JP3317406B2 - デジタル信号の送受装置 - Google Patents

デジタル信号の送受装置

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JP3317406B2
JP3317406B2 JP35572191A JP35572191A JP3317406B2 JP 3317406 B2 JP3317406 B2 JP 3317406B2 JP 35572191 A JP35572191 A JP 35572191A JP 35572191 A JP35572191 A JP 35572191A JP 3317406 B2 JP3317406 B2 JP 3317406B2
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俊治 桑岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル信号の送受装
置、特にデジタルオーディオ機器やデジタルビデオ機器
に好適なデジタル信号の送受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオ機器やデジタルビデ
オ機器においてデジタル信号の送受信を行なう場合に
は、通常、送受の対象にされているデジタル信号を送信
側から受信側にそのまま伝送するようにしていた。図5
はデジタルオーディオ機器やデジタルビデオ機器におけ
るデジタル信号の送受信に使用されていた従来のインタ
ーフェースの構成例を示す図である。図5において、T
は送信側、Rは受信側を示しており、端子82を介して
供給された送信の対象にされているデジタル信号は、送
信側Tの駆動増幅器83によって増幅された後に、発光
ダイオード84に供給される。発光ダイオード84は送
信の対象にされているデジタル信号に従って断続して発
光して、光によるデジタル信号を発生する。前記した発
光ダイオード84から放射された光によるデジタル信号
は、受信側Rのフォトトランジスタ85によって受光さ
れて出力端子86に電気信号のデジタル信号を送出す
る。図5においてVccは電源、87,88は抵抗であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタルオ
ーディオ機器やデジタルビデオ機器における最終的な出
力信号はアナログ信号による音響信号や画像信号である
ために、機器内にデジタル信号系とアナログ信号系とを
混在させている場合には、デジタル信号系のデジタル信
号の影響が、アナログ信号系に伝えられると、アナログ
信号系の信号処理動作が良好に行なわれなくなり、アナ
ログ信号系の信号に歪を生じさせて、アナログ信号系の
出力として得られる音響信号による再生音響出力の音質
や画像信号による再生画像の画質を劣化させることが起
こる。それで、機器内にデジタル信号系とアナログ信号
系とを混在させているデジタルオーディオ機器やデジタ
ルビデオ機器では、従来からデジタル信号系のデジタル
信号の影響が、アナログ信号系に悪影響を及ぼさないよ
うにするために、例えば図5に示すようにデジタル信号
系とアナログ信号系との間のインターフェースにフォト
カプラを使用して、デジタル信号系とアナログ信号系と
の間のデジタル信号の伝送が電気的に切離された状態で
行なわれるようにする等の手段が採用されていた。しか
し、前記の図5に示すインターフェースにおいては、フ
ォトカプラを使用していることから、それがON・OF
F動作するに応じて電流が流れ、それが電源負荷変動要
素となり、フォトカプラが動作するたびに、電源系統
(接地電位の変動)等を介して負荷変動がアナログ信号
系に混入する場合があり、送信データのビット数が多く
なればなるほど、フォトカプラの動作回数も増すことか
ら、それだけ負荷変動要素が多くなってしまうという問
題があった。 そこで、図5に示したような解決手段によ
っても充分な結果が得られず、本願発明では、送信側か
ら送信する1ワードがNビットから成るデジタル信号を
1ビットという少ないビット数に変換し、伝送時のフォ
トカプラのON・OFF動作の回数を減らすことによ
り、前記の電源負荷変動の影響を軽減するようにしたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下の1)〜4)の手段から成る。すな
わち、 1)1ワードがNビット(ただしNは2以上の自然数)
からなる送受の対象にされる2進のデジタル信号を1ビ
ットの信号として送信側から受信側に伝送し、受信側で
は受信した1ビットのデジタル信号から1ワードがNビ
ットからなる送受の対象にされた2進のデジタル信号に
復原できるようにしたデジタル信号の送受装置であっ
て、1ワードがNビットからなる送受の対象にされる2
進のデジタル信号を、K桁中(ただし、Kは2のN乗)
の1桁だけを[1]とするためのK進のデジタル信号
信号変換する信号変換手段と、前記の信号変換手段によ
って信号変換されたK進のデジタル信号をKビットのデ
ータラッチによって保持させる手段と、前記のKビット
のデータラッチに保持されたK進のデジタル信号をシリ
アル信号として受信側に伝送する手段と、前記したシリ
アル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時点
を示す信号と、前記したシリアル信号形態のK進のデジ
タル信号の伝送速度を示す信号とからなる同期信号を送
信側から受信側に伝送する手段とを送信側に設け、ま
た、送信側から伝送されたK進のデジタル信号がラッチ
パルスとして与えられるNビットのデータラッチと、前
記したNビットのデータラッチにNビットの計数値を入
力させるNビットの計数器と、送信側から伝送されたシ
リアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時
点を示す信号と、前記したシリアル信号形態のK進のデ
ジタル信号の伝送速度を示す信号とからなる同期信号に
基づいて、前記したNビットの計数器を送信側から伝送
されたシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の
開始の時点に計数動作を開始させるためのリセット信号
と、前記のNビットの計数器における計数動作が、送信
側から伝送されたシリアル信号形態のK進のデジタル信
号の伝送速度に一致して行なわれるようにするための計
数用クロック信号やその他の信号とを発生させる制御信
号発生手段と、前記したシリアル信号形態のK進のデジ
タル信号の伝送の開始の時点に前記したNビットの計数
器の計数動作を開始させるとともに、前記のNビットの
計数器における計数動作が、シリアル信号形態のK進の
デジタル信号の伝送速度に一致して行なわれるようにす
る手段と、前記したNビットの計数器の計数値をラッチ
した前記のNビットのデータラッチに保持されているN
ビットのデジタル信号を時間軸上で直列的に出力させる
手段とを受信側に設けてなるデジタル信号の送受装置。 2)1ワードがNビット(ただしNは2以上の自然数)
からなる送受の対象にされる2進のデジタル信号を1ビ
ットの信号として送信側から受信側に伝送し、受信側で
は受信した1ビットのデジタル信号から1ワードがNビ
ットからなる送受の対象にされた2進のデジタル信号に
復原できるようにしたデジタル信号の送受装置であっ
て、1ワードがNビットからなる送受の対象にされる2
進のデジタル信号を、K桁中(ただし、Kは2のN乗)
の1桁だけを[1]とするためのK進のデジタル信号
信号変換する信号変換手段と、前記の信号変換手段によ
って信号変換されたK進のデジタル信号を送信側のKビ
ットのデータラッチによって保持させる手段と、前記の
Kビットのデータラッチに保持されたK進のデジタル信
号をシリアル信号として受信側に伝送する手段と、受信
側から伝送された同期信号に基づいて1ワードがNビッ
トからなる送受の対象にされる2進のデジタル信号を得
るためのタイミング信号及びシリアル信号形態のK進の
デジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号ならびにシ
リアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送速度を示す
信号やその他の信号を発生する制御信号発生手段とを送
信側に設け、また、送信側から伝送されたK進のデジタ
ル信号がラッチパルスとして与えられるNビットのデー
タラッチと、前記したNビットのデータラッチにNビッ
トの計数値を入力させるNビットの計数器と、1ワード
がNビットからなる送受の対象にされる2進のデジタル
信号を得るためのタイミング信号及びシリアル信号形態
のK進のデジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号な
らびにシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送速
度を示す信号とからなる同期信号やその他の信号を発生
する制御信号発生手段と、前記したシリアル信号形態の
K進のデジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号と、
前記したシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送
速度を示す信号とに基づいて、前記したNビットの計数
器を前記したシリアル信号形態のK進のデジタル信号の
伝送の開始の時点に計数動作を開始させるためのリセッ
ト信号によって前記したNビットの計数器の計数動作を
開始させるとともに、前記のNビットの計数器における
計数動作が、シリアル信号形態のK進のデジタル信号の
伝送速度に一致して行なわれるようにする手段と、前記
した受信側のNビットのデータラッチに保持されたNビ
ットのデジタル信号を出力させる手段とを受信側に設け
てなるデジタル信号の送受装置。 3)1ワードがMNビット(ただしNとMとは共に2以
上の自然数)からなる送受の対象にされる2進のデジタ
ル信号をMビットの信号として送信側から受信側に伝送
し、受信側では受信したMビットのデジタル信号から1
ワードがMNビットからなる送受の対象にされた2進の
デジタル信号に復原できるようにしたデジタル信号の送
受装置であって、1ワードがMNビットからなる送受の
対象にされる2進のデジタル信号におけるNビットの2
進のデジタル信号毎に、K桁中(ただし、Kは2のN
乗)の1桁だけを[1]とするためのK進のデジタル信
に信号変換する信号変換手段と、前記の信号変換手段
によって信号変換されたM個のK進のデジタル信号をM
個のKビットのデータラッチによって保持させる手段
と、前記のM個のKビットのデータラッチに保持された
K進のデジタル信号を時間軸上で直列的なM個のシリア
ル信号として受信側に伝送する手段と、前記した時間軸
上で直列的なM個のシリアル信号形態のK進のデジタル
信号の伝送の開始の時点を示す信号と、前記した時間軸
上で直列的なM個のシリアル信号形態のK進のデジタル
信号の伝送速度を示す信号とからなる同期信号を送信側
から受信側に伝送する手段とを送信側に設け、また、送
信側から伝送された時間軸上で直列的なM個のK進のデ
ジタル信号がラッチパルスとして与えられるM個のNビ
ットのデータラッチに対して、それぞれ対応するラッチ
パルスが供給されるようにする信号切換手段と、前記し
たM個のNビットのデータラッチに、それぞれ対応する
Nビットの計数値を入力させるNビットの計数器と、送
信側から伝送された時間軸上で直列的なM個のシリアル
信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時点を示
す信号と、前記した時間軸上で直列的なM個のシリアル
信号形態のK進のデジタル信号の伝送速度を示す信号と
からなる同期信号に基づいて、前記したNビットの計数
器を送信側から伝送された時間軸上で直列的なM個のシ
リアル信号形態のK進のデジタル信号のそれぞれの伝送
の開始の時点に計数動作を開始させるためのリセット信
号と、前記のNビットの計数器における計数動作が、送
信側から伝送されたシリアル信号形態のK進のデジタル
信号の伝送速度に一致して行なわれるようにするための
計数用クロック信号やその他の信号とを発生させる制御
信号発生手段と、前記した時間軸上で直列的なM個のシ
リアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時
点に前記したNビットの計数器の計数動作を開始させる
とともに、前記のNビットの計数器における計数動作
が、時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態のK進
のデジタル信号の伝送速度に一致して行なわれるように
する手段と、前記したNビットの計数器の計数値を、そ
れぞれ所定の時点にラッチしている前記のM個のNビッ
トのデータラッチに保持されているNビットのデジタル
信号を時間軸上で直列的に出力させる手段とを受信側に
設けてなるデジタル信号の送受装置。 4)1ワードがMNビット(ただしNとMとは共に2以
上の自然数)からなる送受の対象にされる2進のデジタ
ル信号をMビットの信号として送信側から受信側に伝送
し、受信側では受信したMビットのデジタル信号から1
ワードがMNビットからなる送受の対象にされた2進の
デジタル信号に復原できるようにしたデジタル信号の送
受装置であって、1ワードがMNビットからなる送受の
対象にされる2進のデジタル信号におけるNビットの2
進のデジタル信号毎に、K桁中(ただし、Kは2のN
乗)の1桁だけを[1]とするためのK進のデジタル信
に信号変換する信号変換手段と、前記の信号変換手段
によって信号変換されたM個のK進のデジタル信号をM
個のKビットのデータラッチによって保持させる手段
と、前記のM個のKビットのデータラッチに保持された
K進のデジタル信号を時間軸上で直列的なM個のシリア
ル信号として受信側に伝送する手段と、受信側から伝送
された同期信号に基づいて1ワードがMNビットからな
る送受の対象にされる2進のデジタル信号を得るための
タイミング信号及び時間軸上で直列的なM個のシリアル
信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時点を示
す信号ならびに時間軸上で直列的なM個のシリアル信号
形態のK進のデジタル信号の伝送速度を示す信号やその
他の信号を発生する制御信号発生手段とを送信側に設
け、また、送信側から伝送された時間軸上で直列的なM
個のK進のデジタル信号がラッチパルスとして与えられ
るM個のNビットのデータラッチに対してそれぞれ対応
するラッチパルスが供給されるようにする信号切換手段
と、前記したM個のNビットのデータラッチに、それぞ
れ対応するNビットのデジタル信号を入力させるNビッ
トの計数器と、1ワードがMNビットからなる送受の対
象にされる2進のデジタル信号を得るためのタイミング
信号及びシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送
の開始の時点を示す信号ならびにシリアル信号形態のK
進のデジタル信号の伝送速度を示す信号とからなる同期
信号やその他の信号を発生する制御信号発生手段と、前
記した時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態のK
進のデジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号と、前
記した時間軸上で直列的なシリアル信号形態のK進のデ
ジタル信号の伝送速度を示す信号とに基づいて、前記し
たNビットの計数器を前記したシリアル信号形態のK進
のデジタル信号の前記したNビットの計数器の計数動作
を開始させるとともに、前記のNビットの計数器におけ
る計数動作が、時間軸上で直列的なM個のシリアル信号
形態のK進のデジタル信号の伝送速度に一致して行なわ
れるようにする手段と、前記したNビットの計数器の計
数値を、それぞれ所定の時点にラッチしている前記のM
個のNビットのデータラッチに保持されたNビットのデ
ジタル信号を時間軸上で直列的に出力させる手段とを受
信側に設けてなるデジタル信号の送受装置。
【0005】
【0006】また、1ワードがMNビット(ただし、M
とNとはともに2以上の自然数)からなる送受の対象に
される2進のデジタル信号におけるNビットの2進のデ
ジタル信号毎に、信号変換回路によりK進(ただし、K
は2のN乗)のデジタル信号に信号変換して、そのM個
のK進のデジタル信号をM個のKビットのデータラッチ
によって保持させ、それを時間軸上で直列的なM個のシ
リアル信号として受信側に伝送するとともに、前記した
時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態のK進のデ
ジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号と、前記した
時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態のK進のデ
ジタル信号の伝送速度を示す信号とからなる同期信号を
も送信側から受信側に伝送する。受信側にはM個のNビ
ットのデータラッチを設け、それらのデータラッチは前
記した時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態のK
進のデジタル信号の対応するものがラッチパルスとして
使用される。前記したM個のNビットのデータラッチに
は、Nビットの計数器から出力されているNビットの計
数値が選択的に入力されており、また、前記のNビット
の計数器は送信側から伝送されたシリアル信号形態のK
進のデジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号によっ
て計数動作が開始され、さらに、送信側から伝送された
シリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送速度に一
致して計数動作が行なわれる。それにより、1ワードが
MNビットからなる送受の対象にされる2進のデジタル
信号が、Mビットの信号として送信側から受信側に伝送
され、受信側では受信したMビットのデジタル信号から
1ワードがNビットからなる送受の対象にされた2進の
デジタル信号に復原できる。前記の同期信号を受信側か
ら送信側に送っても同様である。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明のデジタル
信号の送受装置の具体的な内容を詳細に説明する。図1
乃至図4はそれぞれ本発明のデジタル信号の送受装置の
実施例を示すブロック図である。まず、図1において1
は1ワードがNビット(ただし、Nは2以上の自然数)
からなる送受の対象にされる2進のデジタル信号の信号
源である。図示の例では送受の対象にされる1ワードが
Nビット(ただし、Nは2以上の自然数)の2進のデジ
タル信号が、N=4の場合の4ビットのシリアル信号形
態の信号の実施例を示しているために、図中に示してあ
る送受の対象にされるデジタル信号の信号源1には4ビ
ットシリアル信号のような表記を行なっている。また、
図1に関する以下の説明も送受の対象にされる2進のデ
ジタル信号が、1ワードが4ビットの2進のデジタル信
号であるとして行なわれている(この点は図3に示す実
施例についても同じである)。
【0008】前記した送受の対象にされるデジタル信号
の信号源1では、送信側の制御信号発生回路6から線1
8を介して与えられる同期信号によって1ワードが4ビ
ットのシリアル信号形態の2進のデジタル信号を、1ワ
ードを構成する4ビットずつ送出して、それを伝送路1
5を介して直並列信号変換回路2に供給する。直並列信
号変換回路2には、送信側の制御信号発生回路6で発生
された直並列信号変換用クロック信号が、線17を介し
て供給されていることにより、前記のように送受の対象
にされるデジタル信号の信号源1から、伝送路15を介
して供給されている1ワードが4ビットのシリアル信号
形態の2進のデジタル信号を、1ワードを構成している
4ビットのデジタル信号として伝送路16を介して信号
変換回路3に供給する。なお、図1中の7は水晶発振子
である。
【0009】信号変換回路3は、それに入力されたNビ
ットのデジタル信号を、K桁中(ただし、Kは2のN
乗)の1桁だけを[1]とするためのK進のデジタル信
に信号変換できるような機能を有するものとして構成
されている。図1に示す実施例における信号変換回路3
では、それに入力された1ワードを構成している4ビッ
トのデジタル信号を2の4乗進のデジタル信号、すなわ
ち16進のデジタル信号に信号変換して、伝送路19を
介して16ビットのデータラッチ(本明細書中では一般
的にはKビットのデータラッチのように表現している)
4に与える。前記した信号変換回路3が、それに入力さ
れた1ワードを構成している4ビットのデジタル信号に
対する信号変換動作を終了した時点の後に、線21を介
して送信側の制御信号発生回路6からデータラッチ4に
供給されるラッチパルスにより、16ビットのデータラ
ッチ4は、前記した信号変換回路3によって信号変換さ
れた16進のデジタル信号をラッチする。
【0010】16ビットのデータラッチ4が、信号変換
回路から出力された16進のデジタル信号をラッチした
後に、制御信号発生回路6は線22を介して送信側の並
直列信号変換回路5にロードパルスを与え、次いで制御
信号発生回路6は線22を介して並直列信号変換用クロ
ック信号を並直列信号変換回路5に供給する。それによ
り前記の並直列信号変換回路5は、16ビットのデータ
ラッチに保持されている16進のデジタル信号がロード
された後に、シリアル信号形態の16進のデジタル信号
を出力して、線23を介して発光素子8aと受光素子8
bとによって構成されているフォトカプラ8における発
光素子に供給する。前記のようにして並直列信号変換回
路5から線23に送出された16進のデジタル信号(K
進のデジタル信号)は、1ワードが4ビット(Nビッ
ト)の2進のデジタル信号を16進の信号に信号変換さ
れた状態のものであるから、前記した線23を介してフ
ォトカプラ8における発光素子8aに供給される16進
のデジタル信号は、送受の対象にされている1ワードが
4ビット(Nビット)の2進のデジタル信号毎に1ビッ
トの信号とされている。
【0011】前記した並直列信号変換回路5から線23
に送出されるシリアル信号形態の16進のデジタル信号
(K進のデジタル信号)は、送受の対象にされているデ
ジタル信号の1標本化周期中に、16進による数値0か
ら16進による数値15までの16個の数値(K個)の
内のどの1つの数値でも確実に伝送することができるよ
うに、制御信号発生回路6から線22を介して並直列信
号変換回路5に供給されている並直列信号変換用クロッ
ク信号の周期が定められるべきことは当然である。すな
わち、並直列信号変換回路5に供給されるべき並直列信
号変換用クロック信号の周期は、送受の対象にされてい
るデジタル信号の標本化周期の1/K以下の周期となる
ように設定されるのである。そして前記した並直列信号
変換回路5に供給される並直列信号変換用クロック信号
の周期は、並直列信号変換回路5から線23に送出され
るシリアル信号形態の16進のデジタル信号(K進のデ
ジタル信号)の伝送速度を示していることになる。
【0012】前記のように送受の対象にされているデジ
タル信号の1標本化周期中に、送受の対象にされている
1ワードが4ビット(Nビット)の2進のデジタル信号毎
に、並直列信号変換回路5から線23に送出されるシリ
アル信号形態の16進のデジタル信号(K進のデジタル
信号)の1ビットの信号は、16進による数値0から1
6進による数値15までの16個の数値(K個)の内の
1つの数値に対応しているものであるが、前記の1ビッ
トのデジタル信号が16進による数値0から16進によ
る数値15までの16個の数値(K個)の内のどの数値
であるのかは、前記した制御信号発生回路6が線22を
介して並直列信号変換回路5に供給しているロードパル
スの時間位置の情報と、並直列信号変換用クロック信号
の周期の情報、すなわち送受の対象にされているデジタ
ル信号の1標本化周期中に、送受の対象にされている1
ワードが4ビット(Nビット)の2進のデジタル信号毎
に、並直列信号変換回路5から線23に送出されるシリ
アル信号形態の16進のデジタル信号(K進のデジタル
信号)の伝送の開始の時点を示す信号と、前記したシリ
アル信号形態の16進のデジタル信号(K進のデジタル
信号)の伝送速度を示す信号とを用いれば知ることがで
きる。
【0013】それで図1に示されている本発明のデジタ
ル信号の送受装置の実施例においては、送受の対象にさ
れているデジタル信号の1標本化周期中に、送受の対象
にされている1ワードが4ビット(Nビット)の2進のデ
ジタル信号毎に、送信側の並直列信号変換回路5から線
23に送出されるシリアル信号形態の16進のデジタル
信号(K進のデジタル信号)の伝送の開始の時点を示す
信号や、前記したシリアル信号形態の16進のデジタル
信号(K進のデジタル信号)の伝送速度を示す信号とし
て、例えば送信側の制御信号発生回路6で発生させて、
線22を介して並直列信号変換回路5に供給しているロ
ードパルスや、線22を介して並直列信号変換回路5に
供給している並直列信号変換用クロック信号とを用い
て、前記の各信号とNビットからなる1ワードのデジタ
ル信号毎の同期信号とからなる同期信号として、それを
送信側の制御信号発生回路6から、線24→発光素子9
aと受光素子9bとからなるフォトカプラ9→線26→
受信側の制御信号発生回路13の経路によって受信側の
制御信号発生回路13に伝送するようにしている。
【0014】図1に示されている本発明のデジタル信号
の送受装置の実施例において、前記のように送信側の並
直列信号変換回路5から線23に送出されたシリアル信
号形態の16進のデジタル信号(K進のデジタル信号)
は、線23→発光素子8aと受光素子8bとからなるフ
ォトカプラ8→伝送路25の経路によって受信側に設け
られている4ビットのデータラッチ(Nビットのデータ
ラッチ)11に対してラッチパルスとして与えられる。
前記した4ビットのデータラッチ11には受信側に設け
られている4ビットの計数器(Nビットの計数器)10
から伝送路27を介して、4ビット(Nビット)の計数
器の計数値が入力されているから、この4ビットのデー
タラッチ11は送信側の並直列信号変換回路5から出力
されたシリアル信号形態の16進のデジタル信号(K進
のデジタル信号)の1ビットの信号がラッチパルスとし
て与えられた時点における前記した4ビット(Nビッ
ト)の計数器10の計数値をラッチして保持する。
【0015】ところで、受信側に設けられている前記の
4ビット(Nビット)の計数器10は、それの計数の開
始の時点が、受信側の制御信号発生回路13から線90
を介して与えられているリセット信号によって定めら
れ、また、それの計数速度が受信側の制御信号発生回路
13から線91を介して与えられている計数用クロック
信号リセット信号によって定められている。ところで、
前記した受信側の制御信号発生回路13によって発生さ
れるリセット信号と、計数用クロック信号とは、送信側
から既述のように送信側の制御信号発生回路6→線24
→発光素子9aと受光素子9bとからなるフォトカプラ
9→線26→受信側の制御信号発生回路13の経路によ
って受信側の制御信号発生回路13に伝送されて来た同
期信号、すなわち、既述のように送受の対象にされてい
るデジタル信号の1標本化周期中に、送受の対象にされ
ている1ワードが4ビット(Nビット)の2進のデジタル
信号毎に、並直列信号変換回路5から線23に送出され
るシリアル信号形態の16進のデジタル信号(K進のデ
ジタル信号)の伝送の開始の時点を示す信号と、前記し
たシリアル信号形態の16進のデジタル信号(K進のデ
ジタル信号)の伝送速度を示す信号とを含んで構成され
ている同期信号に基づいて発生されているものである。
【0016】そして、受信側の制御信号発生回路13か
ら4ビットの計数器10に供給されている前記のリセッ
ト信号は、送信側から伝送されるシリアル信号形態の1
6進のデジタル信号(K進のデジタル信号)の伝送の開
始の時点に受信側の制御信号発生回路13で発生され
て、線90を介して4ビットの計数器10に供給されて
いるものであり、また、受信側の制御信号発生回路13
から4ビットの計数器10に供給されている前記の計数
用クロック信号は、シリアル信号形態の16進のデジタ
ル信号(K進のデジタル信号)の伝送速度を示す信号と
して用いられる送信側の並直列信号変換用クロック信号
と同じ周期を有するものとして受信側の制御信号発生回
路13で発生され、それが線91を介して4ビットの計
数器10に供給されているものであるから、前記のよう
に4ビットのデータラッチ11によってラッチされた4
ビットの計数器10の計数値は送受の対象にされている
デジタル信号の信号源1から、送信側の直並列信号変換
回路2に供給された4ビットからなる1ワードのデジタ
ル信号と同一のビット配列を有しているNビットの2進
のデジタル信号になっていることは容易に理解できる。
【0017】前記した4ビットのデータラッチ11に保
持されている4ビットの計数器10の計数値、すなわ
ち、送信側の直並列信号変換回路2に供給された4ビッ
トからなる1ワードのデジタル信号と同一のビット配列
を有している4ビットの2進のデジタル信号は、受信側
の制御信号発生回路13から線29を介して受信側の並
直列信号変換回路12にロードパルスが与えられた時点
に、4ビットのデータラッチ11から受信側の並直列信
号変換回路12にロードされ、次いで、受信側の制御信
号発生回路13から線29を介して受信側の並直列信号
変換回路12に供給される並直列信号変換用クロック信
号によって、シリアル信号形態の2進のデジタル信号と
して線30を介して出力端子14に送出される。以上の
説明から明らかなように、本発明のデジタル信号の送受
装置においては1ワードがNビットからなる送受の対象
にされる2進のデジタル信号が、1ビットの信号として
送信側から受信側に伝送され、受信側では受信した1ビ
ットのデジタル信号から1ワードがNビットからなる送
受の対象にされた2進のデジタル信号に復原できるので
ある。
【0018】これまでに図1を参照して説明した本発明
のデジタル信号の送受装置の実施例においては、同期信
号を送信側の制御信号発生回路6で発生し、それを受信
側の制御信号発生回路13に対して伝送するようにして
いたが、図3に示す本発明のデジタル信号の送受装置の
実施例においては、水晶発振子71を備えて構成されて
いる受信側の制御信号発生回路70で同期信号を発生
し、それを送信側の制御信号発生回路69に対して伝送
するようにしている点が異なるだけで、その他の構成は
既述した図1に示されているデジタル信号の送受装置の
実施例の場合と同様であり、この図3に示されているデ
ジタル信号の送受装置においても、図1に示されている
デジタル信号の送受装置について説明したデジタル信号
の送受動作と同様なデジタル信号の送受動作が行なわれ
ることは容易に理解できるので、それの具体的な説明は
省略する。
【0019】次に、図2に示されている本発明のデジタ
ル信号の送受装置の実施例は、1ワードがMNビット
(ただし、MとNとはともに2以上の自然数)からなる
送受の対象にされる2進のデジタル信号におけるNビッ
トの2進のデジタル信号毎に、信号変換回路により、
桁中(ただし、Kは2のN乗)の1桁だけを[1]とす
るためのK進のデジタル信号に信号変換して、そのM個
のK進のデジタル信号をM個のKビットのデータラッチ
により保持させ、それを時間軸上で直列的なM個のシリ
アル信号として受信側に伝送するとともに、前記のよう
に時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態のK進の
デジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号と、前記し
た時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態のK進の
デジタル信号の伝送速度を示す信号とからなる同期信号
とを送信側から受信側に伝送し、また、受信側にはM個
のNビットのデータラッチを設け、それらのデータラッ
チは前記した時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形
態のK進のデジタル信号の対応するものがラッチパルス
として使用されるようにし、また、前記したM個のNビ
ットのデータラッチに、Nビットの計数器から出力され
ているNビットの計数値を選択的に入力させ、さらに、
前記のNビットの計数器の計数動作を送信側から伝送さ
れたシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開
始の時点を示す信号によって開始させ、さらにまた、N
ビットの計数器の計数動作を送信側から伝送されたシリ
アル信号形態のK進のデジタル信号の伝送速度に一致し
た状態で行なわれるようにし、それにより、1ワードが
Nビットからなる送受の対象にされる2進のデジタル信
号が、Mビットの信号として送信側から受信側に伝送さ
れ、受信側では受信したMビットのデジタル信号から1
ワードがNビットからなる送受の対象にされた2進のデ
ジタル信号に復原できるようにしたものであり、また、
図4に示されている本発明のデジタル信号の送受装置の
実施例は、前記した図2に示されている本発明のデジタ
ル信号の送受装置の実施例が、同期信号を送信側から受
信側に伝送するようにしているように構成されているの
を、同期信号を受信側から送信側に伝送するように構成
したものである。
【0020】図2及び図4とにおいて、31は1ワード
がMNビット(ただし、MとNとはともに2以上の自然
数)からなる送受の対象にされる2進のデジタル信号の
信号源である。図示の例では送受の対象にされる1ワー
ドがMNビットの2進のデジタル信号が、M=2,N=
4の場合の8ビットのシリアル信号形態の信号の実施例
を示しているために、図中に示してある送受の対象にさ
れるデジタル信号の信号源31には8ビットシリアル信
号のような表記を行なっている。また、図2及び図4に
関する以下の説明も送受の対象にされる2進のデジタル
信号が、1ワードが8ビットの2進のデジタル信号であ
るとして行なわれている。
【0021】以下、図2に示されている実施例について
詳細に説明する。前記した送受の対象にされるデジタル
信号の信号源31では、送信側の制御信号発生回路6か
ら線46を介して与えられる同期信号によって1ワード
が8ビット(MNビット)のシリアル信号形態の2進の
デジタル信号を、4ビット(Nビット)ずつ送出して、そ
れを伝送路45を介して直並列信号変換回路32に供給
する。直並列信号変換回路32には、送信側の制御信号
発生回路6で発生された直並列信号変換用クロック信号
が、線47を介して供給されていることにより、前記の
ように送受の対象にされるデジタル信号の信号源31か
ら、伝送路45を介して供給されている4ビット(Nビ
ット)のシリアル信号形態の2進のデジタル信号を伝送
路48を介して信号変換回路33の入力側に供給する。
なお、図2中の7は水晶発振子である。
【0022】信号変換回路33は、それに入力されたN
ビットのデジタル信号を、K桁中(ただし、Kは2のN
乗)の1桁だけを[1]とするためのK進のデジタル信
に信号変換できるような機能を有するものとして構成
されている。図2に示す実施例における信号変換回路3
3では、それに入力された4ビットのデジタル信号を2
の4乗進のデジタル信号、すなわち16進のデジタル信
号に信号変換して、伝送路49を介して2個の16ビッ
トのデータラッチ(本明細書中では一般的にはKビット
のデータラッチのように表現している)34,35に与
える。前記の2個の16ビットのデータラッチ34,3
5には、前記のように信号変換回路33で信号変換され
た同一の16進のデジタル信号が入力されているが、前
記した16ビットのデータラッチ34は、送信側の制御
信号発生回路6から線52を介してラッチパルスが与え
られた場合だけに、信号変換回路33で信号変換された
16進のデジタル信号をラッチでき、また、前記した1
6ビットのデータラッチ35は、送信側の制御信号発生
回路6から線53を介してラッチパルスが与えられた場
合だけに、信号変換回路33で信号変換された16進の
デジタル信号をラッチできる。
【0023】そして、送信側の制御信号発生回路6で
は、前記した16ビットのデータラッチ34に対して、
送受の対象にされるデジタル信号の信号源31から、伝
送路45を介して送出されている1ワードが8ビットの
2進のデジタル信号におけるLSB側の4ビット(Nビ
ット)の2進のデジタル信号について、信号変換回路3
3が信号変換を行なった場合に出力される16進のデジ
タル信号が、16ビットのデータラッチ34でラッチさ
れるように、線52を介して16ビットのデータラッチ
34にラッチパルスを与え、また、送受の対象にされる
デジタル信号の信号源31から、伝送路45を介して送
出されている1ワードが8ビットの2進のデジタル信号
におけるMSB側の4ビット(Nビット)の2進のデジ
タル信号について、信号変換回路33が信号変換を行な
った場合に出力される16進のデジタル信号が、16ビ
ットのデータラッチ35でラッチされるように、線53
を介して16ビットのデータラッチ35にラッチパルス
を与えるというように、信号変換回路33が信号変換を
行なって出力している順次の16進のデジタル信号が前
記した2個の16ビットのデータラッチ34,35に、
順次交互にラッチされるように制御している。
【0024】16ビットのデータラッチ34と16ビッ
トのデータラッチ35との双方が、信号変換回路33か
ら出力された16進のデジタル信号(一般的にはK進の
デジタル信号として示される)をそれぞれラッチした後
に、制御信号発生回路6は送信側の並直列信号変換回路
36に線87を介してロードパルスを与えるとともに、
線88を介して送信側の並直列信号変換回路37にロー
ドパルスを与え、次いで制御信号発生回路6は線87を
介して並直列信号変換回路36に並直列信号変換用クロ
ック信号を供給するとともに、線88を介して並直列信
号変換回路37に並直列信号変換用クロック信号を供給
する。それにより前記の直列的に接続されている2個
(一般的にはM個として示される)の並直列信号変換回路
36,37は、前記した16ビットのデータラッチ3
4,35にそれぞれ保持されている各16進のデジタル
信号を、それぞれ個別にロードした後に、時間軸上で直
列的な2個のシリアル信号形態の16進のデジタル信号
として出力し、それが線55を介して発光素子8aと受
光素子8bとによって構成されているフォトカプラ8に
おける発光素子に供給される。前記のようにして直列接
続された2個の並直列信号変換回路36,37から線5
5に送出されたそれぞれが16進のデジタル信号(K進
のデジタル信号)よりなる2個(一般的にはM個)の1
6進のデジタル信号(K進のデジタル信号)は、1ワー
ドが8ビット(MNビット)の2進のデジタル信号を、
時間軸上で連続する2個(N個)の16進の信号に信号
変換された状態のものであるから、前記した線55を介
してフォトカプラ8における発光素子8aに供給される
時間軸上で直列的に配置されている2個の16進のデジ
タル信号は、送受の対象にされている1ワードが8ビッ
ト(MNビット)の2進のデジタル信号毎に2ビット
(一般的にはMビット)の信号とされている。
【0025】前記のように直列的に接続されている2個
の並直列信号変換回路35,37から線55に送出され
る2個のシリアル信号形態の16進のデジタル信号(K
進のデジタル信号)は、送受の対象にされているデジタ
ル信号の1標本化周期中に、時間軸上で直列的に配列さ
れている2個の各シリアル信号形態の16進のデジタル
信号における各シリアル信号形態の16進のデジタル信
号毎に、16進による数値0から16進による数値15
までの16個の数値(K個)の内のどの数値でも確実に
伝送することができるように、2個の16進によるデジ
タル信号による32個の数値が位置すべき32個(2K
個)の時間位置が、前記した送受の対象にされているデ
ジタル信号の1標本化周期中に設定されていることが必
要であるから、制御信号発生回路6から線87を介して
並直列信号変換回路36に供給されている並直列信号変
換用クロック信号の周期と、制御信号発生回路6から線
88を介して並直列信号変換回路37に供給されている
並直列信号変換用クロック信号の周期とが定められるべ
きことは当然である。すなわち、直列的に接続された2
個(M個)の並直列信号変換回路36,37に供給され
るべき並直列信号変換用クロック信号の周期としては、
送受の対象にされているデジタル信号の標本化周期の1
/2K…(一般的には1/MKとして示される)以下の
同一の周期となるように設定されるのである。そして前
記した並直列信号変換回路36,37に供給される前記
した並直列信号変換用クロック信号の周期は、並直列信
号変換回路36,37から線55に時間軸上で直列的に
送出されるシリアル信号形態の16進のデジタル信号
(K進のデジタル信号)の伝送速度を示していることに
なる。
【0026】前記のように送受の対象にされているデジ
タル信号の1標本化周期中に、送受の対象にされている
1ワードが8ビット(MNビット)の2進のデジタル信号
毎に直列的に接続された2個の並直列信号変換回路3
6,37から線55に時間軸上で直列的に送出されるシ
リアル信号形態の各1個の16進のデジタル信号(K進
のデジタル信号)毎に各1個の1ビットの信号、すなわ
ち、計2ビット(Mビット)の信号は、各1個の16進
のデジタル信号(K進のデジタル信号)毎の16進によ
る数値0から16進による数値15までの16個の数値
(K個)の内の各1つの数値に、それぞれ対応している
ものである。そして、並直列信号変換回路36,37か
ら線55に時間軸上で直列的に送出されるシリアル信号
形態の2個の16進のデジタル信号(K進のデジタル信
号)における各16進のデジタル信号(K進のデジタル
信号)と対応している前記した各1ビットのデジタル信
号が、それぞれ16進による数値0から16進による数
値15までの16個の数値(K個)の内のどの数値であ
るのかは、前記した制御信号発生回路6が線88を介し
て一方の並直列信号変換回路37に供給したロードパル
スの時間位置の情報と、並直列信号変換用クロック信号
の周期の情報、すなわち送受の対象にされているデジタ
ル信号の1標本化周期中に、送受の対象にされている1
ワードが8ビット(MNビット)の2進のデジタル信号毎
に、直列的に接続されている2個(M個)の並直列信号
変換回路36,37から線55に対して時間軸上で直列
的に送出されるシリアル信号形態の2個の16進のデジ
タル信号(K進のデジタル信号)の伝送の開始の時点を
示す信号と、前記したシリアル信号形態の16進のデジ
タル信号(K進のデジタル信号)の伝送速度を示す信号
とを用いれば知ることができる。
【0027】それで、図2に示されている本発明のデジ
タル信号の送受装置の実施例においては、送受の対象に
されているデジタル信号の1標本化周期中に、送受の対
象にされている1ワードが8ビット(MNビット)の2進
のデジタル信号毎に、送信側の直列的に接続されている
2個(M個)の並直列信号変換回路36,37から線5
5に送出されるシリアル信号形態の2個(M個)の16
進のデジタル信号(K進のデジタル信号)の伝送の開始
の時点を示す信号や、前記したシリアル信号形態の16
進のデジタル信号(K進のデジタル信号)の伝送速度を示
す信号として、例えば送信側の制御信号発生回路6で発
生させて、線87,88を介して並直列信号変換回路3
6,37に供給しているロードパルスや、線88を介し
て並直列信号変換回路37や、線87を介して並直列信
号変換回路36に供給している並直列信号変換用クロッ
ク信号とを用いて、前記の各信号と4ビット(Nビッ
ト)のデジタル信号毎の同期信号とからなる同期信号と
して、それを送信側の制御信号発生回路6から、線56
→発光素子9aと受光素子9bとからなるフォトカプラ
9→線57→受信側の制御信号発生回路43の経路によ
って受信側の制御信号発生回路43に伝送するようにし
ている。
【0028】図2に示されている本発明のデジタル信号
の送受装置の実施例において、前記のように送信側の直
列的に接続されている2個(M個)の並直列信号変換回
路36,37から線55に対して、時間軸上で直列的に
送出されたシリアル信号形態の2個の16進のデジタル
信号(K進のデジタル信号)は、線55→発光素子8a
と受光素子8bとからなるフォトカプラ8→伝送路58
の経路によって受信側に設けられているアンド回路3
8,39に対してそれぞれ供給されている。前記したア
ンド回路38は受信側の制御信号発生回路43から線6
5を介してゲート信号が供給されたときに、前記のよう
に線58を介してアンド回路38に供給されている時間
軸上で直列的に送出されたシリアル信号形態の2個の1
6進のデジタル信号(K進のデジタル信号)の内の所定
の一方の16進のデジタル信号(K進のデジタル信号)
を線59を介して4ビットのデータラッチ40にラッチ
パルスとして供給する。また、前記したアンド回路39
は受信側の制御信号発生回路43から線66を介してゲ
ート信号が供給されたときに、前記のように線58を介
してアンド回路39に供給されている時間軸上で直列的
に送出されたシリアル信号形態の2個の16進のデジタ
ル信号(K進のデジタル信号)の内の所定の他方の16
進のデジタル信号(K進のデジタル信号)を線60を介
して4ビットのデータラッチ41にラッチパルスとして
供給する。
【0029】前記した2個(一般的にはM個として示さ
れる)の4ビットのデータラッチ40,41の内の一方
の4ビットのデータラッチ40には受信側に設けられて
いる4ビットの計数器(Nビットの計数器)42から伝
送路61を介して、4ビット(Nビット)の計数器の計
数値が入力されており、また、他方の4ビットのデータ
ラッチ41には受信側に設けられている4ビットの計数
器(Nビットの計数器)42から伝送路66を介して、
4ビット(Nビット)の計数器の計数値が入力されてい
る。そして、前記した4ビットのデータラッチ41は送
信側の並直列信号変換回路37から出力されたシリアル
信号形態の16進のデジタル信号(K進のデジタル信
号)の1ビットの信号が、アンド回路39と線60とを
介してラッチパルスとして与えられた時点における前記
した4ビット(Nビット)の計数器42の計数値をラッ
チして保持し、また、前記した4ビットのデータラッチ
40は送信側の並直列信号変換回路36から出力された
シリアル信号形態の16進のデジタル信号(K進のデジ
タル信号)の1ビットの信号が、アンド回路38と線5
9とを介してラッチパルスとして与えられた時点におけ
る前記した4ビット(Nビット)の計数器42の計数値
をラッチして保持する。
【0030】ところで、受信側に設けられている前記の
4ビット(Nビット)の計数器42は、それの計数の開
始の時点が、受信側の制御信号発生回路43から線68
を介して与えられているリセット信号によって定めら
れ、また、それの計数速度が受信側の制御信号発生回路
43から線67を介して与えられている計数用クロック
信号によって定められている。ところで、前記した受信
側の制御信号発生回路43によって発生されるリセット
信号と、計数用クロック信号とは、送信側から既述のよ
うに送信側の制御信号発生回路6→線56→発光素子9
aと受光素子9bとからなるフォトカプラ9→線57→
受信側の制御信号発生回路43の経路によって受信側の
制御信号発生回路43に伝送されて来た同期信号、すな
わち、既述のように送受の対象にされているデジタル信
号の1標本化周期中に、送受の対象にされているデジタ
ル信号の1標本化周期中に、送受の対象にされている1
ワードが8ビット(MNビット)の2進のデジタル信号毎
に、送信側の直列的に接続されている2個(M個)の並
直列信号変換回路36,37から線55に送出されるシ
リアル信号形態の2個(M個)の16進のデジタル信号
(K進のデジタル信号)の伝送の開始の時点を示す信号
や、前記したシリアル信号形態の16進のデジタル信号
(K進のデジタル信号)の伝送速度を示す信号と、4ビッ
ト(Nビット)のデジタル信号毎の同期信号とからなる
同期信号に基づいて発生されているものである。
【0031】そして、受信側の制御信号発生回路43か
ら4ビットの計数器42に供給されている前記のリセッ
ト信号は、送信側から伝送されるシリアル信号形態の1
6進のデジタル信号(K進のデジタル信号)の伝送の開
始の時点に受信側の制御信号発生回路43で発生され
て、線90を介して4ビットの計数器42に供給されて
いるものであり、また、受信側の制御信号発生回路43
から4ビットの計数器42に供給されている前記の計数
用クロック信号は、シリアル信号形態の16進のデジタ
ル信号(K進のデジタル信号)の伝送速度を示す信号と
して用いられる送信側の並直列信号変換用クロック信号
と同じ周期を有するものとして受信側の制御信号発生回
路43で発生され、それが線91を介して4ビットの計
数器42に供給されているものであるから、前記のよう
に4ビットのデータラッチ41によってラッチされた4
ビットの計数器42の計数値は送受の対象にされている
デジタル信号の信号源31より、送信側の直並列信号変
換回路32に供給された8ビット(MNビット)からなる
1ワードのデジタル信号におけるMSB側の4ビットの
デジタル信号と同一のビット配列を有しているNビット
の2進のデジタル信号になっており、また、前記のよう
に4ビットのデータラッチ40によってラッチされた4
ビットの計数器42の計数値は送受の対象にされている
デジタル信号の信号源31から送信側の直並列信号変換
回路32に供給された8ビット(MNビット)からなる1
ワードのデジタル信号におけるLSB側の4ビットのデ
ジタル信号と同一のビット配列を有しているNビットの
2進のデジタル信号になっていることは容易に理解でき
る。
【0032】前記した4ビットのデータラッチ41に保
持されている4ビットの計数器42の計数値、すなわ
ち、送信側の直並列信号変換回路2に供給された8ビッ
ト(MNビット)からなる1ワードのデジタル信号におけ
るMSB側の4ビットのデジタル信号と同一のビット配
列を有している4ビットの2進のデジタル信号と、送信
側の直並列信号変換回路2に供給された8ビット(MN
ビット)からなる1ワードのデジタル信号におけるLS
B側の4ビットのデジタル信号と同一のビット配列を有
している4ビットの2進のデジタル信号とは、受信側の
制御信号発生回路43から線89を介して受信側の並直
列信号変換回路72にロードパルスが与えられた時点
に、各4ビットのデータラッチ40,41から受信側の
並直列信号変換回路72にロードされ、次いで、受信側
の制御信号発生回路43から線89を介して受信側の並
直列信号変換回路72に供給される並直列信号変換用ク
ロック信号によって、シリアル信号形態の2進のデジタ
ル信号として線73を介して出力端子44に送出され
る。以上の説明から明らかなように、本発明のデジタル
信号の送受装置においては1ワードがMNビットからな
る送受の対象にされる2進のデジタル信号が、Mビット
の信号として送信側から受信側に伝送され、受信側では
受信したMビットのデジタル信号から1ワードがMNビ
ットからなる送受の対象にされた2進のデジタル信号に
復原できるのである。
【0033】これまでに図2を参照して説明した本発明
のデジタル信号の送受装置の実施例においては、同期信
号を送信側の制御信号発生回路6で発生し、それを受信
側の制御信号発生回路43に対して伝送するようにして
いたが、図4に示す本発明のデジタル信号の送受装置の
実施例においては、水晶発振子75を備えて構成されて
いる受信側の制御信号発生回路94で同期信号を発生
し、それを送信側の制御信号発生回路74に対して伝送
するようにしている点が異なるだけで、その他の構成は
既述した図2に示されているデジタル信号の送受装置の
実施例の場合と同様であり、この図4に示されているデ
ジタル信号の送受装置においても、図2に示されている
デジタル信号の送受装置について説明したデジタル信号
の送受動作と同様なデジタル信号の送受動作が行なわれ
ることは容易に理解できるので、それの具体的な説明は
省略する。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明のデジタル信号の送受装置は、1ワード
がNビット(ただしNは2以上の自然数)からなる送受
の対象にされる2進のデジタル信号を信号変換回路によ
り、K桁中(ただし、Kは2のN乗)の1桁だけを
[1]とするためのK進のデジタル信号に信号変換し
て、前記の信号変換されたK進のデジタル信号をKビッ
トのデータラッチによって保持させて、そのK進のデジ
タル信号をシリアル信号として受信側に伝送し、また、
前記したシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送
の開始の時点を示す信号と、前記したシリアル信号形態
のK進のデジタル信号の伝送速度を示す信号とからなる
同期信号も送信側から受信側に伝送する。前記のシリア
ル信号形態のK進のデジタル信号は、受信側に設けられ
ているNビットのデータラッチにラッチパルスとして使
用し、前記のNビットのデータラッチには、Nビットの
計数器から出力されているNビットの計数値を入力させ
ておき、前記のNビットの計数器の計数動作が送信側か
ら伝送されたシリアル信号形態のK進のデジタル信号の
伝送の開始の時点を示す信号によって開始されるととも
に、前記したシリアル信号形態のK進のデジタル信号の
伝送速度を示す信号に基づいて、送信側から伝送された
シリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送速度に一
致して行なわれるようにすることにより、1ワードがN
ビットからなる送受の対象にされる2進のデジタル信号
を、1ビットの信号として送信側から受信側に伝送し、
受信側では受信した1ビットのデジタル信号から1ワー
ドがNビットからなる送受の対象にされた2進のデジタ
ル信号に復原でき、また1ワードがMNビット(ただ
し、MとNとはともに2以上の自然数)からなる送受の
対象にされる2進のデジタル信号におけるNビットの2
進のデジタル信号毎に、信号変換回路によりK桁中(た
だし、Kは2のN乗)の1桁だけを[1]とするための
K進のデジタル信号に信号変換して、そのM個のK進の
デジタル信号をM個のKビットのデータラッチによって
保持させ、それを時間軸上で直列的なM個のシリアル信
号として受信側に伝送するとともに、前記した時間軸上
で直列的なM個のシリアル信号形態のK進のデジタル信
号の伝送の開始の時点を示す信号と、前記した時間軸上
で直列的なM個のシリアル信号形態のK進のデジタル信
号の伝送速度を示す信号とからなる同期信号をも送信側
から受信側に伝送し、一方、受信側にはM個のNビット
のデータラッチを設けておき、前記のNビットのデータ
ラッチは前記した時間軸上で直列的なM個のシリアル信
号形態のK進のデジタル信号の対応するものがラッチパ
ルスとして使用されるようにし、さらに前記したM個の
Nビットのデータラッチには、Nビットの計数器から出
力されているNビットの計数値が選択的に入力されてい
て、前記のNビットの計数器を送信側から伝送されたシ
リアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時
点を示す信号によって計数動作が開始さるとともに、送
信側から伝送されたシリアル信号形態のK進のデジタル
信号の伝送速度に一致して計数動作を行なわせることに
より、1ワードがMNビットからなる送受の対象にされ
る2進のデジタル信号が、Mビットの信号として送信側
から受信側に伝送され、受信側では受信したMビットの
デジタル信号から1ワードがNビットからなる送受の対
象にされた2進のデジタル信号に復原できるから、本発
明によれば、特に、送信側から送信するデジタル信号の
ビット数を少ないビット数に変換して伝送するようにし
たため、フォトカプラのON・OFF動作の回数を減ら
すことができ、既述した問題点で指摘した電源負荷変動
の影響を軽減できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル信号の送受装置の実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明のデジタル信号の送受装置の実施例を示
すブロック図である。
【図3】本発明のデジタル信号の送受装置の実施例を示
すブロック図である。
【図4】本発明のデジタル信号の送受装置の実施例を示
すブロック図である。
【図5】従来装置のインターフェース回路である。
【符号の説明】
1,31…送受の対象にされるデジタル信号の信号源、
2,32,72…直並列信号変換回路、3,33…信号
変換回路、4,11,34,35,40,41…データ
ラッチ、5,12,36,37,72…並直列変換回
路、6,69,74…送信側の制御信号発生回路、42
…計数器、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ワードがNビット(ただしNは2以上
    の自然数)からなる送受の対象にされる2進のデジタル
    信号を1ビットの信号として送信側から受信側に伝送
    し、受信側では受信した1ビットのデジタル信号から1
    ワードがNビットからなる送受の対象にされた2進のデ
    ジタル信号に復原できるようにしたデジタル信号の送受
    装置であって、1ワードがNビットからなる送受の対象
    にされる2進のデジタル信号を、K桁中(ただし、Kは
    2のN乗)の1桁だけを[1]とするためのK進のデジ
    タル信号に信号変換する信号変換手段と、前記の信号変
    換手段によって信号変換されたK進のデジタル信号をK
    ビットのデータラッチによって保持させる手段と、前記
    のKビットのデータラッチに保持されたK進のデジタル
    信号をシリアル信号として受信側に伝送する手段と、前
    記したシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の
    開始の時点を示す信号と、前記したシリアル信号形態の
    K進のデジタル信号の伝送速度を示す信号とからなる同
    期信号を送信側から受信側に伝送する手段とを送信側に
    設け、また、送信側から伝送されたK進のデジタル信号
    がラッチパルスとして与えられるNビットのデータラッ
    チと、前記したNビットのデータラッチにNビットの計
    数値を入力させるNビットの計数器と、送信側から伝送
    されたシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の
    開始の時点を示す信号と、前記したシリアル信号形態の
    K進のデジタル信号の伝送速度を示す信号とからなる同
    期信号に基づいて、前記したNビットの計数器を送信側
    から伝送されたシリアル信号形態のK進のデジタル信号
    の伝送の開始の時点に計数動作を開始させるためのリセ
    ット信号と、前記のNビットの計数器における計数動作
    が、送信側から伝送されたシリアル信号形態のK進のデ
    ジタル信号の伝送速度に一致して行なわれるようにする
    ための計数用クロック信号やその他の信号とを発生させ
    る制御信号発生手段と、前記したシリアル信号形態のK
    進のデジタル信号の伝送の開始の時点に前記したNビッ
    トの計数器の計数動作を開始させるとともに、前記のN
    ビットの計数器における計数動作が、シリアル信号形態
    のK進のデジタル信号の伝送速度に一致して行なわれる
    ようにする手段と、前記したNビットの計数器の計数値
    をラッチした前記のNビットのデータラッチに保持され
    ているNビットのデジタル信号を時間軸上で直列的に出
    力させる手段とを受信側に設けてなるデジタル信号の送
    受装置。
  2. 【請求項2】 1ワードがNビット(ただしNは2以上
    の自然数)からなる送受の対象にされる2進のデジタル
    信号を1ビットの信号として送信側から受信側に伝送
    し、受信側では受信した1ビットのデジタル信号から1
    ワードがNビットからなる送受の対象にされた2進のデ
    ジタル信号に復原できるようにしたデジタル信号の送受
    装置であって、1ワードがNビットからなる送受の対象
    にされる2進のデジタル信号を、K桁中(ただし、Kは
    2のN乗)の1桁だけを[1]とするためのK進のデジ
    タル信号に信号変換する信号変換手段と、前記の信号変
    換手段によって信号変換されたK進のデジタル信号を送
    信側のKビットのデータラッチによって保持させる手段
    と、前記のKビットのデータラッチに保持されたK進の
    デジタル信号をシリアル信号として受信側に伝送する手
    段と、受信側から伝送された同期信号に基づいて1ワー
    ドがNビットからなる送受の対象にされる2進のデジタ
    ル信号を得るためのタイミング信号及びシリアル信号形
    態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号
    ならびにシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送
    速度を示す信号やその他の信号を発生する制御信号発生
    手段とを送信側に設け、また、送信側から伝送されたK
    進のデジタル信号がラッチパルスとして与えられるNビ
    ットのデータラッチと、前記したNビットのデータラッ
    チにNビットの計数値を入力させるNビットの計数器
    と、1ワードがNビットからなる送受の対象にされる2
    進のデジタル信号を得るためのタイミング信号及びシリ
    アル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時点
    を示す信号ならびにシリアル信号形態のK進のデジタル
    信号の伝送速度を示す信号とからなる同期信号やその他
    の信号を発生する制御信号発生手段と、前記したシリア
    ル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時点を
    示す信号と、前記したシリアル信号形態のK進のデジタ
    ル信号の伝送速度を示す信号とに基づいて、前記したN
    ビットの計数器を前記したシリアル信号形態のK進のデ
    ジタル信号の伝送の開始の時点に計数動作を開始させる
    ためのリセット信号によって前記したNビットの計数器
    の計数動作を開始させるとともに、前記のNビットの計
    数器における計数動作が、シリアル信号形態のK進のデ
    ジタル信号の伝送速度に一致して行なわれるようにする
    手段と、前記した受信側のNビットのデータラッチに保
    持されたNビットのデジタル信号を出力させる手段とを
    受信側に設けてなるデジタル信号の送受装置。
  3. 【請求項3】 1ワードがMNビット(ただしNとMと
    は共に2以上の自然数)からなる送受の対象にされる2
    進のデジタル信号をMビットの信号として送信側から受
    信側に伝送し、受信側では受信したMビットのデジタル
    信号から1ワードがMNビットからなる送受の対象にさ
    れた2進のデジタル信号に復原できるようにしたデジタ
    ル信号の送受装置であって、1ワードがMNビットから
    なる送受の対象にされる2進のデジタル信号におけるN
    ビットの2進のデジタル信号毎に、K桁中(ただし、K
    は2のN乗)の1桁だけを[1]とするためのK進のデ
    ジタル信号に信号変換する信号変換手段と、前記の信号
    変換手段によって信号変換されたM個のK進のデジタル
    信号をM個のKビットのデータラッチによって保持させ
    る手段と、前記のM個のKビットのデータラッチに保持
    されたK進のデジタル信号を時間軸上で直列的なM個の
    シリアル信号として受信側に伝送する手段と、前記した
    時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態のK進のデ
    ジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号と、前記した
    時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態のK進のデ
    ジタル信号の伝送速度を示す信号とからなる同期信号を
    送信側から受信側に伝送する手段とを送信側に設け、ま
    た、送信側から伝送された時間軸上で直列的なM個のK
    進のデジタル信号がラッチパルスとして与えられるM個
    のNビットのデータラッチに対して、それぞれ対応する
    ラッチパルスが供給されるようにする信号切換手段と、
    前記したM個のNビットのデータラッチに、それぞれ対
    応するNビットの計数値を入力させるNビットの計数器
    と、送信側から伝送された時間軸上で直列的なM個のシ
    リアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時
    点を示す信号と、前記した時間軸上で直列的なM個のシ
    リアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送速度を示す
    信号とからなる同期信号に基づいて、前記したNビット
    の計数器を送信側から伝送された時間軸上で直列的なM
    個のシリアル信号形態のK進のデジタル信号のそれぞれ
    の伝送の開始の時点に計数動作を開始させるためのリセ
    ット信号と、前記のNビットの計数器における計数動作
    が、送信側から伝送されたシリアル信号形態のK進のデ
    ジタル信号の伝送速度に一致して行なわれるようにする
    ための計数用クロック信号やその他の信号とを発生させ
    る制御信号発生手段と、前記した時間軸上で直列的なM
    個のシリアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開
    始の時点に前記したNビットの計数器の計数動作を開始
    させるとともに、前記のNビットの計数器における計数
    動作が、時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形態の
    K進のデジタル信号の伝送速度に一致して行なわれるよ
    うにする手段と、前記したNビットの計数器の計数値
    を、それぞれ所定の時点にラッチしている前記のM個の
    Nビットのデータラッチに保持されているNビットのデ
    ジタル信号を時間軸上で直列的に出力させる手段とを受
    信側に設けてなるデジタル信号の送受装置。
  4. 【請求項4】 1ワードがMNビット(ただしNとMと
    は共に2以上の自然数)からなる送受の対象にされる2
    進のデジタル信号をMビットの信号として送信側から受
    信側に伝送し、受信側では受信したMビットのデジタル
    信号から1ワードがMNビットからなる送受の対象にさ
    れた2進のデジタル信号に復原できるようにしたデジタ
    ル信号の送受装置であって、1ワードがMNビットから
    なる送受の対象にされる2進のデジタル信号におけるN
    ビットの2進のデジタル信号毎に、K桁中(ただし、K
    は2のN乗)の1桁だけを[1]とするためのK進のデ
    ジタル信号に信号変換する信号変換手段と、前記の信号
    変換手段によって信号変換されたM個のK進のデジタル
    信号をM個のKビットのデータラッチによって保持させ
    る手段と、前記のM個のKビットのデータラッチに保持
    されたK進のデジタル信号を時間軸上で直列的なM個の
    シリアル信号として受信側に伝送する手段と、受信側か
    ら伝送された同期信号に基づいて1ワードがMNビット
    からなる送受の対象にされる2進のデジタル信号を得る
    ためのタイミング信号及び時間軸上で直列的なM個のシ
    リアル信号形態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時
    点を示す信号ならびに時間軸上で直列的なM個のシリア
    ル信号形態のK進のデジタル信号の伝送速度を示す信号
    やその他の信号を発生する制御信号発生手段とを送信側
    に設け、また、送信側から伝送された時間軸上で直列的
    なM個のK進のデジタル信号がラッチパルスとして与え
    られるM個のNビットのデータラッチに対してそれぞれ
    対応するラッチパルスが供給されるようにする信号切換
    手段と、前記したM個のNビットのデータラッチに、そ
    れぞれ対応するNビットのデジタル信号を入力させるN
    ビットの計数器と、1ワードがMNビットからなる送受
    の対象にされる2進のデジタル信号を得るためのタイミ
    ング信号及びシリアル信号形態のK進のデジタル信号の
    伝送の開始の時点を示す信号ならびにシリアル信号形態
    のK進のデジタル信号の伝送速度を示す信号とからなる
    同期信号やその他の信号を発生する制御信号発生手段
    と、前記した時間軸上で直列的なM個のシリアル信号形
    態のK進のデジタル信号の伝送の開始の時点を示す信号
    と、前記した時間軸上で直列的なシリアル信号形態のK
    進のデジタル信号の伝送速度を示す信号とに基づいて、
    前記したNビットの計数器を前記したシリアル信号形態
    のK進のデジタル信号の前記したNビットの計数器の計
    数動作を開始させるとともに、前記のNビットの計数器
    における計数動作が、時間軸上で直列的なM個のシリア
    ル信号形態のK進のデジタル信号の伝送速度に一致して
    行なわれるようにする手段と、前記したNビットの計数
    器の計数値を、それぞれ所定の時点にラッチしている前
    記のM個のNビットのデータラッチに保持されたNビッ
    トのデジタル信号を時間軸上で直列的に出力させる手段
    とを受信側に設けてなるデジタル信号の送受装置。
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