JP3314689B2 - 歯車試験装置 - Google Patents
歯車試験装置Info
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- JP3314689B2 JP3314689B2 JP27426597A JP27426597A JP3314689B2 JP 3314689 B2 JP3314689 B2 JP 3314689B2 JP 27426597 A JP27426597 A JP 27426597A JP 27426597 A JP27426597 A JP 27426597A JP 3314689 B2 JP3314689 B2 JP 3314689B2
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- test
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歯車試験装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大型の歯車試験装置としては、1
セットの直列につながれた歯車を大型の電動機で駆動
し、負荷装置としてパウダーブレーキを使用するものが
ある。
セットの直列につながれた歯車を大型の電動機で駆動
し、負荷装置としてパウダーブレーキを使用するものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多くの歯車
を直列につないで同時に試験すると、後段の歯車にかか
るトルクが減少する。
を直列につないで同時に試験すると、後段の歯車にかか
るトルクが減少する。
【0004】そのため、上記従来の歯車試験装置では、
複数セットの歯車を同時に同じ負荷条件で試験できなく
て、複数セットの歯車の試験データの収集に時間がかか
るという問題があった。
複数セットの歯車を同時に同じ負荷条件で試験できなく
て、複数セットの歯車の試験データの収集に時間がかか
るという問題があった。
【0005】また、上記従来の歯車試験装置では、負荷
装置としてパウダーブレーキを使用して動力を消費して
いるため、大型の電動機を必要として、動力費や設備費
が大きくなるという問題があった。
装置としてパウダーブレーキを使用して動力を消費して
いるため、大型の電動機を必要として、動力費や設備費
が大きくなるという問題があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、複数の歯車を
同時に同じ負荷条件で試験できて、データの収集に時間
がかからず、しかも、大型の電動機を必要としなくて、
動力費や設備費が低減できる歯車試験装置を提供するこ
とにある。
同時に同じ負荷条件で試験できて、データの収集に時間
がかからず、しかも、大型の電動機を必要としなくて、
動力費や設備費が低減できる歯車試験装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の歯車試験装置は、電動機と、第1
供試歯車を有する第1供試部と、減速機と、第2供試歯
車を有する第2供試部と、負荷装置とを順次直列に接続
してなることを特徴としている。
め、請求項1の発明の歯車試験装置は、電動機と、第1
供試歯車を有する第1供試部と、減速機と、第2供試歯
車を有する第2供試部と、負荷装置とを順次直列に接続
してなることを特徴としている。
【0008】上記構成によれば、上記第1供試部で減少
したトルクは減速機で回復されて、この回復したトルク
で第2供試部の第2供試歯車が駆動される。したがっ
て、第1供試歯車と第2供試歯車とが同時に同じトルク
条件で試験される。したがって、複数の歯車のデータの
収集を早くすることができる。
したトルクは減速機で回復されて、この回復したトルク
で第2供試部の第2供試歯車が駆動される。したがっ
て、第1供試歯車と第2供試歯車とが同時に同じトルク
条件で試験される。したがって、複数の歯車のデータの
収集を早くすることができる。
【0009】請求項2の発明の歯車試験装置は、電動機
と、第1供試歯車を有する第1供試部と、減速機と、第
2供試歯車を有する第2供試部と、油圧ポンプと油圧モ
ータとを有する動力回収と負荷用のHSTとをループ状
に順次接続してなることを特徴としている。
と、第1供試歯車を有する第1供試部と、減速機と、第
2供試歯車を有する第2供試部と、油圧ポンプと油圧モ
ータとを有する動力回収と負荷用のHSTとをループ状
に順次接続してなることを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、上記第1供試部で減少
したトルクは減速機で回復されて、この回復したトルク
で第2供試部の第2供試歯車が駆動される。したがっ
て、第1供試歯車と第2供試歯車とが同時に略同じトル
ク条件で試験される。したがって、複数の歯車のデータ
の収集を早くすることができる。しかも、上記HSTは
負荷装置としての役目の他に、動力回収装置としての役
目もする。
したトルクは減速機で回復されて、この回復したトルク
で第2供試部の第2供試歯車が駆動される。したがっ
て、第1供試歯車と第2供試歯車とが同時に略同じトル
ク条件で試験される。したがって、複数の歯車のデータ
の収集を早くすることができる。しかも、上記HSTは
負荷装置としての役目の他に、動力回収装置としての役
目もする。
【0011】したがって、動力費や設備費が小さい小型
の電動機でもって、複数の歯車を同じ負荷条件で同時に
試験することができる。
の電動機でもって、複数の歯車を同じ負荷条件で同時に
試験することができる。
【0012】請求項3の発明の歯車試験装置は、請求項
1または2に記載の歯車試験装置において、上記減速機
の出力軸と入力軸とは平行であって、減速機本体から同
じ側に突出していることを特徴としている。
1または2に記載の歯車試験装置において、上記減速機
の出力軸と入力軸とは平行であって、減速機本体から同
じ側に突出していることを特徴としている。
【0013】上記構成によれば、上記減速機は動力の伝
達方向をU字状に転換することになる。
達方向をU字状に転換することになる。
【0014】したがって、歯車試験装置全体が長い一直
線状ではなくて、U字またはJ字状に配置されるから、
歯車試験装置がコンパクトになる。
線状ではなくて、U字またはJ字状に配置されるから、
歯車試験装置がコンパクトになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
態により詳細に説明する。
【0016】図1に示すように、この歯車試験装置は、
電動機1と第1供試部2と減速機3と第2供試部4とH
ST5とをループ状に接続して基台100に搭載してい
る。図2に示すように、上記電動機1の出力軸に継手1
1を介してトルク計12を接続し、このトルク計12に
継手13を介して第1供試部2の入力軸21を接続して
いる。このトルク計12で第1供試部2のギアにかかる
トルクを検出している。また、上記継手13に回転セン
サー15を対向させて、第1供試部2の入力軸21の回
転数を検出するようにしている。
電動機1と第1供試部2と減速機3と第2供試部4とH
ST5とをループ状に接続して基台100に搭載してい
る。図2に示すように、上記電動機1の出力軸に継手1
1を介してトルク計12を接続し、このトルク計12に
継手13を介して第1供試部2の入力軸21を接続して
いる。このトルク計12で第1供試部2のギアにかかる
トルクを検出している。また、上記継手13に回転セン
サー15を対向させて、第1供試部2の入力軸21の回
転数を検出するようにしている。
【0017】上記第1供試部2は、入力軸21に固定し
たサンギア22と、遊星歯車23と、カップリングイン
ターナルギア24と、遊星歯車25と、サンギア26と
からなるユニット2aを備え、さらに、このユニット2
aと同じ二つのユニット2b,2cを備えている。これ
らの三つのユニット2a,2b,2cの間を連結軸2
7,29で互いに連結している。上記ユニット2a,2
b,2cは夫々サンギアと遊星歯車を2セットもってい
る。したがって、上記第1供試部2は計6セットの供試
ギアを有することになる。
たサンギア22と、遊星歯車23と、カップリングイン
ターナルギア24と、遊星歯車25と、サンギア26と
からなるユニット2aを備え、さらに、このユニット2
aと同じ二つのユニット2b,2cを備えている。これ
らの三つのユニット2a,2b,2cの間を連結軸2
7,29で互いに連結している。上記ユニット2a,2
b,2cは夫々サンギアと遊星歯車を2セットもってい
る。したがって、上記第1供試部2は計6セットの供試
ギアを有することになる。
【0018】上記第1供試部2の出力軸28には継手3
1を介してトルク計32を接続し、このトルク計32に
継手33を介して減速機3の入力軸31を接続してい
る。この減速機3の入力軸31と出力軸35とは互いに
平行であって、その本体から同じ側に突出している。つ
まり、この減速機3は出力方向を入力方向から180度
転換する機能を有する。また、上記減速機3は、互いに
噛合するギア62、63、64を有して、第1供試部2
で減少したトルクを回復する働きをする。
1を介してトルク計32を接続し、このトルク計32に
継手33を介して減速機3の入力軸31を接続してい
る。この減速機3の入力軸31と出力軸35とは互いに
平行であって、その本体から同じ側に突出している。つ
まり、この減速機3は出力方向を入力方向から180度
転換する機能を有する。また、上記減速機3は、互いに
噛合するギア62、63、64を有して、第1供試部2
で減少したトルクを回復する働きをする。
【0019】上記減速機3の出力軸35には、継手36
を介してトルク計37を接続し、さらに、このトルク計
37に継手38を介して第2供試部4の入力軸41を接
続している。したがって、この第2供試部4の入力軸4
1には、減速機3によるトルクの増大により、第1供試
部2と同等のトルクがかかることになる。この第2供試
部4は、第1供試部2と全く同じ構造をしていて、ユニ
ット4a,4b,4cを有する。
を介してトルク計37を接続し、さらに、このトルク計
37に継手38を介して第2供試部4の入力軸41を接
続している。したがって、この第2供試部4の入力軸4
1には、減速機3によるトルクの増大により、第1供試
部2と同等のトルクがかかることになる。この第2供試
部4は、第1供試部2と全く同じ構造をしていて、ユニ
ット4a,4b,4cを有する。
【0020】上記第2供試部4の出力軸42には、継手
43を介してトルク計46を接続している。このトルク
計46で第2供試部4のギアにかかるトルクを検出して
いる。
43を介してトルク計46を接続している。このトルク
計46で第2供試部4のギアにかかるトルクを検出して
いる。
【0021】また、上記継手42に対向して回転センサ
ー45を設けて、第2供試部4の出力軸42の回転数、
つまり、第2供試部4のギアの回転数を検出するように
している。
ー45を設けて、第2供試部4の出力軸42の回転数、
つまり、第2供試部4のギアの回転数を検出するように
している。
【0022】一方、上記HST5は斜板式可変容量形油
圧ポンプ51と固定容量形油圧モータ52とを配管系5
7(2本の配管からなり、油圧ポンプ51と油圧モータ
52をループ状に接続している。)で連結してなる。上
記油圧ポンプ51の入力軸53には、継手47を介して
トルク計46を接続している。したがって、このHST
5は第1供試部2と第2供試部4に対する負荷の役目を
する。また、上記油圧モータ52の出力軸54には、継
手55を介して電動機1の入力軸56を接続している。
したがって、このHST5は動力回収装置としても働
く。さらに、上記油圧ポンプ51の定格運転時(最高効
率時)の1回転あたりの吐出容量は、油圧モータ52の
1回転あたりの排出容量よりも大きくして、減速機3に
よって油圧ポンプ51の回転速度が遅くなっていても、
油圧モータ52の回転速度が油圧ポンプ51の回転速度
よりも速くなって、動力の回収に支障がないようにして
いる。
圧ポンプ51と固定容量形油圧モータ52とを配管系5
7(2本の配管からなり、油圧ポンプ51と油圧モータ
52をループ状に接続している。)で連結してなる。上
記油圧ポンプ51の入力軸53には、継手47を介して
トルク計46を接続している。したがって、このHST
5は第1供試部2と第2供試部4に対する負荷の役目を
する。また、上記油圧モータ52の出力軸54には、継
手55を介して電動機1の入力軸56を接続している。
したがって、このHST5は動力回収装置としても働
く。さらに、上記油圧ポンプ51の定格運転時(最高効
率時)の1回転あたりの吐出容量は、油圧モータ52の
1回転あたりの排出容量よりも大きくして、減速機3に
よって油圧ポンプ51の回転速度が遅くなっていても、
油圧モータ52の回転速度が油圧ポンプ51の回転速度
よりも速くなって、動力の回収に支障がないようにして
いる。
【0023】上記構成の歯車試験装置は次のように動作
する。
する。
【0024】まず、上記HST5の油圧ポンプ51の斜
板の傾きを0度に設定して、電動機1を無負荷状態で起
動する。それから、油圧ポンプ51の斜板の傾きを徐々
に増大して、その傾きに応じた負荷を第1供試部2と第
2供試部4のギアにかける。そして、第1供試部2と第
2供試部4のギアに所定の負荷がかかる状態で、上記斜
板の傾きを固定する。このとき、減速機3の入力軸の3
1のトルクよりも出力軸35のトルクが大きくなってい
るから、第1供試部2によるトルクの減少分が減速機3
で回復されたことになり、第1供試部2のギアと第2供
試部4のギアに同等のトルクがかかることになる。した
がって、第1供試部2と第2供試部4の複数セット(8
〜12セット)のギアを同じ負荷トルクで同時に試験し
て、同時にデータを収集することができる。したがっ
て、従来に較べて、統計処理データが数分の一の時間で
収集できる。
板の傾きを0度に設定して、電動機1を無負荷状態で起
動する。それから、油圧ポンプ51の斜板の傾きを徐々
に増大して、その傾きに応じた負荷を第1供試部2と第
2供試部4のギアにかける。そして、第1供試部2と第
2供試部4のギアに所定の負荷がかかる状態で、上記斜
板の傾きを固定する。このとき、減速機3の入力軸の3
1のトルクよりも出力軸35のトルクが大きくなってい
るから、第1供試部2によるトルクの減少分が減速機3
で回復されたことになり、第1供試部2のギアと第2供
試部4のギアに同等のトルクがかかることになる。した
がって、第1供試部2と第2供試部4の複数セット(8
〜12セット)のギアを同じ負荷トルクで同時に試験し
て、同時にデータを収集することができる。したがっ
て、従来に較べて、統計処理データが数分の一の時間で
収集できる。
【0025】上記第1供試部2のギアにかかる負荷は、
トルク計12,32で測定し、そのギアの回転数は回転
センサー15で測定する。また、上記第2供試部4のギ
アにかかる負荷は、トルク計37,46で測定し、その
ギアの回転数は回転センサー45で測定する。
トルク計12,32で測定し、そのギアの回転数は回転
センサー15で測定する。また、上記第2供試部4のギ
アにかかる負荷は、トルク計37,46で測定し、その
ギアの回転数は回転センサー45で測定する。
【0026】また、上記HST5は負荷装置として働く
他に、油圧ポンプ51により駆動される油圧モータ52
が電動機2を駆動するから、動力回収装置としても働
く。したがって、動力損失を少なくでき、かつ、電動機
1を小型化でき、設備費を低減できる。
他に、油圧ポンプ51により駆動される油圧モータ52
が電動機2を駆動するから、動力回収装置としても働
く。したがって、動力損失を少なくでき、かつ、電動機
1を小型化でき、設備費を低減できる。
【0027】また、上記減速機3の出力軸35と入力軸
31とは平行であって、減速機本体から同じ側に突出し
ている。したがって、この減速機3は動力の伝達方向を
U字状に転換することになる。したがって、この歯車試
験装置は全体が長い一直線状ではなくて、図1に示すよ
うに、J字状に配置されるから、コンパクトになる。上
記実施の形態では、減速機3は入力軸と出力軸が平行で
方向を180度転換するものであるが、入力軸と出力軸
が直交して90度方向を転換するものであってもよい。
また、第1供試部と第2供試部とのトルクは、試験条件
によっては同じでなくてもよく、要は、減速機でトルク
を回復すればよい。
31とは平行であって、減速機本体から同じ側に突出し
ている。したがって、この減速機3は動力の伝達方向を
U字状に転換することになる。したがって、この歯車試
験装置は全体が長い一直線状ではなくて、図1に示すよ
うに、J字状に配置されるから、コンパクトになる。上
記実施の形態では、減速機3は入力軸と出力軸が平行で
方向を180度転換するものであるが、入力軸と出力軸
が直交して90度方向を転換するものであってもよい。
また、第1供試部と第2供試部とのトルクは、試験条件
によっては同じでなくてもよく、要は、減速機でトルク
を回復すればよい。
【0028】また、上記実施の形態では、HST5に可
変容量形油圧ポンプ51を用いているが、固定容量形油
圧ポンプを用いてもよく、また、固定容量形油圧モータ
52に代えて可変容量形油圧モータを用いてもよい。ま
た、固定容量形油圧ポンプと固定容量形油圧モータとを
用い、HSTと電動機との間にクラッチを設けてもよ
い。
変容量形油圧ポンプ51を用いているが、固定容量形油
圧ポンプを用いてもよく、また、固定容量形油圧モータ
52に代えて可変容量形油圧モータを用いてもよい。ま
た、固定容量形油圧ポンプと固定容量形油圧モータとを
用い、HSTと電動機との間にクラッチを設けてもよ
い。
【0029】また、上記実施の形態では、第1供試部2
と第2供試部4は遊星歯車機構を有しているが、順次動
力が伝えられるならば、他の歯車機構であってもよい。
と第2供試部4は遊星歯車機構を有しているが、順次動
力が伝えられるならば、他の歯車機構であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の歯車試験装置は、第1供試部で減少したトルクを減
速機で回復して、この回復したトルクで第2供試部の第
2供試歯車を駆動するので、第1供試歯車と第2供試歯
車とを同時に略同じトルク条件で試験でき、したがっ
て、複数の歯車のデータの収集を早くすることができ
る。
明の歯車試験装置は、第1供試部で減少したトルクを減
速機で回復して、この回復したトルクで第2供試部の第
2供試歯車を駆動するので、第1供試歯車と第2供試歯
車とを同時に略同じトルク条件で試験でき、したがっ
て、複数の歯車のデータの収集を早くすることができ
る。
【0031】請求項2の発明の歯車試験装置は、電動機
と、第1供試歯車を有する第1供試部と、減速機と、第
2供試歯車を有する第2供試部と、油圧ポンプと油圧モ
ータとを有する動力回収と負荷用のHSTとをループ状
に順次接続してなるので、動力費や設備費が小さい小型
の電動機でもって、複数の歯車を同じ負荷条件で同時に
試験することができる。
と、第1供試歯車を有する第1供試部と、減速機と、第
2供試歯車を有する第2供試部と、油圧ポンプと油圧モ
ータとを有する動力回収と負荷用のHSTとをループ状
に順次接続してなるので、動力費や設備費が小さい小型
の電動機でもって、複数の歯車を同じ負荷条件で同時に
試験することができる。
【0032】請求項3の発明の歯車試験装置は、減速機
の出力軸と入力軸とが平行であって、減速機本体から同
じ側に突出して、その減速機は動力の伝達方向をU字状
に転換しているので、歯車試験装置全体が長い一直線状
ではなくて、U字またはJ字状に配置されて、コンパク
トになる。
の出力軸と入力軸とが平行であって、減速機本体から同
じ側に突出して、その減速機は動力の伝達方向をU字状
に転換しているので、歯車試験装置全体が長い一直線状
ではなくて、U字またはJ字状に配置されて、コンパク
トになる。
【図1】 この発明の実施の形態の歯車試験装置の平面
図である。
図である。
【図2】 上記歯車試験装置のブロック図である。
1…電動機、 2…第1供試部、 3…減速機、 4…
第2供試部、 5…HST、 51…油圧ポンプ、 5
2…油圧モータ。
第2供試部、 5…HST、 51…油圧ポンプ、 5
2…油圧モータ。
Claims (3)
- 【請求項1】 電動機(1)と、第1供試歯車を有する
第1供試部(2)と、減速機(3)と、第2供試歯車を
有する第2供試部(4)と、負荷装置(5)とを順次直
列に接続してなることを特徴とする歯車試験装置。 - 【請求項2】 電動機(1)と、第1供試歯車を有する
第1供試部(2)と、減速機(3)と、第2供試歯車を
有する第2供試部(4)と、油圧ポンプ(51)と油圧
モータ(52)とを有する動力回収と負荷用のハイドロ
スタティツクトランスミッシヨン(5)とをループ状に
順次接続してなることを特徴とする歯車試験装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の歯車試験装置
において、上記減速機(3)の出力軸と入力軸とは平行
であって、減速機本体から同じ側に突出していることを
特徴としている歯車試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27426597A JP3314689B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 歯車試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27426597A JP3314689B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 歯車試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11108799A JPH11108799A (ja) | 1999-04-23 |
JP3314689B2 true JP3314689B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=17539269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27426597A Expired - Fee Related JP3314689B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 歯車試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3314689B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN105372065A (zh) * | 2015-12-09 | 2016-03-02 | 西安理工大学 | Px型功率分汇流和xp型功率分汇流行星传动系统测试台 |
Families Citing this family (7)
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JP2001099730A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Shinko Electric Co Ltd | 伝導機の試験装置 |
EP2574898B1 (en) * | 2011-09-29 | 2018-05-30 | Moventas Gears Oy | A test rig and a method for testing gearboxes |
CN104089766A (zh) * | 2014-07-16 | 2014-10-08 | 索特传动设备有限公司 | 负载试验装置 |
CN104359672B (zh) * | 2014-10-11 | 2017-05-10 | 广西柳工机械股份有限公司 | 减速机试验系统 |
CN104316321B (zh) * | 2014-11-03 | 2017-04-12 | 兰州空间技术物理研究所 | 空间机构齿轮传动副润滑方案优选试验装置 |
CN106855462B (zh) * | 2016-12-19 | 2019-03-26 | 北京航空航天大学 | 一种用于机器人关节减速器性能测试的复合加载装置 |
CN107478428B (zh) * | 2017-08-15 | 2019-08-02 | 贵州航天天马机电科技有限公司 | 一种吊具减速器试验系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1997
- 1997-10-07 JP JP27426597A patent/JP3314689B2/ja not_active Expired - Fee Related
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