JP3323394B2 - 有圧換気扇 - Google Patents
有圧換気扇Info
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- JP3323394B2 JP3323394B2 JP05749896A JP5749896A JP3323394B2 JP 3323394 B2 JP3323394 B2 JP 3323394B2 JP 05749896 A JP05749896 A JP 05749896A JP 5749896 A JP5749896 A JP 5749896A JP 3323394 B2 JP3323394 B2 JP 3323394B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- frame
- ventilation fan
- stepped
- blade plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
は飲食店の厨房などに多く使用され、一般家庭用の換気
扇に比べ、大風量、高静圧が得られる有圧換気扇に関す
る。
内の汚染された空気を壁面に設置した換気扇を用いて室
外排気する有圧換気扇が普及している。そして、普及に
ともない騒音の低い有圧換気扇の要求が高まってきてい
る。
8を参照しながら説明する。図に示すように、電動機1
01を支える枠体102に設けられた電動機101に連
結される羽根103は電動機101の軸と連結する羽根
フレーム104と羽根フレーム104に連結する羽根板
105で形成され羽根103の回転方向に対し、羽根フ
レーム104の前方106と側方部分107および後端
部108を覆うように羽根板105に羽根フレーム10
4と重なる部分より遠心側に段差形状の絞り部109を
設けていた。
と羽根103が回転し、空気110は羽根103の先端
部111から後端部112および遠心方向に流れる。ま
た空気110は羽根板105の正圧面側では段差形状の
絞り部109によって羽根板105から羽根フレーム1
04に空気110が移行するときに羽根フレーム104
にあたることなくスムースに流れるので羽根の効率の向
上を図っていた。
換気扇によれば、羽根板105を成形加工する際に、羽
根板105の段差形状の絞り部109が羽根フレーム1
04と重なる全面にわたり絞り加工されているので絞り
加工によって生じる歪みの逃げ場がなくなり羽根板10
5にしわが生じてしまい、しわによって羽根板105を
流れる空気110に乱流が起こり、騒音が発生するとい
う課題があった。
絞り加工の加工性を向上させ、羽根板にしわ等による加
工不良をなくすことによって騒音の低減が図れる有圧換
気扇を提供することを第1の目的とする。
ームから羽根板に移行するときに衝突をなくすことによ
って騒音の低減を図ることにある。
ぼさないように段差形状の絞り部を形成することによっ
て騒音の低減を図ることにある。
いては、支持脚を介して枠体に取り付けられる電動機の
軸に係止される羽根を、羽根フレームの前方側円弧部を
囲むように羽根板部分に段差形状の絞り部を形成した構
成としたものである。
加工性を向上させ、しわ等の加工不良をなくすことによ
って羽根に生じる乱流を防ぎ騒音の低減が図れる有圧換
気扇を提供することができる。
は、電動機の軸にボス部を介して係止される羽根フレー
ムおよび羽根フレームに取り付けられる羽根板とにより
形成される羽根と、この羽根がほぼ中央部の風胴内に配
設されるように前記電動機を支持脚を介して支持する枠
体とを備え、前記羽根フレームと重なり合う前記羽根板
部分のうち、前記羽根の回転方向に向かう前記羽根フレ
ームの前方側円弧部を囲むように羽根フレームの前方お
よび側方部分に対応する羽根板部分のみに段差形状の絞
り部を形成した構成としたものであり、このような段差
のある絞り加工をする場合には成形加工時に生じる歪み
は段差絞り部の側方より上方に均一に逃がすことがで
き、羽根板には加工不良によって生じるしわの凹凸がで
きないため、空気の乱流がなくなり騒音の低減が図れる
という作用を有する。
6を参照にしながら説明する。
軸にボス部2を介して係止される羽根フレーム3および
羽根フレーム3に取り付けられる羽根板4とにより羽根
5を形成し、羽根5がほぼ中央部の風胴6内に配設され
るように電動機1を支持脚7を介して支持する枠体8を
構成する。
レーム3の前方側円弧部9を囲むように羽根フレーム3
の前方部10および側方部11に対応する羽根板4部分
の羽根フレーム3と重なる部分より遠心側に段差形状の
絞り部12を形成する。
絞り部12を形成する際には、成形加工時に生じる歪み
は段差形状の絞り部12の側方13より上方に均一に逃
がすことができ加工不良によって生じるしわの凹凸をな
くすことができ、凹凸による空気の乱流を防ぐとともに
騒音の発生を防ぐことができる。
扇によれば、段差形状の絞り部12の絞り加工による加
工不良を削減することができるので、羽根板4には加工
不良によってできるしわ等による凹凸がなくなり、空気
の流れに障害を与えないので騒音の発生を防ぐことがで
きる。
に、段差形状の絞り部12Aを羽根フレーム3側に対応
する第1の円弧部13と羽根板4側に対応する第2の円
弧部14により形成し、第1の円弧部13と第2の円弧
部14を曲率半径の大きい円弧状の段差で連設させ段差
形状の絞り部12Aを羽根板4Aに設け、羽根フレーム
3と固着させ羽根5Aを構成する。
5で空気16が遠心方向17に流れる際には、空気16
は羽根フレーム3の上面に流れ、次に羽根板4Aの上面
に移行する。このとき空気16は羽根板4Aの段差形状
の絞り部12Aの第2の円弧部14の頂部に衝突するこ
となく羽根板4Aの上面を流れる。
扇によれば、空気16が羽根フレーム3から羽根板4A
に移行する際に段差形状の絞り部12Aの第2の円弧部
14の頂部に衝突せずに滑らかに流れるので騒音の発生
を防止することができる。
に、羽根板4Bを羽根の回転方向に対し垂直な断面をS
字断面形状に形成し、段差形状の絞り部12Bの円弧部
17から側方部11Aの後端18に向かうにしたがっ
て、S字断面形状の凸頂点19を結ぶ凸曲線20から離
れてなる段差形状の絞り部12Bを形成し、段差形状の
絞り部12Bの円弧部17から側方部11Aの後端18
に向かい凸曲線20から遠ざかるにしたがって段差形状
の絞り部12Bの段差高さを漸次低くする羽根板4Bを
形成する。
流れるときには、例えば段差形状の絞り部12Bの前方
付近を流れる空気流れ線21の線に沿って流れるときは
羽根フレーム3から羽根板4Bに空気が移行する際に第
2の円弧部14がS字断面形状の凸曲線20に近いため
に、空気の流れがほぼS字状に流れる。また段差形状の
絞り部12Bの側方の後端側18を流れる線22に沿っ
て流れるときには、羽根フレーム3から羽根板4Bに移
行する際に、S字の頂点から第2の円弧部14が遠くて
も第2の円弧部14の段高さが低いためにS字断面の凸
頂点19から離れたところに凸部を作らないので、羽根
5Bのどの遠心方向に沿ってもほぼS字流れを形成する
ことができる。
扇によれば、羽根5Bの遠心方向流れのどの方向に対し
てもS字流れを形成することができるので羽根5Bにお
ける騒音を低くすることができる。
明によれば枠体に取り付けられる電動機の軸に設けられ
る羽根を、羽根フレームの前方側円弧部を囲むように羽
根フレームの前方および側方部分に対応する羽根板部分
のみに段差形状の絞り部を形成したので、段差形状の絞
り部の加工性が向上するとともに、騒音の低減を図るこ
とができる。
に対応する第1の円弧部と羽根板側に対応する第2の円
弧部を曲率半径の大きい円弧状の段差で連設して形成し
たので、羽根フレームから羽根板に移行するときの空気
流の騒音が低減できる。
の断面をほぼS字状に形成し、羽根板の正圧面側に凸と
なる凸頂点を結ぶ凸曲線より遠ざかるに従い側方部側の
段差形状の絞り部の高さを漸次低く形成したので、羽根
の遠心方向に流れる空気流の騒音が低減できる。
面図
分斜視図
分断面図
分斜視図
図 (b)同実施例3の有圧換気扇の羽根の構成を示す部分
斜視図
分の形状を示す断面図 (b)同実施例3の有圧換気扇の羽根の後部部分の形状
を示す断面図
Claims (3)
- 【請求項1】 電動機の軸にボス部を介して係止される
羽根フレームおよび羽根フレームに取り付けられる羽根
板とにより形成される羽根と、この羽根がほぼ中央部の
風胴内に配設されるように前記電動機を支持脚を介して
支持する枠体とを備え、前記羽根フレームと重なり合う
前記羽根板部分のうち、前記羽根の回転方向に向かう前
記羽根フレームの前方側円弧部を囲むように羽根フレー
ムの前方および側方部分に対応する羽根板部分のみに段
差形状の絞り部を形成した構成の有圧換気扇。 - 【請求項2】 段差形状の絞り部を羽根フレーム側に対
応する第1の円弧部と羽根板側に対応する第2の円弧部
により形成し、前記第1の円弧部と第2の円弧部を曲率
半径の大きい円弧状の段差で連設させる構成とした請求
項1記載の有圧換気扇。 - 【請求項3】 羽根板の羽根の回転方向に対する垂直方
向の断面をほぼS字状に形成し、羽根板の正圧面側に凸
となる凸頂点を結ぶ凸曲線より遠ざかるに従がい側方部
側の段差形状の絞り部の高さを漸次低く形成した請求項
1または2記載の有圧換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05749896A JP3323394B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 有圧換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05749896A JP3323394B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 有圧換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09250786A JPH09250786A (ja) | 1997-09-22 |
JP3323394B2 true JP3323394B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=13057402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05749896A Expired - Lifetime JP3323394B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 有圧換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323394B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220033358A (ko) * | 2020-09-09 | 2022-03-16 | 삼성전자주식회사 | 팬, 팬을 갖는 공기조화기 및 팬의 제조방법 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP05749896A patent/JP3323394B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09250786A (ja) | 1997-09-22 |
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