JP3326707B2 - 電話端末装置 - Google Patents

電話端末装置

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JP3326707B2
JP3326707B2 JP04906294A JP4906294A JP3326707B2 JP 3326707 B2 JP3326707 B2 JP 3326707B2 JP 04906294 A JP04906294 A JP 04906294A JP 4906294 A JP4906294 A JP 4906294A JP 3326707 B2 JP3326707 B2 JP 3326707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話機能と共に、音声
データの記録/再生機能を有する電話端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電話端末装置に磁気テープレコーダの機
能を設けて、留守番電話機とした構成が知られている。
この場合、電話端末装置は、アナログ回線に接続され
て、アナログ音声信号を磁気テープに記録し、必要に応
じて再生するものである。この記録/再生手段としての
磁気テープレコーダは、記録媒体の磁気テープを長さを
長くして記録容量の増大を図ることは比較的容易である
が、ランダム的な記録/再生が困難である。そこで、半
導体集積回路メモリ(以下「ICメモリ」と略称する)
を記録/再生手段の記録媒体とする構成が知られてい
る。
【0003】このICメモリを記録/再生手段の記録媒
体とした場合、ランダム的な記録/再生が容易である
が、記録容量を大きくすることは容易ではなく、又アナ
ログ回線に接続された電話端末装置に於いては、アナロ
グ音声信号をディジタル音声信号に変換してICメモリ
に記録し、このICメモリから読出したディジタル音声
信号をアナログ音声信号に変換するアナログ/ディジタ
ル変換手段を設ける必要がある。
【0004】又電話網もディジタル化され、電話端末装
置もディジタル化されている。この場合は、ディジタル
音声信号をICメモリに記録することが容易となる。又
ディジタル携帯電話端末装置に於いては、高能率符号化
により音声データとしてのデータ量の削減を図ってい
る。この高能率符号化方式として、例えば、CELP
(Code Excited Linear Pred
iction)方式や、RPE−LTP(Regula
r Pulse Excitation LongTe
rm Prediction)方式等が知られており、
その為の音声信号の符号化復号化を行う音声符号器を備
えた構成を適用している。又通信方式として、TDMA
(Time Devision Multiple A
ccess )方式が一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電話端末装置に付加し
た記録/再生手段の記録媒体として、磁気テープを用い
た従来の構成に於いては、記録容量を大きくすることは
比較的容易であるが、ランダム的な記録/再生が困難で
ある。これに対して、ICメモリを用いた従来の構成
は、ランダム的に記録/再生が容易であるが、記録容量
を大きくすることは困難である。又従来の構成に於いて
は、記録可能の残量を表示する機能がなく、今後の通話
内容等の記録が可能か否かを即時的に認識することがで
きない問題もあった。
【0006】本発明は、高能率符号化方式を適用した電
話端末装置に於いて、ICメモリを記録媒体として用
い、その記録媒体の残量等を表示可能とすることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電話端末装置
は、図1を参照して説明すると、音声信号の高能率の符
号化復号化を行う音声符号器3と、各部を制御するプロ
セッサ(CPU)5と、符号化された音声データの送受
信タイミングを制御するタイミング制御回路4と、各種
の情報を表示する表示部とを含む電話端末装置であっ
て、プロセッサ5の制御により符号化音声データの書込
み及び読出しを行うメモリ10と、音声符号器3とタイ
ミング制御部4とプロセッサ5との相互間で、符号化音
声データを転送する音声データインタフェース回路9と
を備え、プロセッサ5は、メモリ10を複数の領域に分
割したメモリバンク構成の各メモリバンクの先頭アドレ
スを格納するアドレス格納部12と、各メモリバンクに
対する書込み又は読出しを行った符号化音声データをカ
ウントして、各メモリバンクの領域の大きさに対応した
録音可能時間,メモリ残量,既録音時間,残再生時間
を、表示部に表示可能とする為のカウンタ部11と、符
号化音声データをメモリ10に書込んだ時の日時情報を
記録して、日時情報を表示部に表示する為のタイムスタ
ンプ部13とを備え ている。
【0008】又メモリ10は、留守応答メッセージ,留
守番伝言,通話送信音声データ,通話受信音声データ,
非通話時メモ音声データの各符号化音声データの記録領
域を含む複数の領域に分割したメモリバンク構成を有
し、プロセッサ5は、メモリバンクの個数及び各メモリ
バンクの領域の大きさを設定する入力に従って各メモリ
バンクの先頭アドレスをアドレス格納部12に格納する
構成及びメモリ10に対する符号化音声データの書込時
の日時情報を時計部から求めて、メモリバンク対応にタ
イムスタンプレジスタに記録するタイムスタンプ部13
を備えている。
【0009】
【作用】高能率符号化された音声データの記録媒体とし
てメモリ10(ICメモリ)を用い、且つ複数の領域に
分割したメモリバンク構成として、各メモリバンクは、
アドレス格納部12に格納された先頭アドレスによりア
クセスすることが可能であり、又カウンタ部11により
メモリバンク対応の使用量等をカウントすることによ
り、メモリバンク対応の残量をモニタ出力として示すよ
うに出力して、図示を省略した表示部に表示することが
できる。又タイムスタンプ部13により音声データの記
録日時を表示部に表示することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の原理的構成を示すもので、各
部を制御するプロセッサ(CPU)5と、このプロセッ
サ5の制御により符号化音声データの書込み及び読出し
を行うメモリ10と、高能率の符号化復号化を行う音声
符号器3と、ディジタル回線との間でフレーム同期をと
って符号化音声データの送受信を行うタイミング制御部
4と、タイミング制御部4とプロセッサ5と音声符号器
3との相互間で、符号化音声データを転送する音声デー
タインタフェース回路9とを備えている。
【0011】そして、プロセッサ5は、メモリ10を複
数の領域に分割したメモリバンク構成の各メモリバンク
の先頭アドレスを格納するアドレス格納部12と、各メ
モリ バンクに対する書込み又は読出しを行った符号化音
声データをカウントして、各メモリバンクの領域の大き
さに対応した録音可能時間,メモリ残量,既録音時間,
残再生時間を、表示部(図示を省略)にモニタ出力とし
て示すように転送して表示可能とする為のカウンタ部1
1と、符号化音声データをメモリ10に書込んだ時の日
時情報を記録して、日時情報を表示部に表示する為のタ
イムスタンプ部13とを備えている。
【0012】ディジタル回線を介して受信した符号化音
声データを、タイミング制御回路4によりフレーム同期
をとって抽出し、音声データインタフェース回路9を介
して音声符号器3に入力し、音声信号に復号化し、図示
を省略したスピーカ(受話器)に転送する。又プロセッ
サ5の制御により、音声データインタフェース回路9を
介して符号化音声データをメモリ10に記録することが
できる。又図示を省略したマイクロホン(送話器)から
の音声信号を音声符号器3により符号化し、その符号化
音声データを音声データインタフェース回路9を介して
タイミング制御回路4からディジタル回線に送出する。
又プロセッサ5の制御により、音声データインタフェー
ス回路9を介して符号化音声データをメモリ10に記録
することができる。
【0013】プロセッサ5の制御によるメモリ10に対
する記録/再生としては、(a).記録機能(録音機
能)と、(b).再生機能と、(c).クリア機能とを
含むもので、それぞれの機能は下記に示すものとなる。 (a).記録機能(録音機能) .留守応答メッセージの録音 .留守番伝言の録音 .通話時上りチャンネル音声の録音 .通話時下りチャンネル音声の録音 .非通話時のメモ録音 (b).再生機能 .着呼時における留守応答メッセージの発信のための
再生 .上述の〜の録音内容の通話時上りチャンネル発
信のための再生 .上述の〜の録音内容のチェックのための再生 (c).クリア機能 .上述の〜の録音内容のクリア
【0014】図2は本発明の一実施例の全体構成を示
し、1はマイク、2はスピーカ、3は音声符号器、4は
タイミング制御回路、5はプロセッサ(CPU)、6は
表示・キーボード制御部、7は表示部、8はキーボー
ド、10はメモリ、11はカウンタ部、12はアドレス
格納部、13はタイムスタンプ部を示す。マイク1は、
一般の送話器に相当し、又スピーカ2は、一般の受話器
に相当する。又表示部7は、表示・キーボード制御部6
からの情報を表示するものである。
【0015】メモリ10は、前述のICメモリであり、
複数の領域に分割してメモリバンク構成とし、このメモ
リ10に対してプロセッサ5の制御により符号化された
音声データの記録/再生を行うものである。又音声符号
器3は、マイク1からの音声信号に対して高能率符号化
を行い、又高能率符号化された音声データを復号化して
スピーカ2に加えるもので、例えば、DSP(Digi
tal SignalProcessor)の演算機能
によって実現することができる。
【0016】又表示・キーボード制御部6は、プロセッ
サ5からの情報を表示部7に於いて表示できるように転
送し、又キーボード8からの入力情報をプロセッサ5に
転送する機能を有するものである。従って、プロセッサ
5のカウンタ部11により、メモリ10に記録した音声
データ量をカウントすることにより、そのカウント値と
メモリ10のメモリバンクの容量とを用いた使用量等を
表示部7に表示することができる。又タイムスタンプ部
13による音声データの記録日時情報を表示部7に表示
することができる。
【0017】図3は、シリアルデータ転送を行う機能の
音声データインタフェース回路を示し、15はシフトレ
ジスタ等による双方向バッファ、16は切換器、17は
音声 符号器3とタイミング制御回路4との間の上りチャ
ネル、18は音声符号器3とタイミング制御回路4との
間の下りチャネルを示す。又タイミング制御回路4から
音声符号器3に対して、フレーム同期信号と、クロック
1とが転送される。又切換器16は、プロセッサ5から
のパス切換制御信号により、双方向バッファ15に対し
て、上りチャネル17と下りチャネル18との何れかを
切替えるものである。
【0018】又プロセッサ5から双方向バッファ15に
対して、方向切換制御信号とクロック2とを加え、プロ
セッサ5と双方向バッファ15との間で符号化音声デー
タをシリアルデータとして転送する。その場合のバッフ
ァモニタ信号により、双方向バッファ15の状態をプロ
セッサ5により監視することができる。
【0019】従って、音声符号器3から上りチャネル1
7に送出された符号化音声データを、切換器16と双方
向バッファ15とを介してプロセッサ5が取込み、メモ
リ10(図2参照)に記録することができる。又タイミ
ング制御回路4から下りチャネル18に送出された符号
化音声データを、切換器16と双方向バッファ15とを
介してプロセッサ5が取込み、メモリ10(図2参照)
に記録することができる。
【0020】又再生時は、メモリ10に記録した符号化
音声データを、プロセッサ5の制御により読出して、例
えば、双方向バッファ15と切換器16とを介して、上
りチャネル17に送出し、タイミング制御回路4を介し
て送信することができる。又双方向バッファ15と切換
器16とを介して、下りチャネル18に送出し、音声符
号器3により復号化して、スピーカ2(図2参照)に送
出して再生することができる。この場合、双方向バッフ
ァ15に対して、バッファモニタ信号を用いてアンダー
フローやオーバーフローが生じないように、切換器16
を介して符号化音声データの転送制御又はメモリ10と
の間で符号化音声データの転送制御を行うことができ
る。
【0021】図4はパラレルインタフェース構成の場合
を示し、19はバッファ機能を有する双方向シリアル・
パラレル変換回路を示す。この双方向シリアル・パラレ
ル変換回路19とプロセッサ5との間は、パラレルデー
タ転送の構成とし、プロセッサ5から双方向シリアル・
パラレル変換回路19に対してチップセレクタ信号と方
向切換制御信号とを加える。そして、上りチャネル17
又は下りチャネル18とを切換器器16により双方向シ
リアル・パラレル変換回路19との間を切換えて、プロ
セッサ5の制御によるメモリとの間の符号化音声データ
の転送制御を行うもので、記録/再生制御については、
図3に示すシリアルインタフェース構成の場合と同様で
ある。
【0022】符号化音声データの記録/再生を行うメモ
リ10(図2参照)は、複数の領域に分割してメモリバ
ンク構成とするもので、図5はその一例を示し、バンク
1〜バンク5をそれぞれ同一のNワード構成とし、前述
の.留守応答メッセージの録音の領域、.留守番伝
言の録音の領域、.通話時上りチャンネル音声の録音
の領域、.通話時下りチャンネル音声の録音の領域、
.非通話時のメモ録音の領域とすることができる。
【0023】又図6に示すように、メモリ10のバンク
1〜バンク5の領域の大きさを異なるように構成するこ
とができる。即ち、N1ワード〜N5ワードがそれぞれ
相違する場合を示す。即ち、記録に必要とする領域の大
きさにそれぞれ設定することができる。
【0024】又図7に示すように、それぞれ同一のNワ
ードの領域を有し、バンク1〜バンク5について、バン
ク2−1,バンク2−2として示すように、.留守番
伝言の録音の領域を2個形成することができる。
【0025】又図8に示すように、図6に示すメモリ構
成と図7に示すメモリ構成とを組み合わせたメモリ構成
とすることができる。即ち、各バンク1〜バンク5の領
域の大きさが相違し、且つ.留守番伝言の録音の領域
を2個形成し、このバンク2 −1,2−2の総ワード数
をMワードとすると、それぞれM/2ワードの領域の大
きさとした場合を示す。
【0026】メモリの各バンク1〜バンク5に対する符
号化音声データの記録可能時間は、符号化音声データの
符号化レートと、バンク1〜バンク5の領域の大きさを
示すワード数とによって定まり、符号化レートが大きい
程、記録可能時間は長くなり、又バンク1〜バンク5の
領域が大きい程、記録可能時間は長くなる。
【0027】又カウンタ部11(図2参照)は、メモリ
バンク対応のワード数と、総ワード数とを格納したカウ
ンタバッファと、メモリバンク対応の使用ワード数をカ
ウントするメモリバンク対応のカウンタからなるカウン
タファイルとを含む構成を有するものであり、又ワード
は、カウンタ値が過大とならない程度に正規化された大
きさとすることができる。例えば、1秒単位等の大きさ
とすることができる。又メモリバンクの大きさをそれぞ
れ相違させた構成とする場合、キーボードからユーザが
設定することもできる。
【0028】図9に於いて、21はプロセッサの内部バ
ス、22はカウンタファイル、23はカウンタバッフ
ァ、6は表示・キーボード制御部,7は表示部、8はキ
ーボードを示し、カウンタファイル22のC1〜C5
は、例えば、図5に示すバンク1〜バンク5対応のカウ
ンタを示す。又カウンタバッファ23は、単一のカウン
タバッファCB1により構成されている。
【0029】図5に示すバンク1〜バンク5の構成の場
合、それぞれNワード構成であるから、カウンタバッフ
ァCB1には値Nが設定されており、例えば、バンク2
に留守伝言録音を行う場合に、そのバンク2に1ワード
格納する毎に、カウンタC2をカウントアップし、カウ
ント値がNになるまで格納することができる。そして、
このカウンタC2のカウント値を、表示部7に対して録
音時間として表示し、Nワードを録音可能時間とする
と、現在のカウント値を値Nから減算することにより、
残りの録音可能時間として表示部7に表示することがで
きる。他のバンク 1,バンク3〜バンク5に対しても同
様に制御することができる。
【0030】バンク1〜バンク5対応に記録内容をクリ
アすることが可能であるから、その時に、クリアしたバ
ンク1〜バンク5対応のカウンタC1〜C5のカウント
値もクリアすることになる。
【0031】図10は、図6に示すメモリバンク構成に
対するカウンタ部の構成を示すもので、図9と同一符号
は同一部分を示す。この場合のカウンタバッファ23
は、バンク1〜バンク5対応にカウンタバッファCB1
〜CB5と、総ワード数NTを設定するカウンタバッフ
ァCBTを含む構成とする。
【0032】図6に於けるN1ワード〜N5ワードのそ
れぞれのバンク1〜バンク5についての設定は、キーボ
ード8の入力操作によって行うことができるもので、カ
ウンタバッファCBTに総ワード数NTが初期値として
設定されており、例えば、バンク1をN1ワード構成と
する設定入力により、カウンタバッファCB1にN1が
設定され、カウンタバッファCBTの内容は(NT−N
1)の値となる。又バンク2をN2ワード構成とする設
定入力により、カウンタバッファCB2にN2が設定さ
れ、カウンタバッファCBTの内容は、(NT−N1−
N2)となる。以下同様にして、カウンタバッファCB
Tの内容が零となるまで、各バンクの大きさを設定する
ことができる。各バンクについての設定終了により、カ
ウンタバッファCBTは、初期値のNTに再設定され
る。
【0033】この場合、例えば、バンク2に対する留守
伝言録音は、1ワード格納する毎に、カウンタC2のカ
ウントアップを行い、カウンタバッファCB2に設定さ
れたN2の値になるまで格納することができる。又カウ
ンタC2のカウント値と、カウンタバッファCB2の設
定値とを差を、その後の録音可能時間として表示部し7
に表示することができる。
【0034】図11は、図7に示すメモリバンク構成に
対するカウンタ部の構成を示すもの で、図9に示すカウ
ンタ部の構成に、バンク2−1,バンク2−2に対応す
るカウンタC2−1,C2−2を設けた構成に相当す
る。この場合、留守伝言録音のバンクを2個形成した場
合であり、例えば、カウンタC2−1の値が零の時は、
バンク2−1に格納し、カウンタC2−1の値が零でな
い時は、バンク2−2に格納することになる。
【0035】図12は、図8に示すメモリバンク構成に
対するカウンタ部の構成を示すもので、図10に示すカ
ウンタ部の構成に、バンク2−1,バンク2−2に対応
するカウンタC2−1,C2−2を設け、カウンタバッ
ファCB2には、留守伝言録音領域の全体ワード数をM
とし、分割数をkとした時に、M/kの値を設定するも
のである。それにより、例えば、バンク2−1には、k
=2として、M/2のワード数まで留守伝言録音が可能
となる。
【0036】図13はアドレス格納部12(図2参照)
の説明図であり、プロセッサ5の内部バス21にスター
トアドレスレジスタファイル24を接続した構成を示
し、メモリ10のバンク1〜バンクし5の先頭アドレス
ST1〜ST5を格納する。この場合、図5に示すよう
に、メモリ10の各バンク1〜バンク5がNワード構成
であると、バンク1の先頭アドレスST1=AD1とし
た時、バンク2の先頭アドレスST2=AD1+N、バ
ンク3の先頭アドレスST3=AD1+2Nとなる。以
下同様にして、ST4=AD1+3N、ST5=AD1
+4Nとなる。
【0037】又図6に示すようなメモリ10のバンク構
成の場合は、バンク1〜バンク5対応に領域の大きさが
異なり、図10について説明したように、キーボード8
からの設定入力に従って、カウンタバッファCB1〜C
B5の値N1〜N5が設定され、それに従って、各バン
ク1〜バンク5のそれぞれの先頭アドレスが、スタート
アドレスレジスタファイル24に格納される。
【0038】図14はタイムスタンプ部13(図2参
照)の構成を示し、時計部25と、タイムスタンプレジ
スタファイル26とを含み、時計部25は、“年,月,
日,時 ,分”等による日時情報を出力する構成を有する
ものである。又タイムスタンプレジスタファイル26
は、例えば、図5に示すメモリ10のバンク1〜バンク
5対応のタイムスタンプレジスタTSR1〜TSR5を
有し、各バンク1〜バンク5に対する符号化音声データ
の記録時の時計部25による日時情報を、タイムスタン
プレジスタTSR1〜TSR5に格納する。このタイム
スタンプレジスタTSR1〜TSR5に格納された日時
情報は、キーボード等による表示要求入力に従って、表
示・キーボード制御部6を介して表示部7に加えられ、
符号化音声データの記録日時を表示することができる。
【0039】次に、本発明の電話端末装置に於ける符号
化音声データの記録/再生の制御動作について説明す
る。なお、〜は、前述の(a).記録機能(録音機
能)の.留守応答メッセージの録音、.留守番伝言
の録音、.通話時上りチャンネル音声の録音、.通
話時下りチャンネル音声の録音、.非通話時のメモ録
音と、(b).再生機能の.着呼時における留守応答
メッセージの発信のための再生、.上述の〜の録
音内容の通話時上りチャンネル発信のための再生、.
上述の〜の録音内容のチェックの為の再生と、
(c).クリア機能の.上述の〜の録音内容のク
リアとについての機能に対応する。
【0040】(1) 初期化 ユーザは、メモリ10のバンク数, バンク長をキーボー
ド8等から設定することができ、この設定に応じて、カ
ウンタ部11のカウンタファイル22とカウンタバッフ
ァ23との設定及びアドレス格納部12のスタートアド
レスレジスタファイル24の設定とが行われる。
【0041】(2) 録音 機能〜に対応する録音は、次のようにして行われ
る。 .留守応答メッセージの録音 .非通話時のメモ録音 非通話時にマイク1から入力された音声信号は、音声符
号器3により符 号化され、符号化音声データは、上りチ
ャンネルから音声データインタフ ェース回路9を介して
プロセッサ5の制御によりメモリ10の該当バンク に可
能な時間分まで格納される。この場合の録音可能時間や
使用状況を表 示部7に表示し、又録音日時情報を、タイ
ムスタンプ部13に格納する。
【0042】.留守番伝言の録音 留守着信時に、メモリ10から読出した留守応答メッセ
ージを送信した 後、下りチャンネルを介して受信した伝
言を、音声データインタフェース 回路9を介してプロセ
ッサ5の制御により、メモリ10の該当バンクに録 音可
能な時間分格納される。この時の日時情報をタイムスタ
ンプ部13に 格納する。
【0043】.通話時上りチャンネル音声の録音 マイク1から入力された音声信号が音声符号器3により
符号化され、こ の符号化音声データが上りチャンネルか
ら音声データインタフェース回路 9を介して、プロセッ
サ5の制御によりメモリ10の該当バンクに可能な 時間
分まで格納される。この時の録音可能時間や使用状況を
表示部7に表 示し、日時情報をタイムスタンプ部13に
格納する。
【0044】.通話時下りチャンネル音声の録音 下りチャンネルを介して通話相手の符号化音声データが
音声データイン タフェース回路9を介して、プロセッサ
5の制御によりメモリ10の該当 バンクに可能な時間分
まで格納される。この時の録音可能時間や使用状況 を表
示部7に表示し、日時情報をタイムスタンプ部13に格
納する。
【0045】(3) 再生 機能〜に対応する再生は、次のようにして行われ
る。 .留守応答メッセージの発信のための再生 留守着信時に、プロセッサ5の制御により、メモリ10
の該当バンクか ら符号化音声データのメッセージが、音
声データインタフェース回路9を 介して上りチャネルに
送出される。 .〜の録音内容の通話時上りチャンネル発信のた
めの再生 通話時に、上述の〜による録音された符号化音声デ
ータの中の所望 のものが、プロセッサ5の制御によって
メモリ10バンクから読出されて 、音声データインタフ
ェース回路9を介して上りチャネルに送出される。 この
場合、マイク1からの入力音声については、上りチャネ
ルに送出され ないように制御される。 .〜の録音内容のチェックのための再生 非通話時に、上述の〜によるメモリ10に録音され
た中の所望のも のが該当バンクからプロセッサ5の制御
により読出され、音声データイン タフェース回路9を介
して音声符号器3に加えられ、復号化された音声信 号が
スピーカ2に加えられて再生出力さされる。それによ
り、録音内容を チェックすることができる。この場合、
既録音時間や再生残量を表示部7 に表示し、且つ録音し
た時の日時情報もタイムスタンプ部13に格納した 日時
情報を表示部7に表示することができる。 (4) クリア 上述の機能によってクリアを行うと、クリアするバン
クに対応するカ ウンタの値が0にセットされる。即ち、
メモリ10のバンクに記録された 符号化音声データのク
リアに伴って、そのバンク対応のカウンタのカウン ト値
もクリアされて、そのバンク内が空きであることを示
す。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、音声信
号の高能率の符号化復号化を行う音声符号器3と、各部
を制御するプロセッサ5と、タイミング制御回路4と、
表示部7と、メモリ10と、音声データインタフェース
回路9とを含み、メモリ10を所謂ICメモリとし、且
つ複数領域に分割してメモリバンク構成とし、又プロセ
ッサ5は、メモリバンクの先頭アドレスを格納するアド
レス格納部12と、各メモリバンクに対する書込み又は
読出しを行った符号化音声データをカウントして 、各メ
モリバンクの領域の大きさに対応した録音可能時間,メ
モリ残量,既録音時間,残再生時間を表示部7に表示可
能とする為のカウンタ部11と、符号化音声データをメ
モリ10に書込んだ時の日時情報を記録し、その日時情
報を表示部7に表示する為のタイムスタンプ部13とを
含む構成を有するもので、例えば、メモリ10を、留守
応答メッセージと、留守伝言と、上り,下りの通話内容
と、非通話時のメモ録音とに対応したバンク構成として
記録/再生を行い、又カウンタ部11によりバンク対応
の使用量をカウントして、録音可能時間等を表示部7に
表示させることができ、又タイムスタンプ部13の記録
内容を表示部7に表示させて、何時録音したものである
かを識別することができる。従って、通話時や非通話時
に於ける各種の符号化音声データの記録/再生を、ユー
ザの要求に従って効率良く実行することができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の全体構成を示す図である。
【図3】音声データインタフェース回路の構成例(1)
を示す図である。
【図4】音声データインタフェース回路の構成例(2)
を示す図である。
【図5】メモリ割当1の場合のメモリ割当方法の例を示
す図である。
【図6】メモリ割当2の場合のメモリ割当方法の例を示
す図である。
【図7】メモリ割当3の場合のメモリ割当方法の例を示
す図である。
【図8】メモリ割当4の場合のメモリ割当方法の例を示
す図である。
【図9】メモリ割当1の場合のカウンタ部の構成を示す
図である。
【図10】メモリ割当2の場合のカウンタ部の構成を示
す図である。
【図11】メモリ割当3の場合のカウンタ部の構成を示
す図である。
【図12】メモリ割当4の場合のカウンタ部の構成を示
す図である。
【図13】アドレス格納部の構成を示す図である。
【図14】タイムスタンプ部の構成を示す図である。
【符号の説明】
3 音声符号器 4 タイミング制御回路 5 CPU 9 音声データインタフェース回路 10 メモリ 11 カウンタ部 12 アドレス格納部 13 タイムスタンプ部 15 双方向バッファ 19 双方向シリアル・パラレル変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−21245(JP,A) 特開 平5−336264(JP,A) 特開 平4−223742(JP,A) 特開 昭61−147648(JP,A) 特開 平4−167743(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/64 - 1/658

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号の高能率の符号化復号化を行う
    音声符号器と、各部を制御するプロセッサと、符号化さ
    れた音声データの送受信タイミングを制御するタイミン
    グ制御回路と、各種の情報を表示する表示部とを含む電
    話端末装置に於いて、 前記プロセッサの制御により符号化音声データの書込み
    及び読出しを行うメモリと、 前記音声符号器と前記タイミング制御部と前記プロセッ
    サとの相互間で前記符号化音声データを転送する音声デ
    ータインタフェース回路とを備え、 且つ前記プロセッサは、前記メモリを複数の領域に分割
    したメモリバンク構成の各メモリバンクの先頭アドレス
    を格納するアドレス格納部と、前記各メモリバンクに対
    する書込み又は読出しを行った符号化音声データをカウ
    ントして該各メモリバンクの領域の大きさに対応した録
    音可能時間,メモリ残量,既録音時間,残再生時間を前
    記表示部に表示可能とする為のカウンタ部と、符号化音
    声データを前記メモリに書込んだ時の日時情報を記録し
    て、該日時情報を前記表示部に表示する為のタイムスタ
    ンプ部とを備えた ことを特徴とする電話端末装置
  2. 【請求項2】 前記メモリは、留守応答メッセージ,留
    守番伝言,通話送信音声データ,通話受信音声データ,
    非通話時メモ音声データの各符号化音声データの記録領
    域を含む複数の領域に分割したメモリバンク構成を有
    し、前記プロセッサは、前記メモリバンクの個数及び各
    メモリバンクの領域の大きさを設定する入力に従って各
    メモリバンクの先頭アドレスを前記アドレス格納部に格
    納する構成及び前記メモリに対する符号化音声データの
    書込時の日時情報を時計部から求めて前記メモリバンク
    対応にタイムスタンプレジスタに記録するタイムスタン
    プ部を備えたことを特徴とする請求項1記載の電話端末
    装置。
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