JP3321218B2 - 駆動回路、1方向性絶縁型スイッチング回路、及び、双方向性絶縁型スイッチング回路 - Google Patents

駆動回路、1方向性絶縁型スイッチング回路、及び、双方向性絶縁型スイッチング回路

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JP3321218B2
JP3321218B2 JP35381392A JP35381392A JP3321218B2 JP 3321218 B2 JP3321218 B2 JP 3321218B2 JP 35381392 A JP35381392 A JP 35381392A JP 35381392 A JP35381392 A JP 35381392A JP 3321218 B2 JP3321218 B2 JP 3321218B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】第1発明は、直流電源を1つしか使わずに
可制御なスイッチング手段に駆動用の順バイアス電圧あ
るいは順バイアス電流を供給したり、駆動用の逆バイア
ス電圧あるいは逆バイアス電流を供給したり、すること
ができる駆動回路に関する。第2発明は、第1発明の駆
動回路を利用して、変圧器や発光・受光ダイオード・ペ
アー等の絶縁手段を使わずに条件付きながら各スイッチ
端子とその駆動用電源との間を絶縁することができ、し
かも、オフ時に両スイッチ端子間をシールドすることが
できる1方向性絶縁型スイッチング回路に関する。第3
〜第5の各発明は、第2発明の1方向性絶縁型スイッチ
ング回路を利用して同様に条件付きながら絶縁すること
ができる双方向性絶縁型スイッチング回路に関する。第
4〜第5の各発明の双方向性絶縁型スイッチング回路だ
けは同様にオフ時に両スイッチ端子間をシールドするこ
とができる。
【0002】各発明を利用すると、1方向性、双方向性
および1方向性・双方向性混合の絶縁型3端子スイッチ
ング回路、点火配電回路、絶縁型でないスイッチング回
路および3端子スイッチング回路を構成できる。従っ
て、各発明を電力変換回路、スイッチング回路、リレ
ー、電子交換機、点火回路など広い分野に利用できる。
尚、点火配電回路とは、例えば、内燃機関用点火装置な
どにおいて複数の点火コイル(点火用昇圧変圧器)それ
ぞれの2次側に接続された点火用放電ギャップのうち、
所定の点火用放電ギャップだけに高電圧を供給する回路
のことである。
【0003】
【背景技術】従来の「直流電源を1つしか使わずに可制
御なスイッチング手段に駆動用の順バイアス電圧あるい
は順バイアス電流を供給したり、駆動用の逆バイアス電
圧あるいは逆バイアス電流を供給したりすることができ
る駆動回路」を図2に示す。 参 照: a)特開昭63−302217号の第18図と第19図
の各TR22 b)特願昭62−504785号の第18図〜第25図 (PCT/JP87/00612号、WO 88/01
805号) c)特開平1−117416号のトリガー回路 d)特開平2−146265号の第20図 e)実開平3−69936号 f)特開平4−
170813号
【0004】図2に示すトランジスタ2(第1のスイッ
チング手段)の駆動回路ではトランジスタ3(第2のス
イッチング手段)がオンのとき、直流電源1がツェナー
・ダイオード9を介してコンデンサ10(バイアス用キ
ャパシタンス手段)を充電し、同時にツェナー・ダイオ
ード9の順電圧がトランジスタ2を僅かにゲート逆バイ
アスする。このとき、トランジスタ3のオン抵抗がその
充電電流の最大値を制限する第1の電流制限手段の役割
も果たす。その後、トランジスタ3がターン・オフする
と、コンデンサ10が抵抗14を介してトランジスタ2
をゲート順バイアスするので、トランジスタ2がターン
・オンする。このとき、抵抗14がその放電電流の最大
値を制限する第2の電流制限手段の役割を果たす。その
結果、駆動用直流電源は1つで済む。
【0005】尚、本発明者は「コンデンサ10の充電電
流によって電圧降下を生じさせるツェナー・ダイオード
9」をトランジスタ2にゲート逆バイアス電圧を供給す
る電圧降下手段として用いているが、そのゲート逆バイ
アス電圧の大きさが足りないときはツェナー・ダイオー
ド8も接続すれば良い。また、抵抗14はコンデンサ1
0がトランジスタ2をゲート順バイアスする際に必要な
電流経路を形成するのに必要であるが、トランジスタ3
がオンのとき直流電源1から直接トランジスタ3へ流れ
る電流を制限する電流制限手段の役目も果たす。だか
ら、抵抗14の代わりに定電流手段を使うことも可能で
ある。さらに、抵抗11が接続されている場合、コンデ
ンサ10の充電完了後もツェナー・ダイオード9に電流
が流れ続けるので、トランジスタ2のゲート逆バイアス
電圧の値は安定する。この場合、電圧降下手段としてツ
ェナー・ダイオード9の代わりに抵抗、他の定電圧手段
または定電流手段などを用いることができる。
【0006】それから、第1のスイッチング手段として
トランジスタ2の代わりに可制御なスイッチング手段な
ら何でも使うことができる。そのスイッチング手段の駆
動信号の順逆バイアス電圧極性がトランジスタ2と同じ
なら、トランジスタ3がオフのときそれはオンとなる。
一方、PNP型トランジスタ、Pチャネル型MOS・F
ET等の様にそのスイッチング手段の駆動信号の順逆バ
イアス電圧極性がトランジスタ2と反対なら、そのオン
・オフ動作は正反対になる。ところで、ダイオード6が
有る場合、直流電源1に対してトランジスタ2のソース
電位が変化する使い方ができる。そして、ダイオード
6、7両方が有る場合、『トランジスタ2の内蔵ダイオ
ードあるいはダイオード7と、ダイオード6が同時にオ
ンとならない限り』という条件付きながら、直流電源1
と各スイッチ端子t11、t12の間を絶縁する絶縁ス
イッチとして図2の回路を使用できる。ただし、各ダイ
オードのアノード・カソード間静電容量などは無視して
いる。
【0007】しかしながら、トランジスタ3がオンのと
き抵抗14でエネルギーが無駄に消費されてしまう。こ
れを節約するために抵抗14の値を大きくしようとする
と、今度はトランジスタ3がオフで、コンデンサ10が
抵抗14を介してトランジスタ2をゲート順バイアスす
るとき、その放電電流は小さくなってしまう。その結
果、そのゲート順バイアス電圧の立上りが鈍くなってト
ランジスタ2のターン・オンが遅れたり、そのゲート順
バイアス電流が小さくなったり、してしまう。このゲー
ト順バイアス電流の減少は、第1のスイッチング手段と
してトランジスタ2の代わりにバイポーラ・トランジス
タ、GTOサイリスタ等の様に電流駆動するスイッチン
グ手段を使う場合、又は、ゲート順バイアス電流を必要
とするノーマリィ・オンのSITやSIサイリスタを使
う場合、特に問題となる。あるいは、トランジスタ3が
オンのとき抵抗14で消費されるエネルギーをそのまま
にしておいて、トランジスタ2のゲート順バイアス電圧
の立上りを鋭くしたり、そのゲート順バイアス電流を大
きくしたりするために、コンデンサ10の放電電流を大
きくすることもできない。あるいは、その消費エネルギ
ーの節約とその放電電流の増強どちらも同時にある程度
行うということもできない。
【0008】これらの問題は、トランジスタ3のオン、
オフに関係無く電流制限手段として用いた抵抗14(又
は定電流手段)の電流制限作用が一定だから、つまり、
それを流れる電流の流れ難さ又は流れ易さが一定だか
ら、起きるのである。従って、『第2のスイッチング手
段(トランジスタ3)がオンの時よりオフの時の方がそ
の電流制限作用が小さくなることが望まれる』という問
題点が従来技術に有る。
( 問 題 点 )
【0009】そこで、第1発明は『第2のスイッチング
手段がオンの時よりオフの時の方がその電流制限作用が
小さくなる』駆動回路を提供することを目的としてい
る。 ( 第1発明の目的 ) また、第2発明は、第1発明の駆動回路を利用した『第
1発明の効果に加えて、変圧器や発光・受光ダイオード
・ペアー等の絶縁手段を使わずに条件付きながら絶縁す
ることができて、オフ時に両スイッチ端子間をシールド
することができる』1方向性絶縁型スイッチング回路を
提供することを目的としている。 ( 第2発明の目的 )
【0010】さらに、第3の発明は、第2発明の1方向
性絶縁型スイッチング回路を利用した『第1発明の効果
に加えて、変圧器や発光・受光ダイオード・ペアー等の
絶縁手段を使わずに条件付きながら絶縁することができ
る』双方向性絶縁型スイッチング回路を提供することを
目的としている。 ( 第3発明の目的 ) それから、第4〜第5の各発明は、第2発明の1方向性
絶縁型スイッチング回路を利用した『第1発明の効果に
加えて、変圧器や発光・受光ダイオード・ペアー等の絶
縁手段を使わずに条件付きながら絶縁することができ
て、オフ時に両スイッチ端子間をシールドすることがで
きる』双方向性絶縁型スイッチング回路を提供すること
を目的としている。 ( 第4〜第5発明の
目的 ) 尚、各発明を利用すると、1方向性、双方向性および1
方向性・双方向性混合の絶縁型3端子スイッチング回
路、点火配電回路、絶縁型でないスイッチング回路およ
び3端子スイッチング回路を提供することもできる。
【0011】
【第1発明の開示】即ち、第1発明は、請求項1記載の
駆動回路であって、従来の「電流制限作用が変わらない
電流制限手段」の代わりに「同項記載中の第2のスイッ
チング手段のオン、オフに連携してその電流制限作用が
変化する同項記載中の可変電流制限手段」を使い、しか
も、その第2のスイッチング手段がオンの時よりオフの
時の方がその可変電流制限手段の電流制限作用が小さく
なる駆動回路である。
【0012】このことによって、正に第1発明は『第2
のスイッチング手段がオンの時よりオフの時の方がその
電流制限作用が小さくなる』という効果を持つ。 ( 第1発明の効果 )
【0013】また、第1発明が請求項2記載の駆動回路
に対応する場合、前述した可変電流制限手段として「同
項記載中の第3のスイッチング手段、オン方向駆動手段
および第2の電圧降下手段の接続体」を使い、前述した
第2のスイッチング手段がオンのとき前記第2の電圧降
下手段などが前記第3のスイッチング手段をオフ方向へ
駆動し、前記第2のスイッチング手段がオフのとき前記
オン方向駆動手段が前記第3のスイッチング手段をオン
方向へ駆動する。もちろん、この場合、前記第2のスイ
ッチング手段がオンの時よりオフの時の方が全体の電流
制限作用が小さくなる上記接続体を使用している。
【0014】また、第1発明が請求項3記載の駆動回路
に対応する場合、前述した可変電流制限手段として「同
項記載中の第3のスイッチング手段、オン方向駆動手段
および第2、第3の電圧降下手段の接続体」を使い、前
述した第2のスイッチング手段がオンのとき前記第2、
第3の電圧降下手段などが前記第3のスイッチング手段
をオフ方向へ駆動し、前記第2のスイッチング手段がオ
フのとき前記オン方向駆動手段が前記第3のスイッチン
グ手段をオン方向へ駆動する。もちろん、この場合、前
記第2のスイッチング手段がオンの時よりオフの時の方
が全体の電流制限作用が小さくなる上記接続体を使用し
ている。尚、前記第2、第3の電圧降下手段などが前記
第3のスイッチング手段をオフ方向へ駆動するとき同項
記載中の制御端子ct3aと制御端子ct3b両側から
同時にオフ方向駆動するので、前記第3のスイッチング
手段のオフ方向動作は速くなる。
【0015】
【第2発明の開示】また、第2発明は、第1発明の駆動
回路を利用した、請求項4記載の1方向性絶縁型スイッ
チング回路である。先ず、「同項記載中の第1の非可制
御スイッチング手段(例:ダイオード。)と前述した第
2のスイッチング手段」が、「その第1の直流電源手
段」を挟む様に接続されており、「制御端子ct1・主
端子mt1a対部」と「前記第1の直流電源手段」の間
の導通と開放(切り放し)を受け持つ。また、「前記第
1のスイッチング手段の残りの主端子」と「同項記載中
の第2の非可制御スイッチング手段の開放端子」がその
各スイッチ端子として機能するのであるが、「前記第1
のスイッチング手段と前記第2の非可制御スイッチング
手段」が、「制御端子ct1・主端子mt1a対部」を
挟む様に接続されており、「制御端子ct1・主端子m
t1a対部」と「前記各スイッチ端子」の間の導通と開
放(切り放し)を受け持つ。さらに、前記第1、第2の
スイッチング手段のオン・オフ動作を正反対にして前者
の「導通と開放」と後者の「導通と開放」を正反対にし
ている。
【0016】このことによって、変圧器や発光・受光ダ
イオード・ペアー等の絶縁手段を使わなくても、前記第
1、第2のスイッチング手段と前記第1、第2の非可制
御スイッチング手段の各オン・オフ切換え時を除けば、
条件付きながら「前記第1の直流電源手段」と「前記各
スイッチ端子」の間を常に絶縁することができる。(
第2発明の第1の効果 )
【0017】その動作は次の通りである。前記第2のス
イッチング手段がオンのとき前記第1のスイッチング手
段はオフで、「前記第1の直流電源手段」と「制御端子
ct1・主端子mt1a対部」の間は導通であるが、
「制御端子ct1・主端子mt1a対部」と「前記各ス
イッチ端子」の間は開放であるため、結局「前記第1の
直流電源手段」と「前記各スイッチ端子」の間も開放で
ある。一方、前記第2のスイッチング手段がオフのとき
前記第1のスイッチング手段はオンで、「前記第1の直
流電源手段」と「制御端子ct1・主端子mt1a対
部」の間が開放であるため、「制御端子ct1・主端子
mt1a対部」と「前記各スイッチ端子」の間は導通で
はあるが、結局「前記第1の直流電源手段」と「前記各
スイッチ端子」の間は開放である。その結果、前記第
1、第2のスイッチング手段と前記第1、第2の非可制
御スイッチング手段の各オン・オフ切換え時を除けば、
「前記第1の直流電源手段」と「前記各スイッチ端子」
の間は常に絶縁状態となる。 ( 絶縁機能 )
【0018】但し、条件付きである。前記第1又は第2
のスイッチング手段が逆導通型の場合(逆電圧に対して
導通する場合)も有るし、前記第1、第2の非可制御ス
イッチング手段どちらも順電圧以上の順方向電圧に対し
て導通するので、それぞれがきちんとオフ動作して前述
通り開放動作、絶縁動作するには条件が必要である。先
ず前記第2のスイッチング手段がオンのとき前記各スイ
ッチ端子の電位が「前記第1のスイッチング手段が逆導
通したり、あるいは、前記第2の非可制御スイッチング
手段が順方向導通したりする電位」にならないことであ
る。次に前記第2のスイッチング手段がオフのとき前記
各スイッチ端子の電位が「前記第2のスイッチング手段
が逆導通したり、あるいは、前記第1の非可制御スイッ
チング手段が順方向導通したりする電位」にならないこ
とである。
【0019】つまり、「前記第1のスイッチング手段の
逆導通もしくは前記第2の非可制御スイッチング手段の
順方向導通」と「前記第2のスイッチング手段の逆導通
もしくは前記第1の非可制御スイッチング手段の順方向
導通」が同時に起こる電位に前記各スイッチ端子の電位
がどんな時でもならないことである。 (絶縁条件)
尚、前記第1の直流電源の電圧作用のため前記第2のス
イッチング手段の電位が前記第1の非可制御スイッチン
グ手段の電位より高いか低いかして、ターン・オンする
なら前記第1の非可制御スイッチング手段の方が先の場
合、前記第2のスイッチング手段の方は考慮する必要は
無い。
【0020】それから、前記第1の直流電源手段の電位
が安定していれば、変圧器や発光・受光ダイオード・ペ
アー等の絶縁手段を使った絶縁スイッチには無い『オフ
時にその両スイッチ端子間をシールドすることができ
る』という第2の効果が第2発明に有る。
( 第2発明の第2の効果 ) なぜなら、前記第2のスイッチング手段がオンのとき主
端子mt1aが前記第1の非可制御スイッチング手段な
どを介して前記第1の直流電源手段に接続され、主端子
mt1aの電位が固定され、その両スイッチ端子間がシ
ールドされる、からである。その結果、前記第1のスイ
ッチング手段もしくは前記第2の非可制御スイッチング
手段の漏れ電流などは各オフ抵抗やそれぞれの両電極間
静電容量を介して直接その両スイッチ端子間を流れ難く
なる。
【0021】
【第3発明の開示】第3発明は、第2発明の1方向性絶
縁型スイッチング回路を利用した、請求項5記載の双方
向性絶縁型スイッチング回路である。前述した前記第2
の非可制御スイッチング手段と同項記載中の第3〜第5
の非可制御スイッチング手段の4つがブリッジ接続型整
流回路を構成し、前記第1のスイッチング手段がその両
整流出力端子間に接続された双方向性絶縁型スイッチン
グ回路である。このことによって、双方向に対して同様
に絶縁スイッチング機能を持つことができる。ただし、
そのブリッジ接続型整流回路のためにその両スイッチ端
子間のオフ時のシールド機能は損なわれてしまう。
【0022】
【第4発明の開示】第4発明は、第2発明の1方向性絶
縁型スイッチング回路を2つ利用した、請求項6記載の
双方向性絶縁型スイッチング回路で、その1方向性絶縁
型スイッチング回路2つを逆並列接続した双方向性絶縁
型スイッチング回路である。このことによって、双方向
に対して同様に絶縁スイッチング機能を持つことができ
るし、第2発明と同様オフ時にその両スイッチ端子間を
シールドすることができる。
【0023】
【第5発明の開示】第5発明は、第2発明の1方向性絶
縁型スイッチング回路を利用した、請求項7記載の双方
向性絶縁型スイッチング回路もしくは請求項8記載の双
方向性絶縁型スイッチング回路である。請求項4記載の
1方向性絶縁型スイッチング回路において同項記載中の
1方向性スイッチング手段の代わりに「同様な駆動信号
の順逆バイアス電圧極性を持つ双方向性スイッチング手
段2つを両駆動端子対部を内側にして直列接続し、両制
御端子を接続状態にした新・双方向性スイッチング手
段」を使用したり、あるいは、同項記載中の1方向性ス
イッチング手段の代わりに「対を成す2つのスイッチ端
子と対を成す2つの駆動端子を持ち、また、その1方向
性スイッチング手段と同様の駆動信号の順逆バイアス電
圧極性を持ち、さらに、双方向にオフのとき各スイッチ
端子とその駆動端子対部の間もオフである双方向性スイ
ッチング手段」を使用したり、した双方向性絶縁型スイ
ッチング回路である。このことによって、1方向性から
双方向性化することができるし、第2発明と同様オフ時
にその両スイッチ端子間をシールドすることができる。
【0024】
【各発明を実施するための最良の形態】各発明をより詳
細に説明するために以下添付図面に従って各発明を説明
する。図1の実施例は、請求項1又は2記載の第1発明
の駆動回路に対応するが、さらにダイオード6、7が有
れば請求項4記載の第2発明の1方向性絶縁型スイッチ
ング回路にも対応する。それぞれが次の通り前述した請
求項1記載中の各構成要素に相当する。 a)直流電源1が前述した第1の直流電源手段に。 b)トランジスタ2、3が前述した第1、第2のスイッ
チング手段に。 c)トランジスタ2のゲート端子とソース端子が前述し
た制御端子ct1と主端子mt1aに。 d)コンデンサ10が前述したキャパシタンス手段に。 e)ツェナー・ダイオード9(及び8)が前述した第1
の電圧降下手段に。 f)トランジスタ3のオン抵抗が前述した電流制限手段
に。 g)「トランジスタ4、ダイオード5及び抵抗13の接
続体」が前述した可変電流制限手段に
【0025】また、それぞれが次の通り前述した請求項
2記載中の各構成要素に相当する。 a)トランジスタ4が前述した第3のスイッチング手段
に。 b)トランジスタ4のベース端子とエミッタ端子が前述
した制御端子ct3と主端子mt3aに。 c)抵抗13が前述したオン方向駆動手段に。 d)ダイオード5が前述した第2の電圧降下手段に。さ
らに、ダイオード6、7それぞれが前述した請求項4記
載中の第1、第2の非可制御スイッチング手段それぞれ
に相当し、図中のt1、t2はスイッチ端子である。
【0026】図1の実施例の動作は次の通りである。ト
ランジスタ3がオンのとき直流電源1が(ダイオード6
と)ツェナー・ダイオード9とダイオード5を介してコ
ンデンサ10を充電し、同時にツェナー・ダイオード9
の順電圧がゲート逆バイアス電圧としてトランジスタ2
に供給され、ダイオード5の順電圧がベース逆バイアス
電圧としてトランジスタ4に供給される。このため、ト
ランジスタ2、4はオフ駆動される。その後、トランジ
スタ3がターン・オフすると、コンデンサ10の放電電
流がツェナー・ダイオード9と「トランジスタ4、ダイ
オード5及び抵抗13の接続体」を流れるので、ツェナ
ー・ダイオード9のツェナー電圧がゲート順バイアス電
圧としてトランジスタ2に供給され、トランジスタ2が
ターン・オンする。この場合、コンデンサ10が電源コ
ンデンサとして働き、「直流電源1、トランジスタ3、
ダイオード5(、6)、ツェナー・ダイオード9及びコ
ンデンサ10」がもう1つ別の直流電源を構成している
と考えることもできるので、直流電源を1つしか使わな
くてもトランジスタ2をゲート順バイアスしたり、ゲー
ト逆バイアスしたりすることが可能となる。
【0027】ところで、トランジスタ3がオンのとき、
トランジスタ4はオフ駆動されるから、電流を通すのは
抵抗13だけになる。一方、トランジスタ3がオフのと
き、抵抗13の電流はトランジスタ4によってほぼその
電流増幅率の倍率に拡大されるから、これらの合成抵抗
値はほぼ抵抗13の値をその電流増幅率で割った値にな
る。従って、トランジスタ3のオン・オフに連携して
「トランジスタ4、ダイオード5及び抵抗13の接続
体」の電流制限作用が変化し、『トランジスタ3がオン
の時よりオフの時の方がその接続体の電流制限作用は小
さくなる。』( 効 果 ) こういう効果が図1の実施例を含め、第1発明全体に有
る。
【0028】尚、前述した第1の電圧降下手段としてツ
ェナー・ダイオード9を用いているが、トランジスタ2
のゲート逆バイアス電圧の大きさが足りないときはツェ
ナー・ダイオード8も接続すれば良い。また、前述した
第2の電圧降下手段としてダイオード5の代わりに抵抗
などを使っても構わないし、抵抗13の代わりに定電流
ダイオードや「そのコレクタ・ベース間に定電流ダイオ
ードを接続したトランジスタなどの定電流手段」を使っ
ても構わない。そして、トランジスタ4の代わりにSI
T等の様に別種類の可制御スイッチング手段を使っても
構わない。ただし、必要に応じて逆バイアス電圧供給用
の電圧降下手段の電圧降下を大きくする必要がある。例
えば、複数のダイオードを同じ向きに直列接続したもの
や抵抗を使うのである。さらに、抵抗11が接続されて
いる場合コンデンサ10の充電完了後でも抵抗11の電
流がツェナー・ダイオード9とダイオード5それぞれに
電圧降下を生じるので、トランジスタ2のゲート逆バイ
アス電圧とトランジスタ4のベース逆バイアス電圧が安
定する。この場合、第1の電圧降下手段としてツェナー
・ダイオード9の代わりに抵抗又は定電流手段を用いる
ことができる。
【0029】それから、トランジスタ2の代わりに可制
御なスイッチング手段なら何でも使うことができる。そ
のスイッチング手段の駆動信号の順逆バイアス電圧極性
がトランジスタ2と同じなら、トランジスタ3がオフの
ときそれはオンとなる。一方、PNP型トランジスタ、
Pチャネル型MOS・FET等の様にそのスイッチング
手段の駆動信号の順逆バイアス電圧極性がトランジスタ
2と反対なら、そのオン、オフ動作は後述する図3のト
ランジスタ15の様に正反対になり、トランジスタ3が
オンのときそれもオンとなる。そして、ダイオード6が
有る場合、後述する図8〜図13の各実施例などの様に
直流電源1に対してそのソース電位が変化する使い方が
できる。この事は後述する図4〜図7の各実施例につい
ても言える。
【0030】ところで、ダイオード6、7が有る場合、
図1の実施例は請求項4記載の1方向性絶縁型スイッチ
ング回路にも対応する様になるので、変圧器や発光・受
光ダイオード・ペアー等の絶縁手段を使わずに条件付き
ながら『直流電源1と各スイッチ端子t1、t2の間を
常に絶縁することができる』という第1効果が図1の実
施例に有る。
( 第1効果 ) この事は後述する図4〜図7の各実施例などについても
言え、こういう第1効果が図1、図4〜図7の実施例な
どを含め第2発明全体に有る。
【0031】具体的に言えば、『スイッチ端子t1、t
2どちらの電位も直流電源1のプラス電源端子電位より
高い限り』、つまり、『ダイオード6と、ダイオード7
又はトランジスタ2の内蔵ダイオードが同時にオンとな
らない限り』という条件付きながら、直流電源1と各ス
イッチ端子t1、t2は常に絶縁状態となる。ただし、
各アノード・カソード間静電容量などは無視している。
また、図1の実施例の場合トランジスタ3の逆導通より
もダイオード6の順方向導通の方が先になるから、トラ
ンジスタ3の逆導通条件は考慮しなくても良い。
【0032】条件付きながら絶縁できる理由は以下の通
りである。トランジスタ3とダイオード6がオンのとき
「直流電源1」と「トランジスタ2のゲート端子・ソー
ス端子対部」の間は導通となるが、トランジスタ2、そ
の内蔵ダイオード及びダイオード7はオフとなるため
「トランジスタ2のゲート端子・ソース端子対部」と
「各スイッチ端子t1、t2」の間は開放となるから、
結局「各スイッチ端子t1、t2」と「直流電源1」の
間は開放となり絶縁される。一方、トランジスタ3とダ
イオード6がオフのとき「直流電源1」と「トランジス
タ2のゲート端子・ソース端子対部」の間は開放となる
から、トランジスタ2とダイオード7がオンとなって
「トランジスタ2のゲート端子・ソース端子対部」と
「各スイッチ端子t1、t2」の間は導通であるけれど
も、結局「各スイッチ端子t1、t2」と「直流電源
1」の間は開放となり絶縁される。従って、上述通り条
件付きながら「直流電源1」と「各スイッチ端子t1、
t2」の間は常に絶縁状態となる。
【0033】さらに、図1の実施例でダイオード6、7
が有る場合、直流電源1の電位が安定していれば、もう
1つ、変圧器や発光・受光ダイオード・ペアー等を使っ
た絶縁スイッチには無い『両スイッチ端子t1・t2間
がオフのとき両スイッチ端子t1・t2間をシールドす
ることができる』という第2効果も図1の実施例に有
る。
( 第2効果 ) なぜなら、トランジスタ3がオンでトランジスタ2がオ
フのとき、トランジスタ2のソースがダイオード6を介
して直流電源1に接続され、トランジスタ2のソース電
位が固定され、両スイッチ端子t1・t2間がシールド
される、からである。その結果、トランジスタ2又はダ
イオード7の漏れ電流などが各オフ抵抗、ドレイン・ソ
ース両電極間静電容量もしくはアノード・カソード両電
極間静電容量などを介して両スイッチ端子t1・t2間
を直接流れることは無い。この事は後述する図4〜図7
の各実施例についても言え、こういう第2効果が図1、
図4〜図7の各実施例を含め第2発明全体に有る。
【0034】図3の実施例は、請求項1又は2記載の駆
動回路に対応し、ほぼ図1の実施例においてNチャネル
型のトランジスタ2の代わりにPNP型のトランジスタ
15を接続した様な駆動回路である。このため、トラン
ジスタ15の駆動信号の順逆バイアス電圧極性がトラン
ジスタ2のそれと反対だから、スイッチ16とトランジ
スタ15は同時にオン、オフする。この同時オン・オフ
動作のため、ダイオード6、7が有っても、図3の実施
例は前述と同様に条件付き絶縁型スイッチング回路とし
て使うことはできない。なぜなら、スイッチ16とトラ
ンジスタ15がオンのとき、ダイオード6、7もオンだ
から、各スイッチ端子t13、t14は直流電源1と導
通状態にある、からである。
【0035】そういう訳で、第1発明の駆動回路から絶
縁型スイッチング回路を構成するには、前述した第1、
第2のスイッチング手段のオン・オフ動作が互いに逆で
ある必要が有る。つまり、前述した様に前記第2のスイ
ッチング手段がオンのとき前記第1の電圧降下手段が制
御端子ct1・主端子mt1a間に供給するバイアス電
圧は逆バイアス電圧である必要が有る。ところが、図3
の実施例ではトランジスタ15のエミッタ接合(ベース
・エミッタ間PN接合)が前述した第1の電圧降下手段
に相当し、スイッチ16とダイオード5の間に有る抵抗
が前述した電流制限手段に相当するのであるが、スイッ
チ16がオンのとき上記エミッタ接合が電圧降下によっ
てそれ自体に供給するバイアス電圧は順電圧である。
【0036】図4の実施例は、図1の実施例において大
体Nチャネル型のトランジスタ2の代わりにNPN型の
トランジスタ17を使い、NPN型のトランジスタ4の
代わりにPNP型のトランジスタ18を使った駆動回路
である。このため、前述した可変電流制限手段は「トラ
ンジスタ18、ダイオード5及び抵抗13の接続体」に
よって構成され、コンデンサの充電経路におけるダイオ
ード5の接続位置が直流電源1側になっている。前記第
1、第3のスイッチング手段に駆動信号の順逆バイアス
電圧極性が互いに反対のものが使えるので、「使用する
前記第3のスイッチング手段の選択肢が増えて便利であ
る」という効果が図4の実施例を含め、後述する図6、
図8の各実施例に有る。
【0037】図5の実施例は、ほぼ図1の実施例におい
てトランジスタ2の代わりにトランジスタ19(IGB
T)を使い、トランジスタ4の代わりに「トランジスタ
4、18及び抵抗20が構成するサイリスタの等価回
路」を用いた様な駆動回路もしくは1方向性絶縁型スイ
ッチング回路である。その等価サイリスタの作用により
抵抗13の値をさらに大きくすることができるので、
「抵抗13の電流消費がさらに小さくなる」という効果
が図5の実施例を含め、後述する図6、図7、図9、図
11〜図13の各実施例などに有る。もちろん、その等
価サイリスタの代わりに本物のGTOサイリスタやSI
サイリスタを使うこともできるが、その場合、大きなゲ
ート逆バイアス電圧を供給しようとするならダイオード
5より大きな電圧降下を生じさせる電圧降下手段、例え
ば、複数のダイオードを同じ向きに直列接続したものや
抵抗、を使う必要が有る。また、直流電源1も電圧のよ
り大きいものを使う必要が有る。この事は後述する図
6、図7、図9、図11〜図13の各実施例などにも言
える。尚、抵抗13の代わりに定電流ダイオード、定電
流手段を使っても構わない。
【0038】図6の実施例は、ほぼ図4の実施例におい
てトランジスタ17の代わりにトランジスタ21(ノー
マリィ・オン型SIT)を使い、トランジスタ18の代
わりに「トランジスタ4、18及び抵抗20が構成する
サイリスタの等価回路」を用いた様な駆動回路もしくは
1方向性絶縁型スイッチング回路である。
【0039】図7の実施例は、請求項1又は3記載の駆
動回路に対応し、さらにダイオード6、7が有れば請求
項4記載の1方向性絶縁型スイッチング回路に対応す
る。図7の実施例ではサイリスタの等価回路を構成する
トランジスタ4、18の各エミッタ接合にベース逆バイ
アス用のダイオード5を1つずつ並列接続し、各ダイオ
ード5にサイリスタ28のゲート逆バイアス電流などが
流れる様にしたので、「その等価サイリスタのターン・
オフを速めたり、そのオフ状態の維持を安定化したり、
することができる」という効果が図7の実施例を含め、
図9、図11〜図18の各実施例に有る。
(参照:実開平4−35689号)
【0040】尚、2つのダイオード22と抵抗23はそ
の等価サイリスタの最大主電流を確実に制限するために
本発明者が設けた。さらに、それをもっと確実に制限す
るためにトランジスタ4側にも同様なものを設けても構
わない。反対に、2つのダイオード22を取り外し、抵
抗23の値をゼロにすれば、その最大主電流はトランジ
スタ4、18の両電流増幅率の積が1となる時の両コレ
クタ電流で決まる。また、本発明者は抵抗13をトラン
ジスタ4、18の両ベース間に接続しているが、その代
わりに定電流手段を接続することもできるし、一方のベ
ースと他方のエミッタの間に抵抗13又は定電流手段を
接続することもできるし、さらに一方のエミッタと他方
のベースの間に抵抗13又は定電流手段をもう1つ接続
することもできる。それから、ダイオード5の一方ある
いは両方を他の非可制御スイッチ、ツェナー・ダイオー
ド、定電圧手段、抵抗、又は、コレクタとベース(又は
ドレインとゲート)を接続したトランジスタに置き換え
ることも可能である。
【0041】図8の実施例は、請求項4記載の1方向性
絶縁型スイッチング回路などに対応し、図4の実施例と
対称関係にある1方向性絶縁型スイッチング回路を応用
した3端子スイッチング回路である。尚、上述の『対称
関係にある回路』の意味は「元の回路において『方向性
の有る各回路素子』の向きを反対にし、元のスイッチン
グ手段を『それと反対の順逆バイアス電圧極性を持つス
イッチング手段』で置き換えた回路」のことである。ま
た、図8中のトランジスタ30の回路部分の様に前述し
た第2のスイッチング手段と定電圧回路を組み合わせる
ことも考えられる。これによって直流電源1の電圧が大
き過ぎる場合、コンデンサ10の充電を速めたり、その
充電電圧を低く保つことができる。
【0042】図9の実施例は「第1発明の駆動回路」と
「第2発明の1方向性絶縁型スイッチング回路」を組み
合わせた3端子スイッチング回路で、図1、図7の両実
施例を応用して組み合わせた3端子スイッチング回路で
ある。図下側トランジスタ2の方は「請求項1又は2記
載の駆動回路」に対応し、図上側トランジスタ2の方は
「請求項1又は3記載の駆動回路」と「請求項4記載の
1方向性絶縁型スイッチング回路」それぞれに対応す
る。尚、図9の実施例の様に図9上側のトランジスタ2
側にダイオード6、7を接続して絶縁化することによっ
て始めて両トランジスタ2がオフのとき条件付きながら
直流電源1等とスイッチ端子t10を絶縁できる3端子
スイッチング回路を構成することができる。もちろん、
図9下側のトランジスタ2の内蔵ダイオードと「図9右
側に点線で接続を示す帰還ダイオード」がオフのときに
限る。この事は図8の実施例についても同様に言える。
【0043】図10の実施例は、第1発明の駆動回路を
応用した3端子スイッチング回路で、請求項1又は2記
載の駆動回路に対応し、ほぼ図1の実施例と対称関係に
ある駆動回路にトランジスタ2を接続した様な3端子ス
イッチング回路である。トランジスタ2の内蔵ダイオー
ドがダイオード6の役割を果たし、トランジスタ24だ
けでなくトランジスタ2にとっても駆動回路が形成され
ている。( 参照:実開平3−128332号 )
【0044】図11の実施例は、第1発明の駆動回路を
応用した3端子スイッチング回路で、請求項1又は3記
載の駆動回路に対応し、ほぼ図10の実施例においてト
ランジスタ18の代わりに「トランジスタ4、18等が
構成するサイリスタの等価回路」を使うためにトランジ
スタ2のドレイン側にダイオード25を接続した様な3
端子スイッチング回路である。図11の実施例ではスイ
ッチ端子t3から帰還電流がダイオード5、6を流れる
と、トランジスタ4はオフ制御されてしまう。これを防
ぎたいのなら、点線などで接続を示したダイオード26
と4つのダイオード27を接続すれば良い。
【0045】図12の実施例は、「請求項1又は3記載
の駆動回路」と「請求項7又は8記載の双方向性絶縁型
スイッチング回路」に対応し、ほぼ図7の実施例を応用
した双方向性絶縁型スイッチング回路である。一方のト
ランジスタ2の内蔵ダイオードが図7中のダイオード7
の役割を果たすと考えることもできるが、どちらのトラ
ンジスタ2も1方向だけ可制御な1方向可制御双方向ス
イッチで、請求項7記載中の双方向性スイッチング手段
に相当する。あるいは、両トランジスタ2の接続体が請
求項8記載中の双方向性スイッチング手段に相当し、両
ゲート端子の接続体と両ソース端子の接続体が請求項8
記載中の両駆動端子に相当し、両ドレイン端子が請求項
8記載中の両スイッチ端子に相当する。
【0046】図12の双方向性絶縁型スイッチング回路
の実施例にも、図1の1方向性絶縁型スイッチング回路
の実施例などと同様に『どちらかのトランジスタ2の内
蔵ダイオードとダイオード6が同時にオンとならない限
り』という条件付きながら『直流電源1と各スイッチ端
子t4、t5を常に絶縁できる』という効果が有る。ま
た、図12の実施例には直流電源1の電位が固定されて
いれば、スイッチ16がオンのとき、つまり、『両スイ
ッチ端子t4、t5間がオフのとき両スイッチ端子t
4、t5間をシールドできる』という効果も有る。なぜ
なら、両トランジスタ2のソースがダイオード6等を介
して直流電源1に接続される、からである。このため、
もし漏れ電流などが各オフ抵抗や各ドレイン・ソース両
電極間静電容量などを介して一方のスイッチ端子から他
方のスイッチ端子へ流れようとしても、その漏れ電流な
どは直流電源1の方に流れてしまい、その漏れ電流など
が両端子間を直接流れることは阻止される。
【0047】さらに、図12の双方向性絶縁型スイッチ
ング回路の実施例を2つ用意し、そのスイッチ端子同士
を接続すれば、後述する図17の実施例の様に双方向性
絶縁型3端子スイッチング回路を構成することができ
る。その際、両直流電源1を別々にしておいても良い
し、共通化して1つにまとめても良い。そして、両スイ
ッチ16を別々にしておいても良いし、後述する図18
の実施例の様に3端子スイッチ1つにまとめても良い。
【0048】図13の実施例は、「請求項1又は3記載
の駆動回路」と「請求項5記載の双方向性絶縁型スイッ
チング回路」に対応し、前述と同様『どちらかのダイオ
ード7とダイオード6が同時にオンとならない限り』と
いう条件付きながら『直流電源1と各スイッチ端子t
6、t7を常に絶縁できる』という効果を持つ。この回
路を2つ使っても同様に後述する図18の実施例の様に
双方向性絶縁型3端子スイッチング回路を構成すること
ができるし、図12、図13の両実施例を組み合わせて
も双方向性絶縁型3端子スイッチング回路を構成するこ
とができる。尚、残念ながら、そのブリッジ接続型整流
回路のためにこのタイプの双方向性絶縁型スイッチング
回路には前述した様なシールド機能は無い。これはコレ
クタに接続される2つのダイオードの間をシールドでき
ないからである。
【0049】図14の実施例は、「請求項1又は3記載
の駆動回路」、「請求項4記載の1方向性絶縁型スイッ
チング回路」及び「請求項6記載の双方向性絶縁型スイ
ッチング回路」に対応し、図1の実施例と同様に条件付
きながら『直流電源1と各スイッチ端子t8、t9の間
の絶縁機能』と『両スイッチ端子t8・t9間のシール
ド機能』を持つ。図14の実施例を2つ使って同様に双
方向性絶縁型3端子スイッチング回路を構成することも
できるし、図14の実施例と図12又は図13の実施例
を組み合わせて双方向性絶縁型3端子スイッチング回路
を構成することもできる。
【0050】図15の実施例は、「請求項1又は3記載
の駆動回路」と「請求項4記載の1方向性絶縁型スイッ
チング回路」に対応し、1方向性絶縁型3端子スイッチ
ング回路を構成している。2つの1方向性絶縁型スイッ
チング回路が同じ向きに直列接続されているが、両者を
内向きに又は外向きに直列接続した1方向性絶縁型3端
子スイッチング回路もまた可能である。また、両者を逆
並列接続すれば、図15の実施例は請求項6記載の双方
向性絶縁型スイッチング回路に対応する様になる。本発
明者は、各トランジスタ29を電圧降下手段として使っ
ているが、各バックゲート・ソース間を各コンデンサ1
0の電圧で逆バイアスすることにより各内蔵ダイオード
の作用を無くしている。各トランジスタ4のエミッタ接
合の順電圧が各内蔵ダイオード順電圧より小さければ、
各バックゲートを各ソースに直接接続しても構わない。
(参照:特開昭60−27227号)
【0051】図16の実施例は、「請求項1又は3記載
の駆動回路」と「請求項4記載の1方向性絶縁型スイッ
チング回路」に対応し、1方向性絶縁型3端子スイッチ
ング回路を構成している。2つの1方向性絶縁型スイッ
チング回路が内向きに直列接続されているが、両者を同
じ向きに又は外向きに直列接続した1方向性絶縁型3端
子スイッチング回路も可能である。また、両者を逆並列
接続すれば、図16の実施例は請求項6記載の双方向性
絶縁型スイッチング回路に対応する様になる。
【0052】図17の実施例は、「請求項1又は3記載
の駆動回路」と「請求項7又は8記載の双方向性絶縁型
スイッチング回路」に対応し、双方向性絶縁型3端子ス
イッチング回路を構成している。各トランジスタ4、1
8に接続する電圧降下手段としてダイオードと抵抗の並
列回路を使っているが、ダイオードと抵抗の直列回路を
使う方法も有る。
【0053】図18の実施例は、「請求項1又は3記載
の駆動回路」と「請求項5記載の双方向性絶縁型スイッ
チング回路」に対応し、双方向性絶縁型3端子スイッチ
ング回路を構成している。各バイポーラ・トランジスタ
に接続する電圧降下手段としてダイオードと抵抗の直列
回路を使っているが、ダイオードと抵抗の並列回路を使
う方法も有る。
【0054】図19の実施例は請求項1又は2記載の駆
動回路などに対応する。図19の実施例では前述した第
1、第2の電圧降下手段それぞれに「スイッチング手段
の駆動信号入力用に対を成さない制御端子と主端子を接
続したもの」が1つずつ、すなわち、「ゲート端子とド
レイン端子を接続したMOS・FET」と「ベース端子
とコレクタ端子を接続したNPN型トランジスタ」が使
われている。
【0055】最後に、以下の事を補足する。 a)図1、図3、図8、図9等の各実施例においてトラ
ンジスタ4の代わりにNチャネル型の、FET、MOS
・FET、IGBT、SIT又はプラス・ゲートのGT
Oサイリスタ等、駆動信号の順逆バイアス電圧極性がト
ランジスタ4と同じで、自己ターン・オフ機能を持つス
イッチング手段なら何でも使うことができる。ただし、
必要とする駆動用逆バイアス電圧の大きさに応じて電圧
降下手段の電圧降下を大きくする必要が有る。 b)図4、図10の各実施例においてトランジスタ18
の代わりにPチャネル型の、FET、MOS・FET、
IGBT、SIT又はマイナス・ゲートのGTOサイリ
スタ等、駆動信号の順逆バイアス電圧極性がトランジス
タ18と同じで、自己ターン・オフ機能を持つスイッチ
ング手段なら何でも使うことができる。ただし、必要と
する駆動用逆バイアス電圧の大きさに応じて電圧降下手
段の電圧降下を大きくする必要が有る。
【0056】c)図5〜図7、図9、図11〜図15、
図17、図18の各実施例においてサイリスタの等価回
路を形成するバイポーラ・トランジスタの一方もしくは
それぞれの代わりに駆動信号の順逆バイアス電圧極性が
それのと同じで、自己ターン・オフ機能を持つスイッチ
ング手段なら何でも使うことができる。ただし、必要と
する駆動用逆バイアス電圧の大きさに応じて電圧降下手
段の電圧降下を大きくする必要が有るし、その電圧降下
手段は双方向の通流電流に対して電圧降下を生じる必要
が有る。ノーマリィ・オン型SITの場合そのPN接合
もその電圧降下手段に含まれる。 d)前述した各電圧降下手段としてダイオードの他に抵
抗、抵抗とダイオードの直列回路または並列回路、定電
圧手段、ツェナー・ダイオード、2つのツェナー・ダイ
オードを逆向きに直列接続したもの、ノーマリィ・オフ
型スイッチング手段の駆動信号入力用に対を成さない制
御端子と主端子を接続したもの、これらを組み合わせた
もの、等が有る。
【0057】e)前述した様に条件付きで絶縁化した図
1、図4〜図7いずれか2つの1方向性絶縁型スイッチ
ング回路をスイッチ端子同士で同じ向きに、内向きに、
あるいは、外向きに直列接続した1方向性絶縁型3端子
スイッチング回路も可能である。 f)その中のいずれか2つの1方向絶縁型スイッチング
回路を両スイッチ端子同士で逆並列接続した双方向絶縁
型スイッチング回路も可能である。(請求項6記載の双
方向性絶縁型スイッチング回路に対応。) g)「その中のいずれか1つの1方向性絶縁型スイッチ
ング回路」と「その逆並列接続した双方向性絶縁型スイ
ッチング回路、図12〜図14の双方向性絶縁型スイッ
チング回路のいずれか1つ」をそのスイッチ端子同士で
直列接続した絶縁型3端子スイッチング回路もまた可能
である。ただし、その1方向性絶縁型スイッチング回路
の向きによってさらに種類が2倍になる。
【0058】h)「その逆並列接続した双方向性絶縁型
スイッチング回路、図12〜図14の双方向性絶縁型ス
イッチング回路などのいずれか2つ」をスイッチ端子同
士で直列接続した双方向性絶縁型3端子スイッチング回
路も可能である。 i)これまで述べて来た双方向性絶縁型スイッチング回
路のいずれか1つのスイッチ端子に点火コイル(点火用
昇圧変圧器)の1次コイルを接続した直列回路を所定の
数だけ並列接続すれば、所定の点火コイルすなわちその
2次側に接続される点火用放電ギャップを指定できる点
火配電回路を構成することができる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の駆動回路あるいは第2発明の1方向
性絶縁型スイッチング回路の1実施例を示す回路図であ
る。
【図2】従来の駆動回路あるいは1方向性絶縁型スイッ
チング回路の1例を示す回路図である。
【図3】第1発明の駆動回路の1実施例を示す回路図で
ある。
【図4〜図11】各図は第1発明の駆動回路あるいは第
2発明の1方向性絶縁型スイッチング回路の実施例を1
つずつ示す回路図である。
【図12】第1発明の駆動回路と第5発明の双方向性絶
縁型スイッチング回路共通の1実施例を示す回路図であ
る。
【図13】第1発明の駆動回路と第3発明の双方向性絶
縁型スイッチング回路共通の1実施例を示す回路図であ
る。
【図14】第1発明の駆動回路、第2発明の1方向性絶
縁型スイッチング回路および第4発明の双方向性絶縁型
スイッチング回路共通の1実施例を示す回路図である。
【図15〜図16】各図は第1発明の駆動回路と第2発
明の1方向性絶縁型スイッチング回路共通の実施例を1
つずつ示す回路図である。
【図17】第1発明の駆動回路と第5発明の双方向性絶
縁型スイッチング回路共通の1実施例を示す回路図であ
る。
【図18】第1発明の駆動回路と第3発明の双方向性絶
縁型スイッチング回路共通の1実施例を示す回路図であ
る。
【図19】第1発明の駆動回路と第2発明の1方向性絶
縁型スイッチング回路共通の1実施例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
t1〜t14 スイッチ端子 19 トランジスタ(IGBT) 21 トランジスタ(ノーマリィ・オン型SIT) 31 定電流ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03K 17/60 H03K 17/687 A 17/62 17/60 A 17/73 17/687 F 17/732 17/73 A D (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/687 H03K 17/60 H03K 17/62 H03K 17/73 H03K 17/732

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のスイッチング手段の駆動信号入力
    用に対を成す制御端子と主端子を制御端子ct1と主端
    子mt1aと呼ぶとしたときに、 前記第1のスイッチング手段と、 制御端子ct1にその一端が接続されるキャパシタンス
    手段と、 前記キャパシタンス手段の他端にその一端が接続される
    第2のスイッチング手段と、 前記第2のスイッチング手段の他端と主端子mt1aの
    間に接続される第1の直流電源手段と、 主端子mt1a・制御端子ct1間に有って、前記第2
    のスイッチング手段がオンのとき流れる前記キャパシタ
    ンス手段の充電電流が生じる電圧降下によって制御端子
    ct1・主端子mt1a間にバイアス電圧を供給する第
    1の電圧降下手段と、 前記充電電流の電流経路中に挿入され、前記充電電流の
    大きさを制限する電流制限手段と、 前記キャパシタンス手段と前記第1の電圧降下手段の直
    列回路の両端間に接続され、前記第2のスイッチング手
    段がオンの時よりオフの時の方がその電流制限作用が小
    さくなる可変電流制限手段、 を有することを特徴とする駆動回路。
  2. 【請求項2】 第3のスイッチング手段の駆動信号入力
    用に対を成す制御端子と主端子を制御端子ct3と主端
    子mt3aと呼ぶとしたときに、 前記可変電流制限手段が、 前記両端間に接続された前記第3のスイッチング手段
    と、 前記第2のスイッチング手段がオフのとき前記第3のス
    イッチング手段をオン方向へ駆動するオン方向駆動手段
    と、 前記充電電流の電流経路中に挿入され、前記充電電流が
    生じる電圧降下によって制御端子ct3・主端子mt3
    a間を逆バイアスする第2の電圧降下手段、 から構成されていることを特徴とする請求項1記載の駆
    動回路。
  3. 【請求項3】 第3のスイッチング手段の第1の駆動信
    号入力用に対を成す第1の制御端子と第1の主端子を制
    御端子ct3aと主端子mt3aと呼び、その第2の駆
    動信号入力用に対を成す第2の制御端子と第2の主端子
    を制御端子ct3bと主端子mt3bと呼ぶとしたとき
    に、そして、制御端子ct3a・主端子mt3a間と制
    御端子ct3b・主端子mt3b間の逆バイアス電圧極
    性が正反対であるとしたときに、 前記可変電流制限手段が、 前記両端間に接続された前記第3のスイッチング手段
    と、 前記第2のスイッチング手段がオフのとき前記第3のス
    イッチング手段をオン方向へ駆動するオン方向駆動手段
    と、 前記充電電流の電流経路中に挿入され、前記充電電流が
    生じる電圧降下によって制御端子ct3a・主端子mt
    3a間を逆バイアスする第2の電圧降下手段と、前記充
    電電流の電流経路中に挿入され、前記充電電流が生じる
    電圧降下によって制御端子ct3b・主端子mt3b間
    を逆バイアスする第3の電圧降下手段、から構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の駆動回路にお
    いて、 前記第1の電圧降下手段が供給する前記バイアス電圧が
    制御端子ct1・主端子mt1a間にとって逆バイアス
    電圧であり、 前記第1の直流電源手段・主端子mt1a間にその電源
    電圧方向に第1の非可制御スイッチング手段を挿入接続
    し、 主端子mt1aに第2の非可制御スイッチング手段を接
    続して前記第1のスイッチング手段と共に可制御な1方
    向性スイッチング手段を構成したことを特徴とする1方
    向性絶縁型スイッチング回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の1方向性絶縁型スイッチ
    ング回路において、その両整流出力端子間に前記第1の
    スイッチング手段が接続される様に前記第2の非可制御
    スイッチング手段と共に第3〜第5の非可制御スイッチ
    ング手段でブリッジ接続型整流回路を構成したことを特
    徴とする双方向性絶縁型スイッチング回路。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の1方向性絶縁型スイッチ
    ング回路と請求項4記載の1方向性絶縁型スイッチング
    回路を逆並列接続したことを特徴とする双方向性絶縁型
    スイッチング回路。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の1方向性絶縁型スイッチ
    ング回路において、前記第1のスイッチング手段に第1
    の双方向性スイッチング手段を用い、 前記第1の双方向性スイッチング手段と駆動信号の順逆
    バイアス電圧極性が同じである第2の双方向性スイッチ
    ング手段を前記第2の非可制御スイッチング手段の代わ
    りに用い、 前記双方向性スイッチング手段両方の制御端子同士を接
    続状態にしたことを特徴とする双方向性絶縁型スイッチ
    ング回路。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の1方向性絶縁型スイッチ
    ング回路において、前記1方向性スイッチング手段の代
    わりに双方向性スイッチング手段を使い、前記双方向性
    スイッチング手段が自分の駆動信号入力用に対を成す2
    つ駆動端子を持ち、 前記双方向性スイッチング手段の両スイッチ端子の間が
    オフのとき双方向に対してオフであり、しかも、そのと
    きその駆動端子対部と各前記スイッチ端子の間もオフで
    あり、 前記双方向性スイッチング手段がオンのとき前記両スイ
    ッチ端子と直接接続状態となる方の前記駆動端子を主端
    子mt1aとして使い、 そうならない方の前記駆動端子を制御端子ct1として
    使い、 両前記駆動端子間と制御端子ct1・主端子mt1a間
    のバイアス電圧極性が同じであることを特徴とする双方
    向性絶縁型スイッチング回路。
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