JP3324352B2 - 圧電アクチュエータ - Google Patents

圧電アクチュエータ

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JP3324352B2
JP3324352B2 JP22876995A JP22876995A JP3324352B2 JP 3324352 B2 JP3324352 B2 JP 3324352B2 JP 22876995 A JP22876995 A JP 22876995A JP 22876995 A JP22876995 A JP 22876995A JP 3324352 B2 JP3324352 B2 JP 3324352B2
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勝政 三木
武 増谷
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Panasonic Holdings Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/20Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators
    • H10N30/204Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using bending displacement, e.g. unimorph, bimorph or multimorph cantilever or membrane benders
    • H10N30/2041Beam type
    • H10N30/2042Cantilevers, i.e. having one fixed end

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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は焦電型赤外線センサなど
に利用され電気信号を機械的運動に変換する圧電アクチ
ュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、焦電型赤外線センサは電子レンジ
における調理物の温度測定やエアーコンディショナーに
おける人体の位置検出などの幅広い分野で利用され、今
後ますます需要が大きくなると思われる。この焦電型赤
外線サセンサはLiTaO3単結晶等の焦電体による焦
電効果を利用したものである。焦電体は自発分極を有し
ており常に表面電荷が発生するが、大気中における定常
状態では大気中の電荷と結びついて電気的に中性を保っ
ている。この焦電体に赤外線が入射すると焦電体の温度
が変化し、これにともない表面の電荷状態も中性状態が
壊れて変化する。この表面に発生する電荷を検知し、赤
外線入射量を測定するのが焦電型赤外線センサである。
【0003】物体はその温度に応じた赤外線を放射して
おり、この焦電型赤外線センサを用いることにより物体
の位置や温度を検出できる。焦電効果は赤外線の入射量
の変化に起因するものであり、焦電型赤外線センサとし
て物体の温度を検出する場合、赤外線入射量を断続ある
いは開閉して強制的に変化させる必要がある。この手段
として用いられる機構をチョッパといい、入射する赤外
線を強制的に断続し検出物体の温度を検知する。従来の
チョッパとしては電磁モータ及び圧電アクチュエータ等
が用いられていた。
【0004】図5は弾性体平板に圧電体を接着したアク
チュエータをチョッパとして用いた焦電型赤外線センサ
の従来例である。一般的に金属等の弾性体平板に圧電体
を接着して貼合わせて素子を構成して片端を固定し、圧
電体による歪を利用して全体を屈曲運動を発生させるア
クチュエータは、弾性体平板の両面に圧電体を接着した
ものはバイモルフ型、片面にのみ接着したものはユニモ
ルフ型と呼ばれており、また弾性体平板はシムと呼ばれ
ており、以下各部材をそのように呼ぶ。
【0005】図5はバイモルフ型素子を焦電型赤外線セ
ンサ用チョッパとして用いたものであり、51はシム、
52a、52bは圧電体、53は遮蔽板、54は台座、
55は固定具、56はシム用配線、57a、57bは圧
電体用配線、58は赤外線検出部、59は遮蔽板53に
設けたスリット、60は赤外線である。シム51の両面
には圧電体52a、52bがそれぞれ接着され、三者が
一体となりバイモルフ型素子が構成されている。
【0006】圧電体52a、52bは表面に電極が印刷
され、また接着面に対し垂直方向に分極処理が施されて
おり、圧電体52a、52bそれぞれの分極の方向は、
シム51から取り出された配線56と圧電体52a、5
2bから取り出された配線57a、57bによりシム5
1と圧電体52a、52bそれぞれの間に加えられる電
界の向きにより異なるが、圧電体52a、52bが常に
互いに逆の方向に歪を発生するように決められる。すな
わち、圧電体52a、52bの片方が分極方向に伸びる
方向で歪むとき、もう一方は分極方向に縮むように印加
電界の方向と分極方向は決められる。
【0007】バイモルフ型素子は台座54と固定具55
とによりシム51の部分と圧電体52a、52bの部分
が同時に挟み込まれることにより保持されている。シム
51の圧電体52a、52bが接着されていない部分に
はシム用配線56が取り付けられ、また圧電体52a、
52bの表面には圧電体用配線57a、57bが取り付
けられている。バイモルフ型素子の自由端の先端部分に
は遮蔽板53が取り付けられ、遮蔽板53にはスリット
59が設けられている。遮蔽板53の近傍には赤外線検
出部58が遮蔽板53及びバイモルフ型素子に接触しな
いように配置される。
【0008】シム用配線56及び圧電体用配線57a、
57bによりシム51と圧電体52a、52bの間にそ
れぞれ電界が印加されると、バイモルフ型素子は片端固
定の屈曲運動を発生し、先端に取り付けられた遮蔽板5
3及びスリット59は電界の印加方向の変化に応じて往
復運動を行う。このスリット59の往復運動により赤外
線検出部58に入射する赤外線60を断続する。
【0009】しかしながら、上記の構成のバイモルフ型
チョッパは赤外線を断続するのに十分な移動距離を得る
ために、固定部から先端の移動部までの寸法を大きくす
る必要があり、また非常に高い駆動電圧が必要である。
【0010】そこで、従来の改善方法として、バイモル
フ型素子あるいはユニモルフ型素子の先端移動部分に荷
重負荷を設けて共振周波数を低下させ、固定をシム部分
のみで行うことにより圧電体が脆性破壊することを防止
し、更に必要に応じて固定部近傍のシムに切り欠きを設
けるなどの手段により共振周波数をより低下させること
で、低電圧駆動で大きな変位を得ることができる。以下
に上記の特徴を持つチョッパの構造の一例を示す。
【0011】図6は従来の改善例における焦電型赤外線
センサ用チョッパとしてのユニモルフ型素子をシム部分
の固定場所の幅が細くなるように成形した場合の一例を
示す斜視図である。図6において、61a、61bはシ
ム、62a、62bは圧電体、63a、63bは重り、
64はセンサ台座、65a、65bはユニモルフ型素子
固定具、66a、66bはシム用配線、67a、67b
は圧電体用配線、68は赤外線検出部、69a、69
b、69c、69dはユニモルフ型素子固定ネジ、70
は赤外線である。
【0012】また、図7はシム71a、71bの詳細を
示す斜視図であり、71は遮蔽部、72は圧電体接着
部、73は切り欠き部、74は位置決め部、75a、7
5bは固定用穴である。遮蔽部71と圧電体接着部72
は折曲げによって直角をなし、圧電体接着部72から位
置決め部74にいたる間に幅が圧電体接着部72よりも
小さくなるように成形された切り欠き部73を設け、位
置決め部74の両端には固定用穴75a、75bが設け
られている。
【0013】シム71a、71bは図7に示すように幅
が細い切り欠き部73が設けられ、切り欠き部73にお
いて図6に示すようにセンサ台座64とユニモルフ型素
子固定具65a、65bによって挟まれ、更にユニモル
フ型素子固定ネジ69a、69b、69c、69dをそ
れぞれ固定用穴75a、75bに挿入して位置決め及び
片端固定され、互いに平行に向かい合うように配置され
ている。
【0014】またシム61a、61bのそれぞれ向かい
合う面すなわち圧電体接着部72には圧電体62a、6
2bが、センサ台座64やユニモルフ型素子固定具65
a、65b及びシム61a、61b先端の遮蔽部、加え
て切り欠き部73に接触しない位置で接着されてユニモ
ルフ型圧電アクチュエータを構成している。赤外線検出
部68はセンサ台座64上にてユニモルフ型素子の自由
端近傍にて配され、赤外線70の入射あるいは遮断を受
ける。赤外線70を断続する遮蔽部はシム61a、61
bの固定する側とは反対側の端部を折り曲げて構成さ
れ、この部分の平面部分に重り63a、63bがそれぞ
れ接着されている。
【0015】シム61a、61bの可動部以外の一箇所
すなわち位置決め部74の一箇所にはシム用配線66
a、66bが、圧電体62a、62bには圧電体用配線
67a、67bがそれぞれユニモルフ型素子の固定部に
近い位置で取り付けられており、シム用配線66a、6
6b及び圧電体用配線67a、67bによりシム61a
と圧電体62a、シム61bと圧電体62bの間に電界
を加えるとユニモルフ型素子は曲げを起こし、先端の遮
蔽部が移動する。2つのユニモルフ型素子を同一周波数
にて反対方向に駆動し、赤外線70を断続的に遮断す
る。
【0016】圧電体とユニモルフ型素子の固定部の間の
シム部に切り欠き部を設けることで、同一寸法で切り欠
き部を設けないユニモルフ型素子に比べてより共振周波
数を低下させることができるので、切り欠き部を設けな
いものに比べてチョッパの小型化と低周波数駆動時の変
位量の増大が図れる。
【0017】以上のようにユニモルフ型素子をはじめと
する貼合わせ型素子の共振近傍での駆動により様々な利
点が得られるが、共振周波数近傍での駆動であるので、
チョッパの共振周波数が固体間でばらついた場合には大
きな変位量の差が発生し、一定に保つために微細な調整
や、高精度が要求される部品加工や組立が必要であっ
た。また経時的に共振周波数が変化した場合変位が著し
く変化した。さらに、変位の安定化を図るために共振か
ら駆動周波数を離すと、変位量は低下し同様の変位を得
るためには高い駆動電圧を必要とした。かつ、形状を小
型化して変位を得る場合、シムと圧電体との接着層への
負担が増大して剥がれの原因となる。このような課題は
従来例のチョッパに限らず、共振を利用した場合全てに
等しい課題である。
【0018】以上のような共振駆動の持つ問題を改善す
るため、以下の圧電アクチュエータを提案した。
【0019】図8はユニモルフ型の圧電アクチュエータ
に変位拡大部を設けた焦電型赤外線センサ用チョッパの
一例を示す斜視図である。
【0020】図8において、81はシム、82は圧電
体、83は変位拡大部、84はセンサ台座、85は固定
具、86a、86bは固定用ネジ、87はシム用配線、
88は圧電体用配線、89は赤外線検出部、90は赤外
線、91は折曲げ部である。
【0021】リン青銅やステンレス系合金などの弾性体
平板をコの字状に折曲げることによってシム81と変位
拡大部83は一体的に、かつ結合部よりシム81及び変
位拡大部83は互いに平行および同一方向に長手寸法を
有する構成となっている。さらに変位拡大部83におい
て、結合部と反対の先端は直角に、かつシム81とは反
対側に折曲げ部91が形成されている。シム81の表面
において圧電体82が接着されて圧電体接着部(ユニモ
ルフ型素子)を形成している。シム81は変位拡大部8
3との結合部の反対側の端部近傍においてセンサ台座8
4と固定具85によって挟まれ、さらにセンサ台座84
にはめネジ加工が、固定具85には孔加工が施され、固
定用ネジ86a、86bによって固定される。センサ台
座84上において赤外線検出部89が配され、前記の変
位拡大部83の先端の折曲げ部の近傍に位置している。
【0022】また、シム81の固定部近傍にはシム用配
線87が、さらに圧電体82の接着側と反対の表面のシ
ム81の固定部に近い位置においては圧電体用配線88
がそれぞれ取り付けられている。ここでシム用配線87
と圧電体用配線88より交流信号を印加するとシム81
と圧電体82との間に電位差が生じ、圧電体接着部の変
位拡大部83との結合部が変位し、これに応じて変位拡
大部先端部の折曲げ部91も変位し、この運動によって
赤外線検出部89の入射する赤外線90を断続し、チョ
ッパとしての役割を果たす。
【0023】ここで、前記構成の圧電アクチュエータ
(チョッパ)の共振特性を図9に示す。
【0024】図9はコの字状に折曲げられたシムと変位
拡大部からなる圧電アクチュエータの共振特性の一例で
あり、縦軸はアドミッタンス、横軸は駆動周波数を示し
ている。f1、f2のそれぞれの周波数において共振現
象を有していることがわかり、これらはそれぞれ前記圧
電アクチュエータの主に圧電体接着部の振動に起因する
共振と、主に変位拡大部の振動に起因する共振のいずれ
かであり、圧電アクチュエータの構成によりいずれかに
相当し、また構成によってf1とf2の差も変化する。
【0025】前記のようにシムと変位拡大部とを結合部
から同一方向に長手寸法を有する構成とすることによ
り、f1とf2の相対位置の操作が容易なものとなる。
例えば変位拡大部材の長手寸法が一定で、圧電体接着部
の固定部から圧電体までの長さのみを変化させた場合、
すなわち圧電体接着部の長手寸法のみを変化させた場合
において、当初圧電体接着部の長手寸法が短い状態で圧
電体接着部に起因する共振周波数がf2に相当した場
合、すなわち圧電体接着部に起因する共振周波数が変位
拡大部に起因する共振周波数よりも高い場合、圧電体接
着部の長手寸法を段々と長くしていくと、両者の共振周
波数は相対的に近づき、ある長さにおいて両者は1つの
共振として重なった状態となり、さらに圧電体接着部の
長手寸法を長くした場合には、両者の相対位置は逆転
し、変位拡大部に起因する共振周波数の方が圧電体接着
部に起因する共振周波数よりも高い値を有するようにな
る。
【0026】この時、f1とf2の間を近接させる構成
とした場合の変位拡大部先端の変位と駆動周波数の関係
を図10に示す。
【0027】図10において、縦軸は変位拡大部先端部
変位、横軸は駆動周波数を示している。
【0028】f1とf2の間の駆動周波数において両方
の共振の影響により変位が拡大され、かつ比較的変位量
が安定な周波数領域が存在することがわかる。よって、
f1とf2を近接させ、両周波数の間の周波数において
駆動することにより、共振による変位拡大効果と、安定
した変位とが得られる。
【0029】またf1を圧電体接着部に主に起因する共
振周波数、f2を変位拡大部に主に起因する共振周波数
とすること、すなわち圧電体接着部に主に起因する共振
周波数よりも変位拡大部に主に起因する共振周波数の方
が高い構成を有することにより、変位は拡大されて安定
でかつ印加した交流信号と変位拡大部先端の時間差が一
定の周波数領域をさらに広く確保できる。
【0030】通常の共振を利用したユニモルフ型アクチ
ュエータは変位が駆動周波数により大幅な変化を示し、
これを安定にするため共振周波数より5%程度離れた周
波数において駆動した場合、同様の変位を得るためには
高い電圧を必要とした。これに対して、前記の構成を有
する圧電アクチュエータの場合、シムが約16mmの長
手方向の寸法を有し、変位拡大部に起因する共振周波数
f2が約100Hz、圧電体接着部に起因する共振周波
数f1が約85Hzとしたとき、f1とf2の間で駆動
した場合±30Vの交流印加により、変位拡大部先端に
おいて1.1±0.05mmの変位を約6Hzの区間で
得ることが可能である。
【0031】同様の効果は圧電体接着部の長手寸法が1
8mm以下の状態において、変位拡大部の長手寸法に応
じてf2が120Hz以下の構成を有する圧電アクチュ
エータの場合、f2とf1の差がほぼf2の5〜25%
の間において得られる。5%以内であっても同様の効果
は得られるが、この場合駆動を行える周波数領域が少な
くなる場合や、1方の共振が励振されなくなる場合があ
る。
【0032】以上のように前記の構成とすることによ
り、共振を利用しての駆動がより低電圧で安定して行
え、駆動及び組立、部材の加工が容易になる。さらに圧
電体と接着した部分の振動量を低くできるので、圧電体
とシムとの剥離が起こりにくくなる。また折曲げた構成
により全体の長手寸法が小型化し、この構成を焦電型赤
外線センサのチョッパとして用いることにより、センサ
全体の小型化がはかれ、また赤外線検出部と同一の台座
への固定を行うことで、簡易に赤外線検出部との一体化
がはかれ、加えて赤外線検出部の近傍を開閉することが
できるので開閉の面積を少なくできてチョッパの負担を
軽減できる。さらに、低電圧での駆動により、圧電体か
らのノイズが赤外線検出部への影響を低減できる。
【0033】以上の特徴を有するチョッパを、簡易のた
めに以下W共振型チョッパあるいはアクチュエータと呼
ぶ。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のW
共振型チョッパは、駆動に用いる振動モード以外の不要
振動もまた励振され、これによってチョッパが制御不能
となり、焦電型赤外線センサのチョッパとして使用した
場合温度測定が全くできなくなる場合があり、これは矩
形波駆動の場合によく見られた。反面サイン波駆動とす
ると不要振動は減少するが、変位量が同電圧の矩形波駆
動と比較して安定領域において20%以上も低下する現
象が見られた。
【0035】本発明は駆動の安定化が図られ、変位量を
十分に確保できる圧電アクチュエータを提供することを
目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の圧電アクチュエータは、印加する交流電圧波
形を時定数τでなまった形とし、特に駆動周波数が55
から120Hzまでの圧電アクチュエータに対しては、
時定数τを駆動電圧周期の0.02倍から0.15倍と
するための一手段として、アクチュエータと直列に抵抗
を設ける構成としたものである。
【0037】
【作用】駆動電圧波形を矩形波より時定数τだけなまら
せることにより、圧電アクチュエータの変位出力の不安
定化に起因する不要振動が励振されにくくなり、よって
安定に駆動を行うことができる。またこの駆動方法で得
られる変位量はサイン波で駆動した場合に比べて大きい
ので、圧電アクチュエータの基本特性の低下を防止でき
る。不要振動のレベルは時定数τの増加とともに減少
し、特に駆動周波数が55Hzから120HzまでのW
共振型アクチュエータに対しては、時定数τが駆動電圧
周期のほぼ0.02倍から効果が顕著に現れ始め、ある
時定数τ以上ではほぼ不要振動は確認されなくなる。時
定数τを上げすぎると変位量が減少するので、ほぼ0.
15倍までの範囲で駆動することにより、良好な特性が
得られる。このように小型、大変位、安定駆動のチョッ
パを用いることにより、焦電型赤外線センサの小型、高
精度化が実現できる。
【0038】
【実施例】以下、図にしたがって本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0039】(実施例1)図1(a)、図1(b)は本
発明の第1の実施例における駆動回路中にW共振型アク
チュエータと直列抵抗を接続した場合の一例を示す斜視
図及び等価回路図である。
【0040】図1(a)において、11はシム、12は
圧電体、13は変位拡大部、14a、14bは固定具、
15は折曲げ部、16は結合部、17は交流信号源、1
8は直列抵抗Raである。シム11、変位拡大部13、
折曲げ部15、結合部16は1枚の板状の導電性金属体
を折曲げることにより一体的に構成される。シム11の
片面には、厚み方向に分極処理されかつ両表面に電極が
形成された圧電体12が接着されている。シム11の結
合部16と反対の端部近傍において、固定具14a、1
4bによって挟み込まれて一方端を固定することにより
W共振型アクチュエータが形成されている。固定具14
a、14bもシム11と同様に導電性材料によって形成
され、固定具14aと圧電体12の接着されていない表
面の電極部においてそれぞれ電界印加用の配線が取り付
けられる。電界印加用配線を通じて直列抵抗Ra18が
圧電体12に隣接して配され、さらに交流信号源17と
の接続によりシム11と圧電体12の間に交流電圧を印
加する電気回路が形成される。
【0041】図1(b)は図1(a)におけるW共振型
アクチュエータの等価回路及びこれに接続された直列抵
抗Ra及び交流信号源よりなる電気回路図である。直列
抵抗Rb、直列容量Ca、直列インダクタンスL及び並
列容量Cbは圧電振動子の等価回路を示す一般的な内部
パラメータであり、等価回路は一般に図のように直列抵
抗Rb、直列容量Ca、直列インダクタンスLの直列接
続と、これに並列に接続された並列容量Cbからなる。
図から分かるように圧電振動子はCa、Cbからなる容
量Cを持っており、圧電振動子に直列抵抗Raを直列に
接続して矩形の交流波形を印加することにより、圧電振
動子には図2(b)に示すように時定数τ=RaCにな
まりをもった波形が印加されることとなる。あるいは正
確には直列抵抗Rbも影響を及ぼす。
【0042】図2(a)は矩形での交流電圧波形、図2
(b)は時定数τのなまりをもった交流電圧波形の一例
である。Raの値を調節することにより、駆動波形の時
定数の調整が行える。
【0043】W共振型アクチュエータは各構成部材の寸
法及び取付位置によって、様々な共振周波数と振動モー
ドをもつ。例えばW共振型アクチュエータの駆動に利用
する変位拡大部のたわみ振動に起因する共振は、少なく
とも変位拡大部自身の形状寸法、折曲げ部の形状、圧電
体の形状及び接着位置、圧電体接着部の形状等の影響を
受ける。例えば変位拡大部の長手寸法が大、折曲げ部形
状が大すなわち質量が大であったり、また圧電体接着部
の長さ大である場合は共振周波数は低下する。
【0044】変位拡大部の振動をより片端固定のたわみ
振動モードの近づけたい場合の1手法として圧電体の接
着位置をより結合部寄りとすることが挙げられるが、本
実施例においては導電性金属体の折曲げの簡易化のため
に結合部より幾分離してある。また折曲げ部の質量と変
位拡大部の形状を調整することも有効である。
【0045】W共振型アクチュエータは通常の駆動に使
用する共振の他にも様々な共振をもち、駆動中には目的
とする共振以外に他の振動モードの不要共振も同時に励
振され、これら不要共振も同様に各構成部材のパラメー
タの影響を受ける。駆動周波数近傍における不要共振の
振動エネルギが十分小さければ駆動に支障はないが、逆
に大きい場合には図3(b)のように通常の変位を得る
ことに対する妨げとなったり、場合によってはW共振型
アクチュエータ全体の振動が通常の振動と全く別のモー
ドとなり、駆動が行えなくなる場合がある。
【0046】図3(a)は通常の変位波形、図3(b)
は不要共振によって歪んだ変位波形の一例である。図3
(a)はほぼサイン波をなしており、図3(b)は駆動
は行えているが不要共振によって波形が歪み、通常の変
位量が得られないばかりか、不安定な挙動によりW共振
型アクチュエータの機械的寿命に対して悪影響を及ぼ
す。これらの不要共振のエネルギが更に大きいと、W共
振型アクチュエータは他モードの不安定な振動となり、
急激な破壊にいたる場合もある。
【0047】このような不要共振は、より高い周波数を
有する共振である場合が多く、これらの共振の振動モー
ドを正確に把握し、W共振型アクチュエータの形状を調
整することによって低減を図ることも可能であるが、複
数の共振のモードを正確に把握し、同時に低減させる構
成を得ることは困難であり、かつW共振型アクチュエー
タ本来の共振の変動も引き起こす。逆に、組立のばらつ
き程度によっても振動の不安定化の有無が見られる。
【0048】上述のように駆動電圧の波形をなまらせる
ことにより、不要共振のレベルを低下させることがで
き、駆動の安定化が図れ、振動の他モードへの移行を防
止することができる。一例を挙げると、全体の長さが約
16mm、幅1.5mm、金属体として厚み0.05m
mのスーパーインバー、圧電体寸法11×1.5×0.
1、変位拡大部長さ約13mmで、駆動周波数が83H
zの図1(a)の形状を有するW共振型アクチュエータ
において、約800Hzで振動する他モードの共振が確
認された。この振動は結合部、変位拡大部、折曲げ部が
同時にそれぞれたわみ、折曲げ部が変位拡大部との接合
部を固定端とする片端固定の振動を行う形態であった。
【0049】折曲げ部の変位量を測定しつつ直列抵抗の
値を徐々に上げるにしたがい、折曲げ部の変位は減少
し、ある値以上では全く測定されなかった。かつ、駆動
中に他モードの振動に移行したW共振型アクチュエータ
について直列抵抗の挿入を行ったところ、通常の振動モ
ードとなって以後不安定とはならなかった。
【0050】この場合のW共振型アクチュエータの容量
は約5000pFであり、約30kΩの直列抵抗により
折曲げ部の変位は著しく減少し、約80kΩにおいてほ
ぼ0となった。この時の時定数は約0.3msから0.
6msであり、これは駆動周波数83Hzの周期に対し
て0.025から0.05倍である。より時定数を増せ
ばより不要共振は低減されるサイン波になると更に安定
となるが、反面得られる変位量は時定数の増加に伴って
低下する。一例を挙げれば、矩形波駆動の変位量に対
し、サイン波駆動では変位が20%程度低下し、時定数
τだけなまらせたものは両駆動方法の変位量の間の値を
とる。
【0051】同様の傾向は近い寸法をもつW共振型アク
チュエータにおいても確認され、駆動の安定化と変位量
の確保の両面からみて、駆動周波数55Hzから120
HzのW共振型アクチュエータにおいては、時定数が駆
動周期の0.02倍から0.15倍がほぼ最適である。
またより具体的にいえば、全体の長さが13mmから1
8mm、金属体と圧電体の幅が全体の長さの0.25倍
以下、圧電体の長さが全体の長さの0.9倍以下、静電
容量が4000pFから7000pFを有する、55H
zから120Hzで駆動するW共振型アクチュエータに
おいて、直列抵抗20kΩから150kΩで良好な駆動
が得られる。
【0052】なお、この駆動方法は従来例に記したよう
な構成の焦電型赤外線センサ用チョッパにそのまま用い
ることができる。温度検知の精度に対してチョッパの動
きは大きく起因し、チョッパは大変位でかつ正確な動き
が要求される。非共振駆動型の圧電バイモルフ等を用い
ると精度は向上する反面、形状が極めて大型なものとな
り、センサユニットそのものの汎用性を損なう。焦電型
赤外線センサ用チョッパとしてW共振型アクチュエータ
を用い、かつ上記の駆動方法を用いることで、小型で高
精度な開閉可能なチョッパが実現でき、センサユニット
の小型化、高精度化に寄与する。
【0053】(実施例2)図4は変位拡大部の先端近傍
において1部に略平面を有する変位部材が設けられ、略
平面の法線方向は変位拡大部の変位方向の接線方向と略
垂直であり、かつシムと変位拡大部との結合部から前記
変位拡大部先端へと向かう方向に対しても略垂直である
構成のW共振型アクチュエータの斜視図である。
【0054】図4において、41はシム、42は圧電
体、43は変位拡大部、44は固定部、45は圧電体用
配線、46は赤外線検出部、47は赤外線、48は変位
部材、49は結合部である。
【0055】シム41と変位拡大部43、変位部材4
8、結合部49は一体の金属部材により構成され、平板
形状よりそれぞれ折曲げることによって形成されてい
る。シム41と変位拡大部43は互いに平行であり、結
合部49を介してコの字形状を成している。シム41に
は平面に対して垂直方向に分極された圧電体42が片面
に接着されている。シム41の結合部49との結合側の
反対側は固定部44に、ネジ止め、接着あるいは溶接等
によって固定されている。圧電体42の表面には圧電体
用配線45が取り付けられ、固定部44の材質は銅等の
導電性材料とする。変位部材48の略平面部は変位拡大
部平面に対して略直角に折り曲げられている。
【0056】その他の構成及び駆動方法、特徴は実施例
1と同様であるが加えて、実施例1のW共振型アクチュ
エータは小型化、大変位化にともなって折曲げ部の長手
方向の変位すなわち回動運動に伴う変位が大きくなり、
センサ等他の部材との接触が問題となる恐れがある。こ
れに対し上記構成のW共振型アクチュエータは、変位部
材平面は変位方向とほぼ平行な関係にあり、片端固定の
たわみ振動にともなう回動運動によって変位部材がセン
サへ接近する恐れがなく、よって各部材の配置が容易で
あり、ユニットを効率よく小型化できる。またチョッパ
の遮蔽部はセンサに近づけるほど小変位で同様の特性が
得られ、よってチョッパの長期的な信頼性を確保及び精
度の向上を図ることができる。
【0057】なお本実施例においては変位部材を一体と
して折曲げを行ったが、別部材において構成して接合し
ても、上記の特徴は何等損なわれないことはいうまでも
ない。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明は、小型で大変位が
得られる圧電アクチュエータの駆動方法として、駆動電
圧波形を矩形波から時定数τだけなまらせることにより
W共振型アクチュエータの不要振動の励振を抑制し、圧
電アクチュエータの制御不能状態の現出を防止し、また
構成部材に不要振動による余分な機械的負荷を低減させ
信頼性を向上できる。またある範囲の時定数τを用いる
ことにより、不要振動を抑制しつつ、変位量の低下を最
小限に抑え、基本特性ほとんど低下させることのない駆
動が可能である。特に55Hzから120Hzで駆動す
る圧電アクチュエータは、時定数τを駆動電圧周期の
0.02から0.15倍の範囲内で駆動することで良好
な駆動と基本特性が同時に得られる。W共振型アクチュ
エータは小型でかつ大変位が得られるので、センサ等の
ユニット全体の小型化に寄与し、特に温度検知にチヨッ
パが必要な焦電型赤外線サンサに対して、小型化、高精
度化に寄与し、同駆動方法と組み合わせることにより、
より信頼性、汎用性が高いセンサを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例の構成を示す斜視
図 (b)本発明の第1の実施例の構成を示す電気回路図
【図2】(a)本発明の第1の実施例における通常の駆
動波形図 (b)本発明の第1の実施例の駆動波形図
【図3】(a)本発明の第1の実施例における正常な変
位特性図 (b)本発明の第1の実施例における不要共振を伴う変
位特性図
【図4】本発明の第2の実施例の構成を示す斜視図
【図5】従来の圧電バイモルフ型チョッパの構成を示す
斜視図
【図6】従来の共振型チョッパの構成を示す斜視図
【図7】従来の共振型チョッパの構造の詳細を示す斜視
【図8】従来のW共振型アクチュエータの構成を示す斜
視図
【図9】従来のW共振型アクチュエータのアドミッタン
ス特性図
【図10】従来のW共振型アクチュエータの変位特性図
【符号の説明】
11、41 シム 12、42 圧電体 13、43 変位拡大部 15 折曲げ部 19、49 結合部 48 変位部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−162784(JP,A) 特開 平6−164007(JP,A) 実開 昭64−241(JP,U) 国際公開96/14687(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 41/09

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分極処理がなされた平板状の圧電体を平
    板状の弾性部材の片面あるいは両面に接着し、一端を固
    定部材により固定された圧電体接着部と、前記圧電体接
    着部と結合して自由端が前記結合部よりも前記圧電体接
    着部の固定部に近い距離に位置する変位拡大部を有し、
    前記圧電体接着部に電界を印加して前記圧電体接着部を
    屈曲運動させることで前記圧電体接着部の自由端及び前
    記変位拡大部の自由端が変位する構成で、前記圧電体接
    着部の振動に起因して発生する共振周波数f1と、前記
    変位拡大部の振動に起因して発生する共振周波数f2の
    差を近接させ、前記f1と前記f2の差が高い側の周波
    数の30%以内となる構造を有し、前記f1とf2の間
    の周波数において交流電圧を印加して駆動させ、前記交
    流電圧波形が矩形波から時定数τのなまりを有するよう
    にした圧電アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 駆動周波数が55から120Hzの間で
    あり、前記時定数τは駆動電圧周期に対して0.02倍
    から0.15倍の間である請求項1記載の圧電アクチュ
    エータ。
  3. 【請求項3】 変位拡大部と、圧電体を接着する弾性部
    材とが板状の金属体の折曲げによって一体的に構成さ
    れ、前記変位拡大部は圧電体接着用弾性部材と結合して
    いないもう一方の先端近傍で折曲げ部を有する構成の請
    求項1記載の圧電アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 変位拡大部の圧電体接着用弾性部材と結
    合していないもう一方の先端近傍において少なくとも1
    部に略平面を有する変位部材が設けられ、前記略平面の
    法線方向は前記変位拡大部の変位方向の接続方向と略垂
    直であり、かつ前記圧電体接着用弾性部材と前記変位拡
    大部との結合部から前記変位拡大部先端へと向かう方向
    に対しても略垂直である構成の請求項1記載の圧電アク
    チュエータ。
  5. 【請求項5】 圧電アクチュエータと電気回路的に直列
    の関係に所定の抵抗を接続することにより駆動電圧波形
    になまりを発生させる請求項1記載の圧電アクチュエー
    タ。
  6. 【請求項6】 固定端から結合部までが13mmから1
    8mm、金属体と圧電体の幅が一様で前記固定部から結
    合部までの長さに対し0.25倍以下、圧電体の長さを
    前記固定端から結合部までの長さに対し0.9倍以下、
    駆動周波数が55Hzから120Hzであり、かつ静電
    容量4000pFから7000pFを有し、20kΩか
    ら150kΩの抵抗を用いる請求項5記載の圧電アクチ
    ュエータ。
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