JP3327442B2 - フューエルフィラーパイプの製造方法 - Google Patents

フューエルフィラーパイプの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ本体の先端開口
部に金属リテーナを装着するフューエルフィラーパイプ
(以下、「フィラーパイプ」という。)及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】フューエルフィラーパイプは、給油口か
ら燃料タンクへ至るまでの流路を形成する導管になって
いる。そのパイプ本体は、他の車載機器との干渉を避け
るために屈曲形状となることが多く、また、その大量生
産を容易にすべく、樹脂材のブロー成形等で製造するの
が一般化している。そして、給油ガンが挿入されるパイ
プ本体の先端開口部には、給油ガンとの接触による損傷
防止から筒状の金属リテーナが通常装着される。斯る金
属リテーナの設置構造については、これまで種々の提案
が行なわれてきた。
【0003】例えば、実開平3−7589号公報に、図
11に示すものが提案されている。フィラーパイプPの
先端はボデーパネルBの開口B1より突出しており、突
出するフィラーパイプP先端の開口内に、筒状の金属リ
テーナ2が設置されている。ここでは、金属リテーナ2
の開口縁フランジ21の下面にOリング4を装着した状
態下、金属リテーナ2には、その上半外周面に所定厚の
接続用樹脂層71が射出成形される。そして、こうして
出来た接続用樹脂層71の端面71aを樹脂製パイプ本
体1の端面11aに溶着接続することで、パイプ本体1
に金属リテーナ2が一体化するようになっていた(従来
技術1)。
【0004】また、実開平3−177398号公報に
は、図12に示すフィラーパイプが提案されている。本
公報が開示する金属リテーナ2の設置構造は、まず、パ
イプ本体1の先端開口内周に形成した溝にOリング4を
挿置し、ここに上方より筒状の金属リテーナ2の下半部
を嵌装する。その後、金属リテーナ2の上半外周とパイ
プ本体1の先端外周を覆って接続用樹脂層72を射出成
形する構成であった(従来技術2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、これら従来
のフィラーパイプには次のような問題があった。従来技
術1では、接続用樹脂層71とパイプ本体1の端面同士
を摩擦溶着させているにすぎず、端面が果して完全に溶
着シールしているか不明であり、シール不良の虞れがあ
った。また、シール面積が端面だけと少なく、外的衝撃
で外れてしまう懸念もあった。一方、従来技術2によっ
てフィラーパイプを造ろうとすると、パイプ本体1の内
周面にOリング4用の収納溝を別工程で切削しなければ
ならず、更に、ブロー成形によるパイプ本体1も開口内
周の成形精度が出ないため、金属リテーナ2を嵌装する
のに先立ちパイプ本体1内周面も所定径に切削加工しな
ければならなかった。加えて、この切削加工で寸法精度
を出すのは難しく、Oリング4を圧縮状態にして金属リ
テーナ2を取着したパイプ本体1の外周に、射出成形を
行ないシール性を高めようとしても、パイプ本体1の精
度が悪いので、シール性に満足のいく結果を得るとは限
らなかった。
【0006】本発明は前記問題点を解決するもので、金
属リテーナ装着部のシールに信頼性があり、しかも、構
造的に堅牢で且つ製造し易いフューエルフィラーパイプ
製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本第発明の要旨は、燃
料タンクから延びる樹脂製パイプ本体の先端開口部に筒
状の金属リテーナを装着したフューエルフィラーパイプ
の製造方法において、前記金属リテーナの外周面に接続
用樹脂層を射出成形し、次いで、該接続用樹脂層の外方
にパリソンの先端開口部内周を位置させて、パリソンの
外方より型閉めすることにより、パリソンの先端開口部
内周面を前記接続用樹脂層の端面と外周面とに溶着させ
これらを抱持するようになした後、パリソン内にエアを
吹込み、ブロー成形で前記パイプ本体を所定形状に賦形
することを特徴とするフューエルフィラーパイプの製造
方法にある。
【0008】本第発明のフューエルフィラーパイプの
製造方法は、燃料タンクから延びる樹脂製パイプ本体の
先端開口部に筒状の金属リテーナを装着したフューエル
フィラーパイプの製造方法において、金属リテーナの外
周にこれと所定間隙を設けて筒状樹脂体を嵌装して接
用樹脂層の外周層となし、次いで、該外周層の端面と前
記金属リテーナの開口縁フランジとの間に配設したシー
ル部材を挟圧保持しつつ、前記間隙内に樹脂材料を注入
して前記接続用樹脂層の内周層を成形し、しかる後、該
接続用樹脂層の外方にパリソンの先端開口部内周を位置
させ、型閉め後、パイプ本体をブロー成形するようにし
たことを特徴とする。本第発明のフューエルフィラー
パイプの製造方法は、第一発明又は第二発明の接続用樹
脂層の外周面に外方へ突出する係止突起を形成し、型閉
め時に、型面と前記係止突起とでパリソンの先端開口部
周壁を挟圧することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のフューエルフィラーパイプの製造方法
ごとく、パイプ本体の先端開口縁が、接続用樹脂層の
端面及びこれに続く外周面の少なくとも一部とを抱持す
るように、これら端面及び外周面に溶着固定すると、パ
イプ本体と接続用樹脂層との結合が高まり、且つこの部
分でのシール性が確保される。また、金属リテーナと一
体化した接続用樹脂層に対して、ブロー成形でパイプ本
体を結合させると、パイプ本体の内周面を所定径に切削
加工して金属リテーナを嵌装する等の手間も不要とな
る。ール部材が外周層の端面と金属リテーナの開口縁
フランジとの間で挟圧保持されると、シール部材が挟圧
状態下でシール機能を発揮するので、接続用樹脂層と金
属リテーナとの間のシール性が一段と向上する。続用
樹脂層の外周面に係止突起を形成すると、パイプ本体と
の結合強度が更に高まり堅牢化する。発明の製造方法
によれば、切削工程がいらなくなるので、金属リテーナ
の取付け部分のシール性に優れ堅牢なフューエルフィラ
ーパイプを簡易に生産できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。 (1)実施例1 図1〜図6は、本発明に係るフューエルフィラーパイプ
製造方法の一実施例を示す。図1はフィラーパイプの
金属リテーナ設置部の縦断面図、図2〜図6はフィラー
パイプの製造工程を示す射出成形型の要部断面図、図7
はフィラーパイプの製造工程を示すプロー成形型の要部
斜視図、図8は図7に金属リテーナ,接続用樹脂層をセ
ットしたプロー成形型の要部断面図である。フィラーパ
イプPは、パイプ本体1と金属リテーナ2とシール部材
たるOリング4とを具備する。
【0011】フィラーパイプ本体1は、ブロー成形で造
られる樹脂製筒状体である。フィラーパイプ本体1は、
燃料タンクへ接続するソケット部を下端部に有して、ブ
ロア,サイドメンバー等の干渉を避けるべく屈曲したガ
ソリン流路を形成しながら上方に延び、先端部に自動車
ボディへ取着されるパイプ形給油口を設けている。
【0012】金属リテーナ2は、上記パイプ本体1の先
端開口部に装着される筒状体で、その上端は外方へ曲面
をなして屈曲し開口縁フランジ21となっている。金属
リテーナ2には、内周の中間位置に内方へ屈曲突出する
周回のネジ突起22が形成され、これに図略の蓋体が螺
合される。本実施例の金属リテーナ2は、下端開口の径
を絞っている。
【0013】金属リテーナ2の外周全周には、所定厚の
接続用樹脂層3が形成される。接続用樹脂層3は、金属
リテーナ2の外周面全周に直接接合された内周層32
と、該内周層32を覆ってこれに接合する外周層31と
で構成されている。外周層31と内周層32とで接続用
樹脂層3を形成するのは、後述するが、金属リテーナ2
に予め成形された外周層31を配設し、その後の内周層
32の成形によって、Oリング4を挟圧状態にしてシー
ル性を確保しながら、金属リテーナ2の外周面に接続用
樹脂層3を被覆固定できるからである。外周層31は、
上端が内周層32を覆うように内方へ屈曲し、この上端
面31aと前記金属リテーナ2の開口縁フランジ21と
の間にOリング4が挟圧状態で配設されている。外周層
31の下端寄り外周面には、断面三角形状にして、全周
にわたって外方へ突出する係止突起311が形成されて
いる(図1)。
【0014】そして、図略の燃料タンクより至ったパイ
プ本体1の先端開口縁11が、前記接続用樹脂層3の下
端面3aと係止突起311を含む外周面3b下半部とを
抱持するようにして、これら下端面3a及び外周面3b
に溶着固定する。ここでは、パイプ本体1の膨出する前
記開口縁外周面11aは、ボデーパネル開口B1の内周
面に接するシール面になるようにしている(図11参
照)。
【0015】次に、上記構成のフィラーパイプPの製造
方法を述べる。まず、図2に示すごとく、射出成形型の
可動型51の突出部511に金属リテーナ2を嵌装保持
させる。そして、金属リテーナ2の開口縁フランジ21
に接するようにOリング4を配し、続いて、前もって筒
状の樹脂体に成形した外周層31を金属リテーナ2の外
周に嵌装する。外周層31の端面31aがOリング4に
当接するように配設される。斯る状態を確保した後、可
動型51を固定型52に向って作動させる(図3)。す
ると、外周層31の端部が固定型52に当たってOリン
グ4全体を図3の左方へ押すことになり、端面31aと
開口縁フランジ21との間に介設されたOリング4を挟
圧する。尚、この挟圧過程で、内方の金属リテーナ2と
外方の外周層31との間に閉鎖された筒状間隙Sを形成
するようにする。
【0016】しかる後、外周層31の側方よりスライド
型53を前進させて(図4)、外周層31の外周面に密
着させ型閉め状態とする(図5)。スライド型53は、
外周層31の係止突起311に嵌合することで、Oリン
グ4を上述のように挟圧した状態で位置固定を図る役目
も果している。続いて、固定型52に形成されたスプル
ー521,ランナー522,ゲート523を経て(図
6)、前記間隙S内に溶融樹脂材料を注入して筒状間隙
Sに相当する所定厚の内周層32を射出成形する。この
成形過程で、内周層32と金属リテーナ2及び外周層3
1とが互いに一体化する。Oリング4は、開口縁フラン
ジ21と固定された外周層31の端面31aにより挟圧
状態で保持されている。
【0017】かくのごとくして、Oリング4と外周層3
1,内周層32からなる接続用樹脂層3を一体に設けた
金属リテーナ2が射出成形型より取り出され、次に、こ
れら一体品をブロー成形用金型61,62間に設けたマ
ンドレル63の先端に装着する(図7)。金属リテーナ
2,接続用樹脂層3,Oリング4の一体品をマンドレル
63にセットした状態を図8に示す。金属リテーナ2は
マンドレル63先端の突出部631に上下を逆にして嵌
装し、金属リテーナ2の下端開口部をマンドレル63外
周のバリ付着防止用突起632との間に形成された環状
凹所内に位置させる。一方、金属リテーナ2の上端開口
縁を突出部631の先端外周に形成された抜け防止用突
起633に係止させ、金属リテーナ2がマンドレル63
に固定セットされるようにする。
【0018】その後、マンドレル63の上方に位置する
ダイス64から半溶融状態の筒状パリソン1′を供給し
(図7)、その先端を図8の鎖線で示すようにバリ付着
防止用突起632の外方位置まで垂下させ、接続用樹脂
層3の外方にパリソン1′の先端開口部内周が配設され
るようにする。斯る状態を確保した後、左右の金型6
1,62を閉める(図8の鎖線)。
【0019】型閉めに伴い、型面より突出する喰い切り
用突起611,621がパリソン下端の壁部をバリロス
分として所定位置で切断する。と同時に、型面によりパ
リソン1′の先端開口部周壁が、接続用樹脂層3の端面
3aと係止突起311を含むその外周面3bとに溶着固
定する。接続用樹脂層3の外周面3bと型閉め状態の型
面との間隔はパリソン1′の肉厚よりも小さく設定し、
更に、係止突起311を設けることにより、パリソン
1′はこの部分で挟圧状態となって、パリソンのもつ保
有熱が前記樹脂層3や係止突起311に円滑に伝達し、
係止突起311を熱溶融させ、パリソン1′と接続用樹
脂層3とが接合する。また、図8のA部にいわゆる肉溜
まりが生じることにより、この部分のパリソン1′の保
有熱が接続用樹脂層3に効率的に伝わり、パリソン1′
が接続用樹脂層3に確実に溶着固定することになる。こ
こで、パリソンの接続用樹脂層3への溶着固定を更に効
果的に実現するには、パリソン1′,外周層31,内周
層32の各樹脂材料が互いに相溶性のあるものが好まし
い。それらが同質材料であると、なお一層好ましい。具
体的には、パリソン1′,外周層31の材料として、高
密度ポリエチレン(HDPE),ポリアミド(PA6)
類等が、内周層32の材料としては、低密度ポリエチレ
ン(LDPE),高密度ポリエチレン(HDPE),ポ
リアミド(PA6),接着性樹脂等である。
【0020】型閉め完了後、続いて、マンドレル63の
中心に設けたエア吹込み孔634からパリソン1′内に
エアを供給する。このエア吹込みにより、パリソン1′
は、その先端開口部内周面を接続用樹脂層3の端面3a
と外周面3bとに溶着固定し、これらを保持しつつ、型
面に沿った形状に賦形されてパイプ本体1(図1)とな
る。その後、型開,脱型を経て、喰い切り用突起61
1,621で分断されたバリロス分を取除くことで、パ
イプ本体1の先端開口部に金属リテーナ2を装着したフ
ューエルフィラーパイプPを得る。
【0021】このようにして製造されたフューエルフィ
ラーパイプPは、まず、金属リテーナ2と予め成形され
た外周層とでOリング4を挟圧保持する状況下、内周層
32を射出成形することによって金属リテーナ2と接続
用樹脂層3の一体品を造るので、Oリング4がシール機
能を十分に発揮することになる。すなわち、Oリング4
が外周層端面31aと開口縁フランジ21の間に挟圧状
態で保持されているので、良好な燃料シール性が得られ
る。また、金属リテーナ2の外周面全周を接続用樹脂層
3で覆った上記一体品をマンドレル63のセット後、パ
リソン1′が接続用樹脂層3を抱持するようこの接続用
樹脂層3に溶着固定しつつ、ブロー成形でパイプ本体1
を形成するので、ブロー成形の開口内周の成形精度が悪
くても、パイプ本体1と接続用樹脂層3(金属リテーナ
2)とが確実に一体化することになる。更に、上記ブロ
ー成形で、上述のごとくパイプ本体1は接続用樹脂層3
の端面及びこれに続く外周面を抱持するので、従来技術
1に比し接合面が広く、フューエルフィラーパイプPは
堅牢になっている。特に、係止突起311を設け、ま
た、接続用樹脂層3の外周面3bと型閉め状態の型面と
の間隔をパリソン1′の肉厚よりも小さく設定している
ので、この部分で、パリソン1′は挟圧状態になってパ
リソン自身の保有熱を有効に接続用樹脂層3側へ伝え
て、両者が溶融状態で一体化する。その結果、一層堅牢
化が進むことになる。実施例に示すごとく、パリソン
1′と接続用樹脂層3の樹脂材料を互いに相溶性のある
もので構成すると、一体化に勢みがつき、格段の効果が
現われる。そして、先ず、内周層を射出成形する過程で
シール性を確保し、その後のブロー成形でパリソン1′
が接続用樹脂層3に溶着固定してパイプ本体1を造るの
で、製造手順が良く、金属リテーナ2とパイプ本体1と
を接合させる工程が簡略化し、フューエルフィラーパイ
プPは切削等の機械的加工を何等要することなく、簡易
に製造される。
【0022】(2)実施例2 本実施例は、接続用樹脂層3の係止突起311を、図9
に示すごとく、外周層31の下端に形成する。斯る構成
によって、係止突起311がプロー成形時のパリソン
1′の肉溜まり(図8A部)に近いことにより、パリソ
ン1′の熱が更に効率的に伝達して両者の融着が促進さ
れる。他の構成,効果は実施例1と同じである。
【0023】(3)実施例3 本実施例は、図10に示すごとく、係止突起311を複
数形成するものである。斯る構成によって、パイプ本体
と接続用樹脂層3の結合強度が一段と向上することにな
る。他の構成,効果は実施例1と同じである。
【0024】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。パイプ本体1,金属リテーナ2,接続用
樹脂層3,Oリング4の形状,材質等は適宜選択でき
る。前記実施例では、シール部材としてOリング4を用
いたが、他のガスケット類であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のフューエルフィ
ラーパイプとその製造方法は、金属リテーナ装着部の強
度とシールの信頼性に応え、更に製造し易い構成になっ
ているので、フューエルフィラーパイプの品質向上,生
産性向上に優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるフューエルフィラーパイプの
金属リテーナ設置部の縦断面図である。
【図2】接続用樹脂層の内周層の成形工程を示す射出成
形型の要部半断面図である。
【図3】接続用樹脂層の内周層の成形工程を示す射出成
形型の要部半断面図である。
【図4】接続用樹脂層の内周層の成形工程を示す射出成
形型の要部半断面図である。
【図5】接続用樹脂層の内周層の成形工程を示す射出成
形型の要部半断面図である。
【図6】接続用樹脂層の内周層の成形工程を示す射出成
形型の要部断面図である。
【図7】パイプ本体の製造工程を示すプロー成形型の要
部斜視図である。
【図8】パイプ本体の製造工程を示すプロー成形型の要
部断面図である。
【図9】実施例2におけるフューエルフィラーパイプの
金属リテーナ設置部の縦断面図である。
【図10】実施例3におけるフューエルフィラーパイプ
の金属リテーナ設置部の縦断面図である。
【図11】従来技術1に係るフューエルフィラーパイプ
の金属リテーナ設置部の縦断面図である。
【図12】従来技術2に係るフューエルフィラーパイプ
の金属リテーナ設置部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 パイプ本体 11 先端開口縁 2 金属リテーナ 21 開口縁フランジ 3 接続用樹脂層 3a 端面(下端面) 3b 外周面 31 外周層 31a 端面(上端面) 311 係止突起 32 内周層 4 Oリング(シール部材) 1′ パリソン P フューエルフィラーパイプ S 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−185491(JP,A) 実開 平3−7589(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 9/12 B25B 27/14 B29C 49/08 B29D 23/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクから延びる樹脂製パイプ本体
    の先端開口部に筒状の金属リテーナを装着したフューエ
    ルフィラーパイプの製造方法において、前記金属リテー
    ナの外周面に接続用樹脂層を射出成形し、次いで、該接
    続用樹脂層の外方にパリソンの先端開口部内周を位置さ
    せて、パリソンの外方より型閉めすることにより、パリ
    ソンの先端開口部内周面を前記接続用樹脂層の端面と外
    周面とに溶着させこれらを抱持するようになした後、パ
    リソン内にエアを吹込み、ブロー成形で前記パイプ本体
    を所定形状に賦形することを特徴とするフューエルフィ
    ラーパイプの製造方法。
  2. 【請求項2】 燃料タンクから延びる樹脂製パイプ本体
    の先端開口部に筒状の金属リテーナを装着したフューエ
    ルフィラーパイプの製造方法において、前記金属リテー
    ナの外周にこれと所定間隙を設けて筒状樹脂体を嵌装し
    て接続用樹脂層の外周層となし、次いで、該外周層の端
    面と前記金属リテーナの開口縁フランジとの間に配設し
    たシール部材を挟圧保持しつつ、前記間隙内に樹脂材料
    を注入して前記接続用樹脂層の内周層を成形し、しかる
    後、該接続用樹脂層の外方にパリソンの先端開口部内周
    を位置させ、型閉め後、パイプ本体をブロー成形するこ
    とを特徴とするフューエルフィラーパイプの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記接続用樹脂層の外周面に外方へ突出
    する係止突起を形成し、型閉め時に、型面と前記係止突
    起とでパリソンの先端開口部周壁を挟圧するようにした
    請求項1又は2記載のフューエルフィラーパイプの製造
    方法。
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