JP3317135B2 - 静電荷像現像用トナー - Google Patents

静電荷像現像用トナー

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JP3317135B2
JP3317135B2 JP10128496A JP10128496A JP3317135B2 JP 3317135 B2 JP3317135 B2 JP 3317135B2 JP 10128496 A JP10128496 A JP 10128496A JP 10128496 A JP10128496 A JP 10128496A JP 3317135 B2 JP3317135 B2 JP 3317135B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電荷像現像用トナ
ーに関する。
【0002】
【従来技術】電子写真装置等の画像形成装置の定着方式
としては、圧力定着方式、フラッシュ定着やオープン定
着等の非接触加熱定着方式、熱ロール定着等の接触加熱
定着方式等が採用されており、特に接触加熱定着方式は
圧力定着方式に比べ高速化が可能であり、また非接触加
熱定着方式に比べ熱効率が高く、比較的低温の熱源を用
いることができ装置の小型化やエネルギーの節約を図る
ことができるため、最も普及している定着方式である。
【0003】近年、このような接触加熱定着方式の電子
写真装置に対して、さらなる高速化や省エネルギー化が
要求されてきており、このためトナーに対して低温定着
特性が要求されている。低温定着が実現すれば電子写真
装置の省エネルギー化を図れるばかりでなく、ウォーム
アップ時間も短縮することができ、より快適な操作性を
得ることができる。
【0004】ところで上述した接触加熱定着方式におい
ては、オフセット現象の発生という問題がある。例え
ば、熱ロール定着方式では、定着時に像を構成するトナ
ーの一部が熱ロールの表面に転移し、これが次に送られ
てくる転写紙に再転移して画像を汚染するという現象で
ある。
【0005】従来より、熱ロール定着用トナーのオフセ
ット現象を防止する技術として、ポリプロピレンワック
スをオフセット防止剤(離型剤)としてトナー中に添加す
る技術が知られている(例えば特開昭49−65231
号公報)。
【0006】近年、電子写真による複写速度の高速化や
多機能化に伴い、自動原稿送り装置や両面複写装置を搭
載した複写機が標準になっている。これらの装置による
原稿送り時に、または裏面複写や多色複写時の2回目の
複写工程において紙送りにローラーで複写画像表面がこ
すられて画像ににじみや汚れなどの現象を生じる。複数
の複写画像を重ねて複写機内に一時保管したものを2回
目の複写のために紙送りローラーで1枚づつ取り出す際
にも同様な現象がみられ、画質の低下が引き起こされ
る。このような問題を有するトナーはスミア性が悪いと
言われている。
【0007】スミア性を改良する方法としては、ポリエ
チレンワックスをトナー中に添加することが有効である
が、上述したオフセット防止剤であるポリプロピレンワ
ックスとポリエチレンワックスを併用するとフィルミン
グの発生、トナーの流動性や帯電性の低下が発生する傾
向にある。さらにポリプロピレンワックスを添加してい
るにもかかわらず十分なオフセット防止性が得られない
という問題も発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は複写時のスミ
アやオフセット、フィルミングの発生、トナーの流動性
や帯電性などの改良されたトナーを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は少なくとも結着
樹脂、着色剤およびワックスを含有する静電荷像現像用
トナーにおいて、前記ワックスがポリエチレンとポリプ
ロピレンとからなり、トナー中に含まれるワックス微粒
子の内の長径が0.1〜10μmの範囲にある微粒子が
90個数%以上あり、長径が2μm以上のワックス微粒
子の内、長径aと短径bの比a/bが3/2以上のものの含
有量が60個数%以上であり、2μm未満のワックス微
粒子の内のa/bが3/2未満の微粒子の含有量が68個
数%以上であることを特徴とする静電荷像現像用トナー
に関する。
【0010】即ち、本発明におけるワックスは小粒径の
ものは球形に近くし、大きいものは長楕円形にすること
により、上記の目的を達成するものである。
【0011】本発明に使用するワックス類はポリエチレ
ンとポリプロピレンを主成分とするが、トナーに一般的
に使用される他のワックス類、例えばカルナバワック
ス、ライスワックス、サゾールワックスなどを、本発明
の目的を害しない範囲で使用してもよい。
【0012】本発明に使用するポリエチレンは軟化点が
100〜150℃、好ましくは130〜145℃の範囲
にあり、併用するポリプロピレンの軟化点より低い軟化
点を有する。好ましくは3〜30℃低いものが適してい
る。ポリエチレンの軟化点が100℃より低いと耐熱性
が悪く、フィルミングを発生し易くなり、逆に150℃
以上ではスミア性が低下する。
【0013】ポリエチレンは高密度ポリエチレン、低密
度ポリエチレン、いすれでもよいが、スミア性向上の観
点から高密度ポリエチレンが特に好ましい。
【0014】本発明に使用するポリプロピレンは軟化点
が140〜160℃、より好ましくは145〜155℃
が適当である。軟化点が140℃より低いと耐熱性が低
下するのみならず、フィルミングを発生し易くなる。一
方、160℃より高いとオフセット性が低下する。
【0015】本発明においてワックスは微粒状でトナー
中に分散している。ワックス微粒子の90個数%以上が
長径0.1〜10μm、より好ましくは0.1〜8μmの
範囲にある。粒径分布がこれより小さいものが多いとオ
フセット性およびスミア防止性いずれも低下する。一
方、粒径がこれ以上大きいものが多いと、フィルミング
が発生し易くなる。上記ワックス微粒子のうち2μm以
上のものの内の長径aと短径bの比a/bが3/2以上のも
のの含有量が60個数%以上、より好ましくは70個数
%以上が良い。a/bが3/2以上のものが60個数%よ
り少ないと、オフセット性が悪くなる。特にa/bが2以
上のものの含有量が60個数%以上のものが好まし
い。、2μm未満のワックス微粒子におけるa/bが3/
2未満のものの含有量が68個数%以上、好ましくは7
0個数%以上、より好ましくは72個数%以上である。
含有量が68個数%より少ないとフィルミングが発生し
易くなり、またカブリを生じやすくなる。
【0016】本発明の好ましい態様において、長径が2
μm以上の微粒子のうち、ポリプロピレン微粒子の含有
量がポリエチレン微粒子の含有量より多いものが好まし
い。
【0017】トナー中のポリエチレンとポリプロピレン
微粒子がこのような粒径分布をとることによって、複写
時のスミアやオフセットを防止すると共に、その際問題
となるフィルミングの発生、トナーの流動性や帯電性の
低下などを発生しないトナーを得ることができる。これ
は長楕円形化された大径のワックス粒子がオフセット性
向上に寄与し、円形の小径ワックス粒子がスミア性向上
に寄与しているためであると考えられる。
【0018】本発明においてポリエチレンは結着樹脂1
00重量部に対して好ましくは0.1〜2重量部、より
好ましくは0.3〜1重量部が適当である。ポリエチレ
ンの配合量がこれより少ないとスミア防止効果が不十分
であり、多すぎるとフィルミングが発生し易くなり、ト
ナー流動性も低下する傾向がある。
【0019】ポリプロピレンは結着樹脂100重量部に
対して2.5〜7重量部、好ましくは3〜5重量部配合
するのが好ましい。ポリプロピレンの配合量がこれより
少ないとオフセット性が低下し、多すぎるとトナーの流
動性が悪く、またフィルミングを発生し易くなる。
【0020】本発明に使用し得る結着樹脂は従来トナー
用結着樹脂として使用されてきたスチレン系共重合体樹
脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂などを任意に
使用できるが、本発明の目的をより効果的に達成するた
めの結着樹脂としてはスチレン系共重合樹脂が特に好ま
しい。
【0021】本発明によるスチレン系共重合体樹脂を構
成するスチレン系単量体の例としては、スチレン、α−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−tert−
ブチルスチレン、p−クロルスチレン等のスチレン系単
量体およびその誘導体を用いることができる。
【0022】また、スチレン系単量体に共重合させる単
量体としては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸n−
プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n
−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−
ブチル、メタクリル酸n−ペンチル、メタクリル酸イソ
ペンチル、メタクリル酸ネオペンチル、メタクリル酸3
−(メチル)ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル
酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタクリル酸デシ
ル、メタクリル酸ウンデシルおよびメタクリル酸ドデシ
ル等のメタクリル酸アルキルエステル;アクリル酸メチ
ル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプロピ
ル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、ア
クリル酸t−ブチル、アクリル酸n−ペンチル、アクリ
ル酸イソペンチル、アクリル酸ネオペンチル、アクリル
酸3−(メチル)ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル
酸オクチル、アクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、ア
クリル酸ウンデシルおよびアクリル酸ドデシル等のアク
リル酸アルキルエステル;アクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸;アクリ
ロニトリル、マレイン酸エステル、イタコン酸エステ
ル、塩化ビニル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル、ビニル
メチルエチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルメ
チルエーテル、ビニルエチルエーテルおよびビニルイソ
ブチルエーテル等のビニル系単量体を用いることができ
る。好ましくはメタクリル酸アルキルエステル(アルキ
ル基の炭素数1〜17)、アクリル酸アルキルエステル
(アルキル基の炭素数1〜17)を用いるようにする。
【0023】着色剤等の分散性を向上させるためにバイ
ンダー樹脂に酸価を付与してもよい。バインダー樹脂と
してのスチレン系共重合体樹脂の酸価は、(メタ)アク
リル酸等の不飽和カルボン酸の量を調節してスチレン系
共重合体に含有させることにより制御し、10.0KO
Hmg/g以下、好ましくは3〜10KOHmg/gと
する。
【0024】バインダー樹脂の分子量は数平均分子量が
2000〜10000、より好ましくは2500〜70
00、重量平均分子量/数平均分子量が20〜90、よ
り好ましくは25〜80である。数平均分子量が200
0より小さいと耐熱性が低下したりオフセットし易くな
り、10000より大きい時は定着強度が低下する。ま
た重量平均分子量/数平均分子量の比が20より小さい
とオフセット性が低下し、90より大きいときは定着強
度が悪くなり易い。
【0025】本発明に使用される着色剤としてはカーボ
ンブラックなど従来電子写真用トナーに一般に使用され
ている物でよい。、その配合量も特に限定的ではない。
【0026】本発明トナーに使用される他の添加剤とし
ては、荷電制御剤、流動化剤、クリーニング助剤(例え
ば樹脂ビーズなど)を適宜配合してもよい。
【0027】本発明に使用する荷電制御剤としては正荷
電制御剤、負荷電制御剤いずれでも良い。
【0028】本発明に使用可能な正帯電制御剤として
は、例えばニグロシン染料、トリフェニルメタン系化合
物、4級アンモニウム塩系化合物等が挙げられる。トリ
フェニルメタン系化合物としては、例えば特開昭51−
11455号公報、特開昭59−100457号公報、
特開昭61−124955号公報等に記載された化合物
が使用可能である。また、4級アンモニウム塩系化合物
としては、例えば特開平4−70849号公報等に記載
された化合物が使用可能である。
【0029】負荷電制御剤としてはサリチル酸金属錯
体、含金アゾ染料、カリックスアレン化合物、含ホウ素
化合物等が挙げられる。
【0030】流動化剤を用いる場合には、シリカ微粒
子、二酸化チタン微粒子、アミルナ微粒子、フッ化マグ
ネシウム微粒子、炭化ケイ素微粒子、炭化ホウ素微粒
子、炭化チタン微粒子、炭化ジルコニウム微粒子、窒化
ホウ素微粒子、窒化チタン微粒子、窒化ジルコニウム微
粒子、マグネタイト微粒子、二硫化モリブデン微粒子、
ステアリン酸アルミニウム微粒子、ステアリン酸マグネ
シウム微粒子、ステアリン酸亜鉛微粒子等を使用するこ
とができる。
【0031】なお、これらの微粒子は、シランカップリ
ング剤、チタンカップリング剤、高級脂肪酸、シリコー
ンオイル等で疎水化処理して用いることが望ましい。
【0032】流動化剤の量は、トナー100重量部に対
して0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部用
いることが望ましい。
【0033】また、乳化重合、ソープフリー乳化重合、
非水分散重合等の湿式重合法または気相法等により造粒
したスチレン系、アクリル系、メタクリル系、ベンゾグ
アナミン、シリコーン、テフロン、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の各種の有機微粒子を単独あるいは組み合
わせて用いることができる。
【0034】本発明のトナーはキャリアを使用しない1
成分現像剤、キャリアとともに使用する2成分現像剤の
いずれにおいても使用可能であるが2成分現像剤として
使用することが好ましい。本発明のトナーとともに使用
するキャリアとしては、公知のキャリアを使用すること
ができ、例えば、鉄粉、フェライト等の磁性粒子よりな
るキャリア、磁性粒子表面を樹脂等の被覆剤で被覆した
コートキャリア、あるいはバインダー樹脂中に磁性体微
粉末を分散してなる分散型キャリア等いずれも使用可能
である。このようなキャリアとしては体積平均粒径が1
5〜100μm、好ましくは20〜80μmのものが好適
である。
【0035】本発明トナーを正帯電性トナーとして用い
るときに好ましいキャリアは、トナーに対する荷電点、
即ち表面に負帯電性の樹脂が存在するキャリアである。
このような樹脂としてはポリエステル系樹脂、ポリエチ
レン等のポリオレフィン系樹脂、テトラフルロエチレ
ン、フッ化ビニリデン、含フッ素ビニル系単量体の単独
重合体あるいは他のビニル系単量体との共重合体等の含
フッ素系樹脂等が挙げられる。特に好ましいのは上記負
帯電性樹脂被覆層を形成したキャリア、あるいは上記負
帯電性樹脂中に磁性体微粉末を分散してなるキャリア
が、本発明のトナーとの組み合わせにおいて帯電性の観
点から好ましい。
【0036】本発明トナーを負帯電性トナーとして用い
るときは表面に正帯電性の樹脂が存在するキャリアが好
ましい。このような樹脂としてはアクリル系樹脂、スチ
レン−アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂等が挙げられ
る。
【0037】本発明トナーは着色剤、結着樹脂、ワック
ス類など所定の成分をヘンシェルミキサーなどの混合機
で混合し、図1にしめすごとく混合物(1)を加熱ジャケ
ット(2)を備えた押出機(3)、例えばスクリュー押出機
を用い高剪断条件で連続押出しながら混練し、この混練
物を適当な間隔に設定されたプレスローラー(4)で帯状
に加圧成型し、帯状成型物(5)を冷却コンベアー(6)に
載せ、粗粉砕工程に導く。上記の混練工程でポリエチレ
ンとポリプロピレンはトナー成分中で均一に分散する
が、ポリエチレンとポリプロピレンは溶け合わず、さら
に結着樹脂にも相溶しないので、多くは独立した微粒子
で存在する。この分散微粒子はプレスローラーのスリッ
ト幅、混練物の粘度などを適当に調整することによりプ
レスローラーで押圧成形される段階で大きい粒径のもの
は細長く楕円形に小さい粒径のものは比較的球形に近く
調整することができ、本発明において特定する粒度分布
にすることができる。得られた帯状成型物を粉砕、分級
することによりトナーを得る。
【0038】粉砕、分級工程は被処理粒子に対して機械
的衝撃力を付与する粉砕機あるいは機械的衝撃力を付与
する分級機で分級することが好ましい。ここで機械的衝
撃力とは粉砕機および分級機が高速回転するローターを
備えており、粒子がこのローターに接触する際に生じる
物理的衝撃力をいう。この種の粉砕機および分級機を使
用することにより遊離ワックス等の超微粉の発生が防止
され、トナーの帯電性が安定し、かつフィルミング性お
よび流動性が向上する。
【0039】具体的にはトナー混練物を機械式粉砕機に
よる粉砕処理することにより行う。
【0040】機械的衝撃力を被処理粒子に付与できる機
械式粉砕機は、内周面に溝を有する円筒容器(外筒体)
の内側に、前記内周面から所定の間隙を介して、外周面
に溝を有する回転自由な円筒(内円筒体)が配置されて
いる。この種の粉砕機の概略構成図を図2に示す。
【0041】回転自由な内円筒体(ローター)(11)は回
転軸方向に多数の溝を外周面に有している。円筒容器
(外筒体)(2)は回転軸方向に切り込み状に多数の溝を内
面に有するライナーが取り付けられている。そしてロー
ター(11)が高速回転することにより、機内に激しい渦
流と圧力振動を発生させると、原料は空気とともに吸気
口(13)より吸い込まれ空気流で粉砕室へ供給される。
続いてローター(11)とライナー(2)による衝撃力およ
びこれらの隙間に生じる激しい空気の渦流により大粒径
の粒子が体積粉砕され、小粒化された粒子は表面粉砕さ
れるとともに、その表面に遊離ワックス等の超微粉が固
着されて、排気口(14)より空気とともに排出される。
表面粉砕は、ピール作用により粒子表面が削られると同
時に超微粉を粒子表面に固着させること、即ち粒子表面
での再配列を意味する。この装置を用いると微粉化した
ワックス(主としてポリエチレン)が再度トナー中に取り
込まれるためフィブリル化が防止できるので好ましい。
【0042】図3にローター(21)とライナー(22)
について、溝の延設方向に対して垂直方向に切断した時
の断面図を示す。図3において、ライナーの溝は、その
断面形状が二等辺三角形(図2(a))であり、ローター
の溝に対して隙間H(最小間隙)が0.2〜10mm、好
ましくは0.3〜5mmになるように対向している。な
お、ライナーの溝の断面形状は上記に限らず、図3(b)
に示したように例えば直角三角形でもよく、またロータ
ーとしても溝の代わりにブレードを配置した構成のもの
(図3(c))でも使用可能である。上述した機械式粉砕
機としては、クリプトロン(川崎重工業社製)、ターボ
ミル(ターボミル工業社製)、ファインミル(日本ニュ
ーマチック工業社製)等が使用可能である。また、上述
した粉砕は、閉回路により複数パス処理で行っても良
い。
【0043】詳しくは、上記機械式粉砕機により粉砕さ
れたトナー粒子から粗大粒子を分級し、分級された粗大
粒子を前記機械式粉砕機に戻すことにより循環させる。
【0044】得られた解砕粒子中の粗大粒子を分級する
分級機としては、粗粉分級機(MS−O:ホソカワミク
ロン社製、DS−X分級機:日本ニューマチック社製、
エルボージェット:日鉄鉱業社製)等が使用可能であ
る。
【0045】最後に、上記で得られた粉砕粒子に対して
微粉を分級する。分級も機械的衝撃力を付与できる分級
機を使用することが好ましく、分級機としては分級ロー
タを有する回転ロータ式分級機を使用してもよい。分級
により粒子表面が分級ローターによる衝撃力の作用によ
り平滑化あるいは球形化されること、分級ローターによ
る衝撃力の作用により、遊離ワックス等の超微粉がトナ
ー表面に強く付着し埋め込まれて遊離超微粉を減少させ
るとともに、分級ローターの衝撃力による分級効果によ
り分散効率が向上し、トナー製品側への超微粉の混入を
防止できる。従来の粒子の軽重で篩分ける風力分級器に
よってはこのような効果は得られない。
【0046】上記のような分級ローター式分級器として
はターボクラシファイアー(日清エンジニアリング社
製)、アキュカット、例えばドナセレック分級機(日本
ドナルドソン社製)等種々知られている。これらの中で
も、ティープレックス超微粉分級機ATPシリーズ(ホ
ソカワミクロン社製)が好ましい。このシリーズの中で
ティープレックスマルチホイール型分級機の概略構成図
を図4に記載する。図4は中央垂直断面図である。
【0047】原料(粉砕粒子)は、原料投入口(32)
から装入され、図4に示されたようにロータリバルブを
介してか、あるいは流入空気と一緒に分級室内に運ばれ
る。流入空気は分級機内で例えば矢印のごとく下から上
に流れる。その流れに従って、原料は上昇し、分級部
(31)に入り分級され、微粉が共通微粉排出口(3
3)より取り出され、トナー粒子が排出口(34)より
取り出される。分級部(31)は個別駆動方式による分
級ローター(35)が水平に複数個取り付けられてい
る。分級ロータ(35)は図5に示されるように、多数
のブレードを有する円筒状の回転体である。共通のスピ
ードコントロールは、1台の周波数変換機を通して行わ
れる。
【0048】このようにして得られたトナーは、上述し
た粒径分布でワックスが分散されているとともに、下記
式で示される形状係数SFが130〜160、好ましく
は130〜150になっている。このような形状を有す
ることによって流動性および帯電安定性が向上し、さら
に遊離ワックスの減少によりフィルミング性が向上して
いる。形状係数が130より小さいとブレードクリーニ
ング性が低下し、160より大きいと流動性や帯電安定
性が低下したり、フィルミングが発生し易くなる。
【0049】
【数1】
【0050】式中、面積とはトナーの投影面積を、最大
長とはトナーの投影像における最大長を意味する。上記
形状係数はイメージアナライザー(ルーゼックス500
0、日本レギュレータ社製)により測定した平均値であ
る。
【0051】また、上記トナーは、その体積平均粒径D
vと個数平均粒径Dpの比Dv/Dpが1.0〜1.4、
好ましくは1.0〜1.35であることが望ましい。Dv
/Dpが1.4より大きくなるとトナー中に含まれる遊
離ワックス等の微粉が増えるためフィルミングやカブリ
が発生し易くなる。
【0052】
【実施例】
バインダー型キャリアの製造例 トナーを後述する評価に供するため、以下のごとくバイ
ンダー型キャリアを製造した。成 分 重量部 ・ポリエステル樹脂 100 (花王社製:NE−1110) ・無機磁性粉 500 (TDK社製:MFP−2) ・カーボンブラック 2 (三菱化成社製:MA#8)
【0053】上記材料をヘンシェルミキサーにより充分
混合、粉砕し、次いでシリンダ部180℃、シリンダヘ
ッド部170℃に設定した押し出し混練機を用いて、溶
融混練した。混練物を冷却、粗粉砕後、ジェットミルで
微粉砕し、さらに風力分級機を用いて分級し、体積平均
粒径55μmの磁性キャリアを得た。
【0054】コート型キャリアの製造例 コート樹脂の製造 ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2− ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン 350g ポリオキシエチレン(2,2)−2,2− ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン 330g イソフタル酸 400g ジブチル錫オキシド 2g
【0055】上記組成をガラス製3リットルの4つ口フ
ラスコに入れ、温度計、ステンレス製撹拌棒、流下式コ
ンデンサー、及び窒素導入管を取りつけ、マントルヒー
ターの中で窒素気流下、200℃にて撹拌しつつ、反応
させ、15KOHmg/gのポリエステル樹脂を得た。
【0056】キャリアの製造 上記樹脂をトルエンで希釈し、固形比2重量%のポリエ
ステル樹脂溶液を調合した。芯材として焼成フェライト
粉(F−300;平均粒径:50μm、嵩密度:2.53
g/cm;パウダーテック社製)を用い、上記ポリエステ
ル樹脂溶液を芯材に対する被覆樹脂量が約1重量%にな
るようにスピラーコーター(岡田精工社製)により塗布
し、乾燥した。得られたキャリアを熱風循環式オープン
中にて170℃で2時間放置して焼成した。冷却後フェ
ライト粉バルクを見開き210μmと90μmのスクリー
ンメッシュを取り付けたフルイ振盪器を用いて解砕し、
樹脂コートされたフェライト粉とした。このフェライト
粉に対し、上記塗布焼成、解砕をさらに3回繰り返し、
体積平均粒径53μmの樹脂被覆キャリアを得た。
【0057】実施例1 ・熱可塑性スチレン・アクリル樹脂 100重量部 スチレン−アクリル酸ブチル−メタクリル酸ブチル−メタクリル酸共重合体(モ ノマー重量比=7:1.4:1.4:0.2:酸価6.5KOHmg/g) ・オフセット防止用添加剤 ポリプロピレンワックス(軟化点約145℃) 4重量部 (ビスコール660P、三洋化成社製) ポリエチレンワックス(軟化点約140℃) 0.5重量部 (ハイワックス800P、三井石油化学社製) ・カーボンブラック(モーガルL、キャボット社製) 10重量部 ・ニグロシン染料 5.0重量部 (ニグロシンベースEX、オリエント化学社製) ・4級アンモニウム塩 0.5重量部 (P−53、オリエント化学社製) ・磁性粉(MFP−2、TDK社製) 2重量部
【0058】以上の材料をヘンシェルミキサー(容量7
5l)を用いて、3000rpmで3分間混合した。混合
物を図1に示すごときスクリュー押出混練機(TEM5
0:東芝機械社製)により、温度120℃、供給量30k
g/hr、スクリュー回転数150rpmの条件で連続押出混
練した後、スリット間隔1mmのプレスローラ(4)で圧延
し、更にベルトクーラー(6)上で強制水冷した。
【0059】この混練物をフェザーミル(2mmメッシ
ュ)で粗粉砕した。粗粉砕物を機械式粉砕機(クリプト
ンKTM−O型、川崎重工業社製)で11μmまで微粉
砕し、自然気流式分級機を備えたジェットミル(IDS
−2型、日本ニューマチック社製)で粗粉のカットをお
こない、さらに回転ローター式分級機(50ATP分級
機、ホソカワミクロン社製)で微粉のカットを行い、体
積平均粒径11μmのトナーを得た。
【0060】得られたトナーに疎水性シリカ(R−97
4、日本アエロジル社製)0.15重量%を混合添加処
理した。
【0061】実施例2〜6 比較例1および2 実施例1に準じてトナーを調製した。但し、バインダー
樹脂、ポリプロピレンワックスの種類および量、ポリエ
チレンワックスの種類および量、製造工程での混練条件
は表1に示す通りである。
【0062】比較例3 バインダー樹脂、ポリプロピレンワックス種類および
量、ポリエチレンワックスの種類および量、製造工程で
の混練条件は表1に示す条件で、但し混練機の先端(排
出部)のノズルをはずし排出時に背圧が混練物にかから
ないようにし、さらにプレスローラを通さずに混練物を
冷却した。この混練物をフェザーミルで粗粉砕した。粗
粉砕物を自然気流式分級機を備えたジェットミル(ID
S−2型、日本ニューマチック社製)を用いて微粉砕
し、得られた微粉砕物を自然気流式分級機(DS分級
機、日本ニューマチック社製)で微粉分級を行いトナー
を得た。得られたトナーに実施例1と同様にして疎水性
シリカを外添処理した。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】得られたトナーおよびキャリアについて以
下の方法で物性値を測定した結果を表3に示す。
【0067】なお、表3において、「pop%」は長径が
0.1〜10μmの範囲にあるワックス微粒子の個数%
であり、( )内は0.1〜8μmの範囲にあるワックス
微粒子の個数%を表す。「2μm以上」は長径が2μm以
上のワックス微粒子の長径aと短径bの比a/bが3/
2以上のものの含有量(個数%)を、「2μm未満」は長径
が2μm未満のワックス微粒子のa/bが3/2未満の
ものの含有量(個数%)を表す。
【0068】
【表4】
【0069】評価方法 (1)平均粒径 キャリアの体積平均粒径の測定は、コールターマルチサ
イザー(コールター社製)を用い、280μmのアパチ
ャーチューブで測定した。トナーの体積平均粒径および
個数平均粒径の測定は同装置を用い100μmのアパチ
ャーチューブで測定した。
【0070】(2)帯電量 帯電量[μC/g]を求めるにあたっては、トナーに対し
て、各キャリアをトナー/キャリア=5/95(Tc=
5wt%)、の重量割合になるようにして加え、これらを
それぞれ50ccのポリ瓶に入れて回転架台により120
rpmで10分間回転させて、各トナーを用いた現像剤を
調製した。帯電量[μC/g]を測定するにあたっては、
精密天秤で計量した現像剤1gを図6に示す帯電装置の
導電性スリーブ(41)の表面全体に均一になるように載
せると共に、この導電性スリーブ(41)内に設けられた
マグネットロール(42)の回転数を100rpmにセット
した。
【0071】そして、バイアス電源(43)よりバイアス
電圧をトナーの帯電電位と逆に3KV印加し、30秒間
上記導電性スリーブ(41)を回転させ、この導電性スリ
ーブ(41)を停止させた時点での円筒電極(44)におけ
る電位Vmを読み取ると共に、上記導電性スリーブ
(1)からこの円筒電極(4)に付着したトナーの重量
を精密天秤で計量して、各トナーの平均帯電量[μC/
g]を求めた。
【0072】(3)ワックス分散粒径 トナー0.18をクロロホルム25mlに溶かして遠心
分離機でワックスを分離した後、分離したワックスに再
度クロロホルム25mlを加えて遠心分離機でワックス
を分離した。その後3000倍のSEM写真を撮影して
ワックス微粒子の粒径を算出した。更に、撮影したワッ
クスを、ポリエチレンの軟化点以上、ポリプロピレンの
軟化点未満となるよう加熱した後、冷却して再度SEM
観察を行いポリエチレンとポリプロピレンとを判別した
ところ、各実施例のトナーの2μ以上のワックス微粒子
のほとんどはポリプロピレンであった。
【0073】(4)フィルミング 複写機(EP4050;ミノルタ社製)を使用して連続
5万枚を複写した後、ハーフトーン画像を採取するとと
もに感光体を観察し、以下のようにランク付けを行っ
た。 ○:画像の乱れ、感光体へのトナー成分付着がともにな
し。 △:感光体表面の一部がうっすらとくもっているが、画
像の乱れはない。 ×:感光体全体がくもっており、更に画像が乱れてい
る。
【0074】(5)耐スミア性 トナーを複写機(EP4050;ミノルタ社製)を使用
して複写紙上に定着させた後、別の未使用の複写紙を先
に得られた複写画像が形成された用紙とこすり併せて、
その未使用複写紙の汚れ具合を観察し、以下のようにラ
ンク付けを行った。 ○:ほとんど汚れが目立たなかった。 △:若干汚れが観察されたが実用上問題がない。 ×:全紙面に汚れがみられた。
【0075】(6)カブリ 複写機の内のトナーこぼれを評価した際、50K枚の複
写後の複写画像におけるトナーカブリを観察し、以下の
ようにランク付した。 ○:カブリはほとんど観察されなかった。 △:カブリが若干認められたが、実用上問題ない。 ×:トナーカブリが多かった。
【0076】(7)耐オフセット性 定着ローラ温度を250℃近辺まで上昇させて行き、オ
フセットの発生する温度により以下の通りランク付けを
行った。 ○:250℃でオフセット発生しない △:250℃未満ではオフセット発生しない ×:230℃未満でオフセット発生
【0077】
【発明の効果】本発明によると複写時のスミアやオフセ
ットが防止できると共に、フィルミングの発生、トナー
の流動性や帯電性の低下などを発生しないトナーを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プレスローラーを備えた混練機。
【図2】 粉砕機。
【図3】 粉砕機のローターとライナー。
【図4】 テイープレックスマルチホイール型分級機。
【図5】 分級ローター。
【図6】 試験用帯電装置。
【符号の説明】
1 トナー混合物 2 加熱ジャケット 3 混練ゾーン 4 プレスローラー 5 帯状成型物 6 コンベア 11 内円筒体 12 外筒体(ローター) 13 吸気口 14 排気口 21 ローター 22 ライナー 31 分級部 32 原料投入口 33 共通微粉排出口 34 トナー粒子排出口 35 分級ローター 41 導電性スリーブ 42 マグネットロール 43 バイアス電源 44 円筒電極 a,bおよびc ローターとライナーの態様
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 二美子 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13 号大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 深尾 博 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13 号大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−101526(JP,A) 特開 平8−82952(JP,A) 特開 平8−44113(JP,A) 特開 平6−161144(JP,A) 特開 平7−210019(JP,A) 特開 平6−180511(JP,A) 特開 平5−313404(JP,A) 特開 平5−341563(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも結着樹脂、着色剤およびワッ
    クスを含有する静電荷像現像用トナーにおいて、前記ワ
    ックスがポリエチレンとポリプロピレンとからなり、ト
    ナー中に含まれるワックス微粒子の内、長径が0.1〜10
    μmの範囲にある微粒子が90個数%以上あり、長径が2μ
    m以上のワックス微粒子の内の長径aと短径bの比a/bが3/
    2以上のものの含有量が60個数%以上であり、2μm未満
    のワックス微粒子の内のa/bが3/2未満の微粒子の含有量
    が68個数%以上であることを特徴とする静電荷像現像用
    トナー。
  2. 【請求項2】 前記ポリプロピレンの軟化点が140〜160
    ℃、ポリエチレンの軟化点が100〜150℃である請求項1
    記載の静電荷像現像用トナー。
  3. 【請求項3】 前記トナーの形状係数SFが130〜160であ
    り、体積平均粒径Dvと個数平均粒径Dpの比Dv/Dpが1.0〜
    1.4であることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の静電荷像現像用トナー。
  4. 【請求項4】 前記形状係数SFが130〜150であり、前記
    Dv/Dpが1.0〜1.35であることを特徴とする請求項3記載
    の静電荷像現像用トナー。
  5. 【請求項5】 前記トナーが、結着樹脂、着色剤、ポリ
    エチレンおよびポリプロピレンからなる混合物を押出混
    練機によって連続押出混練し、押出混練機から連続的に
    排出される混練物をプレスローラーで帯状に加圧成形
    し、この帯状成形物を冷却コンベヤーによって粗粉砕工
    程に導いて粗粉砕した後、粗粉砕物を微粉砕工程に導い
    て微粉砕し、微粉砕物を微粉分級して得られることを特
    徴とする請求項1〜4いずれかに記載の静電荷像現像用ト
    ナー。
  6. 【請求項6】 前記微粉砕工程が、被処理粒子に対して
    機械的衝撃力を付与する粉砕機を用いて行われ、前記微
    粉分級工程が、被処理粒子に対して機械的衝撃力を付与
    する分級機を用いて行われることを特徴とする請求項5
    記載の静電荷像現像用トナー。
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