JP3206447B2 - 内燃機関の出力制御装置 - Google Patents
内燃機関の出力制御装置Info
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Description
切り換え可能な内燃機関の出力制御装置に関し、特に、
内燃機関の燃焼室内に直接燃料を噴射する筒内噴射式内
燃機関に用いて好適の、内燃機関の出力制御装置に関す
る。
費向上の観点から、燃焼空燃比を理論空燃比よりも大き
く設定したリーンバーンエンジンが提案されている。と
ころで、リーンバーンエンジンは、一般にその燃焼空燃
比を大きくすればするほど燃費向上が図られる反面で、
燃焼悪化による限界が発生する。この限界を極力高める
手法として、燃焼室内の着火点近傍の空燃比をリッチな
混合気状態とする一方、燃焼室内の総合空燃比は大きく
維持して、層状燃焼を行なう技術が提案されている。
転を行なえるようにするために、気筒内に直接燃料を噴
射するようにした筒内噴射型エンジンも開発されてい
る。特に、このような筒内噴射型エンジンでは、例えば
圧縮行程後期に燃料噴射を行なうことができるため、気
筒内にタンブル流等の層状の縦渦流を発生させ、この層
状縦渦流へ点火プラグの着火直前(例えば圧縮行程後
期)に燃料噴射を行なうことにより、点火プラグの近傍
のみをリッチな混合気の状態として燃焼性を確保しなが
ら、全体としては極めてリーンな混合気による低燃費運
転を実現できる。
その燃焼空燃比を大きくすればするほどNOx生成量が
低下することが知られているが、リーン層状燃焼を行な
った場合には、着火点近傍の空燃比は比較的小さいた
め、NOx生成量の低減にも一定の限界がある。そこ
で、このNOx低減を行なう手段としては、排気ガスの
還流(EGR)を行なうことが考えられ、例えば圧縮リ
ーンモード時には大量の排気ガスを還流させて、NOX
の低減を図るのである。
ード(燃料噴射モード)毎に応じた目標排気ガス還流量
が設定されており、運転モード切り換え時には、排気ガ
ス還流量が速やかに目標排気ガス還流量となるようにE
GRバルブの制御が行なわれる。
燃料噴射モード(運転モード)の切り換えの前後におい
てもEGRを作動させるような場合、切り換え後の燃料
噴射モードに応じて目標排気ガス還流量を一気に切り換
えてしまうと、燃料噴射モード時にエンジンの出力トル
クが一時的に低下してしまう場合がある。
は、エンジンのトルク変動を抑制するために、エアバイ
パスバルブ(ABV)による空気量制御や燃料噴射弁
(インジェクタ)による燃料噴射量制御により目標空燃
比A/Fの変更等を行なっているが、EGR作動時の燃
料噴射モード切り換え直後においては、切り換え前の排
気ガス(EGRガス)が残留してしまう。具体的には、
燃料噴射モードの切り換え前の目標排気ガス還流量の方
が切り換え後の目標排気ガス還流量よりも多い場合、燃
料噴射モード切り換え直後には切り換え前のEGRガス
が排気ガス還流通路内や吸気通路内に残留するので、要
求される排気ガス還流量よりも多量のEGRガスが燃焼
室に供給されてしまい、エンジンの出力トルクが一時的
に低下してしまうのである。
たもので、燃料噴射モード切り換え直後の残留排気ガス
(残留EGRガス)によるエンジンの出力トルクの低下
を防止できるようにした、内燃機関の出力制御装置を提
供することを目的とする。
の本発明の内燃機関の出力制御装置は、異なる目標空燃
比に基づいて設定される複数の燃料噴射モードを切り換
え可能な内燃機関において、排気ガスの一部を吸気に還
流する排気ガス還流装置と、各燃料噴射モード毎に異な
る目標排気ガス還流量を設定する目標排気ガス還流量設
定手段と、該内燃機関の出力を増大させる出力増大手段
とをそなえ、該燃料噴射モードが、空燃比の大きい第1
の燃料噴射モードから、該第1の燃料噴射モードよりも
空燃比の小さい第2の燃料噴射モードに切り換えられる
と、該目標排気ガス還流量設定手段により該目標排気ガ
ス還流量が減少するように設定されるとともに、該出力
増大手段が一時的に内燃機関の出力を増大させるように
構成され、該出力増大手段が、目標空燃比を該燃料噴射
モード切り換え後の空燃比よりも過濃側に補正する空燃
比補正手段として構成されていることを特徴としてい
る。
出力制御装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、該
空燃比補正手段により該内燃機関の出力を増大させると
きは、該燃料噴射モードの切り換えと同時に目標空燃比
を該燃料噴射モード切り換え後の空燃比よりも所定量濃
化側に補正し、その後、徐々に補正量を減少させること
を特徴としている。また、請求項3記載の本発明の内燃
機関の出力制御装置は、異なる目標空燃比に基づいて設
定される複数の燃料噴射モードを切り換え可能な内燃機
関において、排気ガスの一部を吸気に還流する排気ガス
還流装置と、各燃料噴射モード毎に異なる目標排気ガス
還流量を設定する目標排気ガス還流量設定手段と、該内
燃機関の出力を増大させる出力増大手段とをそなえ、該
燃料噴射モードが、空燃比の大きい第1の燃料噴射モー
ドから、該第1の燃料噴射モードよりも空燃比の小さい
第2の燃料噴射モードに切り換えられると、該目標排気
ガス還流量設定手段により該目標排気ガス還流量が減少
するように設定されるとともに、該出力増大手段が一時
的に内燃機関の出力を増大させるように構成され、該出
力増大手段が、燃焼室に供給される空気量が多くなるよ
うに目標空気量を補正する空気量補正手段として構成さ
れていることを特徴としている。
出力制御装置は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記
載の構成に加えて、該出力増大手段が、更に燃焼室に設
けられた点火プラグの点火時期を補正する点火時期補正
手段を含んで構成されていることを特徴としている。 ま
た、請求項5記載の本発明の内燃機関の出力制御装置
は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成に加
えて、該出力増大手段が、該排気ガス還流装置により還
流される該排気ガスの残留状態に応じて作動することを
特徴としている。
施形態としての内燃機関の出力制御装置について説明す
ると、本装置は、図2に示すような筒内噴射エンジンに
設けられている。まず、本装置を有する筒内噴射エンジ
ンの構成について、図2を参照しながら説明すると、図
2において、1はエンジン本体、2は吸気通路、3はス
ロットル弁設置部分、4はエアクリーナ、5はバイパス
通路(第2バイパス通路)、6は第2バイパス通路5内
を流通する空気量を調整しうる第2エアバイパスバルブ
(#2ABV)である。吸気通路2は、上流側から吸気
管7,サージタンク8,吸気マニホールド9の順で接続
された構成になっており、バイパス通路5はサージタン
ク8の上流側に設けられている。第2エアバイパスバル
ブ6は、ステッパモータで所要の開度に駆動されるよう
になっているが、この第2エアバイパスバルブ6は、電
磁弁によるデューティ制御を用いて開度調整を行なうよ
うにしてもよい。
ール機能をそなえたものであり、第1バイパス通路13
と第1エアバイパスバルブ(#1ABV)14とからな
り、第1エアバイパスバルブ14は図示しないステッパ
モータで駆動されるようになっている。また、15はス
ロットルバルブであり、第1バイパス通路13及び第2
バイパス通路5は、吸気通路2のスロットルバルブ15
の装着部分をバイパスするようにしてそれぞれの上流端
及び下流端を吸気通路2に接続されている。
2エアバイパスバルブ6,の各開閉制御は、制御手段と
しての電子制御装置(ECU)16を通じて行なわれる
ようになっている。また、17は排気通路、18は燃焼
室であり、吸気通路2及び排気通路17の燃焼室18へ
の開口部、即ち吸気ポート2A及び排気ポート17Aに
は、吸気弁19及び排気弁20が装備されている。
タ)であり、本エンジンでは、このインジェクタ21が
燃焼室18へ直接燃料噴射するように配設されている。
さらに、22は燃料タンク、23A〜23Eは燃料供給
路、24は低圧燃料ポンプ、25は高圧燃料ポンプ、2
6は低圧レギュレータ、27は高圧レギュレータ、28
はデリバリパイプであり、燃料タンク22内の燃料を低
圧燃料ポンプ24で駆動して更に高圧燃料ポンプ25で
加圧して所定の高圧状態で燃料供給路23A,23B,
デリバリパイプ28を通じてインジェクタ21へ供給す
るようになっている。この際、低圧燃料ポンプ24から
吐出された燃料圧力は低圧レギュレータ26で調圧さ
れ、高圧燃料ポンプ25で加圧されてデリバリパイプ2
8に導かれる燃料圧力は高圧レギュレータ27で調圧さ
れるようになっている。
の排出ガス(排気ガス)を吸気通路2内に還流させる排
気ガス還流通路(EGR通路)、30はEGR通路29
を通じて吸気通路2内に還流する排気ガスの還流量を調
整する排気ガス量調整手段としてのステッパモータ式の
バルブ(EGRバルブ)であり、31はブローバイガス
を還元する流路であり、32はクランク室積極換気用の
通路、33はクランク室積極換気用のバルブであり、3
4はキャニスタであり、35は排気ガス浄化用触媒(こ
こでは、三元触媒)である。
ルブ30とから排気ガス還流装置(EGR装置)200
が構成されている。ところで、ECU16では、図2に
示すように、第1エアバイパスバルブ14,第2エアバ
イパスバルブ6の開閉制御又は開度制御を行なうほか、
インジェクタ21や図示しない点火プラグのための点火
コイルやEGRバルブ30の制御や高圧レギュレータ2
7による燃圧制御も行なうようになっている。これらの
制御のために、図2に示すように、エアフローセンサ4
4,吸気温度センサ36,スロットル開度を検出するス
ロットルポジションセンサ(TPS)37,アイドルス
イッチ38,エアコンスイッチ(図示略),変速ポジシ
ョンセンサ(図示略),車速センサ(図示略),パワー
ステアリングの作動状態を検出するパワステスイッチ
(図示略),スタータスイッチ(図示略),第1気筒検
出センサ40,クランク角センサ41,エンジンの冷却
水温を検出する水温センサ42,排気ガス中の酸素濃度
を検出するO2 センサ43等が設けられ、ECU16に
接続されている。なお、クランク角センサ41に基づい
てエンジン回転数を算出でき、例えばECU16内にこ
のようなエンジン回転数演算機能がそなえられている。
そこで、このクランク角センサ41とエンジン回転数演
算機能とからエンジン回転数センサが構成されるが、こ
こではクランク角センサ41についても便宜上エンジン
回転数センサとよぶ。
ットルポジションセンサ(TPS)37及びエンジン回
転数センサ41により、エンジンの運転状態を検出する
運転状態検出手段101が構成されている。ここで、E
CU16を通じたエンジンに関する制御内容について、
図3の制御ブロック図に基づいて説明する。
料を噴射することで成立しうる予混合燃焼と、燃焼室1
8内に臨んだ図示しない点火プラグの周囲に噴射燃料を
偏在させることで成立しうる層状リーン燃焼とを運転状
態に応じて切り換えるエンジンである。そして、本エン
ジンは、エンジンの運転モード(燃料噴射モード)とし
て、圧縮行程で燃料噴射を行なって層状リーン燃焼を行
なう後期リーン燃焼運転モード(後期リーンモード)
と、吸気行程で燃料噴射を行なって予混合燃焼を行なう
前期リーン燃焼運転モード(前期リーンモード),スト
イキオフィードバック運転燃焼運転モード(ストイキオ
運転モード),オープンループ燃焼運転モード(ストイ
キオ運転モード又はエンリッチ運転モード)の4モード
が設けられている。なお、各モードにおいて、EGRを
作動させる場合とEGRを停止させる場合とが設定され
ており、エンジンの運転状態や車両の走行状態等に応じ
てこれらのモードの何れかが選択され、燃料の供給制御
が行なわれる。
には、運転状態検出手段101から検出されるエンジン
の運転状態、具体的にはエンジンの負荷状態Peとエン
ジンの機関回転数Neとが入力されるようになってお
り、ECU16では、入力されたエンジンの運転状態
(ここでは、Pe,Ne)に応じて、運転モード選択手
段300により上述のような各運転モードを選択するよ
うになっている。ECU16では、さらに、この選択し
た運転モードに基づいてやはりエンジンの運転状態(P
e,Ne)に応じて空燃比を設定して、この設定した空
燃比に基づいて各気筒毎に設けられた燃料噴射弁21に
よる燃料供給を制御する。
ン負荷Peに対して、図4に示すような領域傾向で、エ
ンリッチ運転モード,ストイキオ運転モード,前期リー
ンモード,後期リーンモードが設定される。さて、上述
のモードのうち、後期リーンモードは、最も希薄な燃焼
(空燃比が30〜40程度)を実現できるが、このモー
ドでは、燃料噴射を圧縮行程後期のように極めて点火時
期に近い段階で行ない、しかも燃料を点火プラグの近傍
に集めて部分的にはリッチにし全体的にはリーンとしな
がら着火性,燃焼安定性を確保しつつ節約運転を行なう
ようにしている。
比が20〜24程度)を実現できるが、このモードで
は、燃料噴射を後期リーンモードよりも前の吸気行程に
行ない、燃料を燃焼室内に拡散させて全体空燃比をリー
ンにしながら着火性,燃焼安定性を確保しつつある程度
の出力を確保するようにして、節約運転を行なうように
している。
力に基づいて、空燃比をストイキオ又はストイキオ近傍
の状態に維持しながら十分なエンジン出力を効率よく得
られるようにしている。また、オープンループ燃焼運転
モードでは、加速時や発進時等に十分な出力が得られる
ように、オープンループ制御によりストイキオ又はこれ
よりもリッチな空燃比での燃焼を行なう。
明すると、ECU16にはエンジン運転状態に応じて要
求空気量を設定する機能がそなえられ、設定した要求空
気量に応じて各バルブ6,14の開度制御が行なわれ
る。具体的には、図3に示すように、まず、スロットル
センサで検出されたスロットル開度θth又は図示しない
アクセル開度センサからのアクセル開度情報とクランク
角センサからの検出情報に基づいたエンジン回転速度N
eとから、マップに基づいて目標エンジン負荷(目標P
e)を設定する(ブロックB1)。
いてエアコンディショナがオンであればエンジン回転速
度Neからマップに基づいてエアコン対応補正量ΔPe
acを設定し(ブロックB2)、パワステスイッチからの
情報に基づいてパワーステアリングがオンであればエン
ジン回転速度Neからマップに基づいてパワステ対応補
正量ΔPepsを設定し(ブロックB3)、インヒビタス
イッチからの情報に基づいて始動時にはエンジン回転速
度Neからマップに基づいてインヒビタ対応補正量ΔP
einh を設定する(ブロックB4)。
c,ΔPeps,ΔPeinh によって、目標Peを補正す
る。そして、この補正後目標PeをスイッチS1を通じ
て適宜フィルタリングし(ブロックB5)、このように
して得られた目標Peとエンジン回転速度Neとから、
マップに基づいて要求空気量(又は、目標吸入空気量)
Qに応じたバルブ開度に関する制御量Posを設定す
る。
ロックB7に示すように複数のマップからエンジンの運
転状態に応じたものを選択して用いられ、スイッチS
2,S3を通じて、エンジンの運転状態に応じて信号が
出力される。ここでは、エンジンの運転状態として、最
も希薄燃焼となる後期リーンモードと、これに次いだ希
薄燃焼となる前期リーンモードと、ストイキオ運転モー
ドの内のEGR作動中との3モードに関してマップが設
けられ、これらのモードの場合にのみ要求空気量を設定
する。
状態が成立した場合には、ブロックB8に示すようにエ
ンジン回転数のフィードバックに基づいた要求空気量
(又は、目標吸入空気量)#1ABVQの制御量#1A
BVPos(この場合には、第1エアバイパスバルブを
主体とした目標開度となる)を設定する。上述のブロッ
クB7,B8を通じた要求空気量Q,#1ABVQに対
応する量を設定する機能部分は、要求空気量設定手段
(図示略)に相当する。
#1ABVPosに応じて、第2エアバイパスバルブ6
の開度位置の設定又はデューティ比の設定(ブロックB
10)、第1エアバイパスバルブ14の開度位置の設定
(ブロックB11)が行なわれ、第1エアバイパスバル
ブ14,第2エアバイパスバルブ6が所要の状態に制御
される。
1,点火コイル,EGRの各制御について説明する。イ
ンジェクタ21の駆動のためには、インジェクタ21の
噴射開始時期と噴射終了時期とを設定する必要がある
が、ここでは、インジェクタ駆動時間Tinj とインジェ
クタ21の噴射終了時期とを設定して、これに基づい
て、インジェクタ21の噴射開始時期を逆算しながら、
インジェクタ21の駆動のタイミングを決定している。
これらの設定は、ECU16でエンジン運転状態に応じ
て行なわれる。
まず、フィルタリング処理(ブロックB6)された補正
後目標Peとエンジン回転速度Neとから、マップに基
づいて空燃比A/Fを設定する(ブロックB12)。こ
の場合の設定マップも、後期リーンモードでEGR作動
中と、後期リーンモードでEGR停止中と、前期リーン
モードと、オープンループモードとの4モードに関して
設けられており、エンジンの運転状態に応じたものを選
択して用いられる。
ロセンサで検出された吸気量Qpbとから、インジェクタ
駆動時間Tinj を算出する(ブロックB13)。そし
て、このインジェクタ駆動時間Tinj に、気筒別インジ
ェクタ不均率補正(ブロックB14)及び気筒別デッド
タイム補正(ブロックB15)を施す。一方、目標Pe
とエンジン回転速度Neとから減速時用噴射時間TDEC
を算出して(ブロックB16)、減速時で且つ後期リー
ン運転時には、スイッチS5を通じて、ブロックB13
で得られたインジェクタ駆動時間Tinj とこの減速時用
噴射時間TDEC とのうちの小さいほうを選択して(ブロ
ックB17)、これをインジェクタ駆動時間に決定す
る。
も、フィルタリング処理(ブロックB6)された補正後
目標Peとエンジン回転速度Neとから、マップに基づ
いて噴射終了時期を設定する(ブロックB18)。この
場合の設定マップも、後期リーンモードでEGR作動中
と、後期リーンモードでEGR停止中と、前期リーンモ
ードと、オープンループ運転又はストイキオフィードバ
ック運転のモードとの4モードに関して設けられてお
り、エンジンの運転状態に応じたものを選択して用いら
れる。
ンモードの場合には水温補正を施して噴射終了時期を得
るようにしている。このようにして得られたインジェク
タ駆動時間Tinj 及び噴射終了時期に基づいて、インジ
ェクタ21の駆動を行なう。また、点火コイルによる点
火プラグの点火時期についても、フィルタリング処理
(ブロックB6)された補正後目標Peとエンジン回転
速度Neとから、マップに基づいて点火時期を設定する
(ブロックB20)。この場合の設定マップは、後期リ
ーンモードでEGR作動中と、後期リーンモードでEG
R停止中と、前期リーンモードと、ストイキオフィード
バック運転でEGR作動中と、オープンループ運転又は
ストイキオフィードバック運転でEGR停止中の5モー
ドに関して設けられている。こうして得られた点火時期
に各種リタード補正を施して(ブロックB21)、これ
に基づいて点火コイルの制御を行なう。
ルタリング処理(ブロックB6)された補正後目標Pe
とエンジン回転速度Neとから、マップに基づいてEG
Rの流量を設定する(ブロックB22)。この場合の設
定マップは、Dレンジでの後期リーンモードと、Nレン
ジでの後期リーンモードと、Dレンジでのストイキオフ
ィードバック運転モードと、Nレンジでのストイキオフ
ィードバック運転モードとの4モードに関して設けられ
ている。
(ブロックB23)を施して、開度に応じた制御量(デ
ューティ比)を設定して(ブロックB24)、EGRの
流量制御を行なう。そして、これらのブロックB22,
ブロックB23及びブロックB24から目標排気ガス還
流量設定手段100が構成されている。なお、水温補正
(ブロックB23)に関しても、エンジンの運転状態
(ここでは、後期リーンモードとストイキオフィードバ
ック運転モードとの2モード)に応じたマップが用いら
れている。
すブロック図を用いて説明すると、本装置は、運転モー
ド(即ち、燃料噴射モード)切り換え直後の残留排気ガ
ス(残留EGRガス)によるエンジンの出力トルクの低
下を防止するものであって、このため、本装置には、運
転モード選択手段300により運転モードが切り換えら
れた時に目標排気ガス還流量設定手段100で設定され
る目標排気ガス還流量が減少する場合、一時的に内燃機
関の出力を増大させるための出力増大手段400が設け
られている。
エンジンの空燃比を補正する空燃比補正手段401とし
て構成され、例えばEGR装置200の作動中に、運転
モード選択手段300により運転モードが後期リーンモ
ード(第1の燃料噴射モード)から前期リーンモード
(第2の燃料噴射モード)に切り換えられると、空燃比
A/Fを前期リーンモードで要求される目標空燃比A/
Fよりも一時的にリッチ側に補正して、エンジンの出力
トルク低下を防止するようになっているのである。
理由によるものである。すなわち、本エンジンでは、通
常は、後期リーンモード運転時にはEGR装置200を
作動させて比較的多量の排気ガスを還流させ、一方、前
期リーンモード運転時にはEGR装置200を作動させ
ないため、後期リーンモードから前期リーンモードへの
切り換え直後には、後期リーンモードで要求された排気
ガス(EGRガス)がEGR通路29内やサージタンク
8内に残留してしまい、前期リーンモードに切り換わっ
ているにもかかわらず、上述の運転モード切り換え直後
には多量の残留排気ガス(残留EGRガス)が燃焼室1
8に供給されてエンジンの出力トルクが一時的に低下し
てしまうことが考えられるのである。
ジンのトルク変動を抑制するために、第2エアバイパス
バルブ(#2ABV)6による空気量制御やインジェク
タ21による燃料噴射量制御により目標空燃比A/Fの
変更等を行なっているが、このような通常の目標空燃比
A/Fの変更のみでは、上述のような残留EGRガスの
影響による出力トルクの低下を完全になくすことはでき
なかった。
出力増大手段400としての空燃比補正手段401を設
け、上述のような運転モード切り換え時には、この空燃
比補正手段401により、一時的に空燃比A/Fを要求
される目標空燃比A/Fよりも一時的にリッチ側に補正
して、エンジンの出力トルク低下を防止するようになっ
ているのである。
図5を用いて説明すると、図5(a)に示すように、運
転モードを切り換える場合、運転モード切り換え時より
も所定時間前に運転モードの切り換え判定が行なわれ
る。そして、この切り換え判定において、運転モードを
切り換えるための条件が成立していると判定された場
合、インジェクタ21の燃料噴射タイミング等の各種の
運転パラメータが変更され、運転モードの切り換えが行
なわれる。
ついて、図5(f)を用いて説明すると、後期リーンモ
ードから前期リーンモードへの運転モードの切り換え条
件が成立すると、この切り換え判定時から一定の割合で
徐々に目標空燃比A/Fをリッチ化するようになってい
る。そして、運転モードの切り換えと同時に空燃比A/
Fを所定量αだけリッチ側に一気に補正し、その後、徐
々に補正量を減少させるようになっている。ここで、上
記の所定量αは、ストイキオ運転モード若しくはオープ
ンループ運転モードへの切り換え時と比較して大きい補
正量である。また、前期リーンモードで要求される目標
空燃比A/Fよりもさらに空燃比がβだけリッチとなる
ような補正量としてもよい。そして、その後、前期リー
ンモードで要求される目標空燃比A/Fとなるように、
一定の割合で徐々に空燃比A/Fを補正するようになっ
ているのである。これにより、運転モードの切り換え直
後にエンジンの出力トルクが一時的に増加するのであ
る。
は、図5(d)に示すように、目標空燃比A/Fの変更
にともなって徐々に減少して、運転モード切り換え後
に、前期リーンモード運転で要求される空気量となる。
なお、図5(f)の一点鎖線は、運転モードの切り換え
時におけるエンジンのトルク変動を抑制するべく実行さ
れる通常の目標空燃比A/Fの制御を示すものである。
つまり、通常の切り換え時の目標空燃比A/Fの制御で
は、エンジン出力の変動を低減するために運転モード切
り換え前後で極力目標A/Fを同一にすることが好まし
いが、EGRの残留が生じると上記のような制御では出
力段差が生じて、ショックが発生し、ドライバビリティ
が悪化するおそれがある。
ルブ30は、後期リーンモードから前期リーンモードへ
の運転モードの切り換え判定が行なわれると、全閉状態
となるように切り換え制御が行なわれる。このとき、E
GRバルブ30には作動遅れがあるので、図5(c)に
示すように、EGRバルブ30は切り換え判定と同時に
は全閉とはならず、多少の時間遅れをともなって全閉状
態となる。
スの還流割合(実EGR率)は、図5(b)に示すよう
に、徐々に低下していくが、EGRバルブ30の作動遅
れの分だけ、運転モード切り換え直後は多少のEGRガ
スが残留することになる。このとき、サージタンク8内
のEGRガスは吸気と完全に混合している状態であり、
吸気行程毎に新たにサージタンク8内導入される吸入空
気に応じてEGR率が徐々に低下することになる。
Rガスが残留した場合、図5(f)の一点鎖線で示すよ
うな通常の空燃比A/Fの制御を行なうと、前期リーン
モードへの切り換え直後に残留したEGRガスの影響に
より、図5(e)の一点鎖線で示すように、エンジンの
出力トルクが一時的に低下してしまうことが考えられる
が、本装置によれば、上述したように目標空燃比A/F
の補正を行なうことで、エンジンの出力トルクを一時的
に増加させているので、このような出力トルクの増加
と、残留EGRガスによる出力トルクの低下とが相殺さ
れて、結果的には、図5(e)の実線に示すように、エ
ンジンのトルク低下を生じることなく運転モードの切り
換えを行なうことができるのである。
のような空燃比補正手段401に限定されるものではな
く、燃焼室18に供給される空気量を補正する空気量補
正手段として構成してもよい。すなわち、出力増大手段
400を空気量補正手段として構成する場合は、燃焼室
に供給される空気量が多くなるように補正を行なうこと
で出力を増加させればよい。
比補正手段401及び空気量補正手段のうちの少なくと
もいずれか1つをそなえて構成すればよく、例えば、こ
れら2つの補正手段を組み合わせて構成してもよい。ま
た、これらの補正手段に加えて、燃焼室18に設けられ
た点火プラグの点火時期を進角させることで出力を増加
させる点火時期補正手段を設けていもよい。本発明の一
実施形態としての内燃機関の出力制御装置は、上述のよ
うに構成されているので、運転モードが後期リーンモー
ドから前期リーンモードへ切り換えられる時は、例えば
図6に示すようなフローチャートにしたがって空燃比A
/Fの補正が行なわれ、エンジンの出力が制御される。
在後期リーンモードで運転中か否かが判定され、後期リ
ーンモードでなければリターンする。また、現在後期リ
ーンモードで運転中であれば、ステップS2に進んで、
前期リーンモードへの切り換え条件が成立したか否かを
判定する。そして、前期リーンモードへの切り換え条件
が成立していなければリターンし、成立していればステ
ップS3に進んで、各種の運転パラメータを前期リーン
モードに切り換える。
0の開度を全閉にすることでEGR装置200の作動を
停止させる。その後、ステップS5に進んで、燃料噴射
タイミングが吸気行程か否かを判定する。ここで、吸気
行程に燃料噴射が行なわれていなければ、運転モードが
後期リーンモードから前期リーンモードへ切り換わって
いないので、ステップS3に戻り、ステップS5で吸気
行程での燃料噴射が判定されるまでステップS3〜ステ
ップS5の処理を繰り返す。
燃料噴射が行なわれたことが判定されると、ステップS
6に進んでタイマを作動させて所定時間Tのカウントダ
ウンを開始するとともに、ステップS7で空燃比A/F
を所定量αだけリッチ側に補正する。その後、ステップ
S8において、タイマのカウントTが0になったかを判
定し、T≠0であればステップS7に戻り空燃比A/F
のリッチ化を継続する。そして、タイマのカウントがT
=0になるまで、ステップS7,ステップS8の処理を
繰り返す。このとき、空燃比A/Fの補正量は、上記所
定量αと前期リーンモードで要求される空燃比A/Fと
の差βに、タイマのカウントダウン値t/タイマ設定値
Tを乗じた値、即ちβ・(t/T)に設定され、これに
より、徐々に空燃比A/Fの補正量が低減するのであ
る。
Tが0になったことが判定されると、空燃比A/Fの補
正量が0となり、ステップS9に進んで、空燃比A/F
のリッチ化の補正を終了し、リターンするのである。そ
して、このような制御を行なうことで、残留EGRガス
に起因する運転モード切り換え直後のエンジントルクの
低下を防止することができ、運転モード切り換え時のド
ライバビリティが向上するという利点がある。
手段として構成した場合は、上記ステップS7で、点火
プラグの点火時期を所定量進角させることで補正を行な
うようにすればよい。この場合、単に点火時期を進角さ
せるだけでは、エンジンにノッキングが生じることが考
えられるが、もともとEGR装置200を作動させて排
気ガスの還流を行なっている場合はノッキングしにくい
ので、上述のように点火時期を進角させても、残留EG
Rガスが作用してノッキングが生じるおそれが少ない。
そして、このような点火時期の補正を行なうことでも、
上述と同様に、残留EGRガスに起因する運転モード切
り換え直後のエンジントルクの低下を防止することがで
き、運転モード切り換え時のドライバビリティが向上す
るという利点がある。
段として構成した場合は、上記ステップS7で、燃焼室
18に供給される空気量を所定量増大させることで補正
を行なうようにすればよい。この場合、運転モードの切
り換えにかかる時間が多少長くなることが考えられるも
のの、やはり上述と同様に、残留EGRガスに起因する
運転モード切り換え直後のエンジントルクの低下を防止
することができ、運転モード切り換え時のドライバビリ
ティが向上するという利点がある。
補正手段401,点火時期補正手段,空気量補正手段を
組み合わせて構成した場合も、上述と同様の効果を得る
ことがてきる。なお、本実施形態では、後期リーンモー
ドから前期リーンモードへの切り換え時について説明し
ているが、本装置はこのような運転モードの切り換え時
にのみ適用されるものではなく、運転モードの切り換え
前の目標EGR量よりも切り換え後の目標EGR量の方
が少なく設定される場合、例えば、後期リーンモードか
らストイキオ運転モードへの切り換え時においても適用
することができる。
いては、各エンジン毎にそれぞれ設定されるものであ
る。
の出力制御装置によれば、出力増大手段としての空燃比
補正手段により目標空燃比を燃料噴射モード切り換え後
の空燃比よりも過濃側に補正することで一時的に内燃機
関の出力を増大させるという簡素な構成で、燃料噴射モ
ード切り換え前の還流排気ガスが残留していしても、こ
の残留排気ガスの影響による運転モード切り換え直後の
エンジントルクの低下を防止することができ、運転モー
ド切り換え時のドライバビリティが向上するという利点
がある。また、出力増大手段としての空気量補正手段に
より燃焼室に供給される空気量が多くなるように目標空
気量を補正することで一時的に内燃機関の出力を増大さ
せるように構成した場合にも、上述と同様に、燃料噴射
モード切り換え前の還流排気ガスが残留していても、こ
の残留排気ガスの影響による運転モード切り換え直後の
エンジントルクの低下を防止することができ、運転モー
ド切り換え時のドライバビリティが向上するという利点
がある。
ルク低下を防止するために新たな部品を追加することも
ないので、低コストで本装置を実現できるとともに、重
量の増加もほとんどないという利点がある。
御装置における要部機能に着目した機能ブロック図であ
る。
御装置を有する内燃機関の全体構成を示す模式図であ
る。
御装置を有する内燃機関の機能ブロック図である。
御装置を有する内燃機関の運転モードについて説明する
図である。
御装置の燃料噴射モード切り換え時における動作を説明
するための図である。
御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 異なる目標空燃比に基づいて設定される
複数の燃料噴射モードを切り換え可能な内燃機関におい
て、 排気ガスの一部を吸気に還流する排気ガス還流装置と、 各燃料噴射モード毎に異なる目標排気ガス還流量を設定
する目標排気ガス還流量設定手段と、 該内燃機関の出力を増大させる出力増大手段とをそな
え、該燃料噴射モードが、空燃比の大きい第1の燃料噴射モ
ードから、該第1の燃料噴射モードよりも空燃比の小さ
い第2の燃料噴射モードに切り換えられると、該目標排
気ガス還流量設定手段により該目標排気ガス還流量が減
少するように設定されるとともに、 該出力増大手段が一
時的に内燃機関の出力を増大させるように構成され、 該出力増大手段が、目標空燃比を該燃料噴射モード切り
換え後の空燃比よりも過濃側に補正する空燃比補正手段
として構成され ていることを特徴とする、内燃機関の出
力制御装置。 - 【請求項2】 該空燃比補正手段により該内燃機関の出
力を増大させるときは、該燃料噴射モードの切り換えと
同時に目標空燃比を該燃料噴射モード切り換え後の空燃
比よりも所定量濃化側に補正し、その後、徐々に補正量
を減少させることを特徴とする、請求項1記載の内燃機
関の出力制御装置。 - 【請求項3】 異なる目標空燃比に基づいて設定される
複数の燃料噴射モードを切り換え可能な内燃機関におい
て、 排気ガスの一部を吸気に還流する排気ガス還流装置と、 各燃料噴射モード毎に異なる目標排気ガス還流量を設定
する目標排気ガス還流量設定手段と、 該内燃機関の出力を増大させる出力増大手段とをそな
え、 該燃料噴射モードが、空燃比の大きい第1の燃料噴射モ
ードから、該第1の燃料噴射モードよりも空燃比の小さ
い第2の燃料噴射モードに切り換えられると、該目標排
気ガス還流量設定手段により該目標排気ガス還流量が減
少するように設定されるとともに、該出力増大手段が一
時的に内燃機関の出力を増大させるよう に構成され、 該出力増大手段が、燃焼室に供給される空気量が多くな
るように目標空気量を補正する空気量補正手段として構
成されていることを特徴とする、内燃機関の出力制御装
置。 - 【請求項4】 該出力増大手段が、更に燃焼室に設けら
れた点火プラグの点火時期を補正する点火時期補正手段
を含んで構成されていることを特徴とする、請求項1〜
3のいずれか1項に記載の内燃機関の出力制御装置。 - 【請求項5】 該出力増大手段が、該排気ガス還流装置
により還流される該排気ガスの残留状態に応じて作動す
ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記
載の内燃機関の出力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22721796A JP3206447B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 内燃機関の出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22721796A JP3206447B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 内燃機関の出力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1068344A JPH1068344A (ja) | 1998-03-10 |
JP3206447B2 true JP3206447B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=16857339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22721796A Expired - Lifetime JP3206447B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 内燃機関の出力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3206447B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5936469B2 (ja) | 2012-07-17 | 2016-06-22 | 愛三工業株式会社 | エンジンの制御装置 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP22721796A patent/JP3206447B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1068344A (ja) | 1998-03-10 |
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