JP3324558B2 - スリッターラインのループ伸び吸収装置 - Google Patents
スリッターラインのループ伸び吸収装置Info
- Publication number
- JP3324558B2 JP3324558B2 JP11821899A JP11821899A JP3324558B2 JP 3324558 B2 JP3324558 B2 JP 3324558B2 JP 11821899 A JP11821899 A JP 11821899A JP 11821899 A JP11821899 A JP 11821899A JP 3324558 B2 JP3324558 B2 JP 3324558B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide roller
- loop
- holding arm
- slitter
- roller holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Advancing Webs (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
ールを有するループ吸収タワーをピットの側方に設けて
なるスリッターラインのループ伸び吸収装置に関するも
のである。
べて薄目であるため、スリット後に巻き取りリールに巻
取られたコイルの径に差が生じてくるため、通常は地面
を掘ってそのフープを一時的に溜め込むことができるピ
ットと、そのピットの側方に、昇降自在としたロールを
有するループ吸収タワーを設置して、ピット内に両端部
フープが徐々に垂れ下がってきた場合には、そのループ
吸収タワーのロールで持ち上げて、その伸びを吸収する
ようにしていた(例えば実開平3−97442号公報参
照)。
ることに伴って、コイルの長さが非常に長くなってきた
ため、これ迄のピット深さでは垂下したループがピット
底面に接触するという不都合が生じ易くなったし、ルー
プ吸収タワーにしても、そのロール位置が上限まで上昇
し、それ以後は調整不能にしてしまうといった問題が生
じるようになった。そこで、その解決策としては、ピッ
ト深さをより深くし、ループタワー高さをより高くする
ことでループ吸収長の一層の増大を図ることが考えられ
るけれども、実際には種々の制約があって実施困難であ
ったし、仮に実施したとしても、充分満足な結果を得る
ことについては多くを期待できなかった。また、ピット
深さを深くすることにより安全面においても低下してし
まう。この発明が解決しようとする課題は、ループ吸収
タワー後方に広がる広い空間をループ吸収用の空間とし
て活用することができる装置構成として、これまで達成
できなかったループ吸収長の増大を可能とする技術を提
供することである。
ため、本発明の請求項1のループ伸び吸収装置は、昇降
自在なロールを有するループ吸収タワーをピットの側方
に設けてなるスリッターラインのループ伸び吸収装置に
おいて、ループ吸収タワーの背面側上端部に回動自在に
枢着された案内ローラ保持アームと、その案内ローラ保
持アームの先端に回転自在に取付けた案内ローラと、そ
の案内ローラ保持アームとループ吸収タワーとを連結す
る拡開用シリンダ装置とを備えてなり、該案内ローラ保
持用アームの拡開によって、該案内ローラをスリッタ側
へ押しやるようにしたものである。
ーラを回転自在に取付けた案内ローラ保持アームの先端
部分が伸長可能としたものである。
在なロールを有するループ吸収タワーをピットの側方に
設けてなるスリッターラインのループ伸び吸収装置にお
いて、そのスリッターラインに平行に配設されたレール
と、そのレール上に載置された自走式台車と、その自走
式台車に回動自在に枢着された案内ローラ保持用アーム
と、その案内ローラ保持アームの先端に回転自在に取付
けた案内ローラと、その案内ローラ保持アームと前記自
走式台車とを連結する拡開用シリンダ装置とを備えてな
り、該自走式台車の移動と該案内ローラ保持用アームの
拡開によって、該案内ローラをスリッタ側へ押しやるよ
うにしたものである。
ットされた帯板AがピットP内に垂れ下がったのち上昇
して、ループ吸収タワー1のロール2にかけられたの
ち、ガイドG、テンション装置T,デフレクタロールD
を通って巻取リールRに巻取られるスリッターラインは
従前の例と変らない。相違する点は、ループ吸収タワー
1の背面側上端部に回動自在に枢着された案内ローラ保
持アーム3が設けられていて、その案内ローラ保持アー
ム3の先端には案内ローラ4が回転自在に取り付き、そ
の案内ローラ保持アーム3とループ吸収タワー1とはシ
リンダ装置5によって連結され、シリンダ装置5の作動
によって案内ローラ保持用アーム3の拡開がなされると
きには、案内ローラ4の位置はループ吸収タワー1側か
らスリッタS側へと押しやられるようになっている点で
ある。
ットPからのループLを先ず案内ローラ4にかけ、次い
でロール2にかけることになるが、ピットP内のループ
Lが伸びてきたときにループ吸収タワー1のロール2を
段々と引き上げてその伸びを吸収する点では従前と同じ
である。こうしてループ吸収タワー1のロール2が上限
位置に到達した図2の状態となると、従前の例ではそれ
以上の調整は不能であったが、本実施例では、図3の如
く、シリンダ装置5を作動させて案内ローラ保持用アー
ム3を拡開させ、案内ローラ4の位置をループ吸収タワ
ー1からスリッタS側へと押しやることで、ループ吸収
量の増大が達成される。
り、案内ローラ保持用アーム3のうち、案内ローラ4が
回転自在に装着されている先端部分6を伸長可能な構成
としたもので、かかる構成により、案内ローラ4の位置
はループ吸収タワー1からスリッタS側へ更に一層遠く
へ押しやられる結果、ループ吸収量のより一層の増大が
可能である。先端部分6を伸長可能とするには、図示す
るを省略したが、ループ吸収タワー1のロール2を昇降
自在にするのと同様な機構、例えば牽引ワイヤとそのワ
インダといったものが利用できる。
について説明する。この第3実施例の案内ローラ保持用
アーム14は、自走式台車11に回動自在に枢着13さ
れ、その自走式台車11は水平方向に配設されたレール
10上に載置されている。したがって案内ローラ保持用
アーム3をループ吸収タワー1の側面上端に回動自在に
枢着した第1実施例とは相違するが、しかし、ピットP
の側方に立設されたループ吸収タワー1がその儘使用さ
れ、また、第3実施例でも案内ローラ保持用アーム13
を拡開させるシリンダ装置12を備えていて、拡開時に
は案内ローラ15をループ吸収タワー1から遠くへ押し
やられることでループの伸び吸収量を稼ぐ点では同じで
ある。
トP内のループLが伸びてきたら段々とループ吸収タワ
ー1のローラ2を引き上げて伸びを吸収する段階、やが
てループタワー1のローラ2が、図6の如く、上限一杯
に上昇した後、図7の如く、自走式台車11に設置した
シリンダ装置12を作動させて自走式台車11から垂下
している案内ローラ保持用アーム14を回動させ、案内
ロール15の位置をループタワー1からスリッタS側へ
と押しやって、ループの伸び吸収量をより長くとる段
階、以上は第1,第2実施例のそれと特別変わらない。
しかし、これから後は、第1実施例の場合と違って第3
実施例では、図8のように、自走式台車を動かして案内
ロール15の位置をループ吸収タワー1からずっと離し
た位置に移動できるから、第1実施例の場合と比べる
と、吸収可能なループ長を顕著に増大させることができ
るのである。
の請求項1の構成は、比較的簡単な構成であるのも拘ら
ず、これをループ吸収タワーに付加したことで吸収可能
なループ長は一段と増大でき、しかも付加した構成によ
って作業に支障を来すことがない。また、本発明の請求
項2の構成は、請求項1の構成にもう一つ簡単な構成を
付加することで、吸収可能なループ長を更に一段と増大
させることができるし、本発明の請求項3の構成によれ
ば、簡便性を損なうことがなく、吸収可能なループ長の
顕著な増大を達成させることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 昇降自在なロールを有するループ吸収タ
ワーをピットの側方に設けてなるスリッターラインのル
ープ伸び吸収装置において、ループ吸収タワーの背面側
上端部に回動自在に枢着された案内ローラ保持アーム
と、その案内ローラ保持アームの先端に回転自在に取付
けた案内ローラと、その案内ローラ保持アームとループ
吸収タワーとを連結する拡開用シリンダ装置とを備えて
なり、該案内ローラ保持用アームの拡開によって、該案
内ローラをスリッタ側へ押しやるようにしたことを特徴
とするスリッターラインのループ伸び吸収装置。 - 【請求項2】 案内ローラを回転自在に取付けた案内ロ
ーラ保持アームの先端部分が伸長可能としたことを特徴
とする請求項1に記載のスリッターラインのループ吸収
装置。 - 【請求項3】 昇降自在なロールを有するループ吸収タ
ワーをピットの側方に設けてなるスリッターラインのル
ープ伸び吸収装置において、そのスリッターラインに平
行に配設されたレールと、そのレール上に載置された自
走式台車と、その自走式台車に回動自在に枢着された案
内ローラ保持用アームと、その案内ローラ保持アームの
先端に回転自在に取付けた案内ローラと、その案内ロー
ラ保持アームと前記自走式台車とを連結する拡開用シリ
ンダ装置とを備えてなり、該自走式台車の移動と該案内
ローラ保持用アームの拡開によって、該案内ローラをス
リッタ側へ押しやるようにしたことを特徴とするスリッ
ターラインのループ伸び吸収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11821899A JP3324558B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | スリッターラインのループ伸び吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11821899A JP3324558B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | スリッターラインのループ伸び吸収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000301239A JP2000301239A (ja) | 2000-10-31 |
JP3324558B2 true JP3324558B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=14731153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11821899A Expired - Lifetime JP3324558B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | スリッターラインのループ伸び吸収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3324558B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5652800B1 (ja) | 2014-02-03 | 2015-01-14 | Jdc株式会社 | スリッターラインのループ量吸収装置 |
CN110239755A (zh) * | 2018-03-09 | 2019-09-17 | 上海烟草集团有限责任公司 | 包装机及包装方法 |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11821899A patent/JP3324558B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000301239A (ja) | 2000-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3324558B2 (ja) | スリッターラインのループ伸び吸収装置 | |
JP2004537419A (ja) | 高温の金属から成る熱間圧延された粗ストリップの巻取り及び巻戻しをするための装置 | |
CN108408452B (zh) | 一种坏品极片单卷机构及坏品极片的卷绕及收集方法 | |
JP3096966B2 (ja) | 駐輪装置における前輪クランプ機構 | |
CN207347743U (zh) | 一种卷布辊的收卷机构 | |
CN208843398U (zh) | 缠绕膜机自动换卷机构 | |
JP2508348Y2 (ja) | スリッタ―ラインのル―プ吸収タワ― | |
JP3148447B2 (ja) | 冷間圧延機における鋼帯先端部の誘導装置 | |
CN221206625U (zh) | 一种防缠绕的高压喷雾消防软管卷盘 | |
CN219326367U (zh) | 一种放卷压料机构 | |
CN220148890U (zh) | 一种金属卷筒残卷处理装置 | |
JPH0717660A (ja) | 自動布巻交換装置 | |
JPH0515478Y2 (ja) | ||
CN215600447U (zh) | 一种新能源电池保护盖阻燃卷放料缓冲装置 | |
CN209583136U (zh) | 一种带保护装置的带钢开卷设备 | |
CN217626628U (zh) | 一种防松散的头巾加工用布料收卷装置 | |
CN221165162U (zh) | 一种废边卷取装置 | |
JP2571603Y2 (ja) | ライナー巻取、巻戻装置 | |
CN218053983U (zh) | 一种防水卷材制备用压花装置 | |
CN216736998U (zh) | 一种通信线缆收放装置 | |
CN218809346U (zh) | 一种防静电型面料的卷收机构 | |
JPH0323245B2 (ja) | ||
CN207684676U (zh) | 一种生产线同步传动装置 | |
JP2939900B2 (ja) | 駐輪装置 | |
JPS646977Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705 Year of fee payment: 9 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313118 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705 Year of fee payment: 10 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705 Year of fee payment: 10 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130705 Year of fee payment: 11 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |