JP3311470B2 - 塗装された樹脂製アウトサイドドアハンドル - Google Patents

塗装された樹脂製アウトサイドドアハンドル

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JP3311470B2 JP5062494A JP5062494A JP3311470B2 JP 3311470 B2 JP3311470 B2 JP 3311470B2 JP 5062494 A JP5062494 A JP 5062494A JP 5062494 A JP5062494 A JP 5062494A JP 3311470 B2 JP3311470 B2 JP 3311470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量かつ表面外観良好
である塗装された車両用の塗装された樹脂製アウトサイ
ドドアハンドルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用アウトサイドドアハンド
ルは、ボディーと同一色の良好な表面外観を備えたもの
が要求されるようになってきている。このため、樹脂製
アウトサイドドアハンドル用材料としても、従来メッキ
用として用いられてきたポリアセタール樹脂、ポリカー
ボネイト樹脂を用いることは、塗料密着性や耐溶剤性の
点で問題があり、ボディー色塗装用材料として使用する
ことが困難となってきており、塗装仕様のアウトサイド
ドアハンドルとしては、これらの材料に変わるポリエス
テル系樹脂、ポリアミド系樹脂及びこれらのアロイ等が
用いられるようになってきた。
【0003】しかし、これらの樹脂材料を用いて、特に
肉厚(棒型等)形状のドアハンドルを成形する場合に
は、成形体に大きなヒケが発生しやすいという問題があ
り、ヒケを発生させないために、金型構造で肉盗みを設
けたり、又は全体を薄肉で作成した後に別部品を勘合す
る等で対応している。一方、特開平5−64851号公
報、特開平5−138678号公報にメッキ用の材料を
用いた場合に、棒型のアウトサイドドアハンドルのヒケ
等を改善し、メッキ特性を改善する方法が示されてい
る。しかしながら、塗装を行う場合には、メッキの場合
と比較して表面生地が塗装後に現れやすく、また若干の
軽度のヒケであっても塗装後には目立ちやすくなるとい
う点もあり、単に成形品に中空部を設けただけでは、軽
量かつ表面外観、表面平滑性の良好な成形体を得ること
は出来ないという問題があった。
【0004】更に、 焼付け塗装時の150℃前後の
乾燥温度に耐えるような、耐熱性をもった、また、
成形体の強度を向上させるためガラス繊維等の無機質強
化剤により強化した樹脂組成物の材料を使っても、成形
体が軽く、表面の粗さが小さい、軽量、かつ表面外観が
良好である塗装された樹脂製の肉厚棒型形状アウトサイ
ドドアハンドルは得られていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、棒型
等の肉厚形状アウトサイドドアハンドルにおいて、軽量
で、かつ塗装後の表面の粗さ、ヒケ等の外観不良がな
く、表面平滑性に特に優れた車両用の塗装された樹脂製
アウトサイドドアハンドルを提供しようとすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、先に、ポ
リアミド/ポリフェニレンエーテル/ガラス繊維から成
る樹脂組成物を材料として、成形体に中空部を設けた後
に塗装を施すことにより、外観不良としてのヒケを改善
した、良外観な塗装アウトサイドドアハンドルの提案を
行っている(特願平5−199487号)。
【0007】更に、上記課題を解決するために、鋭意研
究を重ねた結果、肉厚棒型形状の成形体中のアウトサイ
ドドアハンドルにおいては、成形体中空部が特定量に限
定されたもので表面塗装が施されたアウトサイドドアハ
ンドルの場合に、特に顕著な効果が現れ、より軽量で、
良好な表面外観、表面平滑性をもった塗装アウトサイド
ドアハンドルが得られることができるということを見い
出だし、本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明は、中空部を有した熱可
塑性樹脂からなる射出成形体において、該熱可塑性樹脂
がガラス繊維で強化されたポリフェニレンエーテル樹脂
とポリアミド樹脂から成る樹脂組成物であり、該射出成
形体が射出速度80〜500mm/secで射出成形さ
れた射出成形体であり、該中空部の中空率が10〜50
%であり、かつ、該射出成形体の形状が肉厚棒型形状で
表面塗装が施されたものであることを特徴とする塗装さ
れた樹脂製アウトサイドドアハンドル、である。本発明
における肉厚棒型形状アウトサイドドアハンドルとは、
その使用目的に合致するかぎりにおいて形状的に特に制
限されるものではないが、例えば、図1に示すような形
状のものをいい、ハンドル部の平均肉厚は10mm以上
となっているものである。更に、肉厚のものほど、特に
軽量化、ヒケ防止の効果が大きく好適てある。
【0009】本発明に用いることができる熱可塑性樹脂
、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド66−
6I(I:イソフタル酸)等のポリアミド系樹脂/ポリ
フェニレンエーテル樹脂、等を挙げることができ、これ
らはガラス繊維、タルク等の無機質強化剤や可塑剤等の
添加剤を含んでいてもよい。
【0010】上記の本発明に用いることができる熱可塑
性樹脂の中で、特に好ましい熱可塑性樹脂材料として
は、ポリアミド/ポリフェニレンエーテル樹脂アロイを
ガラス繊維で強化した樹脂組成物をあげることができ、
これはエラストマー、相溶化剤等の成分を含んでいても
構わない。ポリアミド/ポリフェニレンエーテル樹脂ア
ロイをガラス繊維で強化した樹脂組成物を材料として用
いた場合には、成形品の耐熱性が高く、150℃前後に
おいても変形を起こさないため、高温焼き付け塗装が可
能であり、塗装時におけるボディー色との色合わせ、生
産性、塗装品質等をより高めることができる。また、得
られる成形品の強度、剛性についても非常に優れたもの
となる。
【0011】以下、本発明の塗装された樹脂製の肉厚棒
型形状アウトサイドドアハンドルが、製造される工程に
ついて説明する。本発明の樹脂製の肉厚棒型形状アウト
サイドドアハンドルは、フル充填の樹脂量に対して50
〜90%の溶融樹脂をキャビティー内に注入した途中の
段階、もしくは注入後に、中空部成形流体を溶融樹脂注
入位置、またはランナーの途中、もしくはキャビティー
内に設置した少なくとも1ヶ所の注入口より注入するこ
とにより、中空率10〜50%の中空部が形成されるも
のである。次いで、表面塗装が施されことにより車両用
の塗装された樹脂製の肉厚棒型形状アウトサイドドアハ
ンドルが製造される。
【0012】本発明では、まず、射出成形により熱可塑
性樹脂の溶融樹脂を溶融樹脂注入位置から金型キャビテ
ィー内に注入する。この際の熱可塑性樹脂注入量は、キ
ャビティー内に完全に樹脂をフル充填するのではなく、
フル充填の樹脂量の50〜90%をキャビティー内に注
入する。また、この熱可塑性樹脂射出の際の射出速度は
高速である方が表面外観が良好になり、80〜500m
m/secにて行うことが好ましく、200〜500mm
/secにて行うことは特に好ましい。 引き続き、中
空部成形流体を溶融樹脂注入位置、またはランナーの途
中、もしくはキャビティー内に設置した少なくとも1ヶ
所の注入口より注入し、溶融樹脂をキャビティー内壁に
圧着させ、中空部を形成する。
【0013】この中空部成形流体の注入は、熱可塑性樹
脂の溶融樹脂をキャビティー内に注入中でも、注入後で
も構わない。このようにして、最終的に、中空率が10
〜50%の成形体が得られる。また、中空部成形流体と
しては、例えば窒素、炭酸ガス、空気等のように無害
で、成形温度及び射出圧力下で液化しないガスが一般的
であり、窒素を用いることが好適である。
【0014】本発明においては、中空部の中空率が10
〜50%であることが必要である。さらに好ましくは中
空率が15〜40%であり、特に好ましくは20〜35
%である。なお、ここで言う中空率とは、{(通常成形
において作成した中空部をもたない成形体重量−中空部
をもった成形体重量)/(通常成形において作成した中
空部をもたない成形体重量)}×100(%)、で現さ
れるものである。
【0015】この中空率が10%未満では軽量化の効果
が薄く、特に肉厚形状のアウトサイドドアハンドルの場
合には、成形体表面に発生するヒケを完全に押さえにく
いことがある。逆に中空率が50%を越えると軽量には
なるが、得られる成形体がショートショットとなる場合
があり、また、成形体の表面外観が著しく悪くなり塗装
後の表面外観不良となって現れてくる。更に、成形体の
強度低下も大きくなり好ましくない。
【0016】成形体中に中空部が形成された後、中空部
成形流体の圧力を維持したままキャビティー内の溶融樹
脂を冷却固化させ、その後中空部成形流体を排出し、金
型を開いて成形体を取り出すことによって、中空部の形
成された、成形体が得られる。引き続き、得られた成形
体に表面塗装が施されることにより、本発明の塗装され
た樹脂製アウトサイドドアハンドルが得られる。
【0017】本発明の塗装された樹脂製の肉厚棒型形状
アウトサイドドアハンドルの成形体への塗装方法につい
ては特に制限はなく、スプレー塗装法、静電塗装法など
公知のあらゆる塗装方法を取ることができる。特に静電
塗装法の場合には、導電プライマー塗布等あらかじめ静
電塗装が可能となるように前処理した後に静電塗装を行
うことが好適である。
【0018】塗料の種類については、一般に樹脂の塗装
用に用いられている塗料を使用することができ、ラッカ
ー系塗料、ウレタン系塗料、アクリル系塗料、アルキッ
ド系塗料、エポキシ系塗料等を例示することができる。
一般に、樹脂に塗装する場合には、耐熱性の制約から塗
料の乾燥温度120℃以下の仕様の塗料が使用されるこ
とが多いが、本発明において特に好ましい熱可塑性樹脂
材料としてあげられるポリアミド/ポリフェニレンエー
テル樹脂アロイをガラス繊維で強化したものを材料とし
て用いた場合には、樹脂の耐熱性が高く150℃前後に
おける高温焼付け塗装が可能であることから、ボディー
色との色合わせ、生産性、塗装品質等を考慮し、例えば
自動車外板塗装に使用されているアクリルアルキッド樹
脂塗料、アミノアルキッド樹脂塗料、ポリエステル樹脂
塗料を使った自動車ボディーとの一体塗装(オンライン
塗装)による焼付け塗装(150℃前後)を行うことが
好適である。
【0019】また、塗料膜厚については、特に限定する
ものではないが、一般的には5〜150μmの範囲であ
り、好ましくは10μm〜100μmの範囲である。5
μm以下では隠蔽性等の問題があり、また150μm以
上では、塗膜表面にゆず肌等が発生しやすくなり好まし
くない。
【0020】
【実施例】以下に実施例を示す。 なお、物性の評価は
以下の方法で行った。 表面外観 肉眼判定により3段階に評価した。 ◎: クラスA並みの外観 ○: ほとんど表面の粗さが認められず良好 ×: 表面の粗さが認められる 表面平滑性 JIS B 0601に準じて測定 中心線平均粗さ(Ra)、最大高さ(Rmax)、カッ
トオフ値0.8 表面のヒケ 肉眼判定により3段階に評価した。 ○: 全くヒケが確認できない △: 若干のヒケが確認できる ×: 大きなヒケが確認できる
【0021】 外表面のヒケ量(μm) 成形品の断面曲線より測定 変形(ソリ及びうねり) 肉眼判定によりソリ及びうねりの有無を評価した。 塗料密着性 碁盤目剥離試験 (剥離しなかった目数/全目数) 成形体の製造条件 下記、実施例、比較例のそれぞれの条件で、成形機 S
G220(住友重機(株)製 商品名 ) にて図1に
示す成形体を成形し、導電プライマー塗布後、静電塗装
にてポリエステル系樹脂塗料を中塗りし、140℃で3
0分焼き付け、さらにアクリル・アルキッド系樹脂塗料
を上塗りの後140℃で30分焼き付けた。塗装の際の
塗料膜厚は、導電プライマー5μm、中塗り35μm、
上塗り45μmの合わせて95μmとした。
【0022】
【実施例1】ポリフェニレンエーテル樹脂50重量部、
ポリアミド6樹脂50重量部からなる樹脂組成物100
重量部に対して、ガラス繊維15重量部及び相溶化剤と
して無水マレイン酸1重量部を含有させた組成物を用い
た。金型温度90℃、樹脂温度290℃、射出速度20
0mm/secでフル充填時の70%に当たる樹脂量を
射出し、樹脂射出終了後直ちに溶融樹脂注入位置より中
空部成形流体として200Kg/cm2 の加圧窒素ガス
を注入し、30秒間冷却保持した後、成形体内の加圧窒
素ガスを排出し、金型を開いて成形体を取り出し、中空
率30%のアウトサイドドアハンドルの成形体を得た。
【0023】
【実施例2】ポリフェニレンエーテル樹脂48.0重量
部、ポリアミド6樹脂48.0重量部、スチレン−ブタ
ジエンブロック共重合体4.0重量部らなる樹脂組成物
100重量部に対して、ガラス繊維15重量部及び相溶
化剤として無水マレイン酸1重量部を含有させた組成物
を用いた。
【0024】金型温度90℃、樹脂温度290℃、射出
速度200mm/secでフル充填時の70%に当たる
樹脂量を射出し、更に樹脂射出中に金型キャビティー中
に設置したガス注入口より中空部成形流体として210
Kg/cm2 の加圧窒素ガスを注入し、30秒間冷却保
持した後、成形体内の加圧窒素ガスを排出し、金型を開
いて成形体を取り出し、中空率30%のアウトサイドド
アハンドルの成形体を得た。
【0025】
【実施例3】ポリフェニレンエーテル樹脂50.0重量
部、ポリアミド6樹脂50.0重量部、樹脂組成物10
0重量部に対して、ガラス繊維15重量部及び相溶化剤
として無水マレイン酸1重量部を含有させた組成物を用
いた。金型温度90℃、樹脂温度290℃、射出速度3
00mm/secでフル充填時の90%に当たる樹脂量
を射出し、更に樹脂射出中に金型キャビティー中に設置
したガス注入口より中空部成形流体として200Kg/
cm2 の加圧窒素ガスを注入し、30秒間冷却保持した
後、成形体内の加圧窒素ガスを排出し、金型を開いて成
形体を取り出し、中空率10%のアウトサイドドアハン
ドルの成形体を得た。
【0026】
【比較例1】実施例1で用いた組成物を用い、金型温度
90℃、樹脂温度280℃、射出速度200mm/se
c、保圧500Kg/cm2 ×10秒にて通常の射出成
形を行い30秒間冷却した後、金型を開いて成形体を取
り出した。
【0027】
【比較例2】実施例1で用いた組成物を用い、金型温度
90℃、樹脂温度290℃、射出速度200mm/se
cでフル充填時の96%に当たる樹脂量を射出し、樹脂
射出終了後直ちに溶融樹脂注入位置より中空部成形流体
として200Kg/cm2 の加圧窒素ガスを注入し、3
0秒間冷却保持した後、成形体内の加圧窒素ガスを排出
し、金型を開いて成形品を取り出し、中空率4%のアウ
トサイドドアハンドルの成形品を得た。
【0028】
【比較例3】実施例1で用いた組成物を用い、金型温度
90℃、樹脂温度290℃、射出速度200mm/se
cでフル充填時の45%に当たる樹脂量を射出し、更に
樹脂射出中に金型キャビティー中に設置したガス注入口
より中空部成形流体として200Kg/cm2 の加圧窒
素ガスを注入し、30秒間冷却保持した後、成形体内の
加圧窒素ガスを排出し、金型を開いて成形体を取り出
し、中空率55%のアウトサイドドアハンドルの成形体
を得た。それぞれの結果を以下の表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】実施例1〜に示されるように本発明の1
0〜50%の中空率をもったアウトサイドドアハンドル
は、軽量であり、表面の粗さ小さく、ヒケがない等、表
面外観及び平滑性良好なものであることがわかる。比較
例1のように中空部をもたない成形体では、表面に大き
なヒケが発生しており、また成形品重量も大きくなって
しまっている。
【0031】また、比較例2のように成形体の中空率が
10%より小さい場合には、重量が大きくなるのみでな
く、表面のヒケを改善することは出来ていない。逆に、
成形体の中空率が50%より大きい場合においては、軽
量であるが表面粗さが大きくなってしまっており、ま
た、成形体の末端部にまで樹脂を完全に充填することが
できず実用に耐え得るものではなかった。
【0032】
【発明の効果】本発明の塗装された樹脂製の肉厚棒型形
状アウトサイドドアハンドルは、従来のものに比較し
て、著しく軽量で、塗料着色性が優れたボディーと同一
色のもので、塗装後の表面の粗さが小さく、ヒケ等の外
観不良がなく、表面平滑性に特に優れ、また、ソリ・う
ねりがない、表面外観の優れたものである。従って,車
体の軽量化及び品質の向上に大きく寄与し、自動車を中
心とした車両用アウトサイドドアハンドルとして幅広く
利用される有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例及び比較例で成形したアウトサ
イドドアハンドルを模式的に示す平面図。
【図2】実施例における成形体を図1のA−A面で切断
した断面を模式的に示す断面図
【符号の説明】 1.ハンドル本体 2.中空部成形流体のガスを注入するガス注入口 3.中空部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−64851(JP,A) 特開 平5−138678(JP,A) 特開 平7−52652(JP,A) 特開 平4−146959(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/04 B29D 31/00 E05B 1/00 301 B29K 71:00 B29K 77:00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部を有した熱可塑性樹脂からなる射
    出成形体において、該熱可塑性樹脂がガラス繊維で強化
    されたポリフェニレンエーテル樹脂とポリアミド樹脂か
    ら成る樹脂組成物であり、該射出成形体が射出速度80
    〜500mm/secで射出成形された射出成形体であ
    り、該中空部の中空率が10〜50%であり、かつ、該
    射出成形体の形状が肉厚棒型形状で表面塗装が施された
    ものであることを特徴とする塗装された樹脂製アウトサ
    イドドアハンドル。
JP5062494A 1994-03-22 1994-03-22 塗装された樹脂製アウトサイドドアハンドル Expired - Lifetime JP3311470B2 (ja)

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