JP5986913B2 - 通信監視装置、通信監視方法及び光線路試験システム - Google Patents

通信監視装置、通信監視方法及び光線路試験システム Download PDF

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本発明は、光アクセスネットワークシステムにおける通信監視装置、通信監視方法及び光線路試験システムに関する。
現在、ブロードバンドサービスの増加に伴って、光ファイバを用いたFTTH(Fiber To The Home)加入者数は急激に増加している。通信事業者ビルからお客様宅までの光アクセスネットワークにおいては、経済性に優れたポイント・ツー・マルチポイント通信を行うPON(Passive Optical Network)システムが広く用いられている。PONシステムはPDS(Passive Double Star)型の光線路構成を有しており、通信事業者ビルに光加入者端局装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続された基幹光ファイバと、前記基幹光ファイバを複数に光分岐する光スプリッタ、加入者宅における光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)と1対1で対応する分岐光ファイバから構成される。
ところで、光アクセスネットワークにおける光線路工事において、作業対象の光ファイバを特定するために、光ファイバに対照光を入射して所望の光ファイバを曲げて生じる漏洩光から判別する心線対照や、通信事業者ビルから試験光パルスを入射して光ファイバからの後方散乱光を利用したOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)試験が行われる。
しかしながら、PDS(Passive Double Star)型光線路においては、上記光スプリッタにより複数の分岐光ファイバに分岐されるために、対照光や試験光も分岐光ファイバに一様に分配されるため、上記作業が困難となる。具体的には、対照光は該当する光スプリッタに接続された全ての分岐光ファイバに伝搬するため、どれが所望の光ファイバかを特定することができない。また、OTDR試験を用いて作業対照の光ファイバに曲げを加えて分岐光ファイバを特定しようとしても、該当する光スプリッタに接続された全ての分岐光ファイバから反射される後方レイリー散乱光が時間領域で重なってしまうために、分岐光ファイバを特定することができない。
そこで、光アクセスネットワークの保守および運用の観点から、PDS型光線路に対する分岐光ファイバの特定を行うために、分岐光ファイバ固有の識別子と対応づける手法が提案されている。分岐光ファイバ固有の識別子としては、分岐光ファイバ長や分岐光ファイバと1対1で対応するONUのMACアドレス等が用いられている。
特許文献1に記載の通信監視装置では、GE−PON(Gigabit Ether - Passive Optical Network)の規格であるIEEE802.3ahで標準化されている制御フレームのうち、ONUからOLTへ送信される上り光信号を受信し、光信号から制御フレームを検出し、制御フレームに含まれるONUの固有情報(MACアドレス等)や制御フレームの数をカウントすることで通信中であるか否かを判定する手法が提案されている。
特許文献2に記載の光設備判定システムでは、OLTから取得したRTT(Round Trip Time)と、OTDR試験により得られた波形からONUの前段に取り付けられた光反射フィルタの反射ピーク位置を互いに対応づけることで、分岐光ファイバを特定する手法が提案されている。
非特許文献1に記載の光線路試験システムでは、光ファイバ伝送路上の光ファイバに曲げ損失を加えた場合に減少するOTDR波形上の反射ピーク強度を観察し、これによって変化した反射ピーク位置から当該光ファイバ心線の長さを算出することで、分岐光ファイバを特定する手法が提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、光スプリッタ上部側、例えば通信事業者のビル内に監視装置を設置した場合、分岐光ファイバとの対応付けを行うためには、例えば該当のONUが収容されている光ファイバをサービスが停止するまで曲げて過度の損失を生じさせるか、ONUの電源断などによりサービスを停止させて、制御フレームが無い、すなわちOLTとONUとの間のリンク確立が無いことを判定する他ない。
一方、光スプリッタ下部側の分岐光ファイバに監視装置を設置する場合、個々の分岐光ファイバ毎にONUからの上り光信号を光分岐させて設置する必要がある。サービス提供中の分岐光ファイバに新たに光分岐を設けることは容易ではなく、分岐光ファイバとの対応づけ作業が非常に煩雑になるという課題がある。
また、特許文献2に記載の方法では、OLTから取得したRTTとOTDR試験により得られた反射ピーク位置各々から得られる光線路長を突合するため、各々の光線路長測定精度の影響を受ける。具体的には、RTTはGE−PONシステムにおけるフレームの往復伝搬時間であって、フレーム検出も含めた装置内遅延時間も含まれるため、RTTから算出される位置情報はONUの装置性能の影響を受けやすいという課題がある。
また、非特許文献1に記載の方法では、作業対象の分岐光ファイバを特定するためには、当該分岐光ファイバの正確な長さを例えば設備データベース等で常に把握しておく必要があり、施工された分岐光ファイバ長の正確な測定や膨大な設備データベースの最新化には多大な運用コストと労力が伴うといった課題がある。
特開2009−177510号公報 特開2011−191147号公報 特開2007−37118号公報 特開2008−11299号公報
Y.Enomoto, H.Izumita, M.Nakamura, "Over 31.5 dB dynamic range optical fiber line testing system with optical fiber fault isolation function for 32-branched PON", Optical Fiber Communications Conference, 2003 (OFC 2003), Page(s): 608 - 610 vol.2 中村 誠ほか、"PON用バースト伝送対応光受信回路技術"NTT技術ジャーナル, pp.46-49, 2006年7月号
以上のように、従来では、PDS型光線路に対する分岐光ファイバの特定を、サービス断を回避して、ONUの装置性能に依存せずに行うことが困難であった。
そこで、本発明は上記の事情を鑑みて実施されたものであり、その目的は、PDS型光線路に対する分岐光ファイバの特定をサービス断無く、ONUの装置性能に依存せずに容易に行うことができる通信監視装置及び通信監視方法と、分岐光ファイバ長のデータベース管理が不要で容易に分岐光ファイバを特定することができる光線路試験システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係る通信監視装置は、以下の態様で構成される。
(1)光ファイバ伝送路を介して接続される光加入者端局装置(以下、OLT:Optical Line Terminal)と複数の光回線終端装置(以下、ONU:Optical Network Unit)との間の通信状態を確認する通信監視装置であって、前記OLTと前記ONUとの間に設置された光分岐部を介して前記ONUからの上り光信号を受信する光信号検出手段と、前記光信号の受信信号から前記ONUの固有情報が書き込まれたフレームを検出し、当該フレームに含まれる前記ONUの固有情報を抽出するフレーム検出手段と、前記受信信号のパワーを検出するパワー検出手段と、前記フレーム検出手段で抽出された前記ONUの固有情報と前記パワー検出手段で検出されたパワーとその検出時刻とを対応付けて記録する記録手段と、前記記録手段に記録された情報を前記ONUの固有情報毎に時系列で整理し、該時系列で整理された前記パワーと前記検出時刻とに基づいて前記ONUの固有情報の各々における前記パワーが予め定められた時間範囲で所定の閾値以上変動したか否かを判定し、前記所定の閾値以上変動した時に、前記ONUの固有情報からONUを判定する信号処理手段とを具備する態様とする。
(2)(1)において、前記受信信号からフレームの開始または終了を意味するタイミングを検出して、同期信号として出力する同期信号検出及び出力手段をさらに具備し前記パワー検出手段は、前記同期信号の入力に応じて、前記受信信号パワーを検出前記フレーム検出手段は、前記同期信号の入力に応じて、前記光信号の受信信号から前記ONUの固有情報が書き込まれたフレームを検出し、当該フレームに含まれる前記ONUの固有情報を抽出する態様とする。
(3)(1)において、前記パワー検出手段で検出されたパワーから、フレームのペイロード部分を除く部分における平均パワーを演算するパワー演算手段をさらに具備し、前記記録手段は、前記パワー演算手段で算出された平均パワーを、前記パワー検出手段で検出されたパワーに代えて記録する態様とする。
(4)(1)において、前記光信号検出手段はバースト受光に対応した受信信号のパワーを表示する表示機能を有する態様とする。
また、本発明に係る通信監視方法は、以下の態様で構成される。
(5)光ファイバ伝送路を介して接続される光加入者端局装置(以下、OLT:Optical Line Terminal)と複数の光回線終端装置(以下、ONU:Optical Network Unit)との間の通信状態を確認する通信監視方法であって、前記OLTと前記ONUとの間に設置された光分岐部を介して前記ONUからの上り光信号を受信する光信号検出ステップと、前記光信号の受信信号から前記ONUの固有情報が書き込まれたフレームを検出し、当該フレームに含まれる前記ONUの固有情報を抽出するフレーム検出ステップと、前記受信信号のパワーを検出するパワー検出ステップと、前記抽出された前記ONUの固有情報と前記検出されたパワーとその検出時刻とを対応付けて記録する記録ステップと前記記録された情報を前記ONUの固有情報毎に時系列で整理し、該時系列で整理された前記パワーと前記検出時刻とに基づいて前記ONUの固有情報の各々における前記パワーが予め定められた時間範囲で所定の閾値以上変動したか否かを判定し、前記所定の閾値以上変動した時に、前記ONUの固有情報からONUを判定する判定ステップとを有する態様とする。
(6)(5)において、前記受信信号からフレームの開始または終了を意味するタイミングを検出して同期信号として出力する同期信号検出及び出力ステップをさらに有し前記パワー検出ステップでは、前記同期信号の入力に応じて、前記受信信号パワーを検出し、前記フレーム検出ステップでは、前記同期信号の入力に応じて、前記光信号の受信信号から前記ONUの固有情報が書き込まれたフレームを検出し、当該フレームに含まれる前記ONUの固有情報を抽出する態様とする。
(7)(5)において、前記パワー検出ステップで検出されたパワーから、フレームのペイロード部分を除く部分における平均パワーを演算するパワー演算ステップをさらに有し、前記記録ステップでは、前記パワー演算ステップで算出された平均パワーを、前記パワー検出ステップで検出されたパワーに代えて記録する態様とする。
(8)(5)において、さらに、前記光信号の受信に際してバースト受光に対応した受信信号のパワーを表示する態様とする。
また、本発明に係る光線路試験システムは、以下の態様で構成される。
(9)(1)〜(4)のいずれかに記載の通信監視装置に該当する機能を具備した光線路試験システムであって、前記OLTと前記ONUとの間に設置された光分岐部を介して試験光を光ファイバ伝送路に入射し、試験光が反射した光を受光して得られる電気信号を時間領域で解析し、距離に対する光ファイバ伝送路の特性分布情報を波形表示する波形表示手段と、前記光分岐部の後段において前記ONUからの上り光信号と前記試験光が反射した光を光分離する光分離手段と、前記光分岐部と前記ONUの間の光ファイバ伝送路に対する一時的な損失付与が行われた場合に、反射光強度の変化をイベントとして検出するイベント検出手段と、前記信号処理手段によって判定された単数または複数のONUの固有情報を波形上に表示する表示手段とを具備する態様とする。
本発明では、PDS型光線路における光サービスを停止させること無く、ONUの装置性能に依存せずに容易に作業対象の基幹光ファイバや分岐光ファイバに対応するONUの固有情報を抽出することができ、所望の光ファイバを特定することができる。また、分岐光ファイバ長を予め設備データベース等で把握することなく作業対象の分岐光ファイバを特定することができ、PDS光線路における運用性を向上させることができる。また、線路における光スプリッタの下部における分岐光ファイバの特定においては、通常光スプリッタは屋外の電柱上に設置されることが多く、そのような高所作業において分岐光ファイバを特定するために何度も光分岐を設けたりする必要がなく、例えば、光スプリッタの上部に位置する通信事業者ビルに設置しておくことで個々の分岐光ファイバの特定作業を容易に行うことができ、作業誤りによるサービス断を未然に防止する効果を奏する。
したがって、本発明によれば、PDS型光線路に対する分岐光ファイバの特定をサービス断無く、ONUの装置性能に依存せずに容易に行うことができる通信監視装置及び通信監視方法と、分岐光ファイバ長のデータベース管理が不要で容易に分岐光ファイバを特定することのできる光線路試験システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信監視装置の構成を示すブロック図。 図1に示す通信監視装置の光検出部に受信信号強度表示機能を具備した光検出器を用いた場合の構成を示すブロック図。 図1に示す通信監視装置の記録部における記録内容を示す模式図。 図1に示す通信監視装置の第2信号処理部における信号処理例を示す模式図。 図1に示す通信監視装置の設置形態として、通信事業者ビルに設置した場合を示す光線路構成図。 図1に示す通信監視装置の設置形態として、光スプリッタ上部に設置した場合を示す光線路構成図。 本発明の第2の実施形態に係る光線路試験システムを光線路システムの基幹光ファイバに光結合した構成を示すブロック図。 図7に示す光線路試験システムにおいて、分岐光ファイバに対する一時的な曲げ損失が無い場合の出力波形を示す模式図。 図7に示す光線路試験システムにおいて、分岐光ファイバに対する一時的な曲げ損失が有る場合の出力波形を示す模式図。 図7に示す光線路試験システムにおいて、図9における平均化処理されたOTDR波形のイベント検出結果の一例を示す模式図。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信監視装置の構成を示すブロック図、図2はその通信監視装置に用いられる光検出部11の具体的な構成を示すブロック図である。図1に示す通信監視装置は、複数のONU(図示せず)からの上り光信号を受信する光検出部11と、光検出部11で受信された光信号からフレームの開始または終了を意味するタイミングを検出し、同期信号として出力する同期信号検出出力部12と、同期信号入力に対応した信号パワーを検出するパワー検出部13と、同期信号入力に対応し、受信した光信号からIEEE802.3で規定されている制御フレーム(例えばONUからOLTに送信されるリポートフレーム)を時間的に検出し、検出されたフレームに含まれるONUの固有情報(MACアドレス等)を抽出する第1信号処理部14と、パワー検出部13にて検出された信号パワーからフレーム毎のパワーを演算するパワー演算部15と、同期信号入力時刻と演算されたパワーと第1信号処理部14にて抽出されたONUの固有情報とを対応付けて記録する記録部16と、上記ONUの固有情報の各々におけるパワーが所定の閾値以上変動した時に、ONUの固有情報からONUを判定する第2信号処理部17と、そのONU判定結果を表示する表示処理部18から構成される。
上記光検出部11は、ONUからの上り光信号をフォトダイオード111によって光電変換する。上記同期信号検出出力部12は、IEEE802.3で規定されている制御フレームの開始または終了を意味するタイミングを検出し、同期信号として出力する機能部である。同期信号の検出方法としては、装置から出力されるものでもよいが、フレーム間にはフレームの切れ目を示す無信号区間がサブミリ秒あるので、これを検出する手段、IEEE802.3で規定されている制御フレームの先頭ビットパターンを検出する手段なども考えられる。第1信号処理部14は、検出された信号から、IEEE802.3で規定されている制御フレームを抽出する信号処理を行い、フレームに含まれるONUの固有情報を抽出する。なお、ONUの固有情報としては、ONUに割り当てられたMACアドレスがあるが、OLTが各ONUに割り当てる論理番号であるLLID(Logical Link ID)等でもよい。
一方、パワー検出部13は、光検出部11で検出された信号パワーを検出する。一般的に、例えば非特許文献2に記載のように、PONシステムにおける光検出部11は、複数のONUからの受信信号の強度レベルを増幅するためのTIA(Transimpedance Amplifier)回路113と、強度レベルを一定に揃えるLIM(Limiting Amplifier)回路114とを備える。本実施形態では、複数のONU各々におけるパワーを検出するため、これらの回路前段にて、例えば電流ミラー回路112などで分岐された電気信号から前記パワー検出部13にて信号パワーを検出することが望ましい。TIA回路113として、入力受信強度レベルに応じて増幅利得が非線形に変動するものを用いる場合は、TIA前段で受信信号を分岐することが望ましいが、入力受信強度レベルに対して増幅利得の線形性がある場合は、TIAとLIMの間において分岐するようにしてもよい。
上記同期信号検出部12から出力された同期信号は、第1信号処理部14とパワー検出部13に対して同じ信号が入力される。第1信号処理部14は入力された同期信号の時刻、または同期信号の入力時間から一定時間経過した時刻におけるフレームを特定し、当該フレームに含まれるONUの固有情報を抽出する。また、パワー検出部13では、入力された同期信号の時刻、または同期信号の入力時間から一定時間経過した時刻、またはその間における信号レベルを検出する。
パワー演算部15では、前記パワー検出部13にて検出された信号パワーからフレーム毎のパワーを演算する。演算方法としては、例えば最大レベルを検出する方法がある。また、ONUからの上り信号は、各ユーザからの送信データの有無によりペイロード部分の信号が異なる。このため、この測定誤差を無くすためにペイロード部分を除くフレームの先頭部分は0と1のビットが均等に配置されていることを利用し、取得時間における平均パワーを演算する方法でもよい。
記録部16は、同期信号に対応した時刻情報、前記パワー演算部15にて演算されたパワーと前記第1信号処理部14にて処理されたONUの固有情報を対応させて記録する。パワー検出部13にて検出されるパワーと第1信号処理部14にて処理されるフレーム情報では、第1信号処理部14における解析処理に要する時間により、例えばLSI等の装置処理による遅延差が生じる。しかしながら、前記同期信号と前記記録部16を用いることによって、同じ時刻情報に基づいた各々の情報を対応付けることができる。
また、最近では、例えば図2に記載のように、受信信号強度表示(RSSI)機能115を搭載した光検出器が入手可能となっている。この場合は、光検出器11の外部に同期信号検出部12を置き、パワー検出部13と第1信号処理部14との間で同じ時刻情報を参照することも可能である。また、例えば特許文献3や4に記載のように、RSSI回路としてGE−PONにおいて特徴的な上りのバースト受光パワーを即時にモニタできるものや、フレーム毎に信号強度レベルをモニタできるものが提案されており、これを用いることが望ましい。
図3は、前記記録部16における記録内容を示す例である。図3に示すように、前記記録部16では、同期信号に対応する時刻と、検出されたパワー、制御フレームから抽出されたONUの固有情報が対応づけて記録されている。図4は、第2信号処理部17における信号処理例を示す。図4に示すように、第2信号処理部17では、前記記録部16にて記録された情報をONUの固有情報毎に整理し、ONU毎に時系列で検出パワーの情報が整理される。第2信号処理部17では、時系列で整理されたONU毎の検出パワーを複数のONU分、同様に処理しており、予め定められた時間範囲とパワーの閾値に基づいて、ONUの固有情報の各々におけるパワーが所定の閾値以上変動した時に、ONUの固有情報からONUを判定する。
なお、本実施形態では、第1信号処理部14にてフレーム解析されONUの固有情報を抽出した情報と検出されたパワーの情報を記録部にて突合するものであるが、第1信号処理部14が無く、第1信号処理部14に相当する機能を第2信号処理部17と統合し、前記記録部16にて0/1のビット列の情報と検出されたパワーの情報を突合するものであってもよい。この場合は、ONUの固有情報を含むデータ全体が記録されることになるので、より多くの記録領域が必要となる。
本実施形態のように、時系列で整理されたONU毎の検出パワー変動を検出することで、例えば光ファイバ伝送路上にて光ファイバの特定のために任意の光ファイバ心線にサービス断が生じない程度の曲げを加えた場合に、曲げ損失を与えた該当光ファイバ心線にのみ収容されるONUの固有情報のみを抽出することができる。また、PDS光線路における基幹光ファイバに曲げを加えた場合、OLTに収容される全てのONUに対応する固有情報が抽出される。一方、分岐光ファイバに曲げを加えた場合は、曲げを加えた分岐光ファイバに収容される1つのONUの固有情報が抽出されるため、所望の光ファイバを特定することができる。さらには、OLTに収容されるONUが複数の場合、屋外の作業者が基幹光ファイバか分岐光ファイバのどちらに曲げを加えているかも識別することができる。
例えば、屋外にて異なるスプリッタにユーザの収容切替作業を行う場合、工事の前後にて同じ加入者が収容されているかどうかを基幹光ファイバに曲げを加えることで確認することができる。一方、スプリッタの下部の分岐光ファイバのみを異なるスプリッタに収容させる場合は、当該分岐光ファイバのみに曲げを加えることで工事の前後にて同じ加入者が収容されているかどうかを把握することができ、工事の正常性を確認することができる。
図5及び図6は、第1の実施形態に係る通信監視装置の設置形態を示す。図5では、ONU A1〜Anを光スプリッタBを介してOLT Cと接続する場合に、通信事業者のビル内に設けられた光スプリッタBとOLT Cとの間に通信監視装置Dを設置し結合する形態を示している。図6では、図5と同様にONU A1〜Anを光スプリッタBを介してOLT Cと接続する構成において、光スプリッタBが2×N分岐のものである場合に、光スプリッタBの上部側に設置する形態を示している。但し、図6の場合は、例えば電柱やマンションなどスプリッタが設置される場所において、スプリッタ上部側のOLTに接続されていないポートに本発明に係る通信監視装置を設置することで、スプリッタ下部側の分岐光ファイバを曲げながら作業対象の分岐光ファイバを作業者が一人称で識別することができる。
(第2の実施形態)
図7は、ONU A1〜Anを光スプリッタBを介してOLT Cと接続する光線路システムに対し、本発明の第2の実施形態に係る光試験システムEをOLT Cと光スプリッタBとの間の基幹光ファイバに光結合した構成を示すブロック図である。図7に示す光試験システムEは、第1の実施形態の通信監視装置を光試験システムの一部として用いており、試験光パルス送受信部21と、信号処理部22と、ONU A1〜Anからの上り光と試験光を互いに光分離する光分離部23と、本発明に係る通信監視装置と同様の機能を持つ通信監視機能部24と、表示処理部25とから構成される。上記ONU A1〜Anの前段には、試験光反射フィルタが配置される。
図8は、前記試験光パルス送受信部21で試験光パルスを光スプリッタBによりn=4の場合の分岐光ファイバを有するPDS光線路に入射し、その後方散乱光を受信して信号処理部22にて解析したOTDR波形の一例を示す模式図である。図8のように、PDS光線路におけるOTDR波形は、各々の分岐光ファイバにおける後方レイリー散乱光が時間領域で重なってしまい、各々の分岐光ファイバの損失分布は確認することができないが、ONU A1〜A4前段に設置された試験光反射フィルタによる反射光のピークを確認することができる。
図9は、前記4本の分岐光ファイバのうち、スプリッタ下部に該当する距離B点において、#2の分岐光ファイバ心線に一時的な曲げを加えた場合のOTDR波形の一例を示す模式図である。図9に示すように、分岐光ファイバ#2において曲げ損失が加えられることによってONU前段に設置された試験光反射フィルタからの反射光のピーク強度が距離D点において減少していることが分かる。非特許文献1の方法は、分岐光ファイバ長の情報と減少した反射光のピーク位置を対応づけることで分岐光ファイバを特定するが、そのためには分岐光ファイバ長の正確な情報が必要となる。
図10は、図9における平均化処理されたOTDR波形のイベント検出結果の一例を示す。本実施形態に係る光線路システムでは、一時的な曲げ損失を加えられた分岐光ファイバに収容されるONUの固有情報は通信監視機能部24から信号処理部22へ出力され、信号処理部22にて反射光のピークが減少した距離、すなわち位置情報と対応づけて表示処理部25に出力され、イベント検出結果とともに表示することを特徴とする。図10のように抽出されたONUの固有情報は、イベント検出結果のテーブル上に表示してもよいが、図9のOTDR波形上に表示されるものであってもよい。
以上のように、本実施例に係る光線路試験システムでは、光線路試験システムの一部に本発明に係る通信監視機能を具備することで、作業対象の分岐光ファイバに対応するONUの固有情報を、当該ONUの前段に設置された試験光反射フィルタの位置、すなわち作業対象の分岐光ファイバの長さと関連付けて、ONU装置性能に依存することなく抽出することができる。また、事前に分岐光ファイバ長の情報が無くても所望の分岐光ファイバを特定することができ、運用コストや労力が必要な設備データベースの最新化が必要無いという効果を奏する。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成を削除してもよい。さらに、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…光検出部、12…同期信号検出部、13…パワー検出部、14…第1信号処理部、15…パワー演算部、16…記録部、17…第2信号処理部、18…表示処理部、21…試験光パルス送受信部、22…信号処理部、23…光分離部、24…通信監視機能部、25…表示処理部、A1〜An…ONU、B…光スプリッタ、C…OLT、D…通信監視装置、E…光線路試験システム。

Claims (9)

  1. 光ファイバ伝送路を介して接続される光加入者端局装置(以下、OLT:Optical Line Terminal)と複数の光回線終端装置(以下、ONU:Optical Network Unit)との間の通信状態を確認する通信監視装置であって、
    前記OLTと前記ONUとの間に設置された光分岐部を介して前記ONUからの上り光信号を受信する光信号検出手段と、
    前記光信号の受信信号から前記ONUの固有情報が書き込まれたフレームを検出し、当該フレームに含まれる前記ONUの固有情報を抽出するフレーム検出手段と、
    前記受信信号のパワーを検出するパワー検出手段と、
    前記フレーム検出手段で抽出された前記ONUの固有情報と前記パワー検出手段で検出されたパワーとその検出時刻とを対応付けて記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録された情報を前記ONUの固有情報毎に時系列で整理し、該時系列で整理された前記パワーと前記検出時刻とに基づいて前記ONUの固有情報の各々における前記パワーが予め定められた時間範囲で所定の閾値以上変動したか否かを判定し、前記所定の閾値以上変動した時に、前記ONUの固有情報からONUを判定する信号処理手段と
    を具備することを特徴とする通信監視装置。
  2. 請求項1に記載の通信監視装置であって、
    前記受信信号からフレームの開始または終了を意味するタイミングを検出し、同期信号として出力する同期信号検出及び出力手段をさらに具備し
    前記パワー検出手段は、前記同期信号の入力に応じて、前記受信信号パワーを検出
    前記フレーム検出手段は、前記同期信号の入力に応じて、前記光信号の受信信号から前記ONUの固有情報が書き込まれたフレームを検出し、当該フレームに含まれる前記ONUの固有情報を抽出す
    とを特徴とする通信監視装置。
  3. 請求項1に記載の通信監視装置であって、
    前記パワー検出手段で検出されたパワーから、フレームのペイロード部分を除く部分における平均パワーを演算するパワー演算手段をさらに具備し、
    前記記録手段は、前記パワー演算手段で算出された平均パワーを、前記パワー検出手段で検出されたパワーに代えて記録する
    とを特徴とする通信監視装置。
  4. 請求項1に記載の通信監視装置であって、
    前記光信号検出手段はバースト受光に対応した受信信号のパワーを表示する表示機能を有することを特徴とする通信監視装置。
  5. 光ファイバ伝送路を介して接続される光加入者端局装置(以下、OLT:Optical Line Terminal)と複数の光回線終端装置(以下、ONU:Optical Network Unit)との間の通信状態を確認する通信監視方法であって、
    前記OLTと前記ONUとの間に設置された光分岐部を介して前記ONUからの上り光信号を受信する光信号検出ステップと
    前記光信号の受信信号から前記ONUの固有情報が書き込まれたフレームを検出し、当該フレームに含まれる前記ONUの固有情報を抽出するフレーム検出ステップと、
    前記受信信号のパワーを検出するパワー検出ステップと
    前記抽出された前記ONUの固有情報と前記検出されたパワーとその検出時刻とを対応付けて記録する記録ステップと
    前記記録された情報を前記ONUの固有情報毎に時系列で整理し、該時系列で整理された前記パワーと前記検出時刻とに基づいて前記ONUの固有情報の各々における前記パワーが予め定められた時間範囲で所定の閾値以上変動したか否かを判定し、前記所定の閾値以上変動した時に、前記ONUの固有情報からONUを判定する判定ステップと
    を有することを特徴とする通信監視方法。
  6. 請求項5に記載の通信監視方法であって、
    前記受信信号からフレームの開始または終了を意味するタイミングを検出して同期信号として出力する同期信号検出及び出力ステップをさらに有し
    前記パワー検出ステップでは、前記同期信号の入力に応じて、前記受信信号パワーを検出し、
    前記フレーム検出ステップでは、前記同期信号の入力に応じて、前記光信号の受信信号から前記ONUの固有情報が書き込まれたフレームを検出し、当該フレームに含まれる前記ONUの固有情報を抽出する
    ことを特徴とする通信監視方法。
  7. 請求項5に記載の通信監視方法であって、
    前記パワー検出ステップで検出されたパワーから、フレームのペイロード部分を除く部分における平均パワーを演算するパワー演算ステップをさらに有し、
    前記記録ステップでは、前記パワー演算ステップで算出された平均パワーを、前記パワー検出ステップで検出されたパワーに代えて記録する
    ことを特徴とする通信監視方法。
  8. 請求項5に記載の通信監視方法であって、
    さらに、前記光信号の受信に際してバースト受光に対応した受信信号のパワーを表示することを特徴とする通信監視方法。
  9. 請求項1〜4のいずれかに記載の通信監視装置に該当する機能を具備した光線路試験システムであって、
    前記OLTと前記ONUとの間に設置された光分岐部を介して試験光を光ファイバ伝送路に入射し、試験光が反射した光を受光して得られる電気信号を時間領域で解析し、距離に対する光ファイバ伝送路の特性分布情報を波形表示する波形表示手段と、
    前記光分岐部の後段において前記ONUからの上り光信号と前記試験光が反射した光を光分離する光分離手段と、
    前記光分岐部と前記ONUの間の光ファイバ伝送路に対する一時的な損失付与が行われた場合に、反射光強度の変化をイベントとして検出するイベント検出手段と、
    記信号処理手段によって判定された単数または複数のONUの固有情報を波形上に表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする光線路試験システム。
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