JP3323103B2 - 吸収式空調装置 - Google Patents
吸収式空調装置Info
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- cooling water
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- transfer tube
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吸収式空調装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】冷却塔、吸収器伝熱管、及び凝縮器伝熱
管を順に環状接続してなり、冷房運転時には冷却水ポン
プにより冷却水を循環させる冷却水回路と、送風ファン
を付設した室内熱交換器、及び蒸発器伝熱管を環状接続
してなり、冷温水ポンプにより冷温水を循環させる冷温
水回路と、吸収液が入れられ加熱部がガスバーナにより
加熱され冷房運転時には低濃度吸収液中の冷媒を気化さ
せて高濃度吸収液と蒸気冷媒とに分離する再生器、前記
凝縮器伝熱管を配設し冷房運転時には再生器から高温の
蒸気冷媒が送り込まれる凝縮器、冷房運転時には前記凝
縮器で液化した液冷媒を低圧下で蒸発させる蒸発器、該
蒸発器に併設され前記吸収器伝熱管を配設し冷房運転時
には前記蒸発器で蒸発した蒸気冷媒を前記再生器から送
られる高濃度吸収液に吸収させる吸収器、及び吸収器内
の吸収液を前記高温再生器に戻す溶液ポンプを有する吸
収液回路とを有し、前記送風ファンにより冷風を室内に
送風して室内冷房を行なう、フロンを使用しない吸収式
空調装置が近年、注目されている。
管を順に環状接続してなり、冷房運転時には冷却水ポン
プにより冷却水を循環させる冷却水回路と、送風ファン
を付設した室内熱交換器、及び蒸発器伝熱管を環状接続
してなり、冷温水ポンプにより冷温水を循環させる冷温
水回路と、吸収液が入れられ加熱部がガスバーナにより
加熱され冷房運転時には低濃度吸収液中の冷媒を気化さ
せて高濃度吸収液と蒸気冷媒とに分離する再生器、前記
凝縮器伝熱管を配設し冷房運転時には再生器から高温の
蒸気冷媒が送り込まれる凝縮器、冷房運転時には前記凝
縮器で液化した液冷媒を低圧下で蒸発させる蒸発器、該
蒸発器に併設され前記吸収器伝熱管を配設し冷房運転時
には前記蒸発器で蒸発した蒸気冷媒を前記再生器から送
られる高濃度吸収液に吸収させる吸収器、及び吸収器内
の吸収液を前記高温再生器に戻す溶液ポンプを有する吸
収液回路とを有し、前記送風ファンにより冷風を室内に
送風して室内冷房を行なう、フロンを使用しない吸収式
空調装置が近年、注目されている。
【0003】冷却水を入れ替えずに長期間、使用する
と、冷却水回路内の冷却水の水質が悪化するとともに、
レジオネラ等の細菌が増殖する。この為、吸収式空調装
置では、従来より、冷却水交換の所定条件を満たしてい
る場合、冷房運転終了後に冷却水回路の冷却水を全て排
出し、新しい冷却水を注入して冷却水の入れ替えを行っ
ていた。
と、冷却水回路内の冷却水の水質が悪化するとともに、
レジオネラ等の細菌が増殖する。この為、吸収式空調装
置では、従来より、冷却水交換の所定条件を満たしてい
る場合、冷房運転終了後に冷却水回路の冷却水を全て排
出し、新しい冷却水を注入して冷却水の入れ替えを行っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】冷却水を入れ替えるだ
けの方法では、吸収器伝熱管や凝縮器伝熱管等の内壁に
は、全排水前の最も汚れた水が水膜となって依然として
付着している。例えば、開放式の冷却塔であることによ
り、冷却水ポンプの停止により冷却水回路内の水位が冷
却水タンク内の水位まで下がり上記伝熱管の部分で管内
に冷却水が充満されない状態となる冷房運転の停止時
や、冷却水を全て排水した状態で使用する暖房運転時に
は、上記付着した水膜が、乾燥によりスケールとなって
内壁に固着するので、以降の冷房運転時に伝熱効率が低
下し、冷房能力がダウンする。
けの方法では、吸収器伝熱管や凝縮器伝熱管等の内壁に
は、全排水前の最も汚れた水が水膜となって依然として
付着している。例えば、開放式の冷却塔であることによ
り、冷却水ポンプの停止により冷却水回路内の水位が冷
却水タンク内の水位まで下がり上記伝熱管の部分で管内
に冷却水が充満されない状態となる冷房運転の停止時
や、冷却水を全て排水した状態で使用する暖房運転時に
は、上記付着した水膜が、乾燥によりスケールとなって
内壁に固着するので、以降の冷房運転時に伝熱効率が低
下し、冷房能力がダウンする。
【0005】本発明の目的は、冷却水の水質を良好に保
つとともに、スケール(汚水の水膜が乾燥したもの)の
内壁固着に起因した冷却水への伝熱効率低下によって冷
房能力が低下することを防止した吸収式空調装置の提供
にある。
つとともに、スケール(汚水の水膜が乾燥したもの)の
内壁固着に起因した冷却水への伝熱効率低下によって冷
房能力が低下することを防止した吸収式空調装置の提供
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1)ファンを付設した冷却塔、吸収器伝熱管、及び凝
縮器伝熱管を順に環状接続してなり、冷房運転時には冷
却水ポンプにより冷却水を循環させる冷却水回路と、送
風ファンを付設した室内熱交換器、及び蒸発器伝熱管を
環状接続してなり、冷温水ポンプにより冷温水を循環さ
せる冷温水回路と、吸収液が入れられ加熱部が加熱源に
より加熱され冷房運転時には低濃度吸収液中の冷媒を気
化させて高濃度吸収液と蒸気冷媒とに分離する再生器、
前記凝縮器伝熱管を配設し冷房運転時には前記再生器か
ら高温の蒸気冷媒が送り込まれる凝縮器、冷房運転時に
は前記凝縮器で液化した液冷媒を低圧下で蒸発させる蒸
発器、該蒸発器に併設され前記吸収器伝熱管を配設し冷
房運転時には前記蒸発器で蒸発した蒸気冷媒を前記再生
器から送られる高濃度吸収液に吸収させる吸収器、及び
該吸収器内の吸収液を前記再生器に戻す溶液ポンプを有
する吸収液回路と、前記ファン、前記冷却水ポンプ、前
記冷温水ポンプ、前記加熱源、及び前記溶液ポンプを制
御する制御器とを備える吸収式空調装置において、前記
制御器は、冷却水交換の所定条件を満たしている場合、
冷房運転が終了すると前記冷却水回路中の前記冷却水を
全排水し、全排水の後に前記冷却水回路に前記冷却水を
給水して、前記冷温水回路中の前記冷却水を入れ替える
冷却水交換動作を実施し、前記冷却水の入れ替えが完了
すると、設定時間の間、前記冷却水ポンプを作動状態に
する。
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1)ファンを付設した冷却塔、吸収器伝熱管、及び凝
縮器伝熱管を順に環状接続してなり、冷房運転時には冷
却水ポンプにより冷却水を循環させる冷却水回路と、送
風ファンを付設した室内熱交換器、及び蒸発器伝熱管を
環状接続してなり、冷温水ポンプにより冷温水を循環さ
せる冷温水回路と、吸収液が入れられ加熱部が加熱源に
より加熱され冷房運転時には低濃度吸収液中の冷媒を気
化させて高濃度吸収液と蒸気冷媒とに分離する再生器、
前記凝縮器伝熱管を配設し冷房運転時には前記再生器か
ら高温の蒸気冷媒が送り込まれる凝縮器、冷房運転時に
は前記凝縮器で液化した液冷媒を低圧下で蒸発させる蒸
発器、該蒸発器に併設され前記吸収器伝熱管を配設し冷
房運転時には前記蒸発器で蒸発した蒸気冷媒を前記再生
器から送られる高濃度吸収液に吸収させる吸収器、及び
該吸収器内の吸収液を前記再生器に戻す溶液ポンプを有
する吸収液回路と、前記ファン、前記冷却水ポンプ、前
記冷温水ポンプ、前記加熱源、及び前記溶液ポンプを制
御する制御器とを備える吸収式空調装置において、前記
制御器は、冷却水交換の所定条件を満たしている場合、
冷房運転が終了すると前記冷却水回路中の前記冷却水を
全排水し、全排水の後に前記冷却水回路に前記冷却水を
給水して、前記冷温水回路中の前記冷却水を入れ替える
冷却水交換動作を実施し、前記冷却水の入れ替えが完了
すると、設定時間の間、前記冷却水ポンプを作動状態に
する。
【0007】(2)上記(1) の構成を有し、冷房運転時
間を累積していく累積手段を設け、前記所定条件とは、
冷房運転中に前記累積運転時間が所定時間以上になった
場合である。
間を累積していく累積手段を設け、前記所定条件とは、
冷房運転中に前記累積運転時間が所定時間以上になった
場合である。
【0008】
〔請求項1について〕吸収液が入れられた再生器は、加
熱部が加熱源により加熱される。冷房運転時、例えば、
室内熱交換器に供給される冷温水の温度が設定温度に維
持される様に制御器が加熱源の加熱力を制御する。
熱部が加熱源により加熱される。冷房運転時、例えば、
室内熱交換器に供給される冷温水の温度が設定温度に維
持される様に制御器が加熱源の加熱力を制御する。
【0009】冷房運転時には、再生器内の低濃度吸収液
の冷媒が気化して高濃度吸収液と蒸気冷媒とに分離す
る。冷房運転時には再生器から高温の蒸気冷媒が凝縮器
に送り込まれる。冷房運転時、凝縮器伝熱管には冷却水
が流れているので、高温の蒸気冷媒は液化して凝縮器内
に溜まる。
の冷媒が気化して高濃度吸収液と蒸気冷媒とに分離す
る。冷房運転時には再生器から高温の蒸気冷媒が凝縮器
に送り込まれる。冷房運転時、凝縮器伝熱管には冷却水
が流れているので、高温の蒸気冷媒は液化して凝縮器内
に溜まる。
【0010】冷房運転時、凝縮器から蒸発器内に送り込
まれた液冷媒は、冷温水が流れる蒸発器伝熱管上に散布
され、気化熱を奪って蒸発し、冷温水を冷却する。そし
て、冷却された冷温水が冷温水ポンプにより室内熱交換
器に供給されて送風ファンにより室内冷房が行なわれ
る。
まれた液冷媒は、冷温水が流れる蒸発器伝熱管上に散布
され、気化熱を奪って蒸発し、冷温水を冷却する。そし
て、冷却された冷温水が冷温水ポンプにより室内熱交換
器に供給されて送風ファンにより室内冷房が行なわれ
る。
【0011】冷房運転時、蒸発器で蒸発して吸収器に入
った蒸気冷媒は、再生器から送られる高濃度吸収液に吸
収され、低濃度吸収液となって吸収器内に溜まる。吸収
器内に溜まった吸収液は、溶液ポンプにより再生器に戻
される。
った蒸気冷媒は、再生器から送られる高濃度吸収液に吸
収され、低濃度吸収液となって吸収器内に溜まる。吸収
器内に溜まった吸収液は、溶液ポンプにより再生器に戻
される。
【0012】制御器は、冷却水交換の所定条件を満たし
ている場合、冷房運転が終了すると冷却水回路中の冷却
水を全排水する。制御器は、全排水の後に冷却水回路に
冷却水を給水して、冷却水回路中の冷却水を入れ替える
冷却水交換動作を実施する。この為、本構成の吸収式空
調装置は冷却水の水質を良好に保つことができ、レジオ
ネラ等の細菌の増殖を防止できる。
ている場合、冷房運転が終了すると冷却水回路中の冷却
水を全排水する。制御器は、全排水の後に冷却水回路に
冷却水を給水して、冷却水回路中の冷却水を入れ替える
冷却水交換動作を実施する。この為、本構成の吸収式空
調装置は冷却水の水質を良好に保つことができ、レジオ
ネラ等の細菌の増殖を防止できる。
【0013】吸収器伝熱管や凝縮器伝熱管等の内壁に
は、全排水前の最も汚れた水が水膜となって依然として
付着している。冷却水ポンプの停止により冷却水回路内
の水位が下がり上記伝熱管の部分で管内に冷却水が充満
されない状態となる冷房運転の停止時や、冷却水を全て
排水した状態で使用する暖房運転時には、上記付着した
水膜が、乾燥によりスケールとなって内壁に固着する。
このスケールの付着を放置すると、以降の冷房運転時に
伝熱効率が低下し、冷房能力がダウンする。
は、全排水前の最も汚れた水が水膜となって依然として
付着している。冷却水ポンプの停止により冷却水回路内
の水位が下がり上記伝熱管の部分で管内に冷却水が充満
されない状態となる冷房運転の停止時や、冷却水を全て
排水した状態で使用する暖房運転時には、上記付着した
水膜が、乾燥によりスケールとなって内壁に固着する。
このスケールの付着を放置すると、以降の冷房運転時に
伝熱効率が低下し、冷房能力がダウンする。
【0014】本構成の吸収式空調装置では、冷却水の入
れ替えが完了すると、設定時間の間、冷却水ポンプを作
動状態にしているので、管内壁に付着した汚水の水膜
を、新たに給水されたきれいな冷却水で洗い流すことが
できる。
れ替えが完了すると、設定時間の間、冷却水ポンプを作
動状態にしているので、管内壁に付着した汚水の水膜
を、新たに給水されたきれいな冷却水で洗い流すことが
できる。
【0015】吸収器伝熱管や凝縮器伝熱管の内壁に付着
した上記水膜が乾燥して形成されるスケール固着が生じ
ないので、伝熱管の伝熱効率低下が防止でき、冷房能力
がダウンしない。冷却塔内のスケール固着が生じないの
で散水分布不良を回避でき、冷却塔の冷却能力を維持で
きる。冷却水回路の配管内のスケール固着が阻止できる
ので、圧損の上昇が防止できる。
した上記水膜が乾燥して形成されるスケール固着が生じ
ないので、伝熱管の伝熱効率低下が防止でき、冷房能力
がダウンしない。冷却塔内のスケール固着が生じないの
で散水分布不良を回避でき、冷却塔の冷却能力を維持で
きる。冷却水回路の配管内のスケール固着が阻止できる
ので、圧損の上昇が防止できる。
【0016】〔請求項2について〕冷房運転中に累積冷
房運転時間が所定時間以上になると、制御器は、冷房運
転が終了すると冷却水回路中の冷却水を全排水する構成
であるので、上記伝熱管の内壁に付着した水膜が乾燥し
てスケールとなる時期を適切に判断することができ、必
要以上の冷却水交換動作が行われないとともに、冷却水
交換動作及び冷却水ポンプ作動が遅れて、スケール固着
が既に生じてしまう不具合が生じない。
房運転時間が所定時間以上になると、制御器は、冷房運
転が終了すると冷却水回路中の冷却水を全排水する構成
であるので、上記伝熱管の内壁に付着した水膜が乾燥し
てスケールとなる時期を適切に判断することができ、必
要以上の冷却水交換動作が行われないとともに、冷却水
交換動作及び冷却水ポンプ作動が遅れて、スケール固着
が既に生じてしまう不具合が生じない。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例(請求項1、2
に対応)を図1〜図7に基づいて説明する。図に示す様
に、吸収式空調装置Aは、装置本体Kと室内機Sとから
なり、冷房運転時に冷却水10を循環させる冷却水回路
1と、冷房・暖房運転時に冷温水20を循環させる冷温
水回路2と、タンデムポンプ80の溶液移送部801に
より構成される吸収液回路8と、制御器9とを備える。
に対応)を図1〜図7に基づいて説明する。図に示す様
に、吸収式空調装置Aは、装置本体Kと室内機Sとから
なり、冷房運転時に冷却水10を循環させる冷却水回路
1と、冷房・暖房運転時に冷温水20を循環させる冷温
水回路2と、タンデムポンプ80の溶液移送部801に
より構成される吸収液回路8と、制御器9とを備える。
【0018】装置本体K(ステンレス製)は、臭化リチ
ウム水溶液の吸収サイクルを形成するものであり、加熱
源としてのガスバーナ311が下方に設けられた高温再
生器3と、この高温再生器3を包囲する低温再生器4
と、本体上方に位置する凝縮器5と、低温再生器4の外
周側に位置する蒸発器6及び吸収器7とを有する。
ウム水溶液の吸収サイクルを形成するものであり、加熱
源としてのガスバーナ311が下方に設けられた高温再
生器3と、この高温再生器3を包囲する低温再生器4
と、本体上方に位置する凝縮器5と、低温再生器4の外
周側に位置する蒸発器6及び吸収器7とを有する。
【0019】冷却水回路1は、排水管120中に排水弁
121を配設した冷却水タンク12を有する開放式の冷
却塔11(冷却塔ファン111が付設)と、冷却水ポン
プ13と、吸収器伝熱管14と、凝縮器伝熱管15とを
順に環状接続して構成され、冷房運転時には冷却水ポン
プ13が作動して冷却水10が循環する。尚、冷却水タ
ンク12は、吸収器伝熱管14及び凝縮器伝熱管15よ
り下方に配置されている。
121を配設した冷却水タンク12を有する開放式の冷
却塔11(冷却塔ファン111が付設)と、冷却水ポン
プ13と、吸収器伝熱管14と、凝縮器伝熱管15とを
順に環状接続して構成され、冷房運転時には冷却水ポン
プ13が作動して冷却水10が循環する。尚、冷却水タ
ンク12は、吸収器伝熱管14及び凝縮器伝熱管15よ
り下方に配置されている。
【0020】冷房運転時(図3参照)、冷却塔ファン1
11はモータ112により駆動され、該モータ112
は、冷却水管101中に配設した冷却水温センサ(図示
せず)が検出する冷却水温が31.5℃に維持される様
に制御器9により回転数が制御される。暖房運転時(図
4参照)には、冷却水回路1内の冷却水10は全て抜か
れ、モータ112及び冷却水ポンプ13には通電されな
い。
11はモータ112により駆動され、該モータ112
は、冷却水管101中に配設した冷却水温センサ(図示
せず)が検出する冷却水温が31.5℃に維持される様
に制御器9により回転数が制御される。暖房運転時(図
4参照)には、冷却水回路1内の冷却水10は全て抜か
れ、モータ112及び冷却水ポンプ13には通電されな
い。
【0021】冷温水回路2は、送風ファン211を付設
した室内熱交換器21、給水弁221を配設し給水管2
20を接続したシスターン22、タンデムポンプ80の
冷温水移送部802、及び蒸発器伝熱管24を環状接続
してなり、冷温水移送部802により冷温水20を循環
させている。
した室内熱交換器21、給水弁221を配設し給水管2
20を接続したシスターン22、タンデムポンプ80の
冷温水移送部802、及び蒸発器伝熱管24を環状接続
してなり、冷温水移送部802により冷温水20を循環
させている。
【0022】高温再生器3は、ガスバーナ311によっ
て加熱される沸騰器31と、沸騰器31から上方に延設
する立設筒32と、立設筒32を上方から包囲し冷媒を
回収する回収タンク33と、立設筒32内に配設される
分離容器34と、後述する中液37を分離容器34内に
案内する案内片35と、吸収液の流出を円滑にする為の
隔壁36とを具備する。尚、立設筒32の下部には高温
再生器3内の希液30の温度(以下、HGE温度と呼
ぶ)を検出する為のHGE温度センサ301が配設され
ている。
て加熱される沸騰器31と、沸騰器31から上方に延設
する立設筒32と、立設筒32を上方から包囲し冷媒を
回収する回収タンク33と、立設筒32内に配設される
分離容器34と、後述する中液37を分離容器34内に
案内する案内片35と、吸収液の流出を円滑にする為の
隔壁36とを具備する。尚、立設筒32の下部には高温
再生器3内の希液30の温度(以下、HGE温度と呼
ぶ)を検出する為のHGE温度センサ301が配設され
ている。
【0023】ガスバーナ311は、ブンゼン式であり、
ガス電磁弁312、313、ガス比例弁314を連設し
たガス管315によりガスが供給され、回転数が制御さ
れてガス量に見合った量の燃焼用空気が燃焼用ファン3
16により供給されて燃焼する。
ガス電磁弁312、313、ガス比例弁314を連設し
たガス管315によりガスが供給され、回転数が制御さ
れてガス量に見合った量の燃焼用空気が燃焼用ファン3
16により供給されて燃焼する。
【0024】以上の構成により、冷房運転時、沸騰器3
1内の低濃度吸収液(以下、希液30と呼ぶ;58%臭
化リチウム水溶液)が加熱されると、冷媒である水分が
蒸発し、冷媒蒸気302(水蒸気)として立設筒32内
から回収タンク33の回収部331内へ移動し、水分の
蒸発により濃度が高まった中濃度吸収液(以下、中液3
7と呼ぶ;60%臭化リチウム水溶液)が分離容器34
内に流入する。
1内の低濃度吸収液(以下、希液30と呼ぶ;58%臭
化リチウム水溶液)が加熱されると、冷媒である水分が
蒸発し、冷媒蒸気302(水蒸気)として立設筒32内
から回収タンク33の回収部331内へ移動し、水分の
蒸発により濃度が高まった中濃度吸収液(以下、中液3
7と呼ぶ;60%臭化リチウム水溶液)が分離容器34
内に流入する。
【0025】低温再生器4は、回収タンク33の外周に
偏心して設置された円筒状の再生器ケース40及び天板
41を有し、ケース40の上部には冷媒蒸気出口42が
設けられている。天板41の頂部は、中液配管L1によ
り、熱交換器Hを介して分離容器34内に連通してい
る。
偏心して設置された円筒状の再生器ケース40及び天板
41を有し、ケース40の上部には冷媒蒸気出口42が
設けられている。天板41の頂部は、中液配管L1によ
り、熱交換器Hを介して分離容器34内に連通してい
る。
【0026】中液配管L1中には、低温再生器4へ供給
される中液37の流量を制限する為のオリフィス(図示
せず)が設けられ、高温再生器3内と低温再生器4内と
の間に圧力差を設け、該圧力差により中液37が低温再
生器4内へ供給される。これにより、低温再生器4で
は、供給された中液37を、回収タンク33の外壁を熱
源として再加熱し、中液37は冷媒蒸気52と高濃度吸
収液(以下、濃液39と呼ぶ;62%臭化リチウム水溶
液)とに分離され、冷媒蒸気52は冷媒蒸気出口42及
び隙間51を介して凝縮器5内へ移動し、濃液39はケ
ース40下部に溜まる。
される中液37の流量を制限する為のオリフィス(図示
せず)が設けられ、高温再生器3内と低温再生器4内と
の間に圧力差を設け、該圧力差により中液37が低温再
生器4内へ供給される。これにより、低温再生器4で
は、供給された中液37を、回収タンク33の外壁を熱
源として再加熱し、中液37は冷媒蒸気52と高濃度吸
収液(以下、濃液39と呼ぶ;62%臭化リチウム水溶
液)とに分離され、冷媒蒸気52は冷媒蒸気出口42及
び隙間51を介して凝縮器5内へ移動し、濃液39はケ
ース40下部に溜まる。
【0027】ケース40の外周には、内部に蒸発器6及
び吸収器7を備えた円筒状の蒸発・吸収ケース60が、
又、外周上部には内部に凝縮器5を備えた円筒状の凝縮
器ケース50がそれぞれ同心的に配置されている。
び吸収器7を備えた円筒状の蒸発・吸収ケース60が、
又、外周上部には内部に凝縮器5を備えた円筒状の凝縮
器ケース50がそれぞれ同心的に配置されている。
【0028】吸収器7は、ケース40の外側を巻回し、
内部に冷却水10が流れる吸収器伝熱管14と、濃液3
9を吸収器伝熱管14上に散布する為の散布器71とを
具備する。冷房運転時において、吸収器7では、圧力差
により濃液39が低温再生器4から濃液配管L2を経て
流入し、濃液39は散布器71から吸収器伝熱管14上
に散布され、水蒸気を吸収して希液30となる。この水
蒸気を吸収する際に熱が発生するが、吸収器伝熱管14
中を循環する冷却水10により冷却されて吸収能力が維
持される。吸収器7の底部に溜まった希液30は、タン
デムポンプ80の溶液移送部801→希液配管L3→熱
交換器H→沸騰器31に移動する。
内部に冷却水10が流れる吸収器伝熱管14と、濃液3
9を吸収器伝熱管14上に散布する為の散布器71とを
具備する。冷房運転時において、吸収器7では、圧力差
により濃液39が低温再生器4から濃液配管L2を経て
流入し、濃液39は散布器71から吸収器伝熱管14上
に散布され、水蒸気を吸収して希液30となる。この水
蒸気を吸収する際に熱が発生するが、吸収器伝熱管14
中を循環する冷却水10により冷却されて吸収能力が維
持される。吸収器7の底部に溜まった希液30は、タン
デムポンプ80の溶液移送部801→希液配管L3→熱
交換器H→沸騰器31に移動する。
【0029】冷房運転時において、散布器61から冷媒
(水)を蒸発器伝熱管24上に散布すると、冷媒液は低
圧(例えば6.5mHg)となっている蒸発・吸収ケー
ス60内で蒸発器伝熱管24から気化熱を奪って蒸発
し、蒸発器伝熱管24内を流れる冷温水20を冷却す
る。
(水)を蒸発器伝熱管24上に散布すると、冷媒液は低
圧(例えば6.5mHg)となっている蒸発・吸収ケー
ス60内で蒸発器伝熱管24から気化熱を奪って蒸発
し、蒸発器伝熱管24内を流れる冷温水20を冷却す
る。
【0030】凝縮器5は、ケース40の外側を巻回し、
内部に冷却水10が流れる凝縮器伝熱管15を配設して
いる。凝縮器5は、オリフィス(図示せず)付きの冷媒
配管L5により回収タンク33の回収部331と連通す
るとともに、冷媒蒸気出口42及び隙間51を介して低
温再生器4と連通しており、何れも圧力差により冷媒が
移動する。
内部に冷却水10が流れる凝縮器伝熱管15を配設して
いる。凝縮器5は、オリフィス(図示せず)付きの冷媒
配管L5により回収タンク33の回収部331と連通す
るとともに、冷媒蒸気出口42及び隙間51を介して低
温再生器4と連通しており、何れも圧力差により冷媒が
移動する。
【0031】凝縮器5において、凝縮器ケース50内に
供給された冷媒蒸気は、凝縮器伝熱管15により冷却さ
れて液化する。そして、液化した液冷媒53は、冷媒配
管L7を経て散布器61から蒸発器伝熱管24上に散布
される。
供給された冷媒蒸気は、凝縮器伝熱管15により冷却さ
れて液化する。そして、液化した液冷媒53は、冷媒配
管L7を経て散布器61から蒸発器伝熱管24上に散布
される。
【0032】以上の構成により、吸収液及び冷媒は、以
下の経路で循環する。 〔吸収液〕高温再生器3→中液配管L1→低温再生器4
→濃液配管L2→吸収器7→溶液移送部801→希液配
管L3→高温再生器3。 〔冷媒〕高温再生器3(液状態)→冷媒配管L5又は低
温再生器4(蒸気状態)→凝縮器5(液化)→冷媒配管
L7(液状態)→散布器61(液状態)→蒸発器6(蒸
気状態)→吸収器7(液状態)→溶液移送部801→希
液配管L3→高温再生器3。
下の経路で循環する。 〔吸収液〕高温再生器3→中液配管L1→低温再生器4
→濃液配管L2→吸収器7→溶液移送部801→希液配
管L3→高温再生器3。 〔冷媒〕高温再生器3(液状態)→冷媒配管L5又は低
温再生器4(蒸気状態)→凝縮器5(液化)→冷媒配管
L7(液状態)→散布器61(液状態)→蒸発器6(蒸
気状態)→吸収器7(液状態)→溶液移送部801→希
液配管L3→高温再生器3。
【0033】吸収器7の吸収器伝熱管14は、凝縮器5
の凝縮器伝熱管15に接続されて冷却水回路1の一部を
構成し、冷却塔11と吸収器伝熱管14との間に配設さ
れた冷却水ポンプ13により冷却水10が循環する。
の凝縮器伝熱管15に接続されて冷却水回路1の一部を
構成し、冷却塔11と吸収器伝熱管14との間に配設さ
れた冷却水ポンプ13により冷却水10が循環する。
【0034】以上の構成により、冷房運転時、冷却水1
0は以下の経路で、冷却水回路1内を循環する。冷却塔
11→冷却水ポンプ13→吸収器伝熱管14→凝縮器伝
熱管15→冷却塔11。尚、本実施例では、冷却塔11
は開放式であり、吸収器伝熱管14及び凝縮器伝熱管1
5より下方に冷却水タンク12が配置されている。従っ
て、冷房運転停止時は、冷却水ポンプ13は作動しない
ため、冷却水回路1内の冷却水10の水位は冷却水タン
ク12内まで下がって、吸収器伝熱管14や凝縮器伝熱
管15の管内には冷却水10が充満しない状態となる。
冷却塔11では、冷却塔ファン111により、大気中に
冷却水10の一部を蒸発させる(自己冷却する)ことに
より冷却水10を降温させている。
0は以下の経路で、冷却水回路1内を循環する。冷却塔
11→冷却水ポンプ13→吸収器伝熱管14→凝縮器伝
熱管15→冷却塔11。尚、本実施例では、冷却塔11
は開放式であり、吸収器伝熱管14及び凝縮器伝熱管1
5より下方に冷却水タンク12が配置されている。従っ
て、冷房運転停止時は、冷却水ポンプ13は作動しない
ため、冷却水回路1内の冷却水10の水位は冷却水タン
ク12内まで下がって、吸収器伝熱管14や凝縮器伝熱
管15の管内には冷却水10が充満しない状態となる。
冷却塔11では、冷却塔ファン111により、大気中に
冷却水10の一部を蒸発させる(自己冷却する)ことに
より冷却水10を降温させている。
【0035】蒸発器伝熱管24は、冷温水配管L6を介
して送風ファン211付きの室内熱交換器21に連結さ
れ、冷温水配管L6中にはタンデムポンプ80の冷温水
移送部802が配設され、冷温水20は以下の経路で、
冷温水回路2内を循環する。蒸発器伝熱管24→冷温水
配管L6→室内熱交換器21→冷温水配管L6→冷温水
移送部802→蒸発器伝熱管24。
して送風ファン211付きの室内熱交換器21に連結さ
れ、冷温水配管L6中にはタンデムポンプ80の冷温水
移送部802が配設され、冷温水20は以下の経路で、
冷温水回路2内を循環する。蒸発器伝熱管24→冷温水
配管L6→室内熱交換器21→冷温水配管L6→冷温水
移送部802→蒸発器伝熱管24。
【0036】L8は途中に冷暖切替弁62を配設した暖
房配管であり、高温再生器3内の分離容器34内から蒸
発器6に接続されている。図4に示す暖房運転時には、
冷却水10が冷却水回路1から抜かれ、冷暖切替弁62
が開弁状態にされる。これにより、立設筒32内の中液
37(高温)は、高温再生器3の分離容器34内から蒸
発器6内へ流入し、蒸発器伝熱管24内の冷温水20が
加熱され、タンデムポンプ80の冷温水移送部802に
より室内熱交換器21へ供給され、暖房の熱源となる。
蒸発器6内の吸収液は、仕切板63の連通口63aから
吸収器7側に入り、希液配管L3を経て、タンデムポン
プ80の溶液移送部801により沸騰器31内へ移送さ
れる。
房配管であり、高温再生器3内の分離容器34内から蒸
発器6に接続されている。図4に示す暖房運転時には、
冷却水10が冷却水回路1から抜かれ、冷暖切替弁62
が開弁状態にされる。これにより、立設筒32内の中液
37(高温)は、高温再生器3の分離容器34内から蒸
発器6内へ流入し、蒸発器伝熱管24内の冷温水20が
加熱され、タンデムポンプ80の冷温水移送部802に
より室内熱交換器21へ供給され、暖房の熱源となる。
蒸発器6内の吸収液は、仕切板63の連通口63aから
吸収器7側に入り、希液配管L3を経て、タンデムポン
プ80の溶液移送部801により沸騰器31内へ移送さ
れる。
【0037】タンデムポンプ80は、溶液移送部801
と冷温水移送部802とを有し、冷房比例制御時にはH
GE温度に応じた回転数となる様に制御器9により制御
される。又、暖房運転時にはインプット- 回転数動作線
に基づいて回転制御される。尚、タンデムポンプ80の
替わりに、冷温水ポンプと溶液ポンプとをそれぞれ設け
ても良い。
と冷温水移送部802とを有し、冷房比例制御時にはH
GE温度に応じた回転数となる様に制御器9により制御
される。又、暖房運転時にはインプット- 回転数動作線
に基づいて回転制御される。尚、タンデムポンプ80の
替わりに、冷温水ポンプと溶液ポンプとをそれぞれ設け
ても良い。
【0038】制御器9は、運転スイッチからの信号や各
種センサ等の信号に基づき、以下のものを制御する。ガ
ス電磁弁312、313、ガス比例弁314、タンデム
ポンプ80、モータ112、冷暖切替弁62、冷却水ポ
ンプ13、送風ファン211。
種センサ等の信号に基づき、以下のものを制御する。ガ
ス電磁弁312、313、ガス比例弁314、タンデム
ポンプ80、モータ112、冷暖切替弁62、冷却水ポ
ンプ13、送風ファン211。
【0039】つぎに、冷房運転時の吸収式空調装置Aの
作動を、図3の作動説明図、及び図5〜図7のフローチ
ャートに基づいて述べる。使用者が冷房運転スイッチ
(図示せず)をオンすると、ステップs1で、制御器9
内の冷房運転時間累積手段(図示せず)が累積冷房運転
時間の計時を開始(又は再開)する。
作動を、図3の作動説明図、及び図5〜図7のフローチ
ャートに基づいて述べる。使用者が冷房運転スイッチ
(図示せず)をオンすると、ステップs1で、制御器9
内の冷房運転時間累積手段(図示せず)が累積冷房運転
時間の計時を開始(又は再開)する。
【0040】ステップs2で、HGE温度センサ301
の出力に基づき、HGE温度が60℃以上であるか否か
判別し、HGE温度が60℃以上である場合(YES;
ホットスタート)はステップs3に進み、60℃未満で
ある場合(NO;コールドスタート)はステップs25
に進む。
の出力に基づき、HGE温度が60℃以上であるか否か
判別し、HGE温度が60℃以上である場合(YES;
ホットスタート)はステップs3に進み、60℃未満で
ある場合(NO;コールドスタート)はステップs25
に進む。
【0041】ステップs3で点火動作を行なう。尚、冷
暖切替弁62は閉弁状態にする。ステップs4で、イン
プットを4800kcal/hにして冷房運転を立ち上
げ、冷却水ポンプ13及び冷却塔ファン111に通電を
開始する。
暖切替弁62は閉弁状態にする。ステップs4で、イン
プットを4800kcal/hにして冷房運転を立ち上
げ、冷却水ポンプ13及び冷却塔ファン111に通電を
開始する。
【0042】ステップs5で、HGE温度が100℃以
上に昇温しているか否か判別し、HGE温度≧100℃
になっている場合(YES)にはステップs6に進む。
ステップs6で、タンデムポンプ80へ通電を開始す
る。
上に昇温しているか否か判別し、HGE温度≧100℃
になっている場合(YES)にはステップs6に進む。
ステップs6で、タンデムポンプ80へ通電を開始す
る。
【0043】ステップs7で、冷温水20が9℃以下で
あるか否か判別し、冷温水≦9℃である場合(YES)
はステップs8に進み、冷温水温>9℃である場合(N
O)は4800kcal/hでのインプットを維持して
冷温水20が9℃以下になるまで待機する。
あるか否か判別し、冷温水≦9℃である場合(YES)
はステップs8に進み、冷温水温>9℃である場合(N
O)は4800kcal/hでのインプットを維持して
冷温水20が9℃以下になるまで待機する。
【0044】ステップs8で、制御器9は、冷温水セン
サ201の出力に基づき、室内熱交換器21に供給され
る冷温水20の温度が7℃になる様に、ガスバーナ31
1のインプットを冷房比例制御(1500kcal/h
〜4800kcal/h)する。
サ201の出力に基づき、室内熱交換器21に供給され
る冷温水20の温度が7℃になる様に、ガスバーナ31
1のインプットを冷房比例制御(1500kcal/h
〜4800kcal/h)する。
【0045】又、タンデムポンプ80を、HGE温度に
比例した回転数(HGE温度- 回転数動作線)に制御す
る。更に、吸収器伝熱管14に供給される冷却水10の
温度が31.5℃に維持される様に冷却塔ファン111
を制御する。
比例した回転数(HGE温度- 回転数動作線)に制御す
る。更に、吸収器伝熱管14に供給される冷却水10の
温度が31.5℃に維持される様に冷却塔ファン111
を制御する。
【0046】ステップs9で、冷温水<5℃、又は室温
<設定温度が成立する(サーモオフ、冷房オフ)か否か
判別し、何れか成立する場合(YES)はステップs1
1に進み、何れも成立しない場合(NO)はステップs
10に進む。
<設定温度が成立する(サーモオフ、冷房オフ)か否か
判別し、何れか成立する場合(YES)はステップs1
1に進み、何れも成立しない場合(NO)はステップs
10に進む。
【0047】冷房運転スイッチの状態をステップs10
で確認し、冷房運転スイッチがオフ側に切り替わってい
る場合(YES)にはステップs14に進み、オン側に
ある場合(NO)にはステップs8に戻る。尚、立ち上
がりの途中で冷房運転が中断すると不具合(吸収液が晶
析する等)が発生するので、運転停止指令が来ても留保
している。
で確認し、冷房運転スイッチがオフ側に切り替わってい
る場合(YES)にはステップs14に進み、オン側に
ある場合(NO)にはステップs8に戻る。尚、立ち上
がりの途中で冷房運転が中断すると不具合(吸収液が晶
析する等)が発生するので、運転停止指令が来ても留保
している。
【0048】ステップs11で、制御器9はガスバーナ
311の消火を指示する。ステップs12で、後述す
る、冷房オフ運転処理又はサーモオフ運転処理を実施
し、ステップs13に進む。
311の消火を指示する。ステップs12で、後述す
る、冷房オフ運転処理又はサーモオフ運転処理を実施
し、ステップs13に進む。
【0049】〔冷房オフ運転処理〕ガスバーナ311の
消火後、HGE温度が100℃を越える間は、タンデム
ポンプ80を、HGE温度- 回転数動作線に基づいて制
御する。HGE温度が100℃以下に低下すると、タン
デムポンプ80の回転数を900rpmに固定し、冷暖
切替弁62を開弁し冷却水ポンプ13を停止する。 〔サーモオフ運転処理〕ガスバーナ311が消火する
と、10秒後に冷却水ポンプ13を停止する。
消火後、HGE温度が100℃を越える間は、タンデム
ポンプ80を、HGE温度- 回転数動作線に基づいて制
御する。HGE温度が100℃以下に低下すると、タン
デムポンプ80の回転数を900rpmに固定し、冷暖
切替弁62を開弁し冷却水ポンプ13を停止する。 〔サーモオフ運転処理〕ガスバーナ311が消火する
と、10秒後に冷却水ポンプ13を停止する。
【0050】ステップs13で、冷温水≧6℃以上(冷
房オフの場合)、又は室温≧設定温度(サーモオフの場
合)が成立するか否か判別し、成立する場合(YES)
は、冷房オフ立ち上げ、又はサーモオフ立ち上げを行な
う為にステップs3に戻る。又、成立しない場合(N
O)はステップs13に戻って待機する。
房オフの場合)、又は室温≧設定温度(サーモオフの場
合)が成立するか否か判別し、成立する場合(YES)
は、冷房オフ立ち上げ、又はサーモオフ立ち上げを行な
う為にステップs3に戻る。又、成立しない場合(N
O)はステップs13に戻って待機する。
【0051】ステップs14で、以下に示す希釈運転を
行い、終了後、ステップs15に進む。 〔希釈運転〕冷却水ポンプ13の作動を継続したまま、
タンデムポンプ80の回転数をHGE温度に基づいて低
減していく。HGE温度≦125℃になると、冷却水ポ
ンプ13の作動を停止し、冷暖切替弁62を開弁状態に
する。HGE温度≦110℃になると、タンデムポンプ
80の作動を停止し、停止から10秒後に冷暖切替弁6
2を閉弁する。
行い、終了後、ステップs15に進む。 〔希釈運転〕冷却水ポンプ13の作動を継続したまま、
タンデムポンプ80の回転数をHGE温度に基づいて低
減していく。HGE温度≦125℃になると、冷却水ポ
ンプ13の作動を停止し、冷暖切替弁62を開弁状態に
する。HGE温度≦110℃になると、タンデムポンプ
80の作動を停止し、停止から10秒後に冷暖切替弁6
2を閉弁する。
【0052】ステップs15で、累積冷房運転時間が1
68時間以上であるか否か判別し、168時間以上であ
る場合{(YES);冷却水10の入れ替えが必要}に
はステップs17に進み、168時間未満の場合{(N
O);冷却水10の入れ替えが不要}にはステップs1
6に進む。ステップs16で冷房運転が停止する。尚、
累積冷房運転時間を保持した状態で計時を停止する。
68時間以上であるか否か判別し、168時間以上であ
る場合{(YES);冷却水10の入れ替えが必要}に
はステップs17に進み、168時間未満の場合{(N
O);冷却水10の入れ替えが不要}にはステップs1
6に進む。ステップs16で冷房運転が停止する。尚、
累積冷房運転時間を保持した状態で計時を停止する。
【0053】ステップs17で、制御器9は、排水弁1
21を開弁状態にする。ステップs18で、冷却水タン
ク12内の水位が低下して、冷却水タンク12内に配設
したローレベルセンサがOFFすることにより、Loレ
ベルを検知したか否か判別し、検知した場合(YES)
にはステップs19に進む。
21を開弁状態にする。ステップs18で、冷却水タン
ク12内の水位が低下して、冷却水タンク12内に配設
したローレベルセンサがOFFすることにより、Loレ
ベルを検知したか否か判別し、検知した場合(YES)
にはステップs19に進む。
【0054】ステップs19において、Loレベル検知
から15分が経過しているか否か判別し、15分が経過
している場合(YES)にはステップs20に進む。ス
テップs20で、制御器9は、排水弁121を閉弁状態
にし、給水弁221を開弁状態にしてステップs21に
進む。
から15分が経過しているか否か判別し、15分が経過
している場合(YES)にはステップs20に進む。ス
テップs20で、制御器9は、排水弁121を閉弁状態
にし、給水弁221を開弁状態にしてステップs21に
進む。
【0055】ステップs21で、冷却水タンク12内の
水位が上昇して、冷却水タンク12内に配設したハイレ
ベルセンサがONすることにより、Hiレベルを検知し
たか否か判別し、検知した場合(YES)にはステップ
s22に進む。ステップs22で、制御器9は、給水弁
221を閉弁し、累積冷房運転時間をクリアする。
水位が上昇して、冷却水タンク12内に配設したハイレ
ベルセンサがONすることにより、Hiレベルを検知し
たか否か判別し、検知した場合(YES)にはステップ
s22に進む。ステップs22で、制御器9は、給水弁
221を閉弁し、累積冷房運転時間をクリアする。
【0056】ステップs23で、制御器9は冷却水ポン
プ13を3分間、作動状態にし、3分経過後、停止す
る。ステップs24で冷房運転が停止する。
プ13を3分間、作動状態にし、3分経過後、停止す
る。ステップs24で冷房運転が停止する。
【0057】コールドスタートの場合、ステップs25
で点火動作を行なう。冷暖切替弁62は閉弁状態にす
る。ステップs26で、インプットを2500kcal
/hにする。
で点火動作を行なう。冷暖切替弁62は閉弁状態にす
る。ステップs26で、インプットを2500kcal
/hにする。
【0058】ステップs27で、HGE温度が60℃以
上に昇温しているか否か判別し、HGE温度≧60℃と
なっている場合(YES)にはステップs28に進む。
ステップs28で、インプットを4800kcal/h
にする。ステップs29で、HGE温度が80℃以上に
昇温しているか否か判別し、HGE温度≧80℃となっ
ている場合(YES)にはステップs30に進む。
上に昇温しているか否か判別し、HGE温度≧60℃と
なっている場合(YES)にはステップs28に進む。
ステップs28で、インプットを4800kcal/h
にする。ステップs29で、HGE温度が80℃以上に
昇温しているか否か判別し、HGE温度≧80℃となっ
ている場合(YES)にはステップs30に進む。
【0059】ステップs30で、冷却水ポンプ13を作
動状態にしステップs31に進む。ステップs31で、
HGE温度が100℃以上に昇温しているか否か判別
し、HGE温度≧100℃となっている場合(YES)
にはステップs32に進む。
動状態にしステップs31に進む。ステップs31で、
HGE温度が100℃以上に昇温しているか否か判別
し、HGE温度≧100℃となっている場合(YES)
にはステップs32に進む。
【0060】ステップs32で、タンデムポンプ80を
作動状態にし、ステップs33に進む。ステップs33
で、冷温水20が10℃以下であるか否か判別し、冷温
水≦10℃である場合(YES)は、ステップs8に進
んで冷房比例制御に移行する。
作動状態にし、ステップs33に進む。ステップs33
で、冷温水20が10℃以下であるか否か判別し、冷温
水≦10℃である場合(YES)は、ステップs8に進
んで冷房比例制御に移行する。
【0061】つぎに、本実施例の吸収式空調装置Aの利
点を述べる。 〔ア〕吸収式空調装置Aは、冷房運転中に累積冷房運転
時間が168時間以上になると、希釈運転停止後に制御
器9が排水弁121を開弁して冷却水回路1中の冷却水
を全排水し、全排水の後に排水弁121を閉弁し給水弁
221を開弁して冷却水回路1に水道水を給水して、冷
却水回路1中の冷却水10を入れ替える構成である。こ
れにより、冷却水10の水質が極度に悪化する前に新し
い冷却水10に入れ替わり、レジオネラ等の細菌の増殖
を防止でき、冷却水10を清潔に保つことができる。
点を述べる。 〔ア〕吸収式空調装置Aは、冷房運転中に累積冷房運転
時間が168時間以上になると、希釈運転停止後に制御
器9が排水弁121を開弁して冷却水回路1中の冷却水
を全排水し、全排水の後に排水弁121を閉弁し給水弁
221を開弁して冷却水回路1に水道水を給水して、冷
却水回路1中の冷却水10を入れ替える構成である。こ
れにより、冷却水10の水質が極度に悪化する前に新し
い冷却水10に入れ替わり、レジオネラ等の細菌の増殖
を防止でき、冷却水10を清潔に保つことができる。
【0062】〔イ〕冷却水10を入れ替えるだけの方法
では、吸収器伝熱管14や凝縮器伝熱管15等の内壁に
は、全排水前の最も汚れた水が水膜となって依然として
付着している。冷却水ポンプ13の停止により冷却水回
路1内の水位が下がり上記伝熱管の部分で管内に冷却水
10が充満されない状態となる冷房運転の停止時や、冷
却水10を全て排水した状態で使用する暖房運転時に
は、上記付着した水膜が、乾燥によりスケールとなって
内壁に固着するので、以降の冷房運転時に伝熱効率が低
下し、冷房能力がダウンする。
では、吸収器伝熱管14や凝縮器伝熱管15等の内壁に
は、全排水前の最も汚れた水が水膜となって依然として
付着している。冷却水ポンプ13の停止により冷却水回
路1内の水位が下がり上記伝熱管の部分で管内に冷却水
10が充満されない状態となる冷房運転の停止時や、冷
却水10を全て排水した状態で使用する暖房運転時に
は、上記付着した水膜が、乾燥によりスケールとなって
内壁に固着するので、以降の冷房運転時に伝熱効率が低
下し、冷房能力がダウンする。
【0063】しかし、本実施例の吸収式空調装置Aで
は、上記冷却水10の入れ替えが終了すると、冷却水ポ
ンプ13を3分間、作動状態にしているので、管内壁に
付着した汚水の水膜を、新たに給水したきれいな冷却水
10で洗い流すことができる。
は、上記冷却水10の入れ替えが終了すると、冷却水ポ
ンプ13を3分間、作動状態にしているので、管内壁に
付着した汚水の水膜を、新たに給水したきれいな冷却水
10で洗い流すことができる。
【0064】吸収器伝熱管14や凝縮器伝熱管15の内
壁に付着した上記水膜が乾燥して形成されるスケール固
着が生じないので、伝熱管の伝熱効率低下が防止でき、
冷房能力がダウンしない。冷却塔11内のスケール固着
が生じないので散水分布不良を回避でき、冷却塔11の
冷却能力を維持できる。冷却水回路1の配管内のスケー
ル固着が阻止できるので、圧損の上昇が防止できる。
壁に付着した上記水膜が乾燥して形成されるスケール固
着が生じないので、伝熱管の伝熱効率低下が防止でき、
冷房能力がダウンしない。冷却塔11内のスケール固着
が生じないので散水分布不良を回避でき、冷却塔11の
冷却能力を維持できる。冷却水回路1の配管内のスケー
ル固着が阻止できるので、圧損の上昇が防止できる。
【0065】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.上記実施例では、累積時間が所定時間以上になる
と、冷房運転が終了すると冷却水10の入れ替えを行っ
ているが、冷房運転の終了毎に冷却水10の入れ替えを
行う構成でも良い(請求項1に対応)。又、冷却水交換
の所定条件を、“冷房運転オンの累積回数が所定回数以
上になった場合”としても良い(請求項1に対応)。
態様を含む。 a.上記実施例では、累積時間が所定時間以上になる
と、冷房運転が終了すると冷却水10の入れ替えを行っ
ているが、冷房運転の終了毎に冷却水10の入れ替えを
行う構成でも良い(請求項1に対応)。又、冷却水交換
の所定条件を、“冷房運転オンの累積回数が所定回数以
上になった場合”としても良い(請求項1に対応)。
【0066】b.上記実施例では、累積冷房運転時間の
計測(又は再開)を冷房運転スイッチのオンから計測
(又は再開)しているが、下記の時点から計測を開始
(又は再開)しても良い。 点火開始時 冷却水ポンプの作動開始時
計測(又は再開)を冷房運転スイッチのオンから計測
(又は再開)しているが、下記の時点から計測を開始
(又は再開)しても良い。 点火開始時 冷却水ポンプの作動開始時
【0067】c.上記実施例では、累積冷房運転時間の
計測終了を運転停止した時点にしているが、下記の時点
で計測を終了又は一時停止しても良い。 冷房運転スイッチをオフした時点 冷却水ポンプの作動停止時
計測終了を運転停止した時点にしているが、下記の時点
で計測を終了又は一時停止しても良い。 冷房運転スイッチをオフした時点 冷却水ポンプの作動停止時
【0068】d.加熱源は、ガスバーナ以外に、石油バ
ーナや電気ヒータ等でも良い。 e.上記実施例は二重効用式の吸収式空調装置である
が、一重効用式であっても良い。
ーナや電気ヒータ等でも良い。 e.上記実施例は二重効用式の吸収式空調装置である
が、一重効用式であっても良い。
【図1】本発明の一実施例に係る吸収式空調装置の原理
説明図である。
説明図である。
【図2】その吸収式空調装置のシステム図である。
【図3】その吸収式空調装置を冷房運転させた場合の作
動説明図である。
動説明図である。
【図4】その吸収式空調装置を暖房運転させた場合の作
動説明図である。
動説明図である。
【図5】その吸収式空調装置の冷房運転時の作動を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】その吸収式空調装置の冷房運転時の作動を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】その吸収式空調装置の冷房運転時の作動を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
A 吸収式空調装置 1 冷却水回路 2 冷温水回路 3 高温再生器 4 低温再生器 5 凝縮器 6 蒸発器 7 吸収器 8 吸収液回路 9 制御器 10 冷却水 11 冷却塔 13 冷却水ポンプ 14 吸収器伝熱管 15 凝縮器伝熱管 20 冷温水 21 室内熱交換器 24 蒸発器伝熱管 30 希液(低濃度吸収液) 31 沸騰器(加熱部) 37 中液(低濃度吸収液) 39 濃液(高濃度吸収液) 52、302 冷媒蒸気(蒸気冷媒) 111 冷却塔ファン(ファン) 120 排水管 121 排水弁 211 送風ファン 220 給水管 221 給水弁 311 ガスバーナ(加熱源) 801 溶液移送部(溶液ポンプ) 802 冷温水移送部(冷温水ポンプ)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−54154(JP,A) 特開 平7−19643(JP,A) 特開 昭54−75646(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 15/00 306 F25B 15/00
Claims (2)
- 【請求項1】 ファンを付設した冷却塔、吸収器伝熱
管、及び凝縮器伝熱管を順に環状接続してなり、冷房運
転時には冷却水ポンプにより冷却水を循環させる冷却水
回路と、 送風ファンを付設した室内熱交換器、及び蒸発器伝熱管
を環状接続してなり、冷温水ポンプにより冷温水を循環
させる冷温水回路と、 吸収液が入れられ加熱部が加熱源により加熱され冷房運
転時には低濃度吸収液中の冷媒を気化させて高濃度吸収
液と蒸気冷媒とに分離する再生器、前記凝縮器伝熱管を
配設し冷房運転時には前記再生器から高温の蒸気冷媒が
送り込まれる凝縮器、冷房運転時には前記凝縮器で液化
した液冷媒を低圧下で蒸発させる蒸発器、該蒸発器に併
設され前記吸収器伝熱管を配設し冷房運転時には前記蒸
発器で蒸発した蒸気冷媒を前記再生器から送られる高濃
度吸収液に吸収させる吸収器、及び該吸収器内の吸収液
を前記再生器に戻す溶液ポンプを有する吸収液回路と、 前記ファン、前記冷却水ポンプ、前記冷温水ポンプ、前
記加熱源、及び前記溶液ポンプを制御する制御器とを備
える吸収式空調装置において、 前記制御器は、冷却水交換の所定条件を満たしている場
合、冷房運転が終了すると前記冷却水回路中の前記冷却
水を全排水し、全排水の後に前記冷却水回路に前記冷却
水を給水して、前記冷温水回路中の前記冷却水を入れ替
える冷却水交換動作を実施し、 前記冷却水の入れ替えが完了すると、設定時間の間、前
記冷却水ポンプを作動状態にすることを特徴とする吸収
式空調装置。 - 【請求項2】 冷房運転時間を累積していく累積手段を
設け、 前記所定条件とは、冷房運転中に前記累積運転時間が所
定時間以上になった場合である請求項1記載の吸収式空
調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13830197A JP3323103B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 吸収式空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13830197A JP3323103B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 吸収式空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10325637A JPH10325637A (ja) | 1998-12-08 |
JP3323103B2 true JP3323103B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=15218685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13830197A Expired - Fee Related JP3323103B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 吸収式空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323103B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111998574B (zh) * | 2020-08-25 | 2021-11-26 | 广州天萌建筑设计有限公司 | 商业综合体空调能源回收方法及系统 |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP13830197A patent/JP3323103B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10325637A (ja) | 1998-12-08 |
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