JP3314889B2 - ガスエンジンの運転安定化装置 - Google Patents
ガスエンジンの運転安定化装置Info
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- JP3314889B2 JP3314889B2 JP11733493A JP11733493A JP3314889B2 JP 3314889 B2 JP3314889 B2 JP 3314889B2 JP 11733493 A JP11733493 A JP 11733493A JP 11733493 A JP11733493 A JP 11733493A JP 3314889 B2 JP3314889 B2 JP 3314889B2
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- fuel
- mixture
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はガスエンジンの運転安定
化装置に関するものである。
化装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ガスエンジンを原動機とする発電装置
（以下ガスエンジン発電装置という）に於いて、負荷・
変化は混合気絞り弁の開度により、ガスエンジン出力を
変化させて対応している。この時、空燃比は、絞り弁の
開度により変化する吸入空気圧力を用いて燃料流量を制
御することにより安定化を図っている。
（以下ガスエンジン発電装置という）に於いて、負荷・
変化は混合気絞り弁の開度により、ガスエンジン出力を
変化させて対応している。この時、空燃比は、絞り弁の
開度により変化する吸入空気圧力を用いて燃料流量を制
御することにより安定化を図っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記した通り、空燃比
は常に一定になるように制御されているが、急激な負荷
変動が生じた場合は、その過渡時に於いて空燃比が大き
く変動する。この変動により、負荷追従性が悪化した
り、場合によってはエンジンストールに陥いることがあ
る。また、空燃比が変動した場合、三元触媒を用いて排
気浄化をしているエンジンに於いては、触媒作用が機能
しなくなるだけでなく、触媒劣化の要因にもなる。空燃
比の変動する原因は、吸入系の夫々の制御要素が質量を
持っているために起る追従遅れによるものであり、制御
方式の変更では解決できないものである。
は常に一定になるように制御されているが、急激な負荷
変動が生じた場合は、その過渡時に於いて空燃比が大き
く変動する。この変動により、負荷追従性が悪化した
り、場合によってはエンジンストールに陥いることがあ
る。また、空燃比が変動した場合、三元触媒を用いて排
気浄化をしているエンジンに於いては、触媒作用が機能
しなくなるだけでなく、触媒劣化の要因にもなる。空燃
比の変動する原因は、吸入系の夫々の制御要素が質量を
持っているために起る追従遅れによるものであり、制御
方式の変更では解決できないものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、燃料空気混合装置の下流側で、ガス
エンジンに前置した絞り弁の上流側の混合気供給系統
に、前記ガスエンジンに於ける急激な負荷変動による混
合気空燃比の変動を避けるために、均一な空燃比の混合
気を保有する混合気保持室を設置したことを特徴とする
ものである。
ために、本発明は、燃料空気混合装置の下流側で、ガス
エンジンに前置した絞り弁の上流側の混合気供給系統
に、前記ガスエンジンに於ける急激な負荷変動による混
合気空燃比の変動を避けるために、均一な空燃比の混合
気を保有する混合気保持室を設置したことを特徴とする
ものである。
【０００５】
【作用】ガスエンジンに於いて、急激な負荷変動が生じ
た場合、混合気保持室内には均一な空燃比の混合気が保
持されているので、かかる混合気保持室からガスエンジ
ンの要求する混合気量を瞬時に、且つ過不足なく供給す
ることができる。特に本発明では、混合気保持室を絞り
弁の上流側の混合気供給系統、従って下流側の混合気供
給系統よりも混合気の圧力が高い側に設けているため、
同一容積の混合気保持室では下流側に設けるよりも、多
量の混合気を保持することができ、従って多量の混合気
により急激な負荷変動に良好に追従することができる。
混合気保持室の容積はガスエンジンの容量に応じて適宜
に設定することができる。 以上により、ガスエンジンの
正常な運転を持続することができ、ゆるやかな負荷変動
による空燃比の変化は、従前の如く、絞り弁の開度によ
り変化する吸入空気圧力を用いて燃料流量を制御するこ
とによって安定化することができる。
た場合、混合気保持室内には均一な空燃比の混合気が保
持されているので、かかる混合気保持室からガスエンジ
ンの要求する混合気量を瞬時に、且つ過不足なく供給す
ることができる。特に本発明では、混合気保持室を絞り
弁の上流側の混合気供給系統、従って下流側の混合気供
給系統よりも混合気の圧力が高い側に設けているため、
同一容積の混合気保持室では下流側に設けるよりも、多
量の混合気を保持することができ、従って多量の混合気
により急激な負荷変動に良好に追従することができる。
混合気保持室の容積はガスエンジンの容量に応じて適宜
に設定することができる。 以上により、ガスエンジンの
正常な運転を持続することができ、ゆるやかな負荷変動
による空燃比の変化は、従前の如く、絞り弁の開度によ
り変化する吸入空気圧力を用いて燃料流量を制御するこ
とによって安定化することができる。
【０００６】
【実施例】符号１は混合気供給系統であって、２は該混
合気供給系統１から混合気の供給を受けるガスエンジン
を示す。３は混合気供給系統１に設置した燃料空気混合
装置を示し、４は燃料ガス供給系統であり、５は空気供
給系統である。前記燃料空気混合装置３の下流側で、前
記ガスエンジン２に前置した絞り弁６の上流側の前記混
合気供給系統１に、前記ガスエンジン２に於ける急激な
負荷変動による混合気空燃比の変動を避けるために、均
一な空燃比の混合気を保有する混合気保持室７を設置す
る。８排気系統を示す。
合気供給系統１から混合気の供給を受けるガスエンジン
を示す。３は混合気供給系統１に設置した燃料空気混合
装置を示し、４は燃料ガス供給系統であり、５は空気供
給系統である。前記燃料空気混合装置３の下流側で、前
記ガスエンジン２に前置した絞り弁６の上流側の前記混
合気供給系統１に、前記ガスエンジン２に於ける急激な
負荷変動による混合気空燃比の変動を避けるために、均
一な空燃比の混合気を保有する混合気保持室７を設置す
る。８排気系統を示す。
【０００７】ガス供給系統４から燃料ガスが、そして、
空気供給系統５から燃焼用空気が、燃料空気混合装置１
に導入されると、該燃料空気混合装置１に於いてガスと
空気は良好に混合されて絞り弁６を経てガスエンジン２
に供給される。かかる際、ガスエンジン２に於いて、急
激な負荷変動が生じても、混合気保持室７内には、均一
な空燃比の混合気が保持されているので、かかる混合気
保持室７から、ガスエンジン２の要求する混合気量を瞬
時に、且つ過不足なく供給することができる。このこと
によって、ガスエンジンの正常な運転を持続することが
できる。ゆるやかな負荷変動による空燃比の変化は、従
前の如く、絞り弁６の開度調節により変化する吸入空気
圧力を用いて燃料流量を制御することによって安定化す
ることができる。
空気供給系統５から燃焼用空気が、燃料空気混合装置１
に導入されると、該燃料空気混合装置１に於いてガスと
空気は良好に混合されて絞り弁６を経てガスエンジン２
に供給される。かかる際、ガスエンジン２に於いて、急
激な負荷変動が生じても、混合気保持室７内には、均一
な空燃比の混合気が保持されているので、かかる混合気
保持室７から、ガスエンジン２の要求する混合気量を瞬
時に、且つ過不足なく供給することができる。このこと
によって、ガスエンジンの正常な運転を持続することが
できる。ゆるやかな負荷変動による空燃比の変化は、従
前の如く、絞り弁６の開度調節により変化する吸入空気
圧力を用いて燃料流量を制御することによって安定化す
ることができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上の通り、急激な負荷変動時
に於いても、常に空燃比の一定した混合気が供給できる
ため、ガスエンジンの負荷追従性が向上し、円滑な運転
が確保できる上に、かかる空燃比の変動がなくなること
により、常に触媒作用を機能させることができ、排気浄
化効率を向上させることができる等の優れた効果があ
る。
に於いても、常に空燃比の一定した混合気が供給できる
ため、ガスエンジンの負荷追従性が向上し、円滑な運転
が確保できる上に、かかる空燃比の変動がなくなること
により、常に触媒作用を機能させることができ、排気浄
化効率を向上させることができる等の優れた効果があ
る。
【図１】全体の系統的説明図である。
１ 混合気供給系統 ２ ガスエンジン ３ 燃料空気混合装置 ４ 燃料ガス供給系統 ５ 空気供給系統 ６ 絞り弁 ７ 混合気保持室 ８ 排気系統
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F02D 19/02 F02M 21/02 F02M 35/10
Claims (1)
- 【請求項１】 燃料空気混合装置の下流側で、ガスエン
ジンに前置した絞り弁の上流側の混合気供給系統に、前
記ガスエンジンに於ける急激な負荷変動による混合気空
燃比の変動を避けるために、均一な空燃比の混合気を保
有する混合気保持室を設置したことを特徴とするガスエ
ンジンの運転安定化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11733493A JP3314889B2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | ガスエンジンの運転安定化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11733493A JP3314889B2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | ガスエンジンの運転安定化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06330773A JPH06330773A (ja) | 1994-11-29 |
| JP3314889B2 true JP3314889B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=14709158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11733493A Expired - Fee Related JP3314889B2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | ガスエンジンの運転安定化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3314889B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS592925U (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-10 | 小型ガス冷房技術研究組合 | ２サイクルガスエンジンの給気装置 |
| JPH03160112A (ja) * | 1989-11-17 | 1991-07-10 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | ２気筒４サイクルガス機関の吸気マニホールド |
| JPH04171258A (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-18 | Nippon Carbureter Co Ltd | ガスエンジンの燃料供給装置 |
| JP2873104B2 (ja) * | 1991-03-12 | 1999-03-24 | ヤンマーディーゼル株式会社 | ガスエンジンの燃料供給装置 |
| JP2882222B2 (ja) * | 1992-12-17 | 1999-04-12 | トヨタ自動車株式会社 | ベーパライザの調圧装置 |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP11733493A patent/JP3314889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06330773A (ja) | 1994-11-29 |
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