JP3318993B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3318993B2
JP3318993B2 JP34535992A JP34535992A JP3318993B2 JP 3318993 B2 JP3318993 B2 JP 3318993B2 JP 34535992 A JP34535992 A JP 34535992A JP 34535992 A JP34535992 A JP 34535992A JP 3318993 B2 JP3318993 B2 JP 3318993B2
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郁準 山口
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣等の偽造防止機能
を備え、且つ、通信回線を介して管理者側とのデ−タ通
信を可能に構成された画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭55-111977 号公報、特開平2-7328
3 号公報、特開平2-210591号公報等には、紙幣・小切手
・有価証券等の偽造を防止できる装置が開示されてい
る。
【0003】特開昭55-111977 号公報の装置は、複写動
作中に原稿のパタ−ンを検出して所定の複写禁止対象の
パタ−ンと比較し、両者が一致すると、用紙上への画像
形成を妨げる装置である。また、特開平2-73283 号公報
の装置は、画像読取・記録動作中に原稿画像が複写禁止
対象の原稿であるか否かを検出して、複写禁止対象の原
稿であると判定された時点で、それまでに記録された画
像に対してベタ黒を上書きする等の処理を施す装置であ
る。また、特開平2-210591号公報の装置は、原稿の位置
を検出して特定部分の画像パタ−ンを検出して、予め登
録されているパタ−ンとの類似度を判定し、該類似度に
基づいて、原稿が紙幣等であるか否かを判別する装置で
ある。
【0004】複数の複写機の管理用デ−タを単一の中央
処理装置へ送信して、該処理装置にて一括処理する方式
が提案されている(特開昭54-54032号公報)。また、各
複写機の管理用デ−タを、それぞれの端末装置を介して
単一の中央制御装置へ送信して、該制御装置にて処理す
ることにより、複数の複写機を管理する装置が提案され
ている(特開昭54-44522号公報)。また、管理センタ−
によって、複写機をオンラインで管理する方式が、本出
願人により開示されている(特開平4-50958 号公報
等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭55-111977 号公
報、特開平2-73283 号公報、特開平2-210591号公報等に
記載の装置は、何れも、紙幣・小切手・有価証券等の偽
造を不可能にすることを目的とした装置である。このた
め、偽造の試み自体を未然に防止する機能は、備えてい
ない。また、これらの装置では、予め、紙幣・小切手・
有価証券等のパタ−ンを登録しておき、このパタ−ンを
原稿のパタ−ンと比較することで、原稿が紙幣等である
か否かを判定しているのであるが、紙幣・小切手・有価
証券等のパタ−ンは変更される場合もある。また、情勢
に応じて或る1つのパタ−ンを指定して、重点的に偽造
を防止したい場合もある。このため、これらの事情に対
応できることが望ましい。
【0006】本発明は、偽造の試み自体を未然に防止で
きるようにすること、及び、偽造の試みがなされた場合
には、速やかに管理者に通報できるようにすることを目
的とする。また、本発明は、紙幣・小切手・有価証券等
の登録パタ−ンを、情勢に応じて容易に変更できるよう
にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
画像に対応する電気信号を生成する画像信号生成手段
と、前記電気信号に対応する画像を用紙上に再現する画
像記録手段と、画像記録禁止対象の画像に関するデータ
を記憶するデータ記憶手段と、前記電気信号と前記デー
タ記憶手段のデータに基づき、前記電気信号に対応する
画像が画像記録禁止対象の画像であるか否かを判定する
判定手段と、画像形成装置のトラブルを検出する検出手
段と、所定の送信相手先を示すデータを記憶する相手先
記憶手段と、前記検出手段でトラブルが検出された場合
には前記送信相手先に該トラブルに関するデータを送信
するとともに、前記判定手段で前記電気信号に対応する
画像が画像記録禁止対象の画像であると判定された場合
には該送信相手先に前記判定手段による判定結果を送信
する送信手段と、を有する画像形成装置である。請求項
2の発明は、原稿画像に対応する電気信号を生成する画
像信号生成手段と、前記電気信号に対応する画像を用紙
上に再現する画像記録手段と、画像記録禁止対象の画像
に関するデータを記憶するデータ記憶手段と、前記電気
信号と前記データ記憶手段のデータに基づき、前記電気
信号に対応する画像が画像記録禁止対象の画像であるか
否かを判定する判定手段と、定時発信時刻になったこと
を検出する検出手段と、所定の送信相手先を示すデータ
を記憶する相手先記憶手段と、前記検出手段で定時発信
時刻になったことが検出された場合には前記送信相手先
に画像記録枚数に関するデータを送信するとともに、前
記判定手段で前記電気信号に対応する画像が画像記録禁
止対象の画像であると判定された場合には該送信相手先
に前記判定手段による判定結果を送信する送信手段と、
を有する画像形成装置である。請求項3の発明は、原稿
画像に対応する電気信号を生成する画像信号生成手段
と、前記電気信号に対応する画像を用紙上に再現する画
像記録手段と、画像記録禁止対象の画像に関するデータ
を記憶するデータ記憶手段と、前記電気信号と前記デー
タ記憶手段のデータに基づき、前記電気信号に対応する
画像が画像記録禁止対象の画像であるか否かを判定する
判定手段と、画像形成プロセスに影響するエレメントデ
ータを検出する検出手段と、所定の送信相手先を示すデ
ータを記憶す る相手先記憶手段と、前記検出手段で検出
されたエレメントデータを前記送信相手先に所定のタイ
ミングで送信するとともに、前記判定手段で前記電気信
号に対応する画像が画像記録禁止対象の画像であると判
定された場合には該送信相手先に前記判定手段による判
定結果を送信する送信手段と、を有する画像形成装置で
ある。請求項4の発明は、原稿画像に対応する電気信号
を生成する画像信号生成手段と、前記電気信号に対応す
る画像を用紙上に再現する画像記録手段と、画像記録禁
止対象の画像に関するデータを記憶するデータ記憶手段
と、前記電気信号と前記データ記憶手段のデータに基づ
き、前記電気信号に対応する画像が画像記録禁止対象の
画像であるか否かを判定する判定手段と、メンテナンス
に関連する数値をカウントするカウント手段と、所定の
送信相手先を示すデータを記憶する相手先記憶手段と、
前記カウント手段でカウントされた数値が所定値を越え
た場合には前記送信相手先に所定のデータを送信すると
ともに、前記判定手段で前記電気信号に対応する画像が
画像記録禁止対象の画像であると判定された場合には該
送信相手先に前記判定手段による判定結果を送信する送
信手段と、を有する画像形成装置である。請求項5の発
明は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の画像形成装
置であって、前記送信手段は、画像が画像記録禁止対象
の画像であると判定された場合には、当該日時刻、当該
画像形成装置を識別する情報、当該画像形成装置のユー
ザを特定するIDを送信相手先に送信する、画像形成装
置である。請求項6の発明は、請求項1〜請求項4の何
れかに記載の画像形成装置であって、前記相手先記憶手
段は、前記所定の送信相手先として、優先順位の付され
た複数の送信相手先を記憶しており、前記送信手段は、
前記優先順位が最高である送信相手先に送信できない場
合は、他の送信相手先に判定結果を送信する、画像形成
装置である。請求項7の発明は、請求項1〜請求項4の
何れかに記載の画像形成装置であって、前記データ記憶
手段は、複数種類の画像記録禁止対象の画像に関するデ
ータを記憶しており、前記送信手段は、前記判定結果と
ともに、該判定結果が対応付けられている画像の種類を
特定するデ−タを送信する、画像形成装置である。
【0008】請求項8の発明は、原稿画像に対応する電
気信号を生成する画像信号生成手段と、前記電気信号に
対応する画像を用紙上に再現する画像記録手段と、画像
記録禁止対象の画像に関するデータを記憶するデータ記
憶手段と、前記電気信号と前記データ記憶手段のデータ
に基づいて前記電気信号に対応する画像が画像記録禁止
対象の画像であるか否かを判定するためのアルゴリズム
の記述されたプログラムを記憶するプログラム記憶手段
と、前記プログラム記憶手段のプログラムに従って、前
記電気信号に対応する画像が画像記録禁止対象の画像で
あるか否かを判定する判定手段と、通信回線を介して管
理者側の装置とデータ通信を行う通信手段と、前記通信
手段を介して前記管理者側の装置から送られる画像記録
禁止対象の画像であるか否かを判定するためのアルゴリ
ズムの記述されたプログラムによって、前記プログラム
記憶手段のプログラムを更新するデータ更新手段と、を
有する画像形成装置である。請求項9の発明は、請求項
に記載の画像形成装置に於いて、前記判定手段で前記
電気信号に対応する画像が画像記録禁止対象の画像であ
ると判定された場合には、前記通信手段を介して前記管
理者側の装置に前記判定手段による判定結果を送信する
送信手段を有する、画像形成装置である。請求項10の
発明は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の画像形成
装置であって、前記電気信号と前記データ記憶手段のデ
ータに基づいて前記電気信号に対応する画像が画像記録
禁止対象の画像であるか否かを判定するためのアルゴリ
ズムの記述されたプログラムを記憶するプログラム記憶
手段と、前記送信相手先から送られるプログラムによっ
て、前記プログラム記憶手段のプログラムを更新するデ
ータ更新手段と、を有し、前記判定手段は、前記プログ
ラム記憶手段のプログラムに従って前記の判定を行う、
画像形成装置である。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、検出手段によりトラブル
が検出されると、そのトラブルに関するデータが、相手
先記憶手段に記憶されている送信相手先に送信されると
ともに、画像信号生成手段により生成された電気信号に
対応する画像が、画像記録禁止対象の画像であると判定
手段により判定されると、その判定結果が、上記の送信
相手先へ送信される。請求項2の発明では、検出手段に
より定時発信時刻になったことが検出されると、画像記
録枚数に関するデータが、相手先記憶手段に記憶されて
いる送信相手先に送信されるとともに、画像信号生成手
段により生成された電気信号に対応する画像が、画像記
録禁止対象の画像であると判定手段により判定される
と、その判定結果が、上記の送信相手先へ送信される。
請求項3の発明では、検出手段により検出されたエレメ
ントデータが、所定のタイミングで、相手先記憶手段に
記憶されている送信相手先に送信されるとともに、画像
信号生成手段により生成された電気信号に対応する画像
が、画像記録禁止対象の画像であると判定手段により判
定されると、その判定結果が、上記の送信相手先へ送信
される。請求項4の発明では、カウント手段によりカウ
ントされた数値が所定値を越えた場合には、所定のデー
タが、相手先記憶手段に記憶されている送信相手先に送
信されるとともに、画像信号生成手段により生成された
電気信号に対応する画像が、画像記録禁止対象の画像で
あると判定手段により判定されると、その判定結果が、
上記の送信相手先へ送信される。
【0010】請求項8の発明では、通信回線を介して、
管理者側から、画像記録禁止対象の画像であるか否かを
判定するためのアルゴリズムの記述されたプログラムが
送信されて来ると、データ更新手段により、プログラム
記憶手段のプログラムが、上記のプログラムで更新され
る。以後、判定手段による判定は、更新後のプログラム
に従って行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、 〔1〕実施例装置の設置されるシステム 〔2〕実施例装置の機構 〔3〕実施例装置の紙幣検出方式 〔4〕管理センタ−側とのデ−タ通信 の順に説明する。
【0012】〔1〕実施例装置の設置されるシステム [1-1] システムの概要 実施例のデジタルカラ−複写機4 は、図1のように、
『デ−タタ−ミナル(DT)1 ・モデム52・内線・構内
交換機(PBX)・内線・他の複写機のモデム52-N・他
の複写機のDT1-N 』の経路で、同一構内の他の複写機
4-N に接続可能に設けられている。また、実施例の複写
機4 は、『DT1 ・モデム52・内線・構内交換機(PB
X)・外線・センタ−のモデム72』の経路で、サ−ビス
センタ−のホストコンピュ−タ90に接続可能に設けられ
ている。
【0013】上記システムは、多数のユ−ザ側の装置
と、サ−ビスセンタ−側の装置と、これらを接続する通
信回線網とから構成されるが、図では、或る1のユ−ザ
の(同一構内の)複数の装置が示されている。即ち、N
台の複写機4 ・DT1 ・モデム52・併設電話機53と、M
台の独立の電話機53’と、アナログ式のPBXとが示さ
れている。以下の説明中、N台の複写機4 ・N台のDT
1 等のうちの任意の1 台を示す場合には、複写機4-i ,
DT1-i 、或いは、複写機4-j , DT1-j 等のように、
符号の後に『- 』で区切って添えた英数字で示すことと
する。
【0014】上記DT1 は、接続されている複写機4 の
各種の情報を取入れて所定の処理を施すとともに、必要
に応じてモデム52を起動してサ−ビスセンタ−側との通
信回線を接続させたり、又は、同一構内の他の複写機と
の通信回線を接続させたりして、接続相手先とのデ−タ
通信を可能にさせる装置である。例えば、紙幣・小切手
・有価証券・商品券等、EEP−ROM49(図3)に登
録されている所定の複写禁止対象の画像の複写の試みが
なされた場合には、サ−ビスセンタ−側との接続が行わ
れて、その旨の情報が送信される。なお、サ−ビスセン
タ−側が話中であって接続できない場合には、内線・P
BX・外線を介して、又は、内線・PBX・内線を介し
て、他の装置に接続されて、その旨の情報が送信され
る。
【0015】内線によるデ−タ通信の場合には、例え
ば、DT1-i のモデム52-iから、DT1-j のモデム52-j
の内線番号が送出され、接続後に、DT1-i 〜DT1-j
間での内線のデ−タ通信が可能とされる。また、外線に
よるデ−タ通信の場合には、外線選択番号として、先頭
に“0”を付する等の処理が行われる。
【0016】上記サ−ビスセンタ−には、CPU91(図
4)を有するコンピュ−タ装置が設けられている。この
CPU91は、通信端末装置としての機能を備えたモデム
72によって、通信回線に接続される。即ち、CPU91
は、CPU91の通信I/F(RS232CI/F)98・
モデム72の通信I/F(RS232CI/F)71を介し
て、モデム72に接続されている。また、CPU91には、
ディスプレィ92,キ−ボ−ド93,プリンタ94, RAM97
等が接続されている。このサ−ビスセンタ−に於いて、
各ユ−ザの各複写機を管理するための処理が行われる。
【0017】例えば、ユ−ザ側からサ−ビスセンタ−へ
送信される複写機4-k の各種のデ−タ(複写機4-k の状
態に関するエレメントデ−タ,複写機4-k のコピ−枚数
等のカウントデ−タ, 複写機4-k で紙幣等の複写が試み
られた旨のデ−タ等)は、モデム72・モデム72側の通信
I/F(RS232CI/F)71・CPU91側の通信I
/F(RS232CI/F)98を介してCPU91へ入力
されて、CPU91で処理される。これにより、当該複写
機4-k の管理用のデ−タが作成されたり、或いは、更新
されたりする。また、定時に行われる複写機4-k 〜サ−
ビスセンタ−間のデ−タ通信に於いては、サ−ビスセン
タ−側から複写機4-k 側へデ−タ(紙幣等の複写禁止対
象の画像のデ−タ,原稿が複写禁止対象に該当するか否
かを判別するアルゴリズムの記述されたプログラム等)
が送信されて、これにより、複写機4-k 側のデ−タが更
新される。
【0018】[1-2] システムの回路構成 図3及び図4に即して、上記システムの回路構成を説明
する。
【0019】複写機4 では、画像形成プロセスに影響す
る各種のエレメントデ−タ(用紙搬送所要時間,感光体
ドラムの表面電位,現像剤中のトナ−濃度,感光体ドラ
ム露光量,現像バイアス電圧,感光体ドラム上のトナ−
の付着量,帯電チャ−ジャのグリッド電圧,複写機4 の
設置箇所の温度・湿度等の環境に関する量)が、複写機
4 の各所に配設されている各種のセンサ群によって検出
される。これらの検出デ−タは、複写機4 のCPU41で
処理された後、シリアルI/F43・シリアルI/F13を
介して、DT1 のCPU11へ送信される。また、複写機
4 のイメ−ジリ−ダ部で、紙幣等の複写禁止対象の画像
が読み取られた旨検出されると(検出方式は後述)、そ
の旨の情報が、同様に、DT1 のCPU11へ送信され
る。
【0020】また、複写機4 のCPU41では、サ−ビス
センタ−側で計算される請求金額等の基礎デ−タとなる
カウンタ(用紙排出回数を示すト−タルカウンタ,用紙
サイズ別(給紙口別)の使用枚数を示すサイズ別カウン
タ)のカウント値、及び、メインテナンス上の目安とな
るカウンタ(各箇所毎のJAM回数を示す箇所別JAM
カウンタ,各箇所毎のトラブル回数を示す箇所別トラブ
ルカウンタ,各部品毎の使用回数を示す部品別PMカウ
ンタ)のカウント値が各々計数されて、シリアルI/F
42・シリアルI/F12を介して、DT1 のCPU11へ送
信される。
【0021】また、上記CPU41は、イメ−ジリ−ダ部
及びプリンタ部に接続されているとともに、操作パネル
40上の各種のキ−スイッチ群(複写開始指令用のプリン
トキ−、数値入力用のテンキ−、入力のクリア指令用の
クリアキ−等)、及び、操作パネル40以外の箇所に設け
られている各種のスイッチ群(トラブルのリセットを指
令するためのトラブルリセットスイッチ等)に接続され
ている。また、操作パネル40上には、複写機4 の各種の
状態(例:ウォ−ムアップ中,給紙部でジャム発生
等)、紙幣等の偽造防止対策が施されている旨のメッセ
−ジ等を、必要に応じて表示するための表示部が設けら
れている。
【0022】また、上記CPU41には、RAM44とEE
P−ROM49が接続されている。RAM44には、工場出
荷時に於いて、複写機4 の機種(モデル)名、シリアル
ナンバ−等が記憶されている。これらのデ−タは、DT
1 を複写機4 に取付ける時に、シリアルI/F42・シリ
アルI/F12を介してCPU11へ送信される。EEP−
ROM49には、紙幣等の複写禁止対象の原稿を検出する
ためのリファレンスパタ−ンが格納されている。このリ
ファレンスパタ−ンは、サ−ビスセンタ−側からの指令
により書換え可能とされている。上記検出方式とサ−ビ
スセンタ−側からダウンロ−ドする方式については、後
述する。
【0023】DT1 のCPU11では、複写機4 の各種の
デ−タが収集されて処理される。また、サ−ビスセンタ
−を呼び出す条件(何れか1つの発信フラグが1にされ
る条件)が満たされると、架電処理(図14〜図16)
が実行されて、モデム52が起動される。これにより、通
信回線(内線・PBX・外線)を介してサ−ビスセンタ
−側に接続され、複写機4 の管理用のデ−タ(エレメン
トデ−タ,カウントデ−タ,紙幣等の複写が試みられた
旨のデ−タ等)が、サ−ビスセンタ−のCPU91へ送信
されるとともに、サ−ビスセンタ−側からのデ−タが受
信されて所定の処理が施される。なお、サ−ビスセンタ
−側へ送信されるデ−タの種類は、上記発信フラグの種
類によって定まる。
【0024】上記の接続を可能にするために、DT1 の
CPU11は、通信I/F(RS232CI/F)18・モ
デム52の通信I/F(RS232CI/F)51を介し
て、通信端末装置であるモデム52に接続されており、該
モデム52は、内線を介してPBXに接続されている。ま
た、このPBXが、外線(公衆電話回線)を介して、サ
−ビスセンタ−のモデム72に接続可能とされている。
【0025】また、上記CPU11には、制御プログラム
の格納されたEP−ROM、番号デ−タ等の格納される
不揮発性メモリ(NV−RAM)、作業用のRAM、時
計IC等が接続されている。上記NV−RAMには、サ
−ビスセンタ−の外線選択番号以外に、サ−ビスセンタ
−に接続不可能である場合にダイアルすべき他の管理者
(優先順位の低い管理者)の外線選択番号、同一のPB
Xで管理される他の複写機の内線番号等も記憶されてい
る。
【0026】〔2〕実施例装置の機構 次に、図2に即して、実施例のデジタルカラ−複写機4
の機構を説明する。複写機4 は、画像読取部(イメ−ジ
リ−ダ部)30と、画像記録部(プリンタ部)20とから成
る。
【0027】画像読取部30では、原稿画像が読み取られ
て電気信号が生成され、該電気信号に基づいてレ−ザダ
イオ−ド駆動用の画像デ−タが生成される。即ち、原稿
台ガラス31上に画像面を下向きに載置される原稿は、ま
ず、スキャナ32によって露光走査される。これにより、
画像反射光は、スキャナ32に搭載されたイメ−ジセンサ
(CCD)33で、原稿画像に対応する電気信号に光電変
換される。次に、この電気信号は、画像信号処理部34に
入力されて所定の処理を施され、レ−ザダイオ−ド駆動
用の画像デ−タとされる。この画像デ−タは、プリント
ヘッド制御部35へ送られる。なお、スキャナ32は、走査
時、パルスモ−タ36の駆動力で移動される。
【0028】画像記録部20では、レ−ザ光L によって感
光体ドラム24の表面に書き込まれる静電潜像を、対応す
る色のトナ−(シアンC、マゼンタM、イエロ−Y、ブ
ラックBk)で各々現像し、これを、転写ドラム10に巻
付けられている用紙上に順次重ねて転写した後、定着装
置48により熱圧着して定着している。なお、画像記録禁
止対象の原稿であると判定された場合には、Bkトナ−
用の静電潜像の形成時に於いて、原稿に対応する画像で
はなく、『無効』のフォントパタ−ンが、レ−ザ光L に
よって感光体ドラム24に書き込まれる。
【0029】前記プリントヘッド制御部35により制御さ
れるレ−ザ装置21から、まず、レ−ザ光L が出力され
る。このレ−ザ光L は、定速回転されている感光体ドラ
ム40の表面に入射されるとともに、該感光体ドラム24を
軸方向に走査するように、レ−ザ装置21内の光学系によ
って導かれている。このため、感光体ドラム24の表面に
は、画像デ−タに対応する静電潜像が形成される。な
お、感光体ドラム24は、レ−ザ光L の入射位置の上流側
で、一様に帯電されている。
【0030】感光体ドラム24に形成された静電潜像は、
次に、現像装置6 に設けられている現像器(シアントナ
−用の現像器6C、マゼンタトナ−用の現像器6M、イエロ
−トナ−用の現像器6Y、ブラックトナ−用の現像器6k)
の何れかにより現像されて可視化される。現像器の選択
は、CPU41からの指令で行われる。また、選択された
現像器を現像位置に設定するための現像装置6 の上下移
動は、現像ユニットモ−タ61の駆動力で行われる。
【0031】現像されて可視化されたトナ−像は、次
に、転写ドラム10に巻付けられている用紙上に、転写チ
ャ−ジャ14の吸引力で転写される。ここに、用紙は、用
紙トレイ142 〜144 の何れか、又は、中間トレイ50から
引き出されて、搬送ロ−ラ群によってタイミングロ−ラ
対45まで搬送された後、所定のタイミングで転写ドラム
10に巻付けられている。なお、111 は用紙吸着用の吸着
チャ−ジャ、16,17 は用紙分離用の除電チャ−ジャ、18
0 は用紙分離用の分離爪である。また、感光体ドラム24
及び転写ドラム10は、ドラム駆動モ−タ22により同期し
て駆動される。
【0032】こうして最大4色(フルカラ−時)のトナ
−像を転写された用紙は、次に、転写ドラム10から剥が
されて、搬送ベルト47により定着装置48へ搬送され、該
定着装置48で熱圧着による画像定着処理を施された後、
機外の排紙トレイ490 へ排出され、又は、中間トレイ50
へ収納される。なお、中間トレイ50への収納前に反転装
置151 でスイッチバックされた場合は、次回の画像は裏
面側に形成される。また、搬送ロ−ラ群、搬送ベルト47
等は、メインモ−タ410 により駆動される。
【0033】〔3〕実施例装置の紙幣検出方式 [3-1] 紙幣検出方式の概要 次に、図7に即して、且つ、図5,図2を参照して、実
施例装置の紙幣検出方式の概要を説明する。図7は、C
PU41での処理(図6:後述)中で実行されるコピ−制
御処理(S49) の概要を示す。このCPU41から、イメ−
ジリ−ダ部及びプリンタ部に対して、各々指令が行われ
る。
【0034】コピ−制御処理(S49) では、まず、用紙ト
レイ142 〜144 から用紙を引き出して、転写ドラム10に
巻き付けてチャックすべき旨、及び、レ−ザ装置21内の
ポリゴンミラ−の回転を開始すべき旨、指令される(S10
1)。次に、イメ−ジリ−ダ部に対して、予備スキャン
(原稿サイズ・種別等を検出するためのスキャン)を開
始すべき旨、指令される(S103)。
【0035】また、予備スキャンにより読み込まれた画
像デ−タに基づいて、予備判別が実行される(S105)。こ
れは、原稿画像が、画像記録禁止対象の原稿(ここでは
紙幣であるが、小切手・有価証券・商品券等でも同様)
である可能性の有無を判別する処理である。予備判別の
詳細については、後述する。
【0036】ステップS105の予備判別で上記の可能性が
無いとされた場合は(S107;NO) 、通常の複写動作が指令
される。即ち、イメ−ジリ−ダ部に対しては、画像読取
速度を通常の速度に設定すべき旨指令され、また、プリ
ンタ部に対しては、プリント速度を通常の速度に設定す
べき旨指令される(S111)。
【0037】その後、まず、シアントナ−用の画像読取
動作がイメ−ジリ−ダ部に対して指令されるとともに(S
113)、シアントナ−による画像形成動作がプリンタ部に
対して指令される(S115)。また、シアントナ−に関する
画像読取・画像形成が終了すると(S117;NO) 、次に、マ
ゼンタトナ−に関して同様に指令される。さらに、イエ
ロ−トナ−,ブラックトナ−に関しても、同様に指令さ
れる。こうして、4色に関する画像読取・画像形成が終
了すると(S117;YES)、転写ドラム10から用紙が剥がさ
れ、定着装置48で定着処理が行われた後、機外の排紙ト
レイ490 へ排出される(S145)。
【0038】一方、前記ステップS105の予備判別で、前
記の可能性が有るとされた場合は(S107;YES)、通常より
も遅い速度での複写動作が指令されるとともに、その
間、本判別が実行される。
【0039】まず、イメ−ジリ−ダ部に対して、画像読
取速度を通常よりも遅い速度に設定すべき旨指令され、
また、プリンタ部に対して、プリント速度を通常よりも
遅い速度に設定すべき旨指令される(S121)。
【0040】次に、シアントナ−用の画像読取動作がイ
メ−ジリ−ダ部に対して指令され(S123)、読み込まれた
画像デ−タに基づいて、本判別が実行される(S125)。本
判別の詳細は、後述する。この本判別の結果、原稿が紙
幣であると判定されない場合には(S127;NO) 、上記画像
デ−タに基づいて形成された静電潜像がシアントナ−で
現像された後、用紙上に転写される(S131)。
【0041】また、シアントナ−に関する画像形成が終
了すると(S133;NO) 、次に、マゼンタトナ−に関して同
様に指令される。その結果、マゼンタトナ−用の画像デ
−タで原稿が紙幣であると判定されない場合は(S127;N
O) 、同様に、マゼンタトナ−での現像・転写が行われ
る(S131,S133;NO)。さらにイエロ−トナ−、続いてブラ
ックトナ−に関しても同様に指令され、同様の処理が行
われる。こうして、4色に関する画像形成が終了すると
(S133;YES)、転写ドラム10から用紙が剥がされ、定着装
置48で定着処理が行われた後、機外の排紙トレイ490 へ
排出される(S145)。
【0042】一方、上記ステップS125での何れかの本判
別の結果、原稿が紙幣であると判定された場合には(S12
7;YES)、その旨の信号が、CPU11へ送信される(S14
1)。これに対応して、CPU11では、後述のように、サ
−ビスセンタ−へその旨のデ−タを送信するための処理
が行われる。
【0043】また、複写動作はキャンセルされて『無
効』の文字が黒でプリントされる。即ち、ステップS123
で読み込まれた原稿の画像ではなく、警告フォント発生
部からのフォントデ−タ(例:『無効』の文字)の静電
潜像が、感光体ドラム24の表面に形成され、これが、黒
トナ−で現像されて、用紙上に転写される(S143)。この
動作は、図5のように、CPU41からの指令によって、
セレクタが切り替わることで実現される。
【0044】[3-2] 予備判別・本判別の詳細 次に、予備判別・本判別の手順を示す図8に即して、且
つ、図5、図9、図10を参照して、予備判別・本判別
の詳細を説明する。
【0045】イメ−ジリ−ダ部に於いて予備スキャンが
開始されると(S1001) 、図9のように、まず、光学的イ
メ−ジが5 個のCCD33によって電気信号に変換され
る。この電気信号は、A/D変換器62によりデジタルデ
−タに変換された後、合成処理部63によりR,G,Bの
色デ−タに合成され、さらに、ブロック64にてシェ−デ
ィング補正等の各種の補正処理を施される。
【0046】ブロック64で補正処理された画像デ−タ
は、次に、編集処理部65へ送られて編集処理された後、
ブロック66でγ補正等の処理を施され、その後、プリン
タ部のプリントヘッド制御部35へ送られる。但し、紙幣
認識処理部67からCPU41へ紙幣認識信号が送られ、こ
れに対応して、CPU41から図5のセレクタに対して切
換が指令された場合には、前述(図7のステップS143)
のように、警告フォント発生部からの『無効』フォント
が、プリントヘッド制御部35へ送られる。
【0047】ブロック64での補正処理後の画像デ−タ
は、上記予備判別・本判別処理のために、紙幣認識処理
部67へも送られる。ブロック64から紙幣判別処理部67へ
送られた画像デ−タは、まず、色マスキング部で特定色
(例:紙幣の印鑑の色)のみを抽出され、2値化部で2
値化された後、ビットマップメモリに格納される(S100
3) 。一方、EEP−ROM49内の予備判別用の画像デ
−タ(例:紙幣の印鑑の環状パタ−ン,図10参照)
が、パタ−ン格納RAMに転送される(S1005) 。上記2
つのデ−タは、パタ−ンマッチング部で比較され(予備
判別)、両者が一致するか否かの判別結果が、CPU41
へ送られる(S1007) 。
【0048】上記予備判別で両者が一致しない場合は(S
1009;NO)、原稿は、明らかに紙幣ではないと認識され、
この場合は、前述のように通常の複写動作が実行され
る。即ち、イメ−ジリ−ダ部に対しては、画像読取速度
を通常の速度に設定すべき旨指令され、また、プリンタ
部に対しては、プリント速度を通常の速度に設定すべき
旨指令される(S111,図7) 。
【0049】一方、上記予備判別で両者が一致した場合
は(S1009;YES) 、原稿が紙幣である可能性が有るため、
本判別が実行される。
【0050】まず、前述のように、イメ−ジリ−ダ部に
対して、画像読取速度を通常よりも遅い速度に設定すべ
き旨指令され、また、プリンタ部に対して、プリント速
度を通常よりも遅い速度に設定すべき旨指令される(S12
1,図7) 。即ち、このように設定することで、最終のプ
リント色であるブラックトナ−の現像前に本判別を終了
でき、必要な処理(原稿が紙幣等の画像記録禁止対象の
画像である場合に、前記の如く『無効』の文字を重ね書
き等するための処理,図7のS143参照)を実行できるの
である。
【0051】次に、本スキャンが開始されると、読み込
まれた画像デ−タが、前記予備判別の場合と同様に処理
されて、ビットマップメモリに格納される。また、EE
P−ROM49内の本判別用の画像デ−タ(例:紙幣の印
鑑のパタ−ン, ここでは、図10のP1〜P8のよう
に、傾斜角度の異なる8個のパタ−ンが用意されてい
る)が、順次パタ−ン格納RAMに転送されて(S1011)
、上記ビットマップメモリ内のパタ−ンと順次比較さ
れる(S1013) 。このようにして、全方向のパタ−ンマッ
チングが行われる。
【0052】ビットマップメモリ内のパタ−ンが、上記
P1〜P8の何れとも一致しないまま(S1015;NO)、本判
別が終了した場合は(S1017;YES) 、原稿は紙幣ではない
と認識される。この場合は、前記『無効』の文字を重ね
書きする処理(無効処理,S143・図7)は実行されな
い。一方、ビットマップメモリ内のパタ−ンが、上記P
1〜P8の何れかと一致した場合には(S1015;YES) 、原
稿が紙幣であると認識されて、その結果(紙幣認識信
号)がCPU41へ送られる。これに対応してCPU41
は、前記の如くセレクタを切り換えて、上記無効処理を
実行させる。
【0053】なお、上記複写機では、パタ−ンマッチン
グにより判別を行っているが、これは、他の方式、例え
ば、磁気検出,色ヒストグラム,空間周波数パタ−ン,
形状認識等の方式でもよい。
【0054】〔4〕管理センタ−側とのデ−タ通信 次に、図6(CPU41の処理のメインル−チン) 、図1
1〜図16(CPU11での処理)、及び、図17〜図2
0(CPU91での処理) に即して、サ−ビスセンタ−
(管理センタ−)側とのデ−タ通信を説明する。
【0055】[4-1] 複写機4 のCPU41での処理 図6のように、CPU41では、例えば、電源の投入によ
り処理が開始され、まず、メモリのクリア、標準モ−ド
の設定等の初期設定が行われ(S41) 、次に、ステップS4
3 以降のル−プ処理が繰り返して実行される。
【0056】ステップS43 は、各種の入力信号の受付処
理を一括して示す。ここで、入力信号とは、例えば、操
作パネル40上のキ−スイッチ群、複写機内の各所に設け
られているセンサ群からの入力信号、或いは、CPU11
側からの入力信号である。ステップS45 は、操作パネル
40上の表示部への表示処理を一括して示す。
【0057】また、複写機4 がコピ−動作中であれば(S
47;YES) 、前述(図7)の如く複写動作に必要な各種の
処理が、順次実行される(S49) 。また、前述の如く、原
稿が紙幣であることが検出された場合には、本コピ−制
御処理(S49) に於いて、その旨CPU11へ送信され(図
7のステップS141)、これに対応してCPU11では、紙
幣検出発信フラグが1にされる(図13のステップS403
参照)。
【0058】一方、JAM、その他のトラブル(露光ラ
ンプ切れ,ヒ−タ切れ,チャ−ジワイアの異常放電等)
が発生した場合には(S51;YES) 、当該トラブルに対応す
る処理が実行されるとともに、当該トラブルに対応する
トラブル信号がCPU11へ送信される(S53) 。これに対
応して、CPU11では、トラブル発信フラグが1にされ
る(図11のステップS25 参照)。なお、その後、修理
等が行われて、サ−ビスマン等によりトラブルリセット
スイッチが操作されると(S55;YES) 、トラブルリセット
信号がCPU11へ送信される(S57) 。
【0059】[4-2] DT1 のCPU11での処理 図11のように、CPU11では、例えば、電源の投入に
よって処理がスタ−トされる。初期設定モ−ドが設定さ
れている場合には(S11;YES) 、初期設定処理(S13) が実
行され、その後、複写機4 のCPU41に対してコピ−許
可信号が送信される(S15) 。初期設定モ−ドが設定され
ていない場合は(S11;NO)、直ちにコピ−許可信号が送信
される(S15) 。コピ−許可信号の送信後、ステップS21
〜S37 の繰り返しル−プ処理が実行される。
【0060】*初期設定処理:S13 本処理は、処理の開始時にディップスイッチDIPSW4がオ
ンされている場合、即ち、初期設定モ−ドが設定されて
いる場合に(S11;YES) 、実行される。本処理では、ディ
ップスイッチDIPSW1〜DIPSW3のオン・オフ状態に応じ
て、サ−ビスセンタ−の選択番号(電話番号)、DT1
のID番号(DTID)、及び、サ−ビスセンタ−のI
D番号(センタ−ID)の入力が受け付けられ、また、
初期設定発信が行われる。
【0061】*カウントデ−タ受信処理:S21 本処理では、CPU41から送信されて来る各種のカウン
トデ−タの受信処理が行われる。デ−タの内容は、排出
コ−ド,JAM・トラブルコ−ド,JAM・トラブルカ
ウント値,用紙サイズ別(給紙口別)カウント値,PM
カウント値である。CPU11では、これらのデ−タが最
新の値に更新されて、保持される。
【0062】*エレメントデ−タ受信・デ−タ処理:S2
3 順次、前記の各エレメントデ−タが受信される。また、
その平均値、及び、標準偏差に相当するデ−タが演算さ
れて、最新の値に更新される。
【0063】*トラブル発信判定処理:S25 トラブルが発生した旨の信号、又は、トラブルが回復し
た旨の信号が、CPU41から受信されると、トラブル発
信フラグ、又は、トラブル回復発信フラグが1にされ
る。これにより、架電処理(S37) でモデム52が起動さ
れ、サ−ビスセンタ−との通信回線が接続される。
【0064】*定時発信判定処理:S27 所定の定時発信時刻になると、定時発信フラグが1にさ
れる。これにより、架電処理(S37) でモデム52が起動さ
れ、サ−ビスセンタ−との通信回線が接続される(図1
2のステップS305参照)。また、定時発信によるサ−ビ
スセンタ−との通信中に於いて、サ−ビスセンタ−側か
ら紙幣等のリファレンスデ−タが送信されて来ると(図
12・S301;YES) 、EEP−ROM49の内容を書き換え
るべき旨の指令が、CPU41に対して行われる(S303)。
これに対応して、CPU41側ではデ−タが更新される。
【0065】*警告発信判定処理:S29 本処理では、エレメントデ−タ,JAMカウンタのカウ
ント値,PMカウンタのカウント値が、それぞれ所定の
閾値と比較される。その結果、デ−タが許容範囲を外れ
ると、又は、許容範囲を外れていたデ−タが許容範囲に
復帰すると、警告発信フラグ、又は、警告回復発信フラ
グが1にされる。これにより、架電処理(S37) でモデム
52が起動され、サ−ビスセンタ−との通信回線が接続さ
れる。
【0066】*マニュアル発信判定処理:S31 プッシュスイッチが操作されると、マニュアル発信フラ
グが1にされる。これにより、架電処理(S31) でモデム
52が起動され、サ−ビスセンタ−との通信回線が接続さ
れる。
【0067】*PM発信判定処理:S33 部品交換によってPMカウンタのカウント値が“0”に
クリアされると、クリア値として前回のカウント値が代
入された後、PM発信フラグが1にされる。これによ
り、架電処理(S37) でモデム52が起動され、サ−ビスセ
ンタ−との通信回線が接続される。
【0068】*紙幣コピ−発信判定:S35 複写機4 のCPU41側から、原稿が紙幣である旨の信号
が受信されると(図13のS401;YES・図7のS141参
照)、紙幣検出発信フラグが1にされる(図13のS40
3)。これにより、架電処理(S37) でモデム52が起動さ
れ、サ−ビスセンタ−との通信回線が接続される。
【0069】*架電処理:S37 上述の何れかの発信フラグが1にされると、モデム52に
対して、サ−ビスセンタ−のモデム72を呼び出す旨、指
令される。また、通信回線の接続後に、サ−ビスセンタ
−との間で、発信フラグに対応するデ−タ通信が行われ
る。
【0070】以下、架電処理の詳細を説明する。何れか
の前記発信フラグが1にされると(図14・S501;YES)
、リダイアル待機中でないこと(S503;NO) 、センタ−
のモデム72との通信回線が接続されていないこと(S505;
NO) 、モデム52に対してセンタ−側モデム72の呼出しを
指令した後の待機中でないこと(S507;NO・図15) を条
件として、モデム52に対して、オフフック信号、外線選
択信号、及び、センタ−側モデム72の電話番号を送出す
べき旨指令される(S509)。即ち、センタ−側を呼び出す
べき旨指令される。また、呼出しが指令された旨、複写
機4 のCPU41へ送信される(S510)。
【0071】上記ステップS509での処理の結果、複写機
4 側のモデム52に併設されている電話機53が通話中であ
り、したがって、センタ−側モデム72の呼出しを実行で
きない場合には(S511;YES)、一定時間後の時刻がリダイ
アル時刻として設定される(S513)。また、リダイアルカ
ウンタがカウントアップされるとともに、リダイアル待
機中である旨、複写機4 のCPU41へ送信される(S51
4)。これにより、上記リダイアル時刻になるまで前記ス
テップS503での判定は“YES”となって、上記ステッ
プS509での処理は実行されない。また、上記リダイアル
時刻になると、再び、複写機4 側のモデム52に対して、
サ−ビスセンタ−側を呼び出すべき旨、指令される(S50
9)。
【0072】一方、前記ステップS509での処理に応じ
て、サ−ビスセンタ−側を呼び出すための信号が通信回
線へ送出された結果、センタ−側のモデム72が通話中
(併設電話機73が通話中の場合とモデム72には接続して
もサ−ビスセンタ−のCPU91からの応答が無い場合と
を含む)であると判明した場合は(S515;YES)、優先順位
がサ−ビスセンタ−の次に高い送信相手先の呼出しが指
令される(S517)。これにより、該送信相手先に対して、
前記ステップS509の処理が行われる。ここに、優先順位
がサ−ビスセンタ−の次に高い送信相手先としては、同
一構内の内線番号を設定しておいてもよい。
【0073】なお、前記リダイアルカウンタのカウント
値が所定値を越えた場合には(S541;NO) 、接続不可のN
G信号が複写機4 のCPU41へ送信され、その後、リダ
イアルカウンタのカウント値が0にリセットされる(S54
3)。また、発信フラグが0にリセットされ(S545)、その
後、通信回線が切断される(S547)
【0074】また、前記ステップS509での処理の結果、
サ−ビスセンタ−側との通信回線が接続されると(S505;
YES)、サ−ビスセンタ−側のモデム72側からのデ−タ送
信許可による送信可能状態が待機され、その後、送信可
能状態になると(S521;YES)、複写機4 のCPU41に対し
て『センタ−側とのオンライン中である』旨送信された
後(S522)、センタ−側とのデ−タ送受信が実行される(S
525)。
【0075】上記に於いて、送受信されるデ−タは、発
信フラグによって定まる。即ち、図16に示すように、
トラブル発信の場合であれば(S551;YES)、トラブルの種
別等を示すトラブルデ−タがセンタ−側へ送信され、ま
た、センタ−側から送信されて来るサ−ビスデ−タ(サ
−ビスマンの到着予定時刻等・図20のS923参照)が受
信される(S552)。また、警告発信の場合であれば(S553;
YES)警告デ−タが(S554)、PM発信の場合であれば(S55
5;YES)PMデ−タが(S556)、それぞれ送信される。
【0076】また、定時発信の場合であれば(S557;YE
S)、各種のカウントデ−タ及びエレメントデ−タが送信
されるとともに(S558)、センタ−側から送信されて来る
次回の定時発信日時刻デ−タ、更新された閾値デ−タ、
及び、更新パスワ−ドが受信される(S559)。さらに、サ
−ビスセンタ−側から紙幣等のリファレンスデ−タが送
信されて来た場合には(図20のS927参照)、該リファ
レンスデ−タが受信される(S560)。なお、これに基づい
て、EEP−ROM49のデ−タが、前述の如く更新され
る(図12のS303参照)。
【0077】また、マニュアル発信の場合であれば(S56
1;YES)、各種のカウントデ−タ及びエレメントデ−タが
送信される(S562)。
【0078】また、紙幣コピ−発信の場合であれば(S56
3;YES)、サ−ビスセンタ−側で必要な対応を行えるよう
に、当該不正使用を特定する各種のデ−タ(当該日時
刻,当該画像形成装置の番号,当該画像形成装置の機種
名,当該画像形成装置のユ−ザ又は部門を特定するI
D,紙幣の種類等)が送信される(S564)。
【0079】こうして、センタ−側とのデ−タ通信が終
了すると(S523;YES)、センタ−側から、サ−ビスマンの
到着予定時刻等のサ−ビスデ−タが送信されて来たか否
かが判定され、受信された場合には(S531;YES)、該サ−
ビスデ−タが、複写機4 のCPU41へ送信される(S53
3)。その後、発信フラグが0にリセットされ(S545)、ま
た、通信回線の切断処理が実行される(S547)。
【0080】[4-3] サ−ビスセンタ−のCPU91での処
理サ−ビスセンタ−のコンピュ−タ90に搭載されている
CPU91では、電源の投入によって処理がスタ−トさ
れ、モデム,プリンタ等の環境設定が実行される(S61)
。まず、キ−ボ−ド93のF1キ−〜F9キ−の各操作
に対応して実行される処理を説明する。
【0081】*F1キ−操作(S62;YES) 機種登録の受付モ−ドが設定される(S63) 。即ち、機種
名,エレメントデ−タの項目数,各エレメントデ−タの
名称,各エレメントデ−タの閾値,各カウントデ−タの
閾値等の登録が受け付けられる。 *F2キ−操作(S64;YES) ユ−ザマスタの登録受付モ−ドが設定される(S65) 。例
えば、ユ−ザ名称,住所,電話番号,機種名,機番,定
時発信日時等の登録が、各複写機毎に受付けられる。ま
た、各デ−タタ−ミナルのIDが自動的に設定される。 *F3キ−操作(S66;YES) トラブル状況が表示される(S67) 。即ち、トラブル発信
された複写機のユ−ザ情報(ユ−ザ名称,住所,電話番
号,機種名)、発生日時等が、トラブル内容とともにデ
ィスプレイ92に表示される。なお、F3キ−の操作と無
関係に、ディスプレイ92の隅には、トラブル件数が常時
表示されている。 *F4キ−操作(S68;YES) 警告状況が表示される(S69) 。即ち、警告発信の行われ
た複写機のユ−ザ情報等が、警告内容とともにディスプ
レイ92に表示される。なお、F4キ−の操作とは無関係
に、ディスプレイ92の隅には、警告件数が常時表示され
ている。 *F5キ−操作(S70;YES) 未受信状況が表示される(S71) 。即ち、所定の定時発信
時刻を過ぎても定時発信を行わない複写機のユ−ザ情報
が、ディスプレイ92に表示される。なお、F4キ−の操
作とは無関係に、ディスプレイ92の隅には、未受信件数
が常時表示されている。 *F6キ−操作(S72;YES) ユ−ザデ−タの表示モ−ドとなる(S73) 。即ち、ユ−ザ
を選択すると、ディスプレイ92にユ−ザ情報が表示され
る。また、サブメニュ−を選択すると、該ユ−ザの各複
写機の各種カウンタ(ト−タルカウンタ,用紙サイズ別
カウンタ,JAMカウンタ,トラブルカウンタ,PMカ
ウンタ)のカウント値、及び、エレメントデ−タが、月
別、又は、項目別に表示される。 *F7キ−操作(S74;YES) 請求書のプリントアウトが行われる(S75) 。プリンタ94
が起動され、ト−タルカウンタのカウント値と所定の計
算式とに基づいて算出された請求金額が、プリントアウ
トされる。 *F8キ−操作(S76;YES) サ−ビス状況の入力の受付状態となる。即ち、各サ−ビ
スマンの予定、各部品の入荷(在庫)状況等、サ−ビス
スケジュ−ルの作成に関連するデ−タの入力受付状態が
設定される。CPU91は、入力されたデ−タに基づい
て、サ−ビススケジュ−ル管理用のデ−タを作成して、
RAM97に保持する。
【0082】*F9キ−操作(S78;YES) 紙幣等のリファレンスパタ−ンの書換が可能となる(S7
9) 。即ち、RAM97内のパタ−ンがキ−ボ−ド操作で
選択される。書換後のパタ−ンは、定時発信の通信時に
ユ−ザ側へ送信される(図20のS927、図16のS560参
照)。これに対応して、当該ユ−ザ側のCPU11は、E
EP−ROM49のリファレンスパタ−ンの更新を、CP
U41に実行させる(図12のS303参照)。
【0083】次に、CPU91で実行される受信割込処理
(図19,図20)を説明する。通信回線からモデム72
への着信が検出され、これによりCPU91に割込が発生
すると、まず、通信相手先のDT1 のIDと、デ−タの
受信処理が行われる(S901)。該受信中に通信エラ−が発
生した場合は(S903;YES)、エラ−の回数が所定回数以内
であることを条件に(S911;YES)、DT1 側に対してデ−
タの再送が要求される(S913)。なお、エラ−回数が所定
回数を越えた場合には(S911;NO) 、回線が切断されて(S
931)、割込が終了する。
【0084】また、上記ステップS901の受信処理が終了
すると(S905;YES)、今回の通信がトラブル発信による通
信であったか否かが判定され、トラブル発信による通信
であった場合には(S921;YES)、トラブル種別がユ−ザ名
とともにディスプレイ92に表示されるとともに、RAM
97内に格納されているサ−ビススケジュ−ル管理用のデ
−タに基づいて、サ−ビスマンの到着予定時刻等のサ−
ビスデ−タが演算されて、DT1 側へ送信される(S92
3)。
【0085】また、今回の通信がトラブル発信による通
信でなかった場合は(S921;NO) 、定時発信による通信で
あったか否かが判定され、定時発信による通信であった
場合には(S925;YES)、今回の発信を行ったDT1 の装着
されている複写機4 のパスワ−ドが更新されて送信され
る。また、前述(図18のS79 の処理) の如く、紙幣等
のリファレンスパタ−ンが書換えられている場合には、
ユ−ザ側のデ−タを更新させるべく、RAM97の当該リ
ファレンスパタ−ンも送信される(S927)。その後、通信
回線が切断され(S931)、また、項目別・月別の集計が行
われるとともに、必要に応じて、サ−ビスマンに対する
指示(訪問時刻・携帯部品等)がプリントアウトされる
(S933)。
【0086】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置では、トラブル
が検出されると、そのトラブルに関するデータが、相手
先記憶手段に記憶されている送信相手先に送信される。
請求項2の画像形成装置では、定時発信時刻になると、
画像記録枚数に関するデータが上記の送信相手先に送信
される。請求項3の画像形成装置では、エレメントデー
タが所定のタイミングで上記の送信相手先に送信され
る。請求項4の画像形成装置では、メンテナンスに関連
するカウント値が所定の値を越えた場合には上記の送信
相手先に所定のデータが送信される。さらに、請求項1
〜4の画像形成装置では、画像信号生成手段により生成
された電気信号に対応する画像が紙幣等であると判定さ
れると、通信回線を介して上記送信相手先に判定結
果が送信されるため、上記送信相手先では、不正な画
像形成が試みられた旨知ることができ、必要な対応を
とることができる。また、このようなシステム内に画像
形成装置を設けた旨使用者に知らせることで、不正な
画像形成を未然に防止することができる。
【0087】請求項8の画像形成装置では、通信手段
介して、電気信号に対応する画像画像記録禁止対象の
画像であるか否かを判定するアルゴリズムの記述された
プログラムが送信されて来ると、従前のプログラムに代
えてプログラム記憶手段に書き込まれ、以後、上記の
定は更新後のプログラムに従って行われる。即ち、より
精度の高い判定アルゴリズムが作成された場合には、そ
のアルゴリズムが直ちに使用可能となる。また、この
ログラム更新のために、管理者がユーザを訪問しなくて
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の設置されるシステムの全体構成を
示す図である。
【図2】実施例装置の機構を示す模式図である。
【図3】実施例の回路構成の一部を示すブロック図であ
る。
【図4】実施例の回路構成の残部を示すブロック図であ
る。
【図5】実施例の複写機の紙幣判別処理を示すブロック
図である。
【図6】実施例の複写機のCPUでの処理を示すフロ−
チャ−トである。
【図7】図6のコピ−制御処理を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図8】実施例の複写機の原稿判別処理の概要を説明す
るフロ−チャ−トである。
【図9】実施例の複写機の画像読取処理を示すブロック
図である。
【図10】原稿判別処理で参照されるパタ−ンの例を示
す図である。
【図11】実施例のDTのCPUでの処理を示すフロ−
チャ−トである。
【図12】図11の定時発信判定処理を示すフロ−チャ
−トである。
【図13】図11の紙幣コピ−発信判定を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図14】図11の架電処理の一部を示すフロ−チャ−
トである。
【図15】図11の架電処理の残部を示すフロ−チャ−
トである。
【図16】図14のデ−タ送受信処理を示すフロ−チャ
−トである。
【図17】サ−ビスセンタ−のCPUでの処理を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図18】サ−ビスセンタ−のCPUでの処理を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図19】サ−ビスセンタ−のCPUでの処理を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図20】サ−ビスセンタ−のCPUでの処理を示すフ
ロ−チャ−トである。
【符号の説明】
11 DTのCPU 41 複写機のCPU 49 EEP−ROM 91 サ−ビスセンタ−のCPU
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 21/00 552 (56)参考文献 特開 平6−60165(JP,A) 特開 平6−62232(JP,A) 特開 平5−22591(JP,A) 特開 平5−14706(JP,A) 特開 平3−139974(JP,A) 特開 平5−284351(JP,A) 特開 平5−68169(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60 G03G 21/00 396 G03G 21/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像に対応する電気信号を生成する
    画像信号生成手段と、 前記電気信号に対応する画像を用紙上に再現する画像記
    録手段と、 画像記録禁止対象の画像に関するデータを記憶するデー
    タ記憶手段と、 前記電気信号と前記データ記憶手段のデータに基づき、
    前記電気信号に対応する画像が画像記録禁止対象の画像
    であるか否かを判定する判定手段と、画像形成装置のトラブルを検出する検出手段と、 所定の送信相手先を示すデータを記憶する相手先記憶手
    段と、前記検出手段でトラブルが検出された場合には前記送信
    相手先に該トラブルに関するデータを送信するととも
    に、前記判定手段で 前記電気信号に対応する画像が画像
    記録禁止対象の画像であると判定された場合には該送信
    相手先に前記判定手段による判定結果を送信する送信手
    と、 を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像に対応する電気信号を生成する
    画像信号生成手段と、 前記電気信号に対応する画像を用紙上に再現する画像記
    録手段と、 画像記録禁止対象の画像に関するデータを記憶するデー
    タ記憶手段と、 前記電気信号と前記データ記憶手段のデータに基づき、
    前記電気信号に対応する画像が画像記録禁止対象の画像
    であるか否かを判定する判定手段と、 定時発信時刻になったことを検出する検出手段と、 所定の送信相手先を示すデータを記憶する相手先記憶手
    段と、 前記検出手段で定時発信時刻になったことが検出された
    場合には前記送信相手先に画像記録枚数に関するデータ
    を送信するとともに、前記判定手段で前記電気信号に対
    応する画像が画像記録禁止対象の画像であると判定され
    た場合には該送信相手先に前記判定手段による判定結果
    を送信する送信手段と、 を有する 画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像に対応する電気信号を生成する
    画像信号生成手段と、 前記電気信号に対応する画像を用紙上に再現する画像記
    録手段と、 画像記録禁止対象の画像に関するデータを記憶するデー
    タ記憶手段と、 前記電気信号と前記データ記憶手段のデータに基づき、
    前記電気信号に対応する 画像が画像記録禁止対象の画像
    であるか否かを判定する判定手段と、 画像形成プロセスに影響するエレメントデータを検出す
    る検出手段と、 所定の送信相手先を示すデータを記憶する相手先記憶手
    段と、 前記検出手段で検出されたエレメントデータを前記送信
    相手先に所定のタイミングで送信するとともに、前記判
    定手段で前記電気信号に対応する画像が画像記録禁止対
    象の画像であると判定された場合には該送信相手先に前
    記判定手段による判定結果を送信する送信手段と、 を有する 画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像に対応する電気信号を生成する
    画像信号生成手段と、 前記電気信号に対応する画像を用紙上に再現する画像記
    録手段と、 画像記録禁止対象の画像に関するデータを記憶するデー
    タ記憶手段と、 前記電気信号と前記データ記憶手段のデータに基づき、
    前記電気信号に対応する画像が画像記録禁止対象の画像
    であるか否かを判定する判定手段と、 メンテナンスに関連する数値をカウントするカウント手
    段と、 所定の送信相手先を示すデータを記憶する相手先記憶手
    段と、 前記カウント手段でカウントされた数値が所定値を越え
    た場合には前記送信相手先に所定のデータを送信すると
    ともに、前記判定手段で前記電気信号に対応する画像が
    画像記録禁止対象の画像であると判定された場合には該
    送信相手先に前記判定手段による判定結果を送信する送
    信手段と、 を有する 画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに記載の
    像形成装置であって、前記送信手段は、画像が画像記録禁止対象の画像である
    と判定された場合には、当該日時刻、当該画像形成装置
    を識別する情報、当該画像形成装置のユーザを特定する
    IDを送信相手先に送信する、 画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4の何れかに記載の
    像形成装置であって、 前記相手先記憶手段は、前記所定の送信相手先として、
    優先順位の付された複数の送信相手先を記憶しており、 前記送信手段は、前記優先順位が最高である送信相手先
    に送信できない場合は、 他の送信相手先に判定結果を送
    信する、 画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項4の何れかに記載の
    像形成装置であって、 前記データ記憶手段は、複数種類の画像記録禁止対象の
    画像に関するデータを記憶しており、 前記送信手段は、前記判定結果とともに、該判定結果が
    対応付けられている画像の種類を特定するデ−タを送信
    する、 画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿画像に対応する電気信号を生成する
    画像信号生成手段と、 前記電気信号に対応する画像を用紙上に再現する画像記
    録手段と、 画像記録禁止対象の画像に関するデータを記憶するデー
    タ記憶手段と、 前記電気信号と前記データ記憶手段のデータに基づいて
    前記電気信号に対応する画像が画像記録禁止対象の画像
    であるか否かを判定するためのアルゴリズムの記述され
    たプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、 前記プログラム記憶手段のプログラムに従って、前記電
    気信号に対応する画像が画像記録禁止対象の画像である
    か否かを判定する判定手段と、 通信回線を介して管理者側の装置とデータ通信を行う通
    信手段と、前記通信手段を介して前記管理者側の装置から送られる
    画像記録禁止対象の画像であるか否かを判定するための
    アルゴリズムの記述されたプログラムによって 、 前記プログラム記憶手段のプログラムを更新するデータ
    更新手段と、 を有する画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の画像形成装置に於い
    て、前記判定手段で前記電気信号に対応する画像が画像記録
    禁止対象の画像であると判定された場合には、前記通信
    手段を介して前記管理者側の装置に前記判定手段による
    判定結果を送信する送信手段を有する、 画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項4の何れかに記載の
    画像形成装置であって、前記電気信号と前記データ記憶
    手段のデータに基づいて前記電気信号に対応する画像が
    画像記録禁止対象の画像であるか否かを判定するための
    アルゴリズムの記 述されたプログラムを記憶するプログ
    ラム記憶手段と、 前記送信相手先から送られるプログラムによって、前記
    プログラム記憶手段のプログラムを更新するデータ更新
    手段と、を有し、 前記判定手段は、前記プログラム記憶手段のプログラム
    に従って前記の判定を行う、 画像形成装置。
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