JP3325528B2 - 床暖房パネル構造 - Google Patents

床暖房パネル構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房パネル構造
に関し、具体的には、一般の住宅などで床暖房を行うの
に有用な床暖房パネル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の床暖房パネル構造としては、図8
に示すごとく、横方向より縦方向に長尺な床暖房パネル
(10)があって、この床暖房パネル(10)表面の一
端部を開口して電気配線部(2)を形成しており、この
電気配線部(2)どうしを横送り配線(3)にて結線し
ていたものであった。そして、この横送り配線(3)と
電気配線部(2)を介して床暖房ゾーン(4)が温ま
り、同床暖房ゾーン(4)にて床暖房がなされていたも
のであった。
【0003】また、この床暖房パネル(10)が敷設さ
れている以外の周辺の床スペースには、例えば、通常の
床パネル(7)が敷設施工されているものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな床暖房パネル構造においては、電気配線部(2)の
位置が、図8に示すごとく、すべての床暖房パネル(1
0)表面の一端部であって、固定されたものであるため
に、床暖房パネル(10)の端縁が図8に示すごとき一
直線となり、横送り配線(3)を行いやすいものである
が、この床暖房パネル(10)の周辺に敷設された通常
の床パネル(7)と床暖房パネル(10)との境目が、
四角形状にできて、明瞭なものとなってしまい、結果と
して、敷設された際に床暖房パネル(10)と他の床パ
ネル(7)との境目が外観上で違和感のあるものとなっ
ていた。
【0005】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、床暖房パネルと
この周辺に敷設された通常の床パネルとの見切りを目立
たせず、外観上での違和感をなくすことができる床暖房
パネル構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
床暖房パネル構造は、床暖房パネル(10)があって、
この床暖房パネル(10)表面の一部を開口して電気配
線部(2)を形成するとともに、この電気配線部(2)
を塞ぐ表層ピース(1)を設け、さらに、上記電気配線
部(2)と上記床暖房パネル(10)の幅方向中程を軸
として対称な位置で、かつ、ずらし貼り長さ寸法分だけ
変位させた位置に上記表層ピース(1)とは同型模様の
化粧ピース(5)を設けたことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係る床暖房パネル構造
は、上記床暖房パネル(10)表面を同床暖房パネル
(10)の長尺方向に形成された凹溝(6)にて4分割
以上して4枚板以上の複数枚板模様に形成し、この複数
枚板模様のうち、内側2枚板模様に上記表層ピース
(1)と上記化粧ピース(5)とを設けたことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施形態に係る床暖房
パネル構造を示した概略図である。図2は、本発明の他
の一実施形態に係る床暖房パネル構造を示した概略図で
ある。図3の(a)は、本発明の床暖房パネル構造に用
いられる一実施形態に係る床暖房パネルを示した概略図
であり、図3の(b)は、同図3の(a)の床暖房パネ
ルによる一実施形態に係るレイアウトを示した概略図で
ある。図4の(a)は、本発明の床暖房パネル構造に用
いられる他の一実施形態に係る床暖房パネルを示した概
略図であり、図4の(b)は、同図4の(a)の床暖房
パネルによる一実施形態に係るレイアウトを示した概略
図であり、図4の(c)は、同図4の(a)の床暖房パ
ネルによる他の一実施形態に係るレイアウトを示した概
略図である。図5の(a)は、本発明の床暖房パネル構
造に用いられるさらに他の一実施形態に係る床暖房パネ
ルを示した概略図であり、図5の(b)は、同図5の
(a)の床暖房パネルによる一実施形態に係るレイアウ
トを示した概略図であり、図5の(c)は、同図5の
(a)の床暖房パネルによる他の一実施形態に係るレイ
アウトを示した概略図である。図6は、本発明の床暖房
パネル構造に用いられる一実施形態に係る床暖房パネル
を寸法とともに示した平面図である。図7は、本発明の
床暖房パネル構造に用いられる他の一実施形態に係る床
暖房パネルを寸法とともに示した平面図である。
【0010】本発明の床暖房パネル構造は、図1ないし
図7に示すごとく、床暖房パネル(10)があって、こ
の床暖房パネル(10)表面の一部を開口して電気配線
部(2)を形成するとともに、この電気配線部(2)を
塞ぐ表層ピース(1)を設け、さらに、上記電気配線部
(2)と上記床暖房パネル(10)の幅方向中程を軸と
して対称な位置で、かつ、ずらし貼り長さ寸法分だけ変
位させた位置に上記表層ピース(1)とは同型模様の化
粧ピース(5)を設けているものである。
【0011】上記床暖房パネル(10)としては、様々
なものを採用することができるものであるが、例えば、
木枠にバックシートを貼り付け、断熱材を取り付けて、
化粧材などの表面材を貼ったものが採用されているもの
である。この床暖房パネル(10)は、例えば、根太な
どを介して、その上に敷設されるようなものであっても
かまわないし、下地にそのまま敷設施工がなされるもの
であってもかまわないものである。この床暖房パネル
(10)は、必要に応じて、複数並設されているもので
ある。
【0012】そして、上記床暖房パネル(10)は、ヒ
ーターを内蔵しているものであってもかまわないもので
ある。このようにヒーターを内蔵している場合、床暖房
として採用されるものであれば、特に制限されるもので
はないが、例えば、コード自体が発熱するコードヒータ
ーなどが用いられるものである。また、ヒーターからの
熱が均等に上記床暖房パネル(10)の表面に伝わるよ
うに同ヒーターの表面側をアルミ箔で覆うように形成さ
れていてもかまわないものである。
【0013】なお、上記床暖房パネル(10)が図1お
よび図2に示すごとき敷設施工されている以外の床スペ
ースには、床暖房を行う必要がない床スペースであるた
めに、例えば、通常の床パネルが敷設施工されているも
のである。また、上記床暖房パネル(10)にて床暖房
がなされている際に、同床暖房パネル(10)の表面温
度が適温に保たれるように温度センサーやサーモスタッ
トや過昇温防止装置などが、必要に応じて、同床暖房パ
ネル(10)内に取り付けられていてもかまわないもの
である。
【0014】そして、上記床暖房パネル(10)が敷設
施工されている以外の床スペースとしても、同床暖房パ
ネル(10)の表面と同一の化粧材などの表面材を貼っ
た通常の床パネルであることが同床暖房パネル(10)
を敷設した部屋などの床全体の意匠の点から好ましいも
のである。
【0015】上記電気配線部(2)は、図1ないし図5
に示すごとく、上記床暖房パネル(10)表面の一部を
開口して形成されているものである。この電気配線部
(2)は、上記床暖房パネル(10)表面の一部であれ
ば、端部であってもかまわないし、ずらし貼り長さ寸法
分に応じて中程寄りに形成されていてもかまわないもの
である。そして、この電気配線部(2)どうしは、横送
り配線(3)にて繋がれるものである。
【0016】なお、上記横送り配線(3)と上記電気配
線部(2)を介して図1ないし図5に示すごとき床暖房
ゾーン(4)が温まり、同床暖房ゾーン(4)にて床暖
房がなされているものである。この床暖房ゾーン(4)
には、例えば、上述したようにコード自体が発熱するコ
ードヒーターなどが張ってあって、上記横送り配線
(3)や上記電気配線部(2)から送られてくる電気エ
ネルギーによって、床暖房がなされるものである。ま
た、上記床暖房パネル(1)に施された横送り配線
(3)は、主配線と繋げられ、例えば、この主配線を介
して床暖房用のコントローラに繋がれているものであ
る。
【0017】上記表層ピース(1)は、図1ないし図5
に示すごとく、上記電気配線部(2)を塞いでいるもの
である。この表層ピース(1)にて電気配線部(2)を
塞ぐことで、配線などが入り組んでいる電気配線部
(2)を外観上で覆い隠すことができるものである。こ
の表層ピース(1)の表面としては、例えば、上記床暖
房パネル(10)の表面と同一の化粧材などの表面材を
貼ったものであることが好ましいものである。
【0018】上記化粧ピース(5)は、図1ないし図7
に示すごとく、上記表層ピース(1)とは同型模様のも
のである。すなわち、表層ピース(1)の表面が、例え
ば、上記床暖房パネル(10)の表面と同一の化粧材な
どの表面材を貼ったものであると、化粧ピース(5)の
表面としても、床暖房パネル(10)の表面と同一の化
粧材などの表面材を貼ったものとなる。
【0019】そして、この化粧ピース(5)は、上記電
気配線部(2)と上記床暖房パネル(10)の幅方向中
程を軸として対称な位置で、かつ、ずらし貼り長さ寸法
分だけ変位させた位置に設けられているものである。こ
れは、床暖房パネル(10)を180°回転させると、
上記表層ピース(1)と上記化粧ピース(5)とを入れ
換えたりすることができ、元の化粧ピース(5)の位置
を表層ピース(1)として、この部分に電気配線部
(2)を設けたりすることもできるものである。
【0020】本発明は、このような構成をとることによ
って、床暖房パネル(10)をずらし貼りしながら、同
床暖房パネル(10)表面の一部を開口して形成された
電気配線部(2)にて同床暖房パネル(10)表面側か
ら床暖房用の電気配線がなされるとともに、表層ピース
(1)にてこの電気配線部(2)が塞がれて、床暖房用
の電気配線が完結するものである。そして、電気配線部
(2)と床暖房パネル(10)の幅方向中程を軸として
対称な位置で、かつ、ずらし貼り長さ寸法分だけ変位さ
せた位置に表層ピース(1)とは同型模様の化粧ピース
(5)が設けられているために、外観上では、表層ピー
ス(1)と化粧ピース(5)とは変わらず、表層ピース
(1)が床暖房パネル(10)の長手方向端部付近の左
右に規則的に配列されたように見えて、しかも、床暖房
パネル(10)とこの周辺に敷設された通常の床パネル
との見切りを目立たせず、外観上での違和感をなくすこ
とができるものである。
【0021】すなわち、本発明は、床暖房パネル(1
0)とこの周辺に敷設された通常の床パネルとの見切り
を目立たせず、外観上での違和感をなくすことができる
ものである。
【0022】具体的には、図3ないし図5のそれぞれの
(a)に示すごとく、長手方向が同サイズの床暖房パネ
ル(10)をずらし貼りすることができるものである。
図3の(a)に示す場合は、比較的短いサイズの床暖房
パネル(10a)を用いたものであり、狭い部屋やスペ
ースに敷設するのに有用なものであり、図4の(a)に
示す場合は、普通サイズの床暖房パネル(10b)を用
いたものであり、普通の6畳や8畳程度の部屋やスペー
スに敷設するのに有用なものである。そして、図5の
(a)に示す場合は、比較的長いサイズの床暖房パネル
(10c)を用いたものであり、広い部屋やスペースに
敷設するのに有用なものである。
【0023】なお、図6および図7に示すごとく、サイ
ズの一例を(単位は、mmとする。)それぞれ具体的に
示した床暖房パネル(10)があるが、本発明の床暖房
パネル構造は、これに限られるものではなく、様々なサ
イズの床暖房パネル(10)を作り、使用することがで
きるものであることは言うまでもないことである。
【0024】そして、図6および図7に示すごとき床暖
房パネル(10)をずらし貼りすることなく、従来と同
じように端縁を面一状に貼りつけることもできるもので
あり、同床暖房パネル(10)としては、このような従
来の場合にも対応することができて、非常に有用かつ便
利なものとなり、使用者にとって使い勝手の良いもので
ある。
【0025】図3の(b)、図4の(c)および図5の
(c)に示すごとく、それぞれ同サイズの床暖房パネル
(10)を同スペースに敷設していってもかまわないも
のであるが、さらに、図3の(a)に示した比較的短い
サイズの床暖房パネル(10a)と図4の(a)に示し
た普通サイズの床暖房パネル(10b)と図5の(a)
に示した比較的長いサイズの床暖房パネル(10c)と
をそれぞれ適当に組み合わせて同スペースに敷設されて
もかまわないものである。
【0026】例えば、図4の(b)に示すごとき場合
は、図3の(a)に示した比較的短いサイズの床暖房パ
ネル(10a)と図4の(a)に示した普通サイズの床
暖房パネル(10b)とを組み合わせて同スペースに敷
設されたものであるし、図5の(b)に示すごとき場合
は、図4の(a)に示した普通サイズの床暖房パネル
(10b)と図5の(a)に示した比較的長いサイズの
床暖房パネル(10c)とを組み合わせて同スペースに
敷設されたものである。この他にも、図3の(a)に示
した比較的短いサイズの床暖房パネル(10a)と図5
の(a)に示した比較的長いサイズの床暖房パネル(1
0c)とを組み合わせて同スペースに敷設されたもので
あってもかまわないものである。
【0027】そして、床暖房パネル(10)のサイズが
制限されない以上、その他にも、様々なサイズの床暖房
パネル(10)を作り、様々なサイズの床暖房パネル
(10)の組み合わせで同スペースに敷設することがで
きるものである。
【0028】また、図1ないし図7に示すごとく、上記
床暖房パネル(10)表面を同床暖房パネル(10)の
長尺方向に形成された凹溝(6)にて4分割以上して4
枚板以上の複数枚板模様に形成し、この複数枚板模様の
うち、内側2枚板模様に上記表層ピース(1)と上記化
粧ピース(5)とを設けているものであると、凹溝
(6)にて床暖房パネル(10)の表面に外観上でのア
クセントを呈させることができるものであり、その結
果、床暖房パネル(10)とこの周辺に敷設された通常
の床パネルとの見切りをより一層確実に目立たせず、外
観上での違和感をより一層確実になくすことができるも
のである。
【0029】なお、本実施形態では、図1ないし図7に
示すいずれの図においても、床暖房パネル(10)表面
を同床暖房パネル(10)の長尺方向に形成された凹溝
(6)にて4分割して4枚板模様に形成されたものであ
るが、上述の記載のように凹溝(6)にて5分割して5
枚板模様に形成されたものや凹溝(6)にて6分割して
6枚板模様に形成されたものなどでもかまわないもので
ある。
【0030】そして、複数枚板模様のうち、内側2枚板
模様に表層ピース(1)と化粧ピース(5)が形成され
て、その結果、表層ピース(1)と化粧ピース(5)と
は、互いに電気配線部(2)と床暖房パネル(10)の
幅方向中程を軸として対称な位置で、かつ、ずらし貼り
長さ寸法分だけ変位させた位置に設けられているもので
ある。例えば、凹溝(6)にて6分割して6枚板模様に
形成された場合であると、内側2枚板模様としては、最
も内側2枚板模様とこの最も内側2枚板模様にそれぞれ
隣接する外側に形成された内側2枚板模様の2通りの選
択が考えられるが、どちらであってもかまわないもので
ある。
【0031】本発明の床暖房パネル構造によると、図1
ないし図7に示すごとく、床暖房パネル(10)があっ
て、この床暖房パネル(10)表面の一部を開口して電
気配線部(2)を形成するとともに、この電気配線部
(2)を塞ぐ表層ピース(1)を設け、さらに、上記電
気配線部(2)と上記床暖房パネル(10)の幅方向中
程を軸として対称な位置で、かつ、ずらし貼り長さ寸法
分だけ変位させた位置に上記表層ピース(1)とは同型
模様の化粧ピース(5)を設けたので、床暖房パネル
(10)をずらし貼りしながら、同床暖房パネル(1
0)表面の一部を開口して形成された電気配線部(2)
にて同床暖房パネル(10)表面側から床暖房用の電気
配線がなされるとともに、表層ピース(1)にてこの電
気配線部(2)が塞がれて、床暖房用の電気配線が完結
するものである。そして、電気配線部(2)と床暖房パ
ネル(10)の幅方向中程を軸として対称な位置で、か
つ、ずらし貼り長さ寸法分だけ変位させた位置に表層ピ
ース(1)とは同型模様の化粧ピース(5)が設けられ
ているために、外観上では、表層ピース(1)と化粧ピ
ース(5)とは変わらず、表層ピース(1)が床暖房パ
ネル(10)の長手方向端部付近の左右に規則的に配列
されたように見えて、しかも、床暖房パネル(10)と
この周辺に敷設された通常の床パネルとの見切りを目立
たせず、外観上での違和感をなくすことができるもので
ある。
【0032】すなわち、本発明は、床暖房パネル(1
0)とこの周辺に敷設された通常の床パネルとの見切り
を目立たせず、外観上での違和感をなくすことができる
ものである。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る床暖房パネル構
造によると、床暖房パネル(10)をずらし貼りしなが
ら、同床暖房パネル(10)表面の一部を開口して形成
された電気配線部(2)にて同床暖房パネル(10)表
面側から床暖房用の電気配線がなされるとともに、表層
ピース(1)にてこの電気配線部(2)が塞がれて、床
暖房用の電気配線が完結するものである。そして、電気
配線部(2)と床暖房パネル(10)の幅方向中程を軸
として対称な位置で、かつ、ずらし貼り長さ寸法分だけ
変位させた位置に表層ピース(1)とは同型模様の化粧
ピース(5)が設けられているために、外観上では、表
層ピース(1)と化粧ピース(5)とは変わらず、表層
ピース(1)が床暖房パネル(10)の長手方向端部付
近の左右に規則的に配列されたように見えて、しかも、
床暖房パネル(10)とこの周辺に敷設された通常の床
パネルとの見切りを目立たせず、外観上での違和感をな
くすことができるものである。
【0034】すなわち、本発明は、床暖房パネル(1
0)とこの周辺に敷設された通常の床パネルとの見切り
を目立たせず、外観上での違和感をなくすことができる
ものである。
【0035】本発明の請求項2に係る床暖房パネル構造
によると、請求項1記載の場合に加えて、凹溝(6)に
て床暖房パネル(10)の表面に外観上でのアクセント
を呈させることができるものであり、その結果、床暖房
パネル(10)とこの周辺に敷設された通常の床パネル
との見切りをより一層確実に目立たせず、外観上での違
和感をより一層確実になくすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る床暖房パネル構造を
示した概略図である。
【図2】本発明の他の一実施形態に係る床暖房パネル構
造を示した概略図である。
【図3】(a)は、本発明の床暖房パネル構造に用いら
れる一実施形態に係る床暖房パネルを示した概略図であ
り、(b)は、同(a)の床暖房パネルによる一実施形
態に係るレイアウトを示した概略図である。
【図4】(a)は、本発明の床暖房パネル構造に用いら
れる他の一実施形態に係る床暖房パネルを示した概略図
であり、(b)は、同(a)の床暖房パネルによる一実
施形態に係るレイアウトを示した概略図であり、(c)
は、同(a)の床暖房パネルによる他の一実施形態に係
るレイアウトを示した概略図である。
【図5】(a)は、本発明の床暖房パネル構造に用いら
れるさらに他の一実施形態に係る床暖房パネルを示した
概略図であり、(b)は、同(a)の床暖房パネルによ
る一実施形態に係るレイアウトを示した概略図であり、
(c)は、同(a)の床暖房パネルによる他の一実施形
態に係るレイアウトを示した概略図である。
【図6】本発明の床暖房パネル構造に用いられる一実施
形態に係る床暖房パネルを寸法とともに示した平面図で
ある。
【図7】本発明の床暖房パネル構造に用いられる他の一
実施形態に係る床暖房パネルを寸法とともに示した平面
図である。
【図8】従来例に係る床暖房パネル構造を示した概略図
である。
【符号の説明】
1 表層ピース 2 電気配線部 5 化粧ピース 6 凹溝 10 床暖房パネル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床暖房パネルがあって、この床暖房パネ
    ル表面の一部を開口して電気配線部を形成するととも
    に、この電気配線部を塞ぐ表層ピースを設け、さらに、
    上記電気配線部と上記床暖房パネルの幅方向中程を軸と
    して対称な位置で、かつ、ずらし貼り長さ寸法分だけ変
    位させた位置に上記表層ピースとは同型模様の化粧ピー
    スを設けたことを特徴とする床暖房パネル構造。
  2. 【請求項2】 上記床暖房パネル表面を同床暖房パネル
    の長尺方向に形成された凹溝にて4分割以上して4枚板
    以上の複数枚板模様に形成し、この複数枚板模様のう
    ち、内側2枚板模様に上記表層ピースと上記化粧ピース
    とを設けたことを特徴とする請求項1記載の床暖房パネ
    ル構造。
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