JP3315137B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JP3315137B2
JP3315137B2 JP30125291A JP30125291A JP3315137B2 JP 3315137 B2 JP3315137 B2 JP 3315137B2 JP 30125291 A JP30125291 A JP 30125291A JP 30125291 A JP30125291 A JP 30125291A JP 3315137 B2 JP3315137 B2 JP 3315137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、撮像素子の固定パタ
ーンノイズ抑圧回路を備えたビデオカメラ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光電変換機能と蓄積電荷の増幅,
読み出し及びリセット機能をもつ、静電誘導トランジス
タ(Static Induction Transistor :SITと略称され
ている)や電荷変調素子(Charge Modulation Device:
CMDと略称されている)などの内部増幅型光電変換素
子を単位画素として用いた撮像素子により画像を再生す
るビデオカメラ装置においては、撮像素子固有の固定パ
ターンノイズ(以下FPNと略称する)をキャンセルす
るために、フレームメモリ等の記憶手段を設け、該記憶
手段に各画素毎にFPNを蓄積し、撮像素子の各画素か
ら得られた画像情報から、その画素に対応するFPNを
減算して画像信号を得るようにしたFPN抑圧回路が必
要となる。
【0003】図4は、かかる内部増幅型撮像素子を用い
たビデオカメラ装置において用いられている従来のFP
N抑圧回路の構成例のブロック構成図である。撮像素子
102から出力される画像信号は、プリアンプ103 で増幅
され、A/D変換器104 によりデジタルデータに変換さ
れる。このデジタルデータは、撮像素子102 の前面に配
置した遮光フィルタ101 により光を遮断したとき、各画
素のもつ暗時FPNデータとなる。この際スイッチ105
をa側に接続して、このFPNデータをフレームメモリ
106 に順次記憶する。1フレーム期間の蓄積終了後、ス
イッチ105 をb側に接続し、遮光フィルタ101 の遮光を
解除すれば、遮光解除後にA/D変換器104 へ送られる
光電荷による画像信号はA/D変換されて、減算器107
によりフレームメモリ106 内に蓄積されているFPNデ
ータと繰り返し減算処理され、FPNがキャンセルされ
たデータとしてD/A変換器108 に入力され、D/A変
換されて出力ビデオ信号として出力されるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のかか
るFPN抑圧回路を備えたビデオカメラ装置において
は、FPN抑圧回路は最初に暗時FPNデータをメモリ
に蓄積しておいて、画像信号より減算する方式なので、
温度変化により暗電流が変化した場合、その変化に追従
できない。そのため温度が変化すると、画面上でFPN
が目立ったり、黒バランスがずれたりするという問題点
がある。
【0005】本発明は、従来のFPN抑圧回路を備えた
ビデオカメラ装置における上記問題点を解消するために
なされたもので、温度変化によるFPNの変化に容易に
追従でき、機械的機構を必要とせず常にFPNを有効に
抑圧できるようにしたビデオカメラ装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、撮像素子の蓄積電荷をリセット
した直後又はリセットしながら、前記撮像素子に入射す
る被写体光を遮光することなく光電荷のない状態の暗時
信号を読み出しA/D変換して記憶手段に蓄積し、前記
撮像素子から読み出しA/D変換した画像信号から前記
記憶手段に蓄積した暗時信号を減算するFPN抑圧回路
を備えたビデオカメラ装置であって、前記FPN抑圧回
路を、常時所定間隔で自動的に繰り返しリフレッシュ動
作させると共に、前記固定パターンノイズ抑圧回路のリ
フレッシュ動作中は、該固定パターンノイズ抑圧回路の
リフレッシュ動作直前のスチール画を出力するように構
するものである。
【0007】このようなビデオカメラ装置によれば、F
PN抑圧回路は常時所定間隔で自動的に繰り返しリフレ
ッシュ動作するので、温度変化により撮像素子のFPN
が変化しても直ちにその変化に追従することができ、常
に有効にFPNが抑圧された画像信号が得られ、また、
リフレッシュ動作中はリフレッシュ動作直前のスチール
画を出力させることができる。
【0008】なお撮像素子の暗時信号の読み出しは、従
来と同様に撮像素子の前面に遮光フィルタを配置し、こ
の遮光フィルタで遮光状態にして撮像素子を読み出すよ
うにすることも考えられるが、遮光フィルタを用いた場
合、機械的機構を必要とし、また遮光フィルタの開閉速
度も高速にできないという問題があるので、本発明にお
いては、上記のように撮像素子の蓄積電荷をリセットし
た直後又はリセットしながら、撮像素子に入射する被写
体光を遮光することなく光電荷のない状態の暗時信号を
読み出すものである。これにより、機械的機構を必要と
せず、暗時信号の読み出し動作の高速化が可能となる。
【0009】
【実施例】次に実施例について説明する。図1は、本発
明に係るFPN抑圧回路を備えたビデオカメラ装置の一
実施例の構成を示すブロック構成図である。図におい
て、1は撮像素子、2は該撮像素子1の蓄積電荷のリセ
ット回路、3は撮像素子1の画像信号を増幅するプリア
ンプ、4はプリアンプ3で増幅された画像信号をA/D
変換するためのA/D変換器、5は暗時FPNデータの
取り込み用のメモリ、6は該FPNデータ取り込み用メ
モリ5をリフレッシュするためのパルス発生回路、7は
A/D変換された画像信号から暗時FPNデータ取り込
み用メモリ5に蓄積されているFPNデータを減算する
演算回路、8はスチール画用メモリ、9は撮像素子1の
蓄積電荷をリセットした状態となる直前の画像信号をス
チール画用メモリ8に取り込むタイミングでパルスを発
生するスチールパルス発生回路である。
【0010】10はスチール切換スイッチで、スチール画
用メモリ8の入力側にA接点、該メモリ9の出力側にB
接点が接続されており、暗時FPNデータをメモリ5に
取り込んでいる間、B接点側に切り換えられるように構
成されている。11はD/A変換器、12はタイマーで所定
の時間間隔でHレベルのパルス信号を、前記リセット回
路2, リフレッシュパルス発生回路6, スチールパルス
発生回路9及びスチール切換スイッチ10に送出するよう
に構成されている。
【0011】次にこのように構成されているFPN抑圧
回路の動作を、図2の動作の流れを示すフローチャー
ト、及び図3のFPNリフレッシュ動作に対応した撮像
素子1の読み出し状態及び出力信号の状態を示す図を参
照しながら説明する。電源を投入すると、最初にFPN
リフレッシュ動作が行われる。すなわち撮像素子1の蓄
積電荷がリセット状態にされ、撮像素子1はリセット直
後の読み出しが行われ、暗時FPNデータが暗時FP
Nデータ取り込み用メモリ5に蓄積される。次いでリセ
ット状態が解除され、撮像素子1は通常の読み出しが
行われて画像信号を出力する。そして画像信号は演算回
路7において、メモリ5に蓄積されているFPNデータ
が減算され、A接点側に切り換えられているスチール切
換スイッチ10を通ってD/A変換器11でD/A変換され
て、FPNの抑圧された画像信号(ムービー)として出
力される。
【0012】次に所定時間経過すると、タイマー12から
Hレベルのパルス信号が送出される。これによりリセッ
ト回路2によって撮像素子1がリセット状態となるが、
タイマー12からのパルス信号はスチールパルス発生回路
9へも送出され、該パルス発生回路9は、撮像素子1が
リセット状態になる直前の画像信号をスチール画用メモ
リ8に取り込むタイミングでパルスを発生して、スチー
ル画用メモリ8にリセット直前の画像信号を取り込む。
そしてタイマー12からパルス信号によりスチール切換ス
イッチ10もB接点側に切り換えられ、メモリ8に取り込
まれた画像信号がスチール画としてD/A変換されて出
力される。
【0013】次いで撮像素子1の蓄積電荷がリセット状
態となり、タイマー12からのパルス信号によってリフレ
ッシュパルス発生回路6よりリフレッシュパルスが発生
して、暗時FPNがメモリ5に取り込まれる。このFP
Nのメモリ5への取り込み中は、スチール切換スイッチ
10はB接点側に保持されていて、スチール画が連続して
出力される。
【0014】FPNデータのメモリ5への取り込みが終
了すると、撮像素子1のリセット状態が解除され、同時
にスチール切換スイッチ10がA接点側に切り換わり、再
び画像信号(ムービー)が出力する状態に戻る。以下、
タイマー12がHレベルパルス信号を送出する都度、同様
なFPN抑圧回路のリフレッシュ動作が繰り返し行われ
る。
【0015】上記FPN抑圧回路のリフレッシュ動作間
隔は、常時一定にせず可変間隔としてもよく、例えばF
PN抑圧回路のリフレッシュ動作間隔は、電源投入時は
短くして、順次長くするように設定することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、FPN抑圧回路が常時所定間隔で自動
的に繰り返しリフレッシュ動作させられるので、温度変
化によりFPNが変化しても直ちにその変化に追従する
ことができ、常にFPNを適切に抑圧することができ
る。
【0017】また撮像素子の暗時信号の読み出しは、撮
像素子の蓄積電荷をリセットした直後又はリセットしな
がら、撮像素子に入射する被写体光を遮光することなく
光電荷のない状態で行うようにしているので、遮光用の
機械的機構を必要とせず、したがって装置の信頼性が向
上すると共に高速で暗時信号を読み出すことができる等
の利点も得られる。また、露出制御のためのシャッタや
絞りを用いるビデオカメラ装置においては、遮光のため
のシャッタ動作が不必要になるので、シャッタや絞りの
耐久性が向上し、消費電力の低減を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオカメラ装置の実施例におけ
FPN抑圧回路の構成を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示したFPN抑圧回路の動作の流れを示
すフローチャートである。
【図3】FPNリフレッシュ動作に対応した撮像素子の
読み出し状態と出力信号の状態を示す図である。
【図4】従来のFPN抑圧回路の構成例を示すブロック
構成図である。
【符号の説明】
1 撮像素子 2 リセット回路 5 FPNデータ取り込み用メモリ 6 リフレッシュパルス発生回路 8 スチール画用メモリ 9 スチールパルス発生回路 10 スチール切換スイッチ 12 タイマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−39176(JP,A) 特開 昭63−86471(JP,A) 特開 昭63−290080(JP,A) 特開 昭62−95074(JP,A) 特開 平3−44276(JP,A) 特開 昭62−245877(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/21 H04N 5/335

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子の蓄積電荷をリセットした直後
    又はリセットしながら、前記撮像素子に入射する被写体
    光を遮光することなく光電荷のない状態の暗時信号を読
    み出しA/D変換して記憶手段に蓄積し、前記撮像素子
    から読み出しA/D変換した画像信号から前記記憶手段
    に蓄積した暗時信号を減算する固定パターンノイズ抑圧
    回路を備えたビデオカメラ装置であって、前記固定パタ
    ーンノイズ抑圧回路を、常時所定間隔で自動的に繰り返
    しリフレッシュ動作させると共に、前記固定パターンノ
    イズ抑圧回路のリフレッシュ動作中は、該固定パターン
    ノイズ抑圧回路のリフレッシュ動作直前のスチール画を
    出力するように構成したことを特徴とするビデオカメラ
    装置。
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JP4331553B2 (ja) 2003-09-17 2009-09-16 オリンパス株式会社 撮像装置
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