JP3313192B2 - 同報通信装置 - Google Patents

同報通信装置

Info

Publication number
JP3313192B2
JP3313192B2 JP15194593A JP15194593A JP3313192B2 JP 3313192 B2 JP3313192 B2 JP 3313192B2 JP 15194593 A JP15194593 A JP 15194593A JP 15194593 A JP15194593 A JP 15194593A JP 3313192 B2 JP3313192 B2 JP 3313192B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
communication
call
group
abbreviated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15194593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0715599A (ja
Inventor
譲 高瀬
周児 大城
Original Assignee
松下電送システム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電送システム株式会社 filed Critical 松下電送システム株式会社
Priority to JP15194593A priority Critical patent/JP3313192B2/ja
Publication of JPH0715599A publication Critical patent/JPH0715599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3313192B2 publication Critical patent/JP3313192B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少ない通信チャネル数
を有効に利用して発着信待ちを減少する同報通信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同一の画情報を短縮登録された複
数の相手先へ送信するため、電話番号等のネットワーク
IDとチャネル情報とを短縮番号毎に記憶する記憶装置
を備え、送信すべき画情報を一旦記憶した後これを一斉
又は順次に相手先へ送信する技術が知られている。
【0003】図10に従来の同報通信装置における相手
先の短縮登録内容を記憶するシステムテーブル保存用ラ
ンダムアクセスメモリ(以下SRAMと略す)のデータ
の詳細を示す。
【0004】図10において、は短縮登録された電話
番号の桁数を表し、この例では短縮番号001の電話番
号が「34919191」と8桁であることから「0
8」となる。は電話番号そのものであり、IA5符号
により記憶される。はチャネル情報を記憶する部分で
あり、下位4ビットがチャネルの番号を示す。ここで、
短縮番号001の出力チャネルはch1であるためここ
には「01」が記憶される。
【0005】このように構成された従来の同報通信装置
において、ある短縮番号の相手先に対する出力チャネル
(出力ポート)の指定は、(1)チャネル番号(出力ポート
番号)を直接指定するか、(2)内線、外線、G3、G
4、ISDN、PSTN(一般公衆回線)どおし等同種の
ハード、プロトコル、回線種別を指定するものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述
(1)のチャネル番号を直接指定する装置では短縮登録さ
れた相手先の電話番号とその番号を発呼するチャネルと
は対のデータとして登録されているため、複数の相手先
装置が同一の発呼チャネルで登録されている場合、例え
発呼可能な空きチャネルが存在していてもそれを使用す
ることができない。上述(2)の内線、外線、G3、G
4、ISDN、PSTN(一般公衆回線)どおし等同種の
ハード、プロトコル、回線種別を指定する装置では、第
2電電やファクシミリ網契約等同一ハード、プロトコル
条件で回線契約が異なる場合に発呼はできるが契約回線
を選択できないという不都合が生じる。このため従来は
(1)のチャネル指定により、ある相手先の電話番号に対
しては唯一その番号を発呼するチャネルを1つだけ指定
する構成を取らざる得なかった。
【0007】また、同報通信装置が備える全てのチャネ
ルを発着信可能に設定すると、全てのチャネルが発信と
なった場合に長時間に渡り一切の受信を受付けることが
できないという不都合が生じる。これを防ぐため従来は
図11にタイミング図を示すように実行中の通信終了後
次の通信をすぐに行なわず所望のインターバルをおく等
の対策がなされている。しかしながら、これもインター
バルのために発信待ち時間が長くなる等別の問題が生じ
てしまう。
【0008】更に、従来同報通信のための管理データは
図12に示すようにどの依頼局からどの相手先へという
所謂「from〜to」の情報の後に受付・結果報告書
の要否を指定するデータを付加することで、1つの同報
依頼に対しての受付・結果報告書の要否を指定するもの
であった。図12は短縮番号001で登録されている局
が依頼局であり、そこから短縮002、003、004
局を相手先として同報送信が指示された場合を示す。
【0009】ここで、受付・結果報告書の有無は、図1
2(a)に示すように、(1)同報を依頼する端末から有
無を通知する方法と、図12(b)に示すように、(2)
同報通信装置に設定された一意のシステム設定情報を参
照する方法とがあった。
【0010】(1)の方法は中継を依頼する通信毎に通信
プロトコルにのせる必要があり、中継を依頼する装置の
操作が煩雑になり、また中継を依頼する際の通信プロト
コルが冗長になるという問題があった。
【0011】(2)の方法はシステム設定が同報通信装置
で固定な値のため、一度”要”に設定すると、本来なら
不要の依頼局にも返送してしまうという問題があった。
【0012】本発明は上述問題を解決するため、発呼可
能な空きチャネルがあればそのチャネルを使用して通信
を行なうことが可能な同報通信装置を提供することを第
1の目的とする。
【0013】また、本発明は全てのチャネルが発信中の
ために長時間に渡り一切の受信が受けられないという事
態が発生することのない同報通信装置を提供することを
第2の目的とする。
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上述第1の目的
を達成するために、ファクシミリ手順により画情報を
信するための複数の通信チャネルと、通信すべき相手装
置の電話番号毎に、この相手装置が通信可能な回線種別
及び前記通信チャネルの選択チャネルグループを記憶す
る記憶手段と、この記憶手段が記憶する相手装置へ前記
選択チャネルグループより1つの通信チャネルを選択し
画情報の通信を指示する制御手段とを備えるものであ
る。
【0016】また、本発明は上述第2の目的を達成する
ために、ファクシミリ手順により画情報を通信するため
の複数の通信チャネルと、通信すべき相手装置の電話番
号毎に、この相手装置が通信可能な回線種別及び前記通
信チャネルの選択チャネルグループを記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶された前記選択チャネルグルー
プのうち少なくとも1つの通信チャネルを常時発呼可と
すると共にその他の任意の通信チャネルに対し発呼不可
の時間帯を指定する制御手段とを備えるものである。
【0017】
【0018】
【作用】本発明は上述第1の構成により、複数の依頼局
が同一の通信手段(発呼チャネル)を指定するものであ
っても、チャネル群として記憶されているチャネルの中
に発呼可能な空きチャネルがあればそのチャネルを使用
して通信を行なうことが可能となり、チャネルの有効利
用を実現できる。
【0019】また、本発明は上述第2の構成により、少
なくとも1チャネルを発呼不可とすることで長時間に渡
り一切の受信が受けられないという事態の発生を防止で
きる。
【0020】
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
【0022】まず、本発明の一実施例である同報通信装
置の概略構成を説明する。図9に本発明の一実施例であ
る同報通信装置の概略ブロック図を示す。
【0023】図9において、1は装置全体を制御する中
央制御部で、複数枚の通信基板を使用してマルチ同報通
信、中継通信、着信プログラム通信等通信アプリケーシ
ョンソフトを制御する中央処理装置(以下CPUと略
す)101、通信アプリケーションソフトが記憶される
プログラム用リードオンリメモリ(以下プログラムRO
Mと略す)102、装置のシステムテーブルを記憶する
システムテーブル保存用ランダムアクセスメモリ(以下
SRAMと略す)103、アプリケーションプログラム
用のワークエリア及び画情報記憶用のランダムアクセス
メモリ(以下DRAMと略す)104、SRAM10
3、DRAM104のバックアップ用電源105、DR
AM4の記憶容量を増設するためのICカード106、
複数の通信基板の割込み制御を行なう割込制御コントロ
ーラ107、後述するディスプレイへの表示のための割
込み制御を行なう割込制御コントローラ108、通信基
板とのバスを開くためのパラレルポート109、タイマ
通信等に使用する時計回路110により構成される。2
はCPU1と通信基盤とを接続するためのバスである。
3はG4規格による画情報の通信を行なうG4通信基板
で、当該基板の主制御回路であるCPU301、当該基
板が動作するためのプログラムを記憶するプログラムR
OM302、当該基板により通信される画情報を一時記
憶するDRAM303、通信割込み制御用割込コントロ
ーラ304、画情報の線密度変換及び判変換を行なうイ
メージ変換回路305、送信する画情報を相手装置に適
合する符号化方式で符号化する符号化回路306、受信
した画情報を復号化する復号化回路307、符号化回路
306、復号化回路307のバッファメモリとなるDR
AM308、イメージ変換回路305のバッファメモリ
となるDRAM309、キャラクタジェネレータである
CGROM310、後述するディジタル回線網を利用し
てアナログデータ(G3規格)を出力するためのモデム
用エレクトリカリプログラマブルROM(以下EPRO
Mと略す)311、ディジタル回線のBチャネルアクセ
ス用リンクアクセスプロシージャバランスド(以下LA
P−Bと略す)312、ディジタル回線のDチャネルア
クセス用リンクアクセスプロシージャDチャネル(以下
LAP−Dと略す)313により構成される。4はG4
通信用のディジタル回線網である。5はG3規格による
画情報の通信を行なうG3通信基板で、501から51
1まではG4通信基板3の301から311とそれぞれ
同一の構成であるため説明は省略する。512はディジ
タル信号をアナログ信号に変換する変復調回路(以下モ
デムと略す)、513はアナログ回線からディジタル回
線への接続時にアナログ−ディジタル変換を行なうコー
ド・デコード回路(以下CODECと略す)、514は
網制御部(以下NCUと略す)である。6はG3通信用
の一般公衆回線網、7はCPU1の状態を表示させるデ
ィスプレイコントローラ、8はパネルコントローラ7に
より装置の状態を表示するディスプレイ及びユーザから
の入力を受けるキーボードである。
【0024】このように構成される同報通信装置におい
て、本発明の特徴である(1)発呼可能な空チャネルから
の相手先発呼、(2)着信チャネルの確保、(3)相手装置
毎の同報受付・結果報告書の返送要否指示、のそれぞれ
について以下説明する。
【0025】(1)発呼可能な空チャネルからの相手先発
呼 図1から図5を参照して発呼可能な空チャネルからの相
手先発呼を如何に実現するかを説明する。
【0026】まず、図1に本発明の一実施例における短
縮登録内容を記憶するSRAM103の詳細データを示
す。
【0027】図1において、は短縮登録された電話番
号の桁数を表し、この例では短縮番号001の電話番号
が「34919191」と8桁であることから「08」
となる。は電話番号そのものであり、IA5符号によ
り記憶される。はチャネル情報を記憶する部分であ
り、最上位ビットが1の時は後述するグループ指定とな
り下位4ビットがグループの番号を示し、最上位ビット
が0の時は従来通りのチャネル指定となり下位4ビット
がチャネルの番号を示す。は同報通信依頼に対する受
付報告書の要否を記憶する部分であり、これが0なら受
付報告書は否、1なら受付報告書は要となる。はここ
で同報通信依頼に対する結果報告書の要否を記憶する部
分であり、これが0なら結果報告書は否、1なら結果報
告書は要となる。
【0028】ここで、のチャネル情報が従来のチャネ
ル指定に加えグループ指定可能に登録される点に関し、
図2を用いてこのグループ指定を説明する。
【0029】図2はグループ指定の一実施例を示す図で
あり、チャネル1とチャネル2とを相手先装置が公衆回
線に接続されたG3規格のファクシミリへの出力ポート
としてグループ1、チャネル4とチャネル3とを相手先
装置が企業内回線に接続されたG3/G4規格のファク
シミリへの出力ポートとしてグループ2、チャネル5と
チャネル6とを相手先装置が公衆回線に接続されたG4
規格のファクシミリへの出力ポートとしてグループ3、
チャネル5とチャネル2及びチャネル1とを相手先装置
が公衆回線に接続されたG3/G4規格のファクシミリ
への出力ポートとしてグループ4にそれぞれ登録する場
合を示す。
【0030】ここで、例えばグループ4の選択チャネル
がチャネル5→チャネル2→チャネル1の順に登録され
ていればCPU101はこの順序で空きチャネルをサー
チする。この登録順序は装置の使用者が例えば通信料金
が安い順あるいは伝送速度が早い順等任意に設定可能で
あり、又は通信料金や伝送速度のデータから自動的に順
序を決定するよう構成してもよい。
【0031】次に、図2に示すグループ指定により図1
に示す内容でSRAM103に登録されている各短縮番
号局がどのチャネルから発呼されるかを図3を用いて説
明する。
【0032】図3はチャネル1からチャネル6までの出
力ポートと、短縮登録された相手装置との接続可否を概
念的に示した図である。
【0033】図3において、チャネル1とチャネル2と
はそれぞれG3(アナログ)公衆回線に接続されており、
その先でチャネル1はアナログ公衆回線網へ、チャネル
2はディジタル回線網(以下ISDNと略す)へ接続され
ている。またチャネル3はG3(アナログ)公衆回線に、
チャネル4はG4(ディジタル)回線を介してそれぞれ企
業内の交換機に接続されている。またチャネル5はG4
(ディジタル)回線を介してディジタル回線網(ISDN)
へ接続されている。またチャネル6はG4(ディジタル)
回線を介してパケット交換網へ接続されている。
【0034】また、短縮番号001から010で登録さ
れる相手先端末がそれぞれ短縮番号001と008はア
ナログ公衆回線網に、短縮番号002は国際通信回線で
あるアナログ公衆回線網に、短縮番号004、005、
006はISDNに、短縮番号003と007は企業内
の交換機に、短縮番号009と010はパケット交換網
に接続されている。
【0035】このように接続された同報通信装置におい
て、短縮番号001及び短縮番号008の相手装置に発
呼する場合、そのチャネル情報は図1からグループ1で
あることがわかる。グループ1の発呼チャネルは図2か
ら明らかなように、まずチャネル1その後チャネル2が
発呼可能である。すなわち、短縮番号001の相手装置
に発呼する場合はまずチャネル1から発呼し、チャネル
1がビジーであればチャネル2を使用して発呼すること
が可能である。ここで、ISDNからアナログ公衆回線
網への乗り入れは公知技術である網間接続により実現さ
れる。
【0036】次に短縮番号002の相手装置に発呼する
場合であるが、これは図1から明らかなようにそのチャ
ネル情報がチャネル1に指定されている。これは短縮番
号002の相手装置がチャネル2から接続可能なハー
ド、プロトコル、回線種別をもつものであっても国際通
信の契約をしている回線がチャネル1のみであるためで
ある。
【0037】次に短縮番号003及び短縮番号007の
相手装置に発呼する場合、そのチャネル情報は図1から
グループ2であることがわかる。グループ2の発呼チャ
ネルは図2から明らかなように、まずチャネル4その後
チャネル3が発呼可能である。すなわち、短縮番号00
3の相手装置に発呼する場合はまずチャネル4から発呼
し、チャネル4がビジーであればチャネル3を使用して
発呼することが可能である。チャネル4がチャネル3に
優先して発呼するのはG3よりG4規格の方が高速に伝
送可能であるためである。
【0038】次に短縮番号004、短縮番号005及び
短縮番号006の相手装置に発呼する場合、そのチャネ
ル情報は図1からグループ4であることがわかる。グル
ープ4の発呼チャネルは図2から明らかなように、まず
チャネル5その後チャネル2さらにその後チャネル1か
ら発呼可能である。すなわち、短縮番号004の相手装
置に発呼する場合はまずチャネル5から発呼し、チャネ
ル5がビジーであればチャネル2から発呼し、さらにチ
ャネル2がビジーであればチャネル1から発呼すること
が可能である。チャネル5、チャネル2、チャネル1の
順に発呼するのはG3よりG4規格の方が高速に伝送可
能である他短縮番号004の相手装置がISDN回線に
接続されているためである。
【0039】次に短縮番号009及び短縮番号010の
相手装置に発呼する場合、そのチャネル情報は図1から
グループ3であることがわかる。グループ3の発呼チャ
ネルは図2から明らかなように、まずチャネル5から発
呼し、チャネル5がビジーであればその後チャネル6を
使用して発呼することが可能である。ここで、ISDN
とパケット交換網との乗り入れは公知技術である網間接
続により実現される。尚、チャネル1及びチャネル2か
ら前述網間接続により乗り入れることは可能だが、短縮
番号009及び短縮番号010の相手装置がG4専用機
であるため端末側で互換性がなく、これよりチャネルグ
ループ3にチャネル1とチャネル2とを登録する意味が
無いことがわかる。勿論、短縮番号009及び短縮番号
010の相手装置がG4とG3のいずれとも通信可能で
あればチャネルグループ3にチャネル1とチャネル2と
を追加することでより効率の高い同報通信装置とできる
ことはいうまでもない。
【0040】以上、本実施例の同報通信装置が同一の相
手先に対してグループ化された複数のチャネルから発呼
可能なチャネルを選択するものであることを説明した。
【0041】次に、グループ化された複数のチャネルか
ら発呼可能なチャネルをどのようにして選択するのかを
図4及び図5を参照しながら詳細に説明する。
【0042】図4は発呼チャネルを決定するための処理
の流れ図である。まず、同報送信の処理が開始される
(ステップ401)と、指定された相手先装置に対する
チャネル情報(図1参照)からこの相手先装置がチャネ
ル指定による発呼であるか否かが判定される(ステップ
402)。この判定の結果チャネル指定であればそのチ
ャネルを発呼チャネルとしてセットする(ステップ40
3)。その後後述するチャネル状態チェックによりチャ
ネルの状態をチェックし(ステップ404)、その結果
(ステップ405)発呼可であればステップ403でセ
ットされたチャネルを発呼チャネルとして決定し(ステ
ップ406)、発呼処理に移行する(ステップ40
7)。ステップ404の結果(ステップ405)発呼不
可であれば当該チャネルは回線ビジーである(ステップ
408)とし、規定回数のリトライを終えたかどうか判
定し(ステップ409)、未だリトライすべき数が残っ
ていれば再発呼待ち処理に入る(ステップ410)。ス
テップ409の結果規定回数の再発呼が終了していれば
発呼エラーとして処理する(ステップ411)。
【0043】ステップ402でチャネル指定ではないと
判定されると、グループ指定であるか否かが判定される
(ステップ412)。グループ指定でもないと判定され
る場合、これは登録誤り(ステップ413)としてエラ
ー処理する(ステップ414)。ステップ412でグル
ープ指定と判定されると、図2に示す当該チャネルグル
ープが使用可能な選択チャネルの数(登録数)をnとし
て記憶する(ステップ415)と共に最初に発呼すべき
チャネルを、発呼チャネルとしてセットする(ステップ
416)。その後後述するチャネル状態チェックにより
チャネルの状態をチェックし(ステップ417)、その
結果(ステップ418)発呼可であればステップ416
でセットされたチャネルを発呼チャネルとして決定し
(ステップ406)、発呼処理に移行する(ステップ4
07)。ステップ417の結果(ステップ418)発呼
不可であれば現在のnをn−1として(ステップ41
9)、これがn=0になるまで(ステップ420)順次
指定されたグループに登録された次のチャネルを発呼す
べきチャネルとしてセット(ステップ416)する。こ
れにより、n=0になるまでに発呼可能なチャネルが決
定されるとそのチャネルによる発呼処理を行ない(ステ
ップ406、ステップ407)、n=0になるまでに発
呼可能なチャネルが存在しなければ一旦グループ内全チ
ャネルが回線ビジーである(ステップ408)とし、規
定回数のリトライをグループ内の全チャネルに対して繰
り返す(ステップ409、ステップ410)。ステップ
409の結果規定回数の再発呼が終了していれば発呼エ
ラーとして処理する(ステップ411)。
【0044】次に、チャネル状態チェック処理について
説明する。チャネル状態チェック処理は上述のステップ
404及びステップ417に該当する処理の詳細であ
る。
【0045】図5にチャネル状態チェックのための処理
の流れ図を示す。まず、処理が開始される(ステップ5
01)と、指定されたチャネルが通信中であるか否かを
判定する(ステップ502)。ステップ502の結果通
信中でなければこのチャネルが規制チャネルであるか否
かを判定する(ステップ503)。ここで、規制チャネ
ルとは発呼できないよう規制されるチャネルのことであ
り、これについては後述する「着信チャネルの確保につ
いて」の説明の際さらに詳細に説明する。
【0046】ステップ503の結果規制チャネルでなけ
れば当該指定チャネルは発呼可能なチャネルである(ス
テップ504)として図4のメインフローに戻る(ステ
ップ505)。
【0047】ステップ503の結果指定されたチャネル
が規制チャネルであれば、現在このチャネルが規制時間
内であるか否かを判定する(ステップ506)。
【0048】ステップ506の結果規制時間内でなけれ
ば当該指定チャネルは発呼可能なチャネルである(ステ
ップ504)として図4のメインフローに戻る(ステッ
プ505)。
【0049】ステップ506の結果規制時間内であれば
当該指定チャネルは発呼不可なチャネルである(ステッ
プ507)として図4のメインフローに戻る(ステップ
505)。
【0050】尚、ステップ502で当該指定チャネルが
既に通信中であればこれは発呼不可なチャネルである
(ステップ507)として図4のメインフローに戻る
(ステップ505)。
【0051】以上、本実施例の同報通信装置がグループ
化された複数のチャネルの中から発呼可能な空チャネル
を検出して発呼する動作を説明した。
【0052】次に、本発明の第2の特徴点である「着信
チャネルの確保」すなわち上述第1の特徴点である空き
チャネルを検出して発呼することで少ないチャネルであ
りながら効率的な発呼を実現しながらも、全てのチャネ
ルが送信中のために着信が長時間に渡り一切受けられな
いという事態が発生しないための制御について説明す
る。
【0053】(2)着信チャネルの確保 図6(a)及び図6(b)に本発明の一実施例における
チャネルグループ1として登録されるチャネル1とチャ
ネル2との時間の経過におけるそれぞれのチャネルの待
機状態を示す。
【0054】以下図6(a)及び図6(b)を参照して
着信チャネルの確保を如何に実現するかを詳細に説明す
る。
【0055】図6(a)はチャネルグループ1のチャネ
ル1が14:00から9:00までの間は発着信共に可
能であり、その後9:00から14:00までは1時間
間隔で発呼不可と発着信可とを交互に繰り返すよう設定
されることを示す。
【0056】図6(b)はチャネルグループ1のチャネ
ル2が常時発着信共に可能であることを示す。
【0057】チャネルグループ1のチャネル1及びチャ
ネル2が上記のように設定されている時このチャネルグ
ループ1による発呼要求に対し、チャネル1は9:00
〜10:00、11:00〜12:00、13:00〜
14:00の時間帯で発呼不可(規制時間中)となりチ
ャネル2のみからの発信となる。この間上述第1の特徴
点である空きチャネルを検出して発呼する効果は得られ
なくなるが、規制時間が終われば当然に発呼できるチャ
ネルが増える。本実施例の同報通信装置が空きチャネル
を検出して発呼する構成を備えるものである以上全ての
チャネルが発呼のために塞がってしまう可能性がある。
これを防ぐためいずれかのチャネルに対し上述発呼規制
をかけることが必要となる。
【0058】この発呼規制の時間指定は、例えば企業に
おいては朝9時から10時までの比較的着信の多い時間
帯を指定することで特に有効に着信を優先することが可
能となる。
【0059】さらに、チャネルグループ毎に少なくとも
1チャネルだけは常時発呼可となるよう発呼規制を設定
することで各チャネルグループの発信も確保できる。
【0060】以上説明したように、本実施例の同報通信
装置はチャネルグループとして登録された複数のチャネ
ルの中から空きチャネルを検出して発呼するよう構成
し、更に任意のチャネルに対しては発呼不可の時間帯を
設定することで少ないチャネル数であってもこれを有効
に利用して効率のよい発呼を行なうと共に、全てのチャ
ネルが発呼のために長時間に渡り塞がるという不都合が
発生することはないという極めて効率的なチャネルの利
用を実現している。
【0061】次に、本実施例の同報通信装置が登録相手
先毎に同報通信の受付・結果報告書の返送の要否を指示
できる第3の特徴点について詳細に説明する。
【0062】(3)相手装置毎の同報受付・結果報告書の
返送要否指示 図7に本実施例の同報通信装置の管理情報を示す。
【0063】図7から明らかなように、本実施例の同報
通信装置の管理情報は従来の管理情報と異なり、依頼局
と同報相手局を指示するのみの管理データである。
【0064】ここで、各依頼局に対する同報通信の受付
・結果報告書の返送の要否は図1において説明した受付
報告書・結果報告書に対するSRAM103のデータ
(受付報告書)、(結果報告書)から得ることができ
る。この受付・結果報告書は短縮登録されるそれぞれの
依頼局について任意に設定可能なデータであり、CPU
101はこのデータを参照して依頼局毎に同報受付・結
果報告書の返送要否を指示する。
【0065】ここで、依頼局毎の同報受付・結果報告書
の返送要否の指示は図8に示す流れ図に従って処理され
る。
【0066】図8において、処理が開始されると(ステ
ップ801)、CPU101はSRAM103が記憶す
る短縮ダイヤルテーブルより当該依頼局における受付・
結果報告書の要否データを取得する(ステップ80
2)。ステップ802の結果(ステップ803)受付報
告書が要となっていれば受付報告書の返送処理を行ない
(ステップ804)、ステップ802の結果(ステップ
803)受付報告書が不要となっていれば受付報告書の
返送処理を不要とする。受付報告書の要否が決定される
と次にCPU101は結果報告書が要となっているか否
かを判定し(ステップ805)、これが要となっていれ
ば結果報告書の返送処理を行ない(ステップ806)、
ステップ805の結果受付報告書が不要となっていれば
結果報告書の返送処理を不要として当該依頼局への同報
受付・結果報告書の返送要否を決定する(ステップ80
7)。
【0067】すなわち、図7の例であれば依頼局である
短縮番号001の受付・結果報告書に関する情報をSR
AM103から読み出して参照し、受付報告書有り、結
果報告書無しとなる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の同報通信装置はチャネルグループとして登録された複
数のチャネルの中から空きチャネルを検出して発呼する
よう構成し、更に任意のチャネルに対しては発呼不可の
時間帯を設定することで少ないチャネル数であってもこ
れを有効に利用して効率のよい発呼を行なうと共に、全
てのチャネルが発呼のために塞がるという不都合が発生
することはないという極めて効率的なチャネルの利用が
実現できる。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の短縮ダイヤルテーブルの内容とSRA
M内データの詳細図
【図2】本発明のチャネルグループ毎の選択チャネルと
その通信相手を示す図
【図3】本発明による通信相手との接続例を示す図
【図4】本発明の発呼チャネル決定を示す流れ図
【図5】チャネルの状態チェックを示す流れ図
【図6】(a)チャネル1の発呼規制の様子を示すタイ
ミング図 (b)チャネル2の発呼規制の様子を示すタイミング図
【図7】本発明の同報通信時の管理データを示す図
【図8】同報通信の受付・結果報告書の出力有無決定の
為の流れ図
【図9】本発明の同報通信装置の概略ブロック図
【図10】従来の短縮ダイヤルテーブルの内容とSRA
M内データの詳細図
【図11】従来の同報通信装置の発呼を示すタイミング
【図12】(a)依頼端末から受付・結果報告書の有無
を通知する場合の管理データを示す従来図 (b)装置のシステム設定情報を参照して受付・結果報
告書の有無を通知する場合の管理データを示す従来図
【符号の説明】
1 中央制御部 101 中央処理装置 103 システムテーブル保存用SRAM 2 CPUと通信基盤とを接続するためのバス 3 G4通信基板 4 G4通信用のディジタル回線網 5 G3通信基板 6 一般公衆回線網
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−237833(JP,A) 特開 平5−83295(JP,A) 特開 平4−23673(JP,A) 特開 平4−212564(JP,A) 特開 平3−195239(JP,A) 特開 平4−267668(JP,A) 特開 平4−339453(JP,A) 特開 平2−172360(JP,A) 特開 平4−40052(JP,A) 特開 平4−168866(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ手順により画情報を通信す
    るための複数の通信チャネルと、通信すべき相手装置の
    電話番号毎に、この相手装置が通信可能な回線種別及び
    前記通信チャネルの選択チャネルグループを記憶する記
    憶手段と、この記憶手段が記憶する相手装置へ前記選択
    チャネルグループより1つの通信チャネルを選択して
    情報の通信を指示する制御手段とを備えることを特徴と
    する同報通信装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ手順により画情報を通信す
    るための複数の通信チャネルと、通信すべき相手装置の
    電話番号毎に、この相手装置が通信可能な回線種別及び
    前記通信チャネルの選択チャネルグループを記憶する記
    憶手段と、この記憶手段に記憶された前記選択チャネル
    グループのうち少なくとも1つの通信チャネルを常時発
    呼可とすると共にその他の任意の通信チャネルに対し
    呼不可の時間帯を指定する制御手段とを備えることを特
    徴とする同報通信装置。
JP15194593A 1993-06-23 1993-06-23 同報通信装置 Expired - Fee Related JP3313192B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15194593A JP3313192B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 同報通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15194593A JP3313192B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 同報通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0715599A JPH0715599A (ja) 1995-01-17
JP3313192B2 true JP3313192B2 (ja) 2002-08-12

Family

ID=15529647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15194593A Expired - Fee Related JP3313192B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 同報通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3313192B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0715599A (ja) 1995-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5289536A (en) Least cost routing method according to information transfer capability of customer premises equipment
US4897867A (en) Method of and an arrangement for forwarding a customer order
EP0398680B1 (en) ISDN facsimile apparatus operable as a common terminal adapter for plural non-ISDN facsimile apparatuses
EP0217308B1 (en) A method of and an arrangement for forwarding a customer order
JPH0815284B2 (ja) ファクシミリ通信装置
JP3313192B2 (ja) 同報通信装置
JPH0222582B2 (ja)
JP3212926B2 (ja) Isdnプロトコル変換装置
JP3050948B2 (ja) 電子交換機
JPH0330560A (ja) フアクシミリ装置
JP3325330B2 (ja) 電子交換機
JP3135621B2 (ja) Isdnファクシミリ装置
JP2885922B2 (ja) 宅内端末間における内線通信方式およびその網終端装置
EP0869689A2 (en) Communication system for emergency calls
JPS6147477B2 (ja)
JPH04286260A (ja) 中継同報装置
JP3386146B2 (ja) Isdn用データ端末装置
JP3203938B2 (ja) 端末装置
JP2748055B2 (ja) 外線発信方式およびそれを用いたデジタル交換機
JPH04329795A (ja) デジタル通信装置
JPH07193845A (ja) 電話及びファクシミリによるサービスシステム
JPS6384337A (ja) 蓄積交換機ネツトワ−クシステム
JPH0670002A (ja) 電子交換機
JPH07131487A (ja) ネットワーク接続装置
JPH0616630B2 (ja) 端末属性決定方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees