JP3327715B2 - ソーダ回収ボイラの一次空気噴口装置 - Google Patents
ソーダ回収ボイラの一次空気噴口装置Info
- Publication number
- JP3327715B2 JP3327715B2 JP00120095A JP120095A JP3327715B2 JP 3327715 B2 JP3327715 B2 JP 3327715B2 JP 00120095 A JP00120095 A JP 00120095A JP 120095 A JP120095 A JP 120095A JP 3327715 B2 JP3327715 B2 JP 3327715B2
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- Japan
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- primary air
- furnace
- air injection
- recovery boiler
- soda recovery
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ソーダ回収ボイラにお
ける一次空気噴口装置に関する。
ける一次空気噴口装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】製紙会社では、パルプ廃液（通常．黒液
と称しているので以下黒液と称す。）中の薬品を回収す
るために黒液を燃料としたソーダ回収ボイラが運転さ
れ、このソーダ回収ボイラによって発生した蒸気が発電
及び工場プロセス用に有効に利用されている。
と称しているので以下黒液と称す。）中の薬品を回収す
るために黒液を燃料としたソーダ回収ボイラが運転さ
れ、このソーダ回収ボイラによって発生した蒸気が発電
及び工場プロセス用に有効に利用されている。
【０００３】ソーダ回収ボイラにおける薬品回収プロセ
スを図３によって説明すると、黒液はソーダ回収ボイラ
の炉壁１に設けられている黒液ノズル２から火炉内へス
プレイされ、燃焼熱により液分が蒸発して固形分が炉底
へ落下する。
スを図３によって説明すると、黒液はソーダ回収ボイラ
の炉壁１に設けられている黒液ノズル２から火炉内へス
プレイされ、燃焼熱により液分が蒸発して固形分が炉底
へ落下する。
【０００４】火炉下部には、一次空気噴口４、二次空気
噴口３及び三次空気噴口５等の多数の空気噴口が設けら
れており、これらの空気噴口から炉内へ投入される燃焼
用空気により炉底へ落下した黒液固形物が燃焼してチャ
ーベッドを形成する。
噴口３及び三次空気噴口５等の多数の空気噴口が設けら
れており、これらの空気噴口から炉内へ投入される燃焼
用空気により炉底へ落下した黒液固形物が燃焼してチャ
ーベッドを形成する。
【０００５】そして、薬品はスメルトとしてスメルトス
パウト６から火炉外へ排出されて回収される。なお、図
３において７はスクリーン管、８は過熱器、９はボイラ
バンク、１０は節炭器、１１は電気集塵器を示してい
る。
パウト６から火炉外へ排出されて回収される。なお、図
３において７はスクリーン管、８は過熱器、９はボイラ
バンク、１０は節炭器、１１は電気集塵器を示してい
る。
【０００６】このソーダ回収ボイラにおいて、近年、一
次空気噴口４のノズルが焼損あるいは腐食減肉し、破口
し、溶融スメルトが炉外へ流出するというトラブルが発
生している。この現象は、図２に示す一次空気噴口ノズ
ル１５が以下のような状況になった場合に発生すると考
えられている。
次空気噴口４のノズルが焼損あるいは腐食減肉し、破口
し、溶融スメルトが炉外へ流出するというトラブルが発
生している。この現象は、図２に示す一次空気噴口ノズ
ル１５が以下のような状況になった場合に発生すると考
えられている。
【０００７】（１）運転時間の経過と共にノズルが徐々
に焼損した場合。（２）使用される黒液の濃度が上昇し
たことによりチャーベッド温度が上昇し、熱負荷の上昇
によりメタル温度が上昇し、ノズルが焼損した場合。
（３）運転中（特に起動時）に炉内のチャーベッドレベ
ルが変動し、一次空気噴口部が溶融した高温のスメルト
と直接接触し、焼損あるいは腐食減肉した場合。
に焼損した場合。（２）使用される黒液の濃度が上昇し
たことによりチャーベッド温度が上昇し、熱負荷の上昇
によりメタル温度が上昇し、ノズルが焼損した場合。
（３）運転中（特に起動時）に炉内のチャーベッドレベ
ルが変動し、一次空気噴口部が溶融した高温のスメルト
と直接接触し、焼損あるいは腐食減肉した場合。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ソーダ回収ボイラにお
いて、一次空気噴口部より溶融スメルトが炉外へ流出し
た場合以下の問題点が発生する。（１）高温の溶融スメ
ルトが炉外へ流出することにより保温材やケーシング材
等が焼損し、最悪の場合火災が発生する。（２）スメル
トと水が反応するとスメルト−水爆発がおきるが、仮に
炉外の冷却水等に流出した高温の溶融スメルトが接触し
た場合にその危険性がある。
いて、一次空気噴口部より溶融スメルトが炉外へ流出し
た場合以下の問題点が発生する。（１）高温の溶融スメ
ルトが炉外へ流出することにより保温材やケーシング材
等が焼損し、最悪の場合火災が発生する。（２）スメル
トと水が反応するとスメルト−水爆発がおきるが、仮に
炉外の冷却水等に流出した高温の溶融スメルトが接触し
た場合にその危険性がある。
【０００９】また、（３）溶融スメルト中には腐食生成
物が含有されているので、流出したスメルトが他の機器
を腐食させ、新らたなトラブルを発生させる可能性があ
る。 （４）ソーダ回収ボイラは製紙工場の主幹機器であり、
定期修理期間が限定されており、トラブル発生による計
画外停缶は大きな生産損害が発生する。
物が含有されているので、流出したスメルトが他の機器
を腐食させ、新らたなトラブルを発生させる可能性があ
る。 （４）ソーダ回収ボイラは製紙工場の主幹機器であり、
定期修理期間が限定されており、トラブル発生による計
画外停缶は大きな生産損害が発生する。
【００１０】更にまた、（５）ソーダ回収ボイラではそ
の燃料の特殊性から炉壁あるいは過熱器等へ大量のダス
トが付着するので、このダスト除去作業が定期修理期間
中に実施される。この為、火炉下部では炉内作業期間が
さらに限定され、点検、調査も困難であり、メンテナン
スが困難である（仮にノズル焼損が確認されたとして
も、補修が時間の制約で実施できないこともありメンテ
ナンス性に劣る）。
の燃料の特殊性から炉壁あるいは過熱器等へ大量のダス
トが付着するので、このダスト除去作業が定期修理期間
中に実施される。この為、火炉下部では炉内作業期間が
さらに限定され、点検、調査も困難であり、メンテナン
スが困難である（仮にノズル焼損が確認されたとして
も、補修が時間の制約で実施できないこともありメンテ
ナンス性に劣る）。
【００１１】本発明は、上記の問題点を解決して溶融ス
メルトの炉外への流出を未然に防止し、ソーダ回収ボイ
ラの安全性を向上させること、加えて使用条件の変化に
も耐え得る高い信頼性を有し、メンテナンスの容易な一
次空気噴口装置を提供することを課題としている。
メルトの炉外への流出を未然に防止し、ソーダ回収ボイ
ラの安全性を向上させること、加えて使用条件の変化に
も耐え得る高い信頼性を有し、メンテナンスの容易な一
次空気噴口装置を提供することを課題としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】ソーダ回収ボイラの火炉
下部に設けられ炉内に一次空気を投入する一次空気噴口
装置における前記課題を解決し、溶融スメルトの炉外へ
の流出を未然に防止する為にノズル自体を耐熱性、腐食
性に秀れた材料で製作すると共に同ノズルの炉外側の下
部及び側部に耐火材を充填し、天井部に板を取付けない
構造としたシールボックスを各噴口の炉外へ設置するこ
とにしたものである。
下部に設けられ炉内に一次空気を投入する一次空気噴口
装置における前記課題を解決し、溶融スメルトの炉外へ
の流出を未然に防止する為にノズル自体を耐熱性、腐食
性に秀れた材料で製作すると共に同ノズルの炉外側の下
部及び側部に耐火材を充填し、天井部に板を取付けない
構造としたシールボックスを各噴口の炉外へ設置するこ
とにしたものである。
【００１３】
【作用】本発明による一次空気噴口装置では、前記した
構成を採用することにより、スメルト流出の原因である
一次空気噴口ノズルの焼損を予防し、また、万一、ノズ
ルが焼損した場合でも耐火材が充填された炉外の専用シ
ールボックスにより溶融スメルトの炉外への流出を確実
に防止し、ソーダ回収ボイラの安全性、信頼性を向上さ
せることができる。
構成を採用することにより、スメルト流出の原因である
一次空気噴口ノズルの焼損を予防し、また、万一、ノズ
ルが焼損した場合でも耐火材が充填された炉外の専用シ
ールボックスにより溶融スメルトの炉外への流出を確実
に防止し、ソーダ回収ボイラの安全性、信頼性を向上さ
せることができる。
【００１４】従って、ソーダ回収ボイラ一次空気噴口装
置に本発明の改善を加えることにより、以下のようなメ
リットがある。（１）一次空気噴口ノズルの材料を耐熱
性、耐食性に秀れた材料に改善することにより、ノズル
自体の焼損、腐食減肉を防止（抑制）し、ノズルの長寿
命化が計れる。
置に本発明の改善を加えることにより、以下のようなメ
リットがある。（１）一次空気噴口ノズルの材料を耐熱
性、耐食性に秀れた材料に改善することにより、ノズル
自体の焼損、腐食減肉を防止（抑制）し、ノズルの長寿
命化が計れる。
【００１５】更に、（２）万一、ノズル焼損、腐食減肉
し、破口した場合でも炉外に設けた耐火材が充填された
専用のシールボックスにより溶融スメルトの炉外への流
出を防止できる。また、本発明による一次空気噴口装置
で用いるシールボックスは天井部に板を取付けない構造
としているので、耐火材の充填作業、補充作業が容易に
実施できる。 （３）火炉下部に配置される一次空気噴口部は通常メン
テナンスが困難であるが、本発明を採用することにより
メンテナンスフリーとなり、メンテナンス性が格段に向
上する。
し、破口した場合でも炉外に設けた耐火材が充填された
専用のシールボックスにより溶融スメルトの炉外への流
出を防止できる。また、本発明による一次空気噴口装置
で用いるシールボックスは天井部に板を取付けない構造
としているので、耐火材の充填作業、補充作業が容易に
実施できる。 （３）火炉下部に配置される一次空気噴口部は通常メン
テナンスが困難であるが、本発明を採用することにより
メンテナンスフリーとなり、メンテナンス性が格段に向
上する。
【００１６】上述のとおり、本発明によれば従来の問題
点の解決を計ると共にソーダ回収ボイラの安全性及び信
頼性が向上する。
点の解決を計ると共にソーダ回収ボイラの安全性及び信
頼性が向上する。
【００１７】
【実施例】以下、本発明によるソーダ回収ボイラの一次
空気噴口装置を図１に示した一実施例に基づいて具体的
に説明する。製紙工場において、黒液から薬品を回収
し、また発生熱を有効利用するために用いるソーダ回収
ボイラは、図３について説明したとおりであり、その全
体構造及び作用の説明は省略する。
空気噴口装置を図１に示した一実施例に基づいて具体的
に説明する。製紙工場において、黒液から薬品を回収
し、また発生熱を有効利用するために用いるソーダ回収
ボイラは、図３について説明したとおりであり、その全
体構造及び作用の説明は省略する。
【００１８】ソーダ回収ボイラにおいて近年一次空気噴
口ノズルが焼損あるいは腐食減肉し溶融スメルトが炉外
へ流出するというトラブルが発生していることは先に説
明したとおりである。本トラブルの対策として、本実施
例では、従来の一次空気噴口装置に次の改善を加えてい
る。すなわち、まず図１に示す一次空気ノズル１６を耐
熱性、耐食性に秀れた材料で製作する。この時、ノズル
の材料としては、ソーダ回収ボイラ特有の腐食に強い材
料を使用することが重要となる。
口ノズルが焼損あるいは腐食減肉し溶融スメルトが炉外
へ流出するというトラブルが発生していることは先に説
明したとおりである。本トラブルの対策として、本実施
例では、従来の一次空気噴口装置に次の改善を加えてい
る。すなわち、まず図１に示す一次空気ノズル１６を耐
熱性、耐食性に秀れた材料で製作する。この時、ノズル
の材料としては、ソーダ回収ボイラ特有の腐食に強い材
料を使用することが重要となる。
【００１９】次に、炉外に耐火材１８の充填が可能な専
用のシールボックス１７を設置する。この耐火材１８が
充填されたシールボックス１７により、万一、一次空気
ノズル１６が焼損あるいは、腐食減肉により破口した場
合でも溶融スメルトの流出が未然に防止できる。
用のシールボックス１７を設置する。この耐火材１８が
充填されたシールボックス１７により、万一、一次空気
ノズル１６が焼損あるいは、腐食減肉により破口した場
合でも溶融スメルトの流出が未然に防止できる。
【００２０】炉外に設置する専用のシールボックス１７
は、図１に示すように上部（天井部）に板を取付けない
構造とし、耐火材の充填作業、補充作業が容易に実施で
きるよう配慮されている。なお、図１において１２は一
次エアダクト、１３は一次空気風箱、１４はその前面板
を示している。
は、図１に示すように上部（天井部）に板を取付けない
構造とし、耐火材の充填作業、補充作業が容易に実施で
きるよう配慮されている。なお、図１において１２は一
次エアダクト、１３は一次空気風箱、１４はその前面板
を示している。
【００２１】本一次空気噴口装置は、図１に示すように
簡単な部品で構成されており、取付が非常に簡単で新設
の場合は勿論のこと既設装置の改造の場合も容易に行な
うことができる。加えて、前記したように一次空気噴口
ノズル１６の材料を改善し、炉外へ耐火材１８が充填さ
れ、天井部に板を取付けない構造とした専用のシールボ
ックス１７を設置することにより、溶融スメルト流出に
対するメンテナンスは不要となり、メンテナンス性が格
段に向上する。これにより、従来の問題点が解決できる
と共に、安全性及び信頼性が向上し、ソーダ回収ボイラ
の安定操業に一層貢献できる。
簡単な部品で構成されており、取付が非常に簡単で新設
の場合は勿論のこと既設装置の改造の場合も容易に行な
うことができる。加えて、前記したように一次空気噴口
ノズル１６の材料を改善し、炉外へ耐火材１８が充填さ
れ、天井部に板を取付けない構造とした専用のシールボ
ックス１７を設置することにより、溶融スメルト流出に
対するメンテナンスは不要となり、メンテナンス性が格
段に向上する。これにより、従来の問題点が解決できる
と共に、安全性及び信頼性が向上し、ソーダ回収ボイラ
の安定操業に一層貢献できる。
【００２２】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の一次空気噴口装
置では、ノズルを耐熱性並びに耐食性に秀れた金属製と
すると共に、同ノズルの炉外側の下部及び側部に耐火材
を充填したシールボックスを取付けた構成を採用するこ
とにより、ノズル自体の耐熱性、耐食性が向上してノズ
ル自身の焼損、腐食減肉を未然に防止できる。
置では、ノズルを耐熱性並びに耐食性に秀れた金属製と
すると共に、同ノズルの炉外側の下部及び側部に耐火材
を充填したシールボックスを取付けた構成を採用するこ
とにより、ノズル自体の耐熱性、耐食性が向上してノズ
ル自身の焼損、腐食減肉を未然に防止できる。
【００２３】また、炉外に耐火材が充填され、天井部に
板を取付けない構造とした専用のシールボックスを設置
しているので溶融スメルトの炉外への流出を完全に防止
できる。従って溶融スメルト流出に対するメンテナンス
は不要となる。このように、本発明によればソーダ回収
ボイラの安全性並びに信頼性が向上し安定操業に一層貢
献できる。
板を取付けない構造とした専用のシールボックスを設置
しているので溶融スメルトの炉外への流出を完全に防止
できる。従って溶融スメルト流出に対するメンテナンス
は不要となる。このように、本発明によればソーダ回収
ボイラの安全性並びに信頼性が向上し安定操業に一層貢
献できる。
【図１】本発明の一実施例に係る一次空気噴口装置の構
造図で、（ａ）は側面図、（ｂ）は平面図。
造図で、（ａ）は側面図、（ｂ）は平面図。
【図２】従来の一次空気噴口装置の構造図で、（ａ）は
側面図、（ｂ）は平面図。
側面図、（ｂ）は平面図。
【図３】ソーダ回収ボイラの概略を示す全体の構成図。
１ 炉壁管 ２ 黒液ノズル ３ 二次空気口 ４ 一次空気口 ５ 三次空気口 ６ スメルトスパウト ７ スクリーン管 ８ 過熱器 ９ ボイラバンク １０ 節炭器 １１ 電気集塵器 １２ 一次エアーダクト １３ 一次空気風箱 １４ 前面板 １６ 一次空気ノズル（耐熱耐食鋼製） １７ シールボックス １８ 耐火材
Claims (1)
- 【請求項１】 ソーダ回収ボイラの火炉下部に設けられ
炉内に一次空気を投入する一次空気噴口装置において、
ノズルを耐熱性並びに耐食性に秀れた金属製とすると共
に、同ノズルの炉外側の下部及び側部に耐火材を充填
し、天井部に板を取付けない構造としたシールボックス
を取付けたことを特徴とするソーダ回収ボイラの一次空
気噴口装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00120095A JP3327715B2 (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | ソーダ回収ボイラの一次空気噴口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00120095A JP3327715B2 (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | ソーダ回収ボイラの一次空気噴口装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08188977A JPH08188977A (ja) | 1996-07-23 |
| JP3327715B2 true JP3327715B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=11494828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00120095A Expired - Lifetime JP3327715B2 (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | ソーダ回収ボイラの一次空気噴口装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3327715B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2231278C (en) * | 1997-03-12 | 2002-01-08 | Ahlstrom Machinery Oy | Protection of the air ports of a recovery boiler |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP00120095A patent/JP3327715B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08188977A (ja) | 1996-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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