JP3318994B2 - 撮像装置の製造方法 - Google Patents

撮像装置の製造方法

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JP3318994B2 JP00312193A JP312193A JP3318994B2 JP 3318994 B2 JP3318994 B2 JP 3318994B2 JP 00312193 A JP00312193 A JP 00312193A JP 312193 A JP312193 A JP 312193A JP 3318994 B2 JP3318994 B2 JP 3318994B2
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色分解プリズム及び固
体撮像素子を用いたテレビジョン用の撮像装置の製造方
に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の撮像装置について説明す
る。
【0003】図2は従来の撮像装置の要部構成を示す平
面図である。図2において、1は撮像レンズ、2は色分
解プリズムであり、3Gは緑色チャンネル用の固体撮像
素子である。図3は図2のA−A′線で切断した断面図
である。図3において、3Rは赤色チャンネル用の固体
撮像素子、3Bは青色チャンネル用の固体撮像素子であ
る。
【0004】図4は従来の色分解プリズムと固体撮像素
子の組立てを示す斜視図である。図4において、3は固
体撮像素子、6は接合部品である。
【0005】図5は従来の色分解プリズムと固体撮像素
子の防塵構造を示す斜視図である。図5において、7は
防塵テープである。固体撮像素子3R,3G,3Bは色
分解プリズム2の赤色、緑色、青色チャンネルの光射出
面に対し各色チャンネル毎のフォーカス調整及び各色チ
ャンネル相互間のレジストレーション調整等を行った
後、接合部品6で固定する。この後、図5のように色分
解プリズム2の光射出面と固体撮像素子3の間の空間を
防塵テープ7で覆う。
【0006】以上のように構成された撮像装置につい
て、以下その動作について説明する。まず、撮像レンズ
1を通して入射した光は色分解プリズム2で赤、緑、青
の各色光に分離され、それぞれの色チャンネル毎に固定
された固体撮像素子3R,3G,3Bで受光される。そ
して防塵テープ7により色分解プリズム2の光射出面と
固体撮像素子3の間の空間への外部からのごみの侵入を
防いでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、色分解プリズム2の光射出面と固体撮像素
子3の間の空間にごみがある場合、撮像範囲内の場合は
固体撮像素子3を接合する前にごみを発見し、除去でき
るが、撮像範囲外の場合はごみを除去できないため固体
撮像素子3の接合後にごみが撮像範囲内に移動するとい
う問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、各色チャンネル毎の固体撮像素子のフォーカス調整
及びレジストレーション調整ができ、かつ色分解プリズ
ムの光射出面と固体撮像素子の間の空間が完全防塵でき
る撮像装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の撮像装置の製造方法は、撮像レンズからの被
写体光を複数の異なる色の光束に分解する色分解プリズ
ムの射出面に光透過性の第1の光学部品を光透過性接合
剤で接合し、固体撮像素子の受光面に光透過性の第2の
光学部品を前記光透過性接合剤で接合した後、前記色分
解プリズムに接合された第1の光学部品と前記固体撮像
素子に接合された前記第2の光学部品とを光透過性接合
剤で接合するものである。
【0010】
【作用】この構成によって、色分解プリズムの光射出面
と固体撮像素子の間の空間への撮像範囲外に付着してい
るごみの移動を防ぎ、かつ外部からのごみの侵入を防ぐ
ことができる。また、厚さの異なる光学部品を選択する
ことにより、色分解プリズムおよび固体撮像素子の部品
による光路長のばらつきを一定に調整することができ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例の構成を示す斜視
図である。図1において、2は色分解プリズム、3は固
体撮像素子、4A,4Bは光を透過する平板状の光学ガ
ラス等の光学部品、5A,5B,5Cは光を透過し、屈
折率が色分解プリズム2と近似な紫外線硬化型接合剤で
ある。
【0013】以上のように構成された撮像装置につい
て、図1を用いてその動作を説明する。まず、固体撮像
素子3に光を透過する平板状の光学部品4Bを設け、光
を透過する紫外線硬化型接合剤5Cにより、その厚さが
強度の低下しない10μm〜200μmの範囲に収まる
ように光学部品4Bの厚さを選択して接合し、紫外線に
より硬化させる。また、色分解プリズム2の射出面に光
を透過する平板状の光学部品4Aを設け、光を透過する
紫外線硬化型接合剤5Aにより、その厚さを強度の低下
しない10μm〜200μmの範囲に収まるように光学
部品4Aの厚さを選択し、紫外線により硬化接合する。
光学部品4Aを接合した色分解プリズム2に、光学部品
4Bを接合した固体撮像素子3を、光を透過する紫外線
硬化型接合剤5Bにより、その厚さが強度の低下しない
10μm〜200μmの範囲でフォーカス調整及びレジ
ストレーション調整をし、紫外線により硬化接合するこ
とにより色分解プリズム2及び固体撮像素子3の間の空
気層を無くし、接着後のごみの移動及び外部からのごみ
の侵入を防ぐ。
【0014】以上のような構成により色分解プリズム2
で赤、青、緑の各色に分離された光はそれぞれの色チャ
ンネル毎に接合された透明な光学部品4A,4B及び光
を透過する紫外線硬化型接合剤5A,5B,5Cを通
り、それぞれの色チャンネル毎に固定された固体撮像素
子3で受光される。
【0015】以上のように本実施例によれば、色分解プ
リズムの光射出面と固体撮像素子の間に光を透過する平
板状の光学部品を設け、各々の空間に光を透過する紫外
線硬化型接合剤を充填し、紫外線で硬化接合することに
より、色分解プリズム及び固体撮像素子の間の空気層を
無くし、接着後のごみの移動を防ぎ、また外部からのご
みの侵入を防ぐことができる。
【0016】なお、本実施例において光を透過する接合
剤として紫外線硬化型接合剤を用いたが、熱硬化型、常
温硬化型などの他の硬化型の接合剤であっても同様の効
果が得られる。
【0017】またなお、本実施例において色分解プリズ
ムは、三板式カラー撮像用の色分解プリズムとしたが、
その他の複板式カラー撮像装置用の色分解プリズム及び
単板式撮像装置用の光学系部品でも同様の効果が得られ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮像レン
ズからの被写体光を複数の異なる色の光束に分解する色
分解プリズムの射出面に光透過性の第1の光学部品を光
透過性接合剤で接合し、固体撮像素子の受光面に光透過
性の第2の光学部品を前記光透過性接合剤で接合した
後、前記色分解プリズムに接合された第1の光学部品と
前記固体撮像素子に接合された前記第2の光学部品とを
光透過性接合剤で接合することにより、色分解プリズム
および固体撮像素子それぞれの厚さに応じた光学部品を
選択することができ、色分解プリズムおよび固体撮像素
子の部品による光路長のばらつきを一定に調整すること
ができる撮像装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による接合構造を示す斜視図
【図2】従来の撮像装置の要部構成を示す平面図
【図3】図2のA−A′線断面図
【図4】従来の撮像装置の組立てを示す斜視図
【図5】従来の撮像装置の防塵構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 撮像レンズ 2 色分解プリズム 3 固体撮像素子 4A 平板状の光学部品 4B 平板状の光学部品 5A 光透過性接合剤 5B 光透過性接合剤 5C 光透過性接合剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−148989(JP,A) 実開 昭61−23782(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/04 - 9/11 H04N 5/335

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像レンズからの被写体光を複数の異な
    る色の光束に分解する色分解プリズムの射出面に光透過
    性の第1の光学部品を光透過性接合剤で接合し、固体撮
    像素子の受光面に光透過性の第2の光学部品を光透過性
    接合剤で接合した後、前記色分解プリズムに接合された
    第1の光学部品と前記固体撮像素子に接合された前記第
    2の光学部品とを光透過性接合剤で接合する撮像装置の
    製造方法。
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