JP3318243B2 - フレーム同期回路及びそれを用いた受信機 - Google Patents

フレーム同期回路及びそれを用いた受信機

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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
の受信機に用いられるフレーム同期回路の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】移動無線通信の伝搬路においては、遅延
波の影響による周波数選択性フェージングが発生し受信
電力が大きく変動するため、このフェージングによる変
動を補償する技術が必要となってくる。周波数選択性フ
ェージングを補償する手段の一つとして、適応等化器が
用いられている。この適応等化器の性能は、同期点の検
出の正確さによって大きく左右される。
【0003】図面により、従来技術を説明する。図4は
本発明の対象とするフレーム同期回路2を含む受信機の
部分ブロック図である。図において、1は直交検波器で
あり、受信信号を互いに直交するI相データとQ相デー
タとに変換する。2は本発明の対象とするフレーム同期
回路であり、受信信号とユニークワードUWとの相互相
関をとることによりフレームの同期位置を検出する。3
は適応等化器であり、周波数選択性フェージングによる
歪みを補償する。4は復調器であり等化出力の復調を行
う。
【0004】図5は図4に示した従来のフレーム同期回
路2のブロック図である。図において、21はUW相関
器であり、前回までの同期点を基に設定した範囲の受信
データとUWとの相関計算を行う。28は同期点検出器
であり、最大相関値(相関ピーク)の位置を検出し同期
点位置情報を検波出力とともに出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のフ
レーム同期回路では、次のような問題が生じる。適応等
化器3は、そのタップ数によって同期点の移動に対する
許容範囲が決まる。例えば、同期点が真の同期点より前
方に移動した場合で、移動幅が等化器に設けられたタッ
プ数より小さいときは、真の同期点の信号は遅延波とし
て取扱われるため、等化性能はほとんど劣化しない。し
かし、真の同期点より後方に移動した場合は、真の同期
点の信号は見失われるため、全く追従できなくなる。こ
のため、従来の回路の場合、予め設定した範囲内で、フ
ェージングによる遅延波の影響を受けて真の同期点より
後方に同期位置(相関ピーク位置)を検出した場合、そ
のフレームは等化不能になってしまうという問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、上記の同期点が真の同期
点より後方に移動して追従できなくなるという問題点を
解決し、バーストの先頭位置を判定するためのフレーム
同期回路の信頼性向上を図り、適応等化器をより有効に
活用することのできるフレーム同期回路を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフレーム同期回
路は、フェージングによる同期点のゆらぎの範囲を、直
前フレームの同期位置情報により更新設定し、2つの仮
の同期点候補を定め、フレーム同期回路内にUW適応等
化器を設けてそれぞれUWの等化処理を行い、2つの等
化誤差の小さい方を判定基準として同期点の判定と検出
を行うように構成したことを特徴とするものである。
なわち、フレーム毎に受信信号の直交検波データとUW
との相関をとりその最大値の時間的位置を同期点情報と
して検出するフレーム同期回路において、 直前フレーム
の前記同期点情報によりフェージングによる同期点のゆ
らぎの範囲を設定する同期点範囲設定手段と、前記ゆら
ぎの範囲内の相関ピークと1フレーム内の相関ピークと
を仮の2つの同期点候補とする同期点候補検出手段と、
前記2つの同期点候補のUW長分の適応等化処理を行う
UW適応等化手段と、前記等化処理によって得られる2
つの等化誤差の小さい方を真の同期点として出力すると
ともに該同期点の位置に応じて次フレームの前記ゆらぎ
の範囲を更新した同期点情報を前記同期点範囲設定手段
に与える判定出力手段とを備えたことを特徴とするもの
である。 さらに詳しくは、フレーム毎に受信信号の直交
検波データとUWとの相関値をUW相関器によって求
め、最大相関値の時間的位置を同期点情報として検出す
るフレーム同期回路において、 直前フレームの前記同期
点情報によりフェージングによる同期点のゆらぎの範囲
を同期点範囲として設定し、前記UW相関器からの相関
値とともに出力する同期点範囲設定器と、前記同期点範
囲における最大相関値を第1の同期点候補とし、1フレ
ーム長における最大相関値を第2の同期点候補として出
力する同期点候補検出器と、前記第1,第2の同期点候
補を仮の同期点としてそれぞれUW長分の適応等化処理
を行って等化誤差を出力するUW適応等化器と、前記2
つの等化誤差を比較し、等化誤差の小さい方の同期点候
補を真の同期点と判定した同期点情報を出力する同期点
判定器と、前記同期点判定器から出力される前記同期点
情報が、前記第1の同期点候補が真の同期点と判定され
たものであるとき又は前記 第2の同期点候補が真の同期
点と判定されかつ前記同期点範囲内にあるときそれぞれ
真の同期点として該第1の同期点候補又は該第2の同期
点候補をそのまま出力するとともに前記同期点範囲をそ
のまま同期点情報として出力し、前記第2の同期点候補
が真の同期点と判定されかつ前記同期点範囲から外れて
いるとき該第2の同期点候補を真の同期点としてそのま
ま出力するとともに前記同期点範囲が移動したものして
前回の同期点情報を現在の同期点情報に更新し前記同期
点範囲設定器に対する次フレームの同期点情報として出
力する同期点移動判定器とを備えたことを特徴とするも
のである。 また、前記フレーム同期回路に、前記同期点
移動判定器から出力される現フレームの同期点情報Ph
(n)と真の同期点情報Pm(n)を重み付けのための
忘却係数λを用いて平均化し、下記の〔数2〕によって
求めた同期点の位置Ph(n+1)を次フレームの同期
点情報として前記同期点範囲設定器に与える同期点平均
化器を備えたことを特徴とするものである。
【数2】 Ph(n+1)=Ph(n)×λ+Pm(n)×(1−λ) 但し、Ph(n+1):次フレームの同期点情報 Ph(n):現フレームの同期点情報 Pm(n):現フレームの真の同期点
【0008】また、本発明の受信機は、受信信号を互い
に直交するI相データとQ相データとに変換する直交検
波器と前記直交検波された信号の同期位置を検出するフ
レーム同期回路と該フレーム同期回路から出力される信
号のフェージングによる歪補償を行う適応等化器と、該
適応等化器の出力を復調する復調器とが備えられ、 前記
フレーム同期回路は前記本願発明のフレーム同期回路で
あることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図面により、本発明を詳細に説明
する。図1は、本発明の実施例を示すフレーム同期回路
のブロック図である。図において、21はUW相関器で
あり、直交検波器から得られる検波出力(I相データ,
Q相データ)が入力され、フレーム単位に受信データと
UWとの相互相関値を算出する。22は同期点範囲設定
器であり、第一の同期点候補を検出するため、前回まで
の同期点のタイミング位置(位置情報)を、同期点移動
判定器26または同期点平均化器27から受けて、同期
点の存在が予想される位置の範囲を設定する。
【0010】23は同期点候補検出器であり、同期点範
囲設定器22で設定した範囲内で最大相関値を得るタイ
ミングを検出して第一の同期点候補とし、また、UW相
関器21で検出した1フレーム分の全相互相関値のうち
最大相関値(相関ピーク)を得るタイミングを検出して
第二の同期点候補として出力する。24はUW適応等化
器であり、同期点候補検出器23で検出した2つの同期
点候補を仮の同期点とし、それぞれの同期点位置を先頭
としてUW長分の等化処理を行う。25は同期点判定器
であり、2つの同期点候補をそれぞれ等化処理すること
で得られる2つの等化誤差の大きさを比較し、誤差の小
さい同期点候補を真の同期点と判定した同期点位置情報
を出力する。
【0011】26は同期点移動判定器であり、同期点判
定器25で第一の同期点候補が真の同期点と判定された
とき、及び第二の同期点候補が真の同期点と判定され、
かつ同期点範囲内のときは真の同期点として出力し、第
二の同期点候補が真の同期点と判定され、その同期点が
同期点範囲設定器22で設定した範囲内に存在しない場
合は、同期点範囲が移動したものとして、過去の同期点
情報を全クリアし、現時点での第二の同期点候補を真の
同期点であるとみなし、その同期点位置情報を次回の同
期点位置情報として同期点範囲設定器22に対して出力
する。
【0012】27は同期点を統計的に推定する場合に用
いられる同期点平均化器であり、本発明の構成,要素と
しなくてもよいが、次回の第一の同期点候補検出範囲を
求めるため、同期点判定器25で検出された現時点の同
期点の時間位置と前回までの同期点の時間位置とを平均
化した同期点位置情報を出力するとともに同期点範囲設
定器22にも与える。
【0013】図1に示した本発明のフレーム同期回路の
作用を、図2の本発明の同期処理を説明するタイムチャ
ートと、図3の本発明の動作を示すフローチャートによ
り詳細に説明する。
【0014】図2において、A1〜A2は、UWの先頭
位置(同期点)のゆらぎ許容範囲であり、同期点移動な
しのときの同期点存在領域である。Ph(n)は平均化
された同期点位置情報である。Pm1(n)は第一の同
期点候補であり、ゆらぎ許容範囲A1〜A2間での最大
相関値を得るタイミングを示す。Pm2(n)は第二の
同期点候補であり、1フレームの受信データ長A1〜A
3間での最大相関値を得るタイミングを示す。受信デー
タ長は1フレーム長のゆらぎを含めた時間長になってい
る。図2(a)は第二の同期点候補Pm2(n)がゆら
ぎの範囲A1〜A2内にあるときを示し、同図(b)は
それより後方に移動したときの例である。
【0015】図3において、31〜42はステップ番号
を示し、〔A1〜A3〕はPm2(n)の検出範囲、
〔A1〜A2〕はPm1(n)の検出範囲、Ph(n)
は現在の同期点情報を示す。ステップ41,42のPh
(n+1)は次回の同期点情報、Pm(n)は現在の真
の同期点、Pm1(n)は同期点情報により設定された
ゆらぎ許容範囲〔A1〜A2〕内の最大相関値を得るタ
イミング、Pm2(n)は受信データ(1フレーム)中
〔A1〜A3〕の最大相関値を得るタイミングである。
ステップ36のER(Pm1(n))はPm1のタイミ
ングから等化処理したときの誤差、ER(Pm2
(n))はPm2のタイミングから等化処理したときの
誤差、ステップ42のλは忘却係数を示す。
【0016】図3のステップ31では、UW相関器21
が今回受信したフレーム(A1〜A3の範囲)の全デー
タについてUWとの相互相関値を求める。ステップ32
では、現在記憶している前回までの同期点情報から同期
点移動が発生していない場合の同期点が存在すると推定
できる範囲(A1〜A2)を限定し、その範囲(A1〜
A2)の中で最大相関値Pm1(n)を得るタイミング
を第一の同期点候補とし、ステップ31で求めた1フレ
ームの範囲(A1〜A3)の中での最大相関値Pm2
(n)の位置を見つけ、これを得るタイミングを第二の
同期点候補とする。
【0017】ステップ33では、検出した最大相関値P
m1(n)とPm2(n)のタイミングが一致するかど
うかを判定する。一致しているときはそのまま真の同期
点となるため、同期点判定処理を必要とせずステップ3
7にジャンプする。一致しないときはステップ34,ス
テップ35に進み、UW適応等化器24で、最大相関値
Pm1(n),Pm2(n)の位置をそれぞれ処理の先
頭位置としてUW長分の受信データを既知のUWパター
ンを参照信号として等化処理を行う。
【0018】ステップ36では、UW適応等化器24に
よって、2つの同期点候補のタイミングからそれぞれU
W長分の等化処理をして得られた等化誤差ER(Pm1
(n))とER(Pm2(n))を、同期点判定器25
に入力して比較し、誤差が小さい同期点候補を真の同期
点として検出し、同期点位置情報として出力する。比較
結果、第一の同期点候補Pm1(n)が検出されたとき
は、ステップ37でPm1(n)を真の同期点Pm
(n)とする。また、比較結果、Pm2(n)が検出さ
れたときは、ステップ38でその位置がPm1(n)を
検出する際の検索範囲(図2のA1〜A2)に存在する
かどうかを調査する。調査結果、Pm2(n)が〔A1
〜A2〕の範囲内に存在する(Pm2(n)が図2
(a)のタイミングで検出されたとき)ならば、ステッ
プ39でPm2(n)を真の同期点Pm(n)とする。
【0019】ステップ42は、同期点平均化器27を設
けた場合であり、現在(現フレーム)の同期点情報Ph
(n)と現在(現フレーム)の真の同期点Pm(n)を
重み付けする忘却係数λを用い、同図のステップ42に
明記されているように、次の〔数3〕の式によって平均
化し、次回(次フレーム)の同期点情報Ph(n+1)
求めて同期点範囲設定器22に与える。
【数3】 Ph(n+1)=Ph(n)×λ+Pm(n)×(1−λ) 但し、Ph(n+1):次フレームの同期点情報 Ph(n):現フレームの同期点情報 Pm(n):現フレームの真の同期点
【0020】ステップ38で、Pm1(n)を検出する
際の検索範囲〔A1〜A2〕外にPm2(n)が存在す
る(Pm2(n)が図2(b)のタイミングで検出され
とき)ならば、ステップ40で真の同期点が移動したも
のとし、現在の同期点情報をクリアする。これより次回
の同期点情報は現在の同期点情報のみとなるため、ステ
ップ41でPm2(n)の位置を次回の同期点位置情報
Pn(n+1)として、同期点移動判定器26から同期
点範囲設定器22に与える。
【0021】ステップ41に至る場合というのは、今ま
で同期点が存在すると考えていた区間〔A1〜A2〕に
信頼性がなくなったと判断したときである。そのため、
次回からは新たに「Pm2」の同期点を真であると決定
し、同期点が存在するであろう区間を「Pm2」を基に
設定しなおす。今までの「Pm1」を基にした過去の情
報は全クリアし、「Pm2」が次フレームからの新しい
「Pm1」となる。
【0022】このように、上記の処理により、同期のゆ
らぎが大きい環境下で同期位置が安定しないときも、複
数の同期点候補を捉え、過去の同期点位置情報や等化誤
差を監視することで真の同期点位置を捕捉することがで
きるので、誤同期が著しく減少し同期の追従も速くな
る。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、等化器の性能劣化の原因となる後方
への同期点移動のときの誤同期を減少させることがで
き、また、同期点の揺らぎが生じる環境下において同期
の追従が速くなるので、従来の方式に比べ等化器の性能
を著しく向上させることができるため、実用上極めて大
きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の同期処理を説明するタイムチャートで
ある。
【図3】本発明の同期処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】受信機の部分ブロック図である。
【図5】従来の同期回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 直交検波器 2 同期回路 3 適応等化器 4 復調器 21 UW相関器 22 同期点範囲設定器 23 同期点候補検出器 24 UW適応等化器 25 同期点判定器 26 同期点移動判定器 27 同期点平均化器 28 同期点検出器 31〜42 ステップ番号

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム毎に受信信号の直交検波データ
    とUWとの相関をとりその最大値の時間的位置を同期点
    情報として検出するフレーム同期回路において、 直前フレームの前記同期点情報によりフェージングによ
    る同期点のゆらぎの範囲を設定する同期点範囲設定手段
    と、 前記ゆらぎの範囲内の相関ピークと1フレーム内の相関
    ピークとを仮の2つの同期点候補とする同期点候補検出
    手段と、 前記2つの同期点候補のUW長分の適応等化処理を行う
    UW適応等化手段と、 前記等化処理によって得られる2つの等化誤差の小さい
    方を真の同期点として出力するとともに該同期点の位置
    に応じて次フレームの前記ゆらぎの範囲を更新した同期
    点情報を前記同期点範囲設定手段に与える判定出力手段
    を備えたことを特徴とするフレーム同期回路。
  2. 【請求項2】 フレーム毎に受信信号の直交検波データ
    とUWとの相関値をUW相関器によって求め、最大相関
    値の時間的位置を同期点情報として検出するフレーム同
    期回路において、 直前フレームの前記同期点情報によりフェージングによ
    る同期点のゆらぎの範囲を同期点範囲として設定し、前
    記UW相関器からの相関値とともに出力する同期点範囲
    設定器と、 前記同期点範囲における最大相関値を第1の同期点候補
    とし、1フレーム長における最大相関値を第2の同期点
    候補として出力する同期点候補検出器と、 前記第1,第2の同期点候補を仮の同期点としてそれぞ
    れUW長分の適応等化処理を行って等化誤差を出力する
    UW適応等化器と、 前記2つの等化誤差を比較し、等化誤差の小さい方の同
    期点候補を真の同期点と判定した同期点情報を出力する
    同期点判定器と、 前記同期点判定器から出力される前記同期点情報が、前
    記第1の同期点候補が真の同期点と判定されたものであ
    るとき又は前記第2の同期点候補が真の同期点と判定さ
    れかつ前記同期点範囲内にあるときそれぞれ真の同期点
    として該第1の同期点候補又は該第2の同期点候補をそ
    のまま出力するとともに前記同期点範囲 をそのまま同期
    点情報として出力し、前記第2の同期点候補が真の同期
    点と判定されかつ前記同期点範囲から外れているとき該
    第2の同期点候補を真の同期点としてそのまま出力する
    とともに前記同期点範囲が移動したものして前回の同期
    点情報を現在の同期点情報に更新し前記同期点範囲設定
    器に対する次フレームの同期点情報として出力する同期
    点移動判定器と を備えたことを特徴とするフレーム同期
    回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のフレーム同期回路に、前
    記同期点移動判定器から出力される現フレームの同期点
    情報Ph(n)と真の同期点情報Pm(n)を重み付け
    のための忘却係数λを用いて平均化し、下記の〔数1〕
    によって求めた同期点の位置Ph(n+1)を次フレー
    ムの同期点情報として前記同期点範囲設定器に与える同
    期点平均化器を備えたことを特徴とする請求項2記載の
    フレーム同期回路。 【数1】 Ph(n+1)=Ph(n)×λ+Pm(n)×(1−λ) 但し、Ph(n+1):次フレームの同期点情報 Ph(n):現フレームの同期点情報 Pm(n):現フレームの真の同期点
  4. 【請求項4】 受信信号を互いに直交するI相データと
    Q相データとに変換する直交検波器と、前記直交検波さ
    れた信号の同期位置を検出するフレーム同期回路と、該
    フレーム同期回路から出力される信号のフェージングに
    よる歪補償を行う適応等化器と、該適応等化器の出力を
    復調する復調器とが備えられ、 前記フレーム同期回路は、前記請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のフレーム同期回路であることを特徴とする受
    信機。
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