JP3313166B2 - 可搬型装置のロック装置 - Google Patents

可搬型装置のロック装置

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JP3313166B2 JP33662892A JP33662892A JP3313166B2 JP 3313166 B2 JP3313166 B2 JP 3313166B2 JP 33662892 A JP33662892 A JP 33662892A JP 33662892 A JP33662892 A JP 33662892A JP 3313166 B2 JP3313166 B2 JP 3313166B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図10) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a)第1の実施例の説明(図2乃至図6) (b)第2の実施例の説明(図7乃至図8) (c)第3の実施例の説明(図9) (d)他の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、本体部に対し、ユニッ
トを開放又は取り外し可能に設けた可搬型装置のユニッ
トのロックを行うロック装置に関する。
【0003】近年のオフィスオートメーション環境にお
いて、プリンタ装置、パーソナルコンピュータ、ワード
プロセッサ等のパーソナルユース向けの装置が普及して
いる。
【0004】このような装置は、オフィス等の空間を有
効に利用するため、小型化が求められ、本体に対し、開
放又は取り外し可能なユニットを有し、ユニットを開放
又は取り外して、操作又はメインテナンスを行うように
している。
【0005】更に、かかる装置では、縦横どちらの向き
にでも設置できたり、ユーザーのニーズに応じて、容易
に設置場所を変更できる、所謂可搬型であることが要求
される。
【0006】
【従来の技術】図10は従来技術の説明図である。図1
0(A)は、電子写真プリンタ装置を示し、本体部3に
対し、軸を中心に開放可能なユニット2を有し、ユニッ
ト2は本体部3にロック機構24でロックされている。
【0007】このプリンタ装置では、ロック機構24を
操作して、ロックを解除し、ユニット2を開放し、ジャ
ム用紙の除去、内部部材(現像器等)の交換等のメイン
テナンスを行う。
【0008】かかるプリンタ装置では、図10(A)に
示すように、通常横に設置して使用されるが、近年の設
置面積の減少要求に伴い、図10(B)に示すように、
装置を縦に設置したり、縦にして搬送することが求めら
れているが、縦にしても、ロック機構24でユニット2
はロックされており、ユニット2が開放されることはな
い。
【0009】同様に、図10(C)に示すラップトップ
型のコンピュータ又はワードプロセッサでは、本体部3
に対し、ディスプレイ等を設けたユニット2が軸を中心
に開放可能となっており、ユニット2は本体部3にロッ
ク機構24でロックされている。
【0010】かかる装置では、ロック機構24を操作し
て、ロックを解除し、ユニット2を開放して、本体部3
のキーボード等の操作内容等をユニット2のディスプレ
イに表示し、必要な処理を行う。
【0011】このような装置でも、図10(C)に示す
ように、通常横に設置して使用されるが、持ち運ぶ時
は、図10(D)に示すように、装置を縦にして持ち運
ぶ。
【0012】このような時でも、ロック機構24でユニ
ット2はロックされており、ユニット2が開放されるこ
とはない。
【0013】同様に、装置内に設けたユニット部材にロ
ック機構を設け、ロック機構を外して、ユニット部材を
交換するものもある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。
【0015】装置を縦に設置したり、装置の運搬のた
め、装置を縦にした場合に、ロック機構24に誤って触
れたりすると、ロック機構24のロック解除が行われ
て、重力に従い、ユニット2が開放され、開放の衝撃や
内部部品の離脱で装置を破損するおそれがあり、操作者
を負傷させるおそれもあった。
【0016】このロック機構24は、ロック解除を容
易に行うため、人手により容易にロック解除を可能とす
る必要があり、ロック機構のロック解除をしにくくする
機構とすることは困難である。
【0017】従って、本発明は、設置方向に自由度を持
たせ、可搬型としても、ユニットの不用意な開放又は取
り外しを防止することができる可搬型装置のロック装置
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、本体部3と、該本体部3に
対し開放又は取り外し可能なユニット2と、該ユニット
2を該本体部3にロックするロック機構24とを有し、
該ロック機構24を操作して、ロックを解除して、該ユ
ニット24を該本体部3に対し開放又は取り外しする可
搬型装置において、重力方向に対する装置の向きを検出
し、該装置の向きに応じて該ユニットの開放又は取り外
しをロックする第2のロック機構を、前記ロック機構と
独立に設け、前記第2のロック機構は、前記ユニット又
は本体部に設けられた爪部と、前記本体部又はユニット
に回転可能に設けられ、切り欠きを有し、前記爪部の一
部が挿入される円筒体と、前記円筒体に設けられた重り
とを有する。 又、本発明は、請求項1のロック装置にお
いて、前記本体部は、媒体に印刷を行う印刷機構で構成
され、前記ユニットは、前記印刷機構のメインテナンス
のため、開閉されるメインテナンスカバーであることを
特徴とする。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【作用】本発明の請求項1では、重力方向に対する装置
の向きを検出し、該装置の向きに応じてユニット2の開
放又は取り外しをロックする第2のロック機構4を設け
ているので、ロック機構24を操作しても、装置の向き
が所定方向でないと、第2のロック機構4により、ユニ
ット2の開放又は取り外しがロックされるので、装置の
向きが所定方向でない時に、不用意にロック機構24に
触れて、ユニット2の開放され又は取り外されることを
防止できる。
【0025】又、第2のロック機構4を、ロック機構2
4と別に設けたので、ロック機構24を変更しないで、
実現できる。更に、第2のロック機構を、爪部と、本体
部又はユニットに回転可能に設けられ、切り欠きを有
し、前記爪部の一部が挿入される円筒体と、前記円筒体
に設けられた重りとで構成したので、自重による回転型
のロック機構を形成でき、ロック動作が確実となる。
又、ロック装置を、媒体に印刷を行う印刷機構と、印刷
機構のメインテナンスのため、開閉されるメインテナン
スカバーに適用したため、印刷装置を可搬型にしても、
安全な動作を保証できる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【実施例】(a)第1の実施例の説明 図2は本発明の一実施例構成図であり、電子写真プリン
タ装置を示している。
【0030】図中、10は感光ドラムであり、導電性ド
ラムに感光層を設けたもの、11は前帯電器であり、感
光ドラム10の表面を一様帯電するもの、12はLED
アレイであり、一列の発光ダイオードアレイで構成さ
れ、感光ドラム10を画像露光して、静電潜像を形成す
るもの、13は現像器であり、現像剤により、感光ドラ
ム10の静電潜像を現像するものであり、トナーカート
リッジ63内に、一成分非磁性トナー61を収容し、供
給ローラ62により内部のトナー61を攪拌し、現像ロ
ーラ60に供給して、現像ローラ60によりトナー61
を感光ドラム10に搬送するものである。
【0031】14は転写器であり、感光ドラム10のト
ナー像を用紙に転写するもの、15はクリーナであり、
感光ドラム10の転写後の残留トナーを掻き落とし、ク
リーニングするもの、16は除電器であり、感光ドラム
10の残留電荷を除去するもの、17は定着器であり、
トナー像を転写された用紙を熱ローラと圧力ローラとで
挟んで送り、熱を与えて、トナー像を用紙上に熱定着す
るもの、18はホッパであり、印刷すべき用紙をカセッ
ト内に収容したもの、19はピックローラであり、ホッ
パ18の用紙を取り出し、転写方向に搬送するものであ
る。
【0032】20は排出ローラであり、定着器17を通
過した用紙を排出するもの、21はスタッカであり、排
出ローラ20により排出された用紙を収納しておくも
の、22はメインテナンスフレームであり、感光ドラム
10、前帯電器11、LEDアレイ12、現像器13、
クリーナ15、除電器16、熱定着器17の熱ローラ、
ピックローラ19等を支持し、軸23を中心に本体部3
に対し、図の上方に開放可能なものである。
【0033】この実施例では、本体部3に、ホッパ1
8、転写器14、熱定着器17の圧力ローラ、排出ロー
ラ20が設けられ、ユニット2は、感光ドラム10、前
帯電器11、LEDアレイ12、現像器13、クリーナ
15、除電器16、熱定着器17の熱ローラ、ピックロ
ーラ19等を支持したメインテナンスフレーム22で構
成され、軸23を中心に、本体部3に対し、上方に開放
可能であり、図3にて説明するロック機構によりロック
されている。
【0034】この実施例の動作を説明すると、回転する
感光ドラム10を前帯電器11で前帯電し、LEDアレ
イ12で画像露光して、感光ドラム10に画像に応じた
静電潜像を形成し、現像器13でトナー像に変換され
る。
【0035】一方、用紙はホッパ18からピックローラ
19によりピックされ、転写器14に搬送され、感光ド
ラム10のトナー像が転写され、熱定着器17で用紙の
トナー像が熱定着されて、排出ローラ20によりスタッ
カ21に排出される。
【0036】転写後の感光ドラム10は、クリーナ15
で残留トナーが除去され、除電器16で残留電荷が除去
される。
【0037】このような電子写真プリンタにおいて、装
置内で用紙ジャムが発生した場合に、ロック機構により
ユニット2のロックを解除し、ユニット2を軸23を中
心に上方に回動して、用紙搬送路を開放し、ジャム用紙
を取り出し、ユニット2を閉めて、ロック機構でロック
する。
【0038】又、トナーを補給する場合にも、ロック機
構によりユニット2のロックを解除し、ユニット2を軸
23を中心に上方に回動して、トナーカートリッジ63
を取り外して、交換し、交換後、ユニット2を閉めて、
ロック機構でロックする。
【0039】かかる電子写真プリンタでは、図2に示す
ように、用紙搬送路を設置面と平行に装置を設置する横
型設置が一般であるが、机上での設置スペース削減のた
め、図2の下を設置面とし、装置を縦型に設置する方法
がとられる。
【0040】このようにすると、メインテナンスフレー
ム22のカバー面は、側面となり、ロック機構に触れ
て、ロックが外れると、メインテナンスフレーム22
が、自重により回動し、フレーム22内の部材に衝撃が
加わり、内部部材の脱落や、衝撃による装置の損傷を招
き、場合によっては、作業者の手等を負傷させるため、
その防止機構が必要となる。
【0041】図3は本発明の第1の実施例構成図、図4
は本発明の第1の実施例カバーオープン防止機構の構成
図、図5、図6は本発明の第1の実施例動作説明図(そ
の1)、(その2)である。
【0042】図3において、30は装置フレームであ
り、装置本体部3のフレームであり、31は爪部であ
り、装置フレーム30に設けられ、後述するロック機構
の爪と係合して、メインテナンスフレーム22をロック
するもの、22aはメインテナンスフレームカバーであ
り、メインテナンスフレーム22のカバー(上面)であ
り、軸23により、装置フレーム30に回動自在に設け
られるもの、24はロック機構であり、メインテナンス
フレームカバー22aに設けられ、装置フレーム30の
爪部31と係合する爪25を有するもの、26はバネで
あり、メインテナンスフレーム22aを開放方向に付勢
するものである。
【0043】4はカバーオープン防止機構であり、第2
のロック機構を構成し、図4に示すように、メインテナ
ンスフレームカバー22aに設けられた爪部40と、装
置本体に軸42を中心に回動可能な円筒部41と、円筒
部41に設けられた重り43と、円筒部41に設けられ
た切り欠き44とを有している。
【0044】この第2のロック機構4では、重り43が
重力方向に向き、円筒部41を回転させ、円筒部41に
入り込んだ爪部40と、円筒部41の切り欠き44との
位置関係を決定し、装置の重力方向に対する向きを検出
し、ロックをかけるものである。
【0045】図4で説明すると、装置のカバー22aの
方向が重力方向であると(装置が縦向きであり、カバー
22aが側面方向であると)、図4(A)に示すよう
に、重り43はカバー22aに平行な方向となり、円筒
部41の切り欠き44と、カバー22aの爪部40との
位置関係は、カバー22aの開放方向になく、爪部40
が、円筒部41から出られずに、カバー22aはロック
され、ロック機構24を操作しても、ロックは解除され
ない。
【0046】一方、装置のカバー22aの方向が重力と
垂直方向であると(装置が横向きであり、カバー22a
が上面方向であると)、図4(B)に示すように、重り
43はカバー22aと垂直の方向となり、円筒部41の
切り欠き44と、カバー22aの爪部40との位置関係
は、カバー22aの開放方向となり、爪部40が、円筒
部41から出ることができ、ロックが外れ、ロック機構
24の操作により、カバー22aの開放が可能となる。
【0047】図5、図6により、更に説明すると、図5
(A)の装置を横向き状態とした場合には、図4(B)
に示すように、第2のロック機構4において、重り43
はカバー22aと垂直の方向となり、円筒部41の切り
欠き44と、カバー22aの爪部40との位置関係は、
カバー22aの開放方向となり、爪部40が、円筒部4
1から出ることができる。
【0048】従って、図3のロック機構24を操作し
て、装置フレーム30の爪部31とロック機構24の爪
25との係合を解除すると、カバー22aは、バネ26
により、開放方向に付勢され、図5(B)に示すよう
に、手動でフレーム22を上方に開放できる。
【0049】一方、図6のように、装置を縦向き状態と
した場合には、図4(A)に示したように、重り43は
カバー22aの方向となり、円筒部41の切り欠き44
と、カバー22aの爪部40との位置関係は、カバー2
2aの開放方向になく、爪部40が、円筒部41から出
られずに、カバー22aはロックされる。
【0050】従って、図3のロック機構24を押して、
装置フレーム30の爪部31とロック機構24の爪25
との係合を解除して、ロック機構24のロックが解除さ
れても、カバー22a(ユニット22)は、第2のロッ
ク機構4によりロックされているため、開放されず、縦
向きでは、ユニット22の開放が禁止される。
【0051】このため、装置の縦向き状態において、ロ
ック機構24に触れて、ユニット22が自重で開放され
ることを防止でき、内部部材の脱落、装置の損傷、作業
者の負傷等を防止できる。 (b)第2の実施例の説明
【0052】図7、図8は本発明の第2の実施例説明図
(その1)、(その2)である。この実施例は、図2の
装置において、図3のロック機構24の他に、第2のロ
ック機構4を一対設けたものである。
【0053】即ち、図7(A)に示すように、メインテ
ナンスフレームカバー22aに設けられた爪部40と、
装置本体に軸42を中心に回動可能な円筒部41と、円
筒部41に設けられた重り43と、円筒部41に設けら
れた切り欠き44とを有するカバーオープン防止機構4
aを、カバー22aのY軸方向に設けるとともに、メイ
ンテナンスフレームカバー22aに設けられた爪部45
と、装置本体に軸47を中心に回動可能な円筒部46
と、円筒部46に設けられた重り48と、円筒部46に
設けられた切り欠き49とを有するカバーオープン防止
機構4bを、カバー22aのX軸方向に設けたものであ
る。
【0054】尚、ロック機構24は、図示していない
が、図3のものと同一である。このように、一対のカバ
ーオープン防止機構4a、4bを、その方向を90度変
えて設けると、図7(B)に示すように、装置を横向き
とし、カバー22aを重力方向と垂直方向とすると、重
り43、48はカバー22aと垂直の方向となり、円筒
部41、46の切り欠き44、49と、カバー22aの
爪部40、45との位置関係は、カバー22aの開放方
向となり、爪部40、45が、円筒部41、46から出
ることができ、ロックが外れ、ロック機構24の操作に
より、カバー22aの開放が可能となる。
【0055】又、図8(A)に示すように、装置を長手
縦方向に設置し、カバー22aを重力方向とすると、防
止機構4aの円筒部41はY軸を中心に回動するため、
重り43は重力方向となり、円筒部41の切り欠き44
と、カバー22aの爪部40との位置関係は、カバー2
2aの開放方向になく、爪部40が、円筒部41から出
られずに、カバー22aはロックされ、ロック機構24
を操作しても、ロックは解除されない。
【0056】一方、防止機構4bの円筒部47はX軸を
中心に回動するから、重力により動作しないため、設置
方向の向きを変更しても、変化はない。
【0057】逆に、図8(B)に示すように、装置を短
手縦方向に設置し、カバー22aを重力方向とすると、
防止機構4bの円筒部46はX軸を中心に回動するた
め、重り48は重力方向となり、円筒部46の切り欠き
49と、カバー22aの爪部45との位置関係は、カバ
ー22aの開放方向になく、爪部45が、円筒部46か
ら出られずに、カバー22aはロックされ、ロック機構
24を操作しても、ロックは解除されない。
【0058】一方、防止機構4aの円筒部41はY軸を
中心に回動するから、重力により動作しないため、設置
方向の向きを変更しても、変化はない。
【0059】このようにすると、図4の装置の横設置と
長手縦設置に加えて、短手縦設置も検出でき、カバー2
2aの開放可能な装置の向きを2軸方向について更に限
定できる。 (c)第3の実施例の説明
【0060】図9は本発明の第3の実施例説明図であ
る。図9は、図2の装置のメインテナンスフレーム22
に適用した例を示し、カバーオープン防止機構4が、装
置の重力方向を検出して、カバー22aをロックする代
わりに、ロック機構24自体の動作をロックするもので
ある。
【0061】即ち、装置フレーム30の爪部31と係合
する爪25を有するロック機構24に突起部27を設
け、この突起部27に対向して、メンテナンスフレーム
に軸42を中心に回動可能な円筒部41を設け、円筒部
41に切り欠き44と重り43とを設けたものである。
【0062】このようにすると、図9に示すように、カ
バー22aが設置面に対して上面にあると、防止機構4
の円筒部41の重り43が図の下方の重力方向に向くた
め、円筒部41の切り欠き44は、ロック機構24の突
起部27に対向する。
【0063】このため、ロック機構24の突起部27
は、切り欠き44に挿入でき、ロック機構24の動作が
可能となり、ロック機構24を操作して、装置フレーム
30の爪部31とロック機構24の爪25との係合を解
き、カバー22aの開放を可能とする。この時カバーオ
ープン防止機構4はメンテナンスフレーム22に付随し
て移動する。
【0064】一方、カバー22aが設置面に対して上面
にないと、防止機構4の円筒部41の重り43が重力方
向に向くため、円筒部41の切り欠き44は、ロック機
構24の突起部27に対向しなくなる。
【0065】このため、ロック機構24の突起部27
は、切り欠き44と対向せず、円筒部41の周囲と対向
するため、ロック機構24の動作が禁止され、ロック機
構24を押しても、装置フレーム30の爪部31とロッ
ク機構24の爪25との係合が解除されず、カバー22
aの開放が防止できる。 (d)他の実施例の説明
【0066】上述の実施例の他に、本発明は、次のよう
な変形が可能である。 可搬型装置を、電子写真プリンタで説明したが、その
他のプリンタやパーソナルコンピュータ、ワードプロセ
ッサ等にも適用できる。
【0067】装置のカバーで説明したが、例えば、図
2の現像器13のように、交換可能なユニットでは、装
置を縦に設置して交換すると、現像器13からトナーが
飛散するため、これを防止するため、装置が横に設置さ
れている時に、現像器13の取り外しを可能とするよう
に、同様の離脱防止機構を設けても良い。
【0068】装置の重力方向に対する向きを検出する
ため、重りと円筒部とを用いて、機械的にロックする例
で説明したが、電気的に検出してロックするものを用い
ても良い。
【0069】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 ロック機構の他に、装置の重力に対する向きを検出し
て、ユニットをロックする第2のロック機構を設けたの
で、ユニットの開放又は取り外しが不適当な向きである
場合に、ユニットをロックすることができ、ロック機構
の誤操作によるユニットの開放又は取り外しを防止でき
る。
【0071】第2のロック機構4を、ロック機構24
と別に設けたので、ロック機構24を変更しないで、実
現できる。更に、第2のロック機構を、爪部と、本体部
又はユニットに回転可能に設けられ、切り欠きを有し、
前記爪部の一部が挿入される円筒体と、前記円筒体に設
けられた重りとで構成したので、自重による回転型のロ
ック機構を形成でき、ロック動作が確実となる。このた
め、内部部品の離脱、装置の損傷、作業者の負傷等を防
止でき、安全性の高い可搬型装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例構成図である。
【図4】本発明の第1の実施例カバーオープン防止機構
の構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例動作説明図(その1)で
ある。
【図6】本発明の第1の実施例動作説明図(その2)で
ある。
【図7】本発明の第2の実施例説明図(その1)であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例説明図(その2)であ
る。
【図9】本発明の第3の実施例説明図である。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
2 ユニット 3 本体部 4 カバーオープン防止機構(第2のロック機構) 22 メインテナンスフレーム 22a メインテナンスフレームカバー 23 回転軸 24 ロック機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部と、該本体部 に対し開放又は取り外し可能なユニットと、該ユニット該本体部にロックするロック機構とを有
    し、該ロック機構 を操作して、ロックを解除して、該ユニッ
    該本体部に対し開放又は取り外しする可搬型装置に
    おいて、 重力方向に対する装置の向きを検出し、該装置の向きに
    応じて該ユニットの開放又は取り外しをロックする第2
    のロック機構、前記ロック機構と独立に設け、 前記第2のロック機構は、 前記ユニット又は本体部に設けられた爪部と、 前記本体部又はユニットに回転可能に設けられ、切り欠
    きを有し、前記爪部の一部が挿入される円筒体と、 前記円筒体に設けられた重りとを有する ことを特徴とす
    る可搬型装置のロック装置。
  2. 【請求項2】前記本体部は、媒体に印刷を行う印刷機構
    で構成され、前記ユニットは、前記印刷機構のメインテ
    ナンスのため、開閉されるメインテナンスカバーである
    ことを特徴とする請求項1の可搬型装置のロック装置。
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