JP3325653B2 - 車両のスリップ制御装置 - Google Patents

車両のスリップ制御装置

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JP3325653B2
JP3325653B2 JP15320293A JP15320293A JP3325653B2 JP 3325653 B2 JP3325653 B2 JP 3325653B2 JP 15320293 A JP15320293 A JP 15320293A JP 15320293 A JP15320293 A JP 15320293A JP 3325653 B2 JP3325653 B2 JP 3325653B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、アンチスキッドブレ
ーキ装置を利用した車両のスリップ制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車両のブレーキシステムとして、制動時
における車輪のロックないしスキッド状態の発生の防止
を目的としたアンチスキッドブレーキ装置が装備される
ことがある。このアンチスキッドブレーキ装置は、一般
に車輪の回転速度を検出する車輪速センサと、マスター
シリンダからブレーキホイールシリンダへのブレーキ液
圧を調整する液圧調整手段と、上記車輪速センサによっ
て検出された車輪速に基づいて上記液圧調整手段を制御
するコントロールユニット(ECU)とを有する。このコ
ントロールユニットは、例えば車輪速センサによって検
出された車輪速に基づいて車輪の加減速度を算出して、
車輪減速度が所定値よりも小さくなったときには上記液
圧調整手段を減圧制御することによりブレーキホイール
シリンダの制動圧を低下させると共に、制動圧の低下に
よって解放された車輪の回転速度が増大して、車輪加速
度が所定値に達したときには上記液圧調整手段を増圧制
御することによりブレーキホイールシリンダの制動圧を
増大させる。そして、このような一連の制動圧制御(以
下、ABS制御という)を、例えば車両が停止するまで
継続して行わせることにより、急減速制動時における車
輪のロックないしスキッド状態が防止されて、当該車両
を方向安定性を失わせることなく可及的に短い制動距離
で停止させることが可能となる(例えば実開昭58−3
0564号公報参照)。
【0003】また一方、これとは別に最近では、滑り易
い路面での車両の発進時やコーナリング時などに駆動輪
の路面に対するスリップ率が過大(空転状態)になるのを
防止して、発進性、加速性や車両安定性を満足させるよ
うにした所謂スリップ制御装置(ブレーキ力トラクショ
ン制御およびエンジントルクトラクション制御装置)が
種々提案されるようになっている(例えば特開昭63−
166649号公報参照)。
【0004】上記スリップ制御は、要するに駆動輪への
付与トルク(トラクション)を低減することにより行なわ
れ、このため駆動輪へ制動力を与えるブレーキ制御やエ
ンジンの発生トルク(出力)を低下させるエンジン制御
(例えば燃料カット、点火時期のリタードなど)が行なわ
れる。このブレーキ制御およびエンジン制御の場合共
に、駆動輪の路面に対する実際のスリップ値が所定の目
標値となるようにフィードバック制御される。
【0005】ところで、上記のようなスリップ制御装置
において、上述のようにアンチスキッドブレーキ装置を
備えたものでは同装置を利用したブレーキトラクション
制御が行なわれ、そのために、ブレーキ用ホイールシリ
ンダに油圧(ブレーキ液圧)を供給する油圧源をアンチス
キッドブレーキ(以下ABSという)用とブレーキトラク
ション用の2組設け、それらの液圧系統を運転者のペダ
ル操作に応じて作動する通常のブレーキ油圧系統から運
転者の意志と関係なく作動する増減圧ピストンを介した
ブレーキトラクション制御用液圧系統に切換える液圧系
統切換弁を有しており、該液圧系統切換弁の切換えによ
り上記2組の液圧系統を任意に選択してABS制御又は
ブレーキトラクション制御を実現するようになっている
(例えば特開昭63−215453号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
液圧系統切換弁および増減圧ピストンを備えたスリップ
制御装置では、上記ブレーキトラクション制御中におい
て、ブレーキペダルが踏まれてブレーキスイッチがON
になりブレーキトラクション制御が終了すると、上記液
圧系統切換弁が開弁されてアンチスキッドブレーキ用液
圧系統をマスターシリンダ側に連通させるように制御さ
れるが、その時に上記ブレーキトラクション制御により
ブレーキホイールシリンダ側のブレーキ液圧は相当な高
圧状態となっているために、上記ブレーキトラクション
制御OFF時に当該高圧状態のブレーキ液がマスターシ
リンダ側に急激に逆流してマスターシリンダのシール部
を損傷する恐れを生じる問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1、2に
載の発明は、各々上記の問題を解決することを目的とし
てなされたものであって、それぞれ次のように構成され
ている。
【0008】(1) 請求項1記載の発明の構成 この発明の車両のスリップ制御装置は、供給液圧に応じ
てブレーキを作動させるブレーキホイールシリンダと、
該ブレーキホイールシリンダに対してブレーキペダルの
踏力に応じたブレーキ液圧を供給するマスターシリンダ
と、該マスターシリンダから上記ブレーキホイールシリ
ンダに対して供給されるブレーキ液圧を所定の液圧調整
手段を介して増減圧するアンチスキッドブレーキ用液圧
発生回路と、上記ブレーキホイールシリンダに対して増
圧ピストンを介して増圧されたブレーキ液圧を供給する
ブレーキトラクション制御用液圧発生回路と、該ブレー
キトラクション制御用液圧発生回路に設けられ上記増圧
ピストンに供給される液圧を発生させる液圧発生手段
と、該液圧発生手段からの液圧を増減圧制御するブレー
キトラクション制御用開閉弁と、ブレーキトラクション
制御時に上記増圧ピストンからのブレーキ液圧が上記ブ
レーキホイールシリンダにのみ供給されるように上記マ
スターシリンダから上記ブレーキホイールシリンダへの
メイン液路のブレーキトラクション制御用液圧発生回路
が接続される点よりブレーキホイールシリンダ側の液路
を閉じる液圧系統切換弁とを備えてなる車両において、
ブレーキトラクション制御時には上記液圧系統切換弁お
よびブレーキトラクション制御用開閉弁を共に閉弁制御
する一方、当該ブレーキトラクション制御終了時には上
記ブレーキトラクション制御用開閉弁を開弁した後当該
ブレーキトラクション制御終了時原因に応じブレーキO
Nによりブレーキトラクション制御が終了した時とそう
でないとき時とで異なる時間に設定される所定時間
過後に液圧系統切換弁を開弁制御する開閉弁制御手段を
設けて構成されている。
【0009】(2) 請求項2記載の発明の構成 この発明の車両のスリップ制御装置は、供給液圧に応じ
てブレーキを作動させるブレーキホイールシリンダと、
該ブレーキホイールシリンダに対してブレーキペダルの
踏力に応じたブレーキ液圧を供給するマスターシリンダ
と、該マスターシリンダから上記ブレーキホイールシリ
ンダに対して供給されるブレーキ液圧を所定の液圧調整
手段を介して増減圧するアンチスキッドブレーキ用液圧
発生回路と、上記ブレーキホイールシリンダに対して増
圧ピストンを介して増圧されたブレーキ液圧を供給する
ブレーキトラクション制御用液圧発生回路と、該ブレー
キトラクション制御用液圧発生回路に設けられ上記増圧
ピストンに供給される液圧を発生させる液圧発生手段
と、該液圧発生手段からの液圧を増減圧制御するブレー
キトラクション制御用開閉弁と、ブレーキトラクション
制御時に上記増圧ピストンからのブレーキ液圧が上記ブ
レーキホイールシリンダにのみ供給されるように上記マ
スターシリンダから上記ブレーキホイールシリンダへの
メイン液路のブレーキトラクション制御用液圧発生回路
が接続される点よりブレーキホイールシリンダ側の液路
を閉じる液圧系統切換弁とを備えてなる車両において、
上記ブレーキトラクション制御用液圧発生回路は、上記
増圧ピストンに対して所定の作動 液圧を供給する液ポン
プの吐出側に、該液ポンプの吐出側液路の液圧力が所定
値以上になった時に当該液路の作動液をリリーフする圧
力リリーフ弁を備えて構成されている
【0010】
【作用】本願の請求項1、2に項記載の発明の車両のス
リップ制御装置は、各々上記各構成に対応して各々次の
ような作用を奏する。
【0011】(1) 請求項1記載の発明の作用 この発明の車両のスリップ制御装置の構成では、上述の
ように、アンチスキッドブレーキ制御およびブレーキト
ラクション制御を共に可能とした車両において、ブレー
キトラクション制御時には上記液圧系統切換弁およびブ
レーキトラクション制御用開閉弁を共に閉弁制御する一
方、当該ブレーキトラクション制御終了時には先ず上記
ブレーキトラクション制御用開閉弁を開弁して増圧ピス
トンによる増圧力を低下させるようにし、その後ブレー
キトラクション制御がブレーキONで終了した時とそう
でない時とで異なる時間に設定された所定時間が経過し
てブレーキホイールシリンダ側の液圧が当該終了原因に
応じた適切な圧力値に低下した後に初めて液圧系統切換
弁を開弁制御するようになっており、例えばブレーキト
ラクション制御がブレーキONによって終了した時には
上記所定時間を上記液圧系統切換弁が開弁されてブレー
キホイールシリンダ側とマスターシリンダ側が連通する
ようになってもブレーキホイールシリンダ側のブレーキ
液がマスターシリンダ側に急激に逆流するようなことが
なくなる時間値に設定することにより、マスターシリン
ダのシール部を損傷することを防止することができる。
【0012】他方、上記ブレーキペダルが踏まれること
なく例えばブレーキトラクション制御中の急減速によっ
てブレーキトラクション制御からアンチスキッドブレー
キ制御に移行したような時には上記所定時間を上記ブレ
ーキONによりアンチスキッドブレーキ制御に移行した
時に比較して短い時間に設定することにより、当該ブレ
ーキトラクション制御中の急減速によりアンチスキッド
ブレーキ制御に入り、 再びブレーキトラクション制御に
戻った時などにも十分な作動液圧を確保することができ
適切に対応することができるようになる。
【0013】(2) 請求項2記載の発明の作用 この発明の車両のスリップ制御装置の構成では、上述の
ように、上記ブレーキトラクション制御用液圧発生回路
は、上記増圧ピストンに対して所定の作動液圧を供給す
る液ポンプの吐出側に該液ポンプの吐出側液路の液圧力
が所定値以上になった時に当該液路の作動液をリリーフ
する圧力リリーフ弁を備えているとともに、さらに該圧
力リリーフ弁と並列にオリフィス通路を設けられてい
る。従って、増圧ピストンの増圧力が必要以上に高くな
りすぎることもなく、ブレーキトラクション制御終了時
の減圧度も早い。
【0014】従って、液圧系統切換弁が開弁されてブレ
ーキホイールシリンダ側とマスターシリンダ側が連通す
るようになってもブレーキホイールシリンダ側のブレー
キ液がマスターシリンダ側に急激に逆流してマスターシ
リンダのシール部を損傷するようなことはなくなる
【0015】
【実施例】(1) 第1実施例 図1および図2は、ABS(アンチスキッドブレーキ制
御システム)を利用した本願発明の第1実施例に係る車
両のスリップ制御装置(ブレーキトラクション制御装置)
の構成および作用を示している。
【0016】先ず図1は、同装置の通常ブレーキ、AB
S、ブレーキトラクション制御の各場合を複合したブレ
ーキ液圧制御システムの全体構成を示しており、該シス
テムは例えばFR車用のものを前提として構成されてい
る。
【0017】そして、図中、先ず符号RLは左後輪用ブ
レーキホイールシリンダ、RRは右後輪用ブレーキホイ
ールシリンダ、FLは左前輪用ブレーキホイールシリン
ダ、FRは右前輪用ブレーキホイールシリンダ、またM
CRは後輪ブレーキ用第1のマスターシリンダ、MCF
は前輪ブレーキ用第2のマスターシリンダ、MBはブレ
ーキ用マスターバッグ(真空倍力装置)、BPはブレーキ
ペダル、BSはブレーキスイッチ、VS1〜VS4は前後
各車輪の車輪速センサ、θSはステアリング操作角検出
用の舵角センサ、ECUはマイクロコンピュータよりな
るブレーキ・コントロールユニットである。
【0018】上記左後輪用ブレーキホイールシリンダR
Lは、液路(油圧配管)L1,L15,L18を介して上記駆動
輪側後輪ブレーキ用の第1のマスターシリンダMCRに
接続されている。
【0019】また上記右後輪用ブレーキホイールシリン
ダRRは、液路L2,L15,L18を介して上記後輪ブレー
キ用の第1のマスターシリンダMCRに接続されてい
る。
【0020】また上記左前輪用ブレーキホイールシリン
ダFLは、液路L3,L16,L19を介して上記前輪ブレー
キ用の第2のマスターシリンダMCFに接続されてい
る。
【0021】また上記右前輪用ブレーキホイールシリン
ダFRは、液路L4,L16,L19を介して上記前輪ブレー
キ用の第2のマスターシリンダMCFに接続されてい
る。
【0022】さらに、符号RST1は後輪側液圧系統用
の第1のリザーバタンク、RST2は前輪側液圧系統用
の第2のリザーバタンクである。該第1のリザーバタン
クRST1は、先ず第1のリリーフ弁SGV1を設けた液
路L5を介して上記液路L1の第1の電磁開閉弁SOV1
の下流側に、次に第2のリリーフ弁SGV2を設けた液
路L6を介して上記液路L2の第2の電磁開閉弁SOV2
の下流側に、さらにインレットバルブIV2、オイルポ
ンプP1、アウトレットバルブOV2、バッファチャンバ
ーDC1、チェックバルブCV6を設けた液路L9を介し
て上記第1、第2の電磁開閉弁SOV1,SOV2上流側
の後輪側メイン液路L15に各々接続されている。上記第
1、第2の電磁開閉弁SOV1,SOV2は、開ポート側
に絞り機能を有して構成されている。また、第1、第2
のリリーフ弁SGV1,SGV2は、そのリリーフ量によ
ってABS制御時およびブレーキトラクション制御時の
ブレーキ液圧をコントロールする。
【0023】また第2のリザーバタンクRST2は、先
ず第3のリリーフ弁SGV3を設けた液路L7を介して上
記液路L3の第3の電磁開閉弁SOV3の下流側に、次に
第4のリリーフ弁SGV4を設けた液路L8を介して上記
液路L4の第4の電磁開閉弁SOV4の下流側に、さらに
インレットバルブIV3、オイルポンプP2、アウトレッ
トバルブOV3、バッファチャンバーDC2、チェックバ
ルブCV7を設けた液路L10を介して前輪側メイン液路
16に各々接続されている。該第1、第2のリザーバタ
ンクRST1,RST2は、各々リザーバ液圧設定用のス
プリングを備えて構成されている。
【0024】そして、上記第1〜第4の各電磁開閉弁S
OV1〜SOV4には、各々チェック弁CV2〜CV5を設
けた第1〜第4のバイパス液路L11〜L14が設けられて
いる。
【0025】また、上記オイルポンプP1,P2は、オイ
ルポンプ駆動モータMによって共通に駆動されるように
なっている。
【0026】一方、上記後輪側メイン液路L18の途中に
は、液圧系統切換弁(電磁開閉弁)TCV1が設けられて
いるとともに、さらに、その下流側には増圧ピストンT
CPを介して2本の液路L20およびL21の一端が共通に
接続されている。該液路L20およびL21の他端は、各々
第3リザーバタンクRST3および第3のオイルポンプ
3のアウトレット側に接続されている。また、該第3
のオイルポンプP3は、そのインレット側をインレット
バルブIV1を介設した液路L22を介して上記第3の
オイルリザーバタンクRST3と接続されている一方、
そのアウトレット側をアウトレットバルブOV1を介し
て上記液路L21の他端と接続されている。
【0027】また液路L20には、上記増圧ピストンTC
Pに作用する第3のオイルポンプP3からの吐出圧をO
N/OFF制御するための増減圧制御弁である電磁開閉
弁TCV2が介設されている。さらに、液路L20とL21
とは、液路L20側から液路L21側へのチェック弁機能と
液路L21側から液圧L20側への圧力リリーフ機能を有し
たパイロットバルブ(圧力リリーフ弁)PLVを設けた液
路L23を介して接続されている。このパイロットバルブ
PLVは、上記増圧ピストンTCPに対するオイルポン
プ吐出圧が所定値になった時に当該吐出圧を第3のリザ
ーバタンクRST3に逃がし、一定圧に維持する。
【0028】上記油圧系統切換弁TCV1は、その開弁
状態では上記後輪側マスタシリンダMCRとブレーキホ
イールシリンダRL,RRとを連通させ、通常ブレーキ
操作およびABS作動を可能とする一方、閉弁状態にな
ると少なくともメイン液路L15の上流側を閉じて増圧ピ
ストンTCPによる増圧力がチェック弁CV1のチェッ
ク作用によってブレーキホイールシリンダRL,RRに
作用するようにし、ブレーキトラクション制御が可能と
なるようにする。チェック弁CV1は、該液圧系統切換
弁TCV1をバイパスして設けられており、ブレーキト
ラクション制御時のブレーキペダルBPによるブレーキ
ングを可能とする。
【0029】以上のように、本実施例におけるブレーキ
制御システムは、先ず上記第1バルブユニットSOV1,
SGV1の作動によって左後輪におけるブレーキ装置の
制動圧を可変制御する第1チャンネルと、第2バルブユ
ニットSOV2,SGV2の作動によって右後輪における
ブレーキ装置の制動圧を可変制御する第2チャンネル
と、第3バルブユニットSOV3,SGV3の作動によっ
て左前輪におけるブレーキ装置の制動圧を可変制御する
第3チャンネルと、第4バルブユニットSOV4,SGV
4の作動によって右前輪におけるブレーキ装置の制動圧
を可変する第4チャンネルとが設けられていて、これら
第1〜第4チャンネルが互いに独立してABS制御され
るようになっている。
【0030】一方、上記ブレーキ制御システムには上記
液圧系統切換弁TCV1および電磁開閉弁TCV2、上記
第1〜第4チャンネルの各バルブSOV1・SGV1、S
OV2・SGV2、SOV3・SGV3、SOV4・SG
4、オイルポンプ駆動モータMを制御するコントロー
ルユニットCPUが備えられており、このコントロール
ユニットCPUは、上記ブレーキペダルBPのON/O
FFを検出するブレーキスイッチBSからのブレーキペ
ダル作動信号と、当該車両のハンドル操作角を検出する
舵角センサθSからの舵角信号θと、各車輪の回転速度
をそれぞれ検出する車輪速センサVS1〜VS4からの車
輪速検出信号とを各々入力し、これらの信号に応じた制
動圧制御信号を上記第1〜第4のバルブユニットの各バ
ルブおよび液液圧系統切換弁TCV1、電磁開閉弁TC
2にそれぞれ出力することにより、左右の各後輪およ
び各前輪のスリップに対する制動力制御と左右の後輪
(駆動輪)に対する独立した制動力制御、すなわちABS
制御とブレーキトラクション制御とを適切に行うように
なっている。
【0031】すなわち、先ず上記コントロールユニット
CPUは、上記各車輪速センサVS1〜VS4からの車輪
速信号が示す車輪速に基づいて上記第1〜第4バルブユ
ニット(SOV1,SGV1),(SOV2,SGV2),(SO
3,SGV3),(SOV4,SGV4)における電磁開閉弁S
OV1,SOV2,SOV3,SOV4とリリーフ弁SGV1,
SGV2,SGV3,SGV4とをそれぞれデューティ制御
によって開閉制御することにより、スリップの状態に応
じた制動圧で後輪および前輪に最適な制動力を付与する
(ABS制御)。なお、減圧時第1〜第4バルブユニット
における各リリーフ弁SGV1〜SGV4から排出された
ブレーキ液は、図示ドレンライン液路L5〜L8を介して
上記各々リザーバタンクRST1,RST2に戻されるよ
うになっている。
【0032】一方、ABS非制御状態においては、上記
コントロールユニットCPUからは制動圧制御信号が出
力されず、したがって第1〜第4バルブユニットにおけ
る各リリーフバルブSGV1〜SGV4がそれぞれ閉弁状
態に保持され、かつ各バルブユニットの電磁開閉弁SO
1〜SOV4がそれぞれ開弁状態に保持されることにな
って、ブレーキペダルBPの踏込力に応じてマスターシ
リンダMCR,MCFで発生した制動液圧が、後輪用制
動圧供給ラインL18,L15,L1,L2および前輪用制動圧
供給ラインL19,L16,L3,L4を介して左右の後輪およ
び前輪におけるブレーキホイールシリンダRL・RR、
FL・FRに対して供給され、これらの制動液圧に応じ
た制動力が後輪および前輪の各ブレーキディスクに対し
てダイレクトに付与されることになる(通常ブレーキ制
御)。
【0033】また、上記コントロールユニットCPU
は、上述したABSブレーキ制御に加え、そのROMに
はスリップ制御としてのブレーキトラクション制御に必
要な制御プログラム、各種マップないしはテーブルが設
けられており、またRAMには該制御を実行するのに必
要な各種メモリが設けられている。そして、その中央制
御部には、後に述べたようなスリップ判定用閾値の設定
手段、スリップ量の演算手段及び上記エンジンのトルク
調整用コントロール手段等をも備えて構成されている。
【0034】そして、該ブレーキトラクション制御は、
上記ABS側第1および第2のバルブユニットの第1、
第2の電磁開閉弁SOV1,SOV2が開で、第1、第2
のリリーフ弁SGV1,SGV2が開閉可能な状態におい
て、上記液液圧系統切換弁TCV1および電磁開閉弁T
CV2を閉弁し、上記車輪速センサVS1,VS2によって
検出された車輪速の変動に応じて上記第1、第2のリリ
ーフ弁SGV1,SGV2を開閉制御して増圧ピストンT
CPの増圧状態をコントロールすることによって行われ
る。
【0035】次に、上記コントロールユニットCPUに
よる該ブレーキトラクション制御と上記ABS制御又は
通常ブレーキ制御の関係について図2のフローチャート
を参照して説明する。
【0036】すなわち、先ずステップS1で上記液液圧
系統切換弁TCV1の開閉状態を示す弁制御フラグFの
値がF=1(閉状態)であるか否かを判定する。
【0037】該判定の結果、NOのTCV1開時は次に
ステップS2に進んで例えばトラクションスイッチがO
Nとなって今回ブレーキトラクション制御(TC)に入っ
たか否かを判定し、YESの時は次にステップS3に進
んで上記ブレーキトラクション制御時の液圧発生用液圧
系統切換弁TCV1、電磁開閉弁TCV2を共に閉弁させ
るとともにステップS4で上記弁制御フラグFの値をF
=1(閉弁状態)に設定した後、次の周期で上記ステップ
1にリターンする。
【0038】一方、その結果、次に上記ステップS1
F=1(YES)の判定がなされると、今度はステップS
5に進んで、上記ブレーキトラクション制御(TC)が終
了(スリップ量低下又はブレーキスイッチON)したか否
かを判定する。その結果、NOの時はYESとなるまで
上記ステップS1〜S4の動作を繰り返し、ブレーキトラ
クション制御を実行する。
【0039】他方、同判定の結果、YES(ブレーキト
ラクション制御終了)と判定されると、次にステップS6
に進んで、該ブレーキトラクション制御が運転者により
ブレーキが踏まれブレーキスイッチがONになることに
よって終了したものであるか否かを判定し、ブレーキス
イッチONによって終了したものであるYESの時は、
ステップS7,S8,S10,S11に進んで上記液圧系統切換
弁TCV1に対し電磁開閉弁TCV2を所定時間Δt2
開弁タイミングのズレをもたせて先に開弁する。
【0040】他方、NOのブレーキスイッチON以外の
理由でブレーキトラクション制御が終了した時は、ステ
ップS9,S8,S10,S11に進んで上記液圧系統切換弁T
CV1に対して電磁開閉弁TCV2を所定時間Δt1(例え
ばΔt1<Δt2)の開弁タイミングのズレをもたせて先
に開弁する。このようにブレーキトラクション制御終了
時、先ず電磁開閉弁TCV2を開いて増圧ピストンTC
Pの作動圧を低下させるようにするとともに、当該ブレ
ーキトラクション制御の終了原因に応じて当該圧力が適
切に低下するに必要な時間Δt(Δt2,Δt1)が経過し
てから液圧系統切換弁TCV1を開いてABS制御に復
帰させるようにすると、先ずブレーキスイッチONによ
り終了した場合にブレーキホイールシリンダRL,RR
側からのブレーキ液圧のマスタシリンダMCR側への急
激な逆流が生じなくなるとともにブレーキスイッチON
以外の例えばブレーキトラクション制御中に急減速が行
われてABS制御に復帰した時に再びブレーキトラクシ
ョン制御に入る場合の液圧確保が容易になる。
【0041】そして、以上のようにして最終的に液圧系
統切換弁TCV1の開制御が終わると、ステップS12
上記弁制御フラグFの値をF=0(開)にリセットした上
で次の周期で再び上記ステップS1にリターンする。
【0042】尚、上記第1実施例の図1の構成における
液圧系統切換弁TCV1は、上記構成に代えて例えば
例として図3に示すように、その閉ポートを上記ブレ
ーキトラクション制御中にブレーキホイールシリンダR
L,RR側からマスターシリンダMCR側に所定の設定
圧以上でブレーキ液をリリーフできるようなチェック弁
構成にすることもできる。
【0043】このような構成にすると、上記設定圧を通
常のブレーキトラクション制御が可能なブレーキ液圧を
確保できる値に設定しさえして置けば上述の第1実施例
の場合と全く同様にブレーキトラクション制御時のブレ
ーキ液圧を発生させることができる。そして、該構成で
は、上記チェック弁機能により上記ブレーキトラクショ
ン制御中において、ブレーキホイールシリンダRL,R
R側のブレーキ液の圧力が上記設定圧以上に高くなった
ような時には当該ブレーキ液を徐々にマスターシリンダ
MCR側に戻すことができる。
【0044】その結果、例えば運転者によってブレーキ
ペダルBPが踏まれてブレーキトラクション制御がOF
Fになり、上記液圧系統切換弁TCV1がメイン液路L
15開放状態に切換えられた時にも急激に高い圧力のブレ
ーキ液がマスターシリンダMCR側に流入するようなこ
とはなくなり、やはりシール部の保護が図られる。
【0045】() 第実施例 次に図4は、上記第1実施例の図1の液路L23の構成に
おける圧力リリーフ用チェック弁PLVに並列に更にオ
リフィス通路OLFを追加したことを特徴とするもので
ある。
【0046】上述のように、上記圧力リリーフ用パイロ
ット弁PLVは、上記第3のオイルポンプP3の吐出側
圧力が所定値以上に高くった時に開弁して不必要なブレ
ーキ液をリザーバタンクRST側にリリーフし回路を保
護する作用を果たすが、上述のようにブレーキトラクシ
ョン制御終了後、液圧系統切換弁TCV1をメイン液路
15連通状態に戻した時のピストン圧優先低下に対して
は直接的な作用は果たさない。
【0047】ところが、上記のようにオリフィス通路O
LFを設けて置くと、上記ブレーキトラクション制御終
了に際して、予じめ第3のオイルポンプP3吐出側圧
力、換言すると、ブレーキホイールシリンダRL,RR
側圧力を低下させて置くことが可能になるので、上記ブ
レーキトラクション制御終了時のブレーキホイールシリ
ンダRL,RR側からマスターシリンダMCR側へのブ
レーキ液の逆流を防止し易くなる。
【0048】() 第実施例 次に、上記図1の第1実施例の構成におけるチェック弁
CV1は、例えば第3実施例として図5のように両方向
に所定の作動ストロークを有したピストン構造のものに
変更することも可能である。
【0049】このような構成にすると、上記第1実施例
の場合と同様にブレーキトラクション制御時においてブ
レーキトラクション用のブレーキ液圧を確保することが
できるとともにブレーキペダル踏み込み時のブレーキ作
動圧も確保することができる。
【0050】しかも、その場合において、上記液圧系統
切換弁TCV1が故障などにより固着したとしても少な
くとも上記作動ストローク分の動きによりブレーキホイ
ールシリンダRL,RRに対する増減圧が可能になり確
実なブレーキ作動性能を確保することができるようにな
る。
【0051】() 第実施例 次に、上記第1実施例の図1の構成におけるブレーキト
ラクション制御用液圧発生回路は、第実施例として例
えば図6のように変更することもできる。
【0052】すなわち、図6の構成では、上記第1実施
例の図1の回路の構成に対して、さらに第3のオイルポ
ンプP3の吐出側(アウトレット側)と吸入側(インレット
側)間に吐出側圧力が所定の設定圧以上になった時に開
放する圧力リリーフ用チェック弁PLV1を介設したリ
ターン液路L21aを追加し、液圧上昇時のポンプ負荷と
ポンプ音の低減とを図るようにしている。従って、ブレ
ーキトラクション制御時の低騒音化が実現される。
【0053】() 第実施例 また、上記第実施例と同様の第3のオイルポンプP3
の吸入カット作用は、例えば図7に示すようにポンプ吸
入側のインレットバルブIV1の上流部又は下流部に電
磁開閉弁SOV5又はSOV6を設け、上記第3のオイル
ポンプP3の吐出側の圧力が上記ブレーキトラクション
制御に必要な所定の圧力に達したことを例えば所定の圧
力センサPSにより検出することにより当該電磁開閉弁
SOV5,SOV6を閉じるようにしても実現することが
できる。
【0054】これと同様の構成は、また同様に上記AB
S側のオイルポンプに対しても適用することができ、同
様にABSシステム作動時のポンプ駆動音の低減を図る
ことができる。
【0055】() 第実施例 さらに、また上記ブレーキトラクション制御時における
上記第3のオイルポンプP3の駆動音の低減は、例えば
上記第3のオイルポンプP3を2組のもので構成し、増
圧時には該2組のオイルポンプを駆動して上記ブレーキ
トラクション制御に必要な上記所定の液圧状態までは速
やかに液圧を上昇させるが、同所定の液圧レベルに達す
ると、当該2組のオイルポンプの内の何れか一方のオイ
ルポンプの駆動を停止させるようにしても実現すること
ができる。
【0056】これと同様の構成は、また同様に上記AB
S側のオイルポンプに対しても適用することができ、同
様にABSシステム作動時のポンプ駆動音の低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の第1実施例に係る車両のス
リップ制御装置の制御システム図である。
【図2】図2は、同装置のスリップブレーキトラクショ
ン制御動作を示すフローチャートである。
【図3】図3は、本願発明の参考例に係る車両のスリッ
プ制御装置の制御システムの要部の構成を示す概略図で
ある。
【図4】図4は、本願発明の第実施例に係る車両のス
リップ制御装置の制御システムの構成を示す図である。
【図5】図5は、本願発明の第実施例に係る車両のス
リップ制御装置の制御システムの要部の構成を示す概略
図である。
【図6】図6は、本願発明の第実施例に係る車両のス
リップ制御装置の制御システムの要部の構成を示す概略
図である。
【図7】図7は、本願発明の第実施例に係る車両のス
リップ制御装置の制御システムの要部の構成を示す概略
図である。
【符号の説明】
RL,RRは後輪用ブレーキホイールシリンダ、FL,F
Rは前輪用ブレーキホイールシリンダ、BPはブレーキ
ペダル、MBはマスターバック、MCRは後輪用マスタ
ーシリンダ、MCFは前輪用マスターシリンダ、CV1
〜CV5はチェック弁、P1〜P3は第1〜第3のオイル
ポンプ、TCV1は液圧系統切換弁、TCV2は電磁開
閉弁、PLVはパイロット弁、OLFはオリフィス通路
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−353064(JP,A) 特開 平1−254460(JP,A) 特開 平1−262247(JP,A) 特開 平3−45449(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 7/12 - 8/96

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給液圧に応じてブレーキを作動させる
    ブレーキホイールシリンダと、該ブレーキホイールシリ
    ンダに対してブレーキペダルの踏力に応じたブレーキ液
    圧を供給するマスターシリンダと、該マスターシリンダ
    から上記ブレーキホイールシリンダに対して供給される
    ブレーキ液圧を所定の液圧調整手段を介して増減圧する
    アンチスキッドブレーキ用液圧発生回路と、上記ブレー
    キホイールシリンダに対して増圧ピストンを介して増圧
    されたブレーキ液圧を供給するブレーキトラクション制
    御用液圧発生回路と、該ブレーキトラクション制御用液
    圧発生回路に設けられ上記増圧ピストンに供給される液
    圧を発生させる液圧発生手段と、該液圧発生手段からの
    液圧を増減圧制御するブレーキトラクション制御用開閉
    弁と、ブレーキトラクション制御時に上記増圧ピストン
    からのブレーキ液圧が上記ブレーキホイールシリンダに
    のみ供給されるように上記マスターシリンダから上記ブ
    レーキホイールシリンダへのメイン液路のブレーキトラ
    クション制御用液圧発生回路が接続される点よりブレー
    キホイールシリンダ側の液路を閉じる液圧系統切換弁と
    を備えてなる車両において、ブレーキトラクション制御
    時には上記液圧系統切換弁およびブレーキトラクション
    制御用開閉弁を共に閉弁制御する一方、当該ブレーキト
    ラクション制御終了時には上記ブレーキトラクション制
    御用開閉弁を開弁した後当該ブレーキトラクション制御
    終了原因に応じブレーキONによりブレーキトラクショ
    ン制御が終了した時とそうでない時とで異なる時間に設
    定される所定時間の経過後に上記液圧系統切換弁を開弁
    制御する開閉弁制御手段を設けたことを特徴とする車両
    のスリップ制御装置
  2. 【請求項2】 供給液圧に応じてブレーキを作動させる
    ブレーキホイールシリンダと、該ブレーキホイールシリ
    ンダに対してブレーキペダルの踏力に応じたブレーキ液
    圧を供給するマスターシリンダと、該マスターシリンダ
    から上記ブレーキホイールシリンダに対して供給される
    ブレーキ液圧を所定の液圧調整手段を介して増減圧する
    アンチスキッドブレーキ用液圧発生回路と、上記ブレー
    キホイールシリンダに対して増圧ピストンを介して増圧
    されたブレーキ液圧を供給するブレーキトラクション制
    御用液圧発生回路と、該ブレーキトラクション制御用液
    圧発生回路に設けられ上記増圧ピストンに供給される液
    圧を発生させる液圧発生手段と、該液圧発生手段からの
    液圧を増減圧制御するブレーキトラクション制御用開閉
    弁と、ブレーキトラクション制御時に上記増圧ピストン
    からのブレーキ液圧が上記ブレーキホイールシリンダに
    のみ供給されるように上記マスターシリンダから上記ブ
    レーキホイールシリンダへのメイン液路のブレーキトラ
    クション制御用液圧発生回路が接続される点よりブレー
    キホイールシリンダ側の液路を閉じる液圧系統切換弁と
    を備えてなる車両において、上記ブレーキトラクション
    制御用液圧発生回路は、上記増圧ピストンに対して所定
    の作動液圧を供給する液ポンプの吐出側に、該液ポンプ
    の吐出側液路の液圧力が所定値以上になった時に当該液
    路の作動液をリリーフする圧力リリーフ弁を備えるとと
    もに該圧力リリーフ弁と並列にオリフィス通路が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の車両のスリッ
    プ制御装置。
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