JP3314310B2 - マスキング塗装装置 - Google Patents

マスキング塗装装置

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JP3314310B2 JP27946792A JP27946792A JP3314310B2 JP 3314310 B2 JP3314310 B2 JP 3314310B2 JP 27946792 A JP27946792 A JP 27946792A JP 27946792 A JP27946792 A JP 27946792A JP 3314310 B2 JP3314310 B2 JP 3314310B2
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被塗装物を回転駆
動する受け台の台面上に載置させて被塗装物の所定面を
マスクで覆うことにより塗装を行うマスキング塗装装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マスキング塗装は各種物品の所
定面を除いて塗装を行うのに広く適用されている。その
塗装にあたっては被塗装物の所定面を覆うようマスクを
唯単に被せるだけであると、マスクが塗装過程等でズレ
動く虞れがある。
【0003】例えば、CDディスクの塗装を例示する
と、CDディスクの中央部を除いて色素を記録面のみに
スプレーで塗布することが要求されるものがある。この
とき、CDディスクの中央部を除いて色素を塗布するよ
うスプレーを制御することは極めて困難であるため、マ
スクをディスク中央部に被せればよい。
【0004】また、そのマスク中央部を除いて他全面に
均一に色素を塗布するにはCDディスクを回動駆動する
スピンナー等の受け台上に載置し、CDディスクを受け
台で回転させながら塗装すればよい。然し、CDディス
クを回転させながら塗装するときには比較的軽量なもの
であることから、CDディスクがマスク共々受け台の回
転駆動に伴う風圧でズレ動いてしまう虞れがある。
【0005】上述したズレ動きを防止するには、開孔が
CDディスクの中央部に設けられているため、その開孔
に嵌装する支ピンを受け台の回転中心に突設することに
よりマスクと共に位置決め支持すればよい。然し、この
支ピンによる位置決めだけでは、CDディスクがマスク
と共に受け台の回転駆動に伴う風圧で浮き上がり或いは
回転位置ズレすることを避けられない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、被塗装物の
所定面を覆うマスクを位置ズレさせず簡単で確実に位置
決め被着できるマスキング塗装装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマスキング
塗装装置方法においては、被塗装物を回転駆動する受け
台の台面より立ち上がる支ピンに嵌め合せて被塗装物を
受け台の台面上に載置すると共に、被塗装物の所定面を
覆うマスクを被塗装物より突出する該支ピンの突端側に
嵌め合せてマスクを被塗装物の上に重ね、被塗装物を回
転させながら塗装を行なうもので、マスクを吸持するマ
グネット体を支ピンの立上り基部周辺で受け台の台面に
埋込み装着することにより構成されている。
【0008】
【作用】本発明に係るマスキング塗装装置では、マスク
をマグネット体で被塗装物の所定面にズレ動かないよう
確実に位置決め被着でき、マスクを被せる被塗装物の所
定面を除く他全面を均一に塗装処理できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して説明す
れば、図1は本発明の実施の形態に係るマスキング塗装
装置の一例を概略的に示す。この実施の形態としては、
CDディスク等を被塗装物とし、その被塗装物をスピン
ナー等の回転駆動する受け台上に載置させてスプレーで
塗装を行う場合が示されている。
【0010】図1中、符号AはCDディスク等の被塗装
物、1は被塗装物Aを載置するスピンナー等の回転駆動
する受け台、1aは受け台の回転中心に突設された支ピ
ン、1bは被塗装物Aが支ピン1aで位置決め載置され
る受け台1の台面、2は色素等を塗装材料として吐出す
るスプレー、3は被塗装物Aの所定面を覆うマスクを示
す。
【0011】このマスキング塗装装置においては、上述
したようにCDディスクを被塗装物Aとし、被塗装物A
を回転駆動する受け台1の台面1bより立ち上がる支ピ
ン1aに嵌合せ係止させて被塗装物Aを受け台1の台面
上に載置すると共に、ノズル先端を被塗装物Aの塗装面
に向けてスプレー2を所定位置に配設することにより塗
布を行うものとして構成されている。
【0012】マスク3は、支ピン1aを嵌め合す中心孔
を持って、CDディスクAの中心部を覆うよう円板状に
形成されている。そのマスク3は、図2で示すように全
体3aを比較的軽量な金属材料のステンレス材で形成で
きる。また、図3で示す如くゴム等の緩衝材3bを被塗
装物に対する接触面に備えて構成することもできる。
【0013】このマスキング塗装装置においては、マグ
ネット体4が回転台1の台面1bに埋込み装着されてい
る。そのマグネット体4は永久磁石が用いられ、吸着面
を回転台1の台面1bに面一に露出させて支ピン1aを
中心とする円形のものが支ピン1aの立上り基部周辺で
回転台1の台面1bに埋込み装着されている。
【0014】このように構成するマスキング塗装装置で
は、CDディスクAの中心孔を支ピン1aに嵌め込んで
CDディスクAを受け台1の台面1bに位置決め載置す
ると共に、マスク3を同様に支ピン1aに嵌め込んでC
DディスクAの中心部を覆うようマスク3をCDディス
クAの上に重ねて載置する。
【0015】そのマスク3の組付け状態では、当該マス
ク3がCDディスクAを介してマグネット体4で受け台
1の台面1bに吸持されるため、マスク3自体は勿論、
CDディスクAも浮上りや回転ズレ等が生じないよう受
け台1の台面1bに位置決め固定される。
【0016】そのマスク3並びにCDディスクAを受け
台1の台面1bに位置決め載置した状態で、受け台1を
回転駆動すると共に、ノズル先端が所定位置に向けられ
たスプレー2から塗装材料を噴射すれば、CDディスク
Aには中心部を除く所定の記録面に色素を均一に能率よ
く確実に塗布することができる。
【0017】なお、塗装材料がマスク3に付着しても、
マスク3が金属材料で形成されているから塗装材料を容
易に除去できる。また、被塗装物Aの掛け換えに伴って
マスク3の交換するときにはチャック等を用いて自動的
に着脱するようにできる。
【0018】上述した実施の形態では、CDディスクの
記録面に色素を塗布する場合で説明したが、これ以外に
各種の物品に塗装を行うのに適用できる。また、塗装手
段としても、スプレーの他に、フローコーティング等を
適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係るマスキング塗
装装置に依れば、マスクをマグネット体で位置決め被着
することにより被塗装物を回転しながら塗装を行えるか
ら、塗装材料を被塗装物の所定面に能率よく均一にしか
も簡単な機構で確実に塗装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマスキング塗装装置を概略的に示
す説明図である。
【図2】同装置で用いられるマスクの一例を示す説明図
である。
【図3】同マスクの別例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 受け台 1a 支ピン 1b 受け台の台面 2 スプレー等の塗装手段 3 (3a,3b) マスク 4 マグネット体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗装物を回転駆動する受け台の台面よ
    り立ち上がる支ピンに嵌め合せて被塗装物を受け台の台
    面上に載置すると共に、被塗装物の所定面を覆うマスク
    を被塗装物より突出する該支ピンの突端側に嵌め合せて
    マスクを被塗装物の上に重ね、被塗装物を回転させなが
    ら塗装を行なうマスキング塗装装置において、マスクを
    吸持するマグネット体を支ピンの立上り基部周辺で受け
    台の台面に埋込み装着してなることを特徴とするマスキ
    ング塗装装置。
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JP5325964B2 (ja) 2011-11-16 2013-10-23 ファナック株式会社 マスキング治具を用いたマスキング装置
JP5209805B1 (ja) 2012-01-24 2013-06-12 ファナック株式会社 マスキング治具を用いたマスキング方法

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