JP3324612B2 - 分岐型光線路の心線対照方法 - Google Patents
分岐型光線路の心線対照方法Info
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- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Description
て、ケーブル移転やケーブル修理時に光ファイバ心線を
切断して接続替えを行う必要が生じた場合、作業現場で
該当心線かどうかを簡便に検知し得る分岐型光線路の心
線対照方法に関する。
分岐型光線路の構成を示す。図において、1は光送信
器、2は幹線の光ファイバ、2−nは分岐部の光ファイ
バ心線、3−nは光受信器、20は光分配器である。図
6において、光分配器20と光受信器3との間の線路に
おける光ファイバ心線2−1〜2−nの心線対照を行う
場合、例えば、作業者は光受信器3−1に接続されてい
る光ファイバ心線2−1のコネクタをはずし、そこに心
線対照用光源を接続し、他の作業者が曲げ放射光を利用
した心線対照光検出器により、マンホール等の作業現場
で該光心線2−1を確認する方法を行っていた。
来の方法では、作業者がユーザ宅へ行き、光受信器の光
コネクタをはずして、心線対照光を挿入しなければなら
ず、また、通信も同時に止める必要があるため、作業の
自動化、サービス性の維持が困難になるという問題を生
じた。
もので、光線路の分岐部分の心線対照を、サービスの中
断なく、簡便に、かつ経済的に行うことができる分岐型
光線路の心線対照方法を提供することを目的としてい
る。
るために、本願発明では、光線路の途中に光分岐器を設
け、該分岐器によって分岐された光線路の加入者側に設
けられた各光受信器の直前に光フィルタ型反射器を各々
設置し、光パルス試験器から通信光と異なる波長の試験
パルス光を局内側に設置した光カプラを介して前記光線
路に挿入し、前記各光受信器の直前に各々設置した前記
試験パルス光のみを反射させる光フィルタ型反射器によ
る前記試験パルス光の各反射光について、その光レベル
及び反射位置までの距離を各々検知し、正常な状態時の
前記光線路および分岐された各光線路について予め測定
した前記各反射光の光レベル及び反射位置までの距離と
該当光ファイバ心線に対し心線対照治具により曲げ損を
与えた場合の前記各反射光の光レベル及び反射位置まで
の距離とを比較し、比較の結果、心線の反射位置におけ
る光レベルに変動が生じている場合には、該当心線であ
ると判定し、変動が生じていない場合は該当心線でない
と判定することにより、前記分岐部分を有する光線路の
心線対照を行うことを特徴とする。
照が該当心線に一定の曲げ損を与えるだけで自動的にで
きるため、通信の中断や作業者のユーザ宅への派遣等が
なくなり、サービス性向上、省力化、経済化が図れる。
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。 (実施例)図において、10は光カプラ、6は光パルス
試験器、12は光パルス試験器6を制御するCPU(中
央処理装置)、13は各種データを記憶するデータベー
ス、21はモデム、22は公衆回線、23はポータブル
型コンピュータ、24は光ファイバに曲げ損を与える治
具、11−1,11−2,……,11−nは光フィルタ
型反射器、19はこの光フィルタ型反射器から反射され
た光を阻止する光フィルタである。
3−2,......,3−nと光分配器20との間の距離
は、一般に、各々異なると考えられるため、正常時に光
パルス試験器6で各光フィルタ型反射器11−1,11
−2,......,11−nの反射レベル及び反射位置まで
の距離を各々測定した場合、図2に示す結果が得られ
る。ここで、横軸は光パルス試験器6から反射位置まで
の距離、縦軸は反射レベル、lsは光分配器20の位置で
ある。光パルス試験器6から反射位置までの距離をl
1,l2,......,lm(l1<l2<......<lm)と
し、対応する反射レベルをy1,y2,......,ymと
すると、距離l1,l2,......,lmには、光分配器2
0からの距離が短い順に、光フィルタ型切分け器11−
1,11−2,......,11−nが各々対応する。例え
ば、反射レベルy1は、光分配器20から最も近距離の
加入者に設置されている光フィルタ型反射器からの反射
であることが分かり、反射レベルymは、光分配器20
からの距離が(短い方から数えて)第m番目の加入者に
設置されている光フィルタ型反射器からの反射であるこ
とがわかる。
入者を結ぶ)分岐ファイバ2−2に心線対照治具で曲げ
損を与えて、心線対照した場合の光パルス試験器6によ
る反射量の測定結果を示している。この図に示すよう
に、距離l2での反射レベルy2が曲げ損の2倍分小さく
なり、y2’となった結果が測定されている。従って、
この図から、分岐ファイバ2−2が心線対照されたこと
がわかる。この場合、もし、誤って分岐ファイバ2−2
以外の心線を心線対照した場合には、距離l2における反
射量はy2となり、変化がないので該当心線でなく、他
の心線であることがわかる。
構成例を示しており、これは、光フィルタ14、光ファ
イバ17、コード部18、補強部15からなり、光フィ
ルタ14は光ファイバ17に対してθの傾きで挿入して
ある。この傾きを適当に選定することにより、通信光λ
0を通過させ、試験光λtを反射して光パルス試験器6の
方向へ戻るようにしたものである。
ーチャートを参照して説明する。作業現場からポータブ
ルコンピュータ23の指示により、光パルス試験器を動
作させ、各加入者の光受信器の前にある光フィルタ型反
射器の反射レベルと反射位置までの距離とを測定する
(ステップSB1)。次に、作業現場において、曲げ損
治具24により、該当心線に曲げ損を与える。この曲げ
は通信光λ0には影響がなく、試験光λtには十分損失
を与える範囲のものである(ステップSB2)。次に、
光パルス試験を行い、光フィルタ反射器の反射レベルと
反射位置までの距離とを測定し、ステップSB1で測定
したものと比較する(ステップSB3)。
2は、該当心線の反射レベルがしきい値分小さくなった
か否かを判断する(ステップSB4)。 (イ)ステップSB4において「YES」と判断された
時 ステップSB4において、「YES」と判断されれば、
すなわち、反射レベルに差が生じていれば、ステップS
B5へ進み、作業現場の心線は真に該当心線であると判
定し、ステップSB7へ進む。ステップSB7では、こ
の結果を作業者のポータブルコンピュータ23へ送信し
知らせる。 (ロ)ステップSB4において「NO」と判断された時 ステップSB4において、「NO」と判断されれば、す
なわち、反射レベルに差が生じていなければ、ステップ
SB6へ進み、作業現場の心線は該当心線でないと判断
し、ステップSB7へ進む。ステップSB7では、この
結果をポータブルコンピュータ23へ送信し、作業者へ
知らせる。
ば、光線路の途中に光分岐器を設け、該分岐器によって
分岐された光線路の加入者側に設けられた各光受信器の
直前に光フィルタ型反射器を各々設置し、光パルス試験
器から通信光と異なる波長の試験パルス光を局内側に設
置した光カプラを介して前記光線路に挿入し、前記各光
受信器の直前に各々設置した前記試験パルス光のみを反
射させる光フィルタ型反射器による前記試験パルス光の
各反射光について、その光レベル及び反射位置までの距
離を各々検知し、正常な状態時の前記光線路および分岐
された各光線路について予め測定した前記各反射光の光
レベル及び反射位置までの距離と該当光ファイバ心線に
対し心線対照治具により曲げ損を与えた場合の前記各反
射光の光レベル及び反射位置までの距離とを比較し、比
較の結果、心線の反射位置における光レベルに変動が生
じている場合には、該当心線であると判定し、変動が生
じていない場合は該当心線でないと判定することによ
り、前記分岐部分を有する光線路の心線対照を行うよう
にしたため、分岐型光線路の心線対照を自動化でき、か
つ、通信を中断することなく実施できるため、工事作業
の効率化、サービス性の大幅な向上を図れるという利点
が得られる。
る。
場合の光パルス試験結果を示す特性図である。
示す特性図である。
ある。
示すフローチャートである。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 光線路の途中に光分岐器を設け、該分岐
器によって分岐された光線路の加入者側に設けられた各
光受信器の直前に光フィルタ型反射器を各々設置し、光
パルス試験器から通信光と異なる波長の試験パルス光を
局内側に設置した光カプラを介して前記光線路に挿入
し、前記各光受信器の直前に各々設置した前記試験パル
ス光のみを反射させる光フィルタ型反射器による前記試
験パルス光の各反射光について、その光レベル及び反射
位置までの距離を各々検知し、正常な状態時の前記光線
路および分岐された各光線路について予め測定した前記
各反射光の光レベル及び反射位置までの距離と該当光フ
ァイバ心線に対し心線対照治具により曲げ損を与えた場
合の前記各反射光の光レベル及び反射位置までの距離と
を比較し、比較の結果、心線の反射位置における光レベ
ルに変動が生じている場合には、該当心線であると判定
し、変動が生じていない場合は該当心線でないと判定す
ることにより、前記分岐部分を有する光線路の心線対照
を行うことを特徴とする分岐型光線路の心線対照方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20562392A JP3324612B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 分岐型光線路の心線対照方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20562392A JP3324612B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 分岐型光線路の心線対照方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653907A JPH0653907A (ja) | 1994-02-25 |
JP3324612B2 true JP3324612B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=16509955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20562392A Expired - Lifetime JP3324612B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 分岐型光線路の心線対照方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3324612B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4910102B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2012-04-04 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバの終端状態判定方法 |
JP2009020029A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光伝送線路遠隔試験・監視方法及び光伝送線路遠隔試験・監視システム |
JP5221072B2 (ja) * | 2007-08-06 | 2013-06-26 | 日本電信電話株式会社 | 心線対照システム及び心線対照方法 |
JP4846742B2 (ja) * | 2008-02-13 | 2011-12-28 | 日本電信電話株式会社 | 活線判定装置及び活線判定方法 |
JP4855435B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-01-18 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバ心線対照方法および装置 |
JP5736300B2 (ja) * | 2011-12-07 | 2015-06-17 | 日本電信電話株式会社 | 光線路心線判定装置およびその判定方法 |
JP5986913B2 (ja) * | 2012-12-18 | 2016-09-06 | 日本電信電話株式会社 | 通信監視装置、通信監視方法及び光線路試験システム |
KR102090368B1 (ko) * | 2017-09-29 | 2020-03-17 | 주식회사 피피아이 | 패치코드용 극성감지기 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20562392A patent/JP3324612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
富田信夫 他,今、光線路のオペレーションが変わる,NTT技術ジャーナル,日本,電気通信協会,1990年 8月 1日,VOL.2,NO.8,10−14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653907A (ja) | 1994-02-25 |
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