線板の技術が改めて注目されている。一般に層
間絶縁層である接着剤のフィルム化や巻物化の手法とし
てはゴム系化合物やポリビニルブチラール、フェノキシ
樹脂、ポリエステル樹脂などを配合しているが、これら
の成分は多層プリント配線板としての熱的性能を著しく
低下させる。ビルドアップ方式による多層プリント配線
板において、銅箔の粗面化面に絶縁樹脂層を形成した銅
張絶縁シートを用いたり、ガラスクロス基材にエポキシ
樹脂を含浸して半硬化させたプリプレグシートの代わり
にフィルム上の層間絶縁樹脂層を用いた場合、プリプレ
グで層間絶縁樹脂層を形成する方法と比べて作業効率が
著しく向上する。しかし、内層回路板の絶縁基板と回路
との段差部分にある空気を完全に除去することができ
ず、空気が残り、気泡が発生し、絶縁不良や半田耐熱性
が悪くなり、また層間剥離が生じることがあり問題とな
っている。それを防止するためには、減圧の環境下でラ
ミネートを行わねばならず、特殊な設備が必要になって
くる。また、ラミネートした絶縁層が内層回路基板の絶
縁基板と回路との段差に追従するため、表面平滑性が得
られず、部品実装時に半田付け不良等が発生したり、エ
ッチングレジスト形成工程でレジストの剥離、パターン
現像度低下が発生して安定したレジスト形成ができない
等の問題がある。
【0004】さらに、プリプレグを使用した場合も同様
であるが、内層回路パターンの銅箔残存率によって埋め
込む樹脂量が変化することから同じ銅張絶縁シートある
いはフィルム状の層間絶縁樹脂層を使用しても成形後の
板厚が同じにならない。つまり、銅箔残存率が大きく埋
め込むべき部分が少ない場合は板厚が厚くなり、銅箔残
存率が小さく埋め込むべき部分が多い場合は板厚が薄く
なることから、銅箔残存率によってフィルム厚も変えな
ければ同じ板厚を達成することができない。また、一枚
の内層回路板でも場所により銅箔残存率に差がある場合
には得られた多層プリント配線板の板厚が均一にならな
い等欠点が生じ問題とされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記熱盤プ
レスで成形する方式や従来のビルドアップ方式で得られ
る多層プリント配線板に対して、薄型で、厚みのバラツ
キが小さい、表面が平滑で高密度実装に適した難燃性多
層プリント配線板の製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、難燃性エポキ
シ樹脂含浸ガラスクロス基板からなる内層回路板に光・
熱硬化型アンダーコート剤を塗工し、活性エネルギー線
照射によりタックフリー化させた後、層間絶縁接着剤層
を有する銅箔をラミネートし、次いで、加熱により一体
硬化させる多層プリント配線板の製造方法であって、光
・熱硬化型アンダーコート剤が、(イ)臭素化率20%
以上で、分子量500〜4000のノボラックエポキシ
樹脂、(ロ)分子量500〜2000のビスフェノール
エポキシ樹脂、(ハ)分子量500以下のビスフェノー
ルエポキシ樹脂、(ニ)グリシジルアクリレート又はグ
リシジルメタクリレート、(ホ)ヒドロキシエチルアク
リレート又はヒドロキシエチルメタクリレート、(ヘ)
光重合開始剤、(ト)融点が130℃以上のイミダゾー
ル化合物、及び(チ)低温硬化型イミダゾール化合物か
らなり、層間絶縁接着剤が、(リ)臭素化率20%以上
及び重量平均分子量10000以上の臭素化ビスフェノ
ール型エポキシ樹脂又は臭素化フェノキシ樹脂、(ヌ)
エポキシ当量500以下のビスフェノール型エポキシ樹
脂及び(ル)融点が130℃以上のイミダゾール化合物
からなることを特徴とする多層プリント配線板の製造方
法である。
【0007】即ち本発明は、難燃性エポキシ樹脂含浸ガ
ラスクロス基材からなる内層回路板にスクリーン印刷、
ローラーコーター、カーテンコーターなどで液状のアン
ダーコート剤を塗工して、内層回路板の銅箔回路間際を
充填し、UVコンベア等による活性エネルギー線照射に
よって該アンダーコート剤をタックフリー化させる。そ
の後、未硬化又は半硬化の層間絶縁接着剤付き銅箔をア
ンダーコート剤をコートした内層回路板に加熱されたロ
ール等で片面づつ又は両面同時にラミネートし接着させ
る。そして、ラミネート後加熱して光・熱硬化型アンダ
ーコート剤と層間絶縁接着剤付き銅箔とを同時一体硬化
反応させることにより多層プリント配線板を作製するこ
とができる。ラミネートする際、アンダーコート剤がロ
ールで加熱されることにより軟化し、ロール圧により厚
みが平均化されるため、銅箔面の平滑性を得ることがで
きる。またそのとき、銅箔にコートされた層間絶縁接着
剤は重量平均分子量10000以上のエポキシ樹脂成分
により形状を維持したまま、すなわち層間厚を保った状
態で接着されるため、内層銅箔残存率に依存することな
く多層プリント配線板の厚みもバラツキもなく平均化さ
れ、板厚精度に優れた多層プリント配線板を作製するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、アンダーコート
層に用いられるアンダーコート剤は内層回路板の銅箔回
路間際を充填し、内層回路表面を平滑化するもので、下
記の成分(イ)〜(チ)からなることを特徴するもので
ある。 (イ)臭素化率20%以上で、分子量500〜4000
のノボラック型エポキシ樹脂、(ロ)分子量500〜2
000のビスフェノール型エポキシ樹脂、(ハ)分子量
500以下のビスフェノール型エポキシ樹脂、(ニ)グ
リシジルアクリレート又はグリシジルメタクリレート、
(ホ)ヒドロキシエチルアクリレート又はヒドロキシエ
チルメタクリレート、(ヘ)光重合開始剤、(ト)融点
が130℃以上のイミダゾール化合物、及び(チ)低温
硬化型イミダゾール化合物
【0009】本発明に用いられる(イ)成分の臭素化率
20%以上で、分子量500〜4000であるエポキシ
樹脂は、耐熱性及び難燃性を向上するために使用される
ものであり、フェノールノボラック型やクレゾールノボ
ラック型のノボラック型エポキシ樹脂で、常温で固形状
のものである。融点は、通常50℃以上であれば良い。
臭素化率が20%未満のものでは得られた多層プリント
板がUL規格による難燃性V−0を達成することができ
ない。また臭素化率の上限はエポキシ樹脂のベンゼン核
のうち臭素化が可能な部分を全て臭素化した場合であ
り、これにより臭素化の上限は決定される。
【0010】(ロ)成分の分子量500〜2000のビ
スフェノール型エポキシ樹脂は、ビスフェノールA型、
ビスフェノールF型、ビスフェノールS型等があり、常
温で固形であり、主として内層回路板及び層間絶縁接着
剤層との密着性と可撓性を上げるために用いられるもの
であり、(イ)成分又は(ハ)成分と相互作用により耐
熱性、成形性(ボイドレス)、表面平滑性に影響を与え
るものである。分子量が2000を越えるとアンダーコ
ート剤の粘度が上昇し、流動性、埋込性が低下し、表面
平滑性が悪くなるので好ましくない。
【0011】(ハ)成分の分子量500以下のビスフェ
ノール型エポキシ樹脂は、ビスフェノールA型、ビスフ
ェノールF型、ビスフェノールS型等があり、埋込性、
ぬれ性等を高め、成形性、表面平滑性を良好にするもの
である。分子量が500を越えるとこれらの効果が薄れ
てくるので好ましくない。
【0012】光・熱硬化型アンダーコート剤に使用され
る光重合及び熱反応性モノマーとしては、(ホ)成分の
ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
クリレート及び(ニ)成分の熱硬化性に優れているグリ
シジルアクリレート又はグリシジルメタクリレートであ
る。これらの成分は、エポキシ樹脂の溶剤としての働き
があり、いわゆる無溶剤型のアンダーコート剤として使
用される。(ニ)及び(ホ)成分は活性エネルギー線照
射により反応し、その硬化度合いにより、アンダーコー
ト層がタックフリー化される。その各配合割合は20〜
80重量%の間で適宜決められる。また(ニ)成分はイ
ミダゾール化合物によってエポキシ硬化が行われ、他の
エポキシ樹脂とも反応するので、アンダーコート剤の耐
熱性を高め、ボイドの発生を抑止する。通常、(ニ)及
び(ホ)成分であるモノマーの合計量は、使用するエポ
キシ樹脂合計量100重量部に対し、20〜100重量
部、好ましくは30〜70重量部である。
【0013】(ヘ)成分の光重合開始剤としては、ベン
ゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、4−フェニルベンゾ
フェノン、ヒドロキシベンゾフェノンなどのベンゾフェ
ノン類、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベン
ゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインブチルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテルなどのベンゾインア
ルキルエーテル類、4−フェノキシジクロロアセトフェ
ノン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフェノン、4−
t−ブチル−トリクロロアセトフェノン、ジエトキシア
セトフェノンなどのアセトフェノン類、チオキサンソ
ン、2−クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサン
ソン、2,4−ジメチルチオキサンソンなどのチオキサ
ンソン類、エチルアントラキノン、ブチルアントラキノ
ンなどのアルキルアントラキノン類などを挙げることが
できる。これらは単独、あるいは2種以上の混合物とし
て用いられる。この光重合開始剤の添加量は、光重合及
び熱反応性モノマー100重量部に対して通常0.1〜
10重量部%の範囲で用いられる。
【0014】(ト)成分のエポキシ樹脂硬化剤として
は、融点が130℃以上で常温で固形であり、エポキシ
樹脂への溶解性が小さく、150℃付近の高温になって
エポキシ樹脂と速やかに反応し、最終的にエポキシ樹脂
が硬化するために添加するものである。具体的には、2
−メチルイミダゾール、2−フェノキシイミダゾール、
2−フェニル−4−メチルイミダゾール、ビス(2−エ
チル−4−メチル−イミダゾール)、2−フェニル−4
−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−フ
ェニル−4,5−ヒドロキシメチルイミダゾール、ある
いはトリアジン付加型イミダゾール等がある。これらを
エポキシアダクト化したものやマイクロカプセルかした
ものも使用できる。これらは単独で使用しても2種以上
を併用しても良い。
【0015】(チ)成分のエポキシ樹脂硬化剤として
は、60〜120℃の低温域からエポキシ樹脂が反応を
開始するものであり、この硬化剤はエポキシ樹脂が初期
の反応を起こすために用いられる。アンダーコート剤と
層間絶縁接着剤とを一体硬化する際、アンダーコート剤
側から硬化反応を開始させることが成形性のためには重
要となる。具体的に使用されるものは、イミダゾール、
2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−ウンデシル
イミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾ
ール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、
1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾー
ル、1−アミノエチル−2−メチルイミダゾール、1−
(シアノエチルアミノエチル)−2−メチルイミダゾー
ル、1−シアノエチル−2−フェニル−4,5−ビス
(シアノエトキシメチルイミダゾール)等が挙げられ、
これらをエポキシアダクト化したものやマイクロカプセ
ル化したものも使用できる。これらは単独で使用しても
2種類以上を併用しても良い。
【0016】銅箔にコートされた層間絶縁接着剤に、重
量平均分子量10000以上のエポキシ樹脂又はフェノ
キシ樹脂を使用することにより、形状を維持したまま、
すなわち、層間厚みを保った状態で接着されるため、内
層銅箔残存率に依存することなく多層プリント配線板の
厚みバラツキがない、板厚精度に優れた多層プリント配
線板を作製することが可能となる。しかし、このこと
は、層間絶縁接着剤付きの銅箔をラミネートする際、内
層回路板上にコートされたアンダーコート剤が熱ロール
加熱により軟化し、ロール圧により厚みが平均化される
ことなくしては実現できない。また、アンダーコート剤
の軟化は、層間絶縁接着剤との密着性の向上にも大きく
作用し、極界面では溶融一体化反応も可能となるため、
層間の信頼性にも関与することとなる。
【0017】ところが、熱硬化時にアンダーコート剤の
硬化反応が層間絶縁接着剤の硬化反応より遅れ、アンダ
ーコート剤の溶融粘度が必要以上に低下すると、層間絶
縁接着剤の硬化収縮等の影響を受け、皺、ボイド発生等
の成形不良を起こすことがある。これに対し、本発明で
使用されるアンダーコート剤は、(チ)成分により低温
域の反応が促進され、必要以上の溶融粘度の低下が抑制
されるため、無圧下での熱硬化成形においても、良好な
平滑性、層間密着性等を達成することが可能となる。エ
ポキシ樹脂硬化剤量としては、硬化剤の種類によって異
なるが、エポキシ樹脂100重量部に対して(ト)成分
及び(チ)成分を合わせての1〜10重量部であり、
(チ)成分の割合はアンダーコート剤の熱硬化時の溶融
粘度によって適宜決定される。
【0018】その他、本発明の多層プリント配線板用光
・熱硬化型アンダーコート剤には必要に応じて、保存安
定性のために紫外線防止剤、熱重合防止剤、可塑材など
が添加できる。また、粘度調整のためにアクリレートモ
ノマー、メタクリレートモノマー、ビニルモノマーなど
を添加してもよい。更には、溶融シリカ、結晶性シリ
カ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、
硫酸バリウム、マイカ、タルク、クレー、ホワイトカー
ボン、Eガラス粉末などの無機充填剤を配合することが
でき、銅箔や内層回路板との密着性や耐湿性を向上させ
るためのエポキシシランカップリング剤、ボイドを阻止
するための消泡剤、あるいわ液状又は粉末の難燃剤等を
添加することもできる。
【0019】これらの成分からなる本発明の多層プリン
ト配線板用光・熱硬化型アンダーコート剤は、実質的に
無溶剤系でありながら、内層回路板の銅箔回路間際を充
填し、内層回路表面を平滑化する。また、活性エネルギ
ー線照射により容易に固形となりタックフリー化でき
る。調整された本発明アンダーコート剤中の成分(ニ)
及び(ホ)は、まず溶剤として作用し、成分(イ)〜
(ハ)及びその他の成分を溶解して内層回路板の銅箔回
路間際を充填、内層回路表面の平滑化可能なワニス状態
にしている。これに、活性エネルギー線を照射して溶剤
として作用している成分(ニ)及び(ホ)を硬化させる
と、成分(ニ)及び(ホ)は硬化固形化に伴い溶剤とし
ての効果を失うため成分(イ)及び(ロ)が析出する。
このとき、硬化した成分(ニ)、(ホ)及びその他の成
分は固形成分(イ)及び(ロ)中に分散される。従っ
て、常温で適度なタックフリー固形状態にある成分
(イ)及び(ロ)が選択されれば、本発明のアンダーコ
ート剤は、熱硬化反応することなくタックフリー化され
る。このようなタックフリー化の機構が本発明の最大の
特徴である。また、活性エネルギー線を照射することに
より硬化した本発明の成分(ニ)は熱反応性の官能基も
有するため、後の加熱反応時に主剤のエポキシ樹脂また
は硬化剤と硬化反応するので、その硬化物は、耐熱性、
耐薬品性等にも優れる。
【0020】次に、本発明に使用する銅箔にコートする
層間絶縁接着剤は、(リ)臭素化率20%以上及び重量
平均分子量10000以上の臭素化ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂又は臭素化フェノキシ樹脂、(ヌ)エポキシ
当量500以下のビスフェノール型エポキシ樹脂、及び
(ル)融点が130℃以上のイミダゾール化合物からな
るものであり、耐熱性及び難燃性を有する接着剤であ
る。
【0021】(リ)成分の臭素化率20%以上及び重量
平均分子量10000以上の臭素化ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂又は臭素化フェノキシ樹脂は、成型時の樹脂
流れを小さくし、絶縁層の厚みを維持すること及び組成
物に可撓性を付与すると共に、得られた多層プリント配
線板の難燃化を達成する目的で配合されている。また前
記(リ)成分単独では硬化後の架橋密度が低く、可撓性
が大きくなりすぎ、及び銅箔にコートするために溶剤に
溶解して所定濃度のワニスとして使用するときに、粘度
が高くコート時の作業性が悪くなる。
【0022】これらの欠点を改善するために(ヌ)成分
としてエポキシ当量が500以下のビスフェノールF型
のエポキシ樹脂を配合している。かかるエポキシ樹脂の
配合割合は(リ)成分:(ヌ)成分=50〜70重量
%:50〜30重量%である。(リ)成分が50重量%
より少ないと粘度が高くならず層間絶縁接着剤としての
厚みを保つことができず、ラミネート後の外層回路の平
滑性が悪くなり、一方70重量%を越えると、逆に粘度
が高くなり、銅箔へのコートが容易でなくなり、所定厚
みを保つことが困難となり好ましくない。また臭素化ビ
スフェノール型エポキシ樹脂又は臭素化フェノキシ樹脂
の臭素化率が20%未満では得られた多層プリント配線
板が難燃性V−0を達成することができないので、20
%以上が必要なのである。
【0023】(ル)成分の硬化剤としては前述のアンダ
ーコート剤に用いた(ト)成分と同種類のものを使用す
ることが好ましい。即ち融点が130℃以上で常温で固
形であり、エポキシ樹脂への溶解性が小さく、150℃
付近の高温になってエポキシ樹脂と速やかに反応し、最
終的にエポキシ樹脂が硬化するために添加するものであ
る。具体的には、2−メチルイミダゾール、2−フェニ
ルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾー
ル、ビス(2−エチル−4−メチル−イミダゾール)、
2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミ
ダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチル
イミダゾール、あるいはトリアジン付加型イミダゾール
等がある。これらをエポキシアダクト化したものやマイ
クロカプセル化したものも使用できる。これらは単独で
使用しても2種以上を併用しても良い。これらのイミダ
ゾールは微粉末でエポキシ樹脂ワニス中に均一に分散さ
れる。エポキシ樹脂との相溶性が小さいので、100℃
以下では反応が進行せず、従って該ワニスの保存性を良
好に保つことができる。層間絶縁接着剤として銅箔に1
00℃以下でコートすればエポキシ樹脂は未硬化のまま
存在するので、該接着剤としての保存性も良好に保つこ
とができる。そしてアンダーコート層を設けた内層回路
板とラミネートし、その後硬化時に150℃以上に加熱
すると、アンダーコート剤とも接触面で一部溶融混合さ
れるので、エポキシ樹脂同士が反応して均一な硬化物が
得られる。
【0024】層間絶縁接着剤は上記エポキシ樹脂及び硬
化剤の他に、エポキシ樹脂や硬化剤と反応する成分を配
合することができる。例えば、エポキシ反応性希釈剤
(一官能型としてフェニルグリシジルエーテルなど、二
官能型としてレゾルシングリシジルエーテル、エチレン
グリコールグリシジルエーテルなど、三官能型としてグ
リセロールトリグリシジルエーテルなど)、レゾール型
又はノボラック型フェノール系樹脂、イソシアネート化
合物等である。上記成分他に、線膨張率、耐熱性、耐燃
性等の向上のために、溶融シリカ、結晶性シリカ、炭酸
カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、硫酸バリ
ウム、マイカ、タルク、クレー、ホワイトカーボン、E
ガラス粉末などの無機充填材をエポキシ樹脂に対して4
0重量%以下配合してもよい。40重量%より多く配合
すると、接着剤の粘性が高くなり、密着性が低下する。
また、銅箔との密着性や耐湿性を向上させるためのエポ
キシシランカップリング剤、ボイドを防止するための消
泡剤、あるいは液状又は粉末の難燃剤等を添加すること
もできる。溶剤としては、接着剤を銅箔に塗布し80〜
130℃で乾燥した後において、接着剤中に残らないも
のを選択しなければならない。例えば、アセトン、メチ
ルエチルケトン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、
メタノール、エタノール、メチルセルソルブ、シクロヘ
キサノン等がある。
【0025】層間絶縁接着剤つき銅箔は、接着剤成分を
所定の溶剤に所定の濃度で溶解した接着剤ワニスを銅箔
のアンカー面に塗工し、その後80〜130℃の乾燥を
行って接着剤中に溶剤が残らないようにして作製する。
その接着剤層の厚みは15〜120μmが好ましい。1
5μmより薄いと層間絶縁性が不十分となることがあ
り、120μmより厚いと層間絶縁性は問題ないが、作
製が困難となり、また多層板の厚みを薄くするという本
発明の目的に合わなくなる。このようにして、光重合及
び熱反応性モノマーとして、1分子中に1個以上のアク
リロイル基又はメタクリロイル基及び1個以上のグリシ
ジル基を有する化合物、及び1分子中に1個以上のアク
リロイル基又はメタクリロイル基及び1個以上のヒドロ
キシル基を有する化合物を併用使用することにより、活
性エネルギー線照射によるアンダーコート剤のタックフ
リー化、及び層間絶縁接着剤付き銅箔とのラミネート後
の一体硬化が良好に行われ、良好な多層プリント配線板
を製造することができる。
【0026】本発明の目的を達成するための、アンダー
コート剤の塗工及び層間絶縁接着剤付き銅箔をラミネー
トし硬化する方法について概要を図1を用いて説明す
る。 (A)内層回路板(1)上に液状のアンダーコート剤
(3)をスクリーン印刷、ローラーコーター、カーテン
コーター等の従来のコーティング設備を使用して内層回
路(2)の一方の面を完全に覆う厚さまで塗工する。埋
め込み量が不十分であると、この後のラミネートで空気
を巻き込むことになる。その後、UV照射コンベア等に
よる活性エネルギー線照射でタックフリー化する。次い
で内層回路板(2)の他方の面を同様の方法でアンダー
コート剤(3)を塗工する。 (B)表面に層間絶縁接着剤(4)付き銅箔(5)をラ
ミネートする。ラミネーターは表面平滑性を達成するた
めに一対のシリコンゴム等を被覆したロール(6)を使
用し、内層回路板(2)の両面にラミネートする。ラミ
ネート条件として内層回路のパターンによって異なる
が、圧力は0.5〜6kgf/cm2度、表面温度は常温から
100℃程度、ラミネートスピードは0.1〜6m/分
程度で行う。このような条件で光硬化状態のアンダーコ
ート剤は、硬質ロールを用いることで表面平滑性を達成
することができる。このとき内層回路(2)と銅箔
(5)との層間厚は層間絶縁接着剤の厚みで達成するこ
とができる。 (C)次いで、加熱して同時一体硬化反応を行うことに
よりアンダーコート剤(3)と銅箔にコートされた層間
絶縁接着剤(4)とを一体成形した多層プリント配線板
を形成することができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。
「部」は重量部を表す。 《実施例1》臭素化フェノキシ樹脂(臭素化25%、重
量平均分子量60000)1000部とビスフェノール
F型エポキシ樹脂(エポキシ当量175、大日本インキ
化学工業(株)製エピクロン830)400部をMEK2
000部に撹拌しながら溶解し、そこへ硬化剤として2
−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダ
ゾール4部とシランカップリング剤(日本ユニカー(株)
製 A-187)20部を添加して層間絶縁接着剤ワニス
を作成した。このワニスを厚さ18μmの銅箔のアンカ
ー面に乾燥後の厚さが40μmとなるようにローラーコ
ーターにて塗布、乾燥し層間絶縁接着剤付き銅箔を作製
した。次に、臭素化フェノールノボラックエポキシ樹脂
(臭素化35%、エポキシ当量280、重量平均分子量
1400)100部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(エポキシ当量950、重量平均分子量1600)10
0部とビスフェノールF型エポキシ樹脂(エポキシ当量
175、大日本インキ化学工業(株)製エピクロン83
0)40部をメタクリル酸グリシジル80部及びヒドロ
キシエチルメタクリレート80部に溶解し、そこへ硬化
剤として、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシ
メチルイミダゾール4部及び1−シアノエチル−2−エ
チル−4−メチルイミダゾール8部と光重合開始剤(チ
バガイギー製イルガキュア651)10部を添加し、ホ
モミキサーにて十分撹拌してアンダーコート剤とした。
更に、基材厚 0.2mm、銅箔厚35μmの難燃性ガラ
スエポキシ両面銅張積層板をパターン加工して内層回路
板を得た。銅箔表面を黒化処理した後、上記アンダーコ
ート剤を内層回路板の一方の面にカーテンコーターによ
り厚さ約40μmに塗工した。その後、UVコンベア機
にて80W/cm高圧水銀灯2本で約2J/cm2 の条件
で紫外線照射し、活性エネルギー線照射によりタックフ
リー化したアンダーコート層を作成し、次いで内層回路
板の他方の面にも同様にしてアンダーコート層を作製し
た。その後アンダーコート層上に温度100℃、圧力2
kg/cm2 、ラミネートスピード 0.8m/分の条件によ
り、2本ロールを用いて上記層間絶縁接着剤付き銅箔を
ラミネートし、150℃、30分間加熱硬化させ多層プ
リント配線板を作製した。
【0028】《実施例2》アンダーコート剤及び層間絶
縁接着剤において、エポキシ樹脂の硬化剤として、2−
フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾ
ールの代わりに、2−フェニル−4−メチルイミダゾー
ルを使用した以外は実施例1と同様にして多層プリント
配線板を作製した。
【0029】《比較例1》アンダーコート剤において、
メタクリル酸グリシジル及びヒドロキシエチルメタクリ
レートの代わりに、メタクリル酸グリシジル160部を
使用した以外は実施例1と全く同様にして多層プリント
配線板を作製した。 《比較例2》アンダーコート剤において、メタクリル酸
グリシジル及びヒドロキシエチルメタクリレートの代わ
りに、ヒドロキシエチルメタクリレート160部を使用
した以外は実施例1と全く同様にして多層プリント配線
板を作製した。 《比較例3》アンダーコート剤のエポキシ樹脂の硬化剤
として、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイ
ミダゾールを使用せず2−フェニル−4−メチル−5−
ヒドロキシメチルイミダゾールのみ12部使用した以外
は、実施例1と全く同様にして多層プリント配線板を作
製した。
【0030】《比較例4》層間絶縁接着剤のエポキシ樹
脂の硬化剤として、2−フェニル−4−メチル−5−ヒ
ドロキシメチルイミダゾールを使用せず1−シアノエチ
ル−2−エチル−4−メチルイミダゾールのみ12部を
使用した以外は、実施例1と全く同様にして多層プリン
ト配線板を作製した。 《比較例5》アンダーコート剤において、エポキシ樹脂
として臭素化クレゾールノボラックエポキシ樹脂(エポ
キシ当量280、重量平均分子量1400)100部を
使用せず、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ
当量950、重量平均分子量1600)200部とビス
フェノールF型エポキシ樹脂(エポキシ当量175、大
日本インキ化学工業(株)製エピクロン830)40部を
使用した以外は実施例1と同様にして多層プリント配線
板を作製した。 《比較例6》層間絶縁接着剤の臭素化フェノキシ樹脂の
代わりに、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ
当量6400、重量平均分子量30000)を使用した
以外は、実施例1と全く同様にして多層プリント配線板
を作製した。得られた多層プリント配線板は表1に示す
ような特性を有している。
【0031】(試験方法) 内層回路板試験片:線間150μmピッチ、クリアラン
スホール2.54mmφ 1.裏面タック性:内層回路板の一方の面をアンダーコ
ート剤で塗工し、紫外線照射硬化しアンダーコート層と
した後、他方の面を塗工し紫外線照射硬化する際に一方
の面のアンダーコート層が液垂れが生じるかどうかを測
定した。液垂れが生じない場合を○とし、液垂れがほん
のわずかに生じた場合を△とし、液垂れが生じた場合を
×とした。 2.表面平滑性:JIS B 0601 R(max) 3.吸湿半田耐熱試験 吸湿条件:プレッシャークッカー処理、125℃、2.
3気圧、30分間 試験条件:n=5で、全てが280℃、120秒間 膨れが無かったものを○とし、膨れたものを×とした。 4.埋込み性:外層銅箔を剥離後、内層回路への埋め込
み性を光学顕微鏡を用い目視によって判断した。完全に
埋め込まれているものを○とし、埋め込みが不完全なも
のを×とした。 5.層間絶縁層厚:多層プリント配線板を切断し、その
断面を光学顕微鏡で観察し、内層回路と表面銅箔との層
間絶縁層厚さを測定した。 6.成形ボイド残り:多層プリント配線板の表面を全部
エッチングし、ボイドの有無を目視により測定した。ボ
イド残りのないものを○、わずかにボイド残りのあるも
のを△とし、完全にボイドが認められたものを×とし
た。 7.難燃性:UL規格94による
【0032】 表 1 実施例 比 較 例 1 2 1 2 3 4 5 6 裏面タック性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表面平滑性(μm) 3 3 8 3 5 20 15 35 吸湿半田耐熱性 ○ ○ ○ × × ○ ○ × 埋込み性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × 層間絶縁層厚(μm) 50 50 55 50 50 55 60 40 成形ボイド残り ○ ○ ○ × × △ ○ × 難燃性 V-0 V-0 V-0 V-0 V-0 V-0 V-1 V−1
【0033】
【発明の効果】本発明の方法に従うと、熱硬化型絶縁接
着剤付き銅箔を硬質ロール等でラミネートすることによ
り、内層回路に塗工後光硬化したアンダーコート剤が軟
化して表面が平滑化し、銅箔にコートされた熱硬化型絶
縁接着剤が厚さを維持しているため、内層銅箔残存率に
依存することなく板厚制御に優れた多層プリント配線板
の製造が極めて容易となり、得られた多層プリント配線
板は耐熱性が良好で、かつ難燃性も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多層プリント配線板(一例)を作製
する工程を示す概略断面図
【符号の説明】
1 内層回路板 2 内層回路 3 アンダーコート剤 4 層間絶縁接着剤 5 銅箔 6 硬質ロール 7 多層プリント配線板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05K 3/38 H05K 3/38 E (56)参考文献 特開 平6−224554(JP,A) 特開 平7−245485(JP,A) 特開 平7−202418(JP,A) 特開 平7−224149(JP,A) 特開 平7−131182(JP,A) 特開 平7−283545(JP,A) 特開 平5−170949(JP,A) 特開 平5−136570(JP,A) 特開 平5−198909(JP,A) 特開 平5−251866(JP,A) 特開 平5−235546(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/46 C08G 59/40 C09D 163/00 C09J 163/00 H05K 3/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 難燃性エポキシ樹脂含浸ガラスクロス基
    板からなる内層回路板に光・熱硬化型アンダーコート剤
    を塗工し、活性エネルギー線照射によりタックフリー化
    させた後、層間絶縁接着剤層を有する銅箔をラミネート
    し、次いで、加熱により一体硬化させる多層プリント配
    線板の製造方法であって、光・熱硬化型アンダーコート
    剤が、(イ)臭素化率20%以上で、分子量500〜4
    000のノボラック型エポキシ樹脂、(ロ)分子量50
    0〜2000のビスフェノール型エポキシ樹脂、(ハ)
    分子量500以下のビスフェノール型エポキシ樹脂、
    (ニ)グリシジルアクリレート又はグリシジルメタクリ
    レート、(ホ)ヒドロキシエチルアクリレート又はヒド
    ロキシエチルメタクリレート、(ヘ)光重合開始剤、
    (ト)融点が130℃以上のイミダゾール化合物、及び
    (チ)低温硬化型イミダゾール化合物からなり、層間絶
    縁接着剤が、(リ)臭素化率20%以上及び重量平均分
    子量10000以上の臭素化ビスフェノール型エポキシ
    樹脂又は臭素化フェノキシ樹脂、(ヌ)エポキシ当量5
    00以下のビスフェノール型エポキシ樹脂及び(ル)融
    点が130℃以上のイミダゾール化合物からなることを
    特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
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