JP3318169B2 - カラ−受像管装置 - Google Patents
カラ−受像管装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラ−受像管装
置、特にコンバーゼンス性能を改善したディスプレイ用
のインライン型カラ−受像管装置に関するものである。
置、特にコンバーゼンス性能を改善したディスプレイ用
のインライン型カラ−受像管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、インライン型カラ−受像管には
セルフコンバ−ゼンス形式の偏向ヨ−クが装着される。
偏向ヨ−ク装着後のカラ−受像管は電子銃から放射され
る電子ビ−ムが偏向ヨ−クの磁界を受けて走査され、蛍
光体スクリ−ン全面に照射されてラスタ−を描く。この
とき、電子銃から放射される3本の電子ビ−ムが蛍光体
スクリ−ンの全面にわたって正確に集中するように、つ
まり集中誤差(ミスコンバ−ゼンス)が最小になるよう
に、偏向ヨ−クの磁界分布が設計される。最近のパーソ
ナルコンピュータやワークステーションに用いられるデ
ィスプレイ用カラー受像管に要求されるミスコンバーゼ
ンス規格は、画面サイズに関係なく画面周辺部で0.4
mm以内、画面中央部で0.3mm以内と厳しいものと
なっている。
セルフコンバ−ゼンス形式の偏向ヨ−クが装着される。
偏向ヨ−ク装着後のカラ−受像管は電子銃から放射され
る電子ビ−ムが偏向ヨ−クの磁界を受けて走査され、蛍
光体スクリ−ン全面に照射されてラスタ−を描く。この
とき、電子銃から放射される3本の電子ビ−ムが蛍光体
スクリ−ンの全面にわたって正確に集中するように、つ
まり集中誤差(ミスコンバ−ゼンス)が最小になるよう
に、偏向ヨ−クの磁界分布が設計される。最近のパーソ
ナルコンピュータやワークステーションに用いられるデ
ィスプレイ用カラー受像管に要求されるミスコンバーゼ
ンス規格は、画面サイズに関係なく画面周辺部で0.4
mm以内、画面中央部で0.3mm以内と厳しいものと
なっている。
【0003】ミスコンバ−ゼンスのばらつきを抑えるた
めに、偏向ヨークを構成する水平偏向コイルおよび垂直
偏向コイルとして巻線ばらつきの少ないサドル型コイル
を用いることが多く行われている。サドルコイルは、ス
クリ−ン側に位置する大径側ア−ク部と電子銃側に位置
する小径側ア−ク部およびそれらを結ぶコ−ン部より成
っている。このようなサドル型コイルは、通常、コイル
の内側から巻始めるので巻線開始領域が窓を形成し、こ
の窓部の空間がコ−ン部の全領域にわたって存在してい
る。
めに、偏向ヨークを構成する水平偏向コイルおよび垂直
偏向コイルとして巻線ばらつきの少ないサドル型コイル
を用いることが多く行われている。サドルコイルは、ス
クリ−ン側に位置する大径側ア−ク部と電子銃側に位置
する小径側ア−ク部およびそれらを結ぶコ−ン部より成
っている。このようなサドル型コイルは、通常、コイル
の内側から巻始めるので巻線開始領域が窓を形成し、こ
の窓部の空間がコ−ン部の全領域にわたって存在してい
る。
【0004】このサドル型コイルにおいて、コンバ−ゼ
ンス性能を決定する偏向ヨ−クの磁界分布は、水平コイ
ル、垂直コイルの巻線分布によってその大部分が決まっ
てしまう。例えば水平コイルの場合、コ−ン部での管軸
に垂直な一平面において管軸を原点、画面水平軸をX
軸、画面垂直軸をY軸とって、コイル断面の第1象限を
示すと図12のようになる。コイル内曲面は原点(0,
0)を中心とする半径R1の円弧4を描き、コイル外曲
面は第3象限の点(x0,y0)を中心とする半径R2の
円弧5を描く。
ンス性能を決定する偏向ヨ−クの磁界分布は、水平コイ
ル、垂直コイルの巻線分布によってその大部分が決まっ
てしまう。例えば水平コイルの場合、コ−ン部での管軸
に垂直な一平面において管軸を原点、画面水平軸をX
軸、画面垂直軸をY軸とって、コイル断面の第1象限を
示すと図12のようになる。コイル内曲面は原点(0,
0)を中心とする半径R1の円弧4を描き、コイル外曲
面は第3象限の点(x0,y0)を中心とする半径R2の
円弧5を描く。
【0005】水平コイルのコイル巻線位置と原点とを結
ぶ直線とX軸とが成す角度を巻線角度と呼ぶと、図12
のような巻線分布では巻線角度が小さいほどコイル断面
の厚みが大となり、これによって水平磁界のセルフコン
バ−ゼンスに必要なピンクッション磁界成分を得ること
ができる。コイル外曲面の中心点座標のうち、y0だけ
でなくx0をも負とすることにより、巻線角度が小さい
ほどコイル断面の厚みを大とするだけでなく、巻線角度
80度付近の大きな巻線角度においても巻線分布をもた
せることが可能となる。
ぶ直線とX軸とが成す角度を巻線角度と呼ぶと、図12
のような巻線分布では巻線角度が小さいほどコイル断面
の厚みが大となり、これによって水平磁界のセルフコン
バ−ゼンスに必要なピンクッション磁界成分を得ること
ができる。コイル外曲面の中心点座標のうち、y0だけ
でなくx0をも負とすることにより、巻線角度が小さい
ほどコイル断面の厚みを大とするだけでなく、巻線角度
80度付近の大きな巻線角度においても巻線分布をもた
せることが可能となる。
【0006】巻線角度80度付近の巻線分布により、電
子銃側の水平磁界において、41cm管のグリ−ンドル
−プのミスコンバ−ゼンスパタ−ン(図10)を低減し
ている。これは、コ−ナ−に向かうセンタ−ビ−ムがサ
イドビ−ムより大きい巻線角度に位置するコイルに近づ
くため、この部分のコイルが発生させる偏向力を強める
方向に働く力(例えば上方向に偏向するときの上向きの
力)をより大きく受けることによりグリ−ンドル−プを
補正できるというものである(「17インチNewSS
偏向ヨークシステム」p393〜400、Nation
al Technical Report Vol.3
8 No.4 Aug.1992)。
子銃側の水平磁界において、41cm管のグリ−ンドル
−プのミスコンバ−ゼンスパタ−ン(図10)を低減し
ている。これは、コ−ナ−に向かうセンタ−ビ−ムがサ
イドビ−ムより大きい巻線角度に位置するコイルに近づ
くため、この部分のコイルが発生させる偏向力を強める
方向に働く力(例えば上方向に偏向するときの上向きの
力)をより大きく受けることによりグリ−ンドル−プを
補正できるというものである(「17インチNewSS
偏向ヨークシステム」p393〜400、Nation
al Technical Report Vol.3
8 No.4 Aug.1992)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の巻線分布のみでは、より大きな受像管、例
えば51cm管以上の大型カラ−受像管において、拡大
するグリ−ンドル−プ量と上下ピンクッション歪を同時
に補正することは困難である。グリ−ンドル−プを低減
させるために、水平コイルの電子銃側領域から磁界強度
最大付近部において巻線角度が約45度以上の領域のコ
イル部分が発生する磁界を強調する必要があることは、
電子軌道計算や実験によって確認されている。しかし、
上記の従来の巻線分布のようにコイル外曲面を、中心が
原点からずれた円弧形状とすることにより、電子銃側か
ら磁界強度最大付近までの巻線角度を大きくとり、か
つ、この大きい巻線角度の位置に巻線密度をさらに集中
させようとすると、スクリ−ン側まで巻線角度を大きく
とり、大きい巻線角度の領域に巻線密度を集中せざるを
えなくなる。この結果、スクリ−ン側の大きい巻線角度
の巻線分布によって上下ラスタ−のピンクッション歪み
が増大するという問題点を生ずる。
ような従来の巻線分布のみでは、より大きな受像管、例
えば51cm管以上の大型カラ−受像管において、拡大
するグリ−ンドル−プ量と上下ピンクッション歪を同時
に補正することは困難である。グリ−ンドル−プを低減
させるために、水平コイルの電子銃側領域から磁界強度
最大付近部において巻線角度が約45度以上の領域のコ
イル部分が発生する磁界を強調する必要があることは、
電子軌道計算や実験によって確認されている。しかし、
上記の従来の巻線分布のようにコイル外曲面を、中心が
原点からずれた円弧形状とすることにより、電子銃側か
ら磁界強度最大付近までの巻線角度を大きくとり、か
つ、この大きい巻線角度の位置に巻線密度をさらに集中
させようとすると、スクリ−ン側まで巻線角度を大きく
とり、大きい巻線角度の領域に巻線密度を集中せざるを
えなくなる。この結果、スクリ−ン側の大きい巻線角度
の巻線分布によって上下ラスタ−のピンクッション歪み
が増大するという問題点を生ずる。
【0008】また、45度以上の巻線密度を一段と大き
くさせて拡大するグリ−ンドル−プを低減しようとする
と、巻線角度35度から45度付近の巻線密度も同時に
増大させてしまう。その結果、35度から45度付近の
巻線磁界から発生する4次歪成分によってうねり状のミ
スコンバ−ゼンス(図11)が生ずる。
くさせて拡大するグリ−ンドル−プを低減しようとする
と、巻線角度35度から45度付近の巻線密度も同時に
増大させてしまう。その結果、35度から45度付近の
巻線磁界から発生する4次歪成分によってうねり状のミ
スコンバ−ゼンス(図11)が生ずる。
【0009】これは、水平磁界の4次歪成分が最大とな
る巻線角度では、この巻線角度に向かうサイドビ−ムの
両方に負のパタ−ンを発生させるような力が大きく加わ
るからである。従って、画面の大型化に伴って増大する
グリ−ンドル−プと4次歪成分のミスコンバ−ゼンスと
の両方を同時に補正できる巻線分布を与えることができ
なかった。
る巻線角度では、この巻線角度に向かうサイドビ−ムの
両方に負のパタ−ンを発生させるような力が大きく加わ
るからである。従って、画面の大型化に伴って増大する
グリ−ンドル−プと4次歪成分のミスコンバ−ゼンスと
の両方を同時に補正できる巻線分布を与えることができ
なかった。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記のようなサ
ドル型水平偏向コイルにおける従来の問題点を解決し、
上下ラスタ−のピンクッション歪を増大させることな
く、グリ−ンドル−プを低減させる巻線分布を実現し、
コンバ−ゼンス性能の優れたインライン型カラ−受像管
を提供することを目的とする。また、本願発明は、コイ
ルの巻線分布の自由度を大きくとることができ、グリ−
ンドル−プと4次歪成分のミスコンバ−ゼンスの両者を
妥協することなく同時に補正できる水平偏向コイルの巻
線分布を実現することによって、コンバ−ゼンス性能の
優れたインライン型カラ−受像管を提供することをも目
的とする。
ドル型水平偏向コイルにおける従来の問題点を解決し、
上下ラスタ−のピンクッション歪を増大させることな
く、グリ−ンドル−プを低減させる巻線分布を実現し、
コンバ−ゼンス性能の優れたインライン型カラ−受像管
を提供することを目的とする。また、本願発明は、コイ
ルの巻線分布の自由度を大きくとることができ、グリ−
ンドル−プと4次歪成分のミスコンバ−ゼンスの両者を
妥協することなく同時に補正できる水平偏向コイルの巻
線分布を実現することによって、コンバ−ゼンス性能の
優れたインライン型カラ−受像管を提供することをも目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のカラー受像管は、少なくともサドル型水平
偏向コイルを有する偏向ヨークと、前記偏向ヨークが装
着されるインライン型カラ−受像管とを有し、前記カラ
ー受像管の管軸方向における中央領域での前記サドル型
水平偏向コイルの垂直偏向力成分を大きくする補正手段
を備えている。このような構成によれば、偏向ヨークの
中央領域、すなわちカラー受像管の管軸方向における中
央部分において、水平偏向コイルの磁界分布が強まり偏
向能力が向上することによって、グリーンドループが補
正される。
に、本発明のカラー受像管は、少なくともサドル型水平
偏向コイルを有する偏向ヨークと、前記偏向ヨークが装
着されるインライン型カラ−受像管とを有し、前記カラ
ー受像管の管軸方向における中央領域での前記サドル型
水平偏向コイルの垂直偏向力成分を大きくする補正手段
を備えている。このような構成によれば、偏向ヨークの
中央領域、すなわちカラー受像管の管軸方向における中
央部分において、水平偏向コイルの磁界分布が強まり偏
向能力が向上することによって、グリーンドループが補
正される。
【0012】特に、本発明の第1の構成によれば、装着
される偏向ヨ−クは、大径側および小径側に位置するア
−ク部とそれらを結ぶコ−ン部から成るサドル型水平コ
イルを備え、前記水平コイルは、前記コ−ン部を管軸に
垂直な断面形状において外曲面または内曲面が、円弧と
直線によって描かれ、前記直線はコイル巻線の巻始め側
窓部のコイル断面積を大きくするような傾きを有してい
る。そして、内曲面と外曲面の円弧形状により水平コイ
ルの巻線角度35度付近の巻線密度を小さくとり、35
度未満では巻線角度が小さくなるほど巻線密度を大きく
とる。45度以上の大きい角度においてはコイル断面積
を大きくとるような傾きの直線形状を描くことで巻線密
度を大きく取ることができ、セルコンバ−ゼンス磁界を
有して、4次歪成分のミスコンバ−ゼンスを増加させる
ことなく、グリ−ンドル−プを減少させる磁界分布も得
ることができる。
される偏向ヨ−クは、大径側および小径側に位置するア
−ク部とそれらを結ぶコ−ン部から成るサドル型水平コ
イルを備え、前記水平コイルは、前記コ−ン部を管軸に
垂直な断面形状において外曲面または内曲面が、円弧と
直線によって描かれ、前記直線はコイル巻線の巻始め側
窓部のコイル断面積を大きくするような傾きを有してい
る。そして、内曲面と外曲面の円弧形状により水平コイ
ルの巻線角度35度付近の巻線密度を小さくとり、35
度未満では巻線角度が小さくなるほど巻線密度を大きく
とる。45度以上の大きい角度においてはコイル断面積
を大きくとるような傾きの直線形状を描くことで巻線密
度を大きく取ることができ、セルコンバ−ゼンス磁界を
有して、4次歪成分のミスコンバ−ゼンスを増加させる
ことなく、グリ−ンドル−プを減少させる磁界分布も得
ることができる。
【0013】また、第2の構成によれば、装着される偏
向ヨ−クは、大径側および小径側に位置するア−ク部と
それらを結ぶコ−ン部から成るサドル型水平コイルを備
え、前記水平コイルの略三角形の巻線巻始窓部のスクリ
−ン側端と小径側ア−ク部との管軸方向最小距離が管軸
方向水平コイル全長の55%〜75%の範囲内にあり、
かつ、前記巻線巻始窓部の電子銃端と小径側ア−ク部と
の管軸方向最小距離が管軸方向水平コイル全長の10〜
20%の範囲内にある。電子銃側から磁界強度最大付近
部にかけての高巻線角度の巻線分布を集中させて得られ
る磁界により、グリ−ンドル−プが低減できるととも
に、スクリ−ン側で必要な比較的巻線角度の小さい巻線
分布でピンクッション磁界を強調でき、上下ラスタ−の
ピンクッション歪の増大を防ぐことができる。
向ヨ−クは、大径側および小径側に位置するア−ク部と
それらを結ぶコ−ン部から成るサドル型水平コイルを備
え、前記水平コイルの略三角形の巻線巻始窓部のスクリ
−ン側端と小径側ア−ク部との管軸方向最小距離が管軸
方向水平コイル全長の55%〜75%の範囲内にあり、
かつ、前記巻線巻始窓部の電子銃端と小径側ア−ク部と
の管軸方向最小距離が管軸方向水平コイル全長の10〜
20%の範囲内にある。電子銃側から磁界強度最大付近
部にかけての高巻線角度の巻線分布を集中させて得られ
る磁界により、グリ−ンドル−プが低減できるととも
に、スクリ−ン側で必要な比較的巻線角度の小さい巻線
分布でピンクッション磁界を強調でき、上下ラスタ−の
ピンクッション歪の増大を防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照しながら説明する。図2に示すように、本
発明の実施形態に係るインライン型カラー受像管は、内
面に蛍光面16が形成された前面パネル14、その後方
に接合されたファンネル部13、さらにその後方に位置
し内部に電子銃15を有するネック部12とを備えたカ
ラー受像管本体11と、そのファンネル部とネック部と
の接合部付近に装着される偏向ヨーク10とからなる。
この偏向ヨーク10は、電子銃15から発射された電子
ビーム18を偏向して蛍光面16上に画像を描かせる。
電子銃15は、RGB3本の電子ビームを横方向に一列
に発生するように、図示しないカソードを一直線上に並
べたインライン型電子銃である。なお、蛍光面16から
所定距離離れたところにシャドウマスク17が設けられ
ており、これを通過したRGB3本の電子ビームが蛍光
面16上の所定のRGB蛍光体ドット上に衝突する。
を図面を参照しながら説明する。図2に示すように、本
発明の実施形態に係るインライン型カラー受像管は、内
面に蛍光面16が形成された前面パネル14、その後方
に接合されたファンネル部13、さらにその後方に位置
し内部に電子銃15を有するネック部12とを備えたカ
ラー受像管本体11と、そのファンネル部とネック部と
の接合部付近に装着される偏向ヨーク10とからなる。
この偏向ヨーク10は、電子銃15から発射された電子
ビーム18を偏向して蛍光面16上に画像を描かせる。
電子銃15は、RGB3本の電子ビームを横方向に一列
に発生するように、図示しないカソードを一直線上に並
べたインライン型電子銃である。なお、蛍光面16から
所定距離離れたところにシャドウマスク17が設けられ
ており、これを通過したRGB3本の電子ビームが蛍光
面16上の所定のRGB蛍光体ドット上に衝突する。
【0015】偏向ヨ−ク10は、図3に示すように、水
平偏向磁界を発生させる水平コイル23と垂直偏向磁界
を発生させる垂直コイル24とが、絶縁枠22に固定さ
れている。垂直コイル24の外側にはコア25が設けら
れ、偏向磁界の集中を行っている。なお、水平コイル2
3と垂直コイル24は共にサドル型コイルである。
平偏向磁界を発生させる水平コイル23と垂直偏向磁界
を発生させる垂直コイル24とが、絶縁枠22に固定さ
れている。垂直コイル24の外側にはコア25が設けら
れ、偏向磁界の集中を行っている。なお、水平コイル2
3と垂直コイル24は共にサドル型コイルである。
【0016】図1に、66cmワイド型ディスプレイ用
インライイン型カラ−受像管に装着される偏向ヨ−クの
水平コイルの電子銃側での管軸に垂直な断面部分を示
す。つまり、図1は第1象限にあるサドル型水平コイル
のコ−ン部断面図であり、コイル内曲面1は原点(0,
0)を中心とする半径R1の円弧を描いている。コイル
外曲面は巻線角度α(αは45度以上の角度)以下の領
域で、第3象限にある点(x1,y1)を中心とする半径
R2の円弧2を描いている。このようなコイル形状によ
り、45度付近まで巻線角度が大きくなるほどコイル断
面における厚みが小さくなり、これによって水平磁界の
4次歪成分の発生を抑えることができる。巻線角度α以
上の領域ではコイル外曲面が巻線角度αにある点Pにお
ける半径R2の円弧の接線3を描くようにする。このよ
うにすることで、巻線角度の大きい領域で巻線密度を任
意に大きくすることができ、水平偏向コイルが発生する
磁界のうち垂直偏向力成分を大きくすることができるの
で、グリ−ンドル−プを低減できる磁界分布が実現され
る。
インライイン型カラ−受像管に装着される偏向ヨ−クの
水平コイルの電子銃側での管軸に垂直な断面部分を示
す。つまり、図1は第1象限にあるサドル型水平コイル
のコ−ン部断面図であり、コイル内曲面1は原点(0,
0)を中心とする半径R1の円弧を描いている。コイル
外曲面は巻線角度α(αは45度以上の角度)以下の領
域で、第3象限にある点(x1,y1)を中心とする半径
R2の円弧2を描いている。このようなコイル形状によ
り、45度付近まで巻線角度が大きくなるほどコイル断
面における厚みが小さくなり、これによって水平磁界の
4次歪成分の発生を抑えることができる。巻線角度α以
上の領域ではコイル外曲面が巻線角度αにある点Pにお
ける半径R2の円弧の接線3を描くようにする。このよ
うにすることで、巻線角度の大きい領域で巻線密度を任
意に大きくすることができ、水平偏向コイルが発生する
磁界のうち垂直偏向力成分を大きくすることができるの
で、グリ−ンドル−プを低減できる磁界分布が実現され
る。
【0017】このような巻線を施した実施例の巻線角度
とコイルとの関係を図4のグラフに示す。上記構成とす
ることにより、特に40度〜60度の部分でのコイル厚
みが従来に比べて増していることがわかる。
とコイルとの関係を図4のグラフに示す。上記構成とす
ることにより、特に40度〜60度の部分でのコイル厚
みが従来に比べて増していることがわかる。
【0018】図5は、本実施例における偏向ヨークの水
平コイルの巻線分布と管軸座標との関係を示したもので
ある。座標Zは、偏向ヨークの電子銃側端部をZ=0と
している。本実施例では、従来例と比較して、z=20
〜40の部分がより大きな巻線角度となるように形成さ
れていることがわかる。
平コイルの巻線分布と管軸座標との関係を示したもので
ある。座標Zは、偏向ヨークの電子銃側端部をZ=0と
している。本実施例では、従来例と比較して、z=20
〜40の部分がより大きな巻線角度となるように形成さ
れていることがわかる。
【0019】なお、巻線角度α以上の領域で任意の傾き
の直線をコイル外曲面とすることによって、巻線角度の
大きい領域で巻線密度を大きく設定することもできる
が、巻線工程におけるコイル線材の金型への入り込みや
すさ、滑り性に関して、上記の実施形態のように円弧接
線とした場合のほうが金型のコイル外曲面部に変曲点が
無いので適している。すなわち、偏向コイルの巻線は、
所定形状の隙間を相互間に有する雄雌の巻金型に沿っ
て、巻線に張力がかかった状態で巻き込まれていくの
で、金型の表面に段差があると巻線の引っかかりや最悪
の場合には断線が生じることがある。また、金型表面の
滑り性をよくしておかないと、雌雄両金型間の狭い隙間
に順次巻線を巻き込んでいくことが困難になる。
の直線をコイル外曲面とすることによって、巻線角度の
大きい領域で巻線密度を大きく設定することもできる
が、巻線工程におけるコイル線材の金型への入り込みや
すさ、滑り性に関して、上記の実施形態のように円弧接
線とした場合のほうが金型のコイル外曲面部に変曲点が
無いので適している。すなわち、偏向コイルの巻線は、
所定形状の隙間を相互間に有する雄雌の巻金型に沿っ
て、巻線に張力がかかった状態で巻き込まれていくの
で、金型の表面に段差があると巻線の引っかかりや最悪
の場合には断線が生じることがある。また、金型表面の
滑り性をよくしておかないと、雌雄両金型間の狭い隙間
に順次巻線を巻き込んでいくことが困難になる。
【0020】本実施例の偏向ヨ−クにおける水平コイル
の電子銃側端Z座標をZ=0とし、画面側方向を正方向
として、特定のZ点におけるR1、R2、x1、y1αの
値を表1に示す。グリ−ンドル−プ量は、従来設計の場
合が約0.4mmであったのに対し、本発明による前記
水平コイルの設計の場合は約0.1mmであり、75%
低減できることを確認している。
の電子銃側端Z座標をZ=0とし、画面側方向を正方向
として、特定のZ点におけるR1、R2、x1、y1αの
値を表1に示す。グリ−ンドル−プ量は、従来設計の場
合が約0.4mmであったのに対し、本発明による前記
水平コイルの設計の場合は約0.1mmであり、75%
低減できることを確認している。
【0021】
【表1】
【0022】本実施例において、巻線角40から60度
の部分で水平コイルの厚みを増すのは、コイルのG側端
部より20mm〜68mmの領域としている。このと
き、コイル長82.5mmであった。コイル電子銃側ア
−ク部端より、ある距離をとるほうが、磁界強度最大付
近での巻線角度を大きくとることができ、グリ−ンドル
−プ補正効果大となるからである。また、スクリ−ン側
ア−ク部付近で巻線角度を大にすると今度は上下ピンク
ッション歪が大きくなってしまい、グリーンドループ補
正効果よりも弊害の方が大きくなってしまうからであ
る。
の部分で水平コイルの厚みを増すのは、コイルのG側端
部より20mm〜68mmの領域としている。このと
き、コイル長82.5mmであった。コイル電子銃側ア
−ク部端より、ある距離をとるほうが、磁界強度最大付
近での巻線角度を大きくとることができ、グリ−ンドル
−プ補正効果大となるからである。また、スクリ−ン側
ア−ク部付近で巻線角度を大にすると今度は上下ピンク
ッション歪が大きくなってしまい、グリーンドループ補
正効果よりも弊害の方が大きくなってしまうからであ
る。
【0023】また、本実施例では、巻線分布形状のコイ
ル外曲面を変化させてコイル断面厚さを広げる方法を採
ったが、コイル内曲面を変化させてコイル断面厚さを広
げることもできる。但し、この場合、コイル内面は陰極
線管のファンネル部と接合するため、ファンネルの外形
(すなわち管軸を中心とする円形)になるべく沿うよう
にしないと、偏向効率が悪くなるので注意が必要であ
る。
ル外曲面を変化させてコイル断面厚さを広げる方法を採
ったが、コイル内曲面を変化させてコイル断面厚さを広
げることもできる。但し、この場合、コイル内面は陰極
線管のファンネル部と接合するため、ファンネルの外形
(すなわち管軸を中心とする円形)になるべく沿うよう
にしないと、偏向効率が悪くなるので注意が必要であ
る。
【0024】次に、本発明の第2の実施形態に係る水平
コイルの形状を図6に示す。また、比較のために、従来
の水平コイルの形状を図7に示す。従来の水平コイル
は、コ−ン部電子銃側端の巻線巻始窓部幅2mm(巻線
角度86.5度)、スクリ−ン側巻線巻始窓部幅40m
m(巻線角度62度)であった。巻線巻始窓部はコ−ン
部の管軸方向の全領域にわたり存在している。管軸方向
水平コイル長は82.5mmである。従来形状の水平コ
イルではグリ−ンドル−プはほぼ0であるが、上下ピン
クッション歪は2%より大きくなる。
コイルの形状を図6に示す。また、比較のために、従来
の水平コイルの形状を図7に示す。従来の水平コイル
は、コ−ン部電子銃側端の巻線巻始窓部幅2mm(巻線
角度86.5度)、スクリ−ン側巻線巻始窓部幅40m
m(巻線角度62度)であった。巻線巻始窓部はコ−ン
部の管軸方向の全領域にわたり存在している。管軸方向
水平コイル長は82.5mmである。従来形状の水平コ
イルではグリ−ンドル−プはほぼ0であるが、上下ピン
クッション歪は2%より大きくなる。
【0025】これに対し、スクリ−ン側巻線巻始窓部幅
40mmのまま、スクリ−ン側の巻線巻始窓部を大径側
ア−ク部から離す形状のコイルで、巻線巻始窓部のスク
リ−ン側端と小径側ア−ク部との管軸方向最小距離L1
をパラメ−タ−としてグリ−ンドル−プと上下ピンクッ
ション歪を測定し、グラフにすると図8のようになる。
40mmのまま、スクリ−ン側の巻線巻始窓部を大径側
ア−ク部から離す形状のコイルで、巻線巻始窓部のスク
リ−ン側端と小径側ア−ク部との管軸方向最小距離L1
をパラメ−タ−としてグリ−ンドル−プと上下ピンクッ
ション歪を測定し、グラフにすると図8のようになる。
【0026】図8のグラフから、L1が大きいほどグリ
−ンドル−プが小さくなることがわかる。これは、L1
が大きいほど、電子銃側から磁界強度最大領域にかけて
の巻線角度を大きくとることができ、高巻線角度に分布
するコイルの磁界が強調されるためにグリ−ンドル−プ
が補正されるからである。一方、上下ピンクッション歪
はL1=60mmより大きい領域で急激に大となる。こ
れはスクリ−ン側でのバレル磁界が強調されるために起
きる。したがって、グリ−ンドル−プを補正しながら、
上下ピンクッション歪を増大させない領域はL1=45
〜60mmであり、巻線巻始窓部のスクリ−ン側端と小
径側ア−ク部との管軸方向最小距離が管軸方向水平コイ
ル全長の55%〜75%の範囲内にある場合に相当す
る。なお、1.5%以内の上下ピンクッション歪はマグ
ネット磁界等で容易に補正することができる。
−ンドル−プが小さくなることがわかる。これは、L1
が大きいほど、電子銃側から磁界強度最大領域にかけて
の巻線角度を大きくとることができ、高巻線角度に分布
するコイルの磁界が強調されるためにグリ−ンドル−プ
が補正されるからである。一方、上下ピンクッション歪
はL1=60mmより大きい領域で急激に大となる。こ
れはスクリ−ン側でのバレル磁界が強調されるために起
きる。したがって、グリ−ンドル−プを補正しながら、
上下ピンクッション歪を増大させない領域はL1=45
〜60mmであり、巻線巻始窓部のスクリ−ン側端と小
径側ア−ク部との管軸方向最小距離が管軸方向水平コイ
ル全長の55%〜75%の範囲内にある場合に相当す
る。なお、1.5%以内の上下ピンクッション歪はマグ
ネット磁界等で容易に補正することができる。
【0027】次に、L1=60mmで巻線巻始窓部の電
子銃側端を小径側ア−ク部から管軸方向に距離L2をも
たせ、グリ−ンドル−プを測定した結果を図9に示す。
図9のグラフからわかるように、L2=15mm付近で
グリ−ンドル−プが最小となった。これは巻線巻始窓部
の電子銃端と小径側ア−ク部との管軸方向最小距離が管
軸方向水平コイル全長の10〜20%の範囲内にある場
合に相当する。
子銃側端を小径側ア−ク部から管軸方向に距離L2をも
たせ、グリ−ンドル−プを測定した結果を図9に示す。
図9のグラフからわかるように、L2=15mm付近で
グリ−ンドル−プが最小となった。これは巻線巻始窓部
の電子銃端と小径側ア−ク部との管軸方向最小距離が管
軸方向水平コイル全長の10〜20%の範囲内にある場
合に相当する。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明のインライン型カ
ラ−受像管装置によれば、水平偏向磁界のセルフコンバ
−ゼンスを維持しながら、4次歪成分を増加させること
なく、グリ−ンドル−プのミスコンバ−ゼンスを大きく
低減することができる。また、グリ−ンドル−プのミス
コンバ−ゼンスのみならず、上下ピンクッション歪も小
さい優れた性能を有するインライン型カラ−受像管を提
供することができる。
ラ−受像管装置によれば、水平偏向磁界のセルフコンバ
−ゼンスを維持しながら、4次歪成分を増加させること
なく、グリ−ンドル−プのミスコンバ−ゼンスを大きく
低減することができる。また、グリ−ンドル−プのミス
コンバ−ゼンスのみならず、上下ピンクッション歪も小
さい優れた性能を有するインライン型カラ−受像管を提
供することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る水平偏向コイルの断面
形状を表す図
形状を表す図
【図2】カラー受像管装置の基本構造を示す側面の部分
断面図
断面図
【図3】本発明の実施形態に係る偏向ヨークを示す部分
断面図
断面図
【図4】水平偏向コイルの巻線角とコイルの厚さの関係
を示すグラフ
を示すグラフ
【図5】管軸方向の座標zにおける巻線角度の分布を示
すグラフ
すグラフ
【図6】本発明の別の実施形態に係る水平偏向コイルの
形状を示す側面図
形状を示す側面図
【図7】従来の水平偏向コイルの形状を示す側面図
【図8】巻線開始位置によるピンクッション歪みとグリ
ーンドループ量との関係を示すグラフ
ーンドループ量との関係を示すグラフ
【図9】巻線巻始部電子銃側端と小径部アーク部との管
軸方向距離とグリーンドループ量との関係を示すグラフ
軸方向距離とグリーンドループ量との関係を示すグラフ
【図10】グリーンドループを示す図
【図11】4次歪みによるうねり状ミスコンバーゼンス
を示す図
を示す図
【図12】従来の水平偏向コイルの断面形状を示す図
1 水平コイルの内曲面 2 水平コイルの外曲面のうちの円弧部分 3 水平コイルの外曲面のうちの接線部分
Claims (3)
- 【請求項1】 サドル型水平偏向コイルを含む偏向ヨー
クと、この偏向ヨークが装着されるインライン型カラ−
受像管とを有するカラー受像管装置であって、前記イン
ライン型カラー受像管の管軸方向における中央領域での
前記サドル型水平偏向コイルの垂直偏向力成分を大きく
する補正手段を備えており、 前記補正手段は、前記水平偏向コイルのコイル断面積
が、所定の巻線角よりも大きな巻線角において小さくな
らない曲面形状によって前記垂直偏向力成分を大きくす
るものであり、 前記曲面形状は、外曲面と内曲面によって規定され、か
つ、前記内曲面または前記外曲面の一部が直線を成し、
さらに、前記直線はコイル巻線巻始側にコイル断面積を
大きくするような傾きを有す ることを特徴とするインラ
イン型カラ−受像管装置。 - 【請求項2】 前記外曲面が円弧と直線によって形成さ
れ、前記円弧と前記直線が円弧上の点で結ばれ、かつ、
前記直線が前記円弧の接線の関係にあることを特徴とす
る請求項1記載のインライン型カラ−受像管装置。 - 【請求項3】 サドル型水平偏向コイルを含む偏向ヨー
クと、この偏向ヨークが装着されるインライン型カラ−
受像管とを有するカラー受像管装置であって、前記イン
ライン型カラー受像管の管軸方向における中央領域での
前記サドル型水平偏向コイルの垂直偏向力成分を大きく
する補正手段を備えており、 前記補正手段が水平偏向コイルに形成される略三角形の
巻線巻始窓部の形状によるものであり、 前記略三角形の巻線巻始窓部形状において、スクリ−ン
側端と小径側ア−ク部との管軸方向最小距離が管軸方向
水平コイル全長の55%〜75%の範囲内にあり、か
つ、前記巻線巻始窓部の電子銃端と小径側ア−ク部との
管軸方向最小距離が管軸方向水平コイル全長の10〜2
0%の範囲内に あることを特徴とするインライン型カラ
−受像管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28183595A JP3318169B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | カラ−受像管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28183595A JP3318169B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | カラ−受像管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09129154A JPH09129154A (ja) | 1997-05-16 |
JP3318169B2 true JP3318169B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=17644680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28183595A Expired - Fee Related JP3318169B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | カラ−受像管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3318169B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP28183595A patent/JP3318169B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09129154A (ja) | 1997-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |