JP3323427B2 - 携帯情報端末装置 - Google Patents

携帯情報端末装置

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JP3323427B2 JP31307197A JP31307197A JP3323427B2 JP 3323427 B2 JP3323427 B2 JP 3323427B2 JP 31307197 A JP31307197 A JP 31307197A JP 31307197 A JP31307197 A JP 31307197A JP 3323427 B2 JP3323427 B2 JP 3323427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、無線電
話回線を経由して情報の検索や保存、メッセージの送受
信を行う携帯情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯情報端末装置では、音声デー
タをデータベースのデータとして録音・再生する場合
や、電子メールに音声データを添付する場合、例えば、
特開平8−87300に示されたようなのIC(インテ
グレーテッド・サーキット)カード型音声録音再生装置
を携帯情報端末装置のICカードスロットに挿入して、
音声データの録音・再生を行った。
【0003】また、携帯情報端末装置にPHS(パーソ
ナル・ハンディフォン・システム)の機能を内蔵したも
のも登場している。この端末装置では、PHSとしての
音声による通話の機能や、数十字程度の文字メッセージ
の送受信を行うページャーの機能、電話回線を経由した
パソコン通信、インターネット接続の機能などを提供し
ている。
【0004】また、携帯情報端末装置においては、通常
時計が内蔵されており、時計の持っている時刻の情報
は、電子メールの送信時刻を電子メールの中に書き込ん
だり、ファイルを保存する際に保存日時をセットするな
ど携帯情報端末装置を構成する重要な機能の1つであ
る。この時計の時刻の調整は、携帯情報端末装置の使用
者の操作によって行われていた。
【0005】また、インターネットの普及により、電話
回線を経由してインターネットに接続した携帯情報端末
装置の操作によって、多種多様な情報を得ることができ
るようになった。得られる情報としては、例えば、地図
情報や天気予報などの任意の位置に関係した情報もその
1つである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯情報端末装
置において、音声データを録音する場合に、録音と同時
にデータの録音を行った場所の情報を保存する場合に
は、別途場所の情報を保存するための操作を行わなけれ
ばならなかった。
【0007】また、無線電話回線を経由して端末装置外
から携帯情報端末装置に送られてくる文字情報によるメ
ッセージは、その文字数が数十字程度に制限されること
があった。
【0008】また、ページャーのような文字情報による
メッセージの受信端末装置のように、画像情報の受信、
表示が行えないものがあった。
【0009】また、携帯情報端末装置の使用者にメッセ
ージを送った送信元からは、携帯情報端末装置の使用者
がメッセージを読んだかどうかを知ることができなかっ
た。
【0010】また、現在端末装置を使用している位置に
依存するような検索を行おうとすると、端末装置を操作
する使用者が現在位置の情報を入力する必要があった。
【0011】また、携帯情報端末装置を無線電話回線を
経由してインターネットに接続し、WWW(ワールド・
ワイド・ウェブ)サーバを巡回接続し、情報を収集して
いる途中に電波状況が悪化して電話回線が切れた場合、
再度電話回線を接続してWWWサーバへの接続を回復す
るためには、端末装置の使用者が接続の操作を行わなけ
ればならなかった。
【0012】また、携帯情報端末装置に内蔵された時計
の時刻の調整は、端末装置の使用者の操作によって行わ
なければならなかった。
【0013】また、携帯情報端末装置が現在使用されて
いる位置を、携帯情報端末装置の使用者に知られること
なく携帯情報端末装置の外部から知ることは困難であっ
た。
【0014】更に、携帯情報端末装置の不正な使用を防
ぐために使用できる場所を任意の場所に限定したい場合
でも、限定する方法は提供されていなかった。
【0015】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、携帯情報端末装置の使い勝手
や機能を大幅に向上させることを目的とする。特に、音
声情報と位置情報を組み合わせて保存することのできる
携帯情報端末装置を提供することを目的とする。また、
無線電話回線を経由して送られてくる文字情報や画像情
報によるメッセージを自動的に受信して表示することの
できる携帯情報端末装置を提供することを目的とする。
また、文字情報や画像情報によるメッセージを端末装置
の使用者が読んだことをメッセージの送信元に通知する
ことのできる携帯情報端末装置を提供することを目的と
する。また、端末装置の現在位置に依存したWWWサー
バ上の情報の検索を行うことのできる携帯情報端末装置
を提供することを目的とする。また、WWWサーバ上の
情報の取得中に電話回線が切断されたときに自動的にリ
ダイアルを行って回線を接続して情報の取得を継続して
行うことのできる携帯情報端末装置を提供することを目
的とする。また、携帯情報端末装置の時計の時刻を標準
電波により調整することのできる携帯情報端末装置を提
供することを目的とする。また、予め指定された電話番
号からの呼び出しに応答して現在携帯情報端末装置が使
用されている位置の情報を提供することのできる携帯情
報端末装置を提供することを目的とする。また、使用で
きる場所を限定することによって端末装置の不正な使用
を防ぐことのできる携帯情報端末装置を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯情報
端末装置は、CPUを含む制御部と、制御部を制御する
ためのプログラムとデータを保存するメモリと、電源が
入っていない場合でもデータを保存できる記憶装置と、
マイクとA/D(アナログ/デジタル)変換部と、人工
衛星を利用して現在位置を特定できるGPS(グローバ
ル・ポジショニング・システム)から位置情報を入手す
るGPS受信部とを備え、制御部は、マイクから入力し
た音声をA/D変換部でデジタル化したデジタル情報を
作成し、GPS受信部で位置情報を入手し、音声のデジ
タル情報とGPSからの位置情報とを組み合わせて記憶
装置に保存することを特徴とする。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明に
おける携帯情報端末装置を実現する一実施の形態を図に
ついて説明する。図1は、この発明における携帯情報端
末装置の一実施の形態の構成を示す図である。
【0025】図1において、1はこの発明一実施の形態
における携帯情報端末装置であり、CPU(中央処理装
置)2を含む制御部3と、CPUを動作させるプログラ
ムやワークデータやその他のデータを保存するメモリ4
と、電源が入っていない場合でもデータを保存できる記
憶装置5と、音声を入力するマイク6と、マイク6から
の音声データをデジタル化するA/D(アナログ/デジ
タル)変換部8と、音声を出力するスピーカー7と、ス
ピーカーで出力するために音声データをアナログ化する
D/A(デジタル/アナログ)変換部9と、電話回線と
の接続を行うPHS方式無線電話部10と、人工衛星か
らの電波で現在位置を特定するGPS(グローバル・ポ
ジショニング・システム)受信部11と、携帯情報端末
装置の使用者による操作を受け付ける入力部12と、携
帯情報端末装置の使用者に対して文字情報や画像情報を
表示する表示部13と、標準電波から時刻を得る時刻受
信部14と、携帯情報端末装置の時刻を管理する時計1
6と、時刻受信部14からの時刻により時計16の時刻
を調整する時刻調整手段15から構成される。記憶装置
5には、GPS受信部11で受信した位置情報を地名に
変換する地名変換テーブル18が記憶されている。
【0026】マイク6は、A/D変換部8を経由してバ
スライン17に接続されている。同様に、スピーカー7
はD/A変換部9を経由してバスライン17で接続され
ている。なお、PHS方式無線電話部10が、A/D変
換部とD/A変換部とを内蔵している場合は、A/D変
換部8とD/A変換部9を特別に設ける必要はなく、兼
用して用いることができる。制御部3とメモリ4と記憶
装置5とPHS方式無線電話部10とGPS受信部11
と入力部12と表示部13と時計16も、それぞれバス
ライン17に接続されている。時刻受信部14は、時刻
調整手段15を経由してバスライン17に接続されてい
る。
【0027】図2は、携帯情報端末装置1の入力部12
と表示部13の例を示す。画面20は、入力部12の一
部と表示部13を兼ねており、使用者が画面20上の表
示を触れることで、入力部12が携帯情報端末装置の使
用者からの入力を受け付ける。使用者が計算ボタン21
を触れると計算機の機能が起動され、メールボタン22
を触れると電子メールの機能が起動され、録音ボタン2
3を触れると音声データの録音機能が起動され、再生ボ
タン24を触れると録音済みの音声データの再生機能が
起動され、電話ボタン25を触れると無線電話の発信機
能が起動され、インターネットボタン29を触れるとW
WWブラウザが起動され、電源ボタン26を触れること
で携帯情報端末装置の電源のオン、オフが行われる。
【0028】次に、図1に示す各部の動作を説明する。
以下に、述べる各部の動作は、制御部3により制御され
るものである。携帯情報端末装置の使用者が場所の情報
が付加された音声データの録音を行う場合、まず、録音
ボタン23に触れて携帯情報端末装置を録音可能状態に
する。録音する音声は、マイク6からA/D変換部8に
伝えられ、ここでアナログ信号からデジタル信号に変換
される。同時に、録音可能状態になった時点の携帯情報
端末装置の位置データをGPS受信部11から得る。音
声データと位置データは、図3に示すようなデータ構造
で記憶装置に保存する。図3において、音声データファ
イル30は、ファイルの作成日時等の情報を持つヘッダ
31と、デジタル化された音声データ32と、GPS受
信部からの位置データ33で構成される。
【0029】録音した音声データを再生する場合は、再
生ボタン24に触れる。すると、記憶装置5から音声デ
ータファイル30が呼び出され、音声データ32がD/
A変換部9に送られてアナログ信号に変換される。変換
された信号はスピーカー7から再生される。同時に、位
置データ33が画面20に表示されて、音声データを録
音した場所の情報を知ることができる。
【0030】例えば、警察の山岳警備隊が登山ルートの
巡回パトロールを行っている際に、何らかの処置が必要
な危険個所を見つけた場合、状況の記録を音声で行う操
作をするだけで危険個所の正確な位置も同時に記録で
き、後の作業に役立てることができる。
【0031】このように、端末装置の使用者が別途場所
の情報を保存する操作を行わなくても、音声データの録
音を行った場所の情報を音声データの録音と同時に行う
ことができるようになる。
【0032】また、文字情報や画像情報によるメッセー
ジの受信は、図4のフローチャートで行う。PHS方式
無線電話部10は、電話回線が接続されていない間は、
ステップ34に示すように、着信待ちの状態にある。電
話が着信すると、プロトコルの交信ステップ39が実行
される。ステップ35とステップ37で、相手とのプロ
トコル交信により音声通信かデータ通信かを判定し、判
定結果により、通常の通話処理ステップ36か、通常の
データ通信処理ステップ38か、自動表示処理ステップ
47かのいずれかを実行する。自動表示処理ステップ4
7が実行される場合は、まず、ステップ40によりメッ
セージが着信したかどうかを判断する。従来のPHS方
式のプロトコルでは、音声通信かデータ通信かのいずれ
かしか判断しないが、この発明では、データの自動表示
を行うかも判断している。
【0033】図10に、メッセージ100の構造を示
す。メッセージ100は、ヘッダ101とEメール(電
子メール)による文字情報102とMIME(マルチパ
ーパス・インタレスト・メール・エクステンション)に
よる画像情報103とが含まれている。メッセージの着
信であれば、ステップ41でヘッダ101を参照し、着
信したメッセージが文字情報102であるかどうかをチ
ェックする。文字情報102であれば、ステップ42で
画面20に着信した文字情報27として表示する。文字
情報102がなければ、ステップ42はスキップする。
ステップ43でメッセージが画像情報103かどうかを
チェックし、画像情報103であれば、ステップ44で
画面20に着信した画像情報28として表示する。画像
情報がなければ、ステップ44はスキップする。
【0034】表示終了後、携帯情報端末装置は、ステッ
プ45で使用者がメッセージを読むための画面の操作、
例えば、画面のスクロールを行ったり、画面上の表示終
了ボタン等に触れる操作を行ったら、ステップ46でメ
ッセージの送信元に対してメッセージを読んだことを通
知する。メッセージの送信元に対してメッセージを読ん
だことを示す通知は、PHS方式無線電話部10を動作
させて電話回線を接続して行う。
【0035】このように、PHS方式無線電話部を有す
る携帯情報端末装置の使用者が特別な操作を行わなくて
も、端末装置外から送られてくる文字情報や画像情報に
よるメッセージを自動的に受信して画面上に表示し、メ
ッセージを読んだことをメッセージの送信元に通知でき
る効果がある。
【0036】また、予め指定したWWWサーバから位置
に関連した情報を取得する場合は、画面20の中のイン
ターネットボタン29を押す。すると、画面20は、図
5に示すWWWブラウザ画面に切り替わる。
【0037】図5において、50がWWWブラウザ画面
であり、電話回線を接続して携帯情報端末装置をインタ
ーネットに接続する接続ボタン51と、WWWサーバの
URL(ユニフォーム・リソース・リロケータ)を指定
するURLボタン52と、現在表示している内容の再読
み込みを行う再読込ボタン53と表示するページの逆送
順送りを行うための矢印で示された戻りボタン54
と進みボタン55と、GPS受信部11から得た位置情
報をもとに位置に関連した情報を蓄積する位置検索ボタ
ン56と、現在表示しているWWWサーバのURLを表
示するURL表示部57とURL表示部57で指された
内容が表示される表示部58から構成される。
【0038】位置検索ボタン56を押すと、図6のフロ
ーチャートに示すように、現在位置に関連した情報を取
得する。まず、ステップ60で携帯情報端末装置がイン
ターネットに接続されているか確認する。接続されてい
ない場合は、ステップ61でPHS方式無線電話部10
の制御を行って電話回線を接続してインターネットへの
接続を行う。インターネットへ接続したら、ステップ6
2でGPS受信部11の制御を行い現在位置の情報を得
る。得られた位置情報は、ステップ63で地名変換テー
ブル18を使用して地名に変換する。ステップ64で
は、予め使用者が指定したWWWサーバのうちの1つを
選び接続を行う。ステップ65で接続したWWWサーバ
に対してステップ63で得られた地名をキーにして検索
を行う。得られた検索結果は、ステップ66で記憶装置
5へ保存される。ステップ67で使用者が指定したWW
Wサーバのうち、まだ接続していないWWWサーバがあ
るかどうか調べ、あればステップ6に戻って新しいW
WWサーバに接続して検索を行い、使用者が指定したW
WWサーバをすべて検索するまで処理を繰り返す。検索
が終了したら、検索結果が記憶装置5に保存されている
ので、電話回線が切断されても検索結果を参照すること
ができる。
【0039】例えば、使用者が、地名から天気予報を得
ることができるWWWサーバと、地名から地名が示す位
置周辺の地図情報を得ることができるWWWサーバとの
2つのWWWサーバを予め指定しておき、旅行先で位置
検索の操作を行えば、その場所の天気予報と周辺の地図
情報を得ることができる。
【0040】このように、携帯情報端末装置の使用者が
現在位置の入力を行うことなしに、現在端末装置を使用
している位置に依存するようなWWWサーバ上の情報
を、自動的に検索し、その結果をWWWサーバとの接続
が切れた後でも参照することができる効果がある。
【0041】また、上記の例の検索中に電波状況が悪化
して無線である電話回線が切断された場合は、図7のフ
ローチャートで処理を行う。検索の条件の設定ステップ
70と検索開始ステップ71を行い、回線断の検出待ち
状態になる。検索の処理は、検索終了のチェックステッ
プ76とすべての検索の終了のチェックステップ77と
次の検索の設定ステップ78によって行われる。その処
理中、ステップ72において回線断発生を検出する。回
線断が発生したら、回線再接続ステップ73の処理をP
HS方式無線電話部10に行わせる。回線が接続できた
かチェックステップ74を実行し、接続ができなければ
回線再接続ステップ73を繰り返す。接続できたら、ス
テップ70又はステップ78で設定した検索条件で検索
の再実行ステップ75を実行する。
【0042】例えば、走行中の電車中で現在位置の天気
予報を検索収集する場合、PHS方式の無線電話の特性
により電車の走行中には回線断が発生する。この場合で
も、上記の例を適用することにより、電車が駅に停車し
た時間に回線の再接続が行われ、自動的に検索を続ける
ことができる。
【0043】このように、情報の取得中に電話回線が切
断されても、使用者が再接続する操作を行うことなしに
検索を続けられるという効果がある。
【0044】また、携帯情報端末装置に備えられている
時計16の時刻は、以下のように調整される。携帯情報
端末装置の電源が入れられると、郵政省通信総合研究所
が運用する長波標準電波(JG2AS)に乗せて送信さ
れている現在時刻を表す電波時刻信号を時刻受信部14
で受信し、時刻調整手段15によって、この受信した現
在時刻に時計16の現在時刻を自動的に書き替える。
【0045】このように、端末装置の使用者が操作を行
わなくても携帯情報端末装置内の時計の時刻を調整する
ことができる効果がある。
【0046】また、携帯情報端末装置の外部から携帯情
報端末装置の現在位置を知る場合には、図8のフローチ
ャートで処理を行う。携帯情報端末装置の記憶装置5に
は、予め現在位置を通知する先の電話番号を記憶してお
く。
【0047】PHSには発信者の電話番号を通知する機
能があり、着信があった際に回線を接続する以前に発信
者の電話番号を知ることができる。
【0048】携帯情報端末装置にPHSの着信があった
際には、ステップ81で記憶装置5に記憶してある現在
位置の通知先電話番号と発信者の電話番号が一致するか
どうかチェックする。一致しない場合は、呼び出し音を
鳴らすなどの通常の着信処理ステップ87を実行する。
電話番号が一致した場合は、一旦回線の接続を拒否する
ステップ82を実行する。次に、ステップ83でGPS
受信部11から携帯情報端末装置の現在位置を取得す
る。取得後、ステップ84で先ほどの着信の発信元への
電話回線を接続し、ステップ85でステップ83で得た
現在位置を通知する。ステップ86で、通知終了後回線
を切断する。
【0049】このように、予め指定された電話番号の電
話からの呼び出しに対して、GPS(グローバル・ポジ
ショニング・システム)で得られる携帯情報端末装置の
現在の位置の情報を、呼び出しを行った電話番号に対し
て携帯情報端末装置から電話回線の接続を行うことによ
って通知するため、携帯情報端末装置の使用者に知られ
ることなく、携帯情報端末装置の外部から携帯情報端末
装置の現在の位置を知ることができる効果がある。
【0050】更に、携帯情報端末装置を使用できる場所
の特定の場所への限定は、図9のフローチャートで行
う。携帯情報端末装置の記憶装置5には、予め携帯情報
端末装置の使用可能場所を記憶しておく。
【0051】携帯情報端末装置の時計16が毎分00秒
になったら、GPS受信部11から携帯情報端末装置の
現在位置の情報の入手ステップ92を実行する。ステッ
プ94で、この位置が予め記憶装置5に記憶しておいた
使用可能場所に該当するか調べる。現在の携帯情報端末
装置の位置が使用可能場所に該当していなかった場合
は、ステップ95で、携帯情報端末装置の動作を停止さ
せる。
【0052】例えば、神奈川県を営業範囲としている営
業マンが使用する携帯情報端末装置の使用可能場所を神
奈川県内に設定しておく。この携帯情報端末装置が神奈
川県外に持ち出されている場合は、上記機能によって携
帯情報端末装置が使用できなくなり、不必要な端末装置
の使用を防ぐことができる。
【0053】このように、GPS(グローバル・ポジシ
ョニング・システム)からの位置情報によって、携帯情
報端末装置の動作を制限するため、携帯情報端末装置を
使用できる場所を任意の場所に限定できる効果がある。
【0054】実施の形態2.実施の形態1では、無線電
話の方式にPHS方式を使用したが、発信者番号通知の
可能な無線電話方式であれば、特に、無線電話の方式を
問うものではない。例えば、PHS方式無線電話部10
を、PDC(パーソナル・デジタル・セルラー)方式の
無線電話部に置き換えても、同様の効果を得ることがで
きる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、マイ
クから入力した音声を無線電話部に内蔵されたA/D変
換部でデジタル化した情報を作成し、このときのGPS
からの位置情報と音声のデジタル情報を組み合わせて保
存するため、別途場所の情報を保存する操作を行わなく
ても、音声データの録音を行った場所の情報を音声デー
タの録音と同時に行うことができる効果がある。
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明における携帯情報端末装置の一実施
の形態を示す図。
【図2】 図1に示す一実施の形態における入力部と表
示部として働く画面の例を示す図。
【図3】 図1に示す一実施の形態における音声データ
ファイルの構造を示す図。
【図4】 図1に示す一実施の形態における文字情報や
画像情報によるメッセージ受信のときの処理を示すフロ
ーチャート図。
【図5】 図1に示す一実施の形態におけるWWWブラ
ウザの画面図。
【図6】 図1に示す一実施の形態における現在位置に
関連した情報を取得するときの処理を示すフローチャー
ト図。
【図7】 図1に示す一実施の形態における回線断が発
生したときの処理を示すフローチャート図。
【図8】 図1に示す一実施の形態における携帯情報端
末装置の外部から携帯情報端末装置の現在位置を知る場
合の処理を示すフローチャート図。
【図9】 図1に示す一実施の形態における携帯情報端
末装置を使用できる場所を限定する場合の処理を示すフ
ローチャート図。
【図10】 図1に示す一実施の形態におけるメッセー
ジの構造を示す図。
【符号の説明】
1 携帯情報端末装置、2 CPU、3 制御部、4
メモリ、5 記憶装置、6 マイク、7 スピーカー、
8 A/D変換部、9 D/A変換部、10PHS方式
無線電話部、11 GPS受信部、12 入力部、13
表示部、14 時刻受信部、15 時刻調整手段、1
6 時計、17 バスライン、18地名変換テーブル、
20 画面、21 計算ボタン、22 メールボタン、
23録音ボタン、24 再生ボタン、25 電話ボタ
ン、26 電源ボタン、27文字情報、28 画像情
報、29 インターネットボタン、30 音声データフ
ァイルの構造、31 ヘッダ、32 音声データ、33
位置データ、50WWWブラウザ画面、51 接続ボ
タン、52 URLボタン、53 再読込ボタン、54
戻りボタン、55 進みボタン、56 位置検索ボタ
ン、57 URL表示部、58 表示部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−97854(JP,A) 特開 平9−163452(JP,A) 特開 平4−236541(JP,A) 特開 平9−153054(JP,A) 特開 平7−212824(JP,A) 特開 平7−297736(JP,A) 特開 平7−87176(JP,A) 特開 平6−189359(JP,A) 特開 平9−18576(JP,A) 特開 平7−87568(JP,A) 特開 平10−282271(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUを含む制御部と、 制御部を制御するためのプログラムとデータを保存する
    メモリと、 電源が入っていない場合でもデータを保存できる記憶装
    置と、 マイクとA/D(アナログ/デジタル)変換部と、 人工衛星を利用して現在位置を特定できるGPS(グロ
    ーバル・ポジショニング・システム)から位置情報を入
    手するGPS受信部とを備え、 制御部は、マイクから入力した音声をA/D変換部でデ
    ジタル化したデジタル情報を作成し、GPS受信部で位
    置情報を入手し、音声のデジタル情報とGPSからの位
    置情報とを組み合わせて記憶装置に保存することを特徴
    とする携帯情報端末装置。
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