JP3316274B2 - 自動販売機の商品払出装置 - Google Patents
自動販売機の商品払出装置Info
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Description
商品を1個ずつ払い出す自動販売機の商品払出装置に関
するものである。
て、例えば特開昭64−76193号公報に記載のもの
が知られている。この商品払出装置は、商品通路の一方
の通路壁を構成するシャーシに、上堰板および下堰板
と、上下両堰板を作動させる揺動リンクと、駆動源を構
成するソレノイドと、ソレノイドに対向して設けたコイ
ルばねとを組み込んで、構成されている。上下両堰板
は、各基部で、上下に水平に配設した支軸にそれぞれ回
動自在に取り付けられ、商品通路に突出する制止位置と
商品通路から退避する退避位置との間で、それぞれ回動
される。上堰板には、基部から後方に延びるアーム部が
延設されており、アーム部の尾端に揺動リンクが連結さ
れている。揺動リンクは、上端部でソレノイドのプラン
ジャに揺動自在に連結されると共に、下端部で上堰板の
アーム部に回動自在に連結されている。また、アーム部
は、一端をシャーシに固定されたコイルばねにより、下
方に付勢されている。一方、上堰板のアーム部の中間部
位には、作動ピンが水平に遊挿されており、この作動ピ
ンに下堰板の基部の係合部が係合し、下堰板が回動され
るようになっている。
下堰板が制止位置にある定常状態から、ソレノイドが励
磁されると、プランジャを介して揺動リンクが上動さ
れ、作動ピンと下堰板との係合が解かれて下堰板が退避
位置に回動されると共に、上堰板が制止位置に回動され
る。続いて、ソレノイドが消磁されると、コイルばねの
付勢力により、アーム部を介して上堰板が退避位置に回
動されると共に、作動ピンと下堰板が係合して下堰板が
制止位置に回動される。このように、ソレノイドの駆動
により、下堰板が退避位置に回動したときに、上堰板が
制止位置に回動され、下堰板が制止位置に回動したとき
に、上堰板が退避位置に回動されて、商品通路内の商品
が1個ずつ払い出される。
は、次販商品およびこの上に積み重なって収容されてい
る商品の荷重が加わることになり、これに対し上堰板
は、次販商品を対向壁に押し付けるようにして、その落
下を防止している。このため、制止位置にある上堰板
は、制止位置から退避位置に回動する方向に、商品から
力を受け、これをソレノイドが励磁力で支持している。
置では、ソレノイドの励磁力を幾分かでも軽減するため
に、上堰板のアーム部を後方に延設し、アーム部に十分
な長さを取って、てこの原理が応用できるようになって
いる。このため、アーム部を後方に延設した分、装置全
体の奥行寸法が大きくなり、かつソレノイドの作動スト
ロークが長くなり、ソレノイドが大型化する不具合があ
った。もっとも、アーム部に短くした場合には、上記の
不具合は解消されるが、アーム部を短くした分、ソレノ
イドの負荷が増し、やはり大型のソレノイドが必要とな
ってしまう。
置から退避位置に自動復帰するようになっているので、
ソレノイドにより作動ピンを直接的に上下動させて、上
堰板を、下堰板と同様に、作動ピンが制止位置で係合し
退避位置で係合を解除する構造にすることが可能であ
る。このように構成すれば、装置の構造が単純化される
と共に、退避位置にある上堰板がフリーになるので、こ
れを利用して例えば商品切れなどを検出することが可能
である。しかし、上堰板は、下堰板と異なり制止位置で
商品通路に突出する角度が微妙であり(商品を持ち上げ
ることなく制止位置から退避する必要がある)、このよ
うに構成すると、その突出角度を一定の角度に保持でき
る部材が必要になる。
れたものであり、装置全体のコンパクト性を損なうこと
なく、堰板の突出角度を一定角度に保持することができ
る自動販売機の商品払出装置を提供することをその目的
としている。
求項1の発明は、商品通路の最下部に位置する販売商品
の払い出しに先立ち商品通路に突出して次販商品の落下
を阻止する制止位置と、商品通路から退避する退避位置
との間で、支軸に回動自在に取り付けられた堰板と、上
下動可能に構成されると共に堰板に係脱自在に構成され
堰板を支軸を中心に制止位置に回動させる作動部材とを
備え、堰板は、制止位置で作動部材と係合するU字状の
係合溝を有し、係合溝の両側面が堰板の回動方向にほぼ
直交するように形成されていることを特徴とする。
ば、堰板が商品通路に突出して次販商品の落下を阻止す
る制止位置では、作動部材がU字状の係合溝の両側面に
挟み込まれた状態で係合し、なおかつ係合溝の両側面は
堰板の回動方向にほぼ直交するように形成されているた
め、堰板は所定の突出角度で保持される。
例に係る自動販売機の商品払出装置について説明する。
この商品払出装置は、缶飲料用の自動販売機の商品ラッ
クの下部に設けられるものであり、図1は商品ラックの
下部の商品払出装置廻りの裁断側面図である。同図に示
すように、商品ラック1は、ケース2内に、2種の商品
A,Aを販売可能な2連の商品収納コラム3,3を、前
後に背合わせに併設したものであり、各商品収納コラム
3には、同一の商品Aが上下方向に多数収納される商品
通路4が形成されている。商品ラック1の下部の前後に
は、一対の商品通路4,4の各一方の通路壁を構成する
ように、一対の商品払出装置5,5が背合わせに設けら
れており、この商品払出装置5により、商品通路4内の
商品Aが外部に1個ずつ払い出されるようになってい
る。
図示の左側のものを例に説明するが、その際、商品払出
装置5を商品通路4側(正面)から見て右側を「右」、
左側を「左」、また手前側を「前」、背面側を「後」と
して説明する。
図および図5の分解斜視図に示すように、各商品払出装
置5は、商品ラック1のケース2に着脱自在に取り付け
られるシャーシ11と、シャーシ11に回動自在に取り
付けられた上堰板12および下堰板13と、上下両堰板
12,13を回動させる作動機構14と、駆動源である
ソレノイド15と、ソレノイド15に対向して設けたコ
イルばね16とで構成されている。販売指令の基づいて
ソレノイド15が励磁および消磁され、これに対応して
コイルばね16が伸縮すると、作動機構14を介して上
堰板12および下堰板13が、それぞれ所定のタイミン
グで商品通路4側に回動し、商品通路4内の商品Aが、
最下位のものから順次1個ずつ下方に落とし込まれる。
この場合、作動機構14およびソレノイド15は、背合
わせに設けた他の商品払出装置5の作動機構およびソレ
ノイドと、前後方向にオーバーラップして配設できるよ
うに、シャーシ11の右側に寄せて取り付けられてい
る。
り曲げて形成され、この折曲部21,21の上下両端部
に形成されたU溝により、商品ラック1のケース2に渡
した上下の支持ロッド6,6に取り付けられている(図
2参照)。シャーシ11の前面は平坦に形成され、これ
により商品通路4の一方の通路壁が構成されている。シ
ャーシ11の中間部には、上下両堰板12,13を商品
通路4に臨ませるための開口22が形成されると共に、
開口22の両側縁部が後方に切り起こされ、この切起し
部23,23に、上下両堰板12,13のそれぞれの支
軸31,41が、両持ちで支持されている。シャーシ1
1の上端部には、後方に折り曲げたソレノイド取付部2
4が形成され、同様に下端部には、後方に折り曲げたば
ね取付部25が形成されている。なお、図中の符号26
は、下堰板13の退避位置を規制するストッパ片であ
る。
幅いっぱいに方形に形成され、基部で、シャーシ11の
切起し部23,23間に水平に渡した支軸31に回動自
在に支持されている。この状態で上堰板12は、シャー
シ11の開口22を介して、商品通路4内に斜め上方か
ら突出する制止位置と商品通路4から後方に退避する退
避位置との間で回動自在に構成されている。この制止位
置では、上堰板12の先端が商品Aに斜め下方から当接
し、退避方向に加わる商品Aの重さ(実際に積み重ねて
収容されている全商品の重さ)を、後述するように、作
動ロッド62とガイド部材63a,63bの係合構造、
および励磁されたソレノイド15の力で保持している。
この状態からソレノイド15を消磁されると、上堰板1
2は、商品Aの重さで制止位置から退避位置に押し退け
られるように回動し、退避位置に自動復帰する。
り欠かれた切欠き部32が形成されており、この切欠き
部32を挟んで両側に、基部から係合部33が延設され
ている。係合部33には、図6および図7に示すよう
に、逆「U」字状の係合溝34が下向きに形成されると
共に、係合溝34から後方に延びるガイド面35が形成
されている。この係合溝34およびガイド面35には、
上堰板12を回動させる作動機構14の作動ロッド(後
述する)62が、下側から係合するようになっている。
ある状態では、上堰板12が退避位置にあって上堰板1
2の係合溝34と作動ロッド62との係合が解かれてお
り、そのガイド面35が作動ロッド62に当接している
(図6参照)。この状態から作動ロッド62が上動して
ゆくと、作動ロッド62によりガイド面35が押されて
上堰板12が前方に回動してゆき、作動ロッド62がガ
イド面35から係合溝34に係合してゆく。その後、作
動ロッド62が上動端位置に達すると、係合溝34に完
全に係合し、かつ係合溝34の前部36が作動ロッド6
2に当たって回動が規制される(図7参照)。すなわ
ち、係合溝34の両側面(係合面)が上堰板12の回動
方向にほぼ直交しており、係合溝34に作動ロッド62
が係合した状態では、上堰板12が所定の突出角度に保
持される。そして、この所定の突出角度に保持された状
態が、上堰板12の制止位置となる。
ーシ11の開口22に幅いっぱいに方形に形成され、基
部で、支軸41に回動自在に支持されている。下堰板1
3は、シャーシ11の開口22を介して、商品通路4内
に斜め下方から突出する制止位置と商品通路4から後方
に退避する退避位置との間で回動自在に構成されてお
り、制止位置では、下堰板13が商品Aに斜め下方から
当接し、退避方向に加わる商品Aの重さを、後述するよ
うに、作動ロッド62とガイド部材63a,63bの係
合構造、およびコイルばね16の力で保持している。こ
の状態からソレノイド15を励磁されると、下堰板13
は、商品Aの重さで制止位置から退避位置に押し退けら
れるように回動する。
同様に、基部が切り欠かれた切欠き部42が形成されて
おり、この切欠き部42を挟んで両側に、基部から係合
部43が延設されている。係合部43には、図6および
図7に示すように、弧状にえぐられた係合溝44が上向
きに形成されると共に、係合溝44から後方に延びるガ
イド面45が形成されている。この係合溝44およびガ
イド面45には、下堰板13を回動させる作動機構14
の作動ロッド62が、上側から係合するようになってい
る。
ある状態では、下堰板13が退避位置にあって下堰板1
3の係合溝44と作動ロッド62との係合が解かれてお
り、そのガイド面45が作動ロッド62に当接している
(図7参照)。この状態から作動ロッド62が下動して
ゆくと、作動ロッド62によりガイド面45が押されて
下堰板13が前方に回動してゆき、作動ロッド62がガ
イド面45から係合溝44に係合してゆく。その後、作
動ロッド62が下動端位置に達すると、係合溝44に完
全に係合する(図6参照)。そしてこの状態が、下堰板
13の制止位置となる。
シャーシ11のソレノイド取付部24にビス止めされて
いる。ソレノイド15のプランジャ51は、先端部が二
股に形成され、この先端部に作動機構14の上端部が挟
みこまれている。そしてこの状態で、プランジャ51の
先端部と作動機構14の上端部とを貫くピン52によ
り、プランジャ51と作動機構14とが連結されてい
る。ソレノイド15が励磁されるとコイルばね16に抗
してプランジャ51が後退(上動)し、また消磁される
とコイルばね16によりプランジャ51が前進(下動)
して、作動機構14が上下動することになる。
と、本体61に固定された作動ロッド(作動部材)62
と、作動ロッド62の動きを案内する左右一対のガイド
部材63a,63bとで構成されている。本体61は、
内部が方形にくり貫かれて家形に形成されており、この
くり貫き開口65に、上記上下各堰板12,13の係合
部33,43の右半部が臨むようになっている。本体6
1は、上端部で、プランジャ51に連結されると共に、
下端部で一端をシャーシ11に固定されたコイルばね1
6に連結されている。これにより本体61は、ソレノイ
ド15が励磁されるとコイルばね16に抗して上動さ
れ、消磁されるとコイルばね16により下動される。な
お、図5に示すように、本体61とプランジャ51との
連結部は、本体61側のピン孔61aが上下に長い長孔
となっており、ソレノイド15の急激な進退動を緩衝し
て作動機構14に伝達できるようになっている。
ッド62が水平に貫通するように取り付けられている。
作動ロッド62の右側の貫通端部は、右側のガイド部材
63aに係合し、くり貫き開口65に臨む中間部は、上
下各堰板12,13の係合部33,43の右半部に係合
し、左側の貫通端部は、左側のガイド部材63bに係合
すると共に上下各堰板12,13の係合部33,43の
左半部に係合するようになっている。本体61と共に上
下動する作動ロッド62は、両ガイド部材63a,63
bにより、上下動を案内されると共にその上動端位置と
下動端位置とを規制されるようになっている。
の切起し部23に外側から添わせて設けられ、この切起
し部23に支持された上下堰板12,13の両支軸3
1,41の端部が貫通することで、両支軸31,41間
に渡すように固定されている。また、左側のガイド部材
63bは、上下堰板12,13の両切欠き部32,42
に挿入された状態で、上下堰板12,13の両支軸3
1,41が貫通することで、両支軸31,41間に渡す
ように固定されている。また、各ガイド部材63a,6
3bは、左半部が後方に張り出しており、この部分に作
動ロッド62の上下動を案内するガイド溝(孔)66が
形成されている。
ように、中間部が後方に幾分湾曲した長孔となってお
り、作動ロッド62がガイド溝66の上動端位置に係合
している状態では、作動ロッド62の中間部が、下堰板
13との係合を解除すると共に上堰板12の係合溝34
に係合し、逆に、作動ロッド62がガイド溝66の下動
端位置に係合している状態では、作動ロッド62の中間
部が、上堰板12との係合を解除すると共に下堰板13
の係合溝44に係合している。そして、作動ロッド62
は、この上動端位置と下動端位置との間では、緩い円弧
軌跡を描いて上下動される。
を介して作動ロッド62に加わる商品Aの荷重は、コイ
ルばね16のばね力と、ガイド部材63a,63bで支
持するようになっている。すなわち、商品Aの荷重を作
動ロッド62を介して受けるガイド部材63a,63b
のガイド面(ガイド溝66の下端部前面66a)は、荷
重の作用方向にほぼ直交する角度となっており、商品A
の荷重のほとんどをガイド部材63a,63bを介して
シャーシ11に逃がし、残る鉛直方向の分力をコイルば
ね16により支持できるようになっている。同様に、図
7に示すように、上堰板12を介して作動ロッド62に
加わる商品Aの荷重は、ソレノイド15の支持力と、ガ
イド部材63a,63bで支持するようになっている。
すなわち、ガイド溝66の上端部前面(支持面)66b
は、荷重の作用方向にほぼ直交する角度となっており、
商品Aの荷重のほとんどをガイド部材63a,63bを
介してシャーシ11に逃がし、残る鉛直方向の分力をソ
レノイド15で支持できるようになっている。
出装置5の払出し動作を説明する。図6に示す、上堰板
12が退避位置にありかつ下堰板13が制止位置にある
定常状態から、販売指令によりソレノイド15が励磁さ
れると、コイルばね16に抗して作動ロッド62がガイ
ド部材63a,63bに案内されて上動する。作動ロッ
ド62が上動すると、下堰板13の係合部43と作動ロ
ッド62との係合が解かれ、最下位の商品A、すなわち
販売商品Aaの重みで下堰板13が、制止位置から退避
位置に回動される。これに伴い販売商品Aaが下方に落
とし込まれる。一方、下堰板13の係合部43と作動ロ
ッド62との係合が解かれると同時に、作動ロッド62
が上堰板12の係合部33に係合し、上堰板12は、退
避位置から制止位置に回動される。この上堰板12の回
動は、販売商品Aaが下方に落とし込まれる一瞬前に行
われ、次販商品Abが販売商品Aaと共に落とし込まれ
ないように、上堰板12が次販商品Abを斜め下側から
保持する。すなわち、次販商品Abを商品通路4内に保
持しておいて、販売商品Aaのみを払い出す(図7の状
態)。
ノイド15が消磁され、コイルばね16の付勢力で作動
ロッド62がガイド部材63a,63bに案内されて下
動する。作動ロッド62が下動すると、上堰板12の係
合部33と作動ロッド62との係合が解かれ、次販商品
Abの重みで上堰板12が、制止位置から退避位置に回
動される。これに伴い次販商品Abが下方に落とし込ま
れる。また、上堰板12の係合部33と作動ロッド62
との係合が解かれると同時に、作動ロッド62が下堰板
13の係合部43に係合し、下堰板13は、退避位置か
ら制止位置に回動される。この下堰板13の回動は、次
販商品Abが下方に落とし込まれる一瞬前に行われ、下
堰板13が落とし込まれてきた次販商品Abを受け、こ
れを保持する。すなわち、図6に示す販売待機の定常状
態に戻る。
66の上端部前面(支持面)66bが、荷重の作用方向
にほぼ直交する角度となっているので、商品Aの荷重の
ほとんどをガイド部材63a,63bを介してシャーシ
11に逃がすことができため、ソレノイド15の負荷を
軽減することができる。しかも、てこの原理でソレノイ
ド15の負荷を軽減するものではないので、長いアーム
などを用いる必要がなく、商品払出装置5の前後方向の
寸法を短くできると共に、ソレノイド15のストローク
を短くできる。したがって、ソレノイド15を比較的小
さい能力のもので構成することができる。
機構14の作動ロッド62を係合および係合解除して、
上下両堰板12,13を回動させる実施例の構造におい
て、上堰板12の係合溝34が逆「U」字状に下向きに
形成され、係合溝34の両側面が上堰板12の回動方向
にほぼ直交するようになっているので、係合溝34によ
り、上堰板12を所定の突出角度に不動に保持するする
ことができる。この場合、係合溝34に、上堰板12を
回動させる作動ロッド62の押圧面と、上堰板12の突
出角度を規制する規制面とを合わせ持たせた構造である
ため、例えばシャーシ11で突出角度を規制できるよう
に、上堰板12の両側部に突当て片を形成するものなど
に比して、構造が簡単でかつコンパクトなものとするこ
とができる。
半円部分を中間の直線部分で連結した形状になっている
が、上端部前面が、荷重の作用方向にほぼ直交する角度
となっている限り、他の部分の形状は任意である。ま
た、本発明を上堰板の角度規制に適用した場合について
説明したが、上堰板に限らず斜め上方から商品通路に突
出する形式の堰板に適用できることは、いうまでもな
い。
品払出装置によれば、堰板が商品通路に突出して次販商
品の落下を阻止する制止位置では、作動部材がU字状の
係合溝の両側面に挟み込まれた状態で係合し、なおかつ
係合溝の両側面は堰板の回動方向にほぼ直交するように
形成されているため、制止位置において堰板を所定の突
出角度で保持することができると共に、単純な構造で、
かつコンパクトに構成することができる。
た商品ラックの裁断側面図である。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 商品通路の最下部に位置する販売商品の
払い出しに先立ち当該商品通路に突出して次販商品の落
下を阻止する制止位置と、商品通路から退避する退避位
置との間で、支軸に回動自在に取り付けられた堰板と、
上下動可能に構成されると共に当該堰板に係脱自在に構
成され当該堰板を当該支軸を中心に制止位置に回動させ
る作動部材とを備え、 前記堰板は、前記制止位置で前記作動部材と係合するU
字状の係合溝を有し、当該係合溝の両側面が前記堰板の
回動方向にほぼ直交するように形成されていることを特
徴とする自動販売機の商品払出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25912993A JP3316274B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 自動販売機の商品払出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25912993A JP3316274B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 自動販売機の商品払出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0793656A JPH0793656A (ja) | 1995-04-07 |
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ID=17329724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25912993A Expired - Fee Related JP3316274B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 自動販売機の商品払出装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3316274B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP25912993A patent/JP3316274B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0793656A (ja) | 1995-04-07 |
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