JP3318191B2 - 部品ホルダー - Google Patents

部品ホルダー

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JP3318191B2
JP3318191B2 JP08176096A JP8176096A JP3318191B2 JP 3318191 B2 JP3318191 B2 JP 3318191B2 JP 08176096 A JP08176096 A JP 08176096A JP 8176096 A JP8176096 A JP 8176096A JP 3318191 B2 JP3318191 B2 JP 3318191B2
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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロフォンと
スピーカーとを保持して所定の場所に組み込むための部
品ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等にマイクロフォン
及びスピーカーを組み込むときは、ホルダーを用いて別
々に組み込んでいる。図4は、従来のビデオカメラにお
けるスピーカー及びマイクロフォンの取付配置を示す説
明図である。このビデオカメラは、液晶モニターを備え
るタイプのものである。同図(A)に示すように、マイ
クロフォン101は蓋部102の内部に取り付けられ、
同図(B)に示すように、スピーカーはズームレンズを
収容しているカメラキャビネット103の側部104の
内部に取り付けられている。
【0003】図5にマイクロフォンの組立斜視図を示
す。マイクロフォン101は、ゴム製のマイクユニット
105に組み込まれ、マイクロフォン101の上部には
不織布106が配置され、防塵や防水の役目を果たす。
このマイクユニット105を遮音ゴム107の貫通穴に
嵌合する。マイクロフォン101上部が蓋部102のマ
イク穴108に位置するように、マイクユニット105
と遮蔽ゴム107を蓋部102の内側に配置し、更にそ
の後ろから押さえ板109を蓋部102にビス留めする
ことによって固定する。
【0004】図6に、スピーカーの組立斜視図を示す。
ドーム型スピーカー110は、スピーカーホルダー11
1の貫通穴112に嵌合保持されて、スピーカーホルダ
ー111をカメラキャビネット103にビス留めするこ
とによって取り付け固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マイクロフォ
ンは遮蔽ゴムに、スピーカーはスピーカーホルダーに嵌
め込まれているだけなので、ビス等で固定する前にホル
ダーから部品が外れてしまうことがあり、その場合は再
度組み立て直すので、より時間を要してしまう欠点があ
った。また、このようにマイクロフォンとスピーカーを
別々に取り付けることは、工程数が多く組立が煩雑とな
っていた。
【0006】本発明の目的は、部品を外れにくくするこ
とにより組立性を向上し、マイクロフォンとスピーカー
を一度に取り付けることにより、組立を簡略化すること
ができる部品ホルダーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、部品を保持部
に嵌め込み保持して、組み立て時に所定位置に固定され
る部品ホルダーにおいて、前記保持部に、部品を挿入す
る挿入穴を設け、該挿入穴の内周に部品側へ突出した
ーチ状の弾性保持部材を設け、前記挿入穴に部品を嵌め
込むと前記弾性保持部材の付勢力により部品が固定さ
れることを特徴とする。
【0008】また、底板と、該底板の表面に形成したマ
イクロフォンを保持するマイクロフォン保持部と、前記
底板の裏面端部に垂直に立設されスピーカーを挿入保持
する挿入穴を有する略リング状のスピーカー保持部とを
備え、前記底板とマイクロフォン保持部とスピーカー保
持部とを一体形成することを特徴とする。
【0009】底板と、該底板の表面に立設したマイクロ
フォンを保持する筒状のマイクロフォン保持部と、前記
底板の裏面に垂直に立設されスピーカーを挿入保持する
挿入穴を有する略リング状のスピーカー保持部とを備
え、前記スピーカー保持部のリング内周に弾性保持部材
を設けて、前記底板とマイクロフォン保持部とスピーカ
ー保持部と弾性保持部材とを一体形成することを特徴と
する。
【0010】本発明において、部品が弾性保持部材によ
って部品ホルダーに固定されるので、組み立て中に部
品が部品から外れることがない。
【0011】また、マイクロフォン保持部とスピーカー
保持部を一体形成しているので、マイクロフォンとスピ
ーカーを同時に組み込むことができる。また、底板の裏
面端部に垂直にスピーカー保持部を立設しているので、
スピーカーの背後にバスレフ効果を生み出す空間を備え
ることができると同時に、底板がその空間によっておこ
るノイズを遮断することができる。
【0012】更に、筒状のマイクロフォン保持部を設け
てマイクロフォンを収容し、スピーカー保持部のリング
内周に弾性保持部材を形成し音響部品を嵌合保持して固
定するので、組立中にマイクロフォンとスピーカーが部
品ホルダーから外れることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明を行う。図1は、本発明
に係る部品ホルダーの一実施形態を示す斜視図である。
このホルダー10は、底板11、マイクロフォン保持部
12、スピーカー保持部14からなる。マイクロフォン
保持部12は、底板11の表面に立設した円筒体であ
る。一方、スピーカー保持部14は、スピーカー16を
挿入する挿入穴14aを設けた略リング状をなしてお
り、底板11の裏面端部に垂直に立設している。このリ
ング内周にはスピーカーを嵌合固定する弾性部材である
樹脂バネ部14bを3個備えている。マイクロフォン保
持部12の側面には、ネジ穴を有する突起部12aを有
し、スピーカー保持部14の両側面にもネジ穴を有する
突起部14cを有する。部品ホルダー10は、これら底
板11とマイクロフォン保持部12とスピーカー保持部
14を一体樹脂成形した構造である。
【0014】この部品ホルダー10に組み込むマイクロ
フォンとスピーカーについて説明する。マイクロフォン
12は、円柱状のマイクロフォン本体とゴム製の収容部
からなる。マイクロフォン本体の音検出部分である上面
は、防塵及び防水の為に不織布で覆われている。収容部
はマイクロフォン本体の上面以外をすべて覆う形状をし
ており、この内部にマイクロフォン本体を収容する。こ
うすることで、収容部材が音検出の妨げとなる音や振動
を吸収する。一方、スピーカー16は、ダイナミック形
スピーカーであり、振動板と、マグネット等を有する振
動板の駆動部と、それらを収容する金属製筺体からな
る。
【0015】マイクロフォン18は、マイクロフォン本
体の音検出部分を上側にして、クッション19を介し
て、マイクロフォン保持部12に収容される。スピーカ
ー16の筺体突出部16aを樹脂バネ14a間に挿入す
る。この樹脂バネ14aは、ホルダー10を樹脂成形す
る時に同時に挿入穴14aの内周に3つ形成される。樹
脂バネ14bはアーチ状をなし、3つのアーチの頂点が
形成する空間は、丁度マイクロフォン16の筺体突出部
16aよりやや小さいサイズである。従って、挿入穴1
4aにマイクロフォン16の筺体突出部16aを挿入す
ると、樹脂バネ14aが挿入穴14aの外周方向にわず
かに変形する。同時に、スピーカー16は、3つの樹脂
バネ14aからそれぞれ弾性付勢力を受けて、仮固定さ
れる。
【0016】図2に、この部品ホルダーをビデオカメラ
に取り付ける組立斜視図を示す。図1に示したように、
マイクロフォン18とスピーカー16を保持した部品ホ
ルダー10をビデオカメラの蓋部20の内側に取り付け
る。図3に示すように、蓋部20の上部の側面にマイク
ロフォン18、上面にスピーカー16を配置する。この
蓋部20は、手前に開いて内部のカセット装填部に対し
てカセットを出し入れするためのものである。
【0017】図2に示すように、蓋部20の外周面のマ
イクロフォン18とスピーカー16の取り付け位置に
は、集音用穴と放音用穴が設けられ、それぞれにマイク
ロフォン18とスピーカー16が配置される。その上に
は防音及び防水用の不織布からなるメッシュ21と、集
音用小穴と放音用小穴が多数設けられた樹脂製のグリル
22が取り付けられている。
【0018】マイクロフォン保持部12の回りには、シ
ート状の吸音防振材であるクッション23(両面テープ
付)を巻き付ける。更に、蓋部20とマイクロフォン保
持部12の間にシート状クッション25を設ける。この
クッション25がマイクロフォン保持部12の端面に当
接する。こうして、クッション19,23,25によ
り、ビデオカメラのメカ部から発生する振動や動作音あ
るいは撮影中の振動等をマイクロフォン18に伝達しな
いように吸収する。部品ホルダー10は各部品を保持し
たまま、ビスによって蓋部20の内側の所定の位置に取
り付けられる。
【0019】次に直角に折れ曲がった板状のスピーカー
カバー26の一面とスピーカー16の筺体との間に空間
を設けるようにして、ビスで蓋部20に取り付ける。こ
うすることで、スピーカーの後部にバスレフ効果をうむ
空間を形成する。従って、リング状のスピーカー保持部
14に取り付けたスピーカー16の振動音が、また、ビ
デオカメラのメカ部品によって発生する振動音がこの空
間によって増幅されても、底板11が遮蔽防音して、マ
イクロフォン18にノイズが伝わらないようにしてい
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、部品が弾性保持部材に
よって部品ホルダーに固定されるので、組み立て中に
部品が部品ホルダーから外れることがなく、組立効率を
高めることができる。
【0021】また、マイクロフォン保持部とスピーカー
保持部を一体形成しているので、マイクロフォンとスピ
ーカーを同時に組み込むことができ、組立効率を高める
ことができる。また、底板の裏面端部に垂直にスピーカ
ー保持部を立設しているので、スピーカーの背後にバス
レフ効果を生み出す空間を備えることができると同時
に、底板がその空間によっておこるノイズを遮断するこ
とができる。
【0022】更に、筒状のマイクロフォン保持部を設け
てマイクロフォンを収容し、スピーカー保持部のリング
内周に弾性保持部材を形成し音響部品を嵌合保持して固
定するので、組立中にマイクロフォンとスピーカーが部
品ホルダーから外れることがなく、組立効率を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品ホルダーの一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】この部品ホルダーの組立斜視図である。
【図3】ビデオカメラにおける音響部品の配置を示す説
明図である。
【図4】従来のビデオカメラにおける音響部品の配置を
示す説明図である。
【図5】従来のビデオカメラへのマイクロフォンの組立
斜視図である。
【図6】従来のビデオカメラへのスピーカーの組立斜視
図である。
【符号の説明】
10 部品ホルダー 11 底板 12 マイクロフォン保持部 14 スピーカー保持部 14b 樹脂バネ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を保持部に嵌め込み保持して、組み
    立て時に所定位置に固定される部品ホルダーにおいて、前記 保持部に、部品を挿入する挿入穴を設け、該挿入穴
    の内周に部品側へ突出したアーチ状の弾性保持部材を設
    け、前記挿入穴に部品を嵌め込むと前記弾性保持部材の
    付勢力により部品が固定されることを特徴とする部品
    ホルダー。
  2. 【請求項2】 部品を保持部に嵌め込み保持して、組み
    立て時に所定位置に固定される部品ホルダーにおいて、 底板と、該底板の表面に形成したマイクロフォンを保持
    するマイクロフォン保持部と、前記底板の裏面に垂直に
    立設されスピーカーを挿入保持する挿入穴を有する略リ
    ング状のスピーカー保持部とを備え、 前記底板とマイクロフォン保持部とスピーカー保持部と
    を一体形成することを特徴とする部品ホルダー。
  3. 【請求項3】 部品を保持部に嵌め込み保持して、組み
    立て時に所定位置に固定される部品ホルダーにおいて、 底板と、該底板の表面に立設したマイクロフォンを保持
    する筒状のマイクロフォン保持部と、前記底板の裏面に
    垂直に立設されスピーカーを挿入保持する挿入穴を有す
    る略リング状のスピーカー保持部とを備え、 前記スピーカー保持部のリング内周に弾性保持部材を設
    けて、前記底板とマイクロフォン保持部とスピーカー保
    持部と弾性保持部材とを一体形成することを特徴とする
    部品ホルダー。
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