JP3317651B2 - 門扉用ドアクローザ - Google Patents

門扉用ドアクローザ

Info

Publication number
JP3317651B2
JP3317651B2 JP04297697A JP4297697A JP3317651B2 JP 3317651 B2 JP3317651 B2 JP 3317651B2 JP 04297697 A JP04297697 A JP 04297697A JP 4297697 A JP4297697 A JP 4297697A JP 3317651 B2 JP3317651 B2 JP 3317651B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
shaft
hinge
door
closer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP04297697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10220101A (ja
Inventor
隆之 来栖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
Priority to JP04297697A priority Critical patent/JP3317651B2/ja
Publication of JPH10220101A publication Critical patent/JPH10220101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3317651B2 publication Critical patent/JP3317651B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gates (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自閉力を発生す
るスプリング機構及びドア自閉時に制動力を発生する油
圧機構を門扉に付加的に装着可能な門扉用ドアクローザ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の門扉は、例えば図4に示すよう
に、門柱100に設けた蝶番(軸受け)101の軸10
1Aに門扉102に取り付けた蝶番103の孔103A
を差し込んで取り付けただけの単純な構成のものであ
り、手で押し開いて開閉するようになっている。
【0003】このような門扉には、クローザ機能として
のスプリング機構や、このスプリングのエネルギーを徐
々に開放させ、急速な閉鎖動作を阻止するダンパ機構を
備えたドア内蔵型のドアクローザも開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の門扉にドアクローザを取り付ける場合には、勿論
初めからドアに取りつけてあれば別に問題はないが、こ
れらの機能を持たぬ単純な丁番を取付けてあるような門
扉には、後でこれらの機能を備えたものに交換しようと
しても適用するものが存在しないか、あってもその交換
作業が大掛かりとなり、コストも嵩むものである。ま
た、後付けすると強度的に問題があり、しかも各種様々
なタイプのものに適用するとなると、それぞれのタイプ
に合わせて各種のものを予め用意しておかねばならな
い。
【0005】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、各種タイプの門扉に簡単にクローザ機能を付加する
ことができる門扉用ドアクローザを比較的低コストで提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
、この発明は、自閉力を発生するスプリング機構及び
門扉閉鎖する際の制動力を発生するダンパ機構を備え
たドアクローザを門柱と門扉との間に装着する門扉用ド
アクローザであって、門柱の上側と下側とに夫々蝶番を
設け、これら蝶番のいずれか一方の軸にジョイント部材
を、他方の蝶番の軸に門扉に固着された蝶番を夫々嵌挿
し、ジョイント部材の下半分に軸が挿入される嵌挿室を
形成するとともに、この嵌挿室を形成する側壁に門柱に
固着された蝶番の支持部が挿入・固定される切り欠き部
を形成し、ジョイント部材の上半分に嵌合孔を穿設し、
前記ダンパ機構及びスプリング機構が配設された本体部
と門扉に固着される羽根部とからクローザ本体を構成
し、ダンパ機構に軸を固定してクローザ本体の中心部に
この軸を配設するとともに、この軸の下部に前記ジョイ
ント部材の嵌合孔に嵌挿される軸を一体に設けたもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明について添付図面
を参照しながら説明する。図1は、この発明に係る門扉
用ドアクローザを示すものであり、このドアクローザ
は、門柱1に取り付けた下側(上側であってもよい)の
蝶番2に嵌挿するジョイント部材3と、門扉4に螺着す
るクローザ本体5とから構成されている。なお、図中符
号6は従来から取り付けてありそのまま使用する蝶番を
示す。
【0008】ジョイント部材3は、従来からある蝶番2
とこの実施例に係るクローザ本体5との連結を行うため
のものであり、図2に示すように、略円筒状のものが使
用されている。即ち、このジョイント部材3には、下半
分に蝶番2の軸21にジョイント部材3をそっくり上か
ら被せることができるようにくり抜かれた嵌挿室31が
形成されているとともに、その嵌挿室31を形成する側
には切り欠き部32が形成されており、蝶番2の支持
部2Aが挿入・固定される。また、このジョイント部材
3の上半分には、上面側に嵌合孔、すなわち実施例では
角孔33が穿設され、この角孔33に次に説明するクロ
ーザ本体5の軸51Aが嵌挿するようになっている。
【0009】図3に示すクローザ本体5は、略円筒状の
本体部5Aと羽根部5Bとから構成される蝶番型のもの
であって、羽根部5B門扉4にねじ止めされ、クロー
ザ本体5が門扉4に固着される。また、本体部5Aに
は、中心部に軸51が配設されているとともに、ダンパ
機構52が配設されている。このダンパ機構52は、軸
51が固定され、蝶番が扉の開閉により回転すると上下
動するピストン(図略)を内蔵し、内部に充填されたオ
イルの圧力で制動力を発生する。
【0010】軸51の下部には断面方形状の軸51Aが
一体に設けられ、本体部5Aから垂直下方に突出してい
る。また、この本体部5A内部のダンパ機構52直下に
は、開放された門扉4を閉じるための閉扉力を発生する
コイルバネCを設けたスプリング機構53が配設されて
いる。
【0011】次に、この実施例の門扉用ドアクローザの
門扉への取付方法について、説明する。先ず、図1に
示すように、門柱1側の蝶番2から門扉4を抜き出して
下側の蝶番6を取り外す(この図1では取り外した後の
状態を示す)とともに、この実施例のクローザ本体5を
螺着する。次に、門柱1側の下側蝶番2にジョイント
部材3を上から被せるようにして取り付ける。このと
き、図2に示すように、切り欠き部32に蝶番2の支持
部2Aが挿入されるようにする。その後、クローザ本
体5の軸51Aをジョイント部材3の角孔33に嵌挿す
るように差し込み、門扉4を門柱1側の蝶番2に取り付
ける。同時に門扉4の上側の蝶番6も門柱1側の蝶番2
に差し込んで取り付ける。
【0012】なお、この実施例ではクローザ本体5側に
51Aを設けるとともに、ジョイント部材側に角孔
(嵌合孔)33を穿設したが、これらの軸51A及び角
(嵌合孔)33をそれぞれこの実施例とは逆の部材に
取り付けてもよい。すなわち、角孔(嵌合孔)33をダ
ンパ機構52側の軸51の下部に穿設し、ジョイント部
材3の上半分に軸51Aを一体に設け、この軸51Aを
ダンパ機構52側の角孔(嵌合孔)33に嵌挿してもよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、自閉力を発生するスプリング機構及び門扉を閉鎖
する際の制動力を発生するダンパ機構を備えたドアクロ
ーザを門柱と門扉との間に装着する門扉用ドアクローザ
であって、門柱の上側と下側とに夫々蝶番を設け、これ
ら蝶番のいずれか一方の軸にジョイント部材を、他方の
蝶番の軸に門扉に固着された蝶番を夫々嵌挿し、ジョイ
ント部材の下半分に軸が挿入される嵌挿室を形成すると
ともに、この嵌挿室を形成する側壁に門柱に固着された
蝶番の支持部が挿入・固定される切り欠き部を形成し、
ジョイント部材の上半分に嵌合孔を穿設し、前記ダンパ
機構及びスプリング機構が配設された本体部と門扉に固
着される羽根部とからクローザ本体を構成し、ダンパ機
構に軸を固定してクローザ本体の中心部にこの軸を配設
するとともに、この軸の下部に前記ジョイント部材の嵌
合孔に嵌挿される軸を一体に設けたので、簡単な交換作
業によって従来の門扉にクローザ機能を容易に、しかも
比較的安いコストで後付けすることができる。
【0014】また、この発明によれば、蝶番タイプのも
のであれば、ジョイント部材を介してドアクローザを装
着するように構成してあるから、各種のものに広範囲に
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる門扉用ドアクローザを示す分
解斜視図。
【図2】この発明にかかるジョイント部材への取り付け
状態を示す説明図。
【図3】この発明にかかるドアクローザ本体を示す概略
構成図。
【図4】従来の門扉を示す概略斜視図。
【符号の説明】
1 門柱 2 蝶番 3 ジョイント部材 31 嵌挿室 32 切り欠き部 33 嵌合孔(角孔 4 門扉 5 ドアクローザ本体 51A 軸 6 蝶番

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自閉力を発生するスプリング機構(5
    3)及び門扉(4)を閉鎖する際の制動力を発生するダ
    ンパ機構(52)を備えたドアクローザを門柱(1)
    門扉(4)との間に装着する門扉用ドアクローザであっ
    て、門柱(1)の上側と下側とに夫々蝶番(2)を設け、 これら蝶番(2)のいずれか一方の軸(21)にジョイ
    ント部材(3)を、他方の蝶番(2)の軸(21)に門
    扉(4)に固着された蝶番(6)を夫々嵌挿し、 ジョイント部材(3)の下半分に軸(21)が挿入され
    る嵌挿室(31)を形成するとともに、この嵌挿室(3
    1)を形成する側壁に門柱(1)に固着された蝶番の支
    持部(2A)が挿入・固定される切り欠き部(32)を
    形成し、 ジョイント部材(3)の上半分に嵌合孔(33)を穿設
    し、 前記ダンパ機構(52)及びスプリング機構(53)が
    配設された本体部(5A)と門扉(4)に固着される羽
    根部(5B)とからクローザ本体(5)を構成し、 ダンパ機構(52)に軸(51)を固定してクローザ本
    体(5)の中心部にこの軸(51)を配設するととも
    に、この軸(51)の下部に前記ジョイント部材(3)
    の嵌合孔(33)に嵌挿される軸(51A)を一体に設
    けた ことを特徴とする門扉用ドアクローザ。
  2. 【請求項2】 前記嵌合孔(33)をダンパ機構(5
    2)側の軸(51)の下部に穿設し、ジョイント部材
    (3)の上半分に軸(51A)を一体に設け、この軸
    (51A)をダンパ機構(52)側の嵌合孔(33)に
    嵌挿することを特徴とする請求項1に記載の門扉用ドア
    クローザ。
  3. 【請求項3】 前記スプリング機構(53)がコイルバ
    ネ(C)から成り、本体部(5A)内部のダンパ機構
    (52)直下に配設され、コイルバネ(C)の内部に軸
    (51)が配設されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の門扉用ドアクローザ。
  4. 【請求項4】 前記ジョイント部材(3)を蝶番(2)
    に上から被せるようにして取付けた後、門扉(4)側の
    クローザ本体(5)の軸(51A)をジョイ ント部材
    (3)の嵌合孔(33)に、他方の蝶番(2)の軸(2
    1)に門扉(4)側の蝶番(6)を挿入することで組立
    てられることを特徴とする請求項1、3、4のいずれか
    1項に記載の門扉用ドアクローザ。
JP04297697A 1997-02-12 1997-02-12 門扉用ドアクローザ Expired - Lifetime JP3317651B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04297697A JP3317651B2 (ja) 1997-02-12 1997-02-12 門扉用ドアクローザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04297697A JP3317651B2 (ja) 1997-02-12 1997-02-12 門扉用ドアクローザ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10220101A JPH10220101A (ja) 1998-08-18
JP3317651B2 true JP3317651B2 (ja) 2002-08-26

Family

ID=12651082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04297697A Expired - Lifetime JP3317651B2 (ja) 1997-02-12 1997-02-12 門扉用ドアクローザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3317651B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8225458B1 (en) 2001-07-13 2012-07-24 Hoffberg Steven M Intelligent door restraint
JP5219085B2 (ja) * 2009-02-23 2013-06-26 株式会社Lixil 扉用ヒンジ
KR100916128B1 (ko) 2009-06-05 2009-09-07 (주)알파오메가종합건축사사무소 건축용 안전 창문틀

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10220101A (ja) 1998-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7003851B2 (en) Hinge
JP4908393B2 (ja) 家具用ヒンジの制動装置
US4704970A (en) Concealed hinge for lightweight safes
US2019527A (en) Balanced door
RO115904B1 (ro) Dispozitiv pentru montarea si fixarea articulata a unui panou in golul unui toc de usa
JP3317651B2 (ja) 門扉用ドアクローザ
CN200996246Y (zh) 一种平开房门及铰接构件
ITTO970055U1 (it) Cerniera per serramenti apribili ad anta, particolarmente porte e fine stre.
ES2116662T3 (es) Gozne para puertas, ventanas y similares.
JP2010285739A (ja) 開き戸装置
KR200194674Y1 (ko) 여닫이 문용 경첩
KR101108514B1 (ko) 스프링경첩
KR100511563B1 (ko) 도어 경첩의 저속 개폐장치
KR200271646Y1 (ko) 경첩형 도어개폐장치
JP3273702B2 (ja) カセット式丁番
KR200180679Y1 (ko) 강화유리문 설치용 힌지
JP4205632B2 (ja) ドア用ヒンジ構造
KR900008947Y1 (ko) 철문용 피벗힌지(Pivot Hinge)
JPH0118775Y2 (ja)
KR200149147Y1 (ko) 문 연결장치
JPH0343578A (ja) ドア又は窓等の中間軸受け
KR200209589Y1 (ko) 수직형 도어 클로져
KR100340225B1 (ko) 유압식 완충용 경첩
JP4850633B2 (ja) 開閉装置の開閉体ロック機構
JP2006083628A (ja) 隠し丁番と該丁番を内蔵した扉及び該丁番の取付方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130614

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term