JP3320999B2 - 複数層射出成形機の射出成形方法 - Google Patents

複数層射出成形機の射出成形方法

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JP3320999B2
JP3320999B2 JP32762596A JP32762596A JP3320999B2 JP 3320999 B2 JP3320999 B2 JP 3320999B2 JP 32762596 A JP32762596 A JP 32762596A JP 32762596 A JP32762596 A JP 32762596A JP 3320999 B2 JP3320999 B2 JP 3320999B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1603Multi-way nozzles specially adapted therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型内のキャビテ
ィ部に対してスキン層樹脂およびコア層樹脂を各射出ユ
ニットからそれぞれ圧入して成形する複数層射出成形機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、材料コストや資源の有
効利用等の観点から、低品質や低価格のコア層樹脂の全
部や一部を所望のスキン層樹脂で被覆した成形品を製造
することが要望されており、例えば特開平2−3077
12号公報においては、上記の成形品を一回の処理動作
で成形することができる複数層射出成形機が開示されて
いる。
【0003】即ち、複数層射出成形機は、図6に示すよ
うに、内部温度を所定温度以上に昇温可能な加熱筒51
と、加熱筒51内に回転可能に設けられた押出スクリュ
ー52とを有したスキン層用射出ユニット56およびコ
ア層用射出ユニット57を有している。これらの射出ユ
ニット56・57は、ノズル部材54に接合されてお
り、ノズル部材54の内部には、図7(a)〜(c)に
示すように、スキン層樹脂流路54aおよびコア層樹脂
流路54bが形成されていると共に、これらの樹脂流路
54a・54bを開閉する内側トーピード58が設けら
れている。
【0004】そして、射出成形する際には、図7(a)
に示すように、内側トーピード58を前進させて両樹脂
流路54a・54bを閉栓しておき、各射出ユニット5
6・57からスキン層樹脂およびコア層樹脂を射出しな
がら内側トーピード58を後退させることによって、図
7(c)に示すように、スキン層樹脂流路54aのみを
開栓してスキン層樹脂を図6の金型55内に圧入する。
この後、図7(b)に示すように、内側トーピード58
を中間位置に前進させて両樹脂流路54a・54bを開
栓することによって、スキン層樹脂でコア層樹脂を被覆
しながら圧入するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数層射出
成形機は、スキン層樹脂による被覆面にコア層樹脂が出
現すると、このコア層樹脂が後工程における不良原因と
なるため、スキン層樹脂によりコア層樹脂を確実に被覆
できることが極めて重要である。
【0006】しかしながら、上記従来の構成では、内側
トーピード58の進退移動により両樹脂流路54a・5
4bを開閉するため、各樹脂流路54a・54bの開口
径を個別に制御することができない。従って、コア層樹
脂をスキン層樹脂により確実に被覆させるように、コア
層樹脂の圧入量をコア層樹脂流路54bの開口径を操作
して微調整しようとしても、スキン層樹脂流路54aの
開口径がコア層樹脂流路54bと共に操作されるため、
コア層樹脂をスキン層樹脂に対して所望の比率で圧入す
ることが困難であるという問題がある。
【0007】特に、内側トーピード58の進退移動によ
り両樹脂流路54a・54bを開閉すると、圧入の開始
時において、図7(a)に示すように、内側トーピード
58により両樹脂流路54a・54bを閉栓した状態か
ら、図7(c)に示すように、内側トーピード58を後
退させてスキン層樹脂流路54aを開栓する際に、図7
(b)に示すように、両樹脂流路54a・54bが開栓
した状態となる。従って、圧入の開始時においては、コ
ア層樹脂流路54bからコア層樹脂がスキン層樹脂に混
入する可能性があるため、コア層樹脂をスキン層樹脂に
より確実に被覆させることが極めて困難になっている。
【0008】従って、本発明は、コア層樹脂をスキン層
樹脂により確実に被覆させることができる複数層射出成
形機を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、金型内に形成されたキャビティ
部に対してコア層用射出ユニットおよびスキン層用射出
ユニットからコア層樹脂およびスキン層樹脂をそれぞれ
圧入することによって、前記コア層樹脂を前記スキン層
樹脂により被覆した成形品を成形するものであり、前記
コア層用射出ユニットから前記キャビティ部への樹脂流
路を開閉する流路開閉手段を有した複数層射出成形機の
射出成形方法であって、前記コア層樹脂を樹脂流路の開
栓により前記スキン層樹脂と共に圧入した後、該スキン
層樹脂の圧入期間内に、前記コア層樹脂の圧入を終了し
て前記コア層樹脂の樹脂流路を一旦閉栓した後、前記コ
ア層樹脂の樹脂流路を開栓することによって、該コア層
樹脂の樹脂流路に前記スキン層樹脂を逆流させた後、該
コア層樹脂の樹脂流路を閉栓することを特徴としてい
る。これにより、スキン層樹脂の圧入開始時に、コア層
樹脂の樹脂流路を閉栓しておくことによって、コア層樹
脂がスキン層樹脂に混入することを防止することができ
る。また、コア層樹脂の樹脂流路を流路開閉手段で操作
することによりコア層樹脂の圧入量のみを微調整するこ
とができるため、圧入時においてコア層樹脂をスキン層
樹脂に対して所望の比率で圧入することができる。従っ
て、圧入開始時および圧入時の全期間において、コア層
樹脂をスキン層樹脂により確実に被覆させることができ
るようになっている。また、コア層樹脂の圧入完了後
に、コア層樹脂の樹脂流路にスキン層樹脂を積極的に逆
流させることによって、次回のスキン層樹脂の圧入開始
時に、コア層樹脂の樹脂流路において多少の漏洩や開栓
のタイミングのずれが生じても、スキン層樹脂のみを漏
洩させるようにしてコア層樹脂がスキン層樹脂に混入す
ることを確実に防止することができる。従って、コア層
樹脂をスキン層樹脂により一層確実に被覆させることが
できるようになっている。
【0010】請求項2の発明は、支持部材に固定された
固定金型に移動金型を押圧して型締めすることにより形
成されたキャビティ部に対してコア層用射出ユニットお
よびスキン層用射出ユニットからコア層樹脂およびスキ
ン層樹脂をそれぞれ圧入することによって、前記コア層
樹脂を前記スキン層樹脂により被覆した成形品を成形す
ものであり、前記固定金型を前記支持部材に固定させ
るように、これら固定金型および支持部材間に介装され
る連結装置本体と、前記連結装置本体に設けられ、前記
キャビティ部と前記各射出ユニットとを連通させる樹脂
流路を備えた樹脂流路手段と、前記連結装置本体に設け
られ、前記コア層用射出ユニットから前記キャビティ部
への樹脂流路を開閉する流路開閉手段とを有した複数層
射出成形機の射出成形方法であって、前記コア層樹脂を
樹脂流路の開栓により前記スキン層樹脂と共に圧入した
後、該スキン層樹脂の圧入期間内に、前記コア層樹脂の
圧入を終了して前記コア層樹脂の樹脂流路を一旦閉栓し
た後、前記コア層樹脂の樹脂流路を開栓することによっ
て、該コア層樹脂の樹脂流路に前記スキン層樹脂を逆流
させた後、該コア層樹脂の樹脂流路を閉栓することを
徴としている。これにより、連結装置本体および樹脂流
路手段の設計仕様を既存の金型や射出成形機に合わせる
ことによって、これらの既存の金型や射出成形機をその
ままの状態で利用して複数層射出成形機とすることがで
きる。従って、既存の設備機器を有効利用しながら任意
の層数用の複数層射出成形機を得ることが可能になって
いると共に、このようにして得られた複数層射出成形機
による圧入開始時および圧入時の全期間において、コア
層樹脂をスキン層樹脂により確実に被覆させることがで
きるようになっている。また、コア層樹脂の圧入完了後
に、コア層樹脂の樹脂流路にスキン層樹脂を積極的に逆
流させることによって、次回のスキン層樹脂の圧入開始
時に、コア層樹脂の樹脂流路において多少の漏洩や開栓
のタイミングのずれが生じても、スキン層樹脂のみを漏
洩させるようにしてコア層樹脂がスキン層樹脂に混入す
ることを確実に防止することができる。従って、コア層
樹脂をスキン層樹脂により一層確実に被覆させることが
できるようになっている。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図5に基づいて以下に説明する。本実施形態に係る複数
層射出成形機は、図3に示すように、型締ベース1と射
出ユニット載置台2とを有している。型締ベース1の両
端部には、支持部材3a・3bが縦設されており、支持
部材3a・3b間には、棒状のガイド部材4…が各コー
ナー部に横設されている。また、図中右側に位置する一
方の支持部材3aには、金型開閉シリンダ5がシリンダ
ロッド5aを他方側の支持部材3bに対向させるように
設けられており、シリンダロッド5aの先端部には、ガ
イド係合部材6が設けられている。そして、ガイド係合
部材6の各コーナー部には、上述のガイド部材4…が摺
動自在に貫挿されており、このガイド係合部材6は、ガ
イド部材4…に沿って移動することによって、金型開閉
シリンダ5のシリンダロッド5aによる進退方向を規制
するようになっている。
【0013】上記のガイド係合部材6には、型盤7を介
して移動金型8が設けられている。移動金型8には、射
出ユニット連結装置10の背面に接合された固定金型9
が対向されており、射出ユニット連結装置10は、前面
の外周部が他方側の支持部材3bに固設されている。こ
れにより、固定金型9は、射出ユニット連結装置10を
介して他方側の支持部材3bに固設された状態となって
おり、移動金型8と固定金型9とは、移動金型8が金型
開閉シリンダ5により固定金型9に当接して型締めされ
ることによりキャビティ部11を内部に形成するように
なっている。
【0014】上記のキャビティ部11には、成形品の内
部を構成するコア層と、このコア層を被覆するスキン層
とからなる2種類の樹脂が射出ユニット連結装置10を
介して同時に圧入されるようになっている。尚、これら
の樹脂は、色や機能が異なったものであっても良いし、
成形品を回収および再生した樹脂をコア層に使用するよ
うになっていても良い。上記のコア層の樹脂(コア層樹
脂)およびスキン層の樹脂(スキン層樹脂)は、コア層
用射出ユニット12およびスキン層用射出ユニット13
からそれぞれ供給されるようになっている。コア層用射
出ユニット12は、支持部材3bの上面に固設されたス
ライド機構14に設けられている。スライド機構14
は、コア層用射出ユニット12のノズル部12aの軸心
が型締め方向に対して直交するようにコア層用射出ユニ
ット12を昇降可能に支持しており、キャビティ部11
への樹脂の供給時にコア層用射出ユニット12のノズル
部12aを射出ユニット連結装置10の側面に当接させ
るようになっている。一方、スキン層用射出ユニット1
3は、ノズル部13aの軸心が型締め方向に対して平行
となるように射出ユニット載置台2上に進退移動可能に
設けられており、キャビティ部11への樹脂の供給時に
ノズル部13aが射出ユニット連結装置10の前面に当
接されるようになっている。
【0015】上記のノズル部12a・13aが当接され
る射出ユニット連結装置10は、図5に示すように、固
定金型9に接合される金型接合盤15と、支持部材3b
に固設される固定盤16とを有している。金型接合盤1
5と固定盤16とは、図4にも示すように、所定間隔を
離隔して対向するように複数のボルト17…を介して締
結されている。そして、図5に示すように、これらの金
型接合盤15および固定盤16の間には、コア層樹脂の
周囲をスキン層樹脂で覆うように両樹脂を集合しながら
キャビティ部11に供給する樹脂層形成機構18が設け
られている。
【0016】上記の樹脂層形成機構18は、図1にも示
すように、雄側積層部材19と雌側積層部材20と樹脂
導入部材21と流路開閉部材22とを有している。雄側
積層部材19は、固定盤16の中心部において貫設され
ており、先端部がスキン層用射出ユニット13のノズル
部13aに当接するように設定されている。雄側積層部
材19の先端部には、ノズル部13aの先端部に面状に
当接するように凹湾曲部19aが形成されており、凹湾
曲部19aの中心部(底部)には、ノズル部13aから
の樹脂を導通させるスキン層用流路19bの一端が開口
されている。そして、このスキン層用流路19bは、雄
側積層部材19の軸心方向に形成された後、軸心を中心
として複数方向(例えば4方向)に分岐され、他方側の
壁面の複数箇所において開口するように形成されてい
る。
【0017】上記のスキン層用流路19bが複数箇所に
開口される雄側積層部材19の他方側には、円錐形状に
形成された傾斜凸部19cが形成されている。そして、
この傾斜凸部19cの傾斜壁面には、上述のコア層用流
路19dが開口されている。また、傾斜凸部19cの頂
部には、コア層用流路19dの一端が開口されており、
コア層用流路19dは、雄側積層部材19(傾斜凸部1
9c)の軸心方向に形成された後、金型接合盤15およ
び固定盤16の中心位置において直角方向に曲折され、
スキン層用流路19bの分岐路の間を通過して側壁面に
開口するように形成されている。また、このコア層用流
路19dの曲折部には、閉鎖路19eが連通されてお
り、閉鎖路19eは、コア層用流路19dの曲折方向と
は反対方向の側壁面に開口するように形成されている。
【0018】上記の構成を有した雄側積層部材19は、
雌側積層部材20に嵌合されている。雌側積層部材20
は、金型接合盤15の中心部において貫設されており、
この雌側積層部材20の固定金型9側の先端部には、集
合路20aの一端が開口されている。集合路20aは、
上述の傾斜凸部19c方向に形成された後、傾斜凸部1
9cの傾斜壁面に対して一定の間隔を維持するように口
径を拡大しながら雄側積層部材19の端面で閉塞される
ように形成されている。また、雌側積層部材20の側面
壁には、コア層用流路20cおよび閉鎖路20bの一端
が開口されており、これらのコア層用流路20cおよび
閉鎖路20bの他端は、上述の雄側積層部材19のコア
層用流路19dおよび閉鎖路19eに連通されている。
そして、このようにしてコア層用流路20cと曲折後の
コア層用流路19dと閉鎖路19eと閉鎖路20bとが
連通されることによって、直線状の貫通孔が雄側積層部
材19および雌側積層部材20にかけて型締め方向とは
直角方向に形成されるようになっている。
【0019】上記の雌側積層部材20の一方側の側壁面
には、管形状の樹脂導入部材21がコア層用流路20c
に連通するように固設されている。樹脂導入部材21
は、図5に示すように、金型接合盤15および固定盤1
6間において雌側積層部材20側の中心部から外周部に
到達するように形成されており、外周部側の端部には、
アダプター部材23が設けられている。そして、このア
ダプター部材23には、上述のコア層用射出ユニット1
2のノズル部12aが当接されるようになっている。
【0020】一方、雌側積層部材20の他方側の側壁面
には、例えば油圧シリンダからなる流路開閉部材22が
設けられている。流路開閉部材22は、図1に示すよう
に、進退移動可能な閉栓部材22aを有しており、閉栓
部材22aは、閉鎖路20b・19eに液密状態に挿通
されている。そして、流路開閉部材22は、閉栓部材2
2aを進出させることによりコア層用流路19dを曲折
部において閉栓状態にするようになっている一方、閉栓
部材22aを後退させることによりコア層用流路19d
を開栓状態にするようになっている。また、閉栓部材2
2aの先端部は、コア層用流路19dの曲折半径に対応
した湾曲面とされており、コア層用流路19dを開栓状
態としたときに、曲折部における樹脂の流動抵抗を低減
させるようになっている。
【0021】上記の構成において、複数層射出成形機の
動作について説明する。先ず、図3に示すように、型締
ベース1上に支持部材3a・3bを介して設けられた金
型開閉シリンダ5および金型8・9と、射出ユニット載
置台2上に設置されたスキン層用射出ユニット13とを
備えた単層用の射出成形機が既に存在している場合にお
いて、この射出成形機を2層用の複数層射出成形機とし
て使用するときには、射出ユニット連結装置10とスラ
イド機構14とコア層用射出ユニット12とが組み付け
られる。
【0022】即ち、図5に示すように、固定盤16を支
持部材3bに取り付けることによって、射出ユニット連
結装置10を支持部材3bに固設する。そして、金型接
合盤15に固定金型9を取り付けることによって、固定
金型9が射出ユニット連結装置10を介して支持部材3
bに固設された状態にする。この後、図3に示すよう
に、スライド機構14を支持部材3bの上端部に取り付
けた後、このスライド機構14にコア層用射出ユニット
12を取り付けることによって、2層用の複数層射出成
形機とする。
【0023】次に、コア層用射出ユニット12およびス
キン層用射出ユニット13の図示しないホッパにコア層
樹脂およびスキン層樹脂をそれぞれ投入する。そして、
図1に示すように、コア層用射出ユニット12およびス
キン層用射出ユニット13のノズル部12a・13aを
アダプター部材23および雄側積層部材19にそれぞれ
当接させることによって、射出成形の準備を完了する。
【0024】この後、図示しない成形開始ボタン等の押
圧により射出成形の開始が指示されると、複数層射出成
形機は、図3に示すように、金型開閉シリンダ5により
移動金型8を固定金型9方向に移動させ、固定金型9に
対して所定の押圧力で移動金型8を押し付けて型締めを
行う。そして、型締めにより金型8・9内にキャビティ
部11が形成されると、図1および図2に示すように、
スキン層用射出ユニット13にスキン層樹脂を装填して
加熱し、溶融状態となったスキン層樹脂をコア層樹脂に
先立って吐出させる。この際、コア層用流路19dは、
流路開閉部材22を閉栓部材22aを二点鎖線のように
進出させることにより閉栓されている。従って、コア層
用流路19dが閉栓部材22aにより完全に閉栓されて
いるため、吐出されるスキン層樹脂にコア層樹脂が混入
することがない。
【0025】上記のスキン層樹脂は、ノズル部13aを
介して射出ユニット連結装置10のスキン層用流路19
bに流入し、スキン層用流路19bにおいて複数方向に
分岐されながら進行する。そして、スキン層樹脂がスキ
ン層用流路19bをさらに進行することによって、雄側
積層部材19の傾斜凸部19cと雌側積層部材20の集
合路20aとの隙間に流出し、傾斜凸部19cの傾斜壁
面を完全に覆いながら固定金型9方向に流動する。
【0026】一方、スキン層樹脂が吐出されてから所定
の待ち時間が経過すると、流路開閉部材22の閉栓部材
22aを後退させることによって、コア層用流路19d
を開栓状態にする。そして、コア層用射出ユニット12
にコア層樹脂を装填して加熱し、溶融状態となったコア
層樹脂をスキン層樹脂の吐出圧よりも低い圧力で吐出さ
せる。コア層樹脂は、樹脂導入部材21を介して雌側積
層部材20および雄側積層部材19のコア層用流路20
c・19dに流入し、閉栓部材22aにより進行方向が
曲折された後、傾斜凸部19cの先端部から流出する。
この際、傾斜凸部19cの先端部には、先立って吐出さ
れたスキン層樹脂が傾斜凸部19cの傾斜壁面に沿って
集合している。従って、傾斜凸部19cの先端部から流
出したコア層樹脂は、周囲をスキン層樹脂に完全に被覆
されながら、スキン層樹脂と共にコア層用流路20cを
通過して固定金型9のキャビティ部11に圧入されるこ
とになる。
【0027】上記のスキン層樹脂およびコア層樹脂の圧
入は、図2に示すように、スキン層樹脂がコア層樹脂よ
りも高圧で圧入されるように設定されている。そして、
コア層樹脂の射出をスキン層樹脂の射出に先立って終了
し、図1に示すように、流路開閉部材22に対して閉栓
部材22aを進出させることによりコア層用流路19d
を閉栓する。この後、スキン層樹脂の保圧期間におい
て、流路開閉部材22に対して閉栓部材22aを後退さ
せることによりコア層用流路19dを開栓することによ
って、集合路20aに存在するスキン層樹脂をコア層用
流路19d・20cに逆流させる。そして、十分な量の
スキン層樹脂がコア層用流路19d・20cに充填され
たと考えられる時間の経過後に、閉栓部材22aを進出
させることによって、コア層用流路19dを閉栓する。
【0028】このようにして、スキン層樹脂およびコア
層樹脂を所定量単位で圧入し、1回分の射出成形が完了
すると、待機状態になり、次の射出成形の開始が指示さ
れたときに、上述の一連の動作を再度繰り返すことにな
る。これにより、閉栓部材22aにより閉栓されたコア
層用流路19dにスキン層樹脂のみが存在するため、次
回の射出形成における圧入初期において、コア層樹脂の
スキン層樹脂への混入を確実に防止しながら圧入するこ
とが可能になっている。
【0029】以上のように、本実施形態の複数層射出成
形機は、金型8・9内に形成されたキャビティ部11に
対してコア層用射出ユニット12およびスキン層用射出
ユニット13からコア層樹脂およびスキン層樹脂をそれ
ぞれ圧入することによって、コア層樹脂をスキン層樹脂
により被覆した成形品を成形するものであり、コア層用
射出ユニット12からキャビティ部11へのコア層用流
路19d(樹脂流路)を開閉する流路開閉部材22(流
路開閉手段)を有した構成にされている。尚、本実施形
態においては、流路開閉部材22が油圧シリンダにより
構成されているが、エアーシリンダやネジ駆動、リンク
機構等の閉栓部材22aを進退移動させる構成であれば
良い。
【0030】これにより、スキン層樹脂の圧入開始時
に、コア層用流路19dを閉栓しておくことによって、
コア層樹脂がスキン層樹脂に混入することを防止するこ
とができる。また、閉栓部材22aの進出量を調整する
ことによりコア層樹脂の圧入量のみを微調整することが
できるため、圧入時においてコア層樹脂をスキン層樹脂
に対して所望の比率で圧入することができる。従って、
圧入開始時および圧入時の全期間において、コア層樹脂
をスキン層樹脂により確実に被覆させることができるよ
うになっている。
【0031】また、本実施形態の複数層射出成形機は、
固定金型9を支持部材3bに固定させるように、これら
固定金型9および支持部材3b間に介装される連結装置
本体(金型接合盤15、固定盤16)と、連結装置本体
に設けられ、キャビティ部11と各射出ユニット12・
13とを連通させる樹脂流路(スキン層用流路19b、
コア層用流路19d等)を備えた樹脂流路手段(雄側積
層部材19、雌側積層部材20、樹脂導入部材21)
と、連結装置本体に設けられ、コア層用射出ユニット1
2からキャビティ部11へのコア層用流路19dを開閉
する流路開閉部材22とを有した構成にされている。
【0032】これにより、さらに、金型接合盤15や雄
側積層部材19等の設計仕様を既存の固定金型9や射出
成形機に合わせることによって、これらの既存の固定金
型9や射出成形機をそのままの状態で利用して複数層射
出成形機とすることができる。従って、既存の設備機器
を有効利用しながら複数層射出成形機を得ることが可能
になっている。
【0033】また、本実施形態においては、コア層樹脂
をコア層用流路19dの開栓によりスキン層樹脂と共に
圧入した後、コア層用流路19dを開栓して圧入を開始
し、スキン層樹脂の圧入期間内に、コア層樹脂の圧入を
終了して一旦閉栓した後、コア層用流路19dにスキン
層樹脂を逆流させるように、コア層用流路19dを再度
所定時間開栓する構成にされている。尚、本実施形態に
おいては、図2に示すように、圧入期間中の保圧時にコ
ア層用流路19dを開栓するようになっているが、これ
に限定されることはなく、スキン層樹脂の射出時にコア
層用流路19dを所定時間開栓するようになっていても
良い。
【0034】これにより、コア層樹脂の圧入完了後に、
コア層樹脂のコア層用流路19dにスキン層樹脂を積極
的に逆流されることによって、次回のスキン層樹脂の圧
入開始時に、コア層用流路19dにおいて多少の漏洩や
開栓のタイミングのずれが生じても、コア層樹脂がスキ
ン層樹脂に混入することを確実に防止することができ
る。従って、コア層樹脂をスキン層樹脂により一層確実
に被覆させることができるようになっている。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明は、金型内に形成された
キャビティ部に対してコア層用射出ユニットおよびスキ
ン層用射出ユニットからコア層樹脂およびスキン層樹脂
をそれぞれ圧入することによって、前記コア層樹脂を前
記スキン層樹脂により被覆した成形品を成形するもので
あり、前記コア層用射出ユニットから前記キャビティ部
への樹脂流路を開閉する流路開閉手段を有した複数層射
出成形機の射出成形方法であって、前記コア層樹脂を樹
脂流路の開栓により前記スキン層樹脂と共に圧入した
後、該スキン層樹脂の圧入期間内に、前記コア層樹脂の
圧入を終了して前記コア層樹脂の樹脂流路を一旦閉栓し
た後、前記コア層樹脂の樹脂流路を開栓することによっ
て、該コア層樹脂の樹脂流路に前記スキン層樹脂を逆流
させた後、該コア層樹脂の樹脂流路を閉栓する構成であ
る。これにより、スキン層樹脂の圧入開始時に、コア層
樹脂の樹脂流路を閉栓しておくことによって、コア層樹
脂がスキン層樹脂に混入することを防止することができ
る。また、コア層樹脂の樹脂流路を流路開閉手段で操作
することによりコア層樹脂の圧入量のみを微調整するこ
とができるため、圧入時においてコア層樹脂をスキン層
樹脂に対して所望の比率で圧入することができる。従っ
て、圧入開始時および圧入時の全期間において、コア層
樹脂をスキン層樹脂により確実に被覆させることができ
るという効果を奏する。また、コア層樹脂の圧入完了後
に、コア層樹脂の樹脂流路にスキン層樹脂を積極的に逆
流させることによって、次回のスキン層樹脂の圧入開始
時に、コア層樹脂の樹脂流路において多少の漏洩や開栓
のタイミングのずれが生じても、スキン層樹脂のみを漏
洩させるようにしてコア層樹脂がスキン層樹脂に混入す
ることを確実に防止することができる。従って、コア層
樹脂をスキン層樹脂により一層確実に被覆させることが
できるという効果を奏する。
【0036】請求項2の発明は、支持部材に固定された
固定金型に移動金型を押圧して型締めすることにより形
成されたキャビティ部に対してコア層用射出ユニットお
よびスキン層用射出ユニットからコア層樹脂およびスキ
ン層樹脂をそれぞれ圧入することによって、前記コア層
樹脂を前記スキン層樹脂により被覆した成形品を成形す
ものであり、前記固定金型を前記支持部材に固定させ
るように、これら固定金型および支持部材間に介装され
る連結装置本体と、前記連結装置本体に設けられ、前記
キャビティ部と前記各射出ユニットとを連通させる樹脂
流路を備えた樹脂流路手段と、前記連結装置本体に設け
られ、前記コア層用射出ユニットから前記キャビティ部
への樹脂流路を開閉する流路開閉手段とを有した複数層
射出成形機の射出成形方法であって、前記コア層樹脂を
樹脂流路の開栓により前記スキン層樹脂と共に圧入した
後、該スキン層樹脂の圧入期間内に、前記コア層樹脂の
圧入を終了して前記コア層樹脂の樹脂流路を一旦閉栓し
た後、前記コア層樹脂の樹脂流路を開栓することによっ
て、該コア層樹脂の樹脂流路に前記スキン層樹脂を逆流
させた後、該コア層樹脂の樹脂流路を閉栓する構成であ
る。これにより、連結装置本体および樹脂流路手段の設
計仕様を既存の金型や射出成形機に合わせることによっ
て、これらの既存の金型や射出成形機をそのままの状態
で利用して複数層射出成形機とすることができる。従っ
て、既存の設備機器を有効利用しながら任意の層数用の
複数層射出成形機を得ることが可能になっていると共
に、このようにして得られた複数層射出成形機による圧
入開始時および圧入時の全期間において、コア層樹脂を
スキン層樹脂により確実に被覆させることができるとい
う効果を奏する。また、コア層樹脂の圧入完了後に、コ
ア層樹脂の樹脂流路にスキン層樹脂を積極的に逆流させ
ることによって、次回のスキン層樹脂の圧入開始時に、
コア層樹脂の樹脂流路において多少の漏洩や開栓のタイ
ミングのずれが生じても、スキン層樹脂のみを漏洩させ
るようにしてコア層樹脂がスキン層樹脂に混入すること
を確実に防止することができる。従って、コア層樹脂を
スキン層樹脂により一層確実に被覆させることができる
という効果を奏する。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】射出ユニット連結装置の要部を拡大して示す断
面図である。
【図2】各射出ユニットによる圧入状態を示す説明図で
ある。
【図3】複数層射出成形機の概略構成図である。
【図4】射出ユニット連結装置の平面図である。
【図5】図4における射出ユニット連結装置のA−A線
矢視断面図である。
【図6】従来の複数層射出成形機の概略構成図である。
【図7】ノズル部材の状態を示す説明図であり、(a)
は両樹脂流路を閉栓した状態、(b)は両樹脂流路を開
栓した状態、(c)はスキン層樹脂流路のみを開栓した
状態である。
【符号の説明】
1 型締ベース 2 射出ユニット載置台 3a・3b 支持部材 4 ガイド部材 5 金型開閉シリンダ 6 ガイド係合部材 7 型盤 8 移動金型 9 固定金型 10 射出ユニット連結装置 11 キャビティ部 12 コア層用射出ユニット 13 スキン層用射出ユニット 14 スライド機構 15 金型接合盤 16 固定盤 17 ボルト 18 樹脂層形成機構 19 雄側積層部材 20 雌側積層部材 21 樹脂導入部材 22 流路開閉部材 23 アダプター部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−128796(JP,A) 特開 昭61−268421(JP,A) 特開 昭51−24662(JP,A) 特開 平7−9488(JP,A) 特開 昭53−134062(JP,A) 特開 昭50−77463(JP,A) 特開 昭62−71619(JP,A) 特開 昭61−297116(JP,A) 特公 昭57−53173(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/16 B29C 45/13 B29C 45/23

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型内に形成されたキャビティ部に対し
    てコア層用射出ユニットおよびスキン層用射出ユニット
    からコア層樹脂およびスキン層樹脂をそれぞれ圧入する
    ことによって、前記コア層樹脂を前記スキン層樹脂によ
    り被覆した成形品を成形するものであり、前記コア層用
    射出ユニットから前記キャビティ部への樹脂流路を開閉
    する流路開閉手段を有した複数層射出成形機の射出成形
    方法であって、前記コア層樹脂を樹脂流路の開栓により
    前記スキン層樹脂と共に圧入した後、該スキン層樹脂の
    圧入期間内に、前記コア層樹脂の圧入を終了して前記コ
    ア層樹脂の樹脂流路を一旦閉栓した後、前記コア層樹脂
    の樹脂流路を開栓することによって、該コア層樹脂の樹
    脂流路に前記スキン層樹脂を逆流させた後、該コア層樹
    脂の樹脂流路を閉栓することを特徴とする複数層射出成
    形機の射出成形方法。
  2. 【請求項2】 支持部材に固定された固定金型に移動金
    型を押圧して型締めすることにより形成されたキャビテ
    ィ部に対してコア層用射出ユニットおよびスキン層用射
    出ユニットからコア層樹脂およびスキン層樹脂をそれぞ
    れ圧入することによって、前記コア層樹脂を前記スキン
    層樹脂により被覆した成形品を成形するものであり、
    記固定金型を前記支持部材に固定させるように、これら
    固定金型および支持部材間に介装される連結装置本体
    と、前記連結装置本体に設けられ、前記キャビティ部と
    前記各射出ユニットとを連通させる樹脂流路を備えた樹
    脂流路手段と、前記連結装置本体に設けられ、前記コア
    層用射出ユニットから前記キャビティ部への樹脂流路を
    開閉する流路開閉手段とを有した複数層射出成形機の射
    出成形方法であって、前記コア層樹脂を樹脂流路の開栓
    により前記スキン層樹脂と共に圧入した後、該スキン層
    樹脂の圧入期間内に、前記コア層樹脂の圧入を終了して
    前記コア層樹脂の樹脂流路を一旦閉栓した後、前記コア
    層樹脂の樹脂流路を開栓することによって、該コア層樹
    脂の樹脂流路に前記スキン層樹脂を逆流させた後、該コ
    ア層樹脂の樹脂流路を閉栓することを特徴とする複数層
    射出成形機の射出成形方法。
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