JP3313028B2 - 張力のかかっているケーブルの曲げ剛性及び張力の測定方法 - Google Patents
張力のかかっているケーブルの曲げ剛性及び張力の測定方法Info
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Description
及び張力の測定方法に関し、詳細には橋梁に架設後のケ
ーブル等の様に張力のかかっている状態にあるケーブル
の曲げ剛性及び張力を算定する方法に関するものであ
る。
程や、架設後のケーブルを維持管理するにあたっては、
ケーブルにかかる張力が設計範囲内のものであるかを確
認することが不可欠であり、ケーブルの張力の測定方法
としては振動法が一般に用いられている。
の関係を利用する方法であり、ハンマーや加振機等によ
りケーブルに衝撃を与え、発生した固有振動数から張力
を求めるものである。例えば、質量分布が一定で曲げ剛
性の全くない理想的なケーブルであれば、張力は次の
(1)式により求められる。
げ剛性を有するので、曲げ剛性を考慮することは不可欠
であり、例えば(2)式に示す関係式から張力を算出す
る方法(参照:土木学会論文報告集,第294号,第2
5〜32頁,「振動法によるケーブル張力の実用算定式
について」,1980年2月)が知られている。
2次の固有振動数(Hz) EI :ケーブルの曲げ剛性(N・m2 )
動数と曲げ剛性から張力を算定する方法であり、該振動
法ではケーブル張力の算定にあたって曲げ剛性の値を与
えなければならない。曲げ剛性の値は、ケーブルの形状
と材質だけから正確に決まるものではなく、ケーブルの
素線構成等によって異なり、また張力に応じて変化する
ものである。そこで現状では、予め実験を行うことによ
り、予想される張力をかけた同種,同断面構成のケーブ
ルを用いて曲げ剛性の測定を行っている。従って、種類
の違うケーブルを架設するごとに予備実験を行う必要が
あることから、多くの時間と人力を要している。しかも
これまでの方法によれば、施工時における形状変更等に
柔軟に対応できないという欠点があった。
向にあって、ケーブルの長さが数百mから千mを超える
場合もあり、長さが数百mにも及ぶケーブルを用いて予
備実験を行うことは困難である。そこで、例えば10m
程度のものを用いて曲げ剛性や張力を測定し、その結果
により架設後の曲げ剛性を推定するという方法が採用さ
れており、必ずしも信頼性の高い曲げ剛性及び張力の測
定方法は得られていなかった。
目してなされたものであって、前記の様な予備実験を行
うことなくケーブル架設時に簡便に曲げ剛性及び張力を
算出することのできる方法を提供することを第1の課題
とするものである。また本発明は、ケーブルの長さが数
百mに及ぶ場合であっても、曲げ剛性及び張力を精度良
く測定する方法の提供を第2の課題とするものである。
した本発明の測定方法とは、張力のかかっているケーブ
ルに衝撃を与え、ケーブルの任意の点における振動を検
出して周波数分析を行い、その分析結果より得られた複
数の固有振動数と該固有振動数の次数との間に成り立つ
関係から、張力のかかっている状態でのケーブルの曲げ
剛性及び張力を求めることを要旨とするものである。
尚、上記固有振動数は、曲げ剛性の影響が支配的となる
周波数領域、換言すれば固有振動数の平方根の値と、該
固有振動数の次数とが、一次関数の関係にある領域に存
在するものを用いることが好ましい。但し、張力の影響
が無視できず、固有振動数の平方根の値と該固有振動数
の次数とが一次関数の関係で表現できない場合は、固有
振動数の2乗の値を、該固有振動数の次数nの4次の多
項式で表現することが望ましい。また、曲げ剛性の測定
精度を向上させる上では、少なくとも2個の振動センサ
を用いてケーブル上の異なる複数の位置における固有振
動数を測定することが推奨される。
曲げ剛性及び張力を測定するにあたっては、以下の方法
を採用することが望ましい。即ち、前記第2の課題を解
決した本発明の測定方法とは、張力のかかっているケー
ブル上で所定間隔離れた2点の振動を測定し、2点で検
出された振動の比から伝達関数を求める周波数分析を行
い、得られた周波数応答関数の極大値または極小値を示
す振動数を読み取ると共に、複数の該振動数データと該
振動数の極大値または極小値を示すピークの次数との間
に成り立つ関係からケーブルの曲げ剛性及び張力を算出
することを要旨とするものである。尚、上記振動数デー
タは、曲げ剛性の影響が支配的となる領域から選定する
ことが好ましく、換言すれば、周波数応答関数において
極大値を示すピークの振動数の平方根の値と該ピークの
次数との関係、或いは、極小値を示す谷の振動数の平方
根の値と該谷の次数との関係が一次関数の関係にある領
域にある振動数データを用いることが推奨される。但
し、張力の影響が無視できず、該振動数の平方根と該ピ
ーク次数とが一次関数の関係で表現できない場合は、該
振動数の2乗の値を該ピーク次数の4次の多項式で表現
することが望ましい。また、本発明において周波数分析
を行うに当たり検出する振動とは、振動速度,振動加速
度または振動変位のいずれであっても良い。
定方法において、固有振動数を用いる曲げ剛性の測定方
法を第1発明と呼び、伝達関数を用いる曲げ剛性の測定
方法を第2発明と呼ぶ。
照しながら説明する。図1は本発明の測定方法を採用す
る場合の装置システムを示す概念図である。被測定ケー
ブル1にハンマー等で衝撃を与え、振動センサ2aで振
動波形を検出し、アンプ3を通して高速フーリエ変換器
(FFT)4で周波数分析を行い、得られた分析結果を
パソコン5でデータ処理して曲げ剛性及び張力を算定す
れば良い。
速フーリエ変換器4で振動数の分析を行った結果の一例
を図2の(a)にグラフ化して示す。横軸に振動数,縦
軸にケーブルの振動速度を対数値で表している。ケーブ
ルの固有振動数がグラフ中のピークとして表われてお
り、各ピークの上に示してある数字は振動モードの次数
nである。
動モードの次数の2乗の値n2 と固有振動数の2乗の値
f2 の関係を示すグラフである。この関係は張力と曲げ
剛性を考慮した振動数方程式の解である次式に従う。
尚、記号は前述した通りである。
(4)式の通りとなる。
次式に近似できる。
れることが分かる。従って、図3のデータをn2 の2次
曲線で近似して、その2次の係数(π2 EI/4mL
4 )より曲げ剛性EIを,1次の係数(T/4mL2 )
より張力Tを算出することができる。また上記(6)式
は次数nが大きい場合、つまり高次の固有振動数では張
力の入っているn2 の項はn4 の項と比較して無視でき
るので、次の様に整理できる。
動数fの平方根の値が比例していることが分かり、縦軸
に固有振動数fの平方根、横軸に振動モードの次数nを
プロットした図4のグラフにおいて、おおよそ7次以降
が直線であることに相当する。従って、このグラフの直
線の傾きを求めれば、式(7)より曲げ剛性EIを算定
することができる。
数nをとり、縦軸に固有振動数fをとったグラフを使用
しても良い。この図5の場合には、7次以降のデータを
2次曲線でカーブフィットを行い、その2次の項の係数
より曲げ剛性EIを求めればよい。次式(8)は、ケー
ブルの張力及び曲げ剛性を考慮に入れた振動数方程式で
ある。
その算出したEIの値を用いれば(8)式は張力Tのみ
が未知数となり、この式を解くことにより張力Tが求め
られる。尚、計算式に代入する固有振動数fは、張力の
影響が大きく表れる固有振動数とその次数を用いること
が望ましく、低次の値を使うことが推奨される。
分からなくても固有振動数fが分かれば計算できるの
で、例えば図6のように1次及び2次のピークが明瞭に
表れず固有振動数が検出できない場合であっても、検出
可能な固有振動数を用いて張力を算定することができ
る。さらに複数の固有振動数で計算すれば、図2でノイ
ズによるピークを間違って固有振動数として読み取り計
算された張力のデータが混ざっていたとしても異常値と
して判別を行うことができる。
振動センサ2bにより、振動センサ2aと同時に振動数
を検出したデータである。図2の(a),(b)を比較
すると、両者の間でピークの表われ方に差があることが
分かる。例えば10次,13次等のピークは図2(b)
では読み取りにくいが、図2(a)ではピークが高く読
み取り易い。この理由は図7を用いて以下の様に説明で
きる。図7はケーブルの3次モードを示しているが、こ
のモードの振動数を測定するにあたって、波の節の位置
に振動センサを取付けたとしても節の位置では振動しな
いので、3次モードを正確に検出することはできない。
そこで第2の振動センサを取り付けることにより、固有
振動数検出の確実性が向上する。さらに、第3の振動セ
ンサーを準備して、3つの振動センサの取り付け間隔
が、等間隔または倍数にあたる間隔とならない様に配設
すれば、より正確な固有振動数を検出することができ
る。次に、第2発明について説明する。
振動させて固有振動数を測定することが必要であるが、
ケーブル長が数百mに及ぶ場合には、ケーブル全体を加
振することは容易なことではない。
固有振動数が1Hzより小さい値となることがあり、振
動数の測定に長い時間がかかる。このため、風などの外
力の影響を受け易い。例えばf=0.1Hzの場合、1
周期は10秒であり、通常は数十周期計測して平均化処
理を行うので、数分間の計測が必要となる。この間、風
による影響が一定であるという保証は全くなく、この様
な外力の影響により、必ずしも正確なデータが得られな
いことがある。
用すれば、ケーブルの長さが数百mに及ぶ場合であって
も、簡便かつ正確に曲げ剛性の測定を行うことができ
る。鋼製ケーブル中を伝わる曲げ波の支配方程式は、次
式で与えられることが知られている。
は張力,ρは密度,Aは断面積を表す。ここで、撓み変
位wを、モードW(x)と時間の指数関数 exp(jω
t)との積と考える。 w(x,t)=W(x) exp(jωt) (10) 式(9)に式(10)を代入し、変数分離して次の常微
分方程式を得る。
を得る。 EIs4 −Ts2 −ρAω2 =0 (13) 式(13)を解いて以下の4個の解を得る。
される。 W(x)=C1 exp(αx)+C2 exp(−αx) +C3 cos(βx)+C4 sin(βx) (16) 上記の式(14),(15)において、角速度ωが大き
くなると、張力に関わる項より、振動数の2乗に比例し
て増大する曲げに関わる項の方が、圧倒的に大きくな
る。そこで特性方程式の解をkで表し、式(14),
(15)及び式(16)を次の様に書き換えることがで
きる。
の波長λとの間にk=2π/λの関係がある。また図8
に示す様に、ケーブルの固定点から距離L離れた位置の
振動速度変位をv1 、上記固定点から更にΔ離れた点の
振動速度変位をv2 とする。2点の位置が1波長以上離
れれば、イクスポネンシャル項の影響は殆ど無視できる
と考えることができる。このとき式(18)は次式の様
に整理できる。 W(x)=C sin(kx+θ) (19) これより2点間の振動速度の伝達関数は、次式で表され
る。
となる振動数、谷は分子が零となる振動数と考えられ
る。すなわち次式が成り立つ。
数n,極小値(谷)の次数mと、夫々の振動数fn ,f
m の関係は、
値(fn 2,fm 2)と、ピークまたは谷の次数の2乗の値
(n2 ,m2 )は、2次関数の関係にある。従って、実
験値に対し、その1次及び2次の係数を求めれば、L,
Δ,ρAを代入することで曲げ剛性EIと張力Tを算出
することができる。また、次数n,mが大きい場合、即
ち高次の固有振動数の場合は張力Tを含む項を省略し
て、上記(23),(24)は次の様になる。
と、ピークまたは谷の次数(nまたはm)が1次関数の
関係にあるので、傾きを求めれることにより曲げ剛性E
Iを算出することができる。
距離L離れたケーブル上に第1の振動センサを、距離
(L+Δ)離れたケーブル上に第2の振動センサを配置
し(但し、2つの振動センサを結ぶ直線は、ケーブルの
中心軸と平行)、上記固定端から見て第2のセンサより
外側の点をハンマまたは加振機などで加振し、加振点か
ら固定端に向かう振動入射波成分と、固定端で反射し固
定端から打撃点へと向かう振動反射波成分とを、上記2
点の振動センサで測定し、両者の比(伝達関数)を周波
数分析し、得られた周波数応答関数の極大値と極小値と
を示す振動数を読み取ることにより曲げ剛性及び張力を
精度良く測定する方法である。
説明するが、下記実施例は本発明を限定する性質のもの
ではなく、前・後記の主旨に徴して設計変更することは
いずれも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
ーブル(長さ18m,直径42mm)を用いて、第1発
明の前記(6)式を用いる測定方法により、曲げ剛性と
張力を算定した。結果は表1に示す。
ラル被覆ケーブル(長さ18m,直径34mm)を用い
て、第1発明の前記(7),(8)式を用いる測定方法
により、曲げ剛性と張力を算定した。結果は表2に示
す。
張力と、第1発明の測定方法により算出された張力は、
同程度であり、特に1次または2次の様に低次の固有振
動数を用いた算定張力が実験値に近いことが分かる。
Δ離れた位置に振動センサを配設して、固定端から(L
+Δ)を超える距離を離れた位置で衝撃力を加え、振動
を検出し、2点における振動速度の比から伝達関数H
(ω)を測定した。L=3m,Δ=0.5mの場合の伝
達関数を図9に示す。伝達関数を振動数によりグラフ化
すると、明確なピークと谷が得られることが分かる。そ
こでピークと谷の次数とその振動数とを表3に併記す
る。図10は横軸にピークまたは谷の次数(n,m)
と、その振動数fの平方根の値を整理したグラフであ
る。本実施例は、約1000mの架設ケーブルを用いて
実測した結果であり、張力の影響より曲げ剛性の影響が
圧倒的に支配的であり、次数n,mに対し、振動数fの
平方根の値が一次関数の関係にあることが分かる。表3
に示した各条件のピークと谷の振動数を式(25),
(26)に代入し、最小自乗法を用いて(ρA/EI)
1/4 の値を計算した。この実施例の場合、ρA=20.
5kg/m(直径64mm)であり、ρAの値を代入し
て、曲げ剛性EIを算出した。計算結果を表4に示す。
ぼ等しく誤差範囲内にある。
ーブル架設状態のままケーブルに衝撃力を加えることに
より、ケーブルの振動を検出し、周波数分析を行い、デ
ータ処理をして曲げ剛性と張力が算出できるので、事前
に曲げ剛性を測定しておく必要がなく、施工時の各種の
変更に対しても即座に対応でき、また測定に大がかりな
治具等を必要としないので少人数で簡便に張力を調べる
ことができる等、張力管理に適している。
る状態で曲げ剛性が正確に算定できるので、張力も正確
に計測することができる。しかも複数の固有振動数をデ
ータとして用いるので、1次や2次の固有振動数が測定
できない場合であっても張力の算定が可能である。また
振動データを複数のポイントで検出すれば、固有振動数
をより正確に測定することができ、曲げ剛性及び張力の
同定精度が上がる。
測定方法によれば、ケーブルの長さが数百mに及ぶ場合
であっても、加振点と固定端とを結ぶ距離相当のケーブ
ル長を振動させる程度の加振力で良いため、一般的なハ
ンマー等の打撃力で十分であり、大がかりな加振装置な
どは必要なくなる。しかも加振点から固定端までの往復
距離は十数m程度に設定できるため、振動伝播に要する
時間も1秒以下となり、平均化処理を行っても数秒程度
で測定が完了する。このため、風などの外力の影響も極
めて少なくなる。
ムを示す概略説明図である。
析結果を示すグラフである。
次数nの夫々の2乗の値f2 ,n2 の関係を示すグラフ
である。
根の値と振動モード次数nとの関係を示すグラフであ
る。
モード次数nの関係を示すグラフである。
数分析結果を示すグラフである。
答関数を示すグラフである。
数と、その振動数の平方根の値の関係を示すグラフであ
る。
Claims (11)
- 【請求項1】 張力のかかっているケーブルに衝撃を与
え、ケーブルの任意の点における振動を検出して周波数
分析を行い、その分析結果より得られた複数の固有振動
数と該固有振動数の次数との間に成り立つ関係からケー
ブルの曲げ剛性及び張力を求めることを特徴とするケー
ブルの曲げ剛性及び張力の測定方法。 - 【請求項2】 上記固有振動数は、曲げ剛性の影響が支
配的となる周波数領域に存在するものである請求項1に
記載の測定方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の測定方法であって、曲
げ剛性の影響が支配的となる周波数領域とは、固有振動
数の平方根の値と、該固有振動数の次数とが、一次関数
の関係にある領域である測定方法。 - 【請求項4】 上記固有振動数は、張力と曲げ剛性との
影響が共存する周波数領域に存在するものである請求項
1に記載の測定方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の測定方法であって、張
力と曲げ剛性との影響が共存する周波数領域とは、固有
振動数の2乗が、該固有振動数の次数nの4次多項式で
表現される領域にある測定方法。 - 【請求項6】 少なくとも2個の振動センサを用いてケ
ーブル上の異なる複数の位置における固有振動数を測定
して、曲げ剛性を算出する請求項1〜5のいずれかに記
載の測定方法。 - 【請求項7】 張力のかかっているケーブル上で所定間
隔離れた2点の振動を測定し、2点で検出された振動の
比から伝達関数を求める周波数分析を行い、得られた周
波数応答関数の極大値または極小値を示す振動数を読み
取ると共に、複数の該振動数データと該振動数の極大値
または極小値を示すピークの次数との間に成り立つ関係
からケーブルの曲げ剛性及び張力を算出することを特徴
とするケーブルの曲げ剛性及び張力の測定方法。 - 【請求項8】 上記振動数データが、曲げ剛性の影響が
支配的となる領域のものである請求項7に記載の測定方
法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の測定方法であって、曲
げ剛性の影響が支配的となる領域とは、周波数応答関数
において極大値を示すピークの振動数の平方根の値と該
ピークの次数との関係、或いは、極小値を示す谷の振動
数の平方根の値と該谷の次数との関係が一次関数の関係
にある領域である測定方法。 - 【請求項10】 上記振動数データが、張力と曲げ剛性
との影響が共存する周波数領域に存在するものである請
求項7に記載の測定方法。 - 【請求項11】 請求項10に記載の測定方法であっ
て、張力と曲げ剛性との影響が共存する周波数領域と
は、周波数応答関数において極大値を示す振動数の2乗
が、該振動数の次数nの4次多項式で表現される領域に
ある場合か、或は極小値を示す谷の振動数の2乗が該谷
の次数の4次多項式で表現される領域にある測定方法。
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