JP3319768B2 - たばこ葉粒子をふるい分けするための装置 - Google Patents
たばこ葉粒子をふるい分けするための装置Info
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- A24B1/04—Sifting, sorting, cleaning or removing impurities from tobacco
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- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
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- A24B5/10—Stripping tobacco; Treatment of stems or ribs by crushing the leaves with subsequent separating
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たばこ葉粒子流内の繊
維状たばこ葉粒子を送り方向に整向するために互いに並
列すると共に送り方向に延びる溝形形状部を上面に備え
た振動コンベヤ並びに前記上面から短いたばこ葉粒子を
落下させる開口とを備えた、たばこ葉粒子流れから繊維
状たばこ葉粒子を分離する、たばこ葉粒子をふるい分け
するための装置に関する。
維状たばこ葉粒子を送り方向に整向するために互いに並
列すると共に送り方向に延びる溝形形状部を上面に備え
た振動コンベヤ並びに前記上面から短いたばこ葉粒子を
落下させる開口とを備えた、たばこ葉粒子流れから繊維
状たばこ葉粒子を分離する、たばこ葉粒子をふるい分け
するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】たばこ葉からシガレット或いは類似の喫
煙可能な物質を造るためには、繊維状に細刻されたたば
こ葉が、シガレット連続体製造機のいわゆる分配機内に
フリース形成の下に拡散され、弛緩されたシャワーの形
で回転する吸気コンベヤ上に補集されて連続して運動す
る繊維連続体に形成される。この繊維連続体は、被覆材
料テープ（シガレット紙）にくるまれ、一本分の或いは
多数本分の使用長さに裁断され、最後に更に加工されて
最終仕上げ製品、例えばシガレットに成形される。
煙可能な物質を造るためには、繊維状に細刻されたたば
こ葉が、シガレット連続体製造機のいわゆる分配機内に
フリース形成の下に拡散され、弛緩されたシャワーの形
で回転する吸気コンベヤ上に補集されて連続して運動す
る繊維連続体に形成される。この繊維連続体は、被覆材
料テープ（シガレット紙）にくるまれ、一本分の或いは
多数本分の使用長さに裁断され、最後に更に加工されて
最終仕上げ製品、例えばシガレットに成形される。
【０００３】シガレット連続体製造機に投与されるたば
こ葉は一般に繊維状に細刻機されたたばこ葉粒子以外に
硬い支骨片および葉骨片をも含んでおり、これらの骨片
はシガレット連続体或いはシガレット内に混じった際こ
のシガレットの被覆部（たばこ巻き紙）を刺通したりし
て、これらを傷ものにしてしまう。従って、連続体を形
成する以前に少なくとも大きなかつかさばる支骨片およ
び葉骨片を分けなければならない。この目的のため機械
内にはふるい分け部が設けられており、このふるい分け
部内で重い支骨片および葉骨片が一般に空気圧により、
軽い、処理可能なたばこ葉粒子から分離されて、個別に
排送される。しかし、この工程にあって支骨片および葉
骨片と共にシガレットを製造するのに適当なたばこ葉粒
子までもが分離され、廃棄されてしまうことは殆ど回避
できない。これはたばこ葉粒子の損失を招き不都合であ
る。従って、たばこ流から分離されたたばこ葉粒子をふ
るい分け工程に引入れ、このふるい分け工程において更
に処理するのに適しているたばこ葉粒子をシガレット連
続体製造のために戻すようにするのが有利である。
こ葉は一般に繊維状に細刻機されたたばこ葉粒子以外に
硬い支骨片および葉骨片をも含んでおり、これらの骨片
はシガレット連続体或いはシガレット内に混じった際こ
のシガレットの被覆部（たばこ巻き紙）を刺通したりし
て、これらを傷ものにしてしまう。従って、連続体を形
成する以前に少なくとも大きなかつかさばる支骨片およ
び葉骨片を分けなければならない。この目的のため機械
内にはふるい分け部が設けられており、このふるい分け
部内で重い支骨片および葉骨片が一般に空気圧により、
軽い、処理可能なたばこ葉粒子から分離されて、個別に
排送される。しかし、この工程にあって支骨片および葉
骨片と共にシガレットを製造するのに適当なたばこ葉粒
子までもが分離され、廃棄されてしまうことは殆ど回避
できない。これはたばこ葉粒子の損失を招き不都合であ
る。従って、たばこ流から分離されたたばこ葉粒子をふ
るい分け工程に引入れ、このふるい分け工程において更
に処理するのに適しているたばこ葉粒子をシガレット連
続体製造のために戻すようにするのが有利である。
【０００４】ドイツ連邦共和国実用新案公報第９０ ０
０ ２９１号から冒頭に記載した様式のこのようなふる
い分けを行うための装置が公知になっている。このふる
い分け装置は多段階の様式の装置であり、長手方向に指
向して形成されている凹部を備えた多数の振動コンベヤ
トラフが上下に設けられており、これらの振動コンベヤ
トラフの底部にはその都度その下方に存在している振動
コンベヤトラフ上にたばこ葉粒子が落下するのに適した
大きさの開口が設けられている。この公知の開口の形状
と配設は、開口内に引っ掛かって留まるたばこ葉粒子が
装置の機能を阻害し、かつたばこ葉粒子のふるい分けを
妨げると言う欠点を有している。このような現象が生じ
た際、目詰まりした開口を通じさせるための処置を再三
行わなければならず、そのためメンテナンスに多額の費
用と労力を要する。
０ ２９１号から冒頭に記載した様式のこのようなふる
い分けを行うための装置が公知になっている。このふる
い分け装置は多段階の様式の装置であり、長手方向に指
向して形成されている凹部を備えた多数の振動コンベヤ
トラフが上下に設けられており、これらの振動コンベヤ
トラフの底部にはその都度その下方に存在している振動
コンベヤトラフ上にたばこ葉粒子が落下するのに適した
大きさの開口が設けられている。この公知の開口の形状
と配設は、開口内に引っ掛かって留まるたばこ葉粒子が
装置の機能を阻害し、かつたばこ葉粒子のふるい分けを
妨げると言う欠点を有している。このような現象が生じ
た際、目詰まりした開口を通じさせるための処置を再三
行わなければならず、そのためメンテナンスに多額の費
用と労力を要する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、冒頭に記載した様式のふるい分け装置を更に改善
することである。
題は、冒頭に記載した様式のふるい分け装置を更に改善
することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、開口は送り方向に対して９０°以外の角度で交叉す
ると共に、前記振動コンベヤを分断する少なくとも一つ
のスリットとして設けられており、このスリットの下流
側に位置する振動コンベヤの上流端に当たる下流側縁部
は平滑に形成されていることによって解決される。
り、開口は送り方向に対して９０°以外の角度で交叉す
ると共に、前記振動コンベヤを分断する少なくとも一つ
のスリットとして設けられており、このスリットの下流
側に位置する振動コンベヤの上流端に当たる下流側縁部
は平滑に形成されていることによって解決される。
【０００７】長いたばこ葉粒子、例えば支骨片或いは葉
骨片は振動コンベヤの底部の溝形形状内で送り方向に整
向され、このように整向された状態でスリットを横断
し、最後に仕上げ工程から分離される。短いたばこ葉粒
子は、長い、使用不可能なたばこ葉粒子から分離されて
スリットを経て落下し、他の次の製造工程に供給され
る。スリットが溝形形状の多数のトラフにわたって、特
に振動コンベヤの底部の幅全体にわたって延在している
ので、スリットは容易に短いたばこ葉粒子の自由な通過
を許容し、一方スリットは長いたばこ葉粒子を確実に抑
留する。
骨片は振動コンベヤの底部の溝形形状内で送り方向に整
向され、このように整向された状態でスリットを横断
し、最後に仕上げ工程から分離される。短いたばこ葉粒
子は、長い、使用不可能なたばこ葉粒子から分離されて
スリットを経て落下し、他の次の製造工程に供給され
る。スリットが溝形形状の多数のトラフにわたって、特
に振動コンベヤの底部の幅全体にわたって延在している
ので、スリットは容易に短いたばこ葉粒子の自由な通過
を許容し、一方スリットは長いたばこ葉粒子を確実に抑
留する。
【０００８】発明として評価し得る本発明による他の構
成により、スリットの内側面となる下流側縁部の側面
は、スリットの送り方向幅が下方ほど幅広になるように
傾斜している。
成により、スリットの内側面となる下流側縁部の側面
は、スリットの送り方向幅が下方ほど幅広になるように
傾斜している。
【０００９】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳しく説明する。
き本発明を詳しく説明する。
【００１０】
【実施例】図１には本発明による装置が部分的に切開し
た側面図で概略示されている。装置の右側端部における
縦断面図は図２の一点鎖線で示した切断線Ｉ−Ｉにほぼ
沿った断面図である。
た側面図で概略示されている。装置の右側端部における
縦断面図は図２の一点鎖線で示した切断線Ｉ−Ｉにほぼ
沿った断面図である。
【００１１】参照符号１で振動コンベヤの全体を示し
た。この振動コンベヤは振動要素２を介して機枠３によ
って担持されており、連接ロッド４を介して図示してい
ない偏心機構により公知様式で駆動される。図１〜３か
ら認められるように、振動コンベヤ１はハウジング６内
に装填コンベヤ７、第一の振動コンベヤトラフ８、この
第一の振動コンベヤトラフの下方で平行に指向している
第二の振動コンベヤトラフ９およびこの第二の振動コン
ベヤトラフ９の高さで設けられていてかつ第一と第二の
振動コンベヤトラフに対して平行に側方で指向している
第三の振動コンベヤトラフ１１を備えている。装填コン
ベヤ７の装填側はシガレット連続体製造機のふるい分け
機の出口と結合されていて、この出口からシガレット連
続体製造機はふるい分けされたたばこ葉粒子を受取る。
装填コンベヤ７はたばこ葉粒子を第一の振動コンベヤト
ラフ８に与える。この第一の振動コンベヤトラフの底部
は振動コンベヤ１の送り方向１２で指向している溝形形
状部１３とこの溝形形状部に対して横方向で指向してい
るスリット１４を有している。図２および図３から認め
られるように、溝形形状部１３は送り方向１２で指向し
ている平行な隆起部１６と凹部１７とから成る。
た。この振動コンベヤは振動要素２を介して機枠３によ
って担持されており、連接ロッド４を介して図示してい
ない偏心機構により公知様式で駆動される。図１〜３か
ら認められるように、振動コンベヤ１はハウジング６内
に装填コンベヤ７、第一の振動コンベヤトラフ８、この
第一の振動コンベヤトラフの下方で平行に指向している
第二の振動コンベヤトラフ９およびこの第二の振動コン
ベヤトラフ９の高さで設けられていてかつ第一と第二の
振動コンベヤトラフに対して平行に側方で指向している
第三の振動コンベヤトラフ１１を備えている。装填コン
ベヤ７の装填側はシガレット連続体製造機のふるい分け
機の出口と結合されていて、この出口からシガレット連
続体製造機はふるい分けされたたばこ葉粒子を受取る。
装填コンベヤ７はたばこ葉粒子を第一の振動コンベヤト
ラフ８に与える。この第一の振動コンベヤトラフの底部
は振動コンベヤ１の送り方向１２で指向している溝形形
状部１３とこの溝形形状部に対して横方向で指向してい
るスリット１４を有している。図２および図３から認め
られるように、溝形形状部１３は送り方向１２で指向し
ている平行な隆起部１６と凹部１７とから成る。
【００１２】スリット１４は９０°と異なる角度で振動
コンベヤ１の送り方向１２に対して傾斜して指向してお
り、第一の振動コンベヤトラフ８の全幅にわたって延在
している。各々のスリット１４の下流側縁部１８は溝形
形状を備えておらず、平滑に形成されており、送り方向
で下方へと傾斜して指向している。各々のスリット１４
の下流側で、溝形形状部１３は先ず下流側縁部１８から
短い間隔で平坦な底部部分１５に続いて形成されてい
る。この下流側の平滑な縁部１８は第一の振動コンベヤ
トラフ８の底部の幅を越えて、側面の延長部２１でもっ
て第一の振動コンベヤトラフ８と第二の振動コンベヤト
ラフ９の側壁内の開口１９を経て第三の振動コンベヤト
ラフ１１の領域内に延在している。
コンベヤ１の送り方向１２に対して傾斜して指向してお
り、第一の振動コンベヤトラフ８の全幅にわたって延在
している。各々のスリット１４の下流側縁部１８は溝形
形状を備えておらず、平滑に形成されており、送り方向
で下方へと傾斜して指向している。各々のスリット１４
の下流側で、溝形形状部１３は先ず下流側縁部１８から
短い間隔で平坦な底部部分１５に続いて形成されてい
る。この下流側の平滑な縁部１８は第一の振動コンベヤ
トラフ８の底部の幅を越えて、側面の延長部２１でもっ
て第一の振動コンベヤトラフ８と第二の振動コンベヤト
ラフ９の側壁内の開口１９を経て第三の振動コンベヤト
ラフ１１の領域内に延在している。
【００１３】第一の振動コンベヤトラフ８は共通の面内
において相前後して設けられている多数の部分片２２、
２２ａ〜２２ｃから組立られている。これらの部分片２
２、２２ａと２２ｂは脚部２３でもって第二の振動コン
ベヤトラフ９の底部上に組立られている。第一の振動コ
ンベヤトラフの第一の部分片２２は定置して設けられて
いる。それぞれ滑らかな下流側縁部１８とこれに引続い
て若干の間隔をおいて溝形形状部１３を備えた部分片２
２ａと２２ｂは、第二の振動コンベヤトラフ９の底部上
のスリット１４の幅を調節するために送り方向１２で摺
動可能である。第一の振動コンベヤトラフ８の最後の部
分片２２ｃは平坦な板として形成されており、この板は
落下開口２４上の最後のスリットの幅を調節するために
同様に送り方向で摺動可能に組立てられている。脚部２
３はその断面が、この脚部が第二の振動コンベヤトラフ
９の底部上のたばこ葉粒子の移送を妨げないように、形
成されている。第二の振動コンベヤトラフ９の底部内に
は落下開口２４が設けられており、この落下開口を経て
第二の振動コンベヤトラフ９内を移送されたたばこ葉粒
子は捕集ホッパ２６内に落下し、この捕集ポッパからこ
のたばこ葉粒子は一点鎖線で示した導管を経て加工され
るたばこの流内に戻される。この逆送は例えば空気圧に
より行われる。第一の振動コンベヤトラフ８内を移送さ
れて来るたばこ葉粒子は、その落下する端部から捕集容
器２８内に到達する。
において相前後して設けられている多数の部分片２２、
２２ａ〜２２ｃから組立られている。これらの部分片２
２、２２ａと２２ｂは脚部２３でもって第二の振動コン
ベヤトラフ９の底部上に組立られている。第一の振動コ
ンベヤトラフの第一の部分片２２は定置して設けられて
いる。それぞれ滑らかな下流側縁部１８とこれに引続い
て若干の間隔をおいて溝形形状部１３を備えた部分片２
２ａと２２ｂは、第二の振動コンベヤトラフ９の底部上
のスリット１４の幅を調節するために送り方向１２で摺
動可能である。第一の振動コンベヤトラフ８の最後の部
分片２２ｃは平坦な板として形成されており、この板は
落下開口２４上の最後のスリットの幅を調節するために
同様に送り方向で摺動可能に組立てられている。脚部２
３はその断面が、この脚部が第二の振動コンベヤトラフ
９の底部上のたばこ葉粒子の移送を妨げないように、形
成されている。第二の振動コンベヤトラフ９の底部内に
は落下開口２４が設けられており、この落下開口を経て
第二の振動コンベヤトラフ９内を移送されたたばこ葉粒
子は捕集ホッパ２６内に落下し、この捕集ポッパからこ
のたばこ葉粒子は一点鎖線で示した導管を経て加工され
るたばこの流内に戻される。この逆送は例えば空気圧に
より行われる。第一の振動コンベヤトラフ８内を移送さ
れて来るたばこ葉粒子は、その落下する端部から捕集容
器２８内に到達する。
【００１４】シガレット連続体製造機のふるい分け機に
より分離され、次の加工に不適当な長くかつ重い支骨と
葉骨および不具合に分離された使用可能なたばこ葉粒子
を含んでいるたばこ葉粒子から成る流れは、装填装置７
を経て第一の振動コンベヤトラフ８の第一の部分片２２
上に達する。この部分片２２の溝形形状部１３内でたば
こ流の長い葉骨部分は送り方向１２に整向され、次のス
リット１４を経て第二の部分片２２ａに引渡される。一
般に次の加工に使用することが可能な短いたばこ葉粒子
はスリット１４を経て第一の振動コンベヤトラフ８から
第二の振動コンベヤトラフ９上へと落下する。その形が
特異なことから、スリットの下流側縁部１８に滞るたば
こ葉粒子は、スリットが傾斜して形成されているので平
滑な下流側縁部に沿って側方へと、そして側方の縁部延
長部２１を経て第三の振動コンベヤトラフ１１内に落下
する。同じ工程が次のスリット１４内において繰返さ
れ、従ってふるい分け部により分離されたたばこ葉粒子
の確実なふるい分けが行われる。これに伴い機械に供給
されたたばこの最適な利用が可能となる。スリット１４
を経て第二の振動コンベヤトラフ９に到達するたばこ葉
粒子は、落下開口２４を経て捕集ホッパ２６内に落下
し、次の加工工程に供給される。第一の振動コンベヤト
ラフ８の溝形形状部内で整向されてスリット１４を経て
送られる長いたばこ葉粒子は第一の振動コンベヤトラフ
８の落下端部に達し、捕集容器２８内に落下し、そこか
ら適当な使用工程に供給される。
より分離され、次の加工に不適当な長くかつ重い支骨と
葉骨および不具合に分離された使用可能なたばこ葉粒子
を含んでいるたばこ葉粒子から成る流れは、装填装置７
を経て第一の振動コンベヤトラフ８の第一の部分片２２
上に達する。この部分片２２の溝形形状部１３内でたば
こ流の長い葉骨部分は送り方向１２に整向され、次のス
リット１４を経て第二の部分片２２ａに引渡される。一
般に次の加工に使用することが可能な短いたばこ葉粒子
はスリット１４を経て第一の振動コンベヤトラフ８から
第二の振動コンベヤトラフ９上へと落下する。その形が
特異なことから、スリットの下流側縁部１８に滞るたば
こ葉粒子は、スリットが傾斜して形成されているので平
滑な下流側縁部に沿って側方へと、そして側方の縁部延
長部２１を経て第三の振動コンベヤトラフ１１内に落下
する。同じ工程が次のスリット１４内において繰返さ
れ、従ってふるい分け部により分離されたたばこ葉粒子
の確実なふるい分けが行われる。これに伴い機械に供給
されたたばこの最適な利用が可能となる。スリット１４
を経て第二の振動コンベヤトラフ９に到達するたばこ葉
粒子は、落下開口２４を経て捕集ホッパ２６内に落下
し、次の加工工程に供給される。第一の振動コンベヤト
ラフ８の溝形形状部内で整向されてスリット１４を経て
送られる長いたばこ葉粒子は第一の振動コンベヤトラフ
８の落下端部に達し、捕集容器２８内に落下し、そこか
ら適当な使用工程に供給される。
【００１５】スリットの一つ内で捕集されたたばこ葉粒
子が到達する第三の振動コンベヤトラフ１１は同様に捕
集容器２８に開口している。
子が到達する第三の振動コンベヤトラフ１１は同様に捕
集容器２８に開口している。
【００１６】ふるい分け機の作動態様にとって特に重要
なことは、溝形形状部と比較的小さなたばこ葉粒子が落
下するための傾斜しているスリットを備えた第一の振動
コンベヤトラフ８の形成と配設である。スリットの平滑
な下流側縁部１８により、スリットに常にたばこ葉粒子
が留まることはなく、従って目詰まりが確実に回避され
る。これにより、装置の充分なメンテナンスフリーが保
証される。同時に装填されたたばこ葉粒子の確実なふる
い分けが保証され、従って次の加工工程にとって使用不
可能なたばこ葉粒子が確実にふるい分けされ、他方加工
工程に送られる使用可能なたばこ葉粒子が得られる。従
って機械に装填されたばこの最適な利用が保証される。
なことは、溝形形状部と比較的小さなたばこ葉粒子が落
下するための傾斜しているスリットを備えた第一の振動
コンベヤトラフ８の形成と配設である。スリットの平滑
な下流側縁部１８により、スリットに常にたばこ葉粒子
が留まることはなく、従って目詰まりが確実に回避され
る。これにより、装置の充分なメンテナンスフリーが保
証される。同時に装填されたたばこ葉粒子の確実なふる
い分けが保証され、従って次の加工工程にとって使用不
可能なたばこ葉粒子が確実にふるい分けされ、他方加工
工程に送られる使用可能なたばこ葉粒子が得られる。従
って機械に装填されたばこの最適な利用が保証される。
【００１７】本発明は、この明細書にあっては、シガレ
ット連続体製造機におけるこばこ葉骨内に含まれている
たばこ葉粒子のためのふるい分け装置を例にとって説明
されている。しかし、本発明はこの例に限定されないこ
とは明白である。もちろん、このふるい分け装置は他の
場合、例えばたばこ加工にあってたばこ葉骨および類似
の喫煙物品の粒子をふるい分けするために使用した場合
でも上記のような結果および以下に述べる効果が得られ
る。
ット連続体製造機におけるこばこ葉骨内に含まれている
たばこ葉粒子のためのふるい分け装置を例にとって説明
されている。しかし、本発明はこの例に限定されないこ
とは明白である。もちろん、このふるい分け装置は他の
場合、例えばたばこ加工にあってたばこ葉骨および類似
の喫煙物品の粒子をふるい分けするために使用した場合
でも上記のような結果および以下に述べる効果が得られ
る。
【００１８】
【発明の効果】上記のたばこ葉粒子をふるい分けするた
めの装置の本発明による構成により、特にシガレットお
よび類似の喫煙可能な物品を製造するための機械、例え
ばたばこ準備工程においてもたばこ葉粒子の支障のない
かつ確実なふるい分けが達せられると言う利点が得られ
る。振動コンベヤトラフの底部内のスリットを本発明に
より構成し、かつ配設することにより、更に加工される
たばこ葉粒子からの支骨と葉骨の分離が確実に保証さ
れ、加工されるたばこ葉粒子はスリットを経て下方へと
第二の振動コンベヤトラフ上に落下し、そこから次の工
程に供給される。スリットは目詰まりの傾向を起こさな
い。従って装置の確実なかつ永続的な機能が達せられ
る。スリットの傾斜した位置およびその平滑な捕集縁部
により、スリット内に懸垂されているたばこ葉粒子は側
方へとバイパス管路内に落下し、ふるい分けされる。こ
のことはまた目詰まりの阻止および作業中断の回避に寄
与する。上方から下方へとスリットが拡幅されているこ
とにより、同様に装置の機能信頼性が増大する。何故な
ら、スリット内に流入するたばこ葉粒子は確実に下方へ
と落下するからである。スリットの幅の調節可能性は装
置の既存の装置条件への適合を可能にし、しかもその際
サイズの改変を必要としない。総じて本発明による装置
は構造の単純性と機能信頼性およびメンテナンスフリー
の構造により優れている。
めの装置の本発明による構成により、特にシガレットお
よび類似の喫煙可能な物品を製造するための機械、例え
ばたばこ準備工程においてもたばこ葉粒子の支障のない
かつ確実なふるい分けが達せられると言う利点が得られ
る。振動コンベヤトラフの底部内のスリットを本発明に
より構成し、かつ配設することにより、更に加工される
たばこ葉粒子からの支骨と葉骨の分離が確実に保証さ
れ、加工されるたばこ葉粒子はスリットを経て下方へと
第二の振動コンベヤトラフ上に落下し、そこから次の工
程に供給される。スリットは目詰まりの傾向を起こさな
い。従って装置の確実なかつ永続的な機能が達せられ
る。スリットの傾斜した位置およびその平滑な捕集縁部
により、スリット内に懸垂されているたばこ葉粒子は側
方へとバイパス管路内に落下し、ふるい分けされる。こ
のことはまた目詰まりの阻止および作業中断の回避に寄
与する。上方から下方へとスリットが拡幅されているこ
とにより、同様に装置の機能信頼性が増大する。何故な
ら、スリット内に流入するたばこ葉粒子は確実に下方へ
と落下するからである。スリットの幅の調節可能性は装
置の既存の装置条件への適合を可能にし、しかもその際
サイズの改変を必要としない。総じて本発明による装置
は構造の単純性と機能信頼性およびメンテナンスフリー
の構造により優れている。
【図１】 本発明による装置の一実施例の一部を図２の
切断線Ｉ−Ｉに沿って切断して示した側面図である。
切断線Ｉ−Ｉに沿って切断して示した側面図である。
【図２】本発明による装置の一部分を断面で示した図で
ある。る。
ある。る。
【図３】図１の切断線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った本発明に
よる装置の断面図である。
よる装置の断面図である。
１ 振動コンベヤ ２ 振動要素 ３ 機枠 ４ 連接ロッド ６ ケーシーング ７ 装填コンベヤ ８ 第一の振動コンベヤトラフ ９ 第二の振動コンベヤトラフ １１ 第三の振動コンベヤトラフ １２ 送り方向 １３ 溝形形状 １４ スリット １６ 隆起部 １７ 凹部 １８ スリット縁部 １９ 側方開口 ２１ 側方縁延長部 ２２，２２ａ，２２ｂ，２２ｃ 第一振動コンベヤトラ
フの部分片 ２３ 脚部 ２４ 流出開口 ２６，２８ 補集ホッパ ２７ 導管
フの部分片 ２３ 脚部 ２４ 流出開口 ２６，２８ 補集ホッパ ２７ 導管
Claims (2)
- 【請求項１】 たばこ葉粒子流内の繊維状たばこ葉粒子
を送り方向に整向するために互いに並列すると共に送り
方向に延びる溝形形状部を上面に備えた振動コンベヤ並
びに前記上面から短いたばこ葉粒子を落下させる開口と
を備えた、たばこ葉粒子流れから繊維状たばこ葉粒子を
分離する、たばこ葉粒子をふるい分けするための装置に
おいて、前記開口は送り方向（１２）に対して９０°以
外の角度で交叉すると共に、前記振動コンベヤを分断す
る少なくとも一つのスリット（１４）として設けられて
おり、このスリット（１４）の下流側に位置する振動コ
ンベヤの上流端に当たる下流側縁部（１８）は平滑に形
成されていることを特徴とする、たばこ葉粒子をふるい
分けするための装置。 - 【請求項２】 前記スリット（１４）の内側面となる前
記下流側縁部（１８）の側面が、該スリット（１４）の
送り方向幅が下方ほど幅広になるように傾斜しているこ
とを特徴とする請求項１に記載の装置。
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| DE4027748 | 1990-09-01 | ||
| DE40277488 | 1990-09-01 |
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-
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- 1991-08-27 GB GB9118367A patent/GB2247472B/en not_active Expired - Fee Related
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| GB9118367D0 (en) | 1991-10-09 |
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Legal Events
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