JP3315907B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3315907B2
JP3315907B2 JP29304497A JP29304497A JP3315907B2 JP 3315907 B2 JP3315907 B2 JP 3315907B2 JP 29304497 A JP29304497 A JP 29304497A JP 29304497 A JP29304497 A JP 29304497A JP 3315907 B2 JP3315907 B2 JP 3315907B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の多層
配線間に用いられている様々な配線による絶対段差を低
減する自己平坦化層間絶縁膜を有する半導体装置の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の多層配線間の自己平
坦化層間絶縁膜は、以下のようにして製造されている。
図10に、従来の半導体装置の多層配線間の自己平坦化
層間絶縁膜を製造するさいの各製造工程における半導体
装置の断面図を示す。
【0003】先ず、図10(a)に示すように、シリコ
ン基板1に下層配線2を形成し、その後、プラズマCV
D法により、シリコン基板1全面に第一シリコン酸化膜
3を形成する。なお、第一シリコン酸化膜3の形成前
に、シリコン基板1上の汚れを除去するためや、シリコ
ン基板1に順次積層するものの含有水分量を減らすため
に、酸素などの反応性ガスによるプラズマで予備処理を
行ってもよい。
【0004】次に、図10(b)に示すように、第一シ
リコン酸化膜3の表面に、シランと過酸化水素との反応
により生成されたシラノール系[Si(OH)4]のポ
リマーの第二シリコン酸化膜5を堆積する。その第二シ
リコン酸化膜5は、第一シリコン酸化膜3下の下層配線
2間のギャップを充填するように堆積し、第一シリコン
酸化膜3形成後に残っていた、下層配線2間のギャップ
による段差を平坦化する。ところで、第二シリコン酸化
膜5は、多くの水分を含んでいるため、できるだけ多く
の水分を除去することが必要であり、第二シリコン酸化
膜5堆積後、半導体装置を低圧力下に曝して、水分を排
出する。しかし、この第二シリコン酸化膜5から完全に
水分を除去するためには、400℃程度の熱処理が必要
であることが知られている。また、多量の水分を含んだ
第二シリコン酸化膜5を大気に曝すと、大気中の水分等
と反応し、膜が剥がれたり、水分が再吸着するなどの現
象が発生する。
【0005】そのため、それらの問題を解決するため
に、図10(c)に示すように、第二シリコン酸化膜5
上に第三シリコン酸化膜6をプラズマCVD法により堆
積する。
【0006】以上説明してきたようにして、第二シリコ
ン酸化膜5で下層配線2間によるギャップを埋め、第一
シリコン酸化膜3、第二シリコン酸化膜5および第三シ
リコン酸化膜6の3層のシリコン酸化膜から構成される
自己平坦化層間絶縁膜を有する半導体装置が製造されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シラン
と過酸化水素を用いるCVD法によって形成された自己
平坦化層間絶縁膜は、下層配線2の配線パターン密度、
配線間距離、絶対段差等の影響によりグローバル平坦性
が悪い。グローバル平坦性を向上させる努力は続けられ
ているが、十分な方法は確立されていない。
【0008】本発明は、このような従来の半導体装置の
自己平坦化層間絶縁膜は、グローバル平坦性が悪いとい
う課題を考慮し、グローバル平坦性の良い自己平坦化層
間絶縁膜を有する半導体装置の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、表
面に凹凸のある半導体装置にシラノール系のポリマーの
シリコン酸化膜を形成する場合、そのシリコン酸化膜の
形成前に、前記半導体装置の凸部の側面に、前記凹凸に
よる段差をなめらかにする親水性の膜を形成することを
特徴とする半導体装置の製造方法である。
【0010】請求項3の本発明は、表面に凹凸のある半
導体装置にシリコン酸化膜を形成する場合、そのシリコ
ン酸化膜の形成前に、前記半導体装置の凸部の側面およ
び上面それぞれに、所定の膜を形成し、前記側面に形成
される膜は、前記上面に形成される膜より、親水性が高
いことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
【0011】請求項4の本発明は、表面に凹凸のある半
導体装置にシリコン酸化膜を形成する場合、そのシリコ
ン酸化膜の形成前に、前記半導体装置の凸部の側面およ
び上面それぞれに、所定の膜を形成し、前記側面に形成
される膜の屈折率は、前記上面に形成される膜の屈折率
より、小さいことを特徴とする半導体装置の製造方法で
ある。
【0012】
【0013】請求項の本発明は、表面に凹凸のある半
導体装置にシリコン酸化膜を形成する場合、そのシリコ
ン酸化膜の形成前に、前記半導体装置の凸部の上面のみ
に所定の膜を形成して、前記凸部の高さと実質上同等の
高さとなるような厚さで、前記シリコン酸化膜を形成
し、その後、前記所定の膜を除去することを特徴とする
半導体装置の製造方法である。
【0014】請求項の本発明は、表面に凹凸のある半
導体装置にシリコン酸化膜を形成する場合、そのシリコ
ン酸化膜をシランと過酸化水素ガスを用いて形成するさ
いに、前記シランと前記過酸化水素ガスの重量混合比率
(SiH4/H22)を、時間とともに、前記シランの
比率が小さくなるように変化させることを特徴とする半
導体装置の製造方法である。
【0015】請求項本発明は、表面に凹凸のある半導
体装置にシリコン酸化膜を形成する場合、そのシリコン
酸化膜の形成後に、過酸化水素、または、過酸化水素と
不活性ガスとの混合ガス雰囲気中に曝すことを特徴とす
る半導体装置の製造方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0017】(実施の形態1)本発明の実施の形態1の
半導体装置の製造方法を述べる。
【0018】図1および2に、本発明の実施の形態1の
半導体装置を製造するさいの各製造工程における半導体
装置の断面図を示す。
【0019】先ず、図1(a)に示すように、シリコン
基板1に下層配線2を形成し、その後、そのシリコン基
板1全面に、シランと窒素とN2Oを原料ガスとしてプ
ラズマCVD法により、反応圧力50〜300Pa、屈
折率1.50以上、成長温度250〜450℃の温度範
囲で、50〜300nm程度の膜厚の疎水性の第一シリ
コン酸化膜3を形成する。その第一シリコン酸化膜3
は、下層配線2の影響による段差を有している。なお、
第一シリコン酸化膜3の形成前に、シリコン基板1上の
汚れを除去するためや、シリコン基板1に順次積層する
ものの含有水分量を減らすために、酸素、窒素等の反応
性ガスによるプラズマにより、予備処理を行ってもよ
い。
【0020】そして、シランと窒素とN2Oを原料ガス
としてプラズマCVD法により、反応圧力100〜30
0Pa、屈折率1.50以下、成長温度250〜450
℃の温度範囲で、図1(b)に示すように、第一シリコ
ン酸化膜3上に、さらに、シリコン酸化膜12を形成す
る。そのシリコン酸化膜12は、垂直方向の膜厚が厚く
なるように形成される。そして、反応性ガスによる異方
性エッチングを行い、図1(c)に示すように、上述し
た段差部分の第一シリコン酸化膜3の側面に、その段差
をなめらかにするように、シリコン酸化膜12から、断
面が扇状の親水性のサイドウォール4を形成する。
【0021】次に、シランと過酸化水素を原料ガスとし
てプラズマCVD法により、反応圧力100〜300P
a、成長温度−10〜30℃程度の温度範囲で、図2
(d)に示すように、サイドウォール4形成後のシリコ
ン基板1全面に、下層配線2またはサイドウォール4が
形成されていない場所の第一シリコン酸化膜3からの厚
さが0.4〜1.5μm程度の膜厚となるように、第二
シリコン酸化膜5を形成する。
【0022】ところで、第二シリコン酸化膜5は、疎水
性の膜の上には堆積しにくいが、親水性の膜の上には堆
積し易く、また、屈折率の高い膜の上には堆積しにくい
が、屈折率の低い膜の上には堆積し易いという性質があ
る。
【0023】したがって、下層配線2上部の第一シリコ
ン酸化膜3が疎水性であって、かつ、その屈折率が1.
50以上であり、また、下層配線2による第一シリコン
酸化膜3の段差部分の側面のサイドウォール4が親水性
であって、かつ、その屈折率が1.50以下であるの
で、第二シリコン酸化膜5は、段差の低いところに流れ
込む。その結果、第二シリコン酸化膜5の上面は、実質
上平坦になる。
【0024】最後に、シランと窒素とN2Oを原料ガス
としてプラズマCVD法により、反応圧力100〜30
0Pa、成長温度250〜450℃の温度範囲で、図2
(e)に示すように、第二シリコン酸化膜5形成後のシ
リコン基板1全面に、100〜400nm程度の膜厚の
第三シリコン酸化膜6を形成する。その第三シリコン酸
化膜6上面は、第二シリコン酸化膜5の影響により、実
質上平坦となる。
【0025】なお、実施の形態1では、サイドウォール
4の屈折率は、1.50以下であるとしたが、サイドウ
ォール4の屈折率は、1.50以下のものに限ったもの
ではない。
【0026】また、実施の形態1では、サイドウォール
4は、親水性であって、かつ、その屈折率が下層配線2
上部の第一シリコン酸化膜3の屈折率より小さい、1.
50以下であるとしたが、サイドウォール4が、第一シ
リコン酸化膜3より、親水性が高いのみであるとしても
よいし、サイドウォール4の屈折率が、所定の値以下で
あるシリコン窒化膜であるとしてもよい。
【0027】さらに、実施の形態1では、サイドウォー
ル4は、シリコン酸化膜であるとしたが、サイドウォー
ル4は、親水性が高い、および/または、その屈折率が
所定の値以下であるシリコン窒化膜であるとしてもよ
い。その場合、図1(b)に示すシリコン酸化膜12
は、シリコン窒化膜に置き換えられる。
【0028】(実施の形態2)本発明の実施の形態2の
半導体装置の製造方法を述べる。
【0029】図3および4に、本発明の実施の形態2の
半導体装置を製造するさいの各製造工程における半導体
装置の断面図を示す。
【0030】先ず、シランと窒素とN2Oを原料ガスと
してプラズマCVD法により、反応圧力100〜300
Pa、屈折率1.50以上、成長温度250〜450℃
の温度範囲で、図3(a)に示すように、シリコン基板
1上に、第一シリコン酸化膜3を形成する。
【0031】そして、図3(a)に示すように、第一シ
リコン酸化膜3形成後のシリコン基板1全面に、後に下
層配線2を形成する目的で、スパッタ法によりアルミ膜
7を形成する。
【0032】次に、シランと窒素とN2Oを原料ガスと
してプラズマCVD法により、反応圧力100〜300
Pa、屈折率1.50以上、成長温度250〜450℃
の温度範囲で、図3(a)に示すように、第一シリコン
酸化膜3とアルミ膜7形成後のシリコン基板1全面に、
疎水性のシリコン酸化膜8を形成する。
【0033】その後、所定のレジストパターンを形成し
てエッチングを行い、図3(b)に示すように、上述し
たアルミ膜7から下層配線2を形成する。
【0034】そして、シランと窒素とN2Oを原料ガス
としてプラズマCVD法により、反応圧力50〜300
Pa、屈折率1.50以下、成長温度250〜450℃
の温度範囲で、図3(c)に示すように、50〜300
nm程度の膜厚の親水性のシリコン酸化膜9を形成す
る。そのシリコン酸化膜9は、下層配線2の影響による
段差を有している。
【0035】次に、反応性ガスによる異方性エッチング
を行い、図4(d)に示すように、下層配線2上部のシ
リコン酸化膜9と、下層配線2の側面以外の第一シリコ
ン酸化膜3上のシリコン酸化膜9とを除去する。この結
果、シリコン酸化膜9は、下層配線2の側面部分のみに
存在することになる。
【0036】その後、シランと過酸化水素を原料ガスと
してプラズマCVD法により、反応圧力100〜300
Pa、成長温度−10〜30℃程度の温度範囲で、図4
(e)に示すように、シリコン基板1全面に、下層配線
2、または、下層配線2の側面部分のみに存在している
シリコン酸化膜9が形成されていない場所の第一シリコ
ン酸化膜3からの厚さが0.4〜1.5μm程度の膜厚
となるように、第二シリコン酸化膜5を形成する。
【0037】ところで、実施の形態1で述べたように、
第二シリコン酸化膜5は、疎水性の膜の上には堆積しに
くいが、親水性の膜の上には堆積し易く、また、屈折率
の高い膜の上には堆積しにくいが、屈折率の低い膜の上
には堆積し易いという性質がある。
【0038】したがって、下層配線2上部のシリコン酸
化膜8が疎水性であって、かつ、その屈折率が1.50
以上であり、また、下層配線2の段差部分の側面のシリ
コン酸化膜9が親水性であって、かつ、その屈折率が
1.50以下であるので、第二シリコン酸化膜5は、段
差の低いところに流れ込む。その結果、第二シリコン酸
化膜5の上面は、実質上平坦になる。
【0039】最後に、シランと窒素とN2Oを原料ガス
としてプラズマCVD法により、反応圧力100〜30
0Pa、成長温度250〜450℃の温度範囲で、図4
(f)に示すように、第二シリコン酸化膜5形成後のシ
リコン基板1全面に、100〜400nm程度の膜厚の
第三シリコン酸化膜6を形成する。その第三シリコン酸
化膜6上面は、第二シリコン酸化膜5の影響により、実
質上平坦となる。
【0040】なお、実施の形態2では、シリコン酸化膜
9が親水性であって、かつ、下層配線2上部のシリコン
酸化膜8が疎水性であって、さらに、シリコン酸化膜9
の屈折率がシリコン酸化膜8の屈折率より小さい、1.
50以下であるとしたが、シリコン酸化膜9が、シリコ
ン酸化膜8より、親水性が高いのみであってもよいし、
シリコン酸化膜9の屈折率が、シリコン酸化膜8の屈折
率より、小さいのみであってもよい。
【0041】また、実施の形態2のシリコン酸化膜9部
分は、シリコン酸化膜8より親水性が高い、および/ま
たは、その屈折率がシリコン酸化膜8の屈折率より小さ
いシリコン窒化膜であってもよい。さらに、そのシリコ
ン窒化膜の屈折率は、1.50以下であるものと限定し
てもよい。また、そのシリコン窒化膜、または、実施の
形態2のシリコン酸化膜9は、下層配線2の段差をなめ
らかにするもの、具体的には、実施の形態1で説明した
サイドウォールであるとしてもよい。
【0042】(実施の形態3)本発明の実施の形態3の
半導体装置の製造方法を述べる。
【0043】図5に、本発明の実施の形態3の半導体装
置を製造するさいの各製造工程における半導体装置の断
面図を示す。
【0044】先ず、図5(a)に示すように、シリコン
基板1に下層配線2を形成し、その後、そのシリコン基
板1全面に、シランと窒素とN2Oを原料ガスとしてプ
ラズマCVD法により、反応圧力50〜300Pa、成
長温度250〜450℃の温度範囲で、50〜300n
m程度の膜厚の第一シリコン酸化膜3を形成する。その
第一シリコン酸化膜3は、下層配線2の影響による段差
を有している。なお、第一シリコン酸化膜3の形成前
に、シリコン基板1上の汚れを除去するためや、シリコ
ン基板1に順次積層するものの含有水分量を減らすため
に、酸素、窒素等の反応性ガスによるプラズマにより、
予備処理を行ってもよい。
【0045】そして、図5(b)に示すように、下層配
線2の影響による絶対段差の高い領域の第一シリコン酸
化膜3の上に、フォトレジスト10を形成して、フォト
レジスト10が形成されていない部分の第一シリコン酸
化膜3の膜質改質のために、窒素、N2O、または、窒
素とN2Oの混合ガス等の反応性ガスによるプラズマ処
理を行う。
【0046】次に、酸素、オゾン等の反応性ガスによる
プラズマにより、フォトレジスト10を除去する。
【0047】その後、シランと過酸化水素を原料ガスと
してプラズマCVD法により、反応圧力100〜300
Pa、成長温度−10〜30℃程度の温度範囲で、図5
(c)に示すように、フォトレジスト10が除去され、
第一シリコン酸化膜3が形成された後のシリコン基板1
全面に、第二シリコン酸化膜5を形成する。
【0048】ところで、上述したように、N2O、窒素
等の反応性ガスによるプラズマ処理を行っていたので、
第二シリコン酸化膜5は、シリコン基板1に形成される
さいに、フォトレジスト10が形成されていなかった部
分で良好な流動性を示し、堆積し易くなっている。それ
に対して、フォトレジスト10が形成されていた部分で
は、いいかえると、下層配線2の上部の第一シリコン酸
化膜3上部では、プラズマ処理による膜質改善が行われ
ていなかったため、第二シリコン酸化膜5は、堆積しに
くくなっている。その結果、第二シリコン酸化膜5は、
その上面が実質上平坦となるように形成される。なお、
第二シリコン酸化膜5は、下層配線2が存在していない
場所の第一シリコン酸化膜3からの厚さが0.4〜1.
5μm程度の膜厚となるように形成される。
【0049】最後に、シランと窒素とN2Oを原料ガス
としてプラズマCVD法により、反応圧力100〜30
0Pa、成長温度250〜450℃の温度範囲で、図5
(d)に示すように、第二シリコン酸化膜5形成後のシ
リコン基板1全面に、100〜400nm程度の膜厚の
第三シリコン酸化膜6を形成する。その第三シリコン酸
化膜6上面は、第二シリコン酸化膜5の影響により、実
質上平坦となる。
【0050】(実施の形態4)本発明の実施の形態4の
半導体装置の製造方法を述べる。
【0051】図6および7に、本発明の実施の形態4の
半導体装置を製造するさいの各製造工程における半導体
装置の断面図を示す。
【0052】先ず、図6(a)に示すように、シリコン
基板1に下層配線2を形成し、その後、そのシリコン基
板1全面に、シランと窒素とN2Oを原料ガスとしてプ
ラズマCVD法により、反応圧力50〜300Pa、成
長温度250〜450℃の温度範囲で、50〜300n
m程度の膜厚の第一シリコン酸化膜3を形成する。その
第一シリコン酸化膜3は、下層配線2の影響による段差
を有している。なお、第一シリコン酸化膜3の形成前
に、シリコン基板1上の汚れを除去するためや、シリコ
ン基板1に順次積層するものの含有水分量を減らすため
に、酸素、窒素等の反応性ガスによるプラズマにより、
予備処理を行ってもよい。
【0053】そして、図6(b)に示すように、下層配
線2の影響による絶対段差の高い領域の第一シリコン酸
化膜3の上に、フォトレジスト10を形成して、実施の
形態3で述べたように、フォトレジスト10が形成され
ていない部分の第一シリコン酸化膜3の膜質改質のため
に、N2O、窒素等の反応性ガスによるプラズマ処理を
行う。
【0054】次に、シランと過酸化水素を原料ガスとし
てプラズマCVD法により、反応圧力100〜300P
a、成長温度−10〜30℃程度の温度範囲で、図6
(c)に示すように、シリコン基板1全面に、第二シリ
コン酸化膜5を形成する。その第二シリコン酸化膜5
は、下層配線2が存在していない場所の第一シリコン酸
化膜3からの高さが、フォトレジスト10の下層の第一
シリコン酸化膜3の上端と実質上同等の高さとなるよう
な厚さで形成される。なお、フォトレジスト10の上に
も第一シリコン酸化膜3は、形成されることになる。
【0055】次に、図7(d)に示すように、酸素、オ
ゾン等の反応性ガスによるプラズマでフォトレジスト1
0を除去する。このとき、エッチオフによりフォトレジ
スト10上の第二シリコン酸化膜5も同時に除去され
る。したがって、第二シリコン酸化膜5と下層配線2の
影響による絶対段差の高い領域の第一シリコン酸化膜3
との高さが実質上同等となり、フォトレジスト10が除
去されたあとの半導体装置上面は、実質上平坦となる。
【0056】最後に、シランと窒素とN2Oを原料ガス
としてプラズマCVD法により、反応圧力100〜30
0Pa、成長温度250〜450℃の温度範囲で、図7
(e)に示すように、第二シリコン酸化膜5形成後のシ
リコン基板1全面に、100〜400nm程度の膜厚の
第三シリコン酸化膜6を形成する。その第三シリコン酸
化膜6上面は、フォトレジスト10が除去されたあとの
半導体装置上面の影響により、実質上平坦となる。
【0057】(実施の形態5)本発明の実施の形態5の
半導体装置の製造方法を述べる。
【0058】図8に、本発明の実施の形態5の半導体装
置を製造するさいの各製造工程における半導体装置の断
面図を示す。
【0059】先ず、図8(a)に示すように、シリコン
基板1に下層配線2を形成し、その後、そのシリコン基
板1全面に、シランと窒素とN2Oを原料ガスとしてプ
ラズマCVD法により、反応圧力50〜300Pa、成
長温度250〜450℃の温度範囲で、50〜300n
m程度の膜厚の第一シリコン酸化膜3を形成する。その
第一シリコン酸化膜3は、下層配線2の影響による段差
を有している。なお、第一シリコン酸化膜3の形成前
に、シリコン基板1上の汚れを除去するためや、シリコ
ン基板1に順次積層するものの含有水分量を減らすため
に、酸素、窒素等の反応性ガスによるプラズマにより、
予備処理を行ってもよい。また、第一シリコン酸化膜3
を形成した後、実施の形態3または4で述べたように、
その第一シリコン酸化膜3の膜質改質のために、N
2O、窒素等の反応性ガスによるプラズマ処理を行って
もよい。
【0060】そして、シランと過酸化水素を原料ガスと
してプラズマCVD法により、反応圧力100〜300
Pa、成長温度−10〜30℃の温度範囲で、図8
(b)に示すように、第一シリコン酸化膜3上に、下層
配線2が形成されていない場所の第一シリコン酸化膜3
からの厚さが0.4〜1.5μm程度の膜厚となるよう
に、第二シリコン酸化膜5を形成する。
【0061】このとき、原料ガスとしてのシランと過酸
化水素との重量混合比率を、段階的に変化させて第二シ
リコン酸化膜5を形成する。例えば、シランの流量を1
20sccmから時間とともに100、80、60sc
cmというように減少させ、過酸化水素の流量を0.4
0g/minから時間とともに0.60、0.80g/
minというように増加させて、シランと過酸化水素と
の重量混合比率を変化させる。
【0062】このことにより、第二シリコン酸化膜5の
流動性特性が段階的に変化するため、第一シリコン酸化
膜3形成後にみられた絶対段差が、実質上なくなって、
第二シリコン酸化膜5の上面は、実質上平坦となる。そ
の第二シリコン酸化膜5の上面が実質上平坦となる理由
の一つとして、以下のことが考えられる。シランの混合
比率が小さくなると、シランと過酸化水素から形成され
る中間体としてのシラノール[Si(OH)4]中のH2
2の含有率が高くなってシラノールの流動性が向上
し、そのシラノールから形成されるシリコン酸化膜の固
着時間が長くなり、その結果、第二シリコン酸化膜5の
上面が実質上平坦となるというものである。また、原料
ガスとしてのシランと過酸化水素との重量混合比率を段
階的に変化させることにより、堆積直後の第二シリコン
酸化膜5の含有水分量を減らすことができる。
【0063】最後に、シランと窒素とN2Oを原料ガス
としてプラズマCVD法により、反応圧力100〜30
0Pa、成長温度250〜450℃の温度範囲で、図8
(c)に示すように、第二シリコン酸化膜5形成後のシ
リコン基板1全面に、100〜400nm程度の膜厚の
第三シリコン酸化膜6を形成する。その第三シリコン酸
化膜6上面は、第二シリコン酸化膜5の影響により、実
質上平坦となる。
【0064】上述したように、第二シリコン酸化膜5形
成時に、その第二シリコン酸化膜5の原料ガスとしての
シランと過酸化水素との重量混合比率を段階的に変化さ
せて、堆積直後の第二シリコン酸化膜5の含有水分量を
減らすことができるので、第一シリコン酸化膜3、第二
シリコン酸化膜5または第三シリコン酸化膜6の単層膜
のクラック耐性や、第一シリコン酸化膜3、第二シリコ
ン酸化膜5および第三シリコン酸化膜6から構成される
自己平坦化絶縁膜のクラック耐性は、向上する。
【0065】なお、実施の形態5では、第二シリコン酸
化膜5を形成するさい、時間とともに、原料ガスとして
のシランの流量を減少させて、過酸化水素の流量を増加
させるとしたが、本発明では、第二シリコン酸化膜5を
形成するさい、時間とともに、原料ガスとしてのシラン
の流量のみを減少させるとしてもよいし、過酸化水素の
流量のみを増加させるとしてもよい。要するに、本発明
では、第二シリコン酸化膜5を形成するさい、時間とと
もに、原料ガスとしてのシランと過酸化水素との重量混
合比率が、つまり、(SiH4/H22)が、0.40
から0.10となるように、変化させさえすればよい。
【0066】(実施の形態6)本発明の実施の形態6の
半導体装置の製造方法を述べる。
【0067】図9に、本発明の実施の形態6の半導体装
置を製造するさいの各製造工程における半導体装置の断
面図を示す。
【0068】先ず、図9(a)に示すように、シリコン
基板1に下層配線2を形成し、その後、そのシリコン基
板1全面に、シランと窒素とN2Oを原料ガスとしてプ
ラズマCVD法により、反応圧力50〜300Pa、成
長温度250〜450℃の温度範囲で、50〜300n
m程度の膜厚の第一シリコン酸化膜3を形成する。その
第一シリコン酸化膜3は、下層配線2の影響による段差
を有している。なお、第一シリコン酸化膜3の形成前
に、シリコン基板1上の汚れを除去するためや、シリコ
ン基板1に順次積層するものの含有水分量を減らすため
に、酸素、窒素等の反応性ガスによるプラズマにより、
予備処理を行ってもよい。また、第一シリコン酸化膜3
を形成した後、実施の形態3、4または5で述べたよう
に、その第一シリコン酸化膜3の膜質改質のために、N
2O、窒素等の反応性ガスによるプラズマ処理を行って
もよい。
【0069】そして、シランと過酸化水素を原料ガスと
してプラズマCVD法により、反応圧力100〜300
Pa、成長温度−10〜30℃程度の温度範囲で、図9
(b)に示すように、第一シリコン酸化膜3上に、0.
4〜1.5μm程度の膜厚となるように、第二シリコン
酸化膜5を形成する。その第二シリコン酸化膜5は、第
一シリコン酸化膜3の影響、つまり、下層配線2の影響
で、段差を有している。
【0070】その後、図9(c)に示すように、第二シ
リコン酸化膜5形成後のシリコン基板1を、過酸化水素
11雰囲気中もしくは過酸化水素と窒素等の不活性ガス
との混合ガス11雰囲気中に曝す。このとき、上述し
た、第二シリコン酸化膜5形成後のシリコン基板1の温
度を、−10〜30℃の範囲に制御する。
【0071】このように、第二シリコン酸化膜5形成後
のシリコン基板1を、過酸化水素11雰囲気中もしくは
過酸化水素と窒素等の不活性ガスとの混合ガス11雰囲
気中に曝すことで、第二シリコン酸化膜5は、流動性を
保ち続けて、形成直後の段差を解消するように、固着す
るようになる。したがって、固着後の第二シリコン酸化
膜5の上面は、実質上平坦となる。
【0072】最後に、シランと窒素とN2Oを原料ガス
としてプラズマCVD法により、反応圧力100〜30
0Pa、成長温度250〜450℃の温度範囲で、図9
(d)に示すように、第二シリコン酸化膜5形成後のシ
リコン基板1全面に、100〜400nm程度の膜厚の
第三シリコン酸化膜6を形成する。その第三シリコン酸
化膜6上面は、第二シリコン酸化膜5の影響により、実
質上平坦となる。
【0073】なお、上述した、実施の形態1から5それ
ぞれの上面が実質上平坦となった第二シリコン酸化膜5
形成後に、実施の形態6で述べたように、その第二シリ
コン酸化膜5形成後のシリコン基板1を、過酸化水素雰
囲気中もしくは過酸化水素と窒素等の不活性ガスとの混
合ガス雰囲気中に曝してもよい。このことにより、第二
シリコン酸化膜5の上面は、さらに平坦性がよくなる。
【0074】また、上述した、実施の形態1から6それ
ぞれの第三シリコン酸化膜6形成後に、第二シリコン酸
化膜5中のシラノールの架橋反応により生成された水
分、水酸基を除去するために、380〜450℃の温度
範囲で20〜60分間熱処理を加えてもよい。
【0075】さらに、上述した実施の形態では、下層配
線2間のギャップの影響を解消して、生成後の第二シリ
コン酸化膜5上面が実質上平坦となるような半導体装置
の製造方法について説明したが、本発明の半導体装置の
製造方法は、STI(Shallow Trench
Isolation)等のギャップを解消する目的に、
適用することも可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、グローバル平坦性の良い自己平坦化層間
絶縁膜を有する半導体装置の製造方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の半導体装置を製造する
さいの前半の各製造工程における半導体装置の断面図
【図2】本発明の実施の形態1の半導体装置を製造する
さいの後半の各製造工程における半導体装置の断面図
【図3】本発明の実施の形態2の半導体装置を製造する
さいの前半の各製造工程における半導体装置の断面図
【図4】本発明の実施の形態2の半導体装置を製造する
さいの後半の各製造工程における半導体装置の断面図
【図5】本発明の実施の形態3の半導体装置を製造する
さいの各製造工程における半導体装置の断面図
【図6】本発明の実施の形態4の半導体装置を製造する
さいの前半の各製造工程における半導体装置の断面図
【図7】本発明の実施の形態4の半導体装置を製造する
さいの後半の各製造工程における半導体装置の断面図
【図8】本発明の実施の形態5の半導体装置を製造する
さいの各製造工程における半導体装置の断面図
【図9】本発明の実施の形態6の半導体装置を製造する
さいの各製造工程における半導体装置の断面図
【図10】従来の半導体装置を製造するさいの各製造工
程における半導体装置の断面図
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 下層配線 3 第一シリコン酸化膜 4 サイドウォール 5 第二シリコン酸化膜 6 第三シリコン酸化膜 7 アルミ膜 8 シリコン酸化膜 9 シリコン酸化膜 10 フォトレジスト 11 過酸化水素もしくは過酸化水素と窒素等の不活性
ガスとの混合ガス 12 シリコン酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−189578(JP,A) 特開 平9−260491(JP,A) 特開 平9−260368(JP,A) 特開 平9−232426(JP,A) 特開 平9−116011(JP,A) 特開 平8−203892(JP,A) 特開 平8−162618(JP,A) 特開 平5−3195(JP,A) 特開 平1−91435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/316 H01L 21/283

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に凹凸のある半導体装置にシラノール
    系のポリマーのシリコン酸化膜を形成する場合、そのシ
    リコン酸化膜の形成前に、前記半導体装置の凸部の側面
    に、前記凹凸による段差をなめらかにする親水性の膜を
    形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】表面に凹凸のある半導体装置にシラノール
    系のポリマーのシリコン酸化膜を形成する場合、そのシ
    リコン酸化膜の形成前に、前記半導体装置の凸部の側面
    に、前記凹凸による段差をなめらかにし、屈折率が1.
    50以下である膜を形成することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】表面に凹凸のある半導体装置にシリコン酸
    化膜を形成する場合、そのシリコン酸化膜の形成前に、
    前記半導体装置の凸部の側面および上面それぞれに、所
    定の膜を形成し、前記側面に形成される膜は、前記上面
    に形成される膜より、親水性が高いことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】表面に凹凸のある半導体装置にシリコン酸
    化膜を形成する場合、そのシリコン酸化膜の形成前に、
    前記半導体装置の凸部の側面および上面それぞれに、所
    定の膜を形成し、前記側面に形成される膜の屈折率は、
    前記上面に形成される膜の屈折率より、小さいことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】表面に凹凸のある半導体装置にシリコン酸
    化膜を形成する場合、そのシリコン酸化膜の形成前に、
    前記半導体装置の凸部の上面のみに所定の膜を形成し
    て、前記凸部の高さと実質上同等の高さとなるような厚
    さで、前記シリコン酸化膜を形成し、その後、前記所定
    の膜を除去することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】表面に凹凸のある半導体装置にシリコン酸
    化膜を形成する場合、そのシリコン酸化膜をシランと過
    酸化水素ガスを用いて形成するさいに、前記シランと前
    記過酸化水素ガスの重量混合比率(SiH4/H22
    を、時間とともに、前記シランの比率が小さくなるよう
    に変化させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】表面に凹凸のある半導体装置にシリコン酸
    化膜を形成する場合、そのシリコン酸化膜の形成後に、
    過酸化水素、または、過酸化水素と不活性ガスとの混合
    ガス雰囲気中に曝すことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
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