JP3325114B2 - 半導体磁器のための組成物及び半導体磁器素子の製造方法 - Google Patents
半導体磁器のための組成物及び半導体磁器素子の製造方法Info
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- JP3325114B2 JP3325114B2 JP08089894A JP8089894A JP3325114B2 JP 3325114 B2 JP3325114 B2 JP 3325114B2 JP 08089894 A JP08089894 A JP 08089894A JP 8089894 A JP8089894 A JP 8089894A JP 3325114 B2 JP3325114 B2 JP 3325114B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器等において発
生するノイズ、パルス、静電気等から半導体部品及び回
路を保護するために利用されるコンデンサ作用とバリス
タ作用とを有する半導体磁器素子(容量性バリスタ)を
製作する時に使用する組成物及びこれを使用して半導体
磁器素子を製造する方法に関する。
生するノイズ、パルス、静電気等から半導体部品及び回
路を保護するために利用されるコンデンサ作用とバリス
タ作用とを有する半導体磁器素子(容量性バリスタ)を
製作する時に使用する組成物及びこれを使用して半導体
磁器素子を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】チタン酸ストロンチウムを主成分とする
粒界絶縁型半導体磁器組成物は異常電圧やノイズを吸収
するバリスタとしての機能のほかコンデンサとしての機
能も有している。このようなバリスタの材料としては例
えば特開昭58−16504号公報や特開昭58−91
602号公報に開示されているようにSrTiO3 ある
いはSr1-x Cax TiO3 (0.01≦x≦0.5)
から成る主成分に半導体化のための成分としてNb2 O
5 、Ta2 O5 、WO3 、La2 O3 、CeO2、Nd
2 O3 、Y2 O3 などの金属酸化物及び耐サ−ジ性を改
善するためのNa2 Oを加えたものが知られている。
粒界絶縁型半導体磁器組成物は異常電圧やノイズを吸収
するバリスタとしての機能のほかコンデンサとしての機
能も有している。このようなバリスタの材料としては例
えば特開昭58−16504号公報や特開昭58−91
602号公報に開示されているようにSrTiO3 ある
いはSr1-x Cax TiO3 (0.01≦x≦0.5)
から成る主成分に半導体化のための成分としてNb2 O
5 、Ta2 O5 、WO3 、La2 O3 、CeO2、Nd
2 O3 、Y2 O3 などの金属酸化物及び耐サ−ジ性を改
善するためのNa2 Oを加えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のチタン酸
ストロンチウム系バリスタは、バリスタ特性とコンデン
サ特性の両方の機能を持つ複合機能素子であり、且つ小
型であるという特長を持つため小型電子機器の保護に適
している。しかし、電子回路の高密度化、低定格電圧化
技術の発展により、低いバリスタ電圧、大きい非直線係
数α、大きいパルス耐圧、高い静電容量、低誘電損失の
バリスタが要求されている。従来、高い静電容量を維持
しつつ低いバリスタ電圧を得るためには素体の肉厚を薄
くする方法と結晶粒子を大きくする方法とのいずれかを
採用した。しかし、素体の肉厚を薄くする方法では強度
が低下し、素子が電気的に破壊され易くなり、耐圧が低
下するために限界があり、また結晶粒子を大きくする方
法においては、焼成時に異常粒成長が起きて均一な粒子
径が得られないので非直線係数αが低下し、素子が電気
的に破壊され易くなり耐圧が低下した。
ストロンチウム系バリスタは、バリスタ特性とコンデン
サ特性の両方の機能を持つ複合機能素子であり、且つ小
型であるという特長を持つため小型電子機器の保護に適
している。しかし、電子回路の高密度化、低定格電圧化
技術の発展により、低いバリスタ電圧、大きい非直線係
数α、大きいパルス耐圧、高い静電容量、低誘電損失の
バリスタが要求されている。従来、高い静電容量を維持
しつつ低いバリスタ電圧を得るためには素体の肉厚を薄
くする方法と結晶粒子を大きくする方法とのいずれかを
採用した。しかし、素体の肉厚を薄くする方法では強度
が低下し、素子が電気的に破壊され易くなり、耐圧が低
下するために限界があり、また結晶粒子を大きくする方
法においては、焼成時に異常粒成長が起きて均一な粒子
径が得られないので非直線係数αが低下し、素子が電気
的に破壊され易くなり耐圧が低下した。
【0004】そこで、本発明の目的は、耐パルス性に優
れ且つ比較的高い非直線係数αを有する磁器素子の製造
方法及びこれに使用するための組成物を提供することに
ある。
れ且つ比較的高い非直線係数αを有する磁器素子の製造
方法及びこれに使用するための組成物を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、粒界絶縁型半導体磁器の耐パルス性を向上
させるために、焼結体から成る粒界絶縁型半導体磁器の
表面に塗布して拡散させるための組成物であって、フッ
化ナトリウム95.00〜99.95重量%と、酸化ア
ルミニウム0.05〜5.00重量%とから成ることを
特徴とする半導体磁器用組成物に係わるもである。ま
た、請求項2に示すように、粒界絶縁型半導体磁器材料
の成形体を形成し、この成形体を焼成して半導体磁器を
得る工程と、前記半導体磁器の耐パルス性を向上させる
ために、前記半導体磁器の表面に、フッ化ナトリウム9
5.00〜99.95重量%と酸化アルミニウム0.0
5〜5.00重量%とから成る組成物を含むペーストを
塗布し、且つ前記組成物を拡散させるように熱処理を施
す工程とを有して半導体磁器素子を製造することが望ま
しい。また、請求項3に示すように、粒界絶縁型半導体
磁器の耐パルス性を向上させるために、拡散組成物を、
フッ化ナトリウム95.00〜99.95重量部と酸化
アルミニウム0.05〜5.00重量部と酸化シリコン
0.50〜15重量部との割合の組成物にすることがで
きる。また、請求項4に示すように、粒界絶縁型半導体
材料の成形体を形成し、この成形体を焼成して半導体磁
器を得る工程と、前記半導体磁器の耐パルス性を向上さ
せるために、前記半導体磁器の表面に、フッ化ナトリウ
ム95.00〜99.95重量部と酸化アルミニウム
0.05〜5.00重量部と酸化シリコン0.50〜1
5.00重量部とから成る組成物を含むペーストを塗布
し、且つ前記組成物を拡散させるように熱処理を施す工
程と、前記半導体磁器の表面に第1及び第2の電極を形
成する工程とを有して半導体磁器素子を製造することが
望ましい。
の本発明は、粒界絶縁型半導体磁器の耐パルス性を向上
させるために、焼結体から成る粒界絶縁型半導体磁器の
表面に塗布して拡散させるための組成物であって、フッ
化ナトリウム95.00〜99.95重量%と、酸化ア
ルミニウム0.05〜5.00重量%とから成ることを
特徴とする半導体磁器用組成物に係わるもである。ま
た、請求項2に示すように、粒界絶縁型半導体磁器材料
の成形体を形成し、この成形体を焼成して半導体磁器を
得る工程と、前記半導体磁器の耐パルス性を向上させる
ために、前記半導体磁器の表面に、フッ化ナトリウム9
5.00〜99.95重量%と酸化アルミニウム0.0
5〜5.00重量%とから成る組成物を含むペーストを
塗布し、且つ前記組成物を拡散させるように熱処理を施
す工程とを有して半導体磁器素子を製造することが望ま
しい。また、請求項3に示すように、粒界絶縁型半導体
磁器の耐パルス性を向上させるために、拡散組成物を、
フッ化ナトリウム95.00〜99.95重量部と酸化
アルミニウム0.05〜5.00重量部と酸化シリコン
0.50〜15重量部との割合の組成物にすることがで
きる。また、請求項4に示すように、粒界絶縁型半導体
材料の成形体を形成し、この成形体を焼成して半導体磁
器を得る工程と、前記半導体磁器の耐パルス性を向上さ
せるために、前記半導体磁器の表面に、フッ化ナトリウ
ム95.00〜99.95重量部と酸化アルミニウム
0.05〜5.00重量部と酸化シリコン0.50〜1
5.00重量部とから成る組成物を含むペーストを塗布
し、且つ前記組成物を拡散させるように熱処理を施す工
程と、前記半導体磁器の表面に第1及び第2の電極を形
成する工程とを有して半導体磁器素子を製造することが
望ましい。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明に係わるフッ化ナトリウ
ムと酸化アルミニウムから成る拡散組成物、及びフッ化
ナトリウムと酸化アルミニウムと酸化シリコンから成る
拡散組成物は、粒界絶縁型半導体磁器の粒界に拡散して
隣接する粒子同志を強固に結合させる。これにより、耐
パルス性、非直線係数α及び比誘電率が高い磁器素子を
提供することができる。
ムと酸化アルミニウムから成る拡散組成物、及びフッ化
ナトリウムと酸化アルミニウムと酸化シリコンから成る
拡散組成物は、粒界絶縁型半導体磁器の粒界に拡散して
隣接する粒子同志を強固に結合させる。これにより、耐
パルス性、非直線係数α及び比誘電率が高い磁器素子を
提供することができる。
【0007】
【第1の実施例】次に、第1の実施例に係わる半導体磁
器素子の製造方法を説明する。チタン酸ストロンチウム
系半導体磁器(粒界絶縁型半導体磁器)の主成分(Sr
x Ca1-x )TiO3 (但し、xは0〜0.25の範囲
の値)におけるx=0.2に相当する(Sr0.2 Ca
0.8 )TiO3 を得るために、SrCO3 (炭酸ストロ
ンチウム)とCaCO3 (炭酸カルシウム)とTiO2
(酸化チタン)とを上記組成式を満足する割合に秤量
し、この主成分100モル部に対して、半導体化剤(原
子価制御剤)としてのNb(ニオブ)、Ta(タンタ
ル)、W(タングステン)及び希土類元素の酸化物から
選択されたWO3 を0.1〜5モル部の範囲内の3モル
部と、その他の添加物としてのAl2 O3 (酸化アルミ
ニウム)を0.01〜0.5モル部の範囲内の0.02
モル部と、SiO2 (二酸化シリコン)を0.1〜2.
0モル%の範囲内の1モル部と、CuO(酸化銅)を
0.05〜0.50モル部の範囲内の0.3モル部とを
添加し、これ等をボールミルを使用して20時間攪拌混
合して磁器原料粉末の混合物を得た。
器素子の製造方法を説明する。チタン酸ストロンチウム
系半導体磁器(粒界絶縁型半導体磁器)の主成分(Sr
x Ca1-x )TiO3 (但し、xは0〜0.25の範囲
の値)におけるx=0.2に相当する(Sr0.2 Ca
0.8 )TiO3 を得るために、SrCO3 (炭酸ストロ
ンチウム)とCaCO3 (炭酸カルシウム)とTiO2
(酸化チタン)とを上記組成式を満足する割合に秤量
し、この主成分100モル部に対して、半導体化剤(原
子価制御剤)としてのNb(ニオブ)、Ta(タンタ
ル)、W(タングステン)及び希土類元素の酸化物から
選択されたWO3 を0.1〜5モル部の範囲内の3モル
部と、その他の添加物としてのAl2 O3 (酸化アルミ
ニウム)を0.01〜0.5モル部の範囲内の0.02
モル部と、SiO2 (二酸化シリコン)を0.1〜2.
0モル%の範囲内の1モル部と、CuO(酸化銅)を
0.05〜0.50モル部の範囲内の0.3モル部とを
添加し、これ等をボールミルを使用して20時間攪拌混
合して磁器原料粉末の混合物を得た。
【0008】得られた混合物を空気(酸化性雰囲気)
中、を1150℃で2時間仮焼し、粉砕して原料粉砕物
を得た。次に、この粉砕物に有機バインダーとしてポリ
ビニールアルコール水溶液を5重量%添加し、混合し、
造粒し、この造粒物を1ton /cm2 の圧力で成形して直
径7mm、厚さ0.6mmの円板状成形体を得た。次
に、この成形体を炉に入れて空気中(酸化性雰囲気)に
て1000℃で2時間焼成し、しかる後、容積比で
H2 :N2 =1:100のH2 +N2 混合ガス雰囲気
(非酸化性雰囲気又は還元性雰囲気)中で1350〜1
500℃で2時間焼成して焼結体から成る図1に示す粒
界絶縁型半導体磁器1を得た。
中、を1150℃で2時間仮焼し、粉砕して原料粉砕物
を得た。次に、この粉砕物に有機バインダーとしてポリ
ビニールアルコール水溶液を5重量%添加し、混合し、
造粒し、この造粒物を1ton /cm2 の圧力で成形して直
径7mm、厚さ0.6mmの円板状成形体を得た。次
に、この成形体を炉に入れて空気中(酸化性雰囲気)に
て1000℃で2時間焼成し、しかる後、容積比で
H2 :N2 =1:100のH2 +N2 混合ガス雰囲気
(非酸化性雰囲気又は還元性雰囲気)中で1350〜1
500℃で2時間焼成して焼結体から成る図1に示す粒
界絶縁型半導体磁器1を得た。
【0009】上述の半導体磁器1に拡散させるための組
成物として、NaF(フッ化ナトリウム)99.50重
量%とAl2 O3 (酸化アルミニウム)0.50重量%
とから成る粉末の混合物(拡散組成物)を用意した。次
に、この拡散用混合物1重量部に対して周知の糊成分を
5重量部加えて混合して均質な拡散組成物ペーストを得
た。なお、糊成分又はビヒクルとして、酢酸−n−ブチ
ル500とn−ブチルカルビトールとの混合溶剤50重
量部に対してエチルセルロース100重量部を溶解した
ものを使用した。
成物として、NaF(フッ化ナトリウム)99.50重
量%とAl2 O3 (酸化アルミニウム)0.50重量%
とから成る粉末の混合物(拡散組成物)を用意した。次
に、この拡散用混合物1重量部に対して周知の糊成分を
5重量部加えて混合して均質な拡散組成物ペーストを得
た。なお、糊成分又はビヒクルとして、酢酸−n−ブチ
ル500とn−ブチルカルビトールとの混合溶剤50重
量部に対してエチルセルロース100重量部を溶解した
ものを使用した。
【0010】次に、図2に示すように磁器1の表面に上
述の拡散組成物ペーストを塗布して拡散組成物ペースト
層2を作り、これを炉に入れて大気中において900〜
1200℃で0.5〜2時間焼成し、磁器1の中に拡散
組成物(NaF又はNa又はNa2O、Al2O3)を拡
散させた。これにより、Na又はNa化合物及びAl又
はAl化合物が結晶の粒界に液相として拡散し、隣接す
る粒子同志を強固に結合させる。
述の拡散組成物ペーストを塗布して拡散組成物ペースト
層2を作り、これを炉に入れて大気中において900〜
1200℃で0.5〜2時間焼成し、磁器1の中に拡散
組成物(NaF又はNa又はNa2O、Al2O3)を拡
散させた。これにより、Na又はNa化合物及びAl又
はAl化合物が結晶の粒界に液相として拡散し、隣接す
る粒子同志を強固に結合させる。
【0011】次に、図3に示すようにNaF、Al2 O
3 を拡散させた焼結体1aの一対の主面に導電ペースト
を塗布し、焼付けて第1及び第2の電極3、4を形成
し、試料NO.1の容量性バリスタ素子即ち半導体磁器素
子を完成させた。
3 を拡散させた焼結体1aの一対の主面に導電ペースト
を塗布し、焼付けて第1及び第2の電極3、4を形成
し、試料NO.1の容量性バリスタ素子即ち半導体磁器素
子を完成させた。
【0012】次に、試料NO.1の容量性バリスタ素子の
バリスタ電圧V1m、電圧非直線係数α、見かけ比誘電率
ε、誘電損失tan δ及び耐パルス性を示すバリスタ電圧
変化率△V1mを測定した。この結果、V1mは27.5
V、αは13.2、εは75000、tan δは0.60
%、△V1mは−3.00であった。ここで、バリスタ電
圧V1mはバリスタ素子の第1及び第2の電極3、4の間
に1mAを流した時の第1及び第2の電極3、4間の電
圧である。電圧非直線係数αはバリスタ素子に1mAを
流した時の電極3、4間の電圧V1mと10mAを流した
時の電極間電圧V10m とに基づいて次式で求めた。 α=1/{log (V10m /V1m)} 見かけ比誘電率ε及び誘電損失tan δは、1kHz、1
Vの交流を電極3、4間に印加して測定した。耐パルス
性を示すバリスタ電圧変化率△V1mは、バリスタ素子に
1μF×1kVのパルスを印加した時のバリスタ電圧V
1mの変化率を次式で求めることによって決定した。 {(V1mb −V1ma )/V1ma }×100(%) 但し、V1ma はパルス印加前のバリスタ電圧、V1mb は
パルス印加後のバリスタ電圧である。
バリスタ電圧V1m、電圧非直線係数α、見かけ比誘電率
ε、誘電損失tan δ及び耐パルス性を示すバリスタ電圧
変化率△V1mを測定した。この結果、V1mは27.5
V、αは13.2、εは75000、tan δは0.60
%、△V1mは−3.00であった。ここで、バリスタ電
圧V1mはバリスタ素子の第1及び第2の電極3、4の間
に1mAを流した時の第1及び第2の電極3、4間の電
圧である。電圧非直線係数αはバリスタ素子に1mAを
流した時の電極3、4間の電圧V1mと10mAを流した
時の電極間電圧V10m とに基づいて次式で求めた。 α=1/{log (V10m /V1m)} 見かけ比誘電率ε及び誘電損失tan δは、1kHz、1
Vの交流を電極3、4間に印加して測定した。耐パルス
性を示すバリスタ電圧変化率△V1mは、バリスタ素子に
1μF×1kVのパルスを印加した時のバリスタ電圧V
1mの変化率を次式で求めることによって決定した。 {(V1mb −V1ma )/V1ma }×100(%) 但し、V1ma はパルス印加前のバリスタ電圧、V1mb は
パルス印加後のバリスタ電圧である。
【0013】拡散組成物におけるNaFとAl2 O3 の
割合の変化と特性の変化との関係を調べるために、Na
FとAl2 O3 とから成る拡散組成物の組成を変えた他
は前述の試料NO.1と全く同一方法で試料NO.2、3、
4、5のバリスタ素子を作った。なお、各試料のNaF
とAl2 O3 の重量%で示す割合は次の表1に示す通り
である。 表1 試料NO. NaF Al2 O3 2 100.00 0 3 99.95 0.05 4 95.00 5.00 5 90.00 10.00
割合の変化と特性の変化との関係を調べるために、Na
FとAl2 O3 とから成る拡散組成物の組成を変えた他
は前述の試料NO.1と全く同一方法で試料NO.2、3、
4、5のバリスタ素子を作った。なお、各試料のNaF
とAl2 O3 の重量%で示す割合は次の表1に示す通り
である。 表1 試料NO. NaF Al2 O3 2 100.00 0 3 99.95 0.05 4 95.00 5.00 5 90.00 10.00
【0014】試料NO.2、3、4、5のバリスタ素子の
特性を試料NO.1と同一の方法で測定したところ、次の
表2に示す結果が得られた。 表2 試料NO. V1m(V) α ε tan δ(%) △V1m(%) 2 20.5 11.0 85000 0.90 −6.00 3 24.3 13.0 80000 0.80 −3.75 4 23.8 12.8 70000 1.05 −4.30 5 15.6 8.5 30000 5.45 −10.50 なお、試料NO.2及び5は本発明の範囲外の比較例であ
る。
特性を試料NO.1と同一の方法で測定したところ、次の
表2に示す結果が得られた。 表2 試料NO. V1m(V) α ε tan δ(%) △V1m(%) 2 20.5 11.0 85000 0.90 −6.00 3 24.3 13.0 80000 0.80 −3.75 4 23.8 12.8 70000 1.05 −4.30 5 15.6 8.5 30000 5.45 −10.50 なお、試料NO.2及び5は本発明の範囲外の比較例であ
る。
【0015】試料NO.2に示すようにNaFが100重
量%、Al2 O3 が0重量%の場合には、△V1mが−6
%であって比較的大きい値になるが、試料NO.3に示す
ようにNaFが99.95重量%、Al2 O3 が0.0
5重量%になると、△V1mが−3.75%になって耐パ
ルス性が向上し、またαも高くなる。また、試料NO.5
に示すようにNaが90.00重量%、Al2 O3 が1
0重量%の場合には、α、ε、tan δ、△V1mのいずれ
も悪くなるが、試料NO.4に示すようにNaFが95重
量%、Al2 O3 が5重量%になると、α、ε、tan
δ、△V1mのいずれも改善される。従って、NaFの好
ましい範囲95.00〜99.95重量%、より好まし
い範囲は98.00〜99.5重量%であり、Al2 O
3 の好ましい範囲は0.05〜5.00重量%、より好
ましい範囲は0.5〜2.0重量%である。なお、Na
Fが95重量%未満になるとαが低くなり、99.95
重量%を超えると△V1mが大きくなる。また、Al2 O
3 が0.05重量%未満になると△V1mが大きくなり、
5重量%を超えるとtan δが高くなり、αが低くなる。
量%、Al2 O3 が0重量%の場合には、△V1mが−6
%であって比較的大きい値になるが、試料NO.3に示す
ようにNaFが99.95重量%、Al2 O3 が0.0
5重量%になると、△V1mが−3.75%になって耐パ
ルス性が向上し、またαも高くなる。また、試料NO.5
に示すようにNaが90.00重量%、Al2 O3 が1
0重量%の場合には、α、ε、tan δ、△V1mのいずれ
も悪くなるが、試料NO.4に示すようにNaFが95重
量%、Al2 O3 が5重量%になると、α、ε、tan
δ、△V1mのいずれも改善される。従って、NaFの好
ましい範囲95.00〜99.95重量%、より好まし
い範囲は98.00〜99.5重量%であり、Al2 O
3 の好ましい範囲は0.05〜5.00重量%、より好
ましい範囲は0.5〜2.0重量%である。なお、Na
Fが95重量%未満になるとαが低くなり、99.95
重量%を超えると△V1mが大きくなる。また、Al2 O
3 が0.05重量%未満になると△V1mが大きくなり、
5重量%を超えるとtan δが高くなり、αが低くなる。
【0016】図4は焼結体1aの内部を模式的に示す図
であり、結晶粒子10と粒界層11とから成り、拡散組
成物は粒界層11に拡散して粒子10の強固の結合に寄
与し、これにより耐パルス性が向上する。
であり、結晶粒子10と粒界層11とから成り、拡散組
成物は粒界層11に拡散して粒子10の強固の結合に寄
与し、これにより耐パルス性が向上する。
【0017】
【第2の実施例】第1の実施例のNaFとAl2 O3 か
ら成る拡散組成物の代りに、NaFとAl2 O3 とSi
O2 から成る拡散組成物を使用した他は第1の実施例の
試料NO.1と同一の方法で試料NO.6〜14のバリスタ
素子を作った。試料NO.6〜14のNaF、Al
2 O3 、SiO2 の重量部での割合は次の表3に示す通
りである。なお、表3においてNaFとAl2 O3 の合
計が100重量部になる。
ら成る拡散組成物の代りに、NaFとAl2 O3 とSi
O2 から成る拡散組成物を使用した他は第1の実施例の
試料NO.1と同一の方法で試料NO.6〜14のバリスタ
素子を作った。試料NO.6〜14のNaF、Al
2 O3 、SiO2 の重量部での割合は次の表3に示す通
りである。なお、表3においてNaFとAl2 O3 の合
計が100重量部になる。
【0018】 表3 試料NO. NaF Al2 O3 SiO2 6 100 0 5 7 99.95 0.05 5 8 97.00 3.00 5 9 95.00 5.00 5 10 90.00 10.00 5 11 97.00 3.00 0 12 97.00 3.00 0.5 13 97.00 3.00 15 14 97.00 3.00 20
【0019】試料NO.6〜14のバリスタ素子の特性を
第1の実施例の試料NO.1と同一の方法で測定したとこ
ろ、次の表4に示す結果が得られた。
第1の実施例の試料NO.1と同一の方法で測定したとこ
ろ、次の表4に示す結果が得られた。
【0020】 表4 試料NO. V1m(V) α ε tan δ(%) △V1m(%) 6 23.00 11.3 70000 1.50 −5.50 7 20.50 13.0 85000 1.20 −0.50 8 22.00 14.5 80000 1.00 −0.1 9 20.70 13.2 82000 1.50 −0.7 10 16.70 8.7 35000 6.50 −12.0 11 25.30 13.0 70000 1.10 −3.75 12 23.40 13.6 75000 1.05 0.00 13 20.50 13.1 80000 1.20 −0.80 14 17.00 8.5 30000 6.90 −9.85
【0021】表4において、試料NO.6、10、14は
△V1mの改善がなされないので、本発明の範囲外のもの
である。この表4から明らかなようにSiO2 を15重
量部以下の範囲で加えることによってNaFとAl2 O
3 のみの場合よりも△V1mが小さくなり、耐パルス性が
向上する。なお、SiO2 による耐パルス性を得るため
の好ましい範囲は0.50〜15.00重量部である。
また、NaFの好ましい範囲は95.00〜99.95
重量部であり、Al2 O3 の好ましい範囲は0.05〜
5.00重量部である。各成分と特性との関係を更に詳
しく説明すると、NaFが95.00重量部未満ではα
が低くなり、99.95重量部を超えると△V1mが大き
くなる。Al2 O3 が0.05重量部未満になると△V
1mが大きくなり、5.00重量部を超えるとαが低くな
り、且つtan δが高くなる。SiO2 が0.5重量部未
満になると△V1mが大きくなり、15重量部を超えると
△V1mが大きくなり且つtan δが高くなる。
△V1mの改善がなされないので、本発明の範囲外のもの
である。この表4から明らかなようにSiO2 を15重
量部以下の範囲で加えることによってNaFとAl2 O
3 のみの場合よりも△V1mが小さくなり、耐パルス性が
向上する。なお、SiO2 による耐パルス性を得るため
の好ましい範囲は0.50〜15.00重量部である。
また、NaFの好ましい範囲は95.00〜99.95
重量部であり、Al2 O3 の好ましい範囲は0.05〜
5.00重量部である。各成分と特性との関係を更に詳
しく説明すると、NaFが95.00重量部未満ではα
が低くなり、99.95重量部を超えると△V1mが大き
くなる。Al2 O3 が0.05重量部未満になると△V
1mが大きくなり、5.00重量部を超えるとαが低くな
り、且つtan δが高くなる。SiO2 が0.5重量部未
満になると△V1mが大きくなり、15重量部を超えると
△V1mが大きくなり且つtan δが高くなる。
【0021】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 磁器の主成分はSr(1-x) CaxTiO3 (但
しxは0〜0.25の範囲の数値)であることが望まし
いが、これに限ることなく、SrTiO3 又はのSrT
iO3 Srの一部又は全部を2族の元素Mg、Ca、B
aの内の1種又は複数種で置き換えたもの又はTiの一
部又は全部を4族元素のZrで置き換えたものを使用す
ることができる。即ち、ABO3 (但し、AはMg、C
a、Baの内のいずれか1種又は複数種、BはTi、Z
rの内のいずれか1種又は複数種、0は酸素である。)
の組成式で示すものを使用できる。 (2) 半導体化剤としては、WO3 の代りに又はこれ
に加えて、Nb、Ta、Y、希土類元素(La、Ce、
Pr、Nd、Sm、Dy、Pm、Eu、Gd、Tb、H
o、Er、Tm、Yb、Lu等)等の酸化物(Nb2 O
5 、Ta2 O5、La2 O3 、CeO2 、Nd2 O3 、
Y2 O3 、Sm2 O5 、Pr6 O11、Dy2 O3 等)の
1種又は複数種を0.1〜5モル部(主成分100モル
部に対して)使用することができる。 (3)磁器におけるその他の添加物としてAl2 O3 、
SiO2 、CuOをこれ等から選択された1種又は複数
種とすること、又はこの代りに又はこれに付加してAg
2 O及び/又はMnO2 を0.05〜0.5モル部(主
成分100モル部に対して)使用することができる。 (4) 磁器の製造の条件を種々変えることができる。
例えば、仮焼を1000〜1200℃の範囲で1〜5時
間とすること、成形体の空気(酸化性雰囲気)中での焼
成を700〜1100℃、1〜5時間とすること、非酸
化性雰囲気での焼成を1300〜1500℃、1〜5時
間とすることができる。 (5) 拡散組成物のペーストを作るための糊成分又は
ビヒクルは周知の種々の有機バインダーとすることがで
きる。 (6) 仮焼工程を省くことができる。この場合には、
SrTiO3 又は前述のABO3 から成る主成分に対し
て半導体化剤とその他の添加物とを加えたものの成形体
を作り、これを還元性雰囲気中で焼成することが望まし
い。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 磁器の主成分はSr(1-x) CaxTiO3 (但
しxは0〜0.25の範囲の数値)であることが望まし
いが、これに限ることなく、SrTiO3 又はのSrT
iO3 Srの一部又は全部を2族の元素Mg、Ca、B
aの内の1種又は複数種で置き換えたもの又はTiの一
部又は全部を4族元素のZrで置き換えたものを使用す
ることができる。即ち、ABO3 (但し、AはMg、C
a、Baの内のいずれか1種又は複数種、BはTi、Z
rの内のいずれか1種又は複数種、0は酸素である。)
の組成式で示すものを使用できる。 (2) 半導体化剤としては、WO3 の代りに又はこれ
に加えて、Nb、Ta、Y、希土類元素(La、Ce、
Pr、Nd、Sm、Dy、Pm、Eu、Gd、Tb、H
o、Er、Tm、Yb、Lu等)等の酸化物(Nb2 O
5 、Ta2 O5、La2 O3 、CeO2 、Nd2 O3 、
Y2 O3 、Sm2 O5 、Pr6 O11、Dy2 O3 等)の
1種又は複数種を0.1〜5モル部(主成分100モル
部に対して)使用することができる。 (3)磁器におけるその他の添加物としてAl2 O3 、
SiO2 、CuOをこれ等から選択された1種又は複数
種とすること、又はこの代りに又はこれに付加してAg
2 O及び/又はMnO2 を0.05〜0.5モル部(主
成分100モル部に対して)使用することができる。 (4) 磁器の製造の条件を種々変えることができる。
例えば、仮焼を1000〜1200℃の範囲で1〜5時
間とすること、成形体の空気(酸化性雰囲気)中での焼
成を700〜1100℃、1〜5時間とすること、非酸
化性雰囲気での焼成を1300〜1500℃、1〜5時
間とすることができる。 (5) 拡散組成物のペーストを作るための糊成分又は
ビヒクルは周知の種々の有機バインダーとすることがで
きる。 (6) 仮焼工程を省くことができる。この場合には、
SrTiO3 又は前述のABO3 から成る主成分に対し
て半導体化剤とその他の添加物とを加えたものの成形体
を作り、これを還元性雰囲気中で焼成することが望まし
い。
【図1】本発明の実施例に係わる磁器焼結体を示す正面
図である。
図である。
【図2】図1の焼結体に拡散組成物のペーストを塗布し
たものを示す正面図である。
たものを示す正面図である。
【図3】完成したバリスタ素子を示す正面図である。
【図4】磁器の内部構造を原理的に示す断面図である。
1a 磁器 3、4 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 7/02 - 7/22
Claims (4)
- 【請求項1】 粒界絶縁型半導体磁器の耐パルス性を向
上させるために、焼結体から成る粒界絶縁型半導体磁器
の表面に塗布して拡散させるための組成物であって、 フッ化ナトリウム 95.00〜99.95重量%と、 酸化アルミニウム 0.05〜5.00重量%とから成
ることを特徴とする半導体磁器用組成物。 - 【請求項2】 粒界絶縁型半導体磁器材料の成形体を形
成し、この成形体を焼成して半導体磁器を得る工程と、前記半導体磁器の耐パルス性を向上させるために、 前記
半導体磁器の表面に、フッ化ナトリウム95.00〜9
9.95重量%と、酸化アルミニウム0.05〜5.0
0重量%とから成る組成物を含むペーストを塗布し、且
つ前記組成物を拡散させるように熱処理を施す工程と、 前記半導体磁器の表面に第1及び第2の電極を形成する
工程とから成る半導体磁器素子の製造方法。 - 【請求項3】 粒界絶縁型半導体磁器の耐パルス性を向
上させるために、焼結体から成る粒界絶縁型半導体磁器
の表面に塗布して拡散させるための組成物であって、 フッ化ナトリウム 95.00〜99.95重量部と、 酸化アルミニウム 0.05〜5.00重量部と、 酸化シリコン 0.50〜15.00重量部とから成る
ことを特徴とする半導体磁器用組成物。 - 【請求項4】 粒界絶縁型半導体材料の成形体を形成
し、この成形体を焼成して半導体磁器を得る工程と、前記半導体磁器の耐パルス性を向上させるために、 前記
半導体磁器の表面に、フッ化ナトリウム95.00〜9
9.95重量部と酸化アルミニウム0.05〜5.00
重量部と酸化シリコン0.50〜15.00重量部とか
ら成る組成物を含むペーストを塗布し、且つ前記組成物
を拡散させるように熱処理を施す工程と、 前記半導体磁器の表面に第1及び第2の電極を形成する
工程とから成る半導体磁器素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08089894A JP3325114B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 半導体磁器のための組成物及び半導体磁器素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08089894A JP3325114B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 半導体磁器のための組成物及び半導体磁器素子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272907A JPH07272907A (ja) | 1995-10-20 |
JP3325114B2 true JP3325114B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=13731190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08089894A Expired - Fee Related JP3325114B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 半導体磁器のための組成物及び半導体磁器素子の製造方法 |
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JP (1) | JP3325114B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5133207B2 (ja) * | 2008-11-08 | 2013-01-30 | 住友化学株式会社 | チタン酸アルミニウム系セラミックスの製造方法 |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP08089894A patent/JP3325114B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07272907A (ja) | 1995-10-20 |
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