JP3312401B2 - カルシウム快削ステンレス鋼 - Google Patents
カルシウム快削ステンレス鋼Info
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- JP3312401B2 JP3312401B2 JP29538692A JP29538692A JP3312401B2 JP 3312401 B2 JP3312401 B2 JP 3312401B2 JP 29538692 A JP29538692 A JP 29538692A JP 29538692 A JP29538692 A JP 29538692A JP 3312401 B2 JP3312401 B2 JP 3312401B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカルシウム快削ステンレ
ス鋼の改良に関し、被削性の向上と耐食性の維持をあわ
せ実現したステンレス鋼を提供する。
ス鋼の改良に関し、被削性の向上と耐食性の維持をあわ
せ実現したステンレス鋼を提供する。
【０００２】
【従来の技術】鋼の被削性を改善するためＳやＴｅを添
加すると耐食性が低下するので、耐食性をあまり下げず
に被削性を改善する手段として、適量のＣａを添加する
ことが行なわれている。Ｃａは低融点の酸化物系介在物
を形成し、これが切削工具に対する潤滑作用をするとい
うのが、被削性改善の主要な機構である。
加すると耐食性が低下するので、耐食性をあまり下げず
に被削性を改善する手段として、適量のＣａを添加する
ことが行なわれている。Ｃａは低融点の酸化物系介在物
を形成し、これが切削工具に対する潤滑作用をするとい
うのが、被削性改善の主要な機構である。
【０００３】ところが、ステンレス鋼においては、Ｃａ
の添加による被削性改善の効果は、あまり高いとはいえ
ない。Ｃａの酸化物系介在物のうち、比較的低融点であ
って被削性の向上に有用なものは、アノルサイトＣａＯ
・Ａｌ２Ｏ３・２ＳｉＯ２である(１４００〜１６００
℃の温度領域で工具への潤滑作用をする）が、ステンレ
ス鋼には多量のＣｒが存在し、これがアノルサイトの生
成を妨げるからと考えられる。
の添加による被削性改善の効果は、あまり高いとはいえ
ない。Ｃａの酸化物系介在物のうち、比較的低融点であ
って被削性の向上に有用なものは、アノルサイトＣａＯ
・Ａｌ２Ｏ３・２ＳｉＯ２である(１４００〜１６００
℃の温度領域で工具への潤滑作用をする）が、ステンレ
ス鋼には多量のＣｒが存在し、これがアノルサイトの生
成を妨げるからと考えられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ステ
ンレス鋼にＣａを添加し、その耐食性の低下を防いで被
削性改善の効果を挙げた、カルシウム快削ステンレス鋼
を提供することにある。
ンレス鋼にＣａを添加し、その耐食性の低下を防いで被
削性改善の効果を挙げた、カルシウム快削ステンレス鋼
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に従うカルシウム
快削ステンレス鋼の第一の態様は、Ｃｒ：１０〜３０％
（重量％、以下同じ）を含有し残部がＦｅおよび不純物
からなる合金に、Ｃａ：１０〜１００ppm およびＡｌ：
５０〜１５０ppm を添加するとともにＯ含有量を７２〜
１５０ppm に規制し、原子比でＣａ／Ｏ≧０．５および
Ａｌ／Ｏ≧０．５の条件をみたすことによって、酸化物
系介在物の少なくとも２０％をゲーレナイト２ＣａＯ・
Ａｌ２Ｏ３・ＳｉＯ２が占めるようにしたことを特徴と
する。
快削ステンレス鋼の第一の態様は、Ｃｒ：１０〜３０％
（重量％、以下同じ）を含有し残部がＦｅおよび不純物
からなる合金に、Ｃａ：１０〜１００ppm およびＡｌ：
５０〜１５０ppm を添加するとともにＯ含有量を７２〜
１５０ppm に規制し、原子比でＣａ／Ｏ≧０．５および
Ａｌ／Ｏ≧０．５の条件をみたすことによって、酸化物
系介在物の少なくとも２０％をゲーレナイト２ＣａＯ・
Ａｌ２Ｏ３・ＳｉＯ２が占めるようにしたことを特徴と
する。
【０００６】本発明に従うカルシウム快削ステンレス鋼
の第二の態様は、Ｃｒ：１０〜３０％およびＮｉ：６〜
２０％を含有し、残部がＦｅおよび不純物からなる合金
に、Ｃａ：１０〜１００ppm およびＡｌ：５０〜１５０
ppm を添加するとともにＯ含有量を５０〜１５０ppm に
規制し、原子比でＣａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧
０．５の条件をみたすことによって、酸化物系介在物の
少なくとも２０％を、ゲーレナイト２ＣａＯ・Ａｌ２Ｏ
３・ＳｉＯ２が占めるようにしたことを特徴とする。
の第二の態様は、Ｃｒ：１０〜３０％およびＮｉ：６〜
２０％を含有し、残部がＦｅおよび不純物からなる合金
に、Ｃａ：１０〜１００ppm およびＡｌ：５０〜１５０
ppm を添加するとともにＯ含有量を５０〜１５０ppm に
規制し、原子比でＣａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧
０．５の条件をみたすことによって、酸化物系介在物の
少なくとも２０％を、ゲーレナイト２ＣａＯ・Ａｌ２Ｏ
３・ＳｉＯ２が占めるようにしたことを特徴とする。
【０００７】本発明に従うカルシウム快削ステンレス鋼
の第三の態様は、Ｃｒ:１０〜３０％、Ｎｉ:６〜２０
％、ならびに、Ｍｏ：５．０％以下、Ｃｕ：５．０％以
下およびＮ：０．５％以下の１種または２種以上を含有
し、残部がＦｅおよび不純物からなる合金に、Ｃａ：１
０〜１００ppm およびＡｌ：５０〜１５０ppm を添加す
るとともにＯ含有量を５０〜１５０ppm に規制し、原子
比でＣａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧０．５の条件を
みたすことによって、酸化物系介在物の少なくとも２０
％をゲーレナイト２ＣａＯ・Ａｌ２Ｏ３・ＳｉＯ２が占
めるようにしたことを特徴とする。
の第三の態様は、Ｃｒ:１０〜３０％、Ｎｉ:６〜２０
％、ならびに、Ｍｏ：５．０％以下、Ｃｕ：５．０％以
下およびＮ：０．５％以下の１種または２種以上を含有
し、残部がＦｅおよび不純物からなる合金に、Ｃａ：１
０〜１００ppm およびＡｌ：５０〜１５０ppm を添加す
るとともにＯ含有量を５０〜１５０ppm に規制し、原子
比でＣａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧０．５の条件を
みたすことによって、酸化物系介在物の少なくとも２０
％をゲーレナイト２ＣａＯ・Ａｌ２Ｏ３・ＳｉＯ２が占
めるようにしたことを特徴とする。
【０００８】第一の態様に含まれる鋼の基礎となる鋼種
は、たとえばＪＩＳのＳＵＳ４０３，４１０，４３０等
のマルテンサイト系、フェライト系のステンレス鋼であ
る。第二の態様に含まれる鋼の基礎となる鋼種として
は、ＪＩＳのＳＵＳ２０１，３０４，３０３等のオース
テナイト系ステンレス鋼がある。第三の態様に含まれる
鋼の基礎となるものの実例を挙げれば、ＪＩＳのＳＵＳ
３１６，３１７等の二相ステンレス鋼である。
は、たとえばＪＩＳのＳＵＳ４０３，４１０，４３０等
のマルテンサイト系、フェライト系のステンレス鋼であ
る。第二の態様に含まれる鋼の基礎となる鋼種として
は、ＪＩＳのＳＵＳ２０１，３０４，３０３等のオース
テナイト系ステンレス鋼がある。第三の態様に含まれる
鋼の基礎となるものの実例を挙げれば、ＪＩＳのＳＵＳ
３１６，３１７等の二相ステンレス鋼である。
【０００９】
【作用】上記の各ステンレス鋼において添加する元素の
役割と、組成範囲の限定理由とは、ステンレス鋼の技術
分野において既知である。すなわち、Ｃｒ：１０〜３０
％は、ステンレスといえる耐食性を得るために必要な存
在である。Ｎｉ：６〜２０％もまた、ステンレスとして
の耐食性を高め、強度、靭性そのほか所望の物性を得る
ための成分である。Ｍｏ：５％以下は、焼入性の向上お
よび受動態の安定化のために加える。Ｃｕ：５％以下
は、耐食性の向上を目的として添加する。また、Ｎ：
０．５％以下は、オーステナイト相の安定化、窒化物の
形成による結晶粒の微細化、溶体化処理後の時効析出硬
化による強度の上昇などを意図した添加である。
役割と、組成範囲の限定理由とは、ステンレス鋼の技術
分野において既知である。すなわち、Ｃｒ：１０〜３０
％は、ステンレスといえる耐食性を得るために必要な存
在である。Ｎｉ：６〜２０％もまた、ステンレスとして
の耐食性を高め、強度、靭性そのほか所望の物性を得る
ための成分である。Ｍｏ：５％以下は、焼入性の向上お
よび受動態の安定化のために加える。Ｃｕ：５％以下
は、耐食性の向上を目的として添加する。また、Ｎ：
０．５％以下は、オーステナイト相の安定化、窒化物の
形成による結晶粒の微細化、溶体化処理後の時効析出硬
化による強度の上昇などを意図した添加である。
【００１０】Ｃａの添加によりゲーレナイト２ＣａＯ・
Ａｌ２Ｏ３・ＳｉＯ２を生成させるためには、前記した
ように、Ｃａ：１０〜１００ppmおよびＡｌ：５０〜１
５０ppmを添加し、かつ、Ｏ含有量を、第一の態様にお
いては７２〜１５０ppmに規制し、第二および第三の態
様においては５０〜１５０ppmに規制し、さらに、原子
比で、Ｃａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧０．５の条件
をみたす必要がある。その理由は、図１に示したよう
に、ゲーレナイトの生成する領域が、Ｃａ／ＯおよびＡ
ｌ／Ｏがともに０．５以上であるところに存在すること
にある。
Ａｌ２Ｏ３・ＳｉＯ２を生成させるためには、前記した
ように、Ｃａ：１０〜１００ppmおよびＡｌ：５０〜１
５０ppmを添加し、かつ、Ｏ含有量を、第一の態様にお
いては７２〜１５０ppmに規制し、第二および第三の態
様においては５０〜１５０ppmに規制し、さらに、原子
比で、Ｃａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧０．５の条件
をみたす必要がある。その理由は、図１に示したよう
に、ゲーレナイトの生成する領域が、Ｃａ／ＯおよびＡ
ｌ／Ｏがともに０．５以上であるところに存在すること
にある。
【００１１】Ｃａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧０．５
に加えて、Ｃａ／ＯとＡｌ／Ｏとの関係が、図１に示し
た２本の直線に挟まれた領域内に入ること、すなわち0.
7（Ａｌ／Ｏ）≦（Ｃａ／Ｏ）≦1.5（Ａｌ／Ｏ）＋0.25
であることが好ましい。この条件がみたされれば、Ｃａ
を含む酸化物系介在物の大部分がゲーレナイトとして存
在するからである。しかし、酸化物系介在物の２０％以
上をゲーレナイトが占めていれば、所期の工具潤滑作用
が得られる。
に加えて、Ｃａ／ＯとＡｌ／Ｏとの関係が、図１に示し
た２本の直線に挟まれた領域内に入ること、すなわち0.
7（Ａｌ／Ｏ）≦（Ｃａ／Ｏ）≦1.5（Ａｌ／Ｏ）＋0.25
であることが好ましい。この条件がみたされれば、Ｃａ
を含む酸化物系介在物の大部分がゲーレナイトとして存
在するからである。しかし、酸化物系介在物の２０％以
上をゲーレナイトが占めていれば、所期の工具潤滑作用
が得られる。
【００１２】ここで「原子比」とは、合金中のＣａ原子
の数とＯ原子の数、およびＡｌ原子の数とＯ原子の数の
比を意味する。各原子の数は、重量％で表された含有量
を、それぞれの元素の質量数の概数である４０、１６お
よび２７で除して得ることができる。
の数とＯ原子の数、およびＡｌ原子の数とＯ原子の数の
比を意味する。各原子の数は、重量％で表された含有量
を、それぞれの元素の質量数の概数である４０、１６お
よび２７で除して得ることができる。
【００１３】酸化物系介在物による被削性改善において
は、工具寿命が最長となるような最適酸化物融点ＱＭが
存在し、ＱＭ＝１．６７ＱＣ（ＱＣは切削温度）であら
わされることが知られている。切削温度は切削速度によ
り左右され、たとえばＳＵＳ３０４において切削速度１
００ｍ/minとすると、切削温度ＱＣは９００℃内外とな
り、上記のＱＭは１５００℃程度となる。ゲーレナイト
は、１４００〜１６００℃において溶融粘度が工具潤滑
作用に好適なものとなる。
は、工具寿命が最長となるような最適酸化物融点ＱＭが
存在し、ＱＭ＝１．６７ＱＣ（ＱＣは切削温度）であら
わされることが知られている。切削温度は切削速度によ
り左右され、たとえばＳＵＳ３０４において切削速度１
００ｍ/minとすると、切削温度ＱＣは９００℃内外とな
り、上記のＱＭは１５００℃程度となる。ゲーレナイト
は、１４００〜１６００℃において溶融粘度が工具潤滑
作用に好適なものとなる。
【００１４】
【実施例】ＡＯＤ法によりＳＵＳ３０４を溶製した。脱
炭およびクロム還元ののちスラグを除去し、改めてＣ／
Ｓ＝３．０の強塩基性スラグを用いてスラグ脱酸を行な
った。次に、とりべに出鋼時にＡｌ添加、続いてＣａ添
加を行なって、成分を調整した。Ｃａの添加には、Ｃａ
−Ｓｉワイヤフィーダーを用いた。
炭およびクロム還元ののちスラグを除去し、改めてＣ／
Ｓ＝３．０の強塩基性スラグを用いてスラグ脱酸を行な
った。次に、とりべに出鋼時にＡｌ添加、続いてＣａ添
加を行なって、成分を調整した。Ｃａの添加には、Ｃａ
−Ｓｉワイヤフィーダーを用いた。
【００１５】比較のため、ＳＵＳ３０４にＡｌだけ添加
したもの、およびＣａだけ添加したものも溶製した。実
施例および比較例の合計５種の試料において、酸化物系
介在物に関係する成分の含有量(ppm）は、表１に示すと
おりである。
したもの、およびＣａだけ添加したものも溶製した。実
施例および比較例の合計５種の試料において、酸化物系
介在物に関係する成分の含有量(ppm）は、表１に示すと
おりである。
【００１６】
【表１】
【００１７】上記の各試料を切断し、その断面にあらわ
れた酸化物系介在物を、ＥＰＭＡにより分析した。それ
ら介在物の構成成分の割合を表２に示す。この表で，
であらわしたデータは、介在物が２種の酸化物系の複
合体から成る場合について、それぞれの組成を併記した
ものである。
れた酸化物系介在物を、ＥＰＭＡにより分析した。それ
ら介在物の構成成分の割合を表２に示す。この表で，
であらわしたデータは、介在物が２種の酸化物系の複
合体から成る場合について、それぞれの組成を併記した
ものである。
【００１８】
【表２】
【００１９】被削性を調べるため、各試料を旋削および
ドリル穿孔し、工具摩耗（切削時間３０分間）およびド
リル寿命（切削速度１５m/min）によって評価した。結
果を、表３に示す。
ドリル穿孔し、工具摩耗（切削時間３０分間）およびド
リル寿命（切削速度１５m/min）によって評価した。結
果を、表３に示す。
【００２０】耐食性については、各試料の試験片に対し
て表４に掲げる試験を行なって、発錆の度合および腐食
減食を調べた。評価は、つぎのように行なった。 湿潤試験・塩水噴霧試験：発錆量 Ａ−ＡＢ−Ｂ−Ｃ−Ｄ なし 若干あり 全面的 腐食試験：減量g/m2・hr 0.1〜1.0 1.0〜10 10〜100 Ａ Ｂ Ｃ
て表４に掲げる試験を行なって、発錆の度合および腐食
減食を調べた。評価は、つぎのように行なった。 湿潤試験・塩水噴霧試験：発錆量 Ａ−ＡＢ−Ｂ−Ｃ−Ｄ なし 若干あり 全面的 腐食試験：減量g/m2・hr 0.1〜1.0 1.0〜10 10〜100 Ａ Ｂ Ｃ
【００２１】
【表３】
【００２２】
【表４】
【００２３】
【発明の効果】本発明により、ステンレス鋼の被削性の
向上と耐食性の維持という、従来は困難と考えられてい
た課題を一挙に解決することができた。
向上と耐食性の維持という、従来は困難と考えられてい
た課題を一挙に解決することができた。
【図１】 本発明において意図する鋼中の酸化物系介在
物ゲーレナイトが生成するための、Ａｌ／ＯとＣａ／Ｏ
との条件を示すグラフ。
物ゲーレナイトが生成するための、Ａｌ／ＯとＣａ／Ｏ
との条件を示すグラフ。
Claims (3)
- 【請求項１】 Ｃｒ：１０〜３０％（重量％、以下同
じ）を含有し、残部がＦｅおよび不純物からなる合金
に、Ｃａ：１０〜１００ppmおよびＡｌ：５０〜１５０p
pmを添加するとともにＯ含有量を７２〜１５０ppmに規
制し、原子比でＣａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧０．
５の条件をみたすことによって、酸化物系介在物の少な
くとも２０％をゲーレナイト２ＣａＯ・Ａｌ２Ｏ３・Ｓ
ｉＯ２が占めるようにしたことを特徴とするカルシウム
快削ステンレス鋼。 - 【請求項２】 Ｃｒ：１０〜３０％およびＮｉ：６〜２
０％を含有し、残部がＦｅおよび不純物からなる合金
に、Ｃａ：１０〜１００ppmおよびＡｌ：５０〜１５０p
pmを添加するとともにＯ含有量を５０〜１５０ppmに規
制し、原子比でＣａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧０．
５の条件をみたすことによって、酸化物系介在物の少な
くとも２０％をゲーレナイト２ＣａＯ・Ａｌ２Ｏ３・Ｓ
ｉＯ２が占めるようにしたことを特徴とするカルシウム
快削ステンレス鋼。 - 【請求項３】 Ｃｒ：１０〜３０％およびＮｉ：６〜２
０％、ならびに、Ｍｏ：５．０％以下，Ｃｕ：５．０％
以下およびＮ：０．５％以下の1種または２種以上を含
有し、残部がＦｅおよび不純物からなる合金に、Ｃａ：
１０〜１００ppmおよびＡｌ：５０〜１５０ppmを添加す
るとともにＯ含有量を５０〜１５０ppmに規制し、原子
比でＣａ／Ｏ≧０．５およびＡｌ／Ｏ≧０．５の条件を
みたすことによって、酸化物系介在物の少なくとも２０
％をゲーレナイト２ＣａＯ・Ａｌ２Ｏ３・ＳｉＯ２が占
めるようにしたことを特徴とするカルシウム快削ステン
レス鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29538692A JP3312401B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | カルシウム快削ステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29538692A JP3312401B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | カルシウム快削ステンレス鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06145908A JPH06145908A (ja) | 1994-05-27 |
| JP3312401B2 true JP3312401B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=17819959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29538692A Ceased JP3312401B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | カルシウム快削ステンレス鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3312401B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2740783B1 (fr) * | 1995-11-03 | 1998-03-06 | Ugine Savoie Sa | Acier inoxydable ferritique utilisable pour la production de laine d'acier |
| FR2811683B1 (fr) | 2000-07-12 | 2002-08-30 | Ugine Savoie Imphy | Acier inoxydable ferritique utilisable pour des pieces ferromagnetiques |
| JP2002356745A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-13 | Aichi Steel Works Ltd | Ｃａ快削ステンレス鋼 |
| FR2832734B1 (fr) * | 2001-11-26 | 2004-10-08 | Usinor | Acier inoxydable ferritique au soufre, utilisable pour des pieces ferromagnetiques |
| JP2003293027A (ja) * | 2002-04-09 | 2003-10-15 | Daido Steel Co Ltd | カルシウム快削ステンレス鋼の製造方法 |
| JP6437062B2 (ja) * | 2016-08-10 | 2018-12-12 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | クラッド鋼用二相ステンレス鋼及びクラッド鋼 |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP29538692A patent/JP3312401B2/ja not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06145908A (ja) | 1994-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RVOP | Cancellation by post-grant opposition |