JP3319158B2 - 膜厚測定方法および装置 - Google Patents

膜厚測定方法および装置

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JP3319158B2 JP15457094A JP15457094A JP3319158B2 JP 3319158 B2 JP3319158 B2 JP 3319158B2 JP 15457094 A JP15457094 A JP 15457094A JP 15457094 A JP15457094 A JP 15457094A JP 3319158 B2 JP3319158 B2 JP 3319158B2
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裕方 佐々本
孝 長山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば内部に粒子を含
む多層構造の透明な合成樹脂フィルムの膜厚測定や、粒
子濃度測定等に用いられる膜厚測定方法および粒子濃度
測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープの製造分野で用いられる合成
樹脂フィルムにおいては、よく知られているように、フ
ィルム表面を傷つきにくくし、かつ摩擦係数を小さくす
ると共にダビングによる画質低下を少なくするために複
数のフィルムが積層された多層構造のフィルム(以下、
複合フィルムと称する。)が使用されている(例えば、
特開平2−77431号公報)。
【0003】この複合フィルムは、強度を保つためのフ
ィルム(以下、基層と称する。)を、内部に粒子を含有
し、表面に適度な突起をつくるためのフィルム(以下、
積層と称する。)で積層した構造になっている。この多
層構造は、積層/基層の2層に限らず、積層/基層/積
層の3層もしくはそれ以上の多層構造のものである。と
ころで、品質管理、工程管理のため、この複合フィルム
を構成する複数の層のうち、積層の膜厚を測定する必要
があるが、従来の積層の膜厚測定方法及び装置として
は、例えばヘイズ値測定法(JIS K 7105( 1
981) )や、電子顕微鏡での断面観察法が知られてい
る。
【0004】前者のヘイズ値測定法は、積層表面の垂直
方向から光を照射し、積層内部に含まれる粒子で散乱し
た光の光量を積分球にて測定する。また、フィルム内で
散乱せずに透過してきた光の光量も測定し、前記散乱光
を透過光で割った値がヘイズ値となる。粒子を含む積層
の膜厚が増加すればヘイズ値も大きくなるため、これを
利用して積層膜厚を測定していた。
【0005】一方、電子顕微鏡での断面観察法は、積層
の粒子濃度が高い製品の場合、積層をエポキシ樹脂で包
囲し、これをミクロトームにより厚さ数ミクロンの薄片
に削り、次いでこれを銅金網上に採取して測定サンプル
を作成する。そして、電子顕微鏡でサンプル断面の拡大
写真を撮影し、この写真内において積層に含まれる粒子
に注目し、積層と基層の境界面(線)を特定し膜厚を測
定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の測
定装置では、以下の問題点がある。
【0007】すなわち、前者のヘイズ値測定法において
は、基層が粒子を含み、かつその粒子濃度が変化する場
合、その変化にともない散乱光の光量も変化するが、積
層、基層の散乱光を別々に測定することができないため
にこれを補正することができず、積層の膜厚測定は不可
能である。つまり、1層以上の構造で各層の膜厚、粒子
濃度の条件が2つ以上変化する場合、測定不能となる。
【0008】また、電子顕微鏡での断面観察法による測
定においては、測定サンプルの作成に熟練を要するばか
りか、エポキシ樹脂の硬化に長時間が必要で測定終了ま
でに20時間余りの長時間を要すること、さらに積層の
粒子濃度が低い場合は、上記境界面が不鮮明であるため
に精度よく積層膜厚を測定できないなどの問題である。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解消し、測
定対象が例えば少なくとも基層と積層とからなる多層構
造の合成樹脂フィルムのようなものである場合に、基層
の粒子濃度の如何に拘らずその補正が可能であると共
に、短時間で積層の膜厚容易に測定できる、膜厚測定
方法提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る膜厚測定方法は、粒子濃度が既知の、
内部に粒子を含む膜に光を照射し、膜厚全体を画面内に
含む像を結像させ、結像された像に含まれる粒子の数を
計測し、既知の粒子濃度と計測された粒子の数とに基づ
いて前記膜の膜厚を求めることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る膜厚測定方法は、基層
と、粒子濃度が既知の、内部に粒子を含む積層とを含む
膜に光を照射し、基層内部の像を結像させ、結像された
像に含まれる粒子の数を計測し、積層の全体および基層
の一部を含む像を結像させ、結像された像に含まれる粒
子数を計測し、得られた前記基層内部の像ならびに積層
の全体および基層の一部を含む像に含まれる粒子の数と
積層の粒子濃度とに基づいて積層の膜厚を求めることを
特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】本発明に係る膜厚測定装置は、粒子濃度が
既知である、内部に粒子を含む膜に光を照射する照明装
置と、この照明装置の照明による膜の像を結像する、測
定範囲が膜の膜厚よりも大きいレンズ系と、このレンズ
系により結像された像を撮像する撮像装置と、この撮像
装置により得られた像に含まれる粒子の数を演算する粒
子演算装置と、粒子濃度と粒子演算装置によって得られ
た粒子数とに基づいて膜の膜厚を算出する膜厚演算装置
とを備えてなることを特徴とする。
【0015】また、本発明に係る膜厚測定装置は、基層
と、粒子濃度が既知の、膜内に粒子を含む積層とを含む
膜に光を照射する照明装置と、この照明装置の照明によ
る膜の像を結像する、基層内部の像ならびに積層全体お
よび基層の一部を含む像をそれぞれ結像可能なレンズ系
と、このレンズ系により結像された像を撮像する撮像装
置と、この撮像装置により得られた像に含まれる粒子の
数を演算する粒子演算装置と、得られた基層内部の像な
らびに積層の全体および基層の一部を含む像に含まれる
粒子の数と積層の粒子濃度とに基づいて積層の膜厚を算
出する膜厚演算装置とを備えてなることを特徴とする。
【0016】
【0017】
【0018】なお、本発明の測定対象となる膜とは、透
明であって内部に粒子を含む固体又は液体あり、例え
ば内部に粒子を含む透明な多層構造の合成樹脂フィルム
をいう。
【0019】
【作用】部に複数の粒子が存在するに照明装置から
光が照射されると、レンズ系は、その撮像を撮像装置上
に結像させる。
【0020】次に、該結像から得られたレンズ系の測定
範囲に存在する粒子数を、粒子演算装置が演算し、得ら
れた粒子数から膜厚演算装置によって上記膜の膜厚
める。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0022】図1は、本発明の測定対象である複合フィ
ルム1の断面図で、複合フィルム1は、膜厚が15μm
のポリエチレンテレフタレートからなる基層2の両面
に、膜厚が1.5μmの同じくポリエチレンテレフタレ
ートからなる積層3が積層された3層構造の複合フィル
ムであり、いずれの層にも所定濃度の粒子4が添加され
ているものである。この粒子は層によって材質、粒径、
粒子濃度が異なっていてもかまわない。
【0023】図2は、本発明の測定装置の模式図で、X
YZ軸ステージ5、照明装置6、レンズ系7、撮像装置
8、粒子演算装置9、膜厚演算装置10、表示装置1
1、Z軸ステージ移動装置12、XY軸ステージ移動装
置13、操作司令部14から構成されている。
【0024】XYZ軸ステージ5は、複合フィルム1の
フィルムサンプル(以下、フィルムサンプルという。)
を表面に載置、固定するためのもので、ステージ5を照
明装置6から照射される照射光の光軸方向に昇降させる
Z軸ステージ12と、ステージ5を光軸と直交する平面
内に移動させるXY軸ステージ移動装置13とを備えて
おり、フィルムサンプルをこれらXYZ軸の3軸方向に
移動できるようになっている。
【0025】照明装置6は、フィルムサンプルに光を照
射してその内部を照明するためのもので、光源と光量を
調節する絞りを有している。具体的な照射方法は、後述
する光学顕微鏡の暗視野照明対物レンズより光軸を中心
とする円上から光学顕微鏡の焦点に向かってリング状に
照射するのが好ましい。光源は、ハロゲンランプ、水銀
ランプ等どのような光源を用いてもかまわないが、添加
粒子の直径が小さく濃度が薄いときは、粒子の反射が少
なく、得られる画像も暗くなるため、より高輝度で光源
の寿命の長いものが好ましい。本実施例では、メタルハ
ライドランプを使用した。
【0026】レンズ系7は、サンプルフイルムからの反
射光を拡大するためのもので、撮像装置、暗視野照明用
対物レンズが取り付けられる光学顕微鏡である。光学顕
微鏡の対物レンズの倍率は、数倍〜数100倍のものを
用いるのが好ましい。対物レンズは、フィルムサンプル
の積層に含まれる粒子の大きさによって選択するのが好
ましく、粒子演算装置9の分解能で粒子径が2〜10画
素程度になる倍率が好ましい。本実施例では、添加粒子
径を考慮して100倍の対物レンズを使用した。この顕
微鏡でスライドガラスに固定したフィルムサンプル内部
の映像を拡大し、撮像装置8上に結像させるものであ
る。サンプルフイルム1の製作は、縦26mm、横76
mmのスライドガラス上に測定対象のフィルムサンプル
でなるべく凹凸の無い場所を選び、縦20mm、横30
mm程度に切りとり、スライドガラスに密着させ片方を
メンディングテープにて張り付けた。なお、サンプル
は、平面状で凹凸が無く、光軸方向に垂直であればどん
な作り方でもかまわない。
【0027】撮像装置8は、拡大された反射光を結像さ
せ、電気映像信号に変換して出力するためのもので、公
知の2次元テレビカメラを主体とするものである。この
撮像装置は、光学顕微鏡にて拡大されたフィルム内部の
画像を2次元で撮像する。得られる画像は、粒子部分が
照明光の反射のため明るく、他の部分は暗い映像とな
る。そして、撮像された画像の画素ごとの光の輝度を示
すアナログの画像信号を出力する。
【0028】粒子演算装置9は、上記撮像装置8からの
画像信号に基づいて、フィルムサンプル内に存在する粒
子数を演算し、そのデータを出力するためのもので、A
/D変換部91、画像記憶部92、画像演算部93、2
値化表示部94で構成されており、操作司令部14より
粒子測定開始信号を与えられると画面内の粒子数の測定
を開始し、測定を終了すると粒子測定終了信号を操作指
令部14に出力する。また、操作指令部14より輝度測
定開始信号を与えられると、撮像装置8の画面内の輝度
の平均(以下、平均輝度という。)を測定し、測定が終
了すると輝度測定終了信号を操作指令部14に出力す
る。A/D変換部91は、撮像装置8から与えられるア
ナログ画像信号を8bit すなわち256階調の濃淡を持
ち、512×480画素のディジタル画像信号(以下、
濃淡画像信号という。)に変換し、この濃淡画像信号を
所定の閾値Sp で2値化するものである。すなわち、前
記閾値Sp よりもレベルの高い画像信号を1(白色レベ
ルという)に、閾値Sp よりもレベルの低い画像信号を
0(黒色レベルという)に置換する。また、濃淡画像を
2値化した2値画像信号と濃淡画像信号は、画像記憶部
92に与えられる。なお、対物レンズ倍率100倍を使
用した場合の1画素の大きさは、0.14×0.14μ
mである。閾値Sp を決定する方法は、粒子同士がくっ
つかない程度の閾値を適当に決定してもよいが、予め品
種ごとに積層の膜厚の異なるフィルムを試作して実際に
粒子数を測定し、積層の膜厚の変化に対して粒子数の変
化がなるべく線形でその変化の割合が最大となる閾値を
探すのが好ましい。画像記憶部92は、A/D変換部9
1から与えられた濃淡画像信号と2値画像信号をいった
ん記憶するためのものである。画像演算部93は、画像
記憶部92に記憶された2値画像信号をマトリクス状に
ならべ、隣接する縦、横、斜めの8方向の画素について
白色レベルの連結を判断し、連結を持つ塊ごとに分け
る。この分けられた白い画素の塊はフィルムに添加され
た粒子であり、この粒子数を数え、後述する膜厚演算装
置10に出力する。本実施例では、粒子数しか測定して
いないが粒子径などを測定して添加粒子の評価の指標な
どに利用してもかまわない。また、画像演算部93にお
いて、得られる画像によっては濃淡画像信号を微分、平
均、などの公知の画像信号の処理を行った後、2値化処
理を行い粒子を測定してもよい。膜厚演算装置10は、
上記粒子演算装置9から出力された後述する積層粒子数
と基層粒子数に基づいて、フィルムサンプルの積層膜厚
を演算し、そのデータを操作指令部14に出力するため
のもので、記憶部101、演算部102から構成されて
いる。記憶部101は、粒子数測定装置9から送られた
基層2と積層3の粒子数、後述する品種別の膜厚計算式
係数を記憶する。演算部102は、粒子数、膜厚計算式
係数より積層3の膜厚(以下、積層膜厚という。)を計
算する。計算された積層膜厚は、表示装置11と操作指
令部14に送られる。なお、積層膜厚は、後述する数4
式によって計算される。
【0029】上記Z軸ステージ移動装置12は、A/D
変換部121、画像記憶部122、画像演算部123、
駆動制御部124を備えており、フィルムサンプルを固
定したXYZ軸ステージ5をZ軸方向に移動させる。移
動には、2つのモードがあり、合焦するための評価式を
最大にするように自動的に移動する機能(以下、AF機
能という。)と、ある定められた量だけZ軸方向に移動
する機能(以下、移動機能という。)である。前者のA
F機能は、画面内の輝度分布の評価式を最大にする位置
を探すように自動的にステージを移動する機能であり、
操作指令部14からAF開始信号を与えられることによ
り動作を開始し、終了後にAF終了信号を操作指令部1
4に与える。AD変換部121、画像記憶部122、画
像演算部123は、このAF機能を選択したときのみ機
能する。A/D変換部121は、撮像装置8から与えら
れる画像信号をティジタル画像信号に変換して画像記憶
部122に与え、画像記憶部122は、A/D変換部1
21から与えられた前記デジタル画像信号をいったん記
憶する。画像演算部123は、画像記憶部122に記憶
され、デジタル画像から用意された評価式より評価値を
計算し、駆動制御部124に評価値を与える。本実施例
においては、評価式として画像記憶部122に記憶され
た画面内輝度の空間微分値の分布を求め、微分値の自乗
の和を評価式とした。この評価式は、測定する粒子が1
つのとき、顕微鏡の焦点面上にその粒子にある場合に最
大となる。測定する粒子が複数あるときは、焦点面付近
になるべく多くの粒子があるようなZ軸位置のとき最大
となる。駆動制御部124は、画像演算部123より与
えられた評価値を最大となるステージ位置になるよう
に、モータ125を駆動する。本実施例で測定したフィ
ルムサンプルは、積層3の粒子濃度が基層2の粒子濃度
よりも濃いフィルムであったので、AF機能を実行する
と対物レンズ側の積層3に焦点が合った。
【0030】一方、移動機能は、移動量の情報を含んだ
移動開始信号を操作指令部14より与えられて動作を開
始し、駆動制御部124でモータ125を駆動し、与え
られた移動量だけステージ5を移動した後に移動終了信
号を操作指令部14に出力する。なお、AF機能は、積
層3にピントを合わせるときに、また移動機能は、積層
3に合ったピント位置から基層2にピント位置をずらす
のに使う。
【0031】XY軸ステージ移動装置13は、駆動制御
部131でモータ132を駆動し、ステージをXY軸方
向に移動させる。操作指令部14より与えられた移動量
の情報を含む移動開始信号により動作を開始し、動作終
了後に移動終了信号を操作指令部14に与える。
【0032】表示装置11は、膜厚演算装置10から出
力された膜厚データを表示する。
【0033】操作指令部14は、決められた手順に基づ
いて、前記Z軸ステージ移動装置とXY軸ステージ移動
装置と粒子演算装置と膜厚演算装置とに操作指令を与え
るためのもので、自動測定機能と手動機能の2つの機能
を持つ。自動測定機能は、膜厚測定信号を与えることに
より動作を開始し、決められた手順に従い装置の動作を
制御し積層膜厚を測定する。手動機能は、各装置に動作
の開始信号を送る機能で、各装置を単独で動作させるこ
とができる。
【0034】図3は、撮像装置8に結像する粒子の像の
輝度レベルと、閾値Sp の関係を示した模式図である。
【0035】図3に示すように、フィルムのピント面上
にある粒子像イは、輝度レベルの最大値が大きく、ピン
ト面から離れたところにある粒子像ロは、輝度レベルの
最大値が小さくなる。この輝度レベルをある適当な閾値
Sp で2値化してその画像に含まれる粒子の個数を粒子
演算装置9の画像演算部93で数えるとピント面付近の
ある範囲の粒子数を測定したことになる。なお、粒子を
測定できる範囲(以下、測定範囲という。図4照。)
は、粒子材質、粒子形状、レンズ系、照明装置、照明方
法、閾値、撮像装置の感度などにより決定される。この
測定範囲は、フィルムの2値化画像内のある粒子に注目
し、Z軸ステージ移動装置12にて微小量ずつ移動さ
せ、どれだけの範囲でその粒子が存在するかを測定する
ことにより知ることができる。本実施例においては前記
測定範囲は3μmであるが、この微小範囲の粒子に関す
る情報を得ることができるということが、本発明の特徴
である
【0036】一方、図に示すように、フィルムの膜厚
よりも測定範囲が大きい場合には、測定される粒子数は
膜中の全てとなり、粒子濃度が分っている場合には膜厚
定できる
【0037】
【0038】
【0039】た、図に示すフィルムの膜厚Dは、次
の数2により求めることができる。
【0040】
【数2】 ρ :粒子濃度(重量%) r :粒子半径 (m) N :粒子数 (個) D :膜厚 (m) S :測定面積 (m 2 F :粒子比重(Kg/m 3 ) W P :ポリマー比重(Kg/m 3 更に、図に示すフィルムの粒子濃度ρは、次の数3に
より求めることができる。
【0041】
【数3】 本実施例では粒子の物理的特性は均一でなく粒子径に分
布を持ち、粒子によって測定される範囲が異なるため、
膜厚と粒子濃度がそれぞれ異なる複数のフィルムサンプ
ルを試作し、それぞれについて測定を行い、得られた粒
子数と予め判明している膜厚との関係から近似的に表現
した膜厚計算式を求め、その式から膜厚、粒子濃度を求
めた。すなわち、図に示すように、膜厚計算式を求め
るために積層3にピントを合わせた時の積層膜厚−粒子
数の関係と、図に示すように、基層2の粒子濃度−粒
子数の関係、基層2にピントを合わせた時の基層2の粒
子濃度−粒子数の関係を実験により求めた。
【0042】ここで積層3にピントを合わせた時の粒子
数(以下、積層粒子数という。)の測定は、次の順序で
行う。まず試作フィルムをXYZ軸ステージ5にセット
し、操作指令部14よりAF開始信号をZ軸ステージ移
動装置12に与え、試作フィルムの対物レンズ側の積層
3部分に焦点を合わせる。Z軸ステージ移動装置12か
らAF終了信号が与えられた後、操作指令部14より粒
子測定開始信号を粒子演算装置9に与え、撮像装置によ
り得られた積層3の画面内の粒子数を測定する。図
この場合のピント位置での測定範囲を示したものであ
る。すなわち、図のピント位置では、積層3の全体の
粒子と基層2の一部の粒子をカバーしている斜線領域が
測定範囲となっている。この測定結果より得られた積層
膜厚−積層粒子数の関係を図示したのが図であり、基
層2の粒子濃度−積層粒子数の関係を図示したのが図
である。
【0043】一方、基層2にピントを合わせた時の粒子
数(以下、基層粒子数という。)の測定は、次の順序で
行う。まず試作フィルムをXYZ軸ステージ5にセット
し、操作指令部14よりAF開始信号をZ軸ステージ移
動装置12に与え、試作フィルムの対物レンズ側の積層
3の部分に焦点を合わせる。Z軸ステージ移動装置12
からAF終了信号が与えられた後、操作指令部14から
移動開始信号をZ軸ステージ移動装置12に与え、焦点
が基層2に合うように設定された量だけステージ5を昇
降させる。Z軸ステージ移動装置12から移動終了信号
が与えられた後、粒子測定開始信号を粒子演算装置9に
与え、撮像装置により得られた基層2の画面内の粒子数
を測定する。この状態を示したのが図であり、斜線領
域がピント位置での測定範囲を示している。この図
ピント位置では、基層2の粒子濃度を測定することがで
きた。試作フィルムの測定結果より得られた基層2の粒
子濃度−基層粒子数の関係を示したのが図である。
【0044】前述の結果を纏めると、図の結果より積
層膜厚とその積層粒子数には、相関関係があること、図
の結果より基層2の粒子濃度は、上記図のピント位
置で得られる積層粒子数と相関関係があることが分っ
た。また、図の結果より、基層2の粒子濃度と基層粒
子数には、相関関係があることが分った。これらの結果
より基層粒子数から基層の粒子濃度を測定し、積層粒子
数に含まれる基層粒子濃度の影響を補正できる。このこ
とにより積層膜厚を、積層粒子数と基層粒子数の関数と
して考え、積層膜厚をf(X、Y)、積層粒子数をY、
基層粒子数をXとし、次の数4に示すように2元1次の
平面で近似する。
【0045】
【数4】f(X、Y)=a・X+b・Y+c ここでa、b、cは、積層・基層のポリマ、添加粒子の
種類、積層の粒子濃度、基層の膜厚など製品の条件によ
って異なる定数である。本実施例では、2元1次の計算
式を用いたが、1次以外の指数、対数などの項を計算式
にいれてもかまわない。また、本実施例では、実際に積
層膜厚が判っている複数の積層膜厚、基層粒子濃度を振
ったサンプルについて積層粒子数・基層粒子数を測定
し、最小自乗法よりこの係数を求めたが、上記製品の条
件から係数を算出するようにしてもかまわない。
【0046】ところで同じフィルムサンプルを同じ閾値
で2値化して粒子数を測定しても、照明装置6の経時的
な劣化による照明強度の低下にともない測定できる粒子
数が減少していくため、照明装置6の劣化を補正する必
要がある。本実施例では、照明装置6で照明した反射板
の輝度を測定し、その測定値から、2値化レベルを計算
し補正する方法を用いた。すなわち、プラスチック製の
反射板をスライドガラスとカバーガラスに挟んだサンプ
ル(以下、基準サンプルという。)をXYZ軸ステージ
5に固定し、粒子演算装置9に輝度測定開始信号を与
え、平均輝度を測定し、この平均輝度より2値化レベル
を決定する。本実施例ではプラスチック製の反射板を使
用したが、経時変化が少なく照明光を均一に反射するも
のであればどんなものを用いてもかまわない。
【0047】2値化レベルを決定する式(以下、2値化
レベル計算式という。)を求めるために、照明強度、2
値化レベルの条件を変え、基準サンプルにより平均輝度
をフィルムサンプルにより粒子数を測定した。平均輝度
は、輝度測定開始信号を粒子演算装置9に送り測定す
る。粒子数は、AF開始信号をZ軸ステージ移動装置1
2に送り、積層3にピントを合わせ、粒子測定開始信号
を粒子演算装置9に送ることにより測定する。照明装置
6の照明強度は、絞り、点灯電圧などで調節してもよい
が、公知のNDフィルタを用いて調節するのが実際の劣
化により近似するので好ましい。また、照明光源を連続
点灯し、実際に照明を劣化させながら測定する方法がさ
らに好ましい。
【0048】そして、2値化レベル、平均輝度を変化さ
せた時の積層粒子数を実験により求め、この関係を粒子
数をg(L、K)、2値化レベルをL、平均輝度をKと
した次の数5に示すように、2元2次の多項式で最小自
乗法で近似し、係数a、b、c、d、e、fを求める。
【0049】
【数5】 g(L、K)=a・L2 +b・K2 +c・L・K+d・L+e・K+f 更にこの数5をLについて解くと次の数6となる。
【0050】
【数6】 この数6のg(L、K)は、前述した膜厚計算式を求め
たときの平均輝度と2値化レベルで製品サンプルを測定
した時の粒子数である。この式で基準サンプルの平均輝
度を測定し2値化レベルを算出することにより、照明の
劣化による照明強度の変化の影響を補正することができ
る。また本実施例では、2元2次の計算式を用いたが、
2次以外の指数、対数などの項を計算式にいれてもかま
わない。積層膜厚の測定は、品種別の膜厚計算式、2値
化レベル計算式の係数の呼出、基準サンプルのセット、
基準サンプルによる照明強度の測定、2値化レベルの計
算、測定するフィルムサンプルのセット、積層粒子数の
測定、基層粒子数の測定、積層膜厚の計算の順序で行
う。
【0051】次に、本発明の測定装置の作用を説明す
る。
【0052】まず、測定装置の電源をいれ、照明装置6
が安定したら基準サンプルをXYZステージ5上にセッ
トする。次に粒子演算装置9に輝度測定開始信号を与
え、基準サンプルの平均輝度を測定する。得られた平均
輝度より前述の2値化レベル計算式数6により2値化レ
ベルを決定する。
【0053】次に基準サンプルを取り除き、測定対象の
フィルムサンプルをセットする。操作指令部14に膜厚
測定信号を与えると操作指令部14は、以下に示す手順
で装置に指令を与え、積層膜厚を測定する。
【0054】操作指令部14は、まずZ軸ステージ移動
装置12にAF開始信号を与え、フィルムサンプルの対
物レンズ側の積層3部分に焦点を合わせる。本実施例で
は撮像装置8より得られた画像情報より積層部分に焦点
を合わせたが、レーザ反射式などの方式で焦点を合わせ
てもかまわない。
【0055】Z軸ステージ移動装置12から操作指令部
14へAF終了信号が与えられると、操作指令部14
は、粒子演算装置9に粒子測定開始信号を与え、撮像装
置8により得られた積層の画面内の粒子数を測定する。
この積層粒子数は、膜厚演算装置10の記憶部101に
蓄えられる。
【0056】粒子演算装置9から操作指令部14へ粒子
測定終了信号が与えられると、操作指令部14はZ軸ス
テージ移動装置12へ移動開始信号を与え、焦点が基層
2に合うようにステージ5を対物レンズに近づく方向に
9μm上昇させる。この移動量は積層3の影響をなるべ
く受けずに基層2の粒子濃度を測定できるものが好まし
く、本実施例ではフィルム断面において、厚さ方向の中
間地点を測定するようにした。XY軸ステージ移動装置
13から操作指令部14へ移動終了信号が与えられる
と、操作指令部14は粒子演算装置9に粒子測定開始信
号を与え、撮像装置8により得られた基層2の画面内の
粒子数を測定する。この基層粒子数は、膜厚演算装置1
0の記憶部101に蓄えられる。
【0057】粒子演算装置9から操作指令部14へ粒子
測定終了信号が与えられると、操作指令部14は膜厚演
算装置10に演算開始信号を与え、膜厚演算装置10の
演算部102は、積層粒子数、基層粒子数から膜厚計算
式数4により積層膜厚を計算する。
【0058】そして、膜厚演算装置10から操作指令部
14へ演算終了信号が与えられると、操作指令部14は
XY軸ステージ移動装置13に移動開始信号を与え、X
Y軸ステージ移動装置13は、フィルムの異なる場所に
ついて積層粒子数、基層粒子数を測定できるように予め
設定された量だけステージ5を照明光の光軸に直交する
平面内で移動させる。XY軸ステージ移動装置13から
操作指令部14へ移動終了信号が与えられると、操作指
令部14は、再びZ軸ステージ移動装置12にAF開始
信号を与え、前述と同様の動作で25点の積層膜厚を順
次計算していく。計算された積層膜厚は、膜厚演算装置
10の記憶部101に蓄えられ、平均値をそのフィルム
の積層膜厚として、表示装置11に表示する。上記平均
をとるのは、25点の積層膜厚の分散値を、フィルム表
面状態均一さの評価値として使用するためと、測定精度
を向上させるためである。
【0059】膜厚計算式数4の係数は、予め積層膜厚の
判っている複数の積層膜厚、基層粒子濃度を振ったサン
プルについて測定を行い、積層粒子数、基層粒子数を求
め、これらの測定値から最小自乗法より算出する。
【0060】
【発明の効果】請求項1の膜厚測定方法によれば、内部
に粒子を含み、その粒子濃度が既知の膜の膜厚全体を画
面内に含む像の粒子数を測定し、粒子濃度と得られた粒
子数から膜厚を求めるので、膜に何らの前処理を施すこ
と無く、容易にかつ短時間で精度よく膜厚が測定可能に
なるという優れた効果を有する。
【0061】請求項2の膜厚測定方法によれば、測定対
象が、例えば積層と基層の材質が同じで、かつ基層の粒
子濃度が変化する複合フィルムの積層膜厚であり、従来
のヘイズ値測定法による測定が不可能である場合にも、
積層膜厚が測定可能になるという優れた効果を有する。
【0062】また、積層の粒子濃度が低く電子顕微鏡に
よる断面測定法では精度よく測定できない場合も、フィ
ルムに何らの前処理を施すこと無く、容易にかつ短時間
で精度よく積層膜厚が測定可能となる優れた効果を有す
る。
【0063】
【0064】
【0065】請求項の膜厚測定装置によれば、照明装
置、測定範囲が膜の膜厚よりも大きいレンズ系、撮像装
置、粒子演算装置および膜厚演算装置で構成したので、
粒子濃度が既知の膜の膜厚測定が作業者の熟練に何ら頼
らずして短時間で可能となる優れた効果が得られる。
【0066】請求項の膜厚測定装置によれば、照明装
置、基層内部の像ならびに積層全体および基層の一部を
含む像をそれぞれ結像可能なレンズ系、撮像装置、粒子
演算装置および膜厚演算装置で構成したので、測定対象
が、例えば少なくとも基層と積層とからなる多層構造の
合成樹脂フィルムのようなものであっても、基層の粒子
濃度の如何に拘らずその補正が可能であると共に、作業
者の熟練に何ら頼らずして短時間で積層膜厚を容易に測
定できる。
【0067】
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定対象の断面図である。
【図2】本発明の測定装置の全体模式図である。
【図3】レンズ系のピント面と輝度レベルとの関係を示
す模式図である。
【図4】膜厚と測定範囲を示す図である。
【図5】積層にピントを合わせたときの測定範囲を示す
図である。
【図6】積層膜厚と粒子数の関係を示す図である。
【図7】基層粒子濃度と粒子数の関係を示す図である。
【図8】基層にピントを合わせたときの測定範囲を示す
図である。
【図9】基層粒子濃度と粒子数の関係を示す図である。
【符号の説明】
1……複合フィルム1 2……基層 3……積層 4……粒子 5……XYZ軸ステージ 6……照明装置 7……レンズ系(光学顕微鏡) 8……撮像装置 9……粒子演算装置 10……膜厚演算装置 11……表示装置 12……Z軸ステージ移動装置 13……XY軸ステージ移動装置 14……操作司令部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−177432(JP,A) 特開 昭61−34411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 120 G01N 15/00 - 15/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子濃度が既知の、内部に粒子を含む膜に
    光を照射し、膜厚全体を画面内に含む像を結像させ、結
    像された像に含まれる粒子の数を計測し、既知の粒子濃
    度と計測された粒子の数とに基づいて前記膜の膜厚を求
    めることを特徴とする膜厚測定方法。
  2. 【請求項2】基層と、粒子濃度が既知の、内部に粒子を
    含む積層とを含む膜に光を照射し、基層内部の像を結像
    させ、結像された像に含まれる粒子の数を計測し、積層
    の全体および基層の一部を含む像を結像させ、結像され
    た像に含まれる粒子数を計測し、得られた前記基層内部
    の像ならびに積層の全体および基層の一部を含む像に含
    まれる粒子の数と積層の粒子濃度とに基づいて積層の膜
    厚を求めることを特徴とする膜厚測定方法。
  3. 【請求項3】粒子濃度が既知である、内部に粒子を含む
    膜に光を照射する照明装置と、この照明装置の照明によ
    る膜の像を結像する、測定範囲が膜の膜厚よりも大きい
    レンズ系と、このレンズ系により結像された像を撮像す
    る撮像装置と、この撮像装置により得られた像に含まれ
    る粒子の数を演算する粒子演算装置と、粒子濃度と粒子
    演算装置によって得られた粒子数とに基づいて膜の膜厚
    を算出する膜厚演算装置とを備えてなることを特徴とす
    る膜厚測定装置。
  4. 【請求項4】基層と、粒子濃度が既知の、膜内に粒子を
    含む積層とを含む膜に光を照射する照明装置と、この照
    明装置の照明による膜の像を結像する、基層内部の像な
    らびに積層全体および基層の一部を含む像をそれぞれ結
    像可能なレンズ系と、このレンズ系により結像された像
    を撮像する撮像装置と、この撮像装置により得られた像
    に含まれる粒子の数を演算する粒子演算装置と、得られ
    た基層内部ならびに積層の全体および基層の一部を含む
    像に含まれる粒子の数と積層の粒子濃度とに基づいて積
    層の膜厚を算出する膜厚演算装置とを備えてなることを
    特徴とする膜厚測定装置。
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