JP3322926B2 - 成形体の製造方法 - Google Patents

成形体の製造方法

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JP3322926B2 JP00078893A JP78893A JP3322926B2 JP 3322926 B2 JP3322926 B2 JP 3322926B2 JP 00078893 A JP00078893 A JP 00078893A JP 78893 A JP78893 A JP 78893A JP 3322926 B2 JP3322926 B2 JP 3322926B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉粒体状の原材料を用
い、液状添加剤を加えることにより一軸加圧成形法によ
って予備成形体を得、さらに焼成工程によって成形体を
得る成形体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、粉粒体状の原材料を用いて成
形体を製造する際、焼成工程前に予め所定の形状に予備
成形体を成形すべく一軸加圧成形法、静水圧加圧成形法
(CIP)、あるいは一軸加圧成形法を用いて静水圧加
圧状態を経る方法等が知られている。
【0003】そこで、本出願人による特開平4−211
904号公報に開示されているように、予め粉粒体状の
原材料に液状添加剤を加えた混合物に対し一軸加圧成形
法により静水圧加圧状態を経つつ成形処理を施し、余分
な液状添加剤を排出して予備成形体を得る方法が提案さ
れている。これによって、均質な密度からなり、かつ残
留液体およびガスを排除可能な開気孔状態の予備成形体
を成形し、該予備成形体を焼成して得られる成形体の強
度および密度の向上と均質化を図ることができるという
効果が得られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、原材
料の微粒子化、すなわち、その粒径がμmからサブミク
ロンあるいはそれ以下のものが使用されるようになり、
この種の原材料を用いて予備成形体を得ることが望まれ
ている。ところが、原材料が微粒子化されると、予備成
形体を得るための金型クリアランスを従来の70μm乃
至100μmから10μm乃至30μmにまで狭める必
要があり、特に形状の複雑な金型では、その製造費が膨
大なものとなってしまう。さらに、原材料と液体添加剤
とのレオロジー特性がチクソトロピー的である場合、金
型クリアランスからの漏洩が著しいものとなってしま
う。しかも、予め原材料と液状添加剤とを混合するた
め、この混合物の流動性が悪くなり、金型への充填作業
に相当の時間がかかってしまうというおそれがある。
【0005】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、特に、微粒子化された原材料を予備成形する際
に、この原材料の漏洩を阻止し、しかも金型への充填時
間を短縮化することができるとともに、強度並びに品質
に優れた成形体を得ることが可能な成形体の製造方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、粉粒体状の原材料に一軸加圧成形法に
より第1成形圧力を付与して第1予備成形体を得る第1
工程と、前記第1工程で得られた第1予備成形体に液状
添加剤を添加する第2工程と、前記液状添加剤が添加さ
れた第1予備成形体に一軸加圧成形法により前記第1成
形圧力よりも大きな第2成形圧力を付与し、余分の液状
添加剤を除去しつつ第2予備成形体を得る第3工程と、
前記第3工程で得られた第2予備成形体を焼成して成形
体を得る第4工程と、を備えることを特徴とする。
【0007】また、前記第1成形圧力が、前記第2成形
圧力の20%乃至95%の圧力範囲内に設定されること
が好ましい。
【0008】さらに、前記第3工程では、前記第1予備
成形体が一軸加圧成形法により静水圧加圧状態を経てそ
の弾性変形圧力範囲内の前記第2成形圧力で加圧されて
前記第2予備成形体が得られることが好ましい。
【0009】さらにまた、前記第2工程で添加される液
状添加剤の一部を、前記第1工程で第1予備成形体を得
る前に前記原材料中に予め添加することが好ましい。
【0010】
【作用】本発明に係る成形体の製造方法では、粉粒体状
の原材料に一軸加圧成形法により第1成形圧力を付与し
て第1予備成形体を得る際、成形装置のキャビテイを構
成する壁部とパンチとの間隙で前記原材料の各々の粒子
間に滑りが発生するとともに、夫々の頂点や稜を架橋さ
せた粉粒体ブリッジが形成される。このため、特に微粒
子化された原材料が金型クリアランスから外部に排出さ
れることを阻止することができる。次いで、粉粒体ブリ
ッジに液状添加剤が添加され、一軸加圧成形法により前
記第1成形圧力よりも大きな第2成形圧力が付与されて
余剰の液状添加剤が除去されつつ第2予備成形体が得ら
れる。従って、粉粒体ブリッジの間隙より第1予備成形
体内に浸透した液状添加剤を介して静水圧加圧状態が継
続され、この第1予備成形体の全ての部分に均一な圧力
が付与されて均質な密度の第2予備成形体が得られる。
そして、第2予備成形体を焼成することにより、所望の
成形体が得られる。
【0011】ここで、第1成形圧力が第2成形圧力の2
0%以下の圧力であると、第1予備成形体の強度が低下
し、この第1予備成形体に液状添加剤を加えて第2予備
成形体を得る際に原材料が液状添加剤とともに流出して
しまい、成形が不可能となってしまう。一方、第1成形
圧力が第2成形圧力の95%以上の圧力となると、第2
予備成形体にクラック等の欠陥が発生してしまう。
【0012】さらにまた、第2予備成形体を得る際、第
1予備成形体が一軸加圧成形法により静水圧加圧状態を
経てその弾性変形圧力範囲内の第2成形圧力で加圧され
ると、残留ガスを排除可能な開気孔状態の第2予備成形
体が得られ、焼成工程においてこの残留ガスが排出さ
れ、高密度の成形体を得ることができる。
【0013】また、第1予備成形体を得る前に原材料中
に予め液状添加剤の一部、例えば、この原材料が金型ク
リアランスにより流出しない程度の量だけ予め添加して
前記第1予備成形体を得ることもできる。
【0014】
【実施例】本発明に係る成形体の製造方法について実施
例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0015】図1において、参照符号10は、成形体を
得るための第1および第2予備成形体製造用の成形装置
を示す。この成形装置10は、金型12を備え、この金
型12にキャビテイ14が形成される。キャビテイ14
には、下部パンチ16と上部パンチ18とが配設されて
おり、この下部パンチ16と上部パンチ18とは、前記
キャビテイ14に封入された原材料20を一軸方向(矢
印方向)に加圧するよう構成されている。実験例1 実験例1に係る成形体の製造方法では、まず、酸化アル
ミニウム粉末(平均粒径0.4μm)が50重量%、炭
化チタン粉末(平均粒径1.4μm)が40重量%、酸
化イットリウム粉末(平均粒径0.6μm)が10重量
%からなる粉末材料を、水を分散媒体として十分に混合
した。さらに、該粉末材料が100重量部に対し分散剤
としてアルギン酸アンモニウム溶液(0.2%溶液)が
0.2重量部、アクリル樹脂エマルジョンが0.2重量
部ずつ加えられて水を分散媒体として混合した。
【0016】次いで、上記粉末材料を一定時間だけ脱泡
し、その後110℃で3日間乾燥させた後、粉砕し、ふ
るいにかけて約150μm以下の粉末状原材料20を製
造した。
【0017】そこで、このようにして得られた原材料2
0が、成形装置10のキャビテイ14に充填され(図2
A参照)、下部パンチ16と上部パンチ18とで一軸加
圧成形法により50MPa(第1成形圧力)にて加圧成
形され、第1予備成形体22が得られた(図2B参
照)。
【0018】次に、上部パンチ18が離脱され、キャビ
テイ14内に精製水34mlが添加され(図2C参
照)、さらにこの第1予備成形体22に一軸加圧成形法
により上記第1成形圧力よりも大きな第2成形圧力、具
体的には、60MPa乃至200MPaまで変化させた
第2成形圧力が付与され、22.5×74×10mmの
第2予備成形体24を得た(図2D参照)。その結果
が、図3に示されている。ここで、第2成形圧力が60
MPa乃至200MPaまで変化させた全ての第2予備
成形体24には、成形欠陥であるクラックや割れ等の発
生が認められなかった。
【0019】次いで、上記第2予備成形体24を165
0℃まで昇温させて焼結処理を行った。ここで、第2成
形圧力が200MPaのものには、微細なヘアークラッ
クが認められた。
【0020】この場合、図1に示すように、キャビテイ
14内に充填された原材料20が一軸加圧成形法により
第1成形圧力を付与されると、この原材料20を構成す
る粉粒体と金型12の壁面との摩擦抵抗の方が粉粒体同
士の摩擦抵抗よりも大きいため、この金型12に近い部
分よりも中央部分の粉粒体の柔軟性が良好となる。従っ
て、原材料20の縁部20a乃至20dに最も大きな応
力がかかり、粉粒体同士の緻密化はこの縁部20a乃至
20dから開始され、加圧力の増加に伴い該縁部20a
乃至20dと金型12の壁面との間に緻密化により連結
された粉粒体が橋架してブリッジ部が構成される。この
ブリッジ部により原材料20を構成する粉粒体のキャビ
テイ14側への流出が阻止される。
【0021】そして、第1予備成形体22に添加される
精製水は、ブリッジ部の間隙からこの第1予備成形体2
2の内部全体に浸透し、前記第1予備成形体22に一軸
加圧成形法により第2成形圧力が付与されると、該ブリ
ッジ部の間隙から余分な精製水が排出される一方、適量
残留した精製水により静水圧加圧状態を経て第1予備成
形体22の全ての部分に均一な圧力が付与される。その
結果、均一な密度からなる第2予備成形体24が得られ
る。しかも、第2成形圧力が第1予備成形体22の弾性
変形圧力範囲内の圧力に設定されているため、第2予備
成形体24中には開気孔状態が維持されている。従っ
て、この第2予備成形体24に焼結処理を行えば、該第
2予備成形体24内部の残留ガスが排出されて焼成後に
気孔を排除することができ、高密度な成形体を得ること
が可能になる。
【0022】なお、実施例1では、一軸加圧成形法によ
り第1予備成形体22を得た後、キャビテイ14に精製
水を添加しているが、予め原材料20を製造する際、あ
るいはこの原材料20をキャビテイ14に充填する際に
前記精製水の一部、例えば、原材料20が金型12のク
リアランスから流出しない量だけ添加し、残りの精製水
を第1予備成形体22が成形された後に添加してもよ
い。比較例1 実験例1と同一の組成でかつ同一の処理が施された粉末
を用い、通常行われている乾式加圧成形法により加圧力
を60MPa乃至200MPaまで変化させてそれぞれ
予備成形体を得た。その結果が、図3に実験例1ととも
に示されている。この従来法では、加圧力が90MPa
の予備成形体で約50%の相対密度が得られた。そし
て、加圧力が100MPaの予備成形体には、クラック
の発生が認められ、さらに加圧力が120MPaの予備
成形体では、その一部が剥離してしまい、加圧力が15
0MPaの予備成形体にあっては、所定の形を維持して
金型から取り出せない程にクラックや剥離が発生してい
た。
【0023】次に、実験例1と同一の条件で予備成形体
を焼成した。その際、成形圧力は90MPa以上の予備
成形体では、厚み方向と平行にクラックが認められ、特
に分散剤や結合剤を加えた粉末を使用したものでは、こ
のクラックの発生がより顕著に認められた。実験例2 実験例2に係る成形体の製造方法では、酸化アルミニウ
ム粉末(純度99.9%、平均粒径0.4μm)が図2
Aに示すように金型12のキャビテイ14に充填され、
一軸加圧成形法により0.018MPa(上部パンチ1
8の自重)乃至116MPa間で段階的に変化された第
1成形圧力が付与され、第1予備成形体22が成形され
た(図2B参照)。さらに、上部パンチ18を取り除い
てキャビテイ14にアルコール35mlが添加された後
(図2C参照)、上部パンチ18と下部パンチ16とで
一軸加圧成形法により120MPaに維持された第2成
形圧力が付与され、実験例1と同様に第2予備成形体2
4を得た(図2D参照)。
【0024】この場合、実験例2では、第1成形圧力が
10MPa以下であると、第2予備成形体24を得るべ
く第2成形圧力を120MPaまで上げる際にアルコー
ルとともに粉末がキャビテイ14から流出してしまい、
所望の第2予備成形体24を成形することができなかっ
た。一方、第1成形圧力が24MPaに設定されて得ら
れた第1予備成形体22を用いて第2予備成形体24を
成形した際には、120MPaの第2成形圧力を付与す
る間に粉末の流出がなく、アルコールのみが流出した。
そして、以後、第1成形圧力が116MPaに至るま
で、完全な第2予備成形体24が得られた。
【0025】同様に、第1成形圧力を第2成形圧力の1
8%乃至96.5%の圧力まで段階的に変化させ、さら
にこの第2成形圧力を100MPaと180MPaとに
設定して第2予備成形体24を成形した。
【0026】ここで、第2成形圧力が100MPaの場
合、第1成形圧力がこの第2成形圧力の18%の圧力で
粉末の流出が起こり、20%の圧力でこの粉末の流出が
回避された。一方、第2成形圧力が180MPaの場
合、第1成形圧力がこの第2成形圧力の18%の圧力で
あっても粉末の流出が惹起せず、良好な第2予備成形体
24が得られた。
【0027】次に、上記のようにして得られた種々の第
2予備成形体24を1650℃で焼結処理した。この場
合、第2成形圧力が100MPa、120MPaでは、
第1成形圧力がそれぞれの第2成形圧力の95%の圧力
までのものにおいて欠陥が認められず、それぞれの第2
成形圧力の96.5%の圧力のものにヘアークラックが
認められた。また、第2成形圧力が180MPaでは、
第1成形圧力がこの第2成形圧力の95%の圧力のもの
にヘアークラックが認められた。
【0028】これらの結果より、第1成形圧力と第2成
形圧力との関係が図4に示すように設定された。従っ
て、第1成形圧力が第2成形圧力の20%乃至95%の
圧力範囲内に設定されていれば、粉末の流出やクラック
等の発生がなく、良好な成形体が得られることが確認さ
れた。実験例3 実験例3に係る成形体の製造方法では、電解銅粉(平均
粒径20μm)が99重量%、金属クロム粉(平均粒径
6.5μm)が1重量%からなる粉末材料を十分に混合
した。次に、この粉末材料が金型12のキャビテイ14
に充填され、一軸加圧成形法により75MPaの第1成
形圧力が付与され、第1予備成形体22が得られた。
【0029】さらに、上部パンチ18が離脱されてキャ
ビテイ14にチタンイソプロポキシドの50%溶液を7
0mlだけ添加した後、150MPaの第2成形圧力が
付与されて25×140×40mmの第2予備成形体2
4を得た。
【0030】次いで、上記第2予備成形体24を窒素雰
囲気下で焼結して成形体を得た。この成形体は、焼結の
みの理論密度比が98.7%以上であり、微細なTiO
2 が分散した合金であった。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る成形体の製
造方法では、特に微小な粉粒体からなる原材料を用いる
際や、粉粒体と液体とのレオロジー特性がチクソトロピ
ー的である場合であっても、粉粒体からなる原材料のみ
を用いて、まず密度の低い第1予備成形体が成形され
る。このため、第1予備成形体に液状添加剤を添加して
もこの第1予備成形体が流動することがなく、しかも静
水圧加圧状態を経て全ての部分が均質な密度からなる第
2予備成形体を得ることができる。さらに、第1予備成
形体をその弾性変形圧力範囲内の加圧状態で加圧し、液
体を排除しつつ成形することにより液分経路が残ること
になり、残留ガスを排除可能な開気孔状態の第2予備成
形体を得ることが可能になり、この第2予備成形体を焼
成して強度および品質に優れた成形体を製造することが
できる。また、焼成前の脱脂工程が不要になり、製造工
程全体の効率化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形体の製造方法を実施する際に
用いられる成形装置の縦断面図である。
【図2】前記成形装置により第1および第2予備成形体
を成形する際の模式図である。
【図3】本実施例と従来技術に係る成形圧力と相対密度
との関係図である。
【図4】本実施例における第1成形圧力と第2成形圧力
と相対密度との関係図である。
【符号の説明】
10…成形装置 12…金型 14…キャビテイ 16…下部パンチ 18…上部パンチ 20…原材料 22、24…予備成形体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B30B 11/02 B30B 11/02 Z (72)発明者 太田 直樹 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 船木 光弘 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−211904(JP,A) 特開 平1−287203(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 3/02 B28B 3/00 102 B30B 11/00 B30B 11/02 B22F 3/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体状の原材料に一軸加圧成形法により
    第1成形圧力を付与して第1予備成形体を得る第1工程
    と、 前記第1工程で得られた第1予備成形体に液状添加剤を
    添加する第2工程と、 前記液状添加剤が添加された第1予備成形体に一軸加圧
    成形法により前記第1成形圧力よりも大きな第2成形圧
    力を付与し、余分の液状添加剤を除去しつつ第2予備成
    形体を得る第3工程と、 前記第3工程で得られた第2予備成形体を焼成して成形
    体を得る第4工程と、 を備えることを特徴とする成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の製造方法において、前記第
    1成形圧力は、前記第2成形圧力の20%乃至95%の
    圧力範囲内に設定されることを特徴とする成形体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の製造方法において、前記第
    3工程では、前記第1予備成形体が一軸加圧成形法によ
    り静水圧加圧状態を経てその弾性変形圧力範囲内の前記
    第2成形圧力で加圧されて前記第2予備成形体が得られ
    ることを特徴とする成形体の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の製造方
    法において、前記第2工程で添加される液状添加剤の一
    部を、前記第1工程で第1予備成形体を得る前に前記原
    材料中に予め添加することを特徴とする成形体の製造方
    法。
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