JP3322333B2 - 燃焼機器の寿命監視装置 - Google Patents
燃焼機器の寿命監視装置Info
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- JP3322333B2 JP3322333B2 JP14773696A JP14773696A JP3322333B2 JP 3322333 B2 JP3322333 B2 JP 3322333B2 JP 14773696 A JP14773696 A JP 14773696A JP 14773696 A JP14773696 A JP 14773696A JP 3322333 B2 JP3322333 B2 JP 3322333B2
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
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- F23N5/18—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel
- F23N2005/181—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel using detectors sensitive to rate of flow of air
- F23N2005/182—Air flow switch
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
燃焼に用いられる燃焼機器の寿命監視装置に関する。
置として例えば、家庭用ガス給湯器では、点火、消火の
繰り返しによる熱ストレス及び使用時間により、その寿
命が決定される。そのため、設計開発時点での寿命の算
出は、1日の使用回数及び使用時間を想定し、約10年間
の使用が考慮されている。したがって、製品は、この回
数使用を前提に確認実験を行い、市場に提供されてい
る。
業務用として使用すると、その使用時間が家庭での使用
回数から大幅に増大し、想定している家庭での使用回数
又は使用時間を越えてしまうことになる。場合によって
は、予想回数ないし予想時間の10倍以上も使用されるこ
とになり、熱交換器ドラムに穿孔が生じて、これが原因
で排気ガスが漏れ、背板が過熱されて壁が焦げ、火災に
到るという危険性がある。
リー化が図られていることも寿命の到来を早め、しか
も、ガス給湯器と取付け壁面との空間が狭小化されてき
ており、これも火災の発生比率を高くしている。
間から燃焼機器の寿命を設定して安全性を高めた燃焼機
器の寿命監視装置を提供することを目的とする。
監視装置は、図1〜図3に例示するように、燃料の燃焼
を熱源として給湯を行う燃焼機器の寿命監視装置であっ
て、前記燃料を燃焼させるバーナー(10)と、このバ
ーナーに燃焼に必要な空気を供給する給気手段(ファン
16)と、前記バーナーに発生させた熱で流水を加熱す
る熱交換器(22)と、この熱交換器で加熱される流水
の検出をする流水検出手段(流水スイッチ24)と、前
記給気手段の回転を検出する回転検出手段(風圧スイッ
チ20)と、前記バーナーに対する燃料供給を切り換え
る弁手段(ガス電磁弁4、6)と、前記バーナーに点火
する点火手段(イグナイタ12)と、前記燃焼機器の燃
焼制御に用いられる第1の記憶手段(ROM362、R
AM364)と、この第1の記憶手段とは別に設置され
て前記燃焼機器の使用回数の積算値を記憶し、停電時、
その記憶内容の消失防止が図られた第2の記憶手段(E
2 PROM363)と、前記バーナーの燃焼制御におけ
る前記流水検出、前記回転検出、前記点火及び前記燃料
供給の後、流水停止、燃料停止及び前記給気手段の回転
停止を経たとき、前記流水検出から前記回転停止までの
動作を単位とする使用回数を計数し、その使用回数を前
記第2の記憶手段に記憶させるとともに、前記使用回数
の計数毎に前記積算値を更新し、その積算値が使用回数
の使用限界値に到達したとき、前記燃焼機器を燃焼停止
とするとともに、前記点火を禁止する制御手段(給湯制
御部36)とを備えたことを特徴とする。
制御をするとともに、流水検出、回転検出、点火及び燃
料供給から流水停止、燃料停止及び給気手段の回転停止
までの一連の動作が行われる。そこで、この一連の動作
を単位として使用回数を計数し、その使用回数の積算値
を記憶して行けば、その積算値が使用回数の使用限界値
に到達したか否かで燃焼機器の寿命の到来を知ることが
できる。制御手段は、記憶手段に記憶させた積算値と、
使用回数の使用限界値とを比較し、両者が一致したと
き、寿命の到来を表す寿命到達信号を発生する。この寿
命到達信号が発せられると、この信号に応じて燃焼の禁
止及び点火の禁止を行って安全性が確保される。また、
燃焼機器の燃焼制御に用いられる第1の記憶手段とは別
に設置した第2の記憶手段に燃焼機器の使用回数の積算
値を記憶しているので、停電時、その記憶内容、即ち、
使用回数の積算値の消失防止が図られ、使用限界に基づ
く燃焼停止や点火禁止の信頼性を高めることができる。
は、燃料の燃焼を熱源として給湯を行う燃焼機器の寿命
監視装置であって、前記燃料を燃焼させるバーナー(1
0)と、このバーナーに燃焼に必要な空気を供給する給
気手段(ファン16)と、前記バーナーに発生させた熱
で流水を加熱する熱交換器(22)と、この熱交換器で
加熱される流水の検出をする流水検出手段(流水スイッ
チ24)と、前記給気手段の回転を検出する回転検出手
段(風圧スイッチ20)と、前記バーナーに対する燃料
供給を切り換える弁手段(ガス電磁弁4、6)と、前記
バーナーに点火する点火手段(イグナイタ12)と、前
記燃焼機器の燃焼制御に用いられる第1の記憶手段(R
OM362、RAM364)と、この第1の記憶手段と
は別に設置されて前記燃焼機器の使用時間の積算値を記
憶し、停電時、その記憶内容の消失防止が図られた第2
の記憶手段(E2 PROM363)と、前記バーナーの
燃焼制御における前記流水検出、前記回転検出、前記点
火及び前記燃料供給の後、流水停止、燃料停止及び前記
給気手段の回転停止を経たとき、前記流水検出から前記
回転停止までの時間を単位とする使用時間を計数し、こ
の使用時間の計数値を前記第2の記憶手段に記憶させる
とともに、前記第2の記憶手段の前記積算値に前記計数
値を加算して前記第2の記憶手段の前記積算値を更新
し、その積算値が前記使用時間の使用限界値に到達した
とき、前記燃焼機器を燃焼停止とし、前記点火を禁止す
る制御手段(給湯制御部36)とを特徴とする。
きく影響しており、前記使用回数は大まかな燃焼時間を
想定したものである。そこで、使用回数に対し、燃焼時
間を積算することにより、積算値によって寿命の到来を
監視することができる。使用時間がその使用限界値に到
達したとき、燃焼停止、点火禁止を行うものである。同
様に、燃焼機器の燃焼制御に用いられる第1の記憶手段
とは別に設置した第2の記憶手段に燃焼機器の使用時間
の積算値を記憶しているので、停電時、その記憶内容、
即ち、使用時間の積算値の消失防止が図られ、使用限界
に基づく燃焼停止や点火禁止の信頼性を高めることがで
きる。
は、燃料の燃焼を熱源として給湯を行う燃焼機器の寿命
監視装置であって、前記燃料を燃焼させるバーナー(1
0)と、このバーナーに燃焼に必要な空気を供給する給
気手段(ファン16)と、前記バーナーに発生させた熱
で流水を加熱する熱交換器(22)と、この熱交換器で
加熱される流水の検出をする流水検出手段(流水スイッ
チ24)と、前記給気手段の回転を検出する回転検出手
段(風圧スイッチ20)と、前記バーナーに対する燃料
供給を切り換える弁手段(ガス電磁弁4、6)と、前記
バーナーに点火する点火手段(イグナイタ12)と、前
記燃焼機器の燃焼制御に用いられる第1の記憶手段(R
OM362、RAM364)と、この第1の記憶手段と
は別に設置されて前記燃焼機器の使用時間及び使用回数
の積算値を記憶し、停電時、その記憶内容の消失防止が
図られた第2の記憶手段(E2 PROM363)と、前
記バーナーの燃焼制御における前記流水検出、前記回転
検出、前記点火及び前記燃料供給の後、流水停止、燃料
停止及び前記給気手段の回転停止を経たとき、前記流水
検出から前記回転停止までの時間を単位とする使用時間
及び使用回数を個別に計数し、これら使用時間又は使用
回数の計数値を前記第2の記憶手段に記憶させるととも
に、前記第2の記憶手段の前記積算値に前記計数値を加
算して前記第2の記憶手段の前記積算値を更新し、前記
使用回数又は前記使用時間の積算値の何れか一方又は双
方が予め設定した前記使用回数又は前記使用時間の使用
限界値に到達したとき、前記燃焼機器を燃焼停止とし、
前記点火を禁止する制御手段(給湯制御部36)とを備
えたことを特徴とする。このように使用回数及び使用時
間の一方又は双方を以て燃焼機器の寿命の到来を監視す
るので、燃焼機器の安全性を高めることができ、使用回
数及び使用時間の双方からの監視は燃焼停止及び点火禁
止の制御の信頼性を高くすることができる。同様に、燃
焼機器の燃焼制御に用いられる第1の記憶手段とは別に
設置した第2の記憶手段に燃焼機器の使用回数及び使用
時間の積算値を記憶しているので、停電時、その記憶内
容、即ち、使用回数及び使用時間の積算値の消失防止が
図られ、使用限界に基づく燃焼停止や点火禁止の信頼性
を向上させることができる。
は、前記第2の記憶手段に蓄積する前記使用回数又は前
記使用時間の前記積算値が予め設定した前記使用限界値
に到達したとき、前記燃焼機器の寿命が到来したことを
表示することを特徴とする。このように、燃焼機器に寿
命が到来しているか否かの表示を視覚的又は聴覚的に行
なえば、その表示により燃焼機器の寿命の到来を容易に
知ることができる。
形態を参照して詳細に説明する。
の一実施形態を示している。この燃焼機器の寿命監視装
置において、燃焼機器には、供給される燃料を燃焼する
ガス給湯器2が用いられており、このガス給湯器2には
燃料としてガスGが用いられる。ガスGは、ガス電磁弁
4、6及び比例弁8を通って燃焼手段であるバーナー1
0に供給される。バーナー10には、点火手段であるイ
グナイタ12が設置されているとともに、バーナー10
の燃焼を確認するための炎検出センサとしてフレームロ
ッドセンサ14が設置されている。このフレームロッド
センサ14では、炎の検出に応じて炎を表す検出信号が
得られる。また、このバーナー10には、ガスGの燃焼
を助長させるための送風手段としてファン16が設置さ
れており、このファン16はファンモータ18によって
駆動される。このファンモータ18の回転を検出する手
段として風圧スイッチ20が接続されている。
0による発熱を受けて給水を加熱する手段として熱交換
器22が設置されている。この熱交換器22は水道等か
ら給水Wを受け、フィルタ23を経て流水スイッチ24
により、その給水Wが電気的に検出される。熱交換器2
2による熱交換で得られた湯HWは、風呂、炊事場等、
必要箇所に給湯される。
熱交換器22に到る給水管26には、給水Wが与えられ
ていないときのガス燃焼を防止するための検出手段即
ち、空焚き防止センサとしてハイリミットセンサ28が
設置されている。また、熱交換器22の給湯側の給湯管
30には湯HWの温度を電気的に検出する温度センサ3
2が設置されている。この温度センサ32は、サーミス
タ等で構成され、その検出信号が得られる。さらに、熱
交換器22には、異常過熱による火災を防止する手段と
して温度ヒューズ34が併設されている。
段を兼用する給湯制御部36が設置されており、この給
湯制御部36には制御入力として、フレームロッドセン
サ14、風圧スイッチ20、流水スイッチ24、ハイリ
ミットセンサ28、温度センサ32等から各種検出信号
m1 、m2 、m3 ・・・mn が加えられる。給湯制御部
36は、所定給湯制御プログラム、寿命監視プログラム
の実行により、各検出信号m1 、m2 、m3 ・・・mn
及び制御入力信号VC1、VC2・・・VCnを受けて、制御
出力信号VO1、VO2・・・VOnが取り出されることによ
り、ガス電磁弁4、6、比例弁8、イグナイタ12、フ
ァンモータ18、その他のアクチュエータ38の制御が
行われる。即ち、寿命監視制御では、ガス給湯器2の使
用回数が所定回数に到達したとき、寿命到達信号VX に
よって燃焼禁止及び再使用の禁止動作が行われる。同時
に、寿命到達信号VX は、燃焼機器に寿命が到来してい
るか否かを視覚的又は聴覚的に表示する表示手段である
表示器40に加えられる。表示器40は、寿命到達信号
VX に基づいてガス給湯器2に寿命が到来しているか否
かを視覚的又は聴覚的な表示を行う。そこで、表示器4
0は、文字表示、記号表示を行う視覚的表示器、又は、
アラーム音を発生する警報器で構成される。
構成、給湯制御部36と各種センサとの関係並びに給湯
制御部36と制御対象との関係を示している。即ち、給
湯制御部36には、給湯制御部36の中枢を成す演算制
御手段として中央処理装置(CPU)361、燃焼制御
プログラム、寿命監視プログラム及びその他の固定デー
タを記憶する記憶手段として読出し専用メモリとしてR
OM362、停電記憶用の随時書込みメモリとしてE2
PROM363、演算途上のデータ等を記憶する随時読
み書き可能なメモリとしてRAM364が設置され、こ
れらは共通のバス365によって連携されて必要なデー
タの授受が行われる。
フェイスとしてフィルタ(FIL)366が設置されて
いる。フレームロッドセンサ14、風圧スイッチ20、
流水スイッチ24、ハイリミットセンサ28、温度セン
サ32等から各種検出信号m 1 、m2 、m3 ・・・mn
が、このフィルタ366を通して取り込まれて不要なノ
イズ成分が除かれた後、マルチプレクサ(MPX)36
7によって時系列的に取り込まれ、アナログ・ディジタ
ル変換器(ADC)368によってディジタル信号に変
換された後、バス365に取り込まれる。
ンターフェイス(I/O)369が設置されている。こ
のI/O369には、燃焼制御に必要な制御入力信号V
C1、VC2・・・VCnが加えられるとともに、燃焼制御及
び監視制御の結果、制御出力信号VO1、VO2・・・VOn
が出力される。即ち、ガス電磁弁4、6、比例弁8、イ
グナイタ12、ファンモータ18、その他のアクチュエ
ータ38に各制御出力信号VO1、VO2・・・VOnが加え
られ、必要な動作が行われる。即ち、寿命監視制御で
は、これらの動作を全面的又は選択的に禁止することに
より、燃焼動作を禁止するとともに、再点火、即ち、再
使用を禁止するものである。そして、表示器40にも寿
命到達信号VX が加えられ、機器の寿命到来を表示す
る。
プログラム及び寿命監視プログラムを参照して燃焼制御
及び寿命監視動作を説明する。電源の投入によって、各
素子及び回路の初期設定が行われ、このプログラムの動
作が定期的に開始される。ステップS1では、流水検出
を行う。この流水検出は、流水スイッチ24によって行
われ、検出信号m3 によって流水の有無が検出される。
転が検出され、ステップS3ではイグナイタ12の作動
が検出される。次に、ステップS4ではガス弁開、即
ち、ガス電磁弁4、6、比例弁8の開動作が行われる。
次に、ステップS5ではイグナイタ12を以て点火動作
が行われ、バーナー10によるガスGの燃焼が行われ、
この結果、給湯が行われる。
6でその給水の停止が検出される。この給水停止に応じ
て、ステップS7でガス弁が閉じられる。次に、ステッ
プS8ではファン16の回転が停止され、この結果、給
湯停止が行われる。
到る動作は、ガス給湯器2の一回使用の単位を表してい
る。この使用回数は、E2 PROM363に蓄積されて
おり、ステップS9では、E2 PROM363から蓄積
されている積算値である使用回数Nを読み出し、ステッ
プS10ではこの使用回数Nに使用回数を加算し、その
積算値としての使用回数をΣNとする。
ΣNが、寿命即ち、使用限界値として設定されているN
mと比較し、ΣN≦Nmか否かを判定する。ΣN=Nm
に到達している場合には、ステップS12に移行し、C
PU361では寿命到達を表す寿命到達信号VX を発生
し、ガス給湯器2の使用禁止、アラーム表示及び再使用
の禁止を行う。
ると判断した場合には、ステップS13に移行し、加算
値として使用回数ΣNをE2 PROM363に再記憶さ
せる。即ち、使用回数を従前の積算値に加算することに
より、E2 PROM363に格納されている積算値を更
新してプログラム動作を終了して待機する。この結果、
ガス給湯器2の使用回数は使用限界値以下に抑えられ、
過剰使用による危険性を回避することができ、火災等の
事故を未然に防止することができる。
した使用回数を蓄積するカウンタ手段としてE2 PRO
M363を使用している。これは、CPU361でE2
PROM363の内部データを読み出し、例えば、1〜
2日間の使用回数を加算し、再び、E2 PROM363
にその使用回数を表すデータを格納することにより、停
電によるデータ消失を防止するものである。この結果、
信頼性の高い寿命監視が実現できる。
により寿命監視を行ったが、使用時間を表す通電時間や
給湯時間を計数、即ち、時間計測により、寿命を表す限
界使用時間とを比較して寿命を監視するようにしてもよ
い。また、使用時間及び使用回数の双方を監視するよう
にしてもよい。
を用いる燃焼機器について説明したが、本発明の寿命監
視装置は、灯油、その他の燃料を用いる燃焼機器にも同
様に適用できるものである。
本発明によれば、流水検出、回転検出、点火及び燃料供
給から流水停止、燃料停止及び給気手段の回転停止まで
の一連の動作を単位として使用回数を計数し、この使用
回数の積算値が予め設定した使用限界値に到達したと
き、その燃焼機器の使用を禁止するので、寿命を越える
燃焼機器の過剰使用に起因する火災等の事故を未然に防
止でき、安全性を高めることができる。しかも、燃焼機
器の燃焼制御に用いられる第1の記憶手段とは別に設置
した第2の記憶手段に使用回数の積算値を記憶している
ので、停電時、記憶している使用回数の積算値の消失防
止が図られ、使用限界に基づく燃焼停止や点火禁止の信
頼性を高めることができる。
流水検出、回転検出、点火及び燃料供給から流水停止、
燃料停止及び給気手段の回転停止までの一連の動作を単
位として使用時間を計数し、この使用時間の積算値が予
め設定した使用限界値に到達したとき、その燃焼機器の
使用を禁止するので、寿命を越える燃焼機器の過剰使用
に起因する火災等の事故を未然に防止でき、安全性を高
めることができる。しかも、燃焼機器の燃焼制御に用い
られる第1の記憶手段とは別に設置した第2の記憶手段
に使用時間の積算値を記憶しているので、停電時、記憶
している使用時間の積算値の消失防止が図られ、使用限
界に基づく燃焼停止や点火禁止の信頼性を高めることが
できる。
流水検出、回転検出、点火及び燃料供給から流水停止、
燃料停止及び給気手段の回転停止までの一連の動作を単
位として使用回数又は使用時間を計数し、これら使用回
数又は使用時間の積算値の双方又は一方が予め設定した
使用限界値に到達したとき、その燃焼機器の使用を禁止
するので、使用回数は少ないが使用時間が多い場合の燃
焼疲労や、使用時間は少ないが使用回数が多い場合の機
械的な磨耗等による寿命を越える燃焼機器の過剰使用に
起因する火災等の事故を未然に防止でき、より安全性を
高めることができる。しかも、燃焼機器の燃焼制御に用
いられる第1の記憶手段とは別に設置した第2の記憶手
段に使用回数及び使用時間の積算値を記憶しているの
で、停電時、記憶している使用回数及び使用時間の積算
値の消失防止が図られ、使用限界に基づく燃焼停止や点
火禁止の信頼性を向上させることができる。
ば、燃焼機器の寿命が到来したか否かを視覚的又は聴覚
的な表示によって認識できるので、燃焼機器の安全性を
高めることができる。
を示すブロック図である。
燃焼制御部に関する具体的な実施形態を示すブロック図
である。
示すフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料の燃焼を熱源として給湯を行う燃焼
機器の寿命監視装置であって、 前記燃料を燃焼させるバーナーと、 このバーナーに燃焼に必要な空気を供給する給気手段
と、 前記バーナーに発生させた熱で流水を加熱する熱交換器
と、 この熱交換器で加熱される流水の検出をする流水検出手
段と、 前記給気手段の回転を検出する回転検出手段と、 前記バーナーに対する燃料供給を切り換える弁手段と、 前記バーナーに点火する点火手段と、 前記燃焼機器の燃焼制御に用いられる第1の記憶手段
と、 この第1の記憶手段とは別に設置されて前記燃焼機器の
使用回数の積算値を記憶し、停電時、その記憶内容の消
失防止が図られた第2の記憶手段と、 前記バーナーの燃焼制御における前記流水検出、前記回
転検出、前記点火及び前記燃料供給の後、流水停止、燃
料停止及び前記給気手段の回転停止を経たとき、前記流
水検出から前記回転停止までの動作を単位とする使用回
数を計数し、その使用回数を前記第2の記憶手段に記憶
させるとともに、前記使用回数の計数毎に前記積算値を
更新し、その積算値が使用回数の使用限界値に到達した
とき、前記燃焼機器を燃焼停止とするとともに、前記点
火を禁止する制御手段と、 を備えたことを特徴とする燃焼機器の寿命監視装置。 - 【請求項2】 燃料の燃焼を熱源として給湯を行う燃焼
機器の寿命監視装置であって、 前記燃料を燃焼させるバーナーと、 このバーナーに燃焼に必要な空気を供給する給気手段
と、 前記バーナーに発生させた熱で流水を加熱する熱交換器
と、 この熱交換器で加熱される流水の検出をする流水検出手
段と、 前記給気手段の回転を検出する回転検出手段と、 前記バーナーに対する燃料供給を切り換える弁手段と、 前記バーナーに点火する点火手段と、 前記燃焼機器の燃焼制御に用いられる第1の記憶手段
と、 この第1の記憶手段とは別に設置されて前記燃焼機器の
使用時間の積算値を記憶し、停電時、その記憶内容の消
失防止が図られた第2の記憶手段と、 前記バーナーの燃焼制御における前記流水検出、前記回
転検出、前記点火及び前記燃料供給の後、流水停止、燃
料停止及び前記給気手段の回転停止を経たとき、前記流
水検出から前記回転停止までの時間を単位とする使用時
間を計数し、この使用時間の計数値を前記第2の記憶手
段に記憶させるとともに、前記第2の記憶手段の前記積
算値に前記計数値を加算して前記第2の記憶手段の前記
積算値を更新し、その積算値が前記使用時間の使用限界
値に到達したとき、前記燃焼機器を燃焼停止とし、前記
点火を禁止する制御手段と、 を備えたことを特徴とする燃焼機器の寿命監視装置。 - 【請求項3】 燃料の燃焼を熱源として給湯を行う燃焼
機器の寿命監視装置であって、 前記燃料を燃焼させるバーナーと、 このバーナーに燃焼に必要な空気を供給する給気手段
と、 前記バーナーに発生させた熱で流水を加熱する熱交換器
と、 この熱交換器で加熱される流水の検出をする流水検出手
段と、 前記給気手段の回転を検出する回転検出手段と、 前記バーナーに対する燃料供給を切り換える弁手段と、 前記バーナーに点火する点火手段と、 前記燃焼機器の燃焼制御に用いられる第1の記憶手段
と、 この第1の記憶手段とは別に設置されて前記燃焼機器の
使用時間及び使用回数の積算値を記憶し、停電時、その
記憶内容の消失防止が図られた第2の記憶手段と、 前記バーナーの燃焼制御における前記流水検出、前記回
転検出、前記点火及び前記燃料供給の後、流水停止、燃
料停止及び前記給気手段の回転停止を経たとき、前記流
水検出から前記回転停止までの時間を単位とする使用時
間及び使用回数を個別に計数し、これら使用時間又は使
用回数の計数値を前記第2の記憶手段に記憶させるとと
もに、前記第2の記憶手段の前記積算値に前記計数値を
加算して前記第2の記憶手段の前記積算値を更新し、前
記使用回数又は前記使用時間の積算値の何れか一方又は
双方が予め設定した前記使用回数又は前記使用時間の使
用限界値に到達したとき、前記燃焼機器を燃焼停止と
し、前記点火を禁止する制御手段と、 を備えたことを特徴とする燃焼機器の寿命監視装置。 - 【請求項4】 前記第2の記憶手段に蓄積する前記使用
回数又は前記使用時間の前記積算値が予め設定した前記
使用限界値に到達したとき、前記燃焼機器の寿命が到来
したことを表示することを特徴とする請求項1、2又は
3記載の燃焼機器の寿命監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP14773696A JP3322333B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 燃焼機器の寿命監視装置 |
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---|---|---|---|
JP14773696A JP3322333B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 燃焼機器の寿命監視装置 |
Related Parent Applications (1)
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JP14773696A Expired - Lifetime JP3322333B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 燃焼機器の寿命監視装置 |
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1996
- 1996-06-10 JP JP14773696A patent/JP3322333B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH08303771A (ja) | 1996-11-22 |
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