JP3312496B2 - 被制御装置の情報収集方法 - Google Patents

被制御装置の情報収集方法

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JP3312496B2 JP20702094A JP20702094A JP3312496B2 JP 3312496 B2 JP3312496 B2 JP 3312496B2 JP 20702094 A JP20702094 A JP 20702094A JP 20702094 A JP20702094 A JP 20702094A JP 3312496 B2 JP3312496 B2 JP 3312496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御装置において定期
的に被制御装置から制御情報を収集する被制御装置内の
制御情報の収集方法に関する。
【0002】制御装置から、定期的にポーリング制御
で、無人の被制御装置から制御情報を収集し、収集した
情報に基づいて被制御装置を制御する方法がよく用いら
れているが、被制御装置に状態変化が発生した際、即制
御ができるように、制御情報の授受の迅速化が要求され
ている。
【0003】
【従来の技術】図7、及び図8を用いて従来例について
説明する。図7は従来例を示す図で、図8は図7に示す
従来例における制御情報更新シーケンス例を示す図であ
る。
【0004】図中、10は制御装置、11,21は通信
制御部、13は制御情報要求検出部、14,24はメモ
リ制御情報更新部、15,25は制御情報メモリ、16
は表示切替部、17は外部表示部、18は外部印刷部、
20は被制御装置、23は状態変化検出部である。
【0005】従来例における制御装置10と複数の被制
御装置との間の動作は被制御装置の数が増加しても同じ
であるので、一つの被制御装置20との間の動作につい
て説明する。
【0006】図7において、状態変化検出部23には図
示しない各種センサからの情報、例えば、制御情報と
してパッケージ1〜nの実装情報、制御情報としてパ
ッケージ1〜nの回線設定情報、制御情報としてパッ
ケージ1〜nの電圧供給情報等が入力しており、それぞ
れの制御情報はメモリ制御情報更新部2 の制御で、制御
情報メモリ2 25の所定の領域に更新記憶される。
【0007】次に従来例における制御情報更新のシーケ
ンス例について図8を用い、図7を参照しながら説明す
る。 (1)先ず、図7に示す制御装置10内の通信制御部1
1は、一定の時間周期で、図示しない自装置及び被制御
装置のアドレスを記憶しているアドレス記憶部に書込ま
れた被制御装置20のアドレスを読出して、所定のポー
リング信号を生成して通信制御部11を介して被制御装
置20に送出する。
【0008】(2)被制御装置20は、送られて来るポ
ーリング信号のうち自装置のアドレスと一致するアドレ
スのポーリング信号であれば受信し、それが正常に受信
しておれば、対応した応答信号(アクノリッチコマン
ド:ACK)を送出することにより、制御装置10から
の受信が正常であることを制御装置10に通知する。
【0009】(3)制御装置10は被制御装置20から
の応答信号(ACK)を受信し、被制御装置20が正常
であることを確認する。これを所定時間周期毎、繰り返
して行う。
【0010】(4)運転稼働中、被制御装置20におい
て何らかの変化が発生すれば、被制御装置20は自装置
のデータの更新を行うが、制御装置10からのポーリン
グ信号を受信すると、通常の応答信号(ACK)を制御
装置10に送出する。
【0011】(5)制御装置10は、制御情報の出力を
行うに当たって、被制御装置20に対して、例えば、図
3(2)の被制御装置監視用に示す制御情報〜につ
いて、制御情報(例えば、パッケージの実装情報)か
ら、順次制御情報を要求するコマンドを送出する。
【0012】(6)この要求コマンドを受信した被制御
装置20は、要求された制御情報の状態を示す情報
(例えば、パッケージ1〜nまでの実装状態)について
応答する。
【0013】(7)〜(12)順次、制御情報〜ま
でについて、要求とその応答が繰り返される。 (13)制御装置10からの制御情報の収集が完了する
と、通常のポーリング監視に切り替わり、制御装置10
は制御下にある複数の被制御装置を順次ポーリングす
る。
【0014】一方、制御装置10は収集した被制御装置
20の制御情報の内容を外部装置へ出力し、保守者は視
覚により、状態変化を確認していた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
においては、制御装置は被制御装置から被制御装置内の
制御情報を収集するのに、該当する被制御装置に対して
情報送出の要求を行い、被制御装置が保持している制御
情報をすべて収集すると、プリンタ等外部のデータ出力
装置へ、収集した情報を印刷する等により出力してい
た。
【0016】さらに、被制御装置の監視する制御情報が
増加すると、被制御装置から制御装置への伝送情報量が
多くなるため、情報要求から情報出力までに多くの時間
がかかってしまうという問題があった。
【0017】本発明は、係る問題を解決するもので、時
間をかけないで被制御装置から制御情報を取り出すこと
ができる被制御装置の情報収集方法を提供することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。本発明は、制御装置から複数の被制御装置へ
ポーリング制御信号を送信し、該被制御装置からの該被
制御装置の制御情報の変化の有無を収集して該被制御装
置を制御する被制御装置の情報収集方法であって、該被
制御装置に、監視している制御情報に変化が生じると該
当するビットを反転させて保持し、前記制御装置から該
制御情報送出要求があると、保持している該制御情報を
送出するとともに、内蔵する制御情報メモリ2 に、保持
している該制御情報を送出し、送出が終了すると、すべ
てのビットを初期状態にリセットする更新情報保持部を
設けるとともに、内蔵する該制御情報メモリ2 に、該更
新情報保持部で保持している前記監視情報を入力して最
新情報として記憶する領域を設ける。
【0019】更に、前記制御装置に、該制御装置からの
要求に対して該被制御装置から制御情報に変化ありの応
答情報信号を受信すると、該被制御装置に対して変化が
あったビットについてのみ、該制御情報メモリ2 に記憶
している最新の制御情報を要求する更新情報監視部を設
けるとともに、内蔵する制御情報メモリ1 に入力した被
制御装置から送られてきた該制御情報を記憶する領域を
設ける。
【0020】そして、被制御装置は、監視する制御情報
が変化したときは、該制御装置からのポーリング制御信
号を受信すると、該制御情報に変化があったことを示す
応答情報信号を該制御装置に伝達し、該制御装置は該被
制御装置において変化があった該監視制御情報について
のみ該被制御装置に要求し、該制御情報が、該被制御装
置から送られて来ると内蔵する前記制御情報メモリ1
所定のメモリ領域に上書きして更新するようにすること
により、目的を達成できる。
【0021】また、前記被制御装置から前記制御装置に
制御情報を伝達する通信手段に、該被制御装置が監視す
る複数の制御情報を各ビットに割当てた情報領域を付加
し、該制御情報のいずれかに変化が発生すると該当する
ビットを反転させて送出するようにする。
【0022】また、前記被制御装置から前記制御装置に
伝達する前記通信手段に付加する前記制御情報は、該被
制御装置を監視する該制御情報の状態変化をラッチし、
外部トリガにより該ラッチ内容を送出すると、該ラッチ
内容を解除する被制御装置監視用制御情報領域と、該制
御情報領域の該ラッチ内容をコピーして記憶する制御装
置更新用制御情報領域とで構成する。
【0023】さらに、前記制御装置内の制御情報更新
中、前記被制御装置は自被制御装置の制御情報の変化を
監視し、その結果を該制御装置に伝達して更新中の制御
情報の変化を監視する。
【0024】また、前記被制御装置の前記制御情報に変
化があったとき、前記制御装置側において該制御情報が
変化したことを画面で表示する構成とする。
【0025】
【作用】本発明は、被制御装置には、更新情報保持部を
設けたので、状態変化検出部が監視している複数の制御
情報のいずれかに変化が生じると、その情報を入力して
更新情報保持部は生成する更新情報テーブルの該当する
被制御装置監視用ビットを反転させて保持することがで
きる。
【0026】また、被制御装置は制御装置から制御情報
送出要求があると、これをトリガにして、保持している
制御情報を制御装置側に送出するとともに、内蔵する制
御情報メモリ2 にも送出し、制御情報の送出が終了する
と、すべてのビットの内容を解除して初期状態に戻すこ
とができる。
【0027】また、内蔵する制御情報メモリ2 に、更新
情報保持部で保持している制御情報を記憶する領域を設
けたので、制御装置から制御情報送出要求があったと
き、これに対応して更新情報保持部から制御情報を送ら
れて来ると、内蔵する制御情報メモリ2 の所定領域にそ
の制御情報を上書きして記憶することができる。
【0028】更に、制御装置には、更新情報監視部を設
けたので、被制御装置から応答情報信号を受信し、監視
制御情報に「状態変化の有無」を確認し、どのビット
(又はどの制御情報)が状態変化したを確認し、被制御
装置に対して状態変化があったビットについてのみ、制
御情報メモリ2 に記憶されている制御情報の送出を要求
することができる。
【0029】また、内蔵する制御情報メモリ1 に、入力
した被制御装置から送られてきた制御情報を記憶する領
域を設けたので、更新情報監視部が被制御装置から監視
制御情報に「状態変化あり」の応答情報信号を受信した
ときは、被制御装置から状態変化があったビットについ
て、最新の制御情報が送られて来るので、その情報を所
定領域の情報に上書きして更新することができる。
【0030】また、被制御装置から制御装置に制御情報
を伝達する通信手段の中に、被制御装置が監視する複数
の制御情報を各ビットに割当てた情報領域を付加し、制
御情報のいずれかに変化が発生すると該当するビットを
反転させて送出するようにしたので、制御装置は受信す
る通信手段の中の制御情報領域のビットの変化を検出し
て、どの制御情報が変化したのかを確認することができ
る。
【0031】また、被制御装置から制御装置に伝達する
通信手段に、付加する制御情報領域を、被制御装置監視
用制御情報領域と、制御装置更新用制御情報領域の二つ
の制御情報領域で構成したので、被制御装置監視用制御
情報領域は被制御装置を監視する制御情報の状態変化を
ラッチしておき、また、制御装置更新用制御情報領域に
制御情報領域の内容をコピーすると、被制御装置監視用
制御情報領域はすべての内容をリセットして初期状態に
戻し、状態変化に対応することができる。
【0032】また、制御装置更新用制御情報領域は被制
御装置監視用制御情報領域の制御情報内容をコピーして
記憶しておくことができるので、制御装置からの制御情
報要求に対して最新の制御情報の送出に対応することが
できる。
【0033】さらに、制御装置内の制御情報更新中、被
制御装置は自被制御装置の制御情報の変化を監視し、そ
の結果を制御装置に伝達して更新中の制御情報の変化を
監視するようなシーケンスの構成にしたので、制御装置
内の制御情報更新中の被制御装置の制御情報変化も洩ら
さず監視することができる。
【0034】また、制御装置側において、更新情報監視
部に入力する被制御装置からの制御情報を外部表示部に
表示する構成としたので、被制御装置の制御情報に変化
があったとき、制御情報が変化したことを画面に表示す
ることができる。
【0035】
【実施例】図2〜図6を用いて実施例について説明す
る。図2は本発明の実施例、図3は被制御装置から制御
装置への応答情報フォーマット例、図4は実施例におけ
る制御情報更新シーケンス例、図5は被制御装置での更
新情報テーブル変化状況例、図6は制御装置表示画面の
表示例である。
【0036】図中、図1、及び図7と同じ符号は同じも
のを示す。先ず、図3の被制御装置から制御装置への応
答情報フォーマット例について説明する。
【0037】図3の(1)に示す応答情報フォーマット
例において、「更新情報」の領域は、本発明により付加
した制御情報テーブルであり、また、通信手段に付加さ
れる更新情報である。これは被制御装置が監視する複数
の制御情報のビット数の被制御装置監視用フラグ領域
と、同じビット数の制御装置更新用フラグ領域とで構成
したもので、この図3の例の場合は、監視する制御情報
数が8の場合を示したものであり、例えば、制御情報
はパッケージ実装情報であったり、制御情報は回線設
定情報であったりする。
【0038】そして、例えば、制御情報(例えば、パ
ッケージに供給される電圧情報)に変化が発生すれば、
被制御装置監視用フラグ領域のビット3のフラグは
“0”から“1”に変化する。
【0039】この制御情報テーブルは状態変化検出部2
3からの情報を基にして更新情報保持部22で作成さ
れ、通信制御部21へ送られる。また、状態変化検出部
23で検出した詳細情報(制御情報は例えばパッケー
ジ1〜nに供給されるそれぞれの電圧情報)は、メモリ
制御情報更新部2 24へ送られ、メモリ制御情報更新部
2 24の制御で、制御情報メモリ2 25の所定の領域に
更新記憶される。
【0040】制御装置10側については、被制御装置2
0から送られて来る図3の例に示す応答情報信号のうち
の更新情報は更新情報監視部12で監視され、変化を検
出すると、その情報は制御情報要求検出部13と表示切
替部16に送られる。
【0041】制御情報要求検出部13は更新情報監視部
12からの情報で変化があった制御情報についてのみ、
詳細情報を送られるように被制御装置に要求する。被制
御装置20から、変化があった制御情報の詳細情報が送
られて来るとメモリ制御情報更新部1 14の制御で制御
情報メモリ1 15の所定の領域に書込み、過去の情報を
更新する。
【0042】表示切替部16には、更新情報監視部12
から被制御装置側で制御情報に変化があった場合はその
情報が入力し、図示しない外部キーボード等による操作
で外部表示部17にその対応を表示させることができる
(図6の(1)参照)。
【0043】また、制御情報メモリ1 15へ記憶された
情報も取込み、上記外部キーボード操作で外部表示部1
7に表示させることができる。制御情報メモリ1 の記憶
内容の更新についても表示させることができ、更新実行
/更新設定の選択(図6の(2)参照)、また、更新設
定の選択の場合は、手動/自動/強制/連続等について
選択することができる(図6の(3)参照)。
【0044】制御情報メモリ1 の記憶内容の更新は、選
択結果が制御情報要求検出部13に送られ、被制御装置
から選択された方法で更新された制御情報を入手する。
次に、図2について、図4のシーケンス例を対応させて
制御装置と被制御装置の動作について、図4に付記した
数字の順に説明する。なお、このシーケンス例は図6の
(3)で自動更新を設定した場合の例である。 (1)制御装置10からポーリング制御信号を送出す
る。 (2)被制御装置20は、監視する制御情報がすべて正
常であるため、応答情報信号に図5(1)に示す応答情
報─1を付記して伝送する。
【0045】ここで、被制御装置20の監視制御情報
の状態変化が発生したものとする。すると、被制御装置
20の更新情報保持部22で作成される制御情報のフ
ラグは“0”から“1”に変化する。この“1”は、制
御装置10の情報更新が終了するまで、ラッチされてい
る。 (3)制御装置10からは、次のポーリング周期に上記
(1)と同じようにポーリング制御信号を送出する。 (4)被制御装置20からは、応答情報信号に図5
(2)に示す応答情報─2を付記して伝送する。 (5)制御装置10は被制御装置20の監視制御情報
に状態変化があったことを確認する。
【0046】と同時に、外部表示部に対して、更新要求
指示を表示する。(図6の(1)表示例1参照) (6)被制御装置20からは、(4)で送出したと同じ
動作をし、応答情報信号に図5(2)に示す応答情報─
2を付記して伝送する。 (7)制御装置10は、制御装置10の制御情報メモリ
1 15の制御情報を更新するため、更新情報を要求する
更新情報要求コマンドを送出する。 (8)被制御装置20は制御装置10からの更新要求コ
マンドを受信すると、被制御装置監視用フラグ(領域)
を制御装置更新用フラグ(領域)にコピーし、次の状態
変化に対応できるように被制御装置監視用フラグをクリ
アする。
【0047】そして、応答情報信号に図5(3)に示す
応答情報─3を付記して制御装置10に送出する。 (9)制御装置10は、応答情報─3により、制御情報
についてのみ、制御情報を更新するため、制御情報
の情報を要求する制御情報要求コマンドを送出する。 (10)被制御装置20は、制御情報要求コマンドを
受信して、具体的に制御情報の変化した状態を示す情
報(例えば、パッケージ1〜nの電圧供給情報)を送出
する。 (11)制御装置10は、被制御装置20からの制御情
報の変化内容を示す具体的情報を受信し、メモリ制御
情報更新部1 14を介して制御情報メモリ1 15に記憶
している情報を更新する。
【0048】そして、制御情報の具体的内容を受信
中、被制御装置20に状態変化が発生したか否かを確認
するため、再度、上記(7)項で送出したと同じ更新情
報を要求する更新情報要求コマンドを送出する。 (12)被制御装置20は 制御送出10からの(1
1)項のコマンドを受信すると、(8)項と同様に、被
制御装置監視用フラグ(領域)を制御装置更新用フラグ
(領域)にコピーし、次の状態変化に対応できるように
被制御装置監視用フラグをクリアする。
【0049】ここで、上記(10)項の動作を実行中、
監視状態に変化が発生しなかった場合は、図5(4─
1)に示すように、すべてのビットが“0”になるの
で、応答情報信号に図5(4─1)に示す応答情報−4
1 を付記して制御装置10に送出する。
【0050】また、上記(10)項の動作を実行中、即
ち、制御装置のメモリ1 の内容更新中、監視状態に変化
が発生した場合、例えば、図5(4)の(4─2)に示
すように、制御情報と制御情報とに状態変化が発生
したとすると、被制御装置20の被制御装置監視用フラ
グは、制御情報と制御情報とのフラグが“1”に変
化する。
【0051】そして、制御装置10からの(11)項の
コマンドを受信すると、(8)項と同様に、被制御装置
監視用フラグ(領域)を制御装置更新用フラグ(領域)
にコピーし、その結果として図5(5)に示す応答情報
−42 の信号を応答情報信号に付記して制御装置10に
送出する。 (13)受信した応答情報信号に付記された制御情報が
すべて“0”であれば、以降は通常のポーリング制御に
入る。
【0052】しかしながら、上記(12)項で、図5
(5)に示す応答情報−42 の信号、即ち、被制御装置
の「制御情報に変化あり」が送られて来ると、上記
(9)項と同様の動作を実行し、以下、応答情報−41
が送られて来るまで、(9)項から(12)項を繰り返
すことになる。
【0053】このようにして、常に被制御装置20の制
御情報メモリ2 25に記憶されている制御情報が、制御
情報に変化が発生すると、短時間のうちに制御装置10
の制御情報メモリ1 15に記憶更新される。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の技術を用
いることにより、被制御装置と制御装置間の通信量を削
減するとともに、被制御装置側の制御情報について、要
求から印刷出力やディスプレイ出力までに要する時間を
大幅に短縮することができる。
【0055】また、制御装置側で常にリアルタイムで被
制御装置の監視する制御情報の変化を把握し、変化を保
存することができるので、システム運用に変化が発生し
ても即対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例である。
【図3】被制御装置から制御装置への応答情報フォーマ
ット例である。
【図4】実施例における制御情報更新シーケンス例であ
る。
【図5】被制御装置での更新情報テーブル変化状況例で
ある。
【図6】制御装置表示画面の表示例である。
【図7】従来例を示す図である。
【図8】従来例における制御情報更新シーケンス例であ
る。
【符号の説明】
10 制御装置 11,21 通信制御部 12 更新情報監視部 13 制御情報要求検出部 14,24 メモリ制御情報更新部 15,25 制御情報メモリ 16 表示切替部 17 外部表示部/制御情報更新制御部 18 外部印刷部 20 被制御装置 22 更新情報保持部 23 状態変化検出部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置から複数の被制御装置へポーリ
    ング制御信号を送信し、該被制御装置からの該被制御装
    置の制御情報の変化の有無を収集して該被制御装置を制
    御する被制御装置の情報収集方法であって、 該被制御装置に、監視している制御情報に変化が生じる
    と該当するビットを反転させて保持し、前記制御装置か
    ら該制御情報送出要求があると、保持している該制御情
    報を送出するとともに、内蔵する制御情報メモリ2 に、
    保持している該制御情報を送出し、送出が終了すると、
    すべてのビットを初期状態にリセットする更新情報保持
    部を設けるとともに、 内蔵する該制御情報メモリ2 に、該更新情報保持部で保
    持している前記監視情報を入力して最新情報として記憶
    する領域を設け、 前記制御装置に、該制御装置からの要求に対して該被制
    御装置から監視制御情報に変化ありの応答情報信号を受
    信すると、該被制御装置に対して変化があったビットに
    ついてのみ、該制御情報メモリ2 に記憶している最新の
    制御情報を要求する更新情報監視部を設けるとともに、 内蔵する制御情報メモリ1 に、入力した被制御装置から
    送られてきた該制御情報を記憶する領域を設け、 該被制御装置は監視する制御情報が変化したときは、該
    制御装置からのポーリング制御信号を受信すると、該制
    御情報に変化があったことを示す応答情報信号を該制御
    装置に伝達し、該制御装置は該被制御装置において変化
    があった該制御情報についてのみ該被制御装置に要求
    し、該制御情報が該被制御装置から送られて来ると内蔵
    する前記制御情報メモリ1 の所定のメモリ領域に上書き
    して更新することを特徴とする被制御装置の情報収集方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記被制御装置から前記制御装置に制御情報を伝達する
    通信手段に、該被制御装置が監視する複数の制御情報を
    各ビットに割当てた情報領域を付加し、該制御情報のい
    ずれかに変化が発生すると該当するビットを反転させる
    ようにしたことを特徴とする被制御装置の情報収集方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記被制御装置から前記制御装置に伝達する前記通信手
    段に付加する前記制御情報は、該被制御装置を監視する
    該制御情報の状態変化をラッチし、外部トリガにより該
    ラッチ内容を送出すると、該ラッチ内容を解除する被制
    御装置監視用制御情報領域と、該制御情報領域の該ラッ
    チ内容をコピーして記憶する制御装置更新用制御情報領
    域とで構成したことを特徴とする被制御装置の情報収集
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記制御装置内の制御情報更新中、前記被制御装置は自
    被制御装置の制御情報の変化を監視し、その結果を該制
    御装置に伝達することを特徴とする被制御装置の情報収
    集方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記被制御装置の前記制御情報に変化があったとき、前
    記制御装置側において該制御情報が変化したことを画面
    で表示する構成としたことを特徴とする被制御装置の情
    報収集方法。
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