JP3327397B2 - 偏向補正波形発生回路 - Google Patents
偏向補正波形発生回路Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/22—Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
- H04N3/23—Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction
- H04N3/233—Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements
- H04N3/2335—Distortion correction, e.g. for pincushion distortion correction, S-correction using active elements with calculating means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モニタ受像機等に使用
される偏向補正波形発生回路に関するものである。
される偏向補正波形発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モニタ受像機等に使用される偏向補正波
形発生回路において、水平同期信号の計数値を用いて補
正波形としての鋸歯状波やパラボラ波等を発生する装置
が提案されている。しかしながら従来の提案されている
装置は、アナログ回路等のいわゆるハードロジックや、
ディジタル加減算器で構成されたものであった。
形発生回路において、水平同期信号の計数値を用いて補
正波形としての鋸歯状波やパラボラ波等を発生する装置
が提案されている。しかしながら従来の提案されている
装置は、アナログ回路等のいわゆるハードロジックや、
ディジタル加減算器で構成されたものであった。
【0003】一方、陰極線管の大型化や平坦化に伴い、
画歪みの精度に対する要求も厳しくなり、高次の偏向補
正波形が必要になってきている。その場合に従来の提案
されているアナログ回路や、ディジタル加減算器では、
充分な精度を得ることは困難になってきた。
画歪みの精度に対する要求も厳しくなり、高次の偏向補
正波形が必要になってきている。その場合に従来の提案
されているアナログ回路や、ディジタル加減算器では、
充分な精度を得ることは困難になってきた。
【0004】また、いわゆるマルチスタンダードの受像
機を形成する場合に、従来のアナログ回路やディジタル
加減算器では、システム毎の調整が必要になる。さらに
これらのシステム毎に調整されたパラメータの値を保持
していなければならず、これらを記憶するためのメモリ
等が必要になり、回路規模が増大するなどの問題があっ
た。
機を形成する場合に、従来のアナログ回路やディジタル
加減算器では、システム毎の調整が必要になる。さらに
これらのシステム毎に調整されたパラメータの値を保持
していなければならず、これらを記憶するためのメモリ
等が必要になり、回路規模が増大するなどの問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のアナログ回路やディジタル加減算器で構成
された装置では、陰極線管の大型化や平坦化に伴う高次
の偏向補正波形を得る場合や、マルチスタンダード化を
行う場合に、回路規模が増大するなど実現が困難である
というものである。
点は、従来のアナログ回路やディジタル加減算器で構成
された装置では、陰極線管の大型化や平坦化に伴う高次
の偏向補正波形を得る場合や、マルチスタンダード化を
行う場合に、回路規模が増大するなど実現が困難である
というものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次数が異なる
複数種の補正波形のそれぞれに対応した複数の補正係数
と水平周波数の整数倍のタイミング信号を計数した計数
値とが格納されるメモリ(ROM3及びRAM4)と、
上記メモリに格納された上記補正係数及び計数値を乗算
する乗算器(7)と、上記乗算器からの乗算結果若しく
は上記メモリに格納された係数及び先に演算された演算
結果若しくはリセット値を加算する加算器(10)と、
これらの乗算器、加算器及びメモリの動作を制御する制
御手段(ROM及びRAM2)とからなり、水平同期信
号のタイミングを計数した計数値が供給されるごとに、
この計数値に基づいて上記メモリから上記次数が異なる
複数種の補正波形のそれぞれに対応した複数の補正係数
を高次の補正波形に対応する補正係数の側から順番に読
み出して、上記乗算器及び加算器を用いて繰り返し演算
を行うことによって、高次式〔YSAW =(CX3 +DX
2 +X)B+A:YPARA=(GX4 +X2 +HX)FB
2 +E〕で表される複数種の補正波形を得るようにした
偏向補正波形発生回路である。
複数種の補正波形のそれぞれに対応した複数の補正係数
と水平周波数の整数倍のタイミング信号を計数した計数
値とが格納されるメモリ(ROM3及びRAM4)と、
上記メモリに格納された上記補正係数及び計数値を乗算
する乗算器(7)と、上記乗算器からの乗算結果若しく
は上記メモリに格納された係数及び先に演算された演算
結果若しくはリセット値を加算する加算器(10)と、
これらの乗算器、加算器及びメモリの動作を制御する制
御手段(ROM及びRAM2)とからなり、水平同期信
号のタイミングを計数した計数値が供給されるごとに、
この計数値に基づいて上記メモリから上記次数が異なる
複数種の補正波形のそれぞれに対応した複数の補正係数
を高次の補正波形に対応する補正係数の側から順番に読
み出して、上記乗算器及び加算器を用いて繰り返し演算
を行うことによって、高次式〔YSAW =(CX3 +DX
2 +X)B+A:YPARA=(GX4 +X2 +HX)FB
2 +E〕で表される複数種の補正波形を得るようにした
偏向補正波形発生回路である。
【0007】
【作用】これによれば、乗算器及び加算器を用いて繰り
返し演算を行うことによって、計数値に応じた補正波形
の発生をソフトウェア処理で行うことができ、簡単な構
成で種々の所望の高次式からなる補正波形を得ることが
できる。
返し演算を行うことによって、計数値に応じた補正波形
の発生をソフトウェア処理で行うことができ、簡単な構
成で種々の所望の高次式からなる補正波形を得ることが
できる。
【0008】
【実施例】図1は偏向補正波形発生回路の要部の構成を
示す。この図において、例えば水平周波数の2倍(2f
H )のタイミング信号と、4MHzのクロック信号がイ
ンストラクションアドレス発生器1に供給される。この
発生器1で発生された値がインストラクション(I)R
OM及びRAM2に供給され、このROM及びRAM2
の出力が、データ用のROM3及びRAM4のアドレス
入力と、インストラクションデコーダ5に供給される。
示す。この図において、例えば水平周波数の2倍(2f
H )のタイミング信号と、4MHzのクロック信号がイ
ンストラクションアドレス発生器1に供給される。この
発生器1で発生された値がインストラクション(I)R
OM及びRAM2に供給され、このROM及びRAM2
の出力が、データ用のROM3及びRAM4のアドレス
入力と、インストラクションデコーダ5に供給される。
【0009】このROM3の出力がバスライン6を介し
て乗算器7及びレジスタ8に供給される。またRAM4
の出力が乗算器7に供給される。これらの乗算器7及び
レジスタ8の出力がセレクタ9で選択されて加算器10
に供給される。さらにこの加算器10の出力が第1及び
第2のアキュムレータ(ACC)11、12に供給され
る。このアキュムレータ12の出力が加算器10に供給
されると共に、アキュムレータ11の出力がバスライン
6を介してRAM4、乗算器7及びレジスタ8に供給さ
れる。またアキュムレータ11の出力がバスライン6を
介して、第1及び第2の出力レジスタ13、14に供給
される。
て乗算器7及びレジスタ8に供給される。またRAM4
の出力が乗算器7に供給される。これらの乗算器7及び
レジスタ8の出力がセレクタ9で選択されて加算器10
に供給される。さらにこの加算器10の出力が第1及び
第2のアキュムレータ(ACC)11、12に供給され
る。このアキュムレータ12の出力が加算器10に供給
されると共に、アキュムレータ11の出力がバスライン
6を介してRAM4、乗算器7及びレジスタ8に供給さ
れる。またアキュムレータ11の出力がバスライン6を
介して、第1及び第2の出力レジスタ13、14に供給
される。
【0010】さらにこれらの乗算器7、レジスタ8、セ
レクタ9、加算器10、アキュムレータ11、12及び
出力レジスタ13、14の動作がインストラクションデ
コーダ5からの信号によって制御される。
レクタ9、加算器10、アキュムレータ11、12及び
出力レジスタ13、14の動作がインストラクションデ
コーダ5からの信号によって制御される。
【0011】そしてこの回路に、例えば水平周波数の2
倍(2fH )のタイミング信号を計数した計数値(X)
が供給されることにより、この回路において所望の高次
式からなる補正波形、例えば鋸歯状波〔YSAW =(CX
3 +DX2 +X)B+A〕とパラボラ波〔YPARA=(G
X4 +X2 +HX)FB2 +E〕が取り出される。ただ
しこれらの式で、Aは垂直シフト、Bは垂直サイズ、C
はS字補正、Dはリニアリティ、Eは水平サイズ、Fは
ピンアンプ、Gはピン位相、Hはコーナーピンのそれぞ
れパラメーターである。また補正波形の出力は、例えば
水平同期信号毎にそのときの値(YSAW,YPARA)が出力
レジスタ13、14に取り出され、この出力がD/A変
換器15及び16を通じて水平偏向回路の出力アンプ
(図示せず)等に供給される。
倍(2fH )のタイミング信号を計数した計数値(X)
が供給されることにより、この回路において所望の高次
式からなる補正波形、例えば鋸歯状波〔YSAW =(CX
3 +DX2 +X)B+A〕とパラボラ波〔YPARA=(G
X4 +X2 +HX)FB2 +E〕が取り出される。ただ
しこれらの式で、Aは垂直シフト、Bは垂直サイズ、C
はS字補正、Dはリニアリティ、Eは水平サイズ、Fは
ピンアンプ、Gはピン位相、Hはコーナーピンのそれぞ
れパラメーターである。また補正波形の出力は、例えば
水平同期信号毎にそのときの値(YSAW,YPARA)が出力
レジスタ13、14に取り出され、この出力がD/A変
換器15及び16を通じて水平偏向回路の出力アンプ
(図示せず)等に供給される。
【0012】さらに上述の補正波形の演算は例えば以下
のようにして行われる。すなわち次の表1は、鋸歯状波
〔YSAW =(CX3 +DX2 +X)B+A〕の演算を上
述の回路で行うためのプログラムリストである。
のようにして行われる。すなわち次の表1は、鋸歯状波
〔YSAW =(CX3 +DX2 +X)B+A〕の演算を上
述の回路で行うためのプログラムリストである。
【0013】
【表1】
【0014】この表1において演算は、YSAW =
(((CX+D)X+1)X+0)B+Aのように行わ
れる。また演算は16ビットの精度で行われるが、上述
の回路では乗算器7が8×8ビットの能力であることを
考慮したものである。
(((CX+D)X+1)X+0)B+Aのように行わ
れる。また演算は16ビットの精度で行われるが、上述
の回路では乗算器7が8×8ビットの能力であることを
考慮したものである。
【0015】そこで表1において、a欄はインストラク
ションROM及びRAM2のアドレスであって、演算は
このアドレスの順に行われる。b欄は命令の種類を示
し、Mは乗算命令、Lはロード命令、Jはジャンプ命令
である。c欄はロード命令の時の種類を示し、K>Yは
メモリとレジスタ、X>Yレジスタとレジスタである。
d欄は加算器10の演算式を示す。e欄はXのレジスタ
を示し、Aはアキュムレータ11、12の上位8ビッ
ト、Bは下位8ビットである。なおこのe欄は乗算命令
では乗算するレジスタを示す。f欄はYのレジスタを示
し、Rはレジスタ8、1は出力レジスタ13、2は出力
レジスタ14である。g欄はROM3及びRAM4のア
ドレスを示す。なおこのg欄は乗算命令では係数のアド
レスを示す。h欄はメモリの選択(ROM、RAM)を
示している。
ションROM及びRAM2のアドレスであって、演算は
このアドレスの順に行われる。b欄は命令の種類を示
し、Mは乗算命令、Lはロード命令、Jはジャンプ命令
である。c欄はロード命令の時の種類を示し、K>Yは
メモリとレジスタ、X>Yレジスタとレジスタである。
d欄は加算器10の演算式を示す。e欄はXのレジスタ
を示し、Aはアキュムレータ11、12の上位8ビッ
ト、Bは下位8ビットである。なおこのe欄は乗算命令
では乗算するレジスタを示す。f欄はYのレジスタを示
し、Rはレジスタ8、1は出力レジスタ13、2は出力
レジスタ14である。g欄はROM3及びRAM4のア
ドレスを示す。なおこのg欄は乗算命令では係数のアド
レスを示す。h欄はメモリの選択(ROM、RAM)を
示している。
【0016】これによって、まずアドレス79の処理
で、RAM4のアドレス0Dから、レジスタ8へ値のロ
ードが行われる。なおこのアドレス0Dには上述の供給
された計数値(X)が記憶されている。
で、RAM4のアドレス0Dから、レジスタ8へ値のロ
ードが行われる。なおこのアドレス0Dには上述の供給
された計数値(X)が記憶されている。
【0017】次にアドレス7aの処理で、RAM4のア
ドレス14から、レジスタ8へ値のロードが行われると
共に、0とレジスタ8の値の加算が行われる。加算結果
はアキュムレータ11に供給される。なおアドレス14
にはリニアリティの係数(D)が記憶されている。
ドレス14から、レジスタ8へ値のロードが行われると
共に、0とレジスタ8の値の加算が行われる。加算結果
はアキュムレータ11に供給される。なおアドレス14
にはリニアリティの係数(D)が記憶されている。
【0018】またアドレス7bの処理で、アキュムレー
タ11の下位8ビットとRAM4のアドレス12の内容
との乗算が行われると共に、0とレジスタ8の値の加算
が並行して行われる。加算結果はアキュムレータ12に
供給される。またアキュムレータ11の値は以前のもの
が保持される。なおアドレス12にはS字補正の係数
(C)が記憶されている。このアドレス7bの処理で、
CX(下位)と0+Dの積和演算が行われる。
タ11の下位8ビットとRAM4のアドレス12の内容
との乗算が行われると共に、0とレジスタ8の値の加算
が並行して行われる。加算結果はアキュムレータ12に
供給される。またアキュムレータ11の値は以前のもの
が保持される。なおアドレス12にはS字補正の係数
(C)が記憶されている。このアドレス7bの処理で、
CX(下位)と0+Dの積和演算が行われる。
【0019】またアドレス7cの処理で、アキュムレー
タ11の上位8ビットとRAM4のアドレス12の内容
との乗算が行われると共に、アキュムレータ12の値
(D)と乗算器7からのアドレス7bの処理で得られた
CX(下位)+Dの値を下位に8ビットシフトした値
(セレクタ9で選択される)との加算が並行して行われ
る。このアドレス7cの処理で、CX(上位)とCX
(下位)+Dの積和演算が行われる。
タ11の上位8ビットとRAM4のアドレス12の内容
との乗算が行われると共に、アキュムレータ12の値
(D)と乗算器7からのアドレス7bの処理で得られた
CX(下位)+Dの値を下位に8ビットシフトした値
(セレクタ9で選択される)との加算が並行して行われ
る。このアドレス7cの処理で、CX(上位)とCX
(下位)+Dの積和演算が行われる。
【0020】そしてアドレス7dの処理で、次の演算の
準備としてROM3のアドレス16からレジスタ8へ値
のロードが行われると共に、アキュムレータ12の値
(CX(下位)+D)と乗算器7からのアドレス7cの
処理で得られたCX(上位)値との加算が並行して行わ
れる。このアドレス7dの処理で、CX(上位)+CX
(下位)+Dの積和演算が行われ、CX+Dの値がアキ
ュムレータ11に供給される。
準備としてROM3のアドレス16からレジスタ8へ値
のロードが行われると共に、アキュムレータ12の値
(CX(下位)+D)と乗算器7からのアドレス7cの
処理で得られたCX(上位)値との加算が並行して行わ
れる。このアドレス7dの処理で、CX(上位)+CX
(下位)+Dの積和演算が行われ、CX+Dの値がアキ
ュムレータ11に供給される。
【0021】以下これらの処理が順次繰り返されて、そ
れぞれアドレス80の処理で(CX+D)X+1、アド
レス84の処理で((CX+D)X+1)X、アドレス
89の処理で(((CX+D)X+1)X+0)B+A
=YSAW の値がアキュムレータ11に供給される。そし
てアドレス8aの処理で、この値YSAW が出力レジスタ
13に供給される。
れぞれアドレス80の処理で(CX+D)X+1、アド
レス84の処理で((CX+D)X+1)X、アドレス
89の処理で(((CX+D)X+1)X+0)B+A
=YSAW の値がアキュムレータ11に供給される。そし
てアドレス8aの処理で、この値YSAW が出力レジスタ
13に供給される。
【0022】また次の表2は、パラボラ波〔YPARA=
(GX4 +X2 +HX)FB2 +E〕の演算を上述の回
路で行うためのプログラムリストである。
(GX4 +X2 +HX)FB2 +E〕の演算を上述の回
路で行うためのプログラムリストである。
【0023】
【表2】
【0024】従ってこの表2において、上述と同様に処
理が順次繰り返されて、それぞれアドレス61の処理で
GX+0、アドレス65の処理で(GX)X+1、アド
レス69の処理で((GX)X+1)X+H、アドレス
6dの処理で(((GX)X+1)X+H)X+0、ア
ドレス70の処理で(((GX)X+1)X+H)X
F、アドレス73の処理で(((GX)X+1)X+
H)XFB、アドレス77の処理で(((GX)X+
1)X+H)XFB2 +E=YPARAの値がアキュムレー
タ11に供給される。そしてアドレス78の処理で、こ
の値YPARAが出力レジスタ14に供給される。
理が順次繰り返されて、それぞれアドレス61の処理で
GX+0、アドレス65の処理で(GX)X+1、アド
レス69の処理で((GX)X+1)X+H、アドレス
6dの処理で(((GX)X+1)X+H)X+0、ア
ドレス70の処理で(((GX)X+1)X+H)X
F、アドレス73の処理で(((GX)X+1)X+
H)XFB、アドレス77の処理で(((GX)X+
1)X+H)XFB2 +E=YPARAの値がアキュムレー
タ11に供給される。そしてアドレス78の処理で、こ
の値YPARAが出力レジスタ14に供給される。
【0025】なおこれらの処理は、例えば水平周波数の
2倍(2fH )のタイミング信号毎に、そのときの計数
値(X)に基づいて行われるものである。
2倍(2fH )のタイミング信号毎に、そのときの計数
値(X)に基づいて行われるものである。
【0026】こうして上述の装置によれば、乗算器7及
び加算器10を用いて繰り返し演算を行うことによっ
て、計数値(X)に応じた補正波形(YSAW,YPARA)の
発生をソフトウェア処理で行うことができ、簡単な構成
で種々の所望の高次式からなる補正波形を得ることがで
きるものである。
び加算器10を用いて繰り返し演算を行うことによっ
て、計数値(X)に応じた補正波形(YSAW,YPARA)の
発生をソフトウェア処理で行うことができ、簡単な構成
で種々の所望の高次式からなる補正波形を得ることがで
きるものである。
【0027】さらに上述の回路において、例えば垂直周
波数が60Hz及び50Hzのシステムを考える。この
場合に、上述の水平周波数の2倍(2fH )のタイミン
グ信号を計数した計数値(X)は垂直周波数が60Hz
の場合で0→525、50Hzの場合で0→625に変
化し、その波形は図2に示すようになる。ところがこの
場合に、陰極線管に表示される画面について考えると、
表示される1フィールドの画面は互いに等しいものであ
る。一方、上述の例えば鋸歯状波とパラボラ波の補正波
形は、画面上の絶対位置に対応している。
波数が60Hz及び50Hzのシステムを考える。この
場合に、上述の水平周波数の2倍(2fH )のタイミン
グ信号を計数した計数値(X)は垂直周波数が60Hz
の場合で0→525、50Hzの場合で0→625に変
化し、その波形は図2に示すようになる。ところがこの
場合に、陰極線管に表示される画面について考えると、
表示される1フィールドの画面は互いに等しいものであ
る。一方、上述の例えば鋸歯状波とパラボラ波の補正波
形は、画面上の絶対位置に対応している。
【0028】そこで画面を基準に計数値(X)を考える
と、垂直周波数が60Hz及び50Hzのシステムでそ
れぞれ図3に実線及び破線で示すようになる。すなわち
この図から明らかなように、画面上の絶対位置でそれぞ
れの計数値(X)は比例関係にある。従って演算に用い
る計数値をX* として、X* =KXを予め計算しておく
ようにし、例えば垂直周波数が60Hzの場合はK=
1、50Hzの場合はK=0.84とすることによっ
て、画面上の絶対位置に対する画歪みの量はシステムに
関係なく一定となり、システム毎にパラメータ等を変え
る必要がなくなる。なおX* =KXの計算は乗算器7で
行うことができる。
と、垂直周波数が60Hz及び50Hzのシステムでそ
れぞれ図3に実線及び破線で示すようになる。すなわち
この図から明らかなように、画面上の絶対位置でそれぞ
れの計数値(X)は比例関係にある。従って演算に用い
る計数値をX* として、X* =KXを予め計算しておく
ようにし、例えば垂直周波数が60Hzの場合はK=
1、50Hzの場合はK=0.84とすることによっ
て、画面上の絶対位置に対する画歪みの量はシステムに
関係なく一定となり、システム毎にパラメータ等を変え
る必要がなくなる。なおX* =KXの計算は乗算器7で
行うことができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、乗算器及び加算器を
用いて繰り返し演算を行うことによって、計数値に応じ
た補正波形の発生をソフトウェア処理で行うことがで
き、簡単な構成で種々の所望の高次式からなる補正波形
を得ることができるようになった。
用いて繰り返し演算を行うことによって、計数値に応じ
た補正波形の発生をソフトウェア処理で行うことがで
き、簡単な構成で種々の所望の高次式からなる補正波形
を得ることができるようになった。
【図1】本発明による偏向補正波形発生回路の一例の構
成図である。
成図である。
【図2】説明のための線図である。
【図3】説明のための線図である。
1 インストラクションアドレス発生器 2 インストラクションROM及びRAM 3 データ用のROM 4 データ用のRAM 5 インストラクションデコーダ 6 バスライン 7 乗算器 8 レジスタ 9 セレクタ 10 加算器 11、12 アキュムレータ 13、14 出力レジスタ 15、16 D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 孝彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 村山 裕 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−43268(JP,A) 特開 昭62−234489(JP,A) 特開 昭63−665(JP,A) 特開 昭64−12716(JP,A) 特開 平1−212969(JP,A) 特開 平1−315788(JP,A) 実開 昭61−72964(JP,U) 特公 昭59−47513(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】 次数が異なる複数種の補正波形のそれぞ
れに対応した複数の補正係数と水平周波数の整数倍のタ
イミング信号を計数した計数値とが格納されるメモリ
と、上記メモリに格納された上記補正係数及び計数値を乗算
する乗算器と、 上記乗算器からの乗算結果若しくは上記メモリに格納さ
れた係数及び先に演算された演算結果若しくはリセット
値を加算する加算器と、 これらの乗算器、加算器及びメモリの動作を制御する制
御手段とからなり、 水平同期信号のタイミングを計数した計数値が供給され
るごとに、この計数値に基づいて上記メモリから上記次
数が異なる複数種の補正波形のそれぞれに対応した複数
の補正係数を高次の補正波形に対応する補正係数の側か
ら順番に読み出して、上記乗算器及び加算器を用いて繰
り返し演算を行うことによって、高次式で表される複数
種の補正波形を得るようにした偏向補正波形発生回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04685491A JP3327397B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 偏向補正波形発生回路 |
US07/848,225 US5258840A (en) | 1991-03-12 | 1992-03-09 | Apparatus for generating television raster distortion correction signals by mathematical calculations using horizontal sync signals |
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